JP7398560B2 - 電子膨張弁 - Google Patents

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    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

Description

本出願は、以下の3つの特許出願の優先権を主張する。
1、2020年2月18日に中国国家知識産権局に提出した、出願番号が202010100335.6であり、発明の名称が「電子膨張弁」である特許出願の優先権。
2、2020年2月18日に中国国家知識産権局に提出した、出願番号が202020180745.1であり、発明の名称が「電子膨張弁」である特許出願の優先権。
3、2020年5月6日に中国国家知識産権局に提出した、出願番号が202020730890.2であり、発明の名称が「電子膨張弁」である特許出願の優先権。
本出願は電子膨張弁の技術分野に関し、具体的には、電子膨張弁に関する。
通常、電子膨張弁は、ハウジング、弁芯アセンブリ、及び弁座コアを含み、弁芯アセンブリと弁座コアとはいずれもハウジング内に設けられ、弁座コアには弁口が設けられており、弁芯アセンブリは弁口の開閉を制御するために用いられる。ここで、ハウジングには取り付け孔が設けられており、弁座コアは取り付け孔内に挿設され且つ取り付け孔に隙間嵌めされており、接続管は弁座コア上に嵌合されている。
関連技術では、弁座コア、ハウジング、及び接続管の三者を組み立てるために、まず、レーザスポット溶接の方式を利用して弁座コアとハウジングとを溶接して位置合わせし、その後、接続管を弁座コアに嵌合し、且つ溶接リングを接続管の外部に嵌合し、最後に、炉内はんだ付けの方式により弁座コア、ハウジング、及び接続管を溶接して固定する。
しかしながら、弁座コアと取り付け孔とが隙間嵌めされているため、弁座コアとハウジングとをスポット溶接するときに弁座コアとハウジングとの同軸度を確保することが困難であり、装置の性能に影響を及ぼす。したがって、関連技術には弁座コアとハウジングとの同軸度が悪いという問題がある。
本出願は、関連技術における弁座コアとハウジングとの同軸度が悪いという問題を解決するために、電子膨張弁を提供する。
本出願は、電子膨張弁を提供し、電子膨張弁は、取り付け孔を有するハウジングと、取り付け孔内に挿設され、押圧装着セグメント及びガイドセグメントを含み、押圧装着セグメントと取り付け孔とが締り嵌めされている弁座コアと、ガイドセグメントに嵌合されている接続管、とを含み、ハウジング、弁座コア、及び接続管の3つの構成の間に、溶接材料流通キャビティが設けられている。
更に、ハウジングは底壁を有し、取り付け孔は底壁の内側及び外側を貫通し、押圧装着セグメントとガイドセグメントとは互いに接続され、ガイドセグメントは底壁の外側に位置し、溶接材料流通キャビティは、溶接材料プリセット部、溶接材料チャネル、及び第1の溶接材料チャンバを含み、溶接材料プリセット部は底壁の外側に近接して設けられ、溶接材料プリセット部は溶接材料を載置するために用いられ、溶接材料チャネルは押圧装着セグメントと取り付け孔との間に設けられ、弁座コアとハウジングとの間には第1の溶接材料チャンバが設けられ、第1の溶接材料チャンバは底壁の内側に近接して設けられ、溶接材料チャネルの一端は溶接材料プリセット部に連通され、溶接材料チャネルの他端は第1の溶接材料チャンバに連通されている。
更に、溶接材料チャネルは、押圧装着セグメント及び/又は取り付け孔内に設けられている。
更に、押圧装着セグメントには流通溝が設けられており、流通溝の一端は溶接材料プリセット部に連通され、流通溝の他端は第1の溶接材料チャンバに連通され、流通溝は溶接材料チャネルを形成している。
更に、取り付け孔の内壁には第1の環状凹溝が設けられており、第1の環状凹溝は底壁の内側に近接して設けられ、第1の環状凹溝と弁座コアとの間には第1の溶接材料チャンバが形成されている。
更に、接続管の端壁とハウジングとは互いに当接され、ハウジング、弁座コア、及び接続管の3つの構成の間に、第2の溶接材料チャンバが設けられ、第2の溶接材料チャンバの一端は溶接材料プリセット部に連通され、第2の溶接材料チャンバの他端は溶接材料チャネルに連通されている。
更に、ガイドセグメントの直径は、押圧装着セグメントの直径以下である。
更に、ガイドセグメント、ハウジング、及び接続管の3つの構成の間隔は、第2の溶接材料チャンバを形成している。
更に、押圧装着セグメントとガイドセグメントとの間には第1の面取りが設けられ、第1の面取り、ハウジング、及び接続管の3つの構成の間隔は、第2の溶接材料チャンバを形成している。
更に、接続管のガイドセグメントと接続された一端は第2の面取りを有し、第2の面取り、ハウジング、及び弁座コアの3つの構成の間隔は、第2の溶接材料チャンバを形成している。
更に、取り付け孔の孔壁の接続管に向かう一端は第3の面取りを有し、第3の面取り、弁座コア、及び接続管の3つの構成の間隔は、第2の溶接材料チャンバを形成している。
更に、溶接材料プリセット部は、接続管の内壁とガイドセグメントの外側壁との間に位置している。
更に、ガイドセグメントの外側壁には収容溝が設けられており、収容溝はガイドセグメントの周方向に沿って環状に設けられ、収容溝は溶接材料プリセット部を形成している。
更に、押圧装着セグメントとガイドセグメントとは互いに接続され、ガイドセグメントは取り付け孔の外側に位置し、接続管の端壁とハウジングとは互いに当接され、溶接材料流通キャビティは、ハウジング、弁座コア、及び接続管の3つの構成の間にある第2の溶接材料チャンバを含む。
更に、ガイドセグメントの直径は、押圧装着セグメントの直径以下である。
更に、ガイドセグメント、ハウジング、及び接続管の3つの構成の間隔は、第2の溶接材料チャンバを形成している。
更に、押圧装着セグメントとガイドセグメントとの間には第1の面取りが設けられ、第1の面取り、ハウジング、及び接続管の3つの構成の間隔は、第2の溶接材料チャンバを形成している。
更に、接続管のガイドセグメントと接続された一端は第2の面取りが設けられ、第2の面取り、ハウジング、及び弁座コアの3つの構成の間隔は、第2の溶接材料チャンバを形成している。
更に、取り付け孔の孔壁の接続管に向かう一端は第3の面取りを有し、第3の面取り、弁座コア、及び接続管の3つの構成の間隔は、第2の溶接材料チャンバを形成している。
更に、接続管の内壁とガイドセグメントの外側壁との間には溶接材料プリセット部が設けられており、溶接材料プリセット部は溶接材料を載置するために用いられる。
更に、ガイドセグメントの外側壁には収容溝が設けられており、収容溝はガイドセグメントの周方向に沿って環状に設けられ、収容溝は溶接材料プリセット部を形成している。
更に、弁座コアは位置制限カムを更に含み、位置制限カムは押圧装着セグメントのガイドセグメントから離れた一端に設けられ、位置制限カムは弁座コアの周方向に沿って環状に設けられている。
更に、ハウジングは互いに接続されたスリーブ及び弁体を含み、取り付け孔は弁体に設けられている。
更に、溶接材料流通キャビティは、押圧装着セグメントと取り付け孔の孔壁との間に設けられた溶接材料チャネルを含み、接続管の接続端は、ガイドセグメントに嵌合され且つ取り付け孔内に挿入されている。
更に、押圧装着セグメントの側壁及び/又は取り付け孔の孔壁には流通溝が設けられており、流通溝は溶接材料チャネルを形成している。
更に、ガイドセグメントの直径は押圧装着セグメントの直径以下であり、流通溝は押圧装着セグメントの側壁に設けられている。
更に、溶接材料流通キャビティは、接続管の接続端とハウジングとの間に設けられた第3の溶接材料チャンバを更に含み、ハウジングは底壁を有し、取り付け孔は底壁の内側及び外側を貫通し、第3の溶接材料チャンバは底壁の外側に近接して設けられ、第3の溶接材料チャンバと溶接材料チャネルの一端とは互いに連通されている。
更に、取り付け孔の底壁の外側に近い一端には第2の環状凹溝が設けられており、第2の環状凹溝と接続管の接続端の外壁との間の間隔は、第3の溶接材料チャンバを形成している。
更に、溶接材料流通キャビティは、弁座コアとハウジングとの間に設けられた第1の溶接材料チャンバを更に含み、第1の溶接材料チャンバは底壁の内側に近接して設けられ、第1の溶接材料チャンバと溶接材料チャネルの他端とは互いに連通されている。
更に、取り付け孔の底壁の内側に近い一端には第1の環状凹溝が設けられており、第1の環状凹溝と弁座コアとの間の間隔は第1の溶接材料チャンバを形成している。
更に、弁座コアは位置制限セグメントを更に含み、位置制限セグメントは押圧装着セグメントのガイドセグメントから離れた一端に位置し、位置制限セグメントの直径は押圧装着セグメントの直径よりも大きく、位置制限セグメントと第1の環状凹溝の底壁とは互いに当接され、位置制限セグメントの外壁と第1の環状凹溝との間の間隔は第1の溶接材料チャンバを形成している。
更に、押圧装着セグメントとガイドセグメントとは接続され、接続管の端壁と押圧装着セグメントの端壁とは互いに当接されている。
更に、取り付け孔は、互いに接続された第1の孔セグメント及び第2の孔セグメントを含み、第1の孔セグメントは第2の孔セグメントの上方に位置し、第1の孔セグメントの孔径は第2の孔セグメントの孔径よりも小さく、押圧装着セグメントと第1の孔セグメントとは締り嵌めされ、溶接材料チャネルは押圧装着セグメントと第1の孔セグメントとの間に設けられ、接続管の接続端は、ガイドセグメントに嵌合され且つ第2の孔セグメント内に挿入されている。
本出願の技術形態を適用すると、接続管はガイドセグメントに嵌合され、ハウジング、弁座コア、及び接続管の3つの構成の間に溶接材料流通キャビティが設けられ、溶接材料を利用して溶接材料流通キャビティを充填して、ハウジング、弁座コア、及び接続管の3つの構成の接続を完成することができ、押圧装着セグメントと取り付け孔とが締り嵌めされているため、スポット溶接の方式を利用して弁座コアを位置制限する必要がなく、弁座コアとハウジングとの同軸度を確保できる。
本出願の一部を構成する明細書の図面は本出願に対する更なる理解を提供するためのものであり、本出願の模式的な実施例及びその説明は本出願を解釈するためのものであり、本出願に対する不当な限定を構成するものではない。
本出願の実施例で提供される電子膨張弁の構造模式図を示している。 図1におけるA箇所の部分拡大図を示している。 図1における弁座コアの構造模式図を示している。 図1における弁座コアの別の構造模式図を示している。 図1における弁座コア、弁体、及び接続管の組立図を示している。 本出願の実施例1で提供される電子膨張弁の溶接材料チャンバの部分拡大図を示している。 本出願の実施例2で提供される電子膨張弁の溶接材料チャンバの部分拡大図を示している。 本出願の実施例3で提供される電子膨張弁の溶接材料チャンバの部分拡大図を示している。 本出願の実施例4で提供される電子膨張弁の溶接材料チャンバの部分拡大図を示している。 本出願の実施例5で提供される電子膨張弁の溶接材料チャンバの部分拡大図を示している。 本出願の実施例6で提供される電子膨張弁の溶接材料チャンバの部分拡大図を示している。 図1における弁体の構造模式図を示している。 本発明の実施例で提供される電子膨張弁の構造模式図を示している。 図13におけるB箇所の部分拡大図を示している。 図13における弁座コアの構造模式図を示している。 図13における弁座コア及び弁体の分解図を示している。 図13における弁座コア、弁体、及び接続管の組立図を示している。 本発明の実施例7で提供される電子膨張弁の溶接材料チャンバの部分拡大図を示している。 本発明の実施例8で提供される電子膨張弁の溶接材料チャンバの部分拡大図を示している。 本発明の実施例9で提供される電子膨張弁の溶接材料チャンバの部分拡大図を示している。 本発明の実施例10で提供される電子膨張弁の溶接材料チャンバの部分拡大図を示している。 本発明の実施例11で提供される電子膨張弁の溶接材料チャンバの部分拡大図を示している。 本発明の実施例12で提供される電子膨張弁の溶接材料チャンバの部分拡大図を示している。 本発明の実施例13で提供される電子膨張弁の構造模式図を示している。 図24におけるC箇所の部分拡大図を示している。 図24における弁座コアの構造模式図を示している。
ここで上述の図面には以下の符号が含まれる。
10 ハウジング、11 取り付け孔、111 第1の環状凹溝、112 第2の環状凹溝、12 第3の面取り、13 スリーブ、14 弁体、20 弁座コア、21 押圧装着セグメント、211 流通溝、22 ガイドセグメント、221 収容溝、23 第1の面取り、24 位置制限カム、25 位置制限セグメント、30 接続管、31 第2の面取り、40 第2の溶接材料チャンバ、50 溶接材料プリセット部、60 溶接材料チャネル、70 第1の溶接材料チャンバ、80 第3の溶接材料チャンバ、90 溶接リング。
以下、本出願の実施例における図面を参照して本出願の実施例における技術態様を明瞭に且つ完全に記述するが、記述される実施例は本出願の一部の実施例に過ぎず、全ての実施例ではないことは明らかである。以下、少なくとも1つの例示的な実施例の記述は単に説明的なものにすぎず、本出願及びその適用又は使用に対していかなる制限もしていない。本出願中の実施例に基づき、当業者が創造的な労働をせずに得られた全て他の実施例は、いずれも本出願の保護範囲に属するものとする。
本出願の実施例は、電子膨張弁を提供し、電子膨張弁は、ハウジング10、弁座コア20、及び接続管30を含み、ハウジング10は取り付け孔11を有し、弁座コア20は取り付け孔11内に挿設され、弁座コア20は押圧装着セグメント21及びガイドセグメント22を含み、押圧装着セグメント21と取り付け孔11とは締り嵌めされ、接続管30はガイドセグメント22に嵌合され、ハウジング10、弁座コア20、及び接続管30の3つの構成の間には、溶接材料流通キャビティを有する。
本実施例で提供される電子膨張弁を適用すると、ハウジング10、弁座コア20、及び接続管30の3つの構成の間には、溶接材料流通キャビティを有し、溶接材料を利用して溶接材料流通キャビティを充填して、ハウジング10、弁座コア20、及び接続管30の三者の接続を完成することができ、押圧装着セグメント21と取り付け孔11とが締り嵌めされているため、スポット溶接の方式を利用して弁座コア20を位置制限する必要がなく、弁座コア20とハウジング10との同軸度を確保できる。
図1から図11に示されたように、本出願の実施例1は電子膨張弁を提供し、電子膨張弁は、ハウジング10、弁座コア20、及び接続管30を含む。ここでハウジング10は底壁を有し、底壁は、内側、外側及び内側と外側とを貫通する取り付け孔1を有する。本実施例において、底壁の内側は電子膨張弁の内部に対応して設けられ、底壁の外側は外部に対応して設けられている。具体的には、弁座コア20は、互いに接続された押圧装着セグメント21及びガイドセグメント22を含み、押圧装着セグメント21と取り付け孔11とを締り嵌めすると、弁座コア20とハウジング10との位置決め接続を実現できるだけでなく弁座コア20とハウジング10との同軸度も確保できる。本実施例において、ガイドセグメント22は底壁の外側に位置し、接続管30はガイドセグメント22に嵌合されている。ここで溶接材料流通キャビティは、溶接材料プリセット部50、溶接材料チャネル60、及び第1の溶接材料チャンバ70を含み、溶接材料プリセット部50は底壁の外側に近接して設けられ、溶接材料プリセット部50は溶接材料を載置するために用いられ、弁座コア20とハウジング10との間には第1の溶接材料チャンバ70が設けられ、第1の溶接材料チャンバ70は底壁の内側に近接して設けられている。溶接材料チャネル60を押圧装着セグメント21と取り付け孔11との間に設けることにより、溶接材料チャネル60の一端を溶接材料プリセット部50に連通させ、溶接材料チャネル60の他端を第1の溶接材料チャンバ70に連通させて、溶接材料が溶接材料チャネル60を通って第1の溶接材料チャンバ70内に入り込んで、同時に底壁の内側と外側とで弁座コア20を溶接して固定させることができ、溶接強度を向上できる。
本実施例で提供される電子膨張弁を適用すると、押圧装着セグメント21と取り付け孔11とを締り嵌めすることにより、スポット溶接の方式を利用して弁座コアを位置決めする必要がなく、弁座コア20とハウジング10との位置決め接続を実現できるだけでなく、弁座コア20とハウジング10との同軸度も確保でき、加工プロセスを簡素化する。押圧装着セグメント21と取り付け孔11との間に溶接材料チャネル60を設けることにより、溶接材料は溶接材料チャネル60を通って第1の溶接材料チャンバ70内に入り込むことができ、底壁の内側及び外側のそれぞれを同時に弁座コア20に溶接して固定させることができ、溶接強度を向上できる。また、第1の溶接材料チャンバ70が底壁の内側に近接して設けられているため、第1の溶接材料チャンバ70は、弁座コア20とハウジング10との溶接品質を識別するために用いられることが可能である。
ここで溶接材料チャネル60は、押圧装着セグメント21に設けられてもよく、又は、取り付け孔11内に設けられてもよく、あるいは、押圧装着セグメント21及び取り付け孔11に同時に設けられてもよい。本実施例において、溶接材料チャネル60は押圧装着セグメント21に設けられ、このようにして溶接材料チャネル60を加工することが容易になる。ここで溶接材料チャネル60は、流動溝又は流通孔であってもよく、あるいは、個別に設けられた連通管を押圧装着セグメント21と取り付け孔11との間に設けて、連通管によって溶接材料プリセット部50と第1の溶接材料チャンバ70との連通を実現する。他の実施例において、取り付け孔11には鋸歯状の切欠きを設けて、この鋸歯状の切欠きを利用して溶接材料チャネル60を形成してもよい。
図3及び図4に示されたように、押圧装着セグメント21には流通溝211が設けられており、流通溝211の一端は溶接材料プリセット部50に連通され、流通溝211の他端は第1の溶接材料チャンバ70に連通され、流通溝211は溶接材料チャネル60を形成している。流通溝211の構造を採用することで、加工が容易になりコストを低減できる。本実施例において、流通溝211はエッジフライス溝である。
図2及び図12に示されたように、取り付け孔11の内壁には第1の環状凹溝111が設けられており、第1の環状凹溝111は、壁の内側に近接して設けられ、第1の環状凹溝111と弁座コア20との間には第1の溶接材料チャンバ70が形成されており、このようにして第1の溶接材料チャンバ70を加工することが容易になる。
本実施例において、接続管30の端壁とハウジング10とは互いに当接され、ハウジング10、弁座コア20、及び接続管30の3つの構成の間には、第2の溶接材料チャンバ40が設けられ、第2の溶接材料チャンバ40の一端は溶接材料プリセット部50に連通され、第2の溶接材料チャンバ40の他端は溶接材料チャネル60に連通されている。ここで、第2の溶接材料チャンバ40は溶接材料が流れる移行領域である。炉内はんだ付けの方式を利用して、ハウジング10、弁座コア20、及び接続管30の三者の固定接続を実現でき、レーザスポット溶接を減らすことができ、プロセスが簡単であるという利点がありコストを低減できる。
ここで、ガイドセグメント22の直径は押圧装着セグメント21の直径以下である。弁座コア20を取り付け孔11に挿入するとき、ガイドセグメント22は、ガイドの作用を奏することができ、組み立てが容易になる。本実施例において、ガイドセグメント22の直径は押圧装着セグメント21の直径よりも小さい。
図6に示されたように、ガイドセグメント22、ハウジング10、及び接続管30の3つの構成の間隔は、第2の溶接材料チャンバ40を形成している。ここで、ガイドセグメント22と押圧装着セグメント21との間には段差構造を有し、押圧装着セグメント21と取り付け孔11とは締り嵌めされ、ガイドセグメント22と取り付け孔11の内壁との間、、及び接続管30の端壁と押圧装着セグメント21との間には、間隔を有し、この間隔は第2の溶接材料チャンバ40を形成している。
ここで、溶接材料プリセット部50は接続管30の内壁とガイドセグメント22の外側壁との間に位置している。ここで、溶接材料プリセット部は、接続管30の内壁に設けられてもよく、又は、ガイドセグメント22の外側壁に設けられてもよく、あるいは、接続管30の内壁及びガイドセグメント22の外側壁に同時に設けられてもよい。他の実施例において、溶接材料を接続管30の外壁に被せてもよく、溶接材料の設置位置は、押圧装着、第1の溶接材料チャンバ70と第2の溶接材料チャンバ40との嵌合方式を利用して弁座コア20とハウジング10との同軸度を向上させることに影響を及ぼさない。本実施例において、溶接材料プリセット部50は溶接リングを載置するために用いられる。
本実施例において、溶接材料が接続管30の内部に設けられているため、接続管30を溶接するとき、接続管30の外部で溶接材料が接続管30とハウジング10との間から漏れ出ているか否かを観察することにより、溶接品質を正確に判断でき、作業者が検出を行うことが容易になる。また、溶接品質の判断は、接続管30の管形状の制限を受けず湾曲管に対する判断に用いられることが可能である。溶接後、接続管30の外部に堆積された溶接材料が比較的少なく、組み立て後の位置決め及び押圧装着を効果的に確保できる。
本実施例において、溶接材料プリセット部はガイドセグメント22に設けられている。ここで溶接材料プリセット部は、ガイドセグメント22の中間部に設けられてもよく、ガイドセグメント22の両端に設けられてもよい。溶接材料プリセット部をガイドセグメント22に設けることにより、溶接材料プリセット部を加工することが容易になり、加工コストを低減できる。
図3に示されたように、ガイドセグメント22の外側壁には収容溝221が設けられており、収容溝221はガイドセグメント22の周方向に沿って環状に設けられ、収容溝221は溶接材料プリセット部を形成している。具体的には、収容溝221はガイドセグメント22の中間部に設けられてもよく、ガイドセグメント22の両端に設けられてもよく、且つ収容溝221の設置は加工が容易になるという利点を有する。本実施例において、収容溝221はガイドセグメント22の押圧装着セグメント21から離れた一端に位置している。上述の構造を採用することで、ガイドセグメント22の押圧装着セグメント21から離れた一端を旋削するだけで収容溝221を形成することができ、加工コストを更に低減でき、且つ溶接材料を載置することが容易になる。
本実施例において、弁座コア20は位置制限カム24を更に含み、位置制限カム24は押圧装着セグメント21のガイドセグメント22から離れた一端に設けられ、位置制限カム24は弁座コア20の周方向に沿って環状に設けられ、位置制限カム24は取り付け孔11内における弁座コア20の位置を制限するために用いられる。ここで、位置制限カム24は第1の環状凹溝111内に設けられ、第1の環状凹溝111と位置制限カム24との間には第1の溶接材料チャンバ70が形成されている。
ここで、ハウジング10は互いに接続されたスリーブ13及び弁体14を含み、取り付け孔11は弁体14に設けられている。ハウジング10をスリーブ13及び弁体14として別体で設けることで、組み立てが容易になり組み立て効率を向上できる。
本実施例において、電子膨張弁は弁芯アセンブリを更に含み、弁芯アセンブリはハウジング10内に設けられ、弁座コア20には弁口が設けられており、弁芯アセンブリは弁口の開閉を制御するために用いられる。
図7に示されたように、本出願の実施例2は電子膨張弁を提供し、実施例2と実施例1との違いは、実施例2において、押圧装着セグメント21とガイドセグメント22との間に第1の面取り23が設けられ、第1の面取り23、ハウジング10、及び接続管30の3つの構成の間隔は第2の溶接材料チャンバ40を形成していることである。具体的には、第1の面取り23と取り付け孔11の内壁及び接続管30の端壁との間に間隔を有し、この間隔が第2の溶接材料チャンバ40を形成している。
図8に示されたように、本出願の実施例3は電子膨張弁を提供し、実施例3と実施例1との違いは、実施例3において、接続管30のガイドセグメント22と接続された一端に第2の面取り31を有し、第2の面取り31、ハウジング10、及び弁座コア20の3つの構成の間隔は第2の溶接材料チャンバ40を形成していることである。接続管30に第2の面取り31を設けることにより、第2の溶接材料チャンバ40の体積を増大させることができ、溶接することが容易になり、溶接強度を強化できる。
図9に示されたように、本出願の実施例4は電子膨張弁を提供し、実施例4と実施例2との違いは、実施例4において、接続管30のガイドセグメント22と接続された一端に第2の面取り31が設けられ、第2の面取り31、ハウジング10、及び弁座コア20の3つの構成の間隔は第2の溶接材料チャンバ40を形成していることである。接続管30に第2の面取り31を設けることにより、第2の溶接材料チャンバ40の体積を増大させることができ、溶接することが容易になり、溶接強度を強化できる。
図10に示されたように、本出願の実施例5は電子膨張弁を提供し、実施例5と実施例1との違いは、実施例5において、取り付け孔11の孔壁の接続管30に向かう一端に第3の面取り12が設けられ、第3の面取り12、弁座コア20、及び接続管30の3つの構成の間隔は第2の溶接材料チャンバ40を形成していることである。取り付け孔11の孔壁に第3の面取り12を設けることにより、第2の溶接材料チャンバ40の体積を増大させることができ、溶接することが容易になり、溶接強度を強化できる。
図11に示されたように、本出願の実施例6は電子膨張弁を提供し、実施例6と実施例2との違いは、実施例6において、取り付け孔11の孔壁の接続管30に向かう一端に第3の面取り12が設けられ、第3の面取り12、弁座コア20、及び接続管30の3つの構成の間隔は第2の溶接材料チャンバ40を形成していることである。取り付け孔11の孔壁に第3の面取り12を設けることにより、第2の溶接材料チャンバ40の体積を増大させることができ、溶接することが容易になり、溶接強度を強化できる。
ここで、第2の溶接材料チャンバ40の実現形態は上述の実施例のみに制限されず、その具体的な構造は実際の状況に応じて適宜に調整可能である。例えば、取り付け孔11の孔壁のみに第3の面取り12を設けて、押圧装着セグメント21とガイドセグメント22との直径が同じになるようにし、第3の面取り12、弁座コア20、及び接続管30の3つの構成の間隔を利用すると第2の溶接材料チャンバ40を形成できる。
装置を組み立てるとき、装置を倒置して、内蔵された溶接材料が弁座コア20の上端に置かれるようにし、溶接材料が溶融した後、接続管30と弁座コア20との熱膨張率が異なるため、接続管30が大きく膨張して、溶接ビードが形成され、溶接材料が重力及び毛細管吸引下で、順に第2の溶接材料チャンバ40、第1の溶接材料チャンバ70内まで流れる。
本実施例により提供される装置は、以下の有益な効果を有する。
(1)弁座コア20とハウジング10とを締り嵌めして、弁座コア20とハウジング10との同軸度を確保できる。
(2)押圧装着セグメント21と取り付け孔11との間に、溶接材料チャネル60を設けて、底壁の内側及び外側のそれぞれを同時に弁座コア20に溶接して固定させることができ、溶接強度を向上できる。
(3)レーザスポット溶接を減らすことができ、プロセスが簡単であるという利点を有し、コストを低減できる。
(4)溶接材料を内蔵し、接続管30の外部で溶接材料が接続管30とハウジング10との間から漏れ出ているか否かを観察することにより、溶接品質を識別でき、プロセスがより信頼できる。
図13から図23に示されたように、本発明の実施例7は電子膨張弁を提供し、電子膨張弁は、ハウジング10、弁座コア20、及び接続管30を含む。ここで、ハウジング10は取り付け孔11を有し、弁座コア20は取り付け孔11内に挿設されている。具体的には、弁座コア20は互いに接続された押圧装着セグメント21及びガイドセグメント22を含み、押圧装着セグメント21と取り付け孔11とは締り嵌めされ、ガイドセグメント22は、取り付け孔11の外側に位置している。押圧装着セグメント21と取り付け孔11とを締り嵌めすることにより、他の方式を採用して位置決めする必要がなく、弁座コア20とハウジング10との同軸度を確保できる。本実施例において、接続管30はガイドセグメント22に嵌合され、接続管30の端壁とハウジング10とは互いに当接され、溶接材料流通キャビティは、ハウジング10、弁座コア20、及び接続管30の3つの構成の間にある第2の溶接材料チャンバ40を含み、炉内はんだ付けの方式を利用すると、溶接材料が第2の溶接材料チャンバ40内に集まり、ハウジング10、弁座コア20、及び接続管30の三者の固定接続を実現できる。
本実施例で提供される電子膨張弁を適用すると、弁座コア20の押圧装着セグメント21を取り付け孔11内に締り嵌めで挿設することにより、弁座コア20とハウジング10との同軸度を確保でき、ハウジング10、弁座コア20、及び接続管30の3つの構成の間に第2の溶接材料チャンバ40が設けられ、炉内はんだ付けの方式を利用して、ハウジング10、弁座コア20、及び接続管30の三者の固定接続を実現でき、レーザスポット溶接を減らすことができ、プロセスが簡単であるという利点を有し、コストを低減できる。
ここで、ガイドセグメント22の直径は押圧装着セグメント21の直径以下である。本実施例において、ガイドセグメント22の直径は押圧装着セグメント21の直径よりも小さい。弁座コア20を取り付け孔11に挿入するとき、ガイドセグメント22はガイドの作用を奏することができ、組み立てが容易になる。他の実施例において、ガイドセグメント22の直径が押圧装着セグメント21の直径に等しくなるように設けてもよい。
図18に示されたように、ガイドセグメント22、ハウジング10、及び接続管30の3つの構成の間隔は、第2の溶接材料チャンバ40を形成している。ここで、ガイドセグメント22と押圧装着セグメント21との間には段差構造を有し、押圧装着セグメント21と取り付け孔11とは締り嵌めされ、ガイドセグメント22と取り付け孔11の内壁との間、、及び接続管30の端壁と押圧装着セグメント21との間には、間隔を有し、この間隔は第2の溶接材料チャンバ40を形成している。
図14から図17に示されたように、接続管30の内壁とガイドセグメント22の外側壁との間には溶接材料プリセット部が設けられており、溶接材料プリセット部は溶接材料を載置するために用いられる。ここで、溶接材料プリセット部は、接続管30の内壁に設けられてもよく、又は、ガイドセグメント22の外側壁に設けられてもよく、あるいは、接続管30の内壁及びガイドセグメント22の外側壁に同時に設けられてもよい。他の実施例において、溶接材料を接続管30の外壁に被せてもよく、溶接材料の設置位置は、押圧装着及び第2の溶接材料チャンバ40との嵌合方式を利用して弁座コア20とハウジング10との同軸度を向上させることに影響を及ぼさない。本実施例において、溶接材料プリセット部は溶接リングを載置するために用いられる。
本実施例において、溶接材料が接続管30の内部に設けられているため、接続管30を溶接するとき、接続管30の外部で溶接材料が接続管30とハウジング10との間から漏れ出ているか否かを観察することにより、溶接品質を正確に判断でき、作業者が検出を行うことが容易になる。また、溶接品質の判断は、接続管30の管形状の制限を受けず湾曲管に対する判断に用いられることが可能である。溶接後、接続管30の外部に堆積された溶接材料が比較的少なく、組み立て後の位置決め及び押圧装着を効果的に確保できる。
本実施例において、溶接材料プリセット部はガイドセグメント22に設けられている。ここで、溶接材料プリセット部は、ガイドセグメント22の中間部に設けられてもよく、ガイドセグメント22の両端に設けられてもよい。溶接材料プリセット部をガイドセグメント22に設けることにより、溶接材料プリセット部を加工することが容易になり、加工コストを低減できる。
図15に示されたように、ガイドセグメント22の外側壁には収容溝221が設けられており、収容溝221はガイドセグメント22の周方向に沿って環状に設けられ、収容溝221は溶接材料プリセット部を形成している。具体的には、収容溝221は、ガイドセグメント22の中間部に設けられてもよく、ガイドセグメント22の両端に設けられてもよく、且つ収容溝221の設置は、加工が容易になるという利点を有する。本実施例において、収容溝221はガイドセグメント22の押圧装着セグメント21から離れた一端に位置している。上述の構造を採用することで、ガイドセグメント22の押圧装着セグメント21から離れた一端を旋削するだけで収容溝221を形成することができ、加工コストを更に低減でき、且つ溶接材料を載置することが容易になる。
本実施例において、弁座コア20は位置制限カム24を更に含み、位置制限カム24は押圧装着セグメント21のガイドセグメント22から離れた一端に設けられ、位置制限カム24は弁座コア20の周方向に沿って環状に設けられ、位置制限カム24は取り付け孔11内における弁座コア20の位置を制限するために用いられる。
ここで、ハウジング10は互いに接続されたスリーブ13及び弁体14を含み、取り付け孔11は弁体14に設けられている。ハウジング10をスリーブ13及び弁体14として別体で設けることで、組み立てが容易になり組み立て効率を向上できる。
本実施例において、電子膨張弁は弁芯アセンブリを更に含み、弁芯アセンブリはハウジング10内に設けられ、弁座コア20には弁口が設けられており、弁芯アセンブリは弁口の開閉を制御するために用いられる。
図19に示されたように、本発明の実施例8は電子膨張弁を提供し、実施例8と実施例7との違いは、実施例8において、押圧装着セグメント21とガイドセグメント22との間に第1の面取り23が設けられ、第1の面取り23、ハウジング10、及び接続管30の3つの構成の間隔は、第2の溶接材料チャンバ40を形成していることである。具体的には、第1の面取り23と取り付け孔11の内壁及び接続管30の端壁との間に、間隔を有し、この間隔が第2の溶接材料チャンバ40を形成している。
図20に示されたように、本発明の実施例9は電子膨張弁を提供し、実施例9と実施例7との違いは、実施例9において、接続管30のガイドセグメント22と接続された一端に第2の面取り31が設けられ、第2の面取り31、ハウジング10、及び弁座コア20の3つの構成の間隔は、第2の溶接材料チャンバ40を形成していることである。接続管30に第2の面取り31を設けることにより、第2の溶接材料チャンバ40の体積を増大させることができ、溶接することが容易になり、溶接強度を強化できる。
図21に示されたように、本発明の実施例10は電子膨張弁を提供し、実施例10と実施例8との違いは、実施例10において、接続管30のガイドセグメント22と接続された一端に第2の面取り31が設けられ、第2の面取り31、ハウジング10、及び弁座コア20の3つの構成の間隔は、第2の溶接材料チャンバ40を形成していることである。接続管30に第2の面取り31を設けることにより、第2の溶接材料チャンバ40の体積を増大させることができ、溶接することが容易になり、溶接強度を強化できる。
図22に示されたように、本発明の実施例11は電子膨張弁を提供し、実施例11と実施例7との違いは、実施例11において、取り付け孔11の孔壁の接続管30に向かう一端に第3の面取り12が設けられ、第3の面取り12、弁座コア20、及び接続管30の3つの構成の間隔は、第2の溶接材料チャンバ40を形成していることである。取り付け孔11の孔壁に第3の面取り12を設けることにより、第2の溶接材料チャンバ40の体積を増大させることができ、溶接することが容易になり、溶接強度を強化できる。
図23に示されたように、本発明の実施例12は電子膨張弁を提供し、実施例12と実施例8との違いは、実施例12において、取り付け孔11の孔壁の接続管30に向かう一端に第3の面取り12が設けられ、第3の面取り12、弁座コア20、及び接続管30の3つの構成の間隔は、第2の溶接材料チャンバ40を形成していることである。取り付け孔11の孔壁に第3の面取り12を設けることにより、第2の溶接材料チャンバ40の体積を増大させることができ、溶接することが容易になり、溶接強度を強化できる。
ここで、第2の溶接材料チャンバ40の実現形態は上述の実施例のみに制限されず、その具体的な構造は実際の状況に応じて適宜に調整可能である。例えば、取り付け孔11の孔壁のみに第3の面取り12を設けて、押圧装着セグメント21とガイドセグメント22との直径が同じになるようにし、第3の面取り12、弁座コア20、及び接続管30の3つの構成の間隔を利用すると、第2の溶接材料チャンバ40を形成できる。
装置を組み立てるとき、装置を倒置して、内蔵された溶接材料が弁座コア20の上端に置かれるようにし、溶接材料が溶融した後、接続管30と弁座コア20との熱膨張率が異なるため、接続管30が大きく膨張して、溶接ビードが形成され、溶接材料が重力及び毛細管吸引下で、順に第2の溶接材料チャンバ40内まで流れる。
本実施例により提供される装置は、以下の有益な効果を有する。
(1)弁座コア20とハウジング10とを締り嵌めして、弁座コア20とハウジング10との同軸度を確保できる。
(2)レーザスポット溶接を減らすことができ、プロセスが簡単であるという利点を有し、コストを低減できる。
(3)溶接材料を内蔵し、接続管30の外部で溶接材料が接続管30とハウジング10との間から漏れ出ているか否かを観察することにより、溶接品質を識別でき、プロセスがより信頼できる。
図24から図26に示されたように、本発明の実施例13は電子膨張弁を提供し、電子膨張弁は、ハウジング10、弁座コア20、及び接続管30を含む。ここで、ハウジング10は取り付け孔11が設けられ、弁座コア20は取り付け孔11内に挿設されている。具体的には、弁座コア20は押圧装着セグメント21及びガイドセグメント22を含み、押圧装着セグメント21と取り付け孔11とは締り嵌めされ、このようにして、弁座コア20とハウジング10との同軸度を確保できる。本実施例において、溶接材料流通キャビティは、押圧装着セグメント21と取り付け孔11の孔壁との間に設けられた溶接材料チャネル60を含み、接続管30の接続端は、ガイドセグメント22に嵌合され且つ取り付け孔11内に挿入され、溶接リング90を接続管30の外壁に嵌合させ、その後、炉内はんだ付けの方式を利用して、弁座コア20、ハウジング10、及び接続管30を固定すると、溶接材料が弁座コア20、ハウジング10、及び接続管30の3つの構成の間で流通することが容易になり、溶接の強固性を向上できる。
本実施例で提供される電子膨張弁を適用すると、押圧装着セグメント21と取り付け孔11とを締り嵌めすることにより、弁座コア20とハウジング10との同軸度を確保でき、スポット溶接の方式を利用して弁座コア20を位置決めする必要がなく、加工プロセスを簡素化し、加工コストを低減できる。また、接続管30の接続端をガイドセグメント22に嵌合し且つ取り付け孔11内に挿入すると、接続管30の外壁と取り付け孔11の内壁との間に溶接ビードを有し、且つ押圧装着セグメント21と取り付け孔11の孔壁との間に溶接材料チャネル60が設けられて、取り付け孔11への溶接材料の浸潤がガイドされる傾向を高め、溶接材料が接続管30、取り付け孔11、及び弁座コア20の3つの構成の間で流通することが容易になり、溶接強度を向上でき、接続管30の内壁と弁座コアとの間の溶接ビードに溶接材料が溶融接合されているか否かを判断する必要がなく、プロセスがより簡単で信頼できる。
ここで、溶接材料チャネル60は、押圧装着セグメント21及び/又は取り付け孔11に、スリット、ナーリング、模様、螺旋線等の構造を含み、更に、押圧装着セグメント21と取り付け孔11との間に流通管が設けられて溶接材料チャネルが形成される構造を含み、溶接材料チャネルの形成方式及びその構造は制限されず、溶接材料が溶接材料チャネル内で流通できるようにすればよい。
具体的には、押圧装着セグメント21の側壁及び/又は取り付け孔11の孔壁には流通溝211が設けられており、流通溝211は溶接材料チャネル60を形成している。流通溝211を設けて溶接材料チャネル60を形成する態様を採用することで構造が簡単であり、加工が容易になるという利点を有する。本実施例において、押圧装着セグメント21の側壁には流通溝211が設けられている。他の実施例において、流通溝211を取り付け孔11の孔壁に設けてもよく、あるいは、流通溝を同時に押圧装着セグメント及び取り付け孔11に設けてもよい。
図25及び図26に示されたように、ガイドセグメント22の直径は押圧装着セグメント21の直径よりも小さく、流通溝211は押圧装着セグメント21の側壁に設けられている。具体的には、流通溝211は押圧装着セグメント21の上下両側を貫通して設けられて、溶接材料が取り付け孔11内で流通することが容易になる。ここで、押圧装着セグメント21の側壁には、流通能力が向上するように複数の流通溝211が設けられてもよい。本実施例において、流通溝211は、エッジフライス溝である。
図24及び図25に示されたように、溶接材料流通キャビティは、接続管30の接続端とハウジング10との間に設けられた第3の溶接材料チャンバ80を更に含む。ここで、ハウジング10は底壁を有し、取り付け孔11は底壁の内側と外側とを貫通し、第3の溶接材料チャンバ80は底壁の外側に近接して設けられ、第3の溶接材料チャンバ80と溶接材料チャネル60の一端とは互いに連通されている。第3の溶接材料チャンバ80を設けることにより、第3の溶接材料チャンバ80を利用して溶接材料を収集して収容することができ、底壁の外側における接続管の溶接強固性を向上できる。
本実施例において、取り付け孔11の底壁の外側に近い一端は第2の環状凹溝112が設けられており、第2の環状凹溝112と接続管30の接続端の外壁との間の間隔は、第3の溶接材料チャンバ80を形成している。溶接リング90を接続管30の外壁に嵌合して、溶接リング90を第2の環状凹溝112の上方に被せて設け、溶接リングが溶融した後、溶接材料が、接続管30、取り付け孔11、及び弁座コア20の3つの構成の間の溶接ビード内まで流通でき、残りの溶接材料が第2の環状凹溝112内に収容されて、溶接強度を向上でき、溶接材料が他の部位まで流通することも回避できる。
図24及び図25に示されたように、溶接材料流通キャビティは、弁座コア20とハウジング10との間に設けられた第1の溶接材料チャンバ70を更に含み、第1の溶接材料チャンバ70は底壁の内側に近接して設けられ、第1の溶接材料チャンバ70と溶接材料チャネル60の他端とは互いに連通されている。上述の構造を採用することで、溶接材料が第3の溶接材料チャンバ80、溶接材料チャネル60、及び第1の溶接材料チャンバ70を通って、接続管30、取り付け孔11、及び弁座コア20の3つの構成の間の溶接ビードに充填され、溶接強度を確保できる。
本実施例において、取り付け孔11の底壁の内側に近い一端は第1の環状凹溝111が設けられており、第1の環状凹溝111と弁座コア20との間の間隔は第1の溶接材料チャンバ70を形成している。環状凹溝を設けて溶接材料チャンバを形成する態様を採用することで、加工が容易になりコストが低いという利点を有する。
図25及び図26に示されたように、弁座コア20は位置制限セグメント25を更に含み、位置制限セグメント25は押圧装着セグメント21のガイドセグメント22から離れた一端に位置し、位置制限セグメント25は取り付け孔11内における弁座コア20の位置を制限するために用いられて、弁座コアが過度に押圧装着されるのを回避する。具体的には、位置制限セグメント25の直径は押圧装着セグメント21の直径よりも大きく、位置制限セグメント25と第1の環状凹溝111の底壁とは互いに当接されて、取り付け孔11内における弁座コア20の位置を制限する。ここで、位置制限セグメント25の外壁と第1の環状凹溝111との間の間隔は第1の溶接材料チャンバ70を形成している。
本実施例において、押圧装着セグメント21とガイドセグメント22とは互いに接続され、接続管30の端壁と押圧装着セグメント21の端壁とは互いに当接され、押圧装着セグメントを利用して、接続管を組み立て位置決めすることができる。他の実施例において、押圧装着セグメントとガイドセグメントとは互いに接続されていなくてもよく、押圧装着セグメントと取り付け孔11とが締り嵌めされ、接続管が、ガイドセグメントに嵌合され且つ取り付け孔11内に挿入されることを満たすことができればよい。
本実施例において、取り付け孔11の内壁と弁座コアにおける流通溝との間、取り付け孔11の内壁と接続管の外壁との間、、及び接続管の内壁とガイドセグメントの外壁との間には、いずれも隙間を有し、この隙間が溶接ビードを形成している。
本実施例において、ハウジング10は互いに接続されたスリーブ13及び弁体14を含み、取り付け孔11は弁体14に設けられている。ハウジング10をスリーブ13及び弁体14として別体で設けることで、組み立てが容易になり組み立て効率を向上できる。
本実施例において、電子膨張弁は弁芯アセンブリを更に含み、弁芯アセンブリはハウジング10内に設けられ、弁座コア20には弁口が設けられており、弁芯アセンブリは弁口の開閉を制御するために用いられる。
本発明の実施例14は電子膨張弁を提供し、実施例14と実施例13との違いは、実施例14において、取り付け孔11が互いに接続された第1の孔セグメント及び第2の孔セグメントを含み、第1の孔セグメントが第2の孔セグメントの上方に位置し、第1の孔セグメントの孔径が第2の孔セグメントの孔径よりも小さく、押圧装着セグメント21と第1の孔セグメントとが締り嵌めされ、溶接材料チャネル60が押圧装着セグメント21と第1の孔セグメントとの間に設けられ、接続管30の接続端がガイドセグメント22に嵌合され且つ第2の孔セグメント内に挿入されていることである。具体的には、押圧装着セグメントとガイドセグメントとは直径が同じであってもよく、異なっていてもよく、押圧装着セグメントと第1の孔セグメントとが締り嵌めされ、接続管が、ガイドセグメント嵌合され且つ第2の孔セグメント内に挿入されることを満たすことができればよい。
本実施例により提供される装置は、以下の有益な効果を有する。
(1)弁座コアとハウジングとが締り嵌めされると、両者の同軸度をより良好に確保できる。
(2)弁座コアには流通溝が設けられて、溶接過程で溶接材料をハウジング内へ浸透させるために用いられ、溶接品質を確保する。
(3)レーザスポット溶接を減らし、プロセスが簡単であり、コストを低減できる。
(4)接続管がハウジングの底壁の端面に埋め込まれ、接続管とハウジングの取り付け孔11との間に溶接ビードを有して、溶接過程で取り付け孔11への溶接材料の浸潤がガイドされる傾向を高め、従来の構造に比べて、接続管とハウジングとの間の溶接材料の熔接不良を減らすことができ、接続管の内壁と弁座コアの外壁との間の溶接ビードに溶接材料が溶融接合されているか否かを評価する必要がなく、プロセスがより簡単で信頼できる。
上述したものは本出願の好ましい実施例にすぎず、本出願を制限するためのものではなく、当業者にとって本出願は様々な変更及び変化が可能である。本出願の趣旨及び原則の範囲内でなされたいかなる修正、同等の置換、改良等は、いずれも本出願の保護範囲内に含まれるべきである。

Claims (30)

  1. 取り付け孔(11)を有するハウジング(10)と、
    前記取り付け孔(11)内に挿設され、押圧装着セグメント(21)及びガイドセグメント(22)を含み、前記押圧装着セグメント(21)と前記取り付け孔(11)とが締り嵌めされる弁座コア(20)と、
    前記ガイドセグメント(22)に嵌合される接続管(30)と、を含み、
    前記ハウジング(10)、前記弁座コア(20)、及び前記接続管(30)の3つの構成の間には、溶接材料流通キャビティが設けられており
    前記溶接材料流通キャビティは、前記押圧装着セグメント(21)と前記取り付け孔(11)との間に設けられている溶接材料チャネル(60)を含み、
    前記溶接材料流通キャビティは、前記ガイドセグメント(22)、前記ハウジング(10)、及び前記接続管(30)の3つの構成の間隔に形成されている第2の溶接材料チャンバ(40)を含む、
    電子膨張弁。
  2. 前記ハウジング(10)は、底壁を有し、前記取り付け孔(11)は、前記底壁の内側及び外側を貫通し、
    前記押圧装着セグメント(21)とガイドセグメント(22)とは、互いに接続されており、前記ガイドセグメント(22)は、前記底壁の外側に位置し、
    前記溶接材料流通キャビティは、溶接材料プリセット部(50)、及び第1の溶接材料チャンバ(70)を含み、
    記溶接材料プリセット部(50)は、溶接材料を載置するために用いられており
    前記弁座コア(20)と前記ハウジング(10)との間には、前記第1の溶接材料チャンバ(70)が設けられており、前記第1の溶接材料チャンバ(70)は、前記底壁の内側に近接して設けられており、
    前記溶接材料チャネル(60)の一端は、前記溶接材料プリセット部(50)に連通されており、前記溶接材料チャネル(60)の他端は、前記第1の溶接材料チャンバ(70)に連通されている、
    請求項1に記載の電子膨張弁。
  3. 前記溶接材料チャネル(60)は、前記押圧装着セグメント(21)及び/又は前記取り付け孔(11)内に設けられている、
    請求項2に記載の電子膨張弁。
  4. 前記押圧装着セグメント(21)には、流通溝(211)が設けられており、
    前記流通溝(211)の一端は、前記溶接材料プリセット部(50)に連通されており、前記流通溝(211)の他端は、前記第1の溶接材料チャンバ(70)に連通されており、
    前記流通溝(211)は、前記溶接材料チャネル(60)を形成している、
    請求項3に記載の電子膨張弁。
  5. 前記取り付け孔(11)の内壁には、第1の環状凹溝(111)が設けられており、前記第1の環状凹溝(111)は、前記底壁の内側に近接して設けられており、
    前記第1の環状凹溝(111)と前記弁座コア(20)との間には、前記第1の溶接材料チャンバ(70)が形成されている、
    請求項2に記載の電子膨張弁。
  6. 前記接続管(30)の端壁と前記ハウジング(10)とは、互いに当接されており、前記ハウジング(10)、前記弁座コア(20)、及び前記接続管(30)の3つの構成の間に、第2の溶接材料チャンバ(40)が設けられており、
    前記第2の溶接材料チャンバ(40)の一端は、前記溶接材料プリセット部(50)に連通されており、前記第2の溶接材料チャンバ(40)の他端は、前記溶接材料チャネル(60)に連通されている、
    請求項2に記載の電子膨張弁。
  7. 前記ガイドセグメント(22)の直径は、前記押圧装着セグメント(21)の直径以下である、
    請求項6に記載の電子膨張弁。
  8. 前記ガイドセグメント(22)は前記押圧装着セグメント(21)との間に設けられている第1の面取り(23)を含み
    前記第1の面取り(23)、前記ハウジング(10)、及び前記接続管(30)との3つの構成の間隔は、前記第2の溶接材料チャンバ(40)を形成している、
    請求項6又は7に記載の電子膨張弁。
  9. 前記接続管(30)の前記ガイドセグメント(22)と接続された一端は、第2の面取り(31)を有し、
    前記第2の面取り(31)、前記ハウジング(10)、及び前記弁座コア(20)の3つの構成の間隔は、前記第2の溶接材料チャンバ(40)を形成している、
    請求項6から8のいずれか一項に記載の電子膨張弁。
  10. 前記取り付け孔(11)の孔壁の前記接続管(30)に向かう一端は、第3の面取り(12)を有し、
    前記第3の面取り(12)、前記弁座コア(20)、及び前記接続管(30)との3つの構成の間隔は、前記第2の溶接材料チャンバ(40)を形成している、
    請求項6からのいずれか一項に記載の電子膨張弁。
  11. 前記溶接材料プリセット部(50)は、前記接続管(30)の内壁と前記ガイドセグメント(22)の外側壁との間に位置している、
    請求項2に記載の電子膨張弁。
  12. 前記ガイドセグメント(22)の外側壁には、収容溝(221)が設けられており、前記収容溝(221)は、前記ガイドセグメント(22)の周方向に沿って環状に設けられ、前記収容溝(221)は、前記溶接材料プリセット部(50)を形成している、
    請求項1に記載の電子膨張弁。
  13. 前記押圧装着セグメント(21)とガイドセグメント(22)とは、互いに接続されており、前記ガイドセグメント(22)は、前記取り付け孔(11)の外側に位置し、前記接続管(30)の端壁と前記ハウジング(10)とは、互いに当接されており、
    前記溶接材料流通キャビティは、前記ハウジング(10)、前記弁座コア(20)、及び前記接続管(30)の3つの構成の間にある第2の溶接材料チャンバ(40)を含む、
    請求項1に記載の電子膨張弁。
  14. 前記ガイドセグメント(22)の直径は、前記押圧装着セグメント(21)の直径以下である、
    請求項1に記載の電子膨張弁。
  15. 前記ガイドセグメント(22)は前記押圧装着セグメント(21)との間に設けられている第1の面取り(23)を含み
    前記第1の面取り(23)、前記ハウジング(10)、及び前記接続管(30)の3つの構成の間隔は、前記第2の溶接材料チャンバ(40)を形成している、
    請求項13又はに記載の電子膨張弁。
  16. 前記接続管(30)の前記ガイドセグメント(22)と接続された一端は、第2の面取り(31)を有し、
    前記第2の面取り(31)、前記ハウジング(10)、及び前記弁座コア(20)の3つの構成の間隔は、前記第2の溶接材料チャンバ(40)を形成している、
    請求項13から15のいずれか一項に記載の電子膨張弁。
  17. 前記取り付け孔(11)の孔壁の前記接続管(30)に向かう一端は、第3の面取り(12)を有し、
    前記第3の面取り(12)、前記弁座コア(20)、及び前記接続管(30)の3つの構成の間隔は、前記第2の溶接材料チャンバ(40)を形成している、
    請求項1から1のいずれか一項に記載の電子膨張弁。
  18. 前記接続管(30)の内壁と前記ガイドセグメント(22)の外側壁との間には、溶接材料プリセット部(50)が設けられており、
    前記溶接材料プリセット部(50)は、溶接材料を載置するために用いられる、
    請求項1に記載の電子膨張弁。
  19. 前記ガイドセグメント(22)の外側壁には、収容溝(221)が設けられており、前記収容溝(221)は、前記ガイドセグメント(22)の周方向に沿って環状に設けられ、前記収容溝(221)は、前記溶接材料プリセット部(50)を形成している、
    請求項18に記載の電子膨張弁。
  20. 前記弁座コア(20)は、位置制限カム(24)を更に含み、
    前記位置制限カム(24)は、前記押圧装着セグメント(21)の前記ガイドセグメント(22)から離れた一端に設けられており、
    前記位置制限カム(24)は、前記弁座コア(20)の周方向に沿って環状に設けられている、
    請求項1に記載の電子膨張弁。
  21. 前記ハウジング(10)は、互いに接続されたスリーブ(13)及び弁体(14)を含み、前記取り付け孔(11)は、前記弁体(14)に設けられている、
    請求項1に記載の電子膨張弁。
  22. 取り付け孔(11)を有するハウジング(10)と、
    前記取り付け孔(11)内に挿設され、押圧装着セグメント(21)及びガイドセグメント(22)を含み、前記押圧装着セグメント(21)と前記取り付け孔(11)とが締り嵌めされる弁座コア(20)と、
    前記ガイドセグメント(22)に嵌合される接続管(30)と、を含み、
    前記ハウジング(10)、前記弁座コア(20)、及び前記接続管(30)の3つの構成の間には、溶接材料流通キャビティが設けられており、
    前記溶接材料流通キャビティは、前記押圧装着セグメント(21)と前記取り付け孔(11)の孔壁との間に設けられた溶接材料チャネル(60)を含み、
    前記接続管(30)の接続端は、前記ガイドセグメント(22)に嵌合され、且つ前記取り付け孔(11)内に挿入されており
    前記押圧装着セグメント(21)と前記ガイドセグメント(22)とは、接続され、
    前記接続管(30)の端壁と前記押圧装着セグメント(21)の端壁とは、互いに当接されている、
    電子膨張弁。
  23. 前記押圧装着セグメント(21)の側壁及び/又は前記取り付け孔(11)の孔壁には、流通溝(211)が設けられており、
    前記流通溝(211)は、前記溶接材料チャネル(60)を形成している、
    請求項2に記載の電子膨張弁。
  24. 前記ガイドセグメント(22)の直径は、前記押圧装着セグメント(21)の直径以下であり、
    前記流通溝(211)は、前記押圧装着セグメント(21)の側壁に設けられている、
    請求項2に記載の電子膨張弁。
  25. 前記溶接材料流通キャビティは、前記接続管(30)の接続端と前記ハウジング(10)との間に設けられた第3の溶接材料チャンバ(80)を更に含み、
    前記ハウジング(10)は、底壁を有し、前記取り付け孔(11)は、前記底壁の内側及び外側を貫通し、
    前記第3の溶接材料チャンバ(80)は、前記底壁の外側に近接して設けられ、前記第3の溶接材料チャンバ(80)と前記溶接材料チャネル(60)の一端とは、互いに連通されている、
    請求項2に記載の電子膨張弁。
  26. 前記取り付け孔(11)の前記底壁の外側に近い一端には、第2の環状凹溝(112)が設けられており、
    前記第2の環状凹溝(112)と前記接続管(30)の接続端の外壁との間の間隔は、前記第3の溶接材料チャンバ(80)を形成している、
    請求項2に記載の電子膨張弁。
  27. 前記溶接材料流通キャビティは、前記弁座コア(20)と前記ハウジング(10)との間に設けられた第1の溶接材料チャンバ(70)を更に含み、
    前記第1の溶接材料チャンバ(70)は、前記底壁の内側に近接して設けられ、前記第1の溶接材料チャンバ(70)と前記溶接材料チャネル(60)の他端とは、互いに連通されている、
    請求項2に記載の電子膨張弁。
  28. 前記取り付け孔(11)の前記底壁の内側に近い一端には第1の環状凹溝(111)が設けられており、
    前記第1の環状凹溝(111)と前記弁座コア(20)との間の間隔は、前記第1の溶接材料チャンバ(70)を形成している、
    請求項2に記載の電子膨張弁。
  29. 前記弁座コア(20)は、位置制限セグメント(25)を更に含み、前記位置制限セグメント(25)は、前記押圧装着セグメント(21)の前記ガイドセグメント(22)から離れた一端に位置し、前記位置制限セグメント(25)の直径は、前記押圧装着セグメント(21)の直径よりも大きく、前記位置制限セグメント(25)と前記第1の環状凹溝(111)の底壁とは、互いに当接され、前記位置制限セグメント(25)の外壁と前記第1の環状凹溝(111)との間の間隔は、前記第1の溶接材料チャンバ(70)を形成している、
    請求項28に記載の電子膨張弁。
  30. 前記取り付け孔(11)は、互いに接続された第1の孔セグメント及び第2の孔セグメントを含み、
    前記第1の孔セグメントは、前記第2の孔セグメントの上方に位置し、前記第1の孔セグメントの孔径は前記第2の孔セグメントの孔径よりも小さく、前記押圧装着セグメント(21)と前記第1の孔セグメントとは締り嵌めされ、前記溶接材料チャネル(60)は、前記押圧装着セグメント(21)と前記第1の孔セグメントとの間に設けられ、前記接続管(30)の接続端は、前記ガイドセグメント(22)に嵌合され且つ前記第2の孔セグメント内に挿入されている、請求項2に記載の電子膨張弁。
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