JP2005098373A - 長さ調整可能なケーブル - Google Patents

長さ調整可能なケーブル Download PDF

Info

Publication number
JP2005098373A
JP2005098373A JP2003332046A JP2003332046A JP2005098373A JP 2005098373 A JP2005098373 A JP 2005098373A JP 2003332046 A JP2003332046 A JP 2003332046A JP 2003332046 A JP2003332046 A JP 2003332046A JP 2005098373 A JP2005098373 A JP 2005098373A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer case
length
tube body
tube
cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003332046A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Segawa
志朗 瀬川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takigen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Takigen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takigen Manufacturing Co Ltd filed Critical Takigen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2003332046A priority Critical patent/JP2005098373A/ja
Publication of JP2005098373A publication Critical patent/JP2005098373A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Flexible Shafts (AREA)

Abstract

【課題】 曲がりくねった状態で配置した場合や直線状に配置した場合に、アウターケースの長さを所定範囲内で短くしたり或いは長くすることができるケーブルを提供する。
【解決手段】 湾曲可能に形成されたアウターケース12内に挿通されたインナーワイヤ15が両端に係止部14を有し、両端が所定長だけアウターケース外に出されたケーブルであって、アウターケースの所定位置にはその長さを所定範囲内で短くしたり或いは長くするための長さ調整手段13が設けられた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、湾曲可能に形成されたアウターケース内に挿通されたインナーワイヤが両端に係止部を有するケーブルに関する。
作業員の手を延ばし入れ難い場所にあるロック装置の開閉操作などを行なうために使用されるケーブルとしては、図3に示したように、外周に螺子山が形成された管状の端子51がアウターケース52の両端に固定され、このアウターケース52内に挿通されたインナーワイヤ53の両端に係止具54が固定されたものがある。ここで、アウターケース52は、ステンレス鋼などの金属からなる複数の環状体が嵌合して自在に湾曲させることができるように形成されたパイプであり、曲がりくねった状態で配置された場合には、アウターケース52の全長は直線状のときよりも若干長くなるものである。
以上のようなケーブル50は、一端の係止具54がロック装置の開閉操作部などに係止され、他端の係止具54を作業員の手指で操作できる場所に配置されるものであり、使用箇所によっては、曲がりくねった状態で配置されることがある。
しかしながら、ケーブル50では、アウターケース52と管状端子51の管内から外側に出たインナーワイヤ53の長さLが、あらかじめ設定されているものであるため、アウターケース52が長くなると、このインナーワイヤ53の突出部分の長さLが短くなり、ケーブル50の操作性が低下したり、使用目的が果せなくなることがある。
なお、本願に関連する特許出願としては、アウターケース内にインナーワイヤが挿通されたケーブルを、車両用シートのスライド操作機構に適用した特許文献1がある。
特開平10−44840号公報
本発明は、このような従来の問題を解決するものであり、曲がりくねった状態で配置したり、あるいは直線状に配置した場合であっても、アウターケース内から外側に出たインナーワイヤの部分を所要の長さ確保することが可能なケーブルを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明では、湾曲可能に形成されたアウターケース内に挿通されたインナーワイヤが両端に係止部を有し、該両端が所定長だけ該アウターケース外に出されたケーブルであって、前記アウターケースの所定位置には、その長さを所定範囲内で短くしたり或いは長くするための長さ調整手段が設けられたことを特徴とするケーブルが提供される。
このように長さ調整手段がアウターケースの所定位置に設けられているので、たとえ、ケーブルを湾曲させた場合にも、この長さ調整手段を操作すればアウターケースを短くすることができて、アウターケースの両端から外側に突出するインナーワイヤの部分を所要の長さだけ確保することが可能になる。
本発明のケーブルにおいて、前記長さ調整手段は、内周に螺子山が形成された第一の管体と、外周に螺子山が設けられた第二の管体及び第三の管体とを有し、前記第一の管体の螺子山は、一端から中間の所定位置まで正方向に刻設されると共に該所定位置から他端までは逆方向に刻設され、前記第二の管体は、その螺子山が前記第一の管体における正方向の螺子山部分に螺合可能に形成され、前記第三の管体は、その螺子山が前記第一の管体における逆方向の螺子山部分に螺合可能に形成され、前記第二の管体と前記第三の管体のそれぞれ一端がアウターケースの所定位置に接続され、前記第二の管体と前記第三の管体のそれぞれ他端が、前記第一の管体の両端から螺入される構成とすることができる。
このように第一の管体の内周には正ネジと逆ネジ、第二の管体の外周には正ネジ、第三の管体の外周には逆ネジがそれぞれ形成されており、第二の管体と第三の管体はそれぞれ一端がアウターケースに固定されているので、第一の管体を所定方向に回せば、第二の管体と第三の管体とはそれぞれ第一の管体の両端から相対的に外側に捩じり出されるように動き、アウターケースの全長は長くなり、一方、第一の管体を逆方向に回せば、第二の管体と第三の管体とはそれぞれ第一の管体の内部に入り込むように動き、アウターケースの全長は短くなる。したがって、本発明のケーブルでは、第一の管体を所定方向に回すだけで、アウターケースの長さを調整することが可能になる。
本発明のケーブルは、曲がりくねった状態で配置されたり、あるいは直線状に配置された場合であっても、用途に応じて設置現場で第一の管体を操作するだけで、アウターケースの長さを簡単に調整することができるので、このアウターケースの両端から外側に出たインナーワイヤの部分も、常に所要の長さだけ確実することが可能になった。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明のケーブル10の側面図であり、一部分が断面図で表されたものである。この図1において、本発明のケーブル10は、両端に管状端子11が固定されたアウターケース12と、このアウターケース12の中間の所定位置に接続された長さ調整部材13と、アウターケース12内に挿通されると共に両端に係止具14が固定されたインナーワイヤ15とを、主要部として備えている。
ここで、アウターケース12は、ステンレス鋼などの金属からなる複数の環状体が嵌合
して自在に湾曲させることができるように形成されたパイプであり、このアウターケース12自体は曲がりくねった状態で配設したときに、直線状のときよりも全長が若干長くなるものである。このアウターケース12の両端に固定された管状端子11には、外周に螺子山11aが形成されており、ここにナット11bなどが螺合されてロック装置などに固定される。
図2(a)は長さ調整部材13が分解された状態を示す斜視図であり、図2(b)は組立てられた状態を示す斜視図である。なお、図1では理解を容易にするために螺子山を省略して図示したが、図2(a)(b)では螺子山を図示している。
長さ調整部材13は、第一の管体13aと、第二の管体13bと、第三の管体13cとを備えるものである。第一の管体13aは、図1のA区間の内周に逆ネジが刻まれ、B区間の内周には正ネジが刻まれている。第二の管体13bは、第一の管体13aのB区間に螺合し得るように外周に正ネジが形成され、この正ネジ部分にナット13dが螺合され、一端がアウターケース12に接続されている。また第三の管体13cは、第一の管体13aのA区間に螺合し得るように外周に逆ネジが形成され、この逆ネジ部分にナット13eが螺合され、一端がアウターケース12に接続されている。
以上のような構成の第二の管体13bと第三の管体13cを、それぞれ第一の管体13aの両側からねじ入れると、図2(b)のように長さ調整部材13が組み立てられる。このとき、ナット13d,13eを第一の管体13aに当接する方向に締め込むと、第一の管体13aは回転しないように固定され、逆に、ナット13d,13eを第一の管体13aから離す方向に緩めると、第一の管体13aは回転操作され得るようになる。
したがって、この長さ調整部材13を操作するときには、ナット13d,13eを緩めた後に、第一の管体13aを図2(b)の矢印方向に回転させると、第一の管体13aの両側から第二の管体13bと第三の管体13cとが捩じり出されるように動き、長さ調整部材13が長くなることで、その分だけアウターケース12の全長も長くなる。逆に、第一の管体13aを図2(b)の矢印の逆方向に回転させると、第二の管体13bと第三の管体13cとは第一の管体13a内に入り込むように動き、長さ調整部材13自体が短くなることで、その分だけアウターケース12の全長が短くなる。以上のようにして、アウターケース12の全長を長くしたり、短くしたりすることにより、図1で示した長さL部分、すなわち、アウターケース12の両端から外側に出たインナーワイヤ15の部分も、常に所要の長さだけ確実することが可能になる。
なお、特に限定するわけではないが、それぞれの部材の長さを例示すれば、両端の管状端子11を含むアウターケース12の長さは3m〜6m、第一の管体13aの長さは100mm、第二の管体13bと第三の管体13cにおける螺子山が設けられた部分の長さは50mmに設定することが可能であり、このように設定した場合、長さ調整部材13は最大90mm程度の範囲で長くしたり、あるいは短くしたりする調整が可能になる。
本発明のケーブルの側面図であり、一部分が断面図で表されている。 (a)は長さ調整部材が分解された状態を示す斜視図であり、(b)は組立てられた状態を示す斜視図である。 従来例を示す図である。
符号の説明
10 ケーブル
11 管状端子
12 アウターケース
13 長さ調整部材
13a 第一の管体
13b 第二の管体
13c 第三の管体
14 係止具
15 インナーワイヤ

Claims (2)

  1. 湾曲可能に形成されたアウターケース内に挿通されたインナーワイヤが両端に係止部を有し、該両端が所定長だけ該アウターケース外に出されたケーブルであって、前記アウターケースの所定位置には、その長さを所定範囲内で短くしたり或いは長くするための長さ調整手段が設けられたことを特徴とするケーブル。
  2. 前記長さ調整手段は、内周に螺子山が形成された第一の管体と、外周に螺子山が設けられた第二の管体及び第三の管体とを有し、
    前記第一の管体の螺子山は、一端から中間の所定位置まで正方向に刻設されると共に該所定位置から他端までは逆方向に刻設され、前記第二の管体は、その螺子山が前記第一の管体における正方向の螺子山部分に螺合可能に形成され、前記第三の管体は、その螺子山が前記第一の管体における逆方向の螺子山部分に螺合可能に形成され、
    前記第二の管体と前記第三の管体のそれぞれ一端がアウターケースの所定位置に接続され、前記第二の管体と前記第三の管体のそれぞれ他端が、前記第一の管体の両端から螺入されたことを特徴とする請求項1に記載のケーブル。
JP2003332046A 2003-09-24 2003-09-24 長さ調整可能なケーブル Pending JP2005098373A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003332046A JP2005098373A (ja) 2003-09-24 2003-09-24 長さ調整可能なケーブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003332046A JP2005098373A (ja) 2003-09-24 2003-09-24 長さ調整可能なケーブル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005098373A true JP2005098373A (ja) 2005-04-14

Family

ID=34460515

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003332046A Pending JP2005098373A (ja) 2003-09-24 2003-09-24 長さ調整可能なケーブル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005098373A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7717157B2 (en) 2006-08-10 2010-05-18 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Sun shade apparatus
KR101063268B1 (ko) 2009-06-19 2011-09-07 (주) 미창케이블 길이조절이 가능한 자동차의 접이식 시트용 케이블

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7717157B2 (en) 2006-08-10 2010-05-18 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Sun shade apparatus
KR101063268B1 (ko) 2009-06-19 2011-09-07 (주) 미창케이블 길이조절이 가능한 자동차의 접이식 시트용 케이블

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4939603B2 (ja) 産業用ロボットのケーブル調節装置
EP1432930B1 (en) An actuator
US20100233653A1 (en) Wrench for dental implant
JP2005098373A (ja) 長さ調整可能なケーブル
JP2009071911A (ja) 絶縁操作棒用接続補助具
US7059221B2 (en) Wrench
JP4744380B2 (ja) 間接活線工具の先端工具
TW200821078A (en) Repositionable attachment device for welding gun conductor tubes
JPH0660656B2 (ja) コントロールケーブルの取付位置調整装置
GB2171444A (en) Clamp for telescopic tubes
JP2010142254A (ja) 内視鏡の挿入部と操作部との連結構造
JP4589664B2 (ja) 内視鏡の処置具起上装置
JP2006336742A (ja) 締付けバンド
JP6220568B2 (ja) シャワーホース
JP2007046726A (ja) 配線・配管材支持具、支持具取着体
JP2016044736A (ja) 配線・配管材支持具
JP2008224004A (ja) クランプ構造及び車両用燃料供給装置
JP2006275277A (ja) ばね式ホースクランプ
JP2005112116A (ja) シフトレバー装置用コントロールケーブル
JPS6018655Y2 (ja) コントロ−ルケ−ブルの連結装置
WO2010086016A1 (en) A device for locking a helical element
JP2006249705A (ja) 入れ子状パイプ接続構造における無段階長さ調節装置
JP5048636B2 (ja) 埋設式ガス栓のソケット取外し装置
JP4657694B2 (ja) 取着装置
JP2002070178A (ja) 固定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060822

A02 Decision of refusal

Effective date: 20070109

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02