JP2005098318A - 液化石油ガスの供給方法および装置ならびに液化石油ガス貯蔵手段の交換方法 - Google Patents

液化石油ガスの供給方法および装置ならびに液化石油ガス貯蔵手段の交換方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 液化石油ガス(LPG)貯蔵手段からLPGを供給する際に高濃度の硫黄を含むLPGが流出することを防止する。
【解決手段】 交換可能なLPG貯蔵手段から流出するLPGの積算流量を計測し、積算流量が所定値以上となったときに貯蔵手段を交換する。交換可能なLPG貯蔵手段からLPGを供給するためのLPG供給装置において、貯蔵手段から供給するLPGの積算流量を計測する計測手段;積算流量と予め入力された所定値とを比較し、積算流量が所定値以上である場合に信号を発する発信手段;および該信号を受けた場合に固有の識別符号をLPG供給管理システムに通報する通報手段を有する。上記交換方法で交換しながらLPGを供給する燃料電池システムへのLPG供給方法。上記LPG供給装置を備える燃料電池システム。
【選択図】 図2

Description

本発明は、液化石油ガス(LPG)のボンベ等の貯蔵手段を交換する交換方法に関する。また、LPG貯蔵手段を交換しながらLPGを供給するためのLPG供給装置および方法に関する。さらに、LPGを原燃料とする燃料電池システムに関する。
燃料電池システムはエネルギー利用効率の良い発電システムあるいはコージェネレーションシステムとして開発が活発化している。
燃料電池は水素と酸素との電気化学的な反応により発電するシステムであるたる。水素供給方法の一つとして、液化石油ガス(LPG)を改質し、水素を含有するガスである改質ガスを得る方法があり、この方法はLPGの供給システムがすでに社会的に整備されている点で、純水素を用いる方法などより有利である。
LPGを原燃料とした燃料電池システムでは、例えば、改質装置でLPGを水と反応させ主に一酸化炭素と水素に分解し、続いてシフト反応器で大部分の一酸化炭素を水と反応させ水素と二酸化炭素に転換し、最後に選択酸化反応器において微量の残存一酸化炭素を酸素と反応させ二酸化炭素にすることが行われる。
LPGにはもともと若干の硫黄分が含まれ、さらに着臭剤にも硫黄分が含まれる。硫黄分は改質装置の改質性能を劣化させるため、改質装置より上流で脱硫器にて硫黄分を除去することも行われる。
さて、一般にLPGを家庭で連続使用するためには、50kgボンベを2本用意し、一方のボンベの残量がわずかとなった時点で、他方のボンベに切り替えることが行われている。実際には、使用しているボンベの圧力が所定の圧力以下に下がった時点で、自動的にボンベ切替が行われる。
このボンベ切替のために、通例、非特許文献1第24頁〜25頁に記載されるような自動切替式調整器が用いられている。この自動切替式調整器は図4に示すように、二つの一体型切替部(自動切り替え機能と一次減圧機能とを兼ねた一次用調整器)100aおよびbを備える。この切替部はそれぞれダイヤフラム101aおよびbとバネ102aおよびbを有する。LPGの圧力とバネによる力がダイヤフラムにかかるようになっており、使用中のボンベ側(紙面右側)では強制的に(機械的に)ロッド103により弁104bが開とされ、予備のボンベ側(紙面左側)では使用中のボンベから供給されるLPGの圧力によりダイヤフラム101aが紙面上方に押し上げられ、弁104aは閉じている(図4(a))。使用中のボンベのLPG残量がわずかになると、調整器内のLPG圧力が低下してバネ102aによりダイヤフラム101aが紙面下方に押し下げられ、弁104aが開き、予備のボンベからもLPGが供給される(図4(b))。
そして、LPG供給者がロッド103bで強制的に弁(紙面右側)を開くのを止め、ロッド103aで弁(紙面左側)を強制的に開き、LPG残量がわずかとなったボンベを交換する(図4(c))。
LPG供給者は家庭等を巡回してLPGボンベの残量を確認し、必要な場合にはボンベ交換を行っていた。
「液化石油ガス整備士講習テキスト」、高圧ガス保安協会編集発行、平成13年3月8日平成12年版改訂版
ボンベのLPG残量が少なくなるにつれ、ボンベから流出するLPGに含まれる硫黄分が急増する傾向がある。図1に、発明者らによる実測値に基づく、家庭用50kgLPGボンベ内のLPGの消費量(0%はボンベが満液状態にあることを意味し、100%はLPG残量がゼロであることを意味する)と、ボンベから流出するLPGに含まれる硫黄濃度との相関の一例を示す。2〜3質量ppmであった硫黄濃度が、ボンベが空に近くなってくると急激に上昇し60質量ppm程度に達している。
一方、ボンベ内にLPGが液状で残っている間はボンベ内圧力はほぼ一定であり、ボンベ内に液相がほとんどなくなってほぼ気相のみになった時点からボンベ内圧力が急に低下する。つまり、従来行われていた圧力を利用した切替方法では、消費量がほぼ100%になった時点で切替が行われる。従って、ボンベが切り替わる直前においては、ボンベから放出されるLPGには比較的高濃度の硫黄が含まれていた。
ボンベから放出されるLPGを、ガスコンロなどの機器で使用する場合は、例えば60質量ppm程度の硫黄濃度であっても問題なく使用できるが、燃料電池システムにこのような高硫黄濃度のLPGが供給されると、脱硫器の許容範囲を超え、改質器や燃料電池の性能低下を招く場合がある。
本発明の目的は、LPG貯蔵手段からLPGを供給する際に高濃度の硫黄を含むLPGが流出することを防止することであり、これを可能とするLPG貯蔵手段の交換方法、LPG供給方法およびLPG供給装置を提供することである。
本発明の別の目的は、LPGを原燃料とする燃料電池システムに高濃度の硫黄を含むLPGが流入することを防止することであり、これを可能とする燃料電池システムへのLPG供給方法、および燃料電池システムを提供することである。
本発明により、交換可能な液化石油ガス貯蔵手段から流出する液化石油ガスの積算流量を計測し、該積算流量が所定値以上となったときに、該貯蔵手段を交換することを特徴とする液化石油ガス貯蔵手段の交換方法が提供される。
本発明により、交換可能な液化石油ガス貯蔵手段から流出する液化石油ガスの積算流量を計測し、
該積算流量が所定値以上となったときに、固有の識別符号を液化石油ガス供給管理システムに通報し、
該通報を受けて該液化ガス貯蔵手段を交換することを特徴とする
液化石油ガス貯蔵手段の交換方法が提供される。
本発明により、第1の系統および第2の系統を有する交換可能な液化石油ガス貯蔵手段から液化石油ガスを供給する方法において、
第1系統の貯蔵手段および第2系統の貯蔵手段の両方から液化石油ガスを供給し、この際両方から供給する液化石油ガスの合計積算流量を計測する工程;
該合計積算流量が所定値以上となったとき、信号を発信する工程;および
該信号を受け、所定時間内に、第1系統および第2系統の液化石油ガス貯蔵手段を交換する交換工程
を有することを特徴とする液化石油ガスの供給方法が提供される。
この方法においては、前記交換工程において、
第1系統の貯蔵手段からの液化石油ガス供給を継続しながら第2系統の貯蔵手段からの液化石油ガス供給を停止し、第2系統の貯蔵手段を交換し、
次いで、第2系統の貯蔵手段からの液化石油ガスを開始して第1系統の貯蔵手段からの液化石油ガス供給を停止し、第1系統の貯蔵手段を交換し、第1系統の貯蔵手段からの液化石油ガス供給を開始する
ことが好ましい。
本発明により、第1の系統および第2の系統を有する交換可能な液化石油ガス貯蔵手段から液化石油ガスを供給する方法において、
第1系統および第2系統の貯蔵手段のうちの一方の貯蔵手段からは液化石油ガスを供給せずに他方の貯蔵手段から液化石油ガスを供給し、この際供給する液化石油ガスの積算流量を計測する工程;
該積算流量が所定値以上となったときに信号を発信する工程;
該信号を受けて該一方の貯蔵手段からの液化石油ガス供給を開始し該他方の貯蔵手段からの液化石油ガス供給を停止することにより、液化石油ガスを供給する貯蔵手段を切り替える切替工程;および
該信号を受け、所定時間内に該他方の貯蔵手段を交換する工程
を有する液化石油ガスの供給方法が提供される。
この方法においては、前記切替工程において、
液化石油ガス供給の開始および停止を、自動切替器を用いて自動的に行うことが好ましい。
本発明により、交換可能な液化石油ガス貯蔵手段から液化石油ガスを供給するための液化石油ガス供給装置において、
貯蔵手段から供給する液化石油ガスの積算流量を計測する計測手段;
該積算流量と予め入力された所定値とを比較し、積算流量が所定値以上である場合に信号を発する発信手段;および
該信号を受けた場合に固有の識別符号を液化石油ガス供給管理システムに通報する通報手段
を有することを特徴とする液化石油ガス供給装置が提供される。
本発明により、第1の系統および第2の系統を有する交換可能な液化石油ガス貯蔵手段から液化石油ガスを供給する液化石油ガス供給装置において、
第1系統の貯蔵手段および第2系統の貯蔵手段からの液化石油ガス供給を切り替え可能な切替器;
供給する液化石油ガスの積算流量を計測する計測手段;
該積算流量と予め入力された所定値とを比較し、積算流量が所定値以上である場合に信号を発する発信手段;および
該信号を受けた場合に固有の識別符号を液化石油ガス供給管理システムに通報する通報手段
を有することを特徴とする液化石油ガス供給装置が提供される。
この装置においては、前記切替器は自動切替器であって、さらに前記信号を受けた場合に該自動切替器を制御する信号を送信する制御信号送信手段を有することが好ましい。
本発明により、上記液化石油ガスの供給方法により燃料電池システムに液化石油ガスを供給することを特徴とする燃料電池システムへの液化石油ガス供給方法が提供される。
本発明により、上記液化石油ガス供給装置を備えることを特徴とする燃料電池システムが提供される。
なお貯蔵手段からLPGを供給すると言った場合、場合によっては利用機器側が停止しており、実際にはLPG供給装置から利用機器にLPGが流れないこともあるが、このような場合であってもLPG貯蔵手段から利用機器側に通ずる流路が形成されていればLPGを供給する状態に含めるものとする。
本発明によれば、硫黄濃度が高いLPGが流出する前にLPG貯蔵手段を切り替えることができる。従って、LPGが供給される機器に、連続して硫黄濃度の低いLPGを供給することができる。
また本発明によれば、LPGを原燃料とする燃料電池システムにおいて、硫黄による悪影響を避けつつ連続運転することが可能となる。
本発明は、上記効果を簡易で比較的安価な構成によって実現することができ、家庭用などの小規模な設備に好適である。
さらに、本発明によれば、ボンベ交換のタイミングがLPG供給者に通報されるため、LPG供給者が巡回してボンベの残量を調べる必要が無くなる。
以下、燃料電池システムにLPGを供給すること、図1に示したLPG消費量−硫黄濃度の関係が成り立つこと、また、硫黄濃度10ppm以上のLPGが燃料電池システムに供給されると燃料電池システムに影響が出ることを想定して本発明の実施形態の例について図面を用いて説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
例えば、LPG利用装置が、LPGを改質して水素を製造する水素製造装置であってもよい。このような利用装置の一例として、水素を燃料とする自動車に水素を供給するための小規模な水素ステーションが挙げられる。
また図1は家庭用に一般的に用いられる50kgLPGボンベについての実測値に基づく相関を示すものであり、図1に示される傾向は認められるとしても全ての場合に図1の相関が厳密に成り立つわけではない。しかし、想定される状況に応じてLPG消費量と流出硫黄濃度の相関は実験的に求めることができる。
さらに、許容される硫黄分レベルは10ppmに限られるものではなく、LPGが供給される利用側の機器の仕様によって異なるものである。
〔第1の形態〕
図2にLPG供給装置の一形態を示す。この設備は並列に接続された二つの系統のLPG貯蔵手段を有する。なお図中、各機器を結ぶ実線はLPG配管を示し、破線は信号経路を示す。信号経路は有線でも無線でも良い。
LPG貯蔵手段としては、LPGボンベを初めとするLPG容器等、交換可能な公知の貯蔵手段を適宜利用することができる。本発明は、簡易で比較的安価な構成によって高硫黄濃度のLPGの流出を防ぐことを可能とするため、貯蔵手段が50kg以下のLPGボンベであるような、家庭用などの小規模なシステムに特に好適に適用される。二つの系統のLPG貯蔵手段は、例えばそれぞれ1個ずつの容器であってもよく、あるいはそれぞれが複数の容器が接続された容器群であってもよい。
ここでは50kgのLPGボンベを一系統に一つ採用している。50kgボンベ1aおよび1bはそれぞれ逆止弁2aおよび2bに接続され、二つの系統が合流されてマイコンメータ6に接続される。マイコンメータの出口からLPGが燃料電池システムに供給される。
また必要に応じて減圧弁5が設けられる。必要であれば、減圧弁を複数設け、多段で減圧することもできる。
逆止弁、減圧弁は、LPG供給設備に用いることのできる公知のものを適宜採用することができる。
マイコンメータ6は、積算流量計などの積算流量を計測する計測手段と、計測した積算流量と予め入力された所定値とを比較し、積算流量が所定値(F1)以上となった場合に信号(S1)を発する発信手段とを併せ持つ。このようなマイコンメータは公知のものを利用することができる。また、計測手段と発信手段があれば、マイコンメータが必要なわけではない。
伝送用コントローラ21は、発信手段もしくはマイコンメータから上記信号S1を受けた場合に、例えば電話回線を通じてLPG供給者に少なくとも固有の識別符号を通報する通報手段の一例である。伝送用コントローラも公知のものを適宜採用できる。
マイコンメータと伝送用コントローラが一体化されたコントローラ一体型マイコンメータを使用することもできる。このようなマイコンメータとしても公知のものを利用することができる。
LPG供給会社などのLPG供給者は上記通報を受けるとボンベ交換作業を行う。LPG供給装置に固有の識別符号が通報され、これをLPG供給者側のLPG供給管理システムを構成するコンピュータ7で受ける。LPG供給者はLPG供給装置の設置場所、ボンベの種類、一系統あたりのボンベの数などの顧客データをデータベースなどの形で保有し、受信した識別符号と顧客データをコンピュータにより照合するなどして、交換すべきボンベの所在地と本数などを容易に知ることができる。また通報を受信した日時(通報自体に積算流量がF1以上となったことを検知した日時を含めても良い)と所定時間T1から、ボンベ交換をいつまでに行うべきかも分かる。これらの情報をもとに、LPG供給者はボンベ交換の手配をし、満液状態のボンベを積載したトラック8がLPG供給設備の所在地に向かい、使用済みボンベと満液のボンベを交換する。
なおLPG供給者は、例えば、LPGの消費者もしくは利用者と契約を結んだLPG供給会社(その業務の少なくとも一部を代行する代行者も含まれる)である。
ここでは通常時(ボンベ1aおよび1bの残量に余裕があるうち)は両ボンベから同時に燃料電池システムにLPGを供給する。ボンベ交換に際しては、二つのボンベを時間差をもって交換する。まずボンベ1aをLPG流出可能としたままボンベ1bの元弁を閉じて取り外して新たなボンベ1bを接続し元弁を開き、ボンベ1b側をLPG流出可能とする。次いで、ボンベ1b側はLPG流出可能としたままボンベ1aの元弁を閉じて取り外して新たなボンベ1aを接続し元弁を開き、ボンベ1a側をLPG流出可能とする。これで再び二つの系統ともLPG供給可能な状態となる。
このようなボンベ交換方法により、燃料電池システム側に連続してLPGを供給することが可能となる。
上記所定の積算流量値F1は、LPGが供給されるLPG利用機器の許容硫黄レベルとボンベ交換のための所定時間(T1)に関係する。所定時間T1は交換のための信号S1が発せられてから交換作業が完了するまでに要する時間として設定される。
図1を用いて説明する。例えば、硫黄濃度10ppm以上のLPGが利用機器に供給されると利用機器側に影響が出ることを想定すると、硫黄濃度10ppmを与えるLPG消費量を求め(図1においては約95%)、単位時間あたりのLPG消費量の最大値と交換のための所定時間T1とから、所定時間T1に消費されうる最大のLPG消費量を求める(仮にボンベ充填量の10%とする)。このとき、LPG消費量が85%になった時点でボンベ交換の通報が発せられれば、硫黄濃度が10ppmとなることを実質的に避けることができる。
新たなボンベに充填されているLPG量は既知なので、充填量(ボンベ2本分)の85%に相当する量をマイコンメータ6に予めセットしておき、積算流量がその量になった時点で交換のための信号S1を発するようにする。ボンベ交換作業完了時には、積算流量をリセットし、あらためて積算流量をカウントし始める。
また、万が一ボンベ交換の通報があったにもかかわらずボンベ交換がなされない場合を考慮するならば、積算流量がLPG消費量95%に相当する量以上になった際にマイコンメータがインターロック信号を発し、燃料電池システムにこの信号を送り、燃料電池システムを停止させることも可能である。
ボンベ一本のLPG充填量をVとし、交換のための信号を発する積算流量の所定値をF1、インターロック信号を発する積算流量をF1 intとすると、ここではボンベ2本から同時にLPGを供給するため、
1=0.85(2V)、
1 int=0.95(2V)
と表すことができる。
〔第2の形態〕
図3に、別の形態のLPG供給設備を示す。この設備は自動切替器30を有し、伝送機能付きコントローラ31から自動切替器を制御することが可能となっている。また、前述の形態ではボンベ交換時以外は2系統のボンベから同時に燃料電池システムにLPGを供給しているが、ここに示す形態では2つのボンベを交互に自動的に切替ながら燃料電池システムにLPGを供給する。
伝送機能付コントローラは、発信手段もしくはマイコンメータからボンベ切替のための信号S2を受けた場合に、例えば電話回線を通じてLPG供給者に少なくとも固有の識別符号を通報する通報手段と、信号S2を受けた場合に各自動遮断弁を制御する信号を送る制御信号送信手段の機能を併せ持つ。伝送機能付きコントローラから送られる信号を受けて自動切替器に備わるアクチュエータが作動し、2つのボンベの開閉が切替わる。伝送機能付コントローラとしても公知のものを利用できる。
初期使用開始時はボンベ1a、1bともLPGが満液状態であり、先ず自動切替器30を1a側を開とし(1b側は閉)ボンベ1aのみLPG流出可能とし、LPGの使用を開始する。積算流量を監視し、積算流量が所定の値(F2)以上になった際に、マイコンメータ6が信号を発し、伝送機能付コントローラ31を介して自動切替器30の1b側を開とする(1a側は閉)。同時に伝送機能付コントローラ31からボンベ供給者に少なくとも固有の識別符号を通報する。またこの時点で積算流量をリセットして、新たにゼロから積算流量をカウントし始める。こうしてボンベ1bのみLPG流出可能とされる。
通報を受けたボンベ供給者は、所定の時間T2内にボンベ1aを交換するが、この場合ボンベ1bが満液状態から残量わずかになるまでの間にボンベ1aを交換すればよいので、第2の形態における交換のための所定時間T2は、第1の形態における交換のための所定時間T1より長くすることが可能である。
また切替のための信号を発するタイミングを知るための所定の積算流量値F2は、第1の形態ではボンベ交換のための時間を勘案した上でLPG消費量85%相当の量としたが、第2の形態ではボンベ切替を自動的に事実上瞬時に行ないLPGを連続的に供給することができるためボンベ交換のための時間を勘案する必要が無く、LPG消費量95%相当とすることができる。つまり、第1の形態ではLPGの残量が85%の状態でボンベを交換するが、第2の形態ではLPGの残量が95%になるまでボンベを使用することができる。このときT2は、ボンベ1本のLPG充填量の95%を、想定される最大のLPG消費速度で除した値をもとに、安全率などを勘案して決めることができる。
第2の形態における積算流量の所定値F2は、
2=0.95V
と表すことができる。
上記のようにボンベ1bのみLPG流出可能としてLPGを使い、積算流量が再び所定の値F2になった際には、マイコンメータ6が信号S2を発し、伝送機能付コントローラ31を介して自動切替器30の1a側を開とする(1b側は閉)。同時に伝送機能付コントローラ31からボンベ供給者に通報し、また、監視している積算流量をリセットする。こうして再びボンベ1aのみLPG供給可能な状態となり、ボンベ供給者がボンベ1bを交換する。以降、ボンベ1aおよび1bを切り替えて、常に燃料電池システムに低硫黄のLPGを供給可能とする。
上述の積算流量の所定値F1、F2や、所定の時間T1、T2を決める際に、安全率を乗じるなどのことは適宜行うことができる。
〔燃料電池システム〕
燃料電池システムは、供給されるLPGを脱硫する脱硫器、脱硫されたLPGを改質して水素を含有する改質ガスを得る改質器、改質ガスを燃料とする燃料電池などを有する、LPGを原燃料とする公知の燃料電池システムを利用することができ、これに上述のLPG供給装置を付設することができる。
LPGボンベ内のLPGの消費量と、ボンベから流出するLPGに含まれる硫黄濃度との相関の一例を示すグラフである。 LPG供給装置の一形態の概略を示す模式図である。 LPG供給装置の別の形態の概略を示す模式図である。 圧力を利用してボンベ切替を行う従来の自動切替式調整器を示す模式的断面図である。
符号の説明
1a、1b:LPGボンベ(第1系統、第2系統)
2a、2b:逆止弁(第1系統、第2系統)
5:減圧弁
6:マイコンメータ
21:伝送用コントローラ
30:自動切替器
31:伝送機能付コントローラ
100a、100b:自動切替式調整器
101a、101b:ダイヤフラム
102a、102b:バネ
103a、103b:ロッド
104a、104b:弁
1、S2:積算流量が所定値以上となったときに発せられる信号

Claims (11)

  1. 交換可能な液化石油ガス貯蔵手段から流出する液化石油ガスの積算流量を計測し、該積算流量が所定値以上となったときに、該貯蔵手段を交換することを特徴とする液化石油ガス貯蔵手段の交換方法。
  2. 交換可能な液化石油ガス貯蔵手段から流出する液化石油ガスの積算流量を計測し、
    該積算流量が所定値以上となったときに、固有の識別符号を液化石油ガス供給管理システムに通報し、
    該通報を受けて該液化ガス貯蔵手段を交換することを特徴とする
    液化石油ガス貯蔵手段の交換方法。
  3. 第1の系統および第2の系統を有する交換可能な液化石油ガス貯蔵手段から液化石油ガスを供給する方法において、
    第1系統の貯蔵手段および第2系統の貯蔵手段の両方から液化石油ガスを供給し、この際両方から供給する液化石油ガスの合計積算流量を計測する工程;
    該合計積算流量が所定値以上となったとき、信号を発信する工程;および
    該信号を受け、所定時間内に、第1系統および第2系統の液化石油ガス貯蔵手段を交換する交換工程
    を有することを特徴とする液化石油ガスの供給方法。
  4. 前記交換工程において、
    第1系統の貯蔵手段からの液化石油ガス供給を継続しながら第2系統の貯蔵手段からの液化石油ガス供給を停止し、第2系統の貯蔵手段を交換し、
    次いで、第2系統の貯蔵手段からの液化石油ガスを開始して第1系統の貯蔵手段からの液化石油ガス供給を停止し、第1系統の貯蔵手段を交換し、第1系統の貯蔵手段からの液化石油ガス供給を開始する
    請求項3記載の方法。
  5. 第1の系統および第2の系統を有する交換可能な液化石油ガス貯蔵手段から液化石油ガスを供給する方法において、
    第1系統および第2系統の貯蔵手段のうちの一方の貯蔵手段からは液化石油ガスを供給せずに他方の貯蔵手段から液化石油ガスを供給し、この際供給する液化石油ガスの積算流量を計測する工程;
    該積算流量が所定値以上となったときに信号を発信する工程;
    該信号を受けて該一方の貯蔵手段からの液化石油ガス供給を開始し該他方の貯蔵手段からの液化石油ガス供給を停止することにより、液化石油ガスを供給する貯蔵手段を切り替える切替工程;および
    該信号を受け、所定時間内に該他方の貯蔵手段を交換する工程
    を有する液化石油ガスの供給方法。
  6. 前記切替工程において、
    液化石油ガス供給の開始および停止を、自動切替器を用いて自動的に行う請求項5記載の方法。
  7. 交換可能な液化石油ガス貯蔵手段から液化石油ガスを供給するための液化石油ガス供給装置において、
    貯蔵手段から供給する液化石油ガスの積算流量を計測する計測手段;
    該積算流量と予め入力された所定値とを比較し、積算流量が所定値以上である場合に信号を発する発信手段;および
    該信号を受けた場合に固有の識別符号を液化石油ガス供給管理システムに通報する通報手段
    を有することを特徴とする液化石油ガス供給装置。
  8. 第1の系統および第2の系統を有する交換可能な液化石油ガス貯蔵手段から液化石油ガスを供給する液化石油ガス供給装置において、
    第1系統の貯蔵手段および第2系統の貯蔵手段からの液化石油ガス供給を切り替え可能な切替器;
    供給する液化石油ガスの積算流量を計測する計測手段;
    該積算流量と予め入力された所定値とを比較し、積算流量が所定値以上である場合に信号を発する発信手段;および
    該信号を受けた場合に固有の識別符号を液化石油ガス供給管理システムに通報する通報手段
    を有することを特徴とする液化石油ガス供給装置。
  9. 前記切替器は自動切替器であって、さらに前記信号を受けた場合に該自動切替器を制御する信号を送信する制御信号送信手段を有する請求項8記載の装置。
  10. 請求項3〜6のいずれか一項記載の液化石油ガスの供給方法により燃料電池システムに液化石油ガスを供給することを特徴とする燃料電池システムへの液化石油ガス供給方法。
  11. 請求項7〜9のいずれか一項記載の液化石油ガス供給装置を備えることを特徴とする燃料電池システム。
JP2003330009A 2003-09-22 2003-09-22 液化石油ガスの供給方法および装置ならびに液化石油ガス貯蔵手段の交換方法 Expired - Fee Related JP4792198B2 (ja)

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