JP2005097966A - 内装パネル接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構造で接続作業が簡略化され、接続部位の補強剛性も十分に得られる内装パネル接続構造を提供する。
【解決手段】 パネル本体1に裏打ち材2を貼着して内装パネルAを形成し、パネル本体1の端縁に接続部3を形成し、隣接する接続部3を相対向させ両者間に補強バー材4を挟持固定して内装パネルAを接続してなる内装パネル接続構造において、パネル本体1の端縁に後方、内方、前方へと折曲した中空矩形状の接続部3を形成し、この接続部3の外側片3aにダルマ状長孔5を配置穿設し、補強バー材4の両側面に係止凸起6をダルマ状長孔5に対応させて配置突設し、相対向する外側片3a間に補強バー材4を介在させて係止凸起6をダルマ状長孔5に挿通させ、同補強バー材4を摺動させて係止凸起6をダルマ状長孔5に係止させることで、外側片3a間に補強バー材4を挟持固定させた。
【選択図】図1

Description

本願発明は、ユニットルームの天井や壁等に施工される内装パネル接続構造であり、パネル本体の裏面に裏打ち材を貼着して内装パネルを形成し、パネル本体の端縁部分に後裏側へ折曲突出した接続部を形成し、隣接配置される内装パネル間で同接続部を相対向させ両者間に補強バー材を挟持固定して両内装パネルを接続してなる内装パネル接続構造に関するものである。
従来、一般のバスルーム、トイレルーム、サニタリールーム等のユニットルームの天井においては、図4、5に示す如く、パネル本体1の裏面に裏打ち材2を貼着して内装パネルBを形成し、パネル本体1の端縁部分に後裏側へ折曲突出した接続部3を形成し、隣接配置される内装パネルB間で同接続部3を相対向させ両者間に補強バー材4を挟持固定して両内装パネルBを接続してなる内装パネル接続構造が採用施工されている。
この場合、パネル本体1の端縁部分に形成される接続部3が後裏側へ折曲した突出板片状であり、この接続部3には貫通孔(図示せず)が穿設されている。又、補強バー材4は前記パネル本体1よりも厚い金属製の帯状板材で、この補強バー材4にも貫通孔(図示せず)が穿設されている。そして、図5(a)に示す如く、相対向する両接続部3間に補強バー材4を介在させ、両接続部3及び補強バー材4に穿設される前記貫通孔にボルト10を挿通し、図5(b)に示す如く、同ボルト10にナット11を螺合させて締め付けることにより、両接続部3間に補強バー材4を挟持固定している。したがって、この内装パネル接続構造では、両内装パネルB間の接続部位が補強バー材4によって補強される。
しかしながら、この場合、パネル本体1の端縁部分が後方へ一回だけ折曲された突出板片状の接続部3となっているため、この接続部3の剛性は低く、両接続部3間に補強バー材4を挟持固定したとしても、十分な補強効果が得られ難いものであった。しかも、ボルト10、ナット11の締め付けにより挟持固定して接続するものであるため、その螺合操作が面倒で、施工時の接続作業に手間を要するものであった。
又、前記ボルト10、ナット11の螺合操作には両接続部3の各内側でスペースSを必要とし、裏打ち材2はその側端部2aが接続部3から同スペースS分だけ離れた状態でパネル本体1の裏面に貼着されるため、接続部位近傍の強度は低下してしまうものであった。この場合に、図4に示す如く、補強木材9を用いて更なる補強を図ろうとしても、裏打ち材2の裏側背面2bに貼着されることになる同補強木材9を接続部3に近接しては固定することができず、接続部位近傍を補強することは困難であった。
ところで、螺合操作によらず接続作業を簡単に行えるようにしたユニットルームの天井の固定構造も知られている(特許文献1:特開平10−37499号公報)。このものでは、図6に示す如く、パネル本体1の裏面に裏打ち材2を貼着して内装パネルC1,C2を形成し、両内装パネルC1,C2の接続部3同士を前後に重ね合わせて係合させ、この係合部位の後裏側にジョイナー15を接合させて摺動させ、このジョイナー15によって同接続部3同士を簡単に接続することができるようにしている。
この場合、一方の内装パネルC1の接続部3には断面コ字状の補強型材12が固着され、この補強型材12の背面には長手方向で複数の係止凸起6が配置突設されている。又、他方の内装パネルC2の接続部3は、パネル本体1の端縁部分を後方、外方へと断面L字状に折曲した屈曲板状片13として形成され、この屈曲板状片13の後側片部分には複数の係合孔14が前記係止凸起6に対応して配置穿設されている。又、ジョイナー15は背方へ開口した断面コ字状の型材でなり、その底片部分には複数のダルマ状長孔5が前記係止凸起6及び係合孔14に対応して配置穿設されている。
そして、施工時の接続作業では、まず、図6(a)に示す如く、一方の内装パネルC1の補強型材12の裏側に他方の内装パネルC2の屈曲板状片13を重ね合わせ、その際、係止凸起6に係合孔14を嵌挿係合させる。次に、図6(b)に示す如く、前記係合孔14に挿通された係止凸起6にダルマ状長孔5を挿合させると共に、屈曲板状片13の後裏側にジョイナー15を接合させ、このジョイナー15を長手方向に摺動させる。これにより、図6(c)に示す如く、係止凸起6にダルマ状長孔5が係合孔14を介し係止されて、補強型材12と屈曲板状片13とがジョイナー15によって接続される。又、ここでは、図6(c)に示す如く、ジョイナー15をスライド治具16で摺動させることによって、同ジョイナー15を簡単に着脱することができるとされている。
しかしながら、この場合、両内装パネルC1,C2を接続するためのジョイナー15と接続部位を補強するための補強型材12とが別部材として必要になるため、部材数の増加によりコスト高となってしまう。しかも、補強型材12は一方の内装パネルC1の接続部3にのみ固着されるため、他方の接続部3の補強が十分にはなされず、又、両内装パネルC1,C2の接続部3の構造が相違することになって、製造面や部材管理面でも複雑化してしまう。又、両内装パネルC1,C2の接続部3を接合させる作業とジョイナー15を摺動させて接続する作業とが各別に行われることになって、施工時の接続作業もそれ程には簡略化されない。
特開平10−37499号公報
本願発明は、上記従来の技術に鑑みて発明されたものであり、その課題は、簡単な構造で接続作業が簡略化され、接続部位の補強剛性も十分に得られる内装パネル接続構造を提供することである。
上記課題を解決するため、本願発明の内装パネル接続構造では、パネル本体の裏面に裏打ち材を貼着して内装パネルを形成し、パネル本体の端縁部分に後裏側へ折曲突出した接続部を形成し、隣接配置される内装パネル間で同接続部を相対向させ両者間に補強バー材を挟持固定して両内装パネルを接続してなる内装パネル接続構造において、パネル本体の端縁部分に後方、内方、前方へと各毎略直角に折曲した中空略矩形状の接続部を後裏側へ突出形成し、この接続部の後方へ折曲した外側片に長手方向で複数のダルマ状長孔を配置穿設し、補強バー材の両側面に複数の係止凸起を前記ダルマ状長孔に対応させて配置突設し、相対向する両接続部の外側片間に補強バー材を介在させると共に各係止凸起を各ダルマ状長孔に挿通させ、同補強バー材を摺動させて各係止凸起を各ダルマ状長孔に係止させることで、両外側片間に補強バー材を挟持固定してなるものとした。
本願発明の内装パネル接続構造においては、パネル本体の端縁部分に後方、内方、前方へと各毎略直角に折曲した中空略矩形状の接続部が後裏側へ突出形成されるので、この中空略矩形状の接続部により同パネル本体の端縁部分の剛性は高められ、隣接配置される内装パネル間で同接続部を相対向させ両者間に補強バー材を挟持固定して両内装パネルを接続することによって、この接続部位の補強剛性が十分に得られる。
しかも、相対向する両接続部の外側片間に補強バー材を介在させると共に各係止凸起を各ダルマ状長孔に挿通させ、同補強バー材を摺動させて各係止凸起を各ダルマ状長孔に係止させることにより、両外側片間に補強バー材が挟持固定されるので、この補強バー材は接続及び補強の両役目を果たすことになり、同補強バー材を両接続部間に介在させて摺動させるという簡単な作業で接続作業が完了し、この接続作業は簡略化される。又、この場合、補強バー材がジョイナーとして兼用されるので部材数は少なくて済み、相対向する両接続部が同じ構造となるため内装パネルの製造や部材管理は容易で、これによりコスト低減が図られる。
図1〜3は、本願発明の一実施形態である内装パネル接続構造を示している。この実施形態の内装パネル接続構造は、パネル本体1の裏面に裏打ち材2を貼着して内装パネルAを形成し、パネル本体1の端縁部分に後裏側へ折曲突出した接続部3を形成し、隣接配置される内装パネルA間で同接続部3を相対向させ両者間に補強バー材4を挟持固定して両内装パネルAを接続してなる。
そして、この実施形態の内装パネル接続構造では、パネル本体1の端縁部分に後方、内方、前方へと各毎略直角に折曲した中空略矩形状の接続部3を後裏側へ突出形成し、この接続部3の後方へ折曲した外側片3aに長手方向で複数のダルマ状長孔5を配置穿設し、補強バー材4の両側面に複数の係止凸起6を前記ダルマ状長孔5に対応させて配置突設し、相対向する両接続部3の外側片3a間に補強バー材4を介在させると共に各係止凸起6を各ダルマ状長孔5に挿通させ、同補強バー材4を摺動させて各係止凸起6を各ダルマ状長孔5に係止させることで、両外側片3a間に補強バー材4を挟持固定している。
又、この実施形態の内装パネル接続構造では、接続部3の前方へ折曲した内側片3cに裏打ち材2の側端部2aを当接させており、この場合、同接続部3の内方へ折曲した後側中片3bと同裏打ち材2の裏側背面2bとを略面一状に連続させてもいる。更に、ダルマ状長孔5の長手方向を外側片3aの長手方向に沿わせ、補強バー材4をその長手方向に摺動させて各係止凸起6が各ダルマ状長孔5に係止されるようになし、同補強バー材4の後側縁部4aを両側のパネル本体1の接続部3よりも後方へ突出させている。
以下、この実施形態の内装パネル接続構造をより具体的詳細に説明する。この実施形態の内装パネル接続構造は、バスルーム、トイレルーム、サニタリールーム等のユニットルームの天井に採用施工されるものである。そして、パネル本体1は化粧鋼板、ステンレス板等の金属板や樹脂被覆金属板或いは樹脂成形板でなり、天井を複数に分割する大きさの略矩形状に形成される。パネル本体1の内装パネルAが隣接配置される端縁部分にはその略全長にわたって接続部3が一体に設けられており、この接続部3は外側片3a、後側中片3b、内側片3cで囲まれた中空略矩形状の断面となるように同パネル本体1の端縁部分が裏側へ延設折曲されて形成されている。
又、図1に示す如く、パネル本体1の前記接続部3に隣接する他の端縁部分にはその略全長にわたって前方へと折曲した取着片部7が一体に形成されており、この取着片部7には取付用長孔8が配置穿設されている。この場合、取着用長孔8に挿通されるネジ(図示せず)によって取着片部7は、ユニットルームを構成する壁パネル(図示せず)に接続固定される。パネル本体1の前記接続部3の外側片3aにはその長手方向で複数のダルマ状長孔5が配置穿設されており、各ダルマ状長孔5は大径部5aと小径部5bとが連通形成されたもので、この大径部5aと小径部5bとが並ぶ長手方向が同外側片3aの長手方向に沿って同方向となるように各ダルマ状長孔5は配設されている。
そして、パネル本体1の裏面にはその略全面にわたって裏打ち材2が貼着固定されており、その際、この裏打ち材2の側端部2aは前記接続部3の内側片3cに当接され、同裏打ち材2が所定の位置で正確に位置決めされて容易に貼着固定される。裏打ち材2は石膏ボードや樹脂発泡体でなり、パネル本体1を補強すると共に断熱効果をも果たす。又、接続部3の内側片3cに側端部2aが当接された裏打ち材2の裏側背面2bは同接続部3の後側中片3bと略面一状となって連続し、図3に示す如く、同連続する裏側背面2bと後側中片3bとに跨がるように補強木材9を貼着固定することができる。この場合、補強木材9は木質角材でなり、後記補強バー材4に近づけて容易に貼着固定され得るものである。
補強バー材4は前記パネル本体1よりも厚い帯状の金属板或いは樹脂板でなり、前記接続部3の略全長にわたる長さ寸法を有するものである。又、補強バー材4の巾寸法は接続部3の外側片3aの巾寸法よりも大きくて、この補強バー材4の後側縁部4aが両側の同接続部3の後側中片3bよりも後方へ突出されており、この突出寸法は手先で把持できる程度に設定される。又、補強バー材4の両側面には、その長手方向で複数の係止凸起6が前記ダルマ状長孔5と対応する位置に配置突設されている。係止凸起6は先端側が拡大した略円柱状に形成されており、補強バー材4と一体に或いは結合固着されて突設されている。この場合、係止凸起6はダルマ状長孔5の大径部5aから挿入され、小径部5bへとスライド移動されてこの小径部5bの孔縁に係止される。
ここで、この実施形態の内装パネル接続構造における接続作業について、具体的に順を追って説明する。まず、図1、図2(a)に示す如く、隣接配置される両内装パネルAの接続部3同士を相対向させ、両接続部3間に補強バー材4を介在させる。そして、補強バー材4の各係止凸起6を接続部3の各ダルマ状長孔5に大径部5aより挿入し、同補強バー材4をその長手方向に沿って摺動(図1α方向にスライド)させる。これによって、係止凸起6がダルマ状長孔5の小径部5bへと移動し、この小径部5bの孔縁に係止されて抜け外れないよう固定され、図2(b)に示す如く、両接続部3の外側片3a間に補強バー材4が挟持固定された状態となって接続作業は完了する。
この場合、略円柱状に形成された係止凸起6の外周面が先端側程拡大したテーパー状に形成されているため、ダルマ状長孔5を大径部5aから小径部5bへと巾径寸法が徐々に小さくなるように形成されていると、補強バー材4を図1α方向にスライドさせることで、同係止凸起6とダルマ状長孔5との相互テーパー作用により、両側の接続部3は同補強バー材4に対して引き付けられ、この補強バー材4が両接続部3の外側片3a間で強固に挟持固定される。
したがって、この実施形態の内装パネル接続構造においては、パネル本体1の端縁部分から後方、内方、前方へと各毎略直角に折曲した中空略矩形状の接続部3が後裏側へ一体に延設されて突出形成されるので、この中空略矩形状の接続部3により同パネル本体1の端縁部分はその剛性が高められて撓み変形し難いものであり、隣接配置される内装パネルA間で同接続部3を相対向させ両者間に補強バー材4を挟持固定して両内装パネルAを接続することによって、この接続部位における補強剛性が十分に確保される。
しかも、相対向する両接続部3の外側片3a間に補強バー材4を介在させると共に各係止凸起6を各ダルマ状長孔5に挿通させ、同補強バー材4をスライド摺動させて各係止凸起6を各ダルマ状長孔5に係止させることにより、両外側片3a間に補強バー材4が挟持固定されるので、この補強バー材4は接続及び補強の両役目を果たすことになり、同補強バー材4を両接続部3間に介在させてスライド摺動させるという簡単な作業で接続作業が完了し、この接続作業は簡略化される。
又、この場合、接続された状態で補強バー材4を前記と反対方向(図1αと反対方向)にスライド摺動させることにより、前記と逆の動作で同補強バー材4を両接続部3間から外して、両内装パネルAを分解することもできる。又、この実施形態の内装パネル接続構造においては、補強バー材4がジョイナー(図6に示す従来例ではジョイナー15)として兼用されるので部材数は少なくて済み、相対向する両接続部3が同じ構造となるため内装パネルAの製造や部材管理は容易で、これによりコスト低減を図ることができる。
更に、この実施形態の内装パネル接続構造においては、接続部3の前方へ折曲した内側片3cに裏打ち材2の側端部2aが当接されるので、この裏打ち材2は同内側片3cで位置決めされてパネル本体1の裏面に所定の位置で容易に貼着固定される。しかも、この場合、相互に接合される接続部3と裏打ち材2とが一体的に補強作用をなすので、接続部位近傍の強度は十分に確保される。又、接続部3の内方へ折曲した後側中片3bと裏打ち材2の裏側背面2bとを略面一状に連続させているので、この連続する裏側背面2bと後側中片3bとに跨がるように補強木材9を貼着固定することができ、補強バー材4に近づけて同補強木材9を貼着固定することにより、接続部位近傍をより確実に補強することもできる。
又、この実施形態の内装パネル接続構造においては、ダルマ状長孔5の長手方向を外側片3aの長手方向に沿わせ、補強バー材4をその長手方向に摺動させて各係止凸起6が各ダルマ状長孔5に係止されるようになしいてるので、同補強バー材4をその長手方向にスライド摺動させるという簡単な作業となり、スライド摺動のための作業スペースも大きく必要としない。しかも、その際、補強バー材4の後側縁部4aは両側のパネル本体1の接続部3よりも後方へ突出されているため、この突出部分を手先で把持して同補強バー材4を容易にスライド摺動させることができる。
又、この場合、補強バー材4の前側縁部はパネル本体1の表面より前方へ突出しておらず、外観に支障を来すことがない。なお、本願発明では、補強バー材4の前側縁部をパネル本体1の表面より前方へ突出させ、この突出部分を手先で把持して同補強バー材4をスライド摺動させるようになしてもよく、この場合には、内装パネルAの室内側からの施工における接続作業が容易となる。
本願発明の一実施形態である内装パネル接続構造を示す分解斜視図。 同内装パネル接続構造の接続過程を示し、(a)は接続前の状態を示す断面図、(b)は接続後の状態を示す断面図。 同内装パネル接続構造の接続後施工状態を示す断面図。 従来例である内装パネル接続構造の接続後施工状態を示す断面図。 同内装パネル接続構造の接続過程を示し、(a)は接続前の状態を示す断面図、(b)は接続後の状態を示す断面図。 別の従来例である内装パネル接続構造の接続過程を示し、(a)は接続前の状態を示す斜視図、(b)は接続途中の状態を示す斜視図、(c)は接続後の状態を示す斜視図。
符号の説明
1 パネル本体
2 裏打ち材
2a 側端部
2b 裏側背面
3 接続部
3a 外側片
3b 後側中片
3c 内側片 4 補強バー材
4a 後側縁部
5 ダルマ状長孔
5a 大径部
5b 小径部
6 係止凸起
A 内装パネル
B 内装パネル
C1 内装パネル
C2 内装パネル

Claims (4)

  1. パネル本体の裏面に裏打ち材を貼着して内装パネルを形成し、パネル本体の端縁部分に後裏側へ折曲突出した接続部を形成し、隣接配置される内装パネル間で同接続部を相対向させ両者間に補強バー材を挟持固定して両内装パネルを接続してなる内装パネル接続構造であって、パネル本体の端縁部分に後方、内方、前方へと各毎略直角に折曲した中空略矩形状の接続部を後裏側へ突出形成し、この接続部の後方へ折曲した外側片に長手方向で複数のダルマ状長孔を配置穿設し、補強バー材の両側面に複数の係止凸起を前記ダルマ状長孔に対応させて配置突設し、相対向する両接続部の外側片間に補強バー材を介在させると共に各係止凸起を各ダルマ状長孔に挿通させ、同補強バー材を摺動させて各係止凸起を各ダルマ状長孔に係止させることで、両外側片間に補強バー材を挟持固定してなる内装パネル接続構造。
  2. 接続部の前方へ折曲した内側片に裏打ち材の側端部を当接させたことを特徴とする請求項1記載の内装パネル接続構造。
  3. 接続部の内方へ折曲した後側中片と裏打ち材の裏側背面とを略面一状に連続させたことを特徴とする請求項2記載の内装パネル接続構造。
  4. ダルマ状長孔の長手方向を外側片の長手方向に沿わせ、補強バー材をその長手方向に摺動させて各係止凸起が各ダルマ状長孔に係止されるようになし、同補強バー材の後側縁部を両側のパネル本体の接続部よりも後方へ突出させたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の内装パネル接続構造。
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