JP2005095068A - アルコール飲料 - Google Patents

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俊二 金銅
Yoshihiro Murayama
宜宏 村山
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Abstract

【課題】アルコールの持つ特有のアルコール刺激を果汁との混合によって簡単に排除し、アルコールを飲用できない又は好んで飲用しない味覚嗜好を持つ人にも、抵抗なく飲用することができるアルコール飲料を提供する。
【解決手段】アルコールと果汁の混合物からなり、必要により、水、炭酸ガス、香料、酸味料、糖類、甘味料、着色料などを含有し、上記アルコール飲料と果汁の混合量を同量もしくは果汁含有量が多くなるように設定する。
【選択図】なし

Description

この発明は、アルコール飲料であるにもかかわらず、アルコール特有の刺々しいアルコール刺激のない味覚を有するアルコール飲料に関する。
従来、アルコール飲料については、焼酎、ウオッカ等の蒸留酒、果実酒、梅酒等の浸漬酒、カクテル、チューハイに代表されるリキュール類をはじめ、ビール、発泡酒などがある。
こうした従来のアルコール飲料は、一般的に、アルコール特有の酵母臭や刺々しいアルコール苦味、鼻をつくアルコール臭、老成(ヒネ)などのアルコール含有飲料が固有に持つ味覚(以下これをアルコール刺激という)を有するものである。
本発明者は、アルコール飲料の嗜好を検討した結果、アルコール飲料を楽しみたいが、アルコール刺激が苦手で、飲用できない又は好んで飲用しない味覚嗜好を持つ一群が存在することを見出した。
そこで、従来の各種アルコール飲料を飲用してみたが、アルコールを含有する飲料から固有の味覚であるアルコール刺激を無くした味覚設計の商品が存在しなかった。
従来のアルコール飲料の製造において、定温で熟成を長期間とることで、まろやかな味覚をつくるという方法があるが、このような製法によっても酵母臭やアルコール苦味が残り、アルコール刺激を完全に除去することができないと共に、熟成に長期間を要するという欠点がある。
そこで、この発明の課題は、アルコールの持つ特有のアルコール刺激を果汁との混合によって簡単に排除し、アルコールを飲用できない又は好んで飲用しない味覚嗜好を持つ人にも、抵抗なく飲用することができるアルコール飲料を提供することにある。
上記のような課題を解決するため、この発明は、アルコールと果汁の混合物からなり、必要により、水、炭酸ガス、香料、酸味料、糖類、甘味料、着色料などを含有し、上記アルコール飲料と果汁の混合量を同量もしくは果汁含有量が多くなるように設定した構成を採用したものである。
上記アルコールの含有量をアルコール度が6%以下で果汁含有量が70%以上になるよう設定することができる。
ここで、上記アルコールは、焼酎、ウオッカ等の蒸留酒、果実酒、梅酒等の浸漬酒、カクテル、チューハイに代表されるリキュール類をはじめ、ビール、発泡酒を挙げることができ、また、果汁の材料としては、オレンジ、グレープフルーツ、みかん、ネーブル、ピンクグレープフルーツ、パイナップル、ピーチ、グレープ、アップル等を例示することができる。
上記のように、この発明によると、アルコールと果汁の混合物からなり、上記アルコールと果汁の混合量を同量もしくは果汁含有量が多くなるように設定したので、アルコールの持つアルコール刺激を果汁で和らげたり消した、今までにない全く新しい味覚のアルコール飲料となり、アルコール刺激のない味覚になることにより、アルコール刺激がいやでアルコールを飲用できない又は好んで飲用しない味覚嗜好を持っていた人でも、抵抗なくアルコールを飲用することができ、これによって、上記のような人にもアルコールを楽しむことができるようになると共に、アルコールの消費拡大を図ることができる。
以下、この発明の実施例を説明する。
この発明のアルコール飲料は、アルコールと果汁の混合物からなり、上記アルコール飲料と果汁の混合量を同量もしくは果汁含有量が多くなるように設定し、アルコールの持つアルコール刺激を果汁で和らげたり消したものであり、必要により、水分、炭酸ガス、香料、酸味料、糖類、甘味料、着色料などの添加物を加えて混合することができる。
上記アルコールとしては、焼酎、ウオッカ等の蒸留酒、果実酒、梅酒等の浸漬酒、カクテル、チューハイに代表されるリキュール類をはじめ、ビール、発泡酒を挙げることができるが、特に、醸造アルコール、ウオッカなどの雑味の少ない蒸留酒を用いるのが好ましい。
また、上記果汁の材料としては、オレンジ、グレープフルーツ、みかん、ネーブル、ピンクグレープフルーツ、パイナップル、ピーチ、グレープ、アップル等を例示することができ、果汁の形態としては、ストレート果汁、濃縮果汁、濃縮還元果汁の何れでもよい。
次に、上記アルコール飲料と果汁及び添加物の好ましい混合量を例示する。
第1の例
アルコール度100%のアルコールと100%のストレート果汁を等しい量(体積、以下同じ)だけ混合することによって、アルコール度50%と果汁度50%のアルコール飲料とする。
第2の例
アルコール度80%のアルコールと120%の濃縮果汁及び水分を1:1:2の割合で混合し、アルコール度20%、果汁度30%のアルコール飲料とする。
第3の例
アルコール度90%のアルコールと300%の濃縮還元果汁及び水分を1:1:1の割合で混合し、アルコール度30%、果汁度100%のアルコール飲料とする。
第4の例
ウオッカ等の適宜アルコール度のアルコールと適宜果汁度の果汁及び必要に応じて水分を、アルコール度が1%から6%で果汁度が70%以上となるような割合で混合し、アルコール飲料とする。
なお、上記の各例において、上述した添加物を適量混合することにより、香りや味覚、色彩の調整が自由に行えることになる。
上記の各例で示したアルコール飲料は、アルコールに対して果汁を同量もしくは果汁含有量が多くなるように設定して混合することにより、果汁の成分がアルコールの持つアルコール刺激を和らげたり消すことができ、アルコール刺激のない味覚となることにより、今までアルコールを飲用していた人は勿論飲用することができるが、特に、アルコールを飲用できない又は好んで飲用しない味覚嗜好を持つ人にも、抵抗なく飲用することができるようになり、このような人の嗜好の範囲を広げると同時に、アルコールの消費拡大を図ることができる。

Claims (2)

  1. アルコールと果汁の混合物からなり、必要により、水分、炭酸ガス、香料、酸味料、糖類、甘味料、着色料などを含有し、上記アルコール飲料と果汁の混合量を同量もしくは果汁含有量が多くなるように設定したアルコール飲料。
  2. 上記アルコールの含有量をアルコール度が6%以下で果汁含有量が70%以上になるよう設定した請求項1に記載のアルコール飲料。
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