JP2005094962A - 通管用先導体 - Google Patents

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    • H02G1/00Methods or apparatus specially adapted for installing, maintaining, repairing or dismantling electric cables or lines
    • H02G1/06Methods or apparatus specially adapted for installing, maintaining, repairing or dismantling electric cables or lines for laying cables, e.g. laying apparatus on vehicle
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    • H02G1/081Methods or apparatus specially adapted for installing, maintaining, repairing or dismantling electric cables or lines for laying cables, e.g. laying apparatus on vehicle through tubing or conduit, e.g. rod or draw wire for pushing or pulling using pulling means at cable ends, e.g. pulling eyes or anchors

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Abstract

【課題】鞘管が敷設してある外管内に、新規鞘管を確実に追加敷設するための通管用先導体を提供する。
【解決手段】既存の鞘管2を押しのけ操作するくさび体5と、くさび体5の後部に設けられる新規鞘管2A用の接続具6とで先導体を構成する。くさび体5は、外管1の内面壁と対向する外突状の湾曲面からなる壁受面7と、壁受面7の下面側後部に設けられる一対の滑走面8と、壁受面8の前縁と滑走面8を繋ぐくさび面9と、くさび面9に固定される連結具11を含んで構成する。先導体をワイヤーWで外管1内に引き込んで、外管1の余剰空間に沿って前進させる。外管1の湾曲部などの余剰空間が狭い場所では、くさび体5で既存の鞘管2を押しのけながら通管スペースを確保する。
【選択図】図1

Description

本発明は、地中に埋設してある外管の内部に、新規鞘管を追加敷設際に使用する通管用先導体に関する。
この種の通管用先導体として、そり状に構成した先導体がある(特許文献1参照)。そこでは、前後に長い金属板材の前部および後部のそれぞれを上向きに湾曲させ、湾曲面のそれぞれに、押込み棒を接続するための連結金具を固定して先導体を構成している。この先導体はFRP性の押込み棒の先端に固定されて、外管の内部に押し込まれる。特許文献2にも同様の先導体が開示してある。そこでは、船形の本体と、本体上部に配置される拡張部材と、本体および拡張部材の外面に配置されるローラー群等で先導体を構成している。拡張部材は、本体に対して上下動可能に支持され、ばねで押し上げ付勢してある。この先導体は、追加敷設しようとする鞘管の先端に接続されて外管の内部に押し込まれる。
本発明では、プラスチック製のチューブに加圧空気を吹き込んで、チューブを長手方向へ膨らませながら外管に通し、チューブを引き戻し操作して外管に紐を通し、この紐でワイヤーを外管内に引き込むが、この種の通管装置は公知である(特許文献3参照)。
特開平11−89037号公報(段落番号0020、図1) 特開2000−308226号公報(段落番号0016、図4) 特開2001−136621号公報(段落番号0019、図5)
地中に埋設の外管が直線状に連続している限り、その内部に新たな鞘管を追加敷設することは比較的容易である。例えば、図4に示すように内径が300mmの外管に、外径が64mmの6個の鞘管が既に敷設してあったとしても、管の内部に充分な余剰空間が残っているからである。しかし、この種の外管が道路に沿って埋設してある場合には、道路のカーブ部分と同じ数だけ外管が湾曲するため、外管の内部に充分な余剰空間が残っているにもかかわらず、新たな鞘管を通すのが困難になる。
外管が湾曲する個所では、個々の鞘管に直線状態へ戻ろうとする弾性力が作用する。そのため、図8に示すように湾曲部分の始終端では、鞘管が外管の外側の湾曲壁に接当し、湾曲部分の中央では鞘管が外管の内側の湾曲壁に接当する傾向を生じる。そのため、湾曲部分では鞘管の並び方(配列断面形状)が乱れ、通管可能な余剰空間が不規則に変化する。例えば、余剰空間が捻れるように変化したり、外管の中央部分を鞘管群が占め、その両側に余剰空間が形成される。とくに、外管が断面円形である場合には、管内部における鞘管の占める位置の自由度が高いため鞘管の並び方は一様ではなく、最悪の場合には鞘管どうしが絡まりあっていることもある。このような状況下で、新規鞘管を追加敷設するのは容易ではない。
そり状の通管用先導体を押込み棒で外管の内部に押し込む特許文献1の通管形態では、既存の鞘管が規則的に並んだ状態、つまり鞘管の配列断面形状が常に一定である場合には問題なく通管作業を行える。しかし、先のように外管が湾曲する個所において先導体を押し込みながら通すことは極めて困難となる。外管の湾曲個所では通管すべき空間が捻れ、あるいは局部的に狭くなっているため、FRP製の押込み棒の押し込み力だけで先導体を前進させるのが困難になるからである。
特許文献2の通管装置では、新規鞘管の先端に先導体を連結して、鞘管を動力で押し込みながら外管に通すので、FRP製の押込み棒で先導体を押し込み操作する場合に比べて、より確実に先導体を押し込むことができるものの、先導体を動力で強制的に押し込むので既存の鞘管を傷つけることがある。新規鞘管自体を押し込み要素にして先導体を前進させるので、一度に1個の鞘管しか通すことができず、複数個の新規鞘管を追加敷設する場合に多くの手間が掛かってしまう。先導体の構造が複雑でそのコストが高く付く不利もある。
因みに、外管の内部に敷設した電力ケーブル等の中実体は、外管の湾曲形状に沿って素直に湾曲し、鞘管のような強い弾性力を発揮することがないので、鞘管を追加敷設する場合に比べて、通線作業を比較的容易に行うことができる。
本発明の目的は、外管の余剰空間に沿って新規鞘管を先導案内し、余剰空間が狭くなっている部分では、既存の鞘管を押しのけて通管スペースを確保しながら先導でき、従って、外管が湾曲する状態で埋設してある場合にも新規鞘管を確実に追加敷設できる通管用先導体を提供することにある。本発明の目的は、複数個の新規鞘管を1回の通管作業で外管に通すことができ、その分だけ新規鞘管の追加敷設作業を能率よく行える通管用先導体を提供することにある。
本発明の通管用先導体は、ワイヤーWで外管1内に引き込み操作されて、外管1の余剰空間に沿って新規鞘管2Aを先導案内する。先導体は、既存の鞘管2を押しのけ操作しながら通管スペースを確保するくさび体5と、くさび体5の後部に設けられる新規鞘管2A用の接続具6とを備えている。くさび体5は、外管1の内面壁と対向する外突状の壁受面7と、壁受面7の下面側後部に設けられる滑走面8と、壁受面7の前縁と滑走面8とを繋ぐくさび面9と、くさび面9に固定される連結具11とを含んでいる(請求項1)。
壁受面7は断面部分円弧状の湾曲壁で形成し、くさび体5の左右幅は、外管1の内面半径寸法より充分に大きく、外管1の直径寸法より僅かに小さく設定することができる(請求項2)。
壁受面7の下面側後部の左右に、一対の滑走面8・8を形成し、両滑走面8・8の間に壁受面7側へ向かって凹む逃げ凹部10を形成することができる(請求項3)。
くさび体5の後端面には、複数個の接続具6を固定し、各接続具6は、壁受面7、滑走面8、逃げ凹部10の三者で規定される外郭線内に配置することができる(請求項4)。
本発明では、くさび体5と、くさび体5の後部に設けられる接続具6とで先導体を構成し、先導体をワイヤーWで外管1内に引き込み操作することにより、既存の鞘管2をくさび体5で押しのけ操作しながら通管スペースを確保できるようにするので、外管1が湾曲する状態で埋設され、余剰空間が狭くなっていた場合でも、新規鞘管2Aを外管1の余剰空間に沿って引き込み操作でき、新規鞘管2Aの追加敷設作業が確実に行える。外突状の壁受面7と、壁受面7の下面側後部の滑走面8と、壁受面7の前縁と滑走面8とを繋ぐくさび面9などでくさび体5を構成し、くさび面9に固定の連結具11をワイヤーWで引き込み操作して、外突状に形成した壁受面7を外管1の内面壁で移行案内しながら、くさび体5を外管1と既存の鞘管2との間の余剰隙間に引き込むので、くさび面9を的確に狭い隙間に接触させて既存の鞘管2を効果的に押しのけ操作でき、手探り状態で先導体を押し込み操作する従来の通管形態に比べて、通管作業をより迅速に行える(請求項1)。
壁受面7を断面部分円弧状の湾曲壁で形成したうえで、くさび体5の左右幅を外管1の内面半径寸法より充分に大きく、外管1の直径寸法より僅かに小さく設定してあると、外管1の余剰空間の内部でくさび体5が反転するのを阻止して、新規鞘管2Aどうしが絡まりあうのを確実に防止でき、その分だけ先導体および新規鞘管2Aの引き込み抵抗を軽減できる。断面が部分円弧状の湾曲壁で壁受面7を形成するので、先導体の移行軌跡の断面を一定とするとき、くさび体5が余剰空間において占める空間量に無駄がない。従って、余剰空間が狭い個所においても、先導体をより円滑に前進移行できる。とくに、壁受面7を形成する湾曲壁の仮想円直径が、外管1の内直径殆ど同じである場合には、壁受面7を外管1の内面に密着させることができるので、余剰空間においてくさび体5が占める空間量の無駄を最小限化できる(請求項2)。
壁受面7の下面側後部の左右に一対の滑走面8・8を形成し、両滑走面8・8の間に逃げ凹部10を形成した先導体によれば、左右の滑走面8・8が既存の鞘管2に先あたりする機会が増えるので、左右にぐらつくのを阻止しながら、くさび体5を安定した姿勢で前進させることができる。逃げ凹部10を設けて滑走面8の面積を小さくした分だけ、くさび体5の摩擦抵抗を減少できる(請求項3)。
複数個の接続具6が壁受面7、滑走面8、逃げ凹部10の三者で規定される外郭線内に配置されていると、くさび体5で確保した通管スペースが元の状態へ復帰する前に、新規鞘管2Aを通管スペースにもぐりこませて引き抜くことができる。1回の通管作業で複数個の新規鞘管2Aを外管1に通すことができるので、その分だけ新規鞘管2Aの追加敷設作業を能率よく行える(請求項4)。
図1ないし図6は本発明に係る通管用先導体の実施例を示す。図1において符号1は道路の路側帯や歩道に沿って埋設される外管、2は外管1の内部に敷設された既存の鞘管である。外管1は高密度ポリエチレン製の波付管や、塩化ビニール管からなり、その内直径寸法は300mmである。鞘管2は塩化ビニール管、あるいは塩化ビニール管に比べて屈曲し易い高密度ポリエチレン製の波付管のいずれであっても良く、後者の場合の外径は64mmである。図示していないが、各鞘管2には1ないし2本の光ファイバーケーブルが通っている。
図4において外管1の内部には、6本の鞘管2を既に敷設してあり、外管1内に残る余剰空間を利用して例えば3本の新規鞘管2Aを追加敷設する。そのために、図1ないし図3に示す先導体が用いられる。先導体は、既存の鞘管2を押しのけ操作しながら通管スペースを確保するくさび体5と、くさび体5の後部に設けられる新規鞘管2A用の3個の接続具6とからなる。
くさび体5は、外管1の内面壁と常に対向する壁受面7を有し、その下面側後部に左右一対の平坦面からなる滑走面8・8を設け、壁受面7の前縁と滑走面8の前縁とを前上がり傾斜するくさび面9で繋ぎ、両滑走面8・8の間に壁受面7側へ向かって凹む逃げ凹部10を設けたステンレス板材製の中空ブロックからなる。くさび面9の前端中央には、後述するワイヤーWを連結するための連結具11を固定してある。
壁受面7は外突状の湾曲壁、詳しくは断面が部分円弧状の湾曲壁で形成し、その曲率半径を外管1の内面半径値と殆ど同じに設定する。このように、壁受面7を部分円弧面で形成することにより、壁受面7とくさび面9との隣接縁は、図2に示すように底面(あるいは平面)から見て半円形になるので、くさび体5が既存の鞘管2の間に不必要にもぐりこむのを防止できる。くさび面9の傾斜角度は34度である。逃げ凹部10は壁受面7と同心円状の部分円弧面で形成してある。連結具11は鋼棒をU字状に折曲げて形成してあり、くさび面9の前端中央に溶接固定する。
図3において接続具6は所定長さに切断したステンレス管からなり、その中途部に止め具12用の挿通穴13を上下貫通状に形成してある。3個の各接続具6は、壁受面7、滑走面8、逃げ凹部10の三者で規定される外郭線内に均等な間隔をあけて配置する。各接続具6に新規鞘管2Aを外嵌装着したうえで、止め具12を新規鞘管2Aおよび挿通穴13に挿通し、固縛することにより新規鞘管2Aを先導体と一体化できる。止め具12は市販の結束バンドであるが、針金や紐で新規鞘管2Aを固縛してもよい。
外管1の余剰空間を余裕のある状態で通り抜けることができるようにしながら、余剰空間内で先導体が反転するのを規制して、壁受面7を外管1の内面と常に対向させ、滑走面8を既存の鞘管2と対向させるために、くさび体5の左右幅は、外管1の内面半径寸法より充分に大きく、外管1の直径寸法より僅かに小さくなるように設定する。この実施例では、くさび体5の左右幅を280mm前後とし、壁受面7の上面中央から滑走面8までの上下高さ寸法を100mmとして、くさび体5が余剰空間内で反転するのを規制した。なお、くさび体5の前後長さは300mmとした。
次に新規鞘管2Aの敷設作業の手順を説明する。新規鞘管2Aの敷設作業に先行して、通線作業を行い、所定の間隔を隔てて設けられた作業ピット20の間に埋設された外管1にワイヤーWを通す。詳しくは、図6に示すように、一方の作業ピット20にケース22を設置し、その出口24を外管1の開口端と正対させる。密閉可能なケース22の内部に、扁平に押し潰されてロール状に巻かれたプラスチック製のチューブ23を遊転自在に軸支し、その繰出し端をケース下部の出口24から引き出し、反転した状態で出口24に固定する。ケース上部の供給口25と地上に設置したブロワ26とをホースで接続し、加圧空気をケース22内に送給して、チューブ23を長手方向へ膨らませながら外管1に通す。チューブ23は外管1の余剰空間に沿って管内を前進し、隣接する作業ピット20に到達する。
多くの場合は、上記の通線作業によって外管1にチューブ23を通すことができる。しかし、地盤の沈下などによって外管1が押し潰されていたり、外管1の破損個所から土砂が入り込んで通管用の余剰空間が塞がれているような場合には、チューブ23を通すことができない。その場合には、先端にカメラが固定してある押込み棒を外管1に通し、通管できない情況とその位置を特定する。この特定された部分は、地面を開削して外管1を補修する以外にない。
隣接する作業ピット20の間にチューブ23を渡したら、その一端に紐を固定し、チューブ23を引き戻して紐を外管1に通す。紐の一端に、ウインチ27の巻取りドラムから繰り出されたワイヤーWの繰出し端を連結し、紐を他端側へ手繰り寄せることにより、ワイヤーWを外管1に通す。以上で、通線作業が終了し新規鞘管2Aを敷設する準備が整う。符号28はワイヤーWを変向案内するガイドローラである。
作業ピット20からケース22を撤去したうえで、先導体に3個の新規鞘管2Aを固定し、図1に示すように連結具11にワイヤーWを連結し、滑走面8が既存の鞘管2と接当する状態で、先導体を外管1内に送り込む。この状態で、ウインチ27を駆動してワイヤーWを巻き揚げ、先導体を外管の内部に引き込む。外管1が直線状に延びている限り、既存の鞘管2は、図4に示すように外管1の過半下部側の空間を占めているので、くさび体5および新規鞘管2Aを、問題なく外管1に引き込むことができる。
外管1の湾曲部分の始終端では、図8のa−a線断面、およびc−c線断面に示すように、既存の鞘管2が外管1の外側の湾曲壁に接当し、湾曲部分の中央ではb−b線断面に示すように、既存の鞘管2が外管1の内側の湾曲壁に接当する。湾曲部分の中央の前後位置では、鞘管2群が外管1の中央部分を占め、その内外双方に余剰空間が形成されていることがある。
しかし、余剰空間自体は捻れながらでも連続している。いまワイヤーWをゆっくりと巻き上げると、くさび体5は、図5に示すように鞘管2群と外管1の隙間にもぐるようにして前進する。このとき、壁受面7が外管1の内面壁に接当して、外管1で姿勢保持された状態で移行案内され、くさび体5の前進を阻む既存の鞘管2を押しのけて通管スペースを確保しながら先導する。従って、外管1が湾曲し余剰空間が狭くなっている個所であっても、新規鞘管2Aを確実に通すことができる。狭隘な部分を通り抜けた先導体は、再び図4に示すように余剰空間を楽に通り抜ける。なお、外管1は水平面に沿って湾曲する以外に、上下方向あるいは斜め方向に湾曲していることがあるが、その場合にも同様に既存の鞘管2を押しのけて通管スペースを確保することができる。
図4に示すように、くさび体5が既存の鞘管2の上面を移行する場合、あるいは図5に示すように、くさび体5が既存の鞘管2を押しのける場合などには、多くの場合、左右の滑走面のみが既存の鞘管2と接する。従って、くさび体5の下面全体を滑走面とする場合に比べて、くさび体5が左右にぐらつくのを防止でき、安定した姿勢で前進させることができる。逃げ凹部10を設けて、滑走面8の面積を小さくした分だけ摩擦抵抗を減少できる利点もある。
上記の実施例では、壁受面7を湾曲面で形成したがその必要はなく、例えば、連続する多数の平坦面で壁受面7を外突状に形成することができる。くさび体5は、プラスチック成形品で形成してもよく、必要に応じてパンチングメタルを素材にして形成してもよい。連結具11はくさび体5の外郭線内に設けることができる。例えば、くさび体5の前端中央にワイヤーWの直径より僅かに広幅のスリットを形成しておき、スリットを橋絡するピンをくさび体5に固定して連結具11とすることができる。
通管用先導体の使用状況を示す縦断側面図である。 通管用先導体の底面図である。 通管用先導体の斜視図である。 図1におけるA−A線断面図である。 くさび体の押しのけ動作を示す縦断正面図である。 通線作業の概略を示す説明図である。 通管作業の概略を示す説明図である。 外管の湾曲個所における既存鞘管の状態を示す横断平面図である。
符号の説明
1 外管
2 鞘管
2A 新規鞘管
5 くさび体
6 接続具
7 壁受面
8 滑走面
9 くさび面
10 逃げ凹部
11 連結具
W ワイヤー

Claims (4)

  1. ワイヤーWで外管1内に引き込み操作されて、外管1の余剰空間に沿って新規鞘管2Aを先導案内する先導体であって、
    先導体は、既存の鞘管2を押しのけ操作しながら通管スペースを確保するくさび体5と、くさび体5の後部に設けられる新規鞘管2A用の接続具6とを備えており、
    くさび体5が、外管1の内面壁と対向する外突状の壁受面7と、壁受面7の下面側後部に設けられる滑走面8と、壁受面7の前縁と滑走面8とを繋ぐくさび面9と、くさび面9に固定される連結具11とを含んでいる通管用先導体。
  2. 壁受面7が、断面部分円弧状の湾曲壁で形成されており、
    くさび体5の左右幅が、外管1の内面半径寸法より充分に大きく、外管1の直径寸法より僅かに小さく設定されている請求項1記載の通管用先導体。
  3. 壁受面7の下面側後部の左右に、一対の滑走面8・8が形成されており、
    両滑走面8・8の間に、壁受面7側へ向かって凹む逃げ凹部10が形成されている請求項1または2記載の通管用先導体。
  4. くさび体5の後端面に、複数個の接続具6が固定されており、
    各接続具6が、壁受面7、滑走面8、逃げ凹部10の三者で規定される外郭線内に配置されている請求項3記載の通管用先導体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014180171A (ja) * 2013-03-15 2014-09-25 Kandenko Co Ltd ケーブルラックへの複数ケーブルの一括延線治具及びこれを用いたケーブル延線工法

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