JP2005094851A - 接続端子函の絶縁不良防止構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】架空メタリックケーブルを接続する接続端子函において、塩分を含む水および雨水の浸入によるメタリックケーブル心線の絶縁不良を防止するとともに、配線作業を繰り返し実施することのできる簡易な接続端子函の絶縁不良防止構造を提供する接続端子函の絶縁不良防止構造を提供する。
【解決手段】接続端子函1を構成する底板11、カバー12、および側壁13によって形成された空間内に収容されるケーブル61と、このケーブル61から露出した心線71の束(心線束)を被覆する多孔質樹脂製の被覆部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、架空設置されたメタリックケーブルを接続する接続端子函の内部に塩分を含む水や雨水が浸入したときに生じ得るメタリックケーブル心線の絶縁不良を防止する接続端子函の絶縁不良防止構造に関する。
架空線路において、架空メタリックケーブルを直接接続、分岐接続、各家庭への屋外線との接続に使用する接続端子函は、配線のつなぎ替えや、接続端子函の外部へ心線を引き落とす作業などが必要なため、カバーや扉などで開閉できる構造になっている。したがって、カバーと接続端子函本体の間や、心線を外部へ引き出す底板の孔部付近には隙間が存在する半密閉構造になっている。
このような接続端子函が屋外に設置される場合、台風来襲時のように強風と降雨が重なる場合には、その隙間から雨水が接続端子函内部に浸入する。また、強風が吹き付ける海岸部付近に接続端子函が設置されている場合には、海水が巻上げられて霧状となった塩分を含む水分が内部の配線に付着することがある。
このため、メタリックケーブル心線が塩分を含む浸入水分によって濡れたり、心線に付着した塩分が浸入水分に溶解したりすると、心線間に伝導パスが生じて心線露出部の絶縁不良が生じることがある。
従来、浸入した雨水等が心線を濡らすことを防止するため、一般の配線収容箱などにおいては、その内部の配線を樹脂で封止する手法が用いられている(従来技術1)。
また、配線収容箱の隙間をコーキング材等で塞ぐ手法も知られている(従来技術2)。
これ以外にも、一般的な対策として、シリコーン油スプレーなどの絶縁コーティングスプレーや撥水スプレーなどの補修用スプレーが用いられている(従来技術3。例えば、非特許文献1および2を参照)。
NTTアドバンステクノロジ株式会社、"先端技術商品紹介サイト 環境材料 補修用スプレー"、[online]、平成15年、[平成15年9月12日検索]、インターネット<URL:http://www.keytech.ntt-at.co.jp/environ/prd_4001.html> ファインケミカルジャパン株式会社、"シリコーンワニススプレー、RTVシリコーンスプレー"、 [online]、[平成15年9月12日検索]、インターネット<URL:http://www.fcj.co.jp/products/silicone.html>
しかしながら、従来技術1または2の手法を接続端子函に適用する場合、配線の作業をするたびに樹脂による封止やコーキング材で隙間を塞ぐ処理を行わなければならず、繰り返し配線作業を行う可能性のある接続端子函では、作業の手間とコスト面から見て問題があった。
また、従来技術3の補修用スプレーは、心線束内部など噴霧できない部分があり、歩留まりが悪く、コーティングの膜の劣化やはがれのため、耐久性に劣り、寿命が短くなる恐れがあった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、架空メタリックケーブルを接続する接続端子函において、塩分を含む水および雨水の浸入によるメタリックケーブル心線の絶縁不良を防止するとともに、配線作業を繰り返し実施することのできる簡易な接続端子函の絶縁不良防止構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、長方形状の底板と、この底板の長辺に端部が装着可能なカバーと、このカバーを前記底板に装着したときに当該底板の短辺と前記カバーの間の空間に装着されて架空設置されたケーブルを挿通する二つの側壁を備えた接続端子函において、前記底板、前記カバー、および前記側壁によって形成された空間内に収容されるメタリックケーブルの絶縁不良を防止する接続端子函の絶縁不良防止構造であって、前記空間内に収容される前記メタリックケーブルおよび当該メタリックケーブルから露出した心線束を被覆する被覆部を備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記被覆部は、一端が前記底板の長辺に沿って融着される2枚のシート状の多孔質樹脂を用いて構成されることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記被覆部は、シート状の多孔質樹脂の一端が前記底板の長辺に沿って融着される一方で、他端部が前記底板の長辺と略同長の棒状部材を当該長辺に沿って巻回かつ固定し、この棒状部材を巻回かつ固定する端部が前記底板に取り付けられる複数のガイドの上面を通過して前記底板に載置されて成ることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記被覆部は、シート状の多孔質樹脂を少なくとも心線束が露出した部分に巻回して成ることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記被覆部は、ファスナーが取り付けられたシート状の多孔質樹脂を前記カバーの外部から巻回して成ることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項2乃至5のいずれか1項記載の発明において、前記多孔質樹脂は四フッ化エチレン樹脂であることを特徴とする。
本発明によれば、メタリックケーブルを接続する接続端子函を構成する底板、カバー、および側壁によって形成された空間内に収容されるメタリックケーブルおよび当該メタリックケーブルから露出した心線束を被覆する被覆部を備えることにより、塩分を含む水および雨水の浸入によるメタリックケーブル心線の絶縁不良を防止するとともに、配線作業を繰り返し実施することのできる簡易な接続端子函の絶縁不良防止構造を提供する接続端子函の絶縁不良防止構造を提供することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る接続端子函の絶縁不良防止構造の構成を示す分解斜視図である。同図に示す接続端子函1は、長方形状の底板11と、この底板11の長辺に端部が装着され、この装着時に底板11の長手方向と直交する断面が略凹型形状をなすカバー12と、このカバー12を底板11に装着したときに底板11の短辺とカバー12の間の空間に装着されて架空設置されたケーブル61(メタリックケーブル)を挿通する二つの側壁13とが組み立てられることにより、ケーブル61およびこのケーブル61の絶縁体から成る外被を取り除いて露出した心線71の束である心線束を収容するものである。ケーブル61は、数十〜数百の銅製の心線71を有している。このうち、底板11およびカバー12はポリプロピレン等の素材から構成される一方で、側壁13はポリエチレン等の素材から構成されている。
底板11には、露出した心線71から1対の心線をペアで挿通して外部へ引き落とし、家庭等へ引き込むための複数の孔部が設けられている。図1では、家庭に引き込まれる分の心線71(引込み線)については記載を簡単にするために省略している。この点は、他の全ての図面に対しても共通する事項である。
底板11の長手方向の両端部略中央付近には、ケーブル固定金具14がそれぞれ設けられており、このケーブル固定金具14の上部は補強板16に連結されている。なお、ケーブル固定金具14とケーブル61の間には、図2の側面図により詳細に示すようにインナークランプ15が装着されているが、ケーブル61の径によっては、さらにゴムブッシュ等の緩衝用部材を用いることによってケーブル61を確実に固定する場合もある。
カバー12の略凹型形状の頂角部分はヒンジ部121をなしており、このヒンジ部121によって略凹型形状の側面が開閉自在な構成になっている。
以上説明した接続端子函1の構成は、従来の接続端子函と同様であり、この点は後述する他の実施形態も同じである。したがって、以降の実施形態では、上記構成に関する説明を省略する。
本実施形態においては、上述した通常の接続端子函1の構成に加え、カバー12の内側にもう一つの扉構造を設けることによって接続端子函1がケーブル61を二重に被覆する構造を有している。
より具体的には、底板11に長方形状の内壁部18を底板11の長辺に沿って二つ設ける。この内壁部18は、一辺の長さが底板11の長辺とほぼ同じ長さを有し、他辺の長さがカバー12の側面の高さよりも若干短いものであり、カバー12を装着したときにその内部に収容可能な大きさを有している。
内壁部18の下端部は底板11に対して融着される一方、その上端部は、内壁部18が略鉛直方向を指向したときに、補強板16の両端部に取り付けられて成る固定枠17の端部に設けられる切り欠きに嵌合されることにより、位置が固定される。
このような構成を有する内壁部18は、防水性および透湿性を有するとともに、低い表面エネルギーによって100度以上の水の接触角を持ち、高温・低温・ヒートサークルにおいても熱劣化しない、という特性を有している必要がある。
この条件を満足する内壁部18の素材としては多孔質樹脂が想定される。その中でも、シート状のフッ素樹脂が好適であり、特に、四フッ化エチレン樹脂PTFE(Polytetrafluoroethylene)であれば更に好ましい。
実際、PTFEは水の接触角が110度前後と撥水性があり、耐熱性も−200℃から+200℃程度ある。このPTFEを数ミクロン程度の径を有する微細多孔質にした場合には、さらに透湿性と防水性を兼備させることができる。加えて、心線束側に位置するシート裏面に結露が生じた場合には、この水分をシート表面側に蒸散させることができる。このような特性を有するシート状のPTFE(以後、PTFEシート)を用いれば、外部からの水の浸入を防止する一方で、気化した内部の水蒸気を排出することができる。また、ケーブル61および心線71の汚れや塩分の付着を防止することが可能となる。さらに、PTFEは紫外線に対する耐光性も高いので、ケーブル61や心線71の紫外線劣化を防止することができる。
以上説明した本発明の第1の実施形態によれば、接続端子函内に多孔質樹脂のPTFEシート(板)の内壁部を設けることにより、雨水や塩水の接続端子函内部への侵入確率を低減することができ、仮に雨水や塩水が接続端子函の内部に浸入した場合でも、気化した水蒸気を排出することにより、心線に塩分や水が付着して水膜が形成されるのを防止することができる。また、若干の水分の浸入や結露によりシート内側に水が存在する場合でも、その水分を蒸散させることができる。この結果、塩分と水分が付着することによって生じるケーブル心線の絶縁不良を防止することが可能となる。
本実施形態の絶縁不良防止構造は、従来の接続端子函にわずかな改良を加えるだけで構成可能な程度に構造も簡易であり、配線作業を必要に応じて繰り返し実施することができる。
なお、PTFEシートが薄い場合には、例えば適当な厚みを有し、透湿性を有するPET(Polyethylene Terephthalate)を補強材としてPTFEシートの内側に貼付することにより、PTFEとPETの全体で内壁部18を構成してもよい。
また、PTFEシート端部を底板11に融着させる代わりに蝶番等を用いることによって蝶着することも可能である。
加えて、固定枠17に適当な大きさのPTFEシートを貼付して固定枠17と補強板16の隙間を適宜埋めることにより、接続端子函1に収容されるケーブル61の上面を更に被覆してもよい。
ちなみに、固定枠17および内壁部18の構成以外は従来の接続端子函と同様の構成を有していればよく、必ずしも上述した図1の場合に限られるわけではない。例えば、従来からよく知られているように、側壁に支線分岐用の挿通孔を設けてもよいし、心線を通過させる孔部をスリット状にしたり、引き落とし板を底板上部に装着したりする等、種々の設計変更を行ったものを用いて本実施形態を適用してもよい。この点については、後述する実施形態は勿論のこと、本発明の全ての実施形態に共通する事項である。
(第2の実施形態)
図3は、本発明の第2の実施形態に係る接続端子函の絶縁不良防止構造の構成を示す斜視図である。同図においては、絶縁不良防止構造の要部を示すことが目的のため、図1と同じ構成を有するカバー12および側壁13の記載を省略している。
本実施形態においては、シート状の多孔質樹脂であるPTFEシート28の一端を底板11の長手方向一端部に融着しておくとともに、U字型をなす複数のガイド21(図3では2個)をケーブル固定金具14の周囲付近を通過してそのガイド21の両端部が底板11に接着されるように設ける。そして、ガイド21に沿ってPTFEシート28を幌のように広げていき、ケーブル61および心線71をPTFEシート28で被覆する。すなわち、PTFEシート28がケーブル61および心線71を収容する部分を包み込んでテント形状の内壁部を形成するように構成する。
PTFEシート28の融着していない方の端部は、ガイド21に沿って開閉可能である。この他端部には、底板11の長手方向と略同長の棒状部材22を巻回かつ固定しておき、底板11に予め設けてある溝部にこの棒状部材22を載置する。これにより、PTFEシート28が、ケーブル61および心線71を被覆する被覆部としての機能を果たすことになる。この他端は、表面改質を施して接着材が使用可能な状態にしておき、その部分にマジックテープ(登録商標)等を貼付し、底板11に貼付されたマジックテープ(登録商標)の他面に止めるような構成にしてもよい。
ところで、以上の説明においては、フッ素樹脂の最適な例としてPTFEを用いているが、それ以外のフッ素樹脂を用いることも勿論可能である。この点は、本発明の全ての実施形態に共通する事項である。
なお、接続端子函1の大きさ(特に底板11の長辺の長さ)に応じて、ガイド21の個数を2個以外にも3個、4個、5個と適宜変更してもよい。
以上説明した本発明の第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第3の実施形態)
図4は、本発明の第3の実施形態に係る接続端子函の絶縁不良防止構造の構成を示す側面図である。同図に示す場合、接続端子函1の内部において、シート状の多孔質樹脂であるPTFEシート38を少なくとも心線71露出部の外周に巻回し、その両端をタイラップバンド31でほう縛、固定することによって被覆部を構成する。
この際、引き落とす心線71は、PTFEシート38の隙間が心線束の下側に位置するように適宜調整しておき、その後、合成樹脂等から成る結束用部材であるタイラップバンド31でほう縛する。
以上説明した本発明の第3の実施形態が、上記二つの実施形態と同様の効果を奏するものであることはいうまでもない。
なお、図5の側面図に示すように、接続端子函1内部の心線束をPTFEシート48で包み、その下端を留め具42で固定して被覆部を構成すれば、留め具42の間から心線71を底板11の方に引き落とすことができ、図4の場合と同様の効果を得ることができる。
(第4の実施形態)
図6は、本発明の第4の実施形態に係る接続端子函の絶縁不良防止構造の構成を示す側面図である。
本実施形態で用いるPTFEシート58は、その一部にファスナー52が縫合されている。ファスナー52は樹脂または金属から成り、観音開きが可能な「頭合わせ」のものを用いると、底板11から延出する引込み線をPTFEシート58から外部に出しやすく特に好ましいが、それ以外の種類のものであっても構わない。
以上の構成を有するPTFEシート58を接続端子函1全体を外周からPTFEシート58で巻回して包み込み、PTFEシート58の両端部をタイラップバンド51でほう縛して固定することにより被覆部を構成する。なお、引込み線は、ファスナー52の隙間から取り出す(図示せず)。
配線作業の際は、タイラップバンド51をはずし、ファスナー52を開いて引き落とし心線71を移動自在とした上で、PTFEシート58を図6の左右いずれかの方向へ移動させることによって接続端子函1を露出させた後、配線作業を行う。
以上説明した本発明の第4の実施形態においても、上述した他の実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明の第1の実施形態に係る接続端子函の絶縁不良防止構造を示す分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る接続端子函の絶縁不良防止構造を示す側面図である。 本発明の第2の実施形態に係る接続端子函の絶縁不良防止構造を示す分解斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係る接続端子函の絶縁不良防止構造を示す側面図である。 本発明の第3の実施形態に係る接続端子函の絶縁不良防止構造の別な例を示す側面図である。 本発明の第4の実施形態に係る接続端子函の絶縁不良防止構造を示す側面図である。
符号の説明
1 接続端子函
11 底板
12 カバー
13 側壁
14 ケーブル固定金具
15 インナークランプ
16 補強板
17 固定枠
18 内壁部
21 ガイド
22 棒状部材
28、38、48、58 PTFEシート
31、51 タイラップバンド
42 留め具
52 ファスナー
61 ケーブル
71 心線
121 ヒンジ部

Claims (6)

  1. 長方形状の底板と、この底板の長辺に端部が装着可能なカバーと、このカバーを前記底板に装着したときに当該底板の短辺と前記カバーの間の空間に装着されて架空設置されたケーブルを挿通する二つの側壁を備えた接続端子函において、前記底板、前記カバー、および前記側壁によって形成された空間内に収容されるメタリックケーブルの絶縁不良を防止する接続端子函の絶縁不良防止構造であって、
    前記空間内に収容される前記メタリックケーブルおよび当該メタリックケーブルから露出した心線束を被覆する被覆部を備えたことを特徴とする接続端子函の絶縁不良防止構造。
  2. 前記被覆部は、一端が前記底板の長辺に沿って融着される2枚のシート状の多孔質樹脂を用いて構成されることを特徴とする請求項1記載の接続端子函の絶縁不良防止構造。
  3. 前記被覆部は、シート状の多孔質樹脂の一端が前記底板の長辺に沿って融着される一方で、他端部が前記底板の長辺と略同長の棒状部材を当該長辺に沿って巻回かつ固定し、この棒状部材を巻回かつ固定する端部が前記底板に取り付けられる複数のガイドの上面を通過して前記底板に載置されて成ることを特徴とする請求項1記載の接続端子函の絶縁不良防止構造。
  4. 前記被覆部は、シート状の多孔質樹脂を少なくとも心線束が露出した部分に巻回して成ることを特徴とする請求項1記載の接続端子函の絶縁不良防止構造。
  5. 前記被覆部は、ファスナーが取り付けられたシート状の多孔質樹脂を前記カバーの外部から巻回して成ることを特徴とする請求項1記載の接続端子函の絶縁不良防止構造。
  6. 前記多孔質樹脂は四フッ化エチレン樹脂であることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項記載の接続端子函の絶縁不良防止構造。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113097782A (zh) * 2021-03-30 2021-07-09 江苏电子信息职业学院 一种计算机网络安全服务器用接线固定装置

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