JP2005093302A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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博 大友
Naoto Kishimoto
直人 岸本
Tetsuya Shoji
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Abstract

【課題】 ロースター加熱部と反対側の加熱コイルA側に流れる冷却風の風量を少なくして冷却ファンの送風能力を下げ、それに伴い騒音が小さく、使用者が快適に使用することができる誘導加熱調理器を提供する。
【解決手段】 本体1内の右側と左側に配設された複数の加熱コイルA3、B5と、加熱コイルB5の下側に配設されたロースター加熱部11と、加熱コイルA3の下側に配設されて夫々の加熱コイルA3、B5を駆動する出力制御基板7と、出力制御基板7及び前記加熱コイルA3を冷却する冷却ファン14とを備え、加熱コイルA3をロースター加熱部11側の加熱コイルB5よりも通電可能な最大電流値を小とした。
【選択図】 図2


Description

本発明は、加熱コイルに高周波電流を流して鍋等の金属負荷を加熱する誘導加熱調理器に関するものである。
誘導加熱調理器は、高周波電流を加熱コイルに流してその加熱コイルの上面に配置した金属性の鍋に渦電流を発生させ、そのジュール熱によって鍋自体が自己発熱することで、鍋を効率よく加熱するものである。
当初の誘導加熱調理器は、鉄などの磁性金属の鍋のみが加熱できるだけであったが、近年の誘導加熱調理器は非磁性金属であるステンレス製鍋なども加熱できるようになってきている。さらに、加熱できないとされてきたアルミニウム製鍋を加熱できるものも提案されてきている。
特許文献1(特開2003−68439号公報)に示すものは、本体と、前記本体外面に配設した吸気部及び排気部と、前記本体内に配設した複数の加熱コイル及びロースター加熱部と、前記吸気部と通気路で連通した冷却ファンユニットと、前記ロースター加熱部の側方に配設して前記複数の加熱コイルのそれぞれを駆動する多層の出力制御基板ユニットとを備え、冷却ファンユニット側の加熱コイルの出力制御基板ユニットを上層側とし、前記冷却ファンユニット側の加熱コイルを他のロースター加熱部側の加熱コイルよりも通電可能な最大電流値を大とし、冷却ファンユニットのモータの上側出力軸に配設した第1のファンの送風能力を下側出力軸に配設した第2のファンの送風能力より大きくした構成よりなるものであり、これによって冷却ファンユニット側の加熱コイルによってアルミニウム製鍋を連続加熱できるようにするとともに、この加熱コイルに能力の大きな第1のファンから高い冷却能力の送風を行なうようにしたものである。
特開2003−68439号公報
上記従来の構成においては、アルミニウム製鍋を加熱できるようにするためにロースター加熱部側の加熱コイルより最大電流値を大きくした出力制御基板側の加熱コイルへの送風が容易になるが、この出力制御基板側の加熱コイルの発熱量が増大するため十分な冷却が必要となり、その対策として冷却ファンユニットの第1のファンの送風能力を上げなければならず、それに伴って騒音が大きくなり、使用者が不快感を感じてしまい、商品価値が著しく低下するという問題があった。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、請求項1では、本体内の右側と左側に配設された複数の加熱コイルA、Bと、加熱コイルBの下側に配設されたロースター加熱部と、加熱コイルAの下側に配設され、加熱コイルA、Bを駆動する出力制御基板と、出力制御基板側に配設され、該出力制御基板及び前記加熱コイルAを冷却する冷却ファンとを備え、加熱コイルAをロースター加熱部側の加熱コイルBよりも通電可能な最大電流値を小としたものである。
また、請求項2では、加熱コイルAをロースター加熱部側の加熱コイルBよりもコイル巻数を多くしたものである。
また、請求項3では、加熱コイルAは巻径の異なる第1、第2、第3のコイルを中心側から順に同心円状にコイルベースに配置したものである。
さらに、請求項4では、ロースター加熱部側の加熱コイルBの近傍に該加熱コイルBを冷却する冷却ファンを配設したものである。
上記本発明によれば、ロースター加熱部と反対側の加熱コイルAの通電可能な最大電流値がロースター加熱部側の加熱コイルBよりも小さくなるため、従来の技術より加熱コイルA側に流れる冷却風の風量を少なくすることができ、これによって冷却ファンの送風能力を下げることができ、それに伴い騒音が小さくなり、使用者は快適に使用することができるため、商品価値が大幅に向上する。
また、ロースター加熱部側の加熱コイルの近傍に該加熱コイルを冷却する冷却ファンを配設したので、ロースター加熱部側の加熱コイルも十分に冷却することができる。
以下、本発明の実施例について図面をもとに説明する。
図1は製品全体の構成を示すもので、1は誘導加熱調理器の本体、2は図5に示すように鍋15を載せる絶縁板で、耐熱ガラスにより形成されている。
3はアルミニウム製鍋等の非磁性体鍋を連続加熱できる加熱コイルA、5は鉄鍋等の磁性体鍋を連続加熱できる加熱コイルBで、絶縁板2の前部側の下面に位置するように本体1内上部の右側と左側に設置されている。
6は基板収納ケースで、本体1内において加熱コイルA3の下側に位置しており、出力制御基板7等を収納している。8は操作部で、本体1の前面右側に設けられており、出力制御基板7等と連動している。9、10は本体1の後部上面に開口した吸気口及び排気口である。
11はロースター加熱部で、加熱コイルB5の下部に位置するように本体1内に設置されており、本体1の前面側から本体1内に魚等を出し入れする。
12、13は加熱コイルA3、B5の加熱状態を表示する表示部A、表示部Bで、加熱コイルA3、B5と対応するように絶縁板2の前部に設けられている。
14は本体1内で基板収納ケース6の近傍に設置された冷却ファンで、基板収納ケース6内の出力制御基板7及び加熱コイルA3を冷却するものである。
図2は、図1の状態から絶縁板2を取り外した状態の上面図を示すもので、基板収納ケース6の上面に加熱コイルA3を上下に可動するように設けており、また、この加熱コイルA3の外周側に位置した基板収納ケース6の一部に端子台C6aと端子台D6bを並べて設け、この端子台C6aと端子台D6bに加熱コイルA3と基板収納ケース6内の出力制御基板7から導き出したリード線15a、15bを中継接続している。
17は冷却ファンで、加熱コイルB5の近傍に設置され、該加熱コイルB5を冷却するものである。
図3は、加熱コイルA3の背面図を示すもので、4は樹脂製よりなる略円盤状のコイルベースで、内周側と外周側を略放射状のリブ4cで繋いで一体に成形されており、その上面に加熱コイルA3を取り付け、リブ4cの内の2箇所に端子台A4a、端子台B4bを一体的に設けている。
図4は、前記加熱コイルA3の巻線結線図を示すもので、中心部となる第1の加熱コイル3aの外側に巻径の大きい第2の加熱コイル3bが同心的に巻回され、さらに第2の加熱コイル3bの外側に巻径の大きい第3の加熱コイル3cが同心的に巻回され、全体として3重巻きに構成されており、これによって、この加熱コイルA3のコイル巻数はロースター加熱部11側の加熱コイルB5よりも多くなっており、通電可能な最大電流も加熱コイルB5より小さくすることができる。なお、この加熱コイルA3の巻数は多重であればよい。
図5は、加熱コイルA3によって鍋15を加熱する電気回路の結線図を示すもので、第3の加熱コイル3cの一端と第2の加熱コイル3bの一端が図3に示す端子台A4aに接続され、また第3の加熱コイル3cの一端と第1の加熱コイル3aの一端が端子台B4bに接続夫々されている。
また、第2の加熱コイル3bの一端が端子台C6aに接続され、第1の加熱コイル3aの一端が端子台D6bに接続されている。
7は出力制御基板で、高周波電源16より供給される高周波電流の電流経路を変化させる回路切り替え装置7dを備えており、夫々リード線A15a、リード線B15b、リード線C15cを介して各端子台C6a、D6bと接続することにより、加熱コイルA3と電気的に接続可能となっている。また、リード線A15aは端子7cを介して高周波電源16に接続されている。
前記回路切り替え装置7dは、第1の加熱コイル3aの一端を通して高周波電源16に接続される切り替え端子7d1と、第2の加熱コイル3bの一端に接続される端子7a及び第2の加熱コイル3b及び第3の加熱コイル3cの一端に接続される端子7bを備えており、少なくとも第2の加熱コイル3bの一端と他の加熱コイル3a、3cとの接続を直流的に切断する機能を有し、第2の加熱コイル3bの少なくとも一端を他の加熱コイル3a、3cと直流的に切断できるようになっている。
上記の構成において、鍋15の材質が磁性体の場合と、非磁性体の場合についての電気回路動作について説明する。
図6は鍋15の材質が磁性体の場合の電気回路を示し、出力制御基板7が鍋15の材質を判定すると、回路切り替え装置7dの切り替え端子7d1が端子7b側に切り替わり、高周波電源16と第3の加熱コイル3cの一端がリード線C15cを介して電気的に接続される。又、この加熱コイル3cの他端は端子台B4bを介して第1の加熱コイル3aの一端と接続される。第1の加熱コイル3aの他端は端子台D6bを介してリード線B15bと接続され、さらに、端子7cを介して高周波電源16に接続され、第1の加熱コイル3aと第3の加熱コイル3cに高周波電源が通電され、鍋15が加熱される。
次に、図7は鍋15の材質が非磁性体の場合の電気回路を示し、出力制御基板7又は回路切り替え装置7dが鍋15の材質を判定すると、回路切り替え装置7dの切り替え端子7d1が端子7a側に切り替わり、高周波電源16と第2の加熱コイル3bの一端がリード線A15a、端子台C6aを介して電気的に接続される。
又、この加熱コイル3bの他端は端子台A4aを介して第3の加熱コイル3cの一端と接続される。第3の加熱コイル3cの他端は端子台B4bを介して第1の加熱コイル3aの一端と接続され、さらにこの加熱コイル3aの他端は端子台D6b、リード線B15b、端子7cを介して高周波電源16に接続され、第1の加熱コイル3a、第2の加熱コイル3b、第3の加熱コイル3cの全て高周波電源が通電され、鍋15が加熱される。
なお、ロースター加熱部11側の加熱コイルB5において磁性体の鍋を加熱する場合については加熱コイルB5のある絶縁板2の上に鍋15を載せればよい。
この場合には、ロースター加熱部11側の加熱コイルB5の近傍に配設した冷却ファン17によって加熱コイルB5が冷却される。
上記したように、本発明では加熱コイルA3を、中心部となる第1の加熱コイル3aと、その外側に同心的に巻回された巻径の大きい第2の加熱コイル3b及び第2の加熱コイル3bの外側に同心的に巻回された巻径の大きい第3の加熱コイル3cとで全体として3重巻きに構成し、ロースター加熱部11側の加熱コイルB5よりもコイル巻数を多くしているため、加熱コイルA3に流れる通電可能な最大電流値を加熱コイルB5よりも小さくすることができ、これによって、加熱コイルA3及び出力制御基板7側の冷却ファン14の送風量を少なくすることができ、冷却ファン14の送風能力を下げることができ、それに伴い騒音が小さくなり、使用者は快適に使用することができる。
また、ロースター加熱部11側の加熱コイルB5の近傍に該加熱コイルB5を冷却する冷却ファン17を配設したので、ロースター加熱部11側の加熱コイルB5も十分に冷却することができる。
本発明の誘導加熱調理器の外観斜視図である。 本発明の絶縁板を取り除いた状態の上面図である。 本発明の加熱コイルAの背面図である。 本発明の加熱コイルAの巻線結線図である。 本発明の加熱コイルAにて鍋を加熱する電気回路の結線図である。 本発明の加熱コイルAにて磁性体の鍋を加熱する電気回路の結線図である。 本発明の加熱コイルAにて非磁性体の鍋を加熱する電気回路の結線図である。
符号の説明
1 本体
2 絶縁板
3 加熱コイルA
3a 第1の加熱コイル
3b 第2の加熱コイル
3c 第3の加熱コイル
4 コイルベース
5 加熱コイルB
6 基板収納ケース
7 出力制御基板
7d 回路切り替え装置
11 ロースター加熱部
14 冷却ファン
17 冷却ファン

Claims (4)

  1. 本体(1)内の右側と左側に配設された複数の加熱コイルA(3)、B(5)と、加熱コイルB(5)の下側に配設されたロースター加熱部(11)と、加熱コイルA(3)の下側に配設され、加熱コイルA(3)、B(5)を駆動する出力制御基板(7)と、出力制御基板(7)側に配設され、該出力制御基板(7)及び前記加熱コイルA(3)を冷却する冷却ファン(14)とを備え、加熱コイルA(3)をロースター加熱部(11)側の加熱コイルB(5)よりも通電可能な最大電流値を小としたことを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 加熱コイルA(3)をロースター加熱部(11)側の加熱コイルB(5)よりもコイル巻数を多くしたことを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
  3. 加熱コイルA(3)は巻径の異なる第1、第2、第3のコイル(3a)、(3b)、(3c)を中心側から順に同心円状にコイルベース(4)に配置したことを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
  4. ロースター加熱部(11)側の加熱コイルB(5)の近傍に該加熱コイルB(5)を冷却する冷却ファン(17)を配設したことを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。




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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007287372A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誘導加熱調理器
CN104349523A (zh) * 2013-07-31 2015-02-11 美的集团股份有限公司 线圈盘及其制造方法和具有该线圈盘的电磁炉
JP2015057794A (ja) * 2011-03-29 2015-03-26 三菱電機株式会社 誘導加熱調理器

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