JP4366138B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、一般家庭の厨房で誘導加熱を熱源としてトッププレート上の鍋などの調理器具を加熱する誘導加熱調理器などの加熱調理器に関するものである。
誘導加熱調理器は、高周波電流を加熱用コイルに流してその加熱用コイルの上面に配置した金属性の鍋に渦電流を発生させ、そのジュール熱によって鍋自体が自己発熱することで、鍋を効率よく加熱するものである。
当初の誘導加熱調理器は、鉄などの磁性金属の鍋のみが加熱できるだけであったが、近年の誘導加熱調理器は非磁性金属であるステンレス製鍋なども加熱できるようになってきている。さらに、加熱できないとされてきたアルミニウム製鍋を加熱できるものも提案されてきている。
特許文献1(特開2003−17232号公報)に示すものは、本体後方に吸気部と排気部とを設け、本体内にはトッププレートの下部に位置した複数の加熱コイルと、前記吸気部と通気路で繋がった冷却ファンと、前記加熱コイルをそれぞれ駆動する複数の出力制御部の基板と、交流から直流へ変換する平滑用のチョークコイルを備え、前記複数の基板とチョークコイルを本体内の片側の基板収納部に集めて配置し、複数の加熱コイルのうち1個はアルミニウム製鍋を連続加熱できる加熱コイルとし、この加熱コイルと複数の基板のうち最も近接する基板とを電気的に接続した構成よりなるものであり、これによってアルミニウム製鍋を連続加熱できる加熱コイルの動作の安定性、発熱ロスの低減を図るようにしたものである。
特開2003−17232号公報
上記したように、近年の誘導加熱調理器は非磁性金属のアルミニウム製鍋を連続加熱できる等、その製品性能が大幅に向上してきており、これに伴って出力制御部の部品点数が増加し、さらに構成が複雑となり、大型化してきている。
また、出力制御部の基板とともに配置されるチョークコイル自体もアルミニウム加熱に対応して大型化しているため、上記した従来構成のレイアウトでは、冷却構造も踏まえて基板等の最適なレイアウト構成を行なおうとすると、チョークコイルの収納スペースが妨げになり、配置が複雑になるという問題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するためになされたもので、具体的には、本体の上面にトッププレートを配置し、このトッププレート下部の右側と左側にアルミニュウム製鍋を加熱できる加熱コイルAと加熱コイルBを設け、この加熱コイルAと加熱コイルB等を駆動する複数の出力制御部を前記本体内の基板収納部に収納し、前記出力制御部に接続される交流から直流へ変換するための平滑用のチョークコイルを有し、前記加熱コイルBの下側に位置して前記本体の前面からこの本体内に魚等を出し入れするロースター加熱部を配置し、前記本体の後方に吸気口と排気口を配置し、前記吸気口から吸い込んだ空気を前記基板収納部に流入させた前記出力制御部の冷却後の廃風と、前記加熱コイルA、Bの下面に流入させた前記加熱コイルA、Bの冷却後の空気の両方を前記排気口より排出する冷却ファンを設けてなる加熱調理器において、前記チョークコイルを前記排気口近傍の入口側に配置したものである。
また、前記排気口から浸入した水が前記チョークコイルに掛かるのを防止するための前記チョークコイル上面を覆うケースカバーを設けたものである。

本発明によれば、チョークコイルを本体後方の排気口の入口側に配置して冷却を行なうことにより、出力制御部のレイアウトで大きな面積を占めていたチョークコイルを出力制御部の基板から分離し、冷却構造を踏まえた基板やチョークコイルの最適なレイアウト構成を行なうことができる。
また、非磁性体であるアルミニウム製鍋の連続加熱等、出力制御部の基板が大きくなることが避けられない近年のハイパワー化に対しても、本体の制約寸法内で大型化した出力制御部の基板やチョークコイルを確実に本体内に収納し、製品の性能を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図1から図3に従って説明する。
図1は、本発明の誘導加熱調理器の一部を分解した斜視図、図2は、同横断面図、図3は同システムキッチンに組み込んだ状態の外観斜視図を示すものである。
まず、図1において、1は誘導加熱調理器の本体、2はその外郭を形成するボトムケースで、上面が開口している。
3はトッププレートで、耐熱性が高い結晶化ガラスで構成されており、ボトムケース2の上面開口部を塞ぐように配置され、後部に多数の吸気用と排気用の開口穴3aを設けている。
3bはトッププレートカバー枠で、トッププレート3の周りに取り付けられており、トッププレート3との間にシール材(図示せず)を充填して水密構造としている。
また、このトッププレートカバー枠3bは本体1にも固定されており、図3に示すように本体1をシステムキッチン13に取り付ける際には、このトッププレートカバー枠3bで本体1を吊り上げた状態で設置される。
4は非磁性金属であるアルミニウム製鍋を連続加熱できる加熱コイルA、7は鉄や磁性ステンレス等の磁性金属の鍋を加熱する加熱コイルBで、トッププレート3の下側に位置するように本体1内の右側と左側に設置されている。なお、この加熱コイルB7でアルミニウム製鍋を連続加熱することもできる。
8は円形のニクロム線ヒータで、トッププレート3のほぼ中央後部の下側に位置するように本体1内の上部に配置されている。
9は操作部で、本体1の前面右側に配置されており、後記する出力制御部6と連動しており、メインスイッチ及び加熱コイルA4、加熱コイルB7、ニクロム線ヒータ8、本体1の左側面に配備された後記ロースター加熱部10への通電入り切り、設定、火力調節を行なうスイッチやツマミ類で構成されている。
10はロースター加熱部で、加熱コイルB7の下側に位置しており、本体1の前面右側から本体1内に魚等を出し入れする。
12は冷却風洞で、加熱コイルA4の下側に設置されており、その上面に多数の送風口12aを備えており、後記する冷却ファン11からの冷却風を加熱コイルA4とB7へ吹き付けるものである。
15は加熱コイルA4の右表示部、16は加熱コイルB7の左表示部、17はニクロム線ヒータ8の中央表示部であり、夫々加熱コイルA4、加熱コイルB7及びニクロム線ヒータ8と対向するようにトッププレート3の前部に設けられており、夫々の運転状態又は運転するための設定状態(火力、タイマーの設定状態、揚げ物調理時の油温等)を数値、文字、図形等により表示するものである。
18、19は本体1の後部上面の右側と左側に開口した吸気口及び排気口で、トッププレート3の後部に設けた開口穴3aに通じている。
20は交流から直流に変換するための平滑用のチョークコイルで、本体1内の上部で排気口19の入口側に配置されている。この排気口19の入口側は、後記する冷却ファン11によって加熱コイルA4と加熱コイルB7を冷却した後の廃風が通る通路となっていて一定のスペースが確保されており、このスペースに基板収納部5内に収納しきれない等のチョークコイル20を配置しており、図では2個配置されている。
21はケースカバーで、チョークコイル20を上面と側面から覆っており、該チョークコイル20に本体1の後部上面の左側に設けられた排気口19から水が侵入しても直接掛からないようにしている。
図2において、5は基板収納部で、本体1内において加熱コイルA4の下側に設置されており、吸気口18に近い側の空間内に冷却ファン11、加熱コイルA4の下側に位置した空間内に複数の出力制御部6a、6b、6cよりなる出力制御部6が上下方向に沿って設置されている。
また、前記冷却ファン11はモータ11aの上下に同軸の駆動軸を突出させてその上下に回転ファン11b、11cを連結し、一方の回転ファン11bによって吸気口18から吸い込んだ冷却空気を図1に示す冷却風洞12を通してその送風口12aから加熱コイルA4及び加熱コイルB7の下面に流入させ、該加熱コイルA4及び加熱コイルB7を冷却するとともに、他方の回転ファン11cによって吸い込んだ冷却空気を複数の出力制御部6a、6b、6cに流入させ、該出力制御部6a、6b、6cを冷却し、冷却後の廃風をケースカバー21を通して排気口19より排出するようにし、その間にチョークコイル20も冷却するようにしている。
14はリード線等の接続部材で、出力制御部6a、6b、6cと非金属のアルミニウム製鍋を連続加熱できる右加熱コイルA4及び加熱コイルB7を電気的に接続している。
次に上記構成における動作を説明する。尚、図における矢印は、冷却空気の流れを示している。
使用者が加熱コイルA4か加熱コイルB7又はその両方を使用して調理用鍋を加熱する状態について説明する。
調理用鍋をトッププレート3の上面に載置した後、操作部9のメインスイッチをONにする。
次に操作部9のスイッチおよびツマミを操作すると、加熱コイルA4、加熱コイルB7又はその両方が運転され、右表示部15、左表示部16にその運転状態が表示される。
また、同時に冷却ファン11が回転し、一方の回転ファン11bによって吸気口18から吸い込んだ冷却空気を図1に示す冷却風洞12を通してその送風口12aから加熱コイルA4及び加熱コイルB7の下面に流入させ、該加熱コイルA4及び加熱コイルB7を冷却すると共に、他方の回転ファン11cによって吸い込んだ冷却空気を出力制御部6a、6b、6cに流入させ、該出力制御部6a、6b、6cを冷却する。
その後、冷却したのちの廃風は本体1内の上部後方のケースカバー21内に流入し、このケースカバー21を通る間にチョークコイル20を冷却し、排気口19から排出される。
なお、この加熱調理中、調理用鍋からふきこぼれ等が生じて本体1内上部の後方に設けられた排気口19から水が浸入した場合にはケースカバー21によってその水がチョークコイル20に掛かるのを防止する。
上記本発明によれば、チョークコイル20を本体1後方上部の排気口19の入口側に配置して加熱コイルA4、加熱コイルB7及び出力制御部6を冷却した後の廃風により冷却を行なうことにより、出力制御部6のレイアウトで大きな面積を占めていたチョークコイル20を出力制御部6の基板から分離し、冷却構造を踏まえた最適なレイアウトに配置することができる。
また、加熱調理中、調理用鍋からふきこぼれ等が生じて本体1内上部の後方に設けられた排気口19から水が浸入した場合でもケースカバー21によってその水がチョークコイル20に掛かるのを防止することができる。
さらに、非磁性体であるアルミニウム製鍋の連続加熱等、出力制御部の基板が大きくなることが避けられない近年のハイパワー化に対しても、本体1の制約寸法内で大型化した出力制御部6の基板やチョークコイル20を確実に本体1内に収納し、製品の性能を向上させることができる。
本発明の誘導加熱調理器の一部を分解した斜視図である。 本発明の誘導加熱調理器の横断面図である。 本発明の誘導加熱調理器をシステムキッチンに組み込んだ状態の外観斜視図である。
符号の説明
1・・・本体
3・・・トッププレート
4・・・加熱コイルA
5・・・基板収納部
6・・・出力制御部
7・・・加熱コイルB
11・・・冷却ファン
19・・・排気口
20・・・チョークコイル
21・・・ケースカバー

Claims (2)

  1. 体の上面にトッププレートを配置し、このトッププレート下部の右側と左側にアルミニュウム製鍋を加熱できる加熱コイルAと加熱コイルBを設け、この加熱コイルAと加熱コイルB等を駆動する複数の出力制御部を前記体内の基板収納部に収納し、前記出力制御部に接続される交流から直流へ変換するための平滑用のチョークコイルを有し、前記加熱コイルBの下側に位置して前記本体の前面からこの本体内に魚等を出し入れするロースター加熱部を配置し、前記体の後方に吸気口と排気口を配置し、前記吸気口から吸い込んだ空気を前記基板収納部に流入させた前記出力制御部の冷却後の廃風と、前記加熱コイルA、Bの下面に流入させた前記加熱コイルA、Bの冷却後の空気の両方を前記排気口より排出する冷却ファンを設けてなる加熱調理器において、
    前記チョークコイルを前記排気口近傍の入口側に配置したことを特徴とする加熱調理器。
  2. 請求項1記載の加熱調理器において、
    前記排気口から浸入した水が前記チョークコイルに掛かるのを防止するための前記チョークコイル上面を覆うケースカバーを設けたことを特徴とする加熱調理器。
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