JP2005092791A - データ処理装置、データ処理方法およびプログラム - Google Patents

データ処理装置、データ処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】
この発明は、上位システムから不定間隔で転送されるファイルをポーリングにより監視して処理するようなサービスにおいて、不要なポーリングを極力停止でき、不要なポーリング動作に伴う消費電力の節約と、不要なポーリング処理の停止に伴うコンピュータ処理効率の向上が見込めるデータ処理装置、データ処理方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】
監視キューにファイルが存在するか否かをポーリングし、該ポーリングによりファイルの存在が確認されると該ファイルを取得するキャプチャリングサービスにおいて、ポーリングを停止させるポーリング停止時刻および該停止したポーリングのポーリング停止継続時間を設定し、設定されたポーリング停止時刻になったときにポーリングを停止し、ポーリングを停止してから設定されたポーリング停止継続時間が経過したときにポーリングを再開する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、指定されたディレクトリにファイルが存在するか否かをポーリングし、ポーリングによりファイルの存在が確認されると、確認したファイルを取得するキャプチャリングサービスを行うデータ処理装置、データ処理方法およびプログラムに関し、特に、無駄なポーリング動作を極力行わないようにする処理機能を有するデータ処理装置、データ処理方法およびプログラムに関する。
近年、産業の発達に伴い、産業活動が自然環境に与える影響等の問題が生じている。
今日の環境問題は、廃棄物問題や自動車公害、地球温暖化等空間的、時間的広がりを持つ問題にまで拡大し、深刻化しており、地球温暖化問題では主要な温室効果ガスである二酸化炭素の排出量が問題となっている。
この二酸化炭素は、人間活動のあらゆる局面から生じるものであり、その排出の抑制・削減に当たっては、産業活動の中のさまざまな場所で従来の環境問題対策とは異なった対応策が必要とされている。
対応策の一つとして例えば、オフィス等で使用される複合機等には、一定時間以上使用されない、もしくは操作されない場合には自動的にスリープモードへ移行し、複合機の消費電力を最小限に抑える省エネモード等の機能が付加されている。
また、ソフトウェア商品においても環境エコを考慮した商品開発が望まれており、処理要求がない時においてもルーチン処理等のソフトウェアを常時動作させることは、サーバコンピュータ等の不要な消耗と無駄な電力消費となる。
そこで、不要な処理や無駄な電力消費を抑えるような種々の方法や装置が提案され提供されている。
例えば、特許文献1にされるように、一定時間以上データの入出力が行われない場合には、自動的にシステムを終了して電源を切断し、消費電力の削減、データ破壊防止等を行う方法が提案されている。
また、特許文献2に示されるように、通信局の電源の切断情報を取得し、取得した切断情報に基づいて無駄なポーリングを行わないようなポーリング制御装置が提案されている。
また、特許文献3に示されるように、予めシステム本体の電源断処理の有無を含む作業指示の設定を行い、その作業後にシステム本体の電源断を自動的に行う計算機システムが提案されている。
また、特許文献4に示されるように、無応答が発生した場合には、次回からの問い合わせの時間間隔を最適な時間間隔の値に自動設定するポーリングセレクト形のデータ通信装置が提案されている。
特開平03−053309号公報 特開平05−219069号公報 特開平06−004185号公報 特開平04−030640号公報
しかし、上記提案の装置や方法およびシステムにおいては、上位システムから不定間隔で転送されるファイルをポーリングにより監視して処理するようなサービスを対象として、無駄の無いポーリング動作を行う対策を講じた提案はなかった。
このため、従来は、上位システムから不定間隔で転送されるファイルをポーリングにより監視して処理するサービスにおいて、ポーリング開始後、ポーリングの停止が指示されるまで常時ポーリングが行われる等、無駄なポーリングが多く、エネルギー消費、並びにコンピュータ処理が増大するという問題点があった。
そこで、この発明は、上位システムから不定間隔で転送されるファイルをポーリングにより監視して処理するようなサービスにおいて、不要なポーリングを極力停止でき、不要なポーリング動作に伴う消費電力の節約と、不要なポーリング処理の停止に伴うコンピュータ処理効率の向上が見込めるデータ処理装置、データ処理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、指定されたディレクトリにファイルが存在するか否かをポーリングし、該ポーリングによりファイルの存在が確認されると該ファイルを取得する処理を実行するデータ処理装置において、前記ポーリングを停止させるポーリング停止時刻および該停止したポーリングのポーリング停止継続時間を設定するポーリング設定手段と、前記ポーリング設定手段で設定されたポーリング停止時刻になったときに前記ポーリングを停止するポーリング停止手段と、前記ポーリング停止手段によりポーリングを停止してから前記ポーリング設定手段で設定されたポーリング停止継続時間が経過したときに該ポーリングを再開するポーリング再開手段とを具備することを特徴とする。
また請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記ポーリング停止手段は、前記ポーリング停止時刻になったときに前記監視キューからのファイル取り出し要求がある場合は、前記ポーリングを停止する処理を禁止するポーリング停止禁止手段を更に具備することを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記ポーリング設定手段は、前記監視キューの処理のログ情報に基づき前記ポーリング停止時刻および前記ポーリング停止継続時間を設定する自動設定手段を更に具備することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、指定されたディレクトリにファイルが存在するか否かをポーリングし、該ポーリングによりファイルの存在が確認されると該ファイルを取得する処理を実行するデータ処理装置において、前記ポーリングの周期を変更するポーリング周期変更時刻および変更するポーリング周期を設定するポーリング周期設定手段と、前記ポーリング周期設定手段で設定されたポーリング周期変更時刻になったときに前記ポーリングの周期を前記ポーリング周期設定手段で設定されたポーリング周期に変更するポーリング周期変更手段とを具備することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4の発明において、前記ポーリング周期変更手段は、前記ディレクトリに対する処理のログ情報に基づき前記ポーリング周期設定手段で設定された前記ポーリング周期変更時刻および変更するポーリング周期を自動設定する自動ポーリング周期変更手段を更に具備することを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項4の発明において、前記ポーリング周期変更手段は、前記ポーリング周期変更時刻になったときに前記ディレクトリからのファイル取り出し要求がある場合は、前記ポーリング周期の変更処理を禁止するポーリング周期変更禁止手段を更に具備することを特徴とする。
また、請求項7の発明は、指定されたディレクトリにファイルが存在するか否かをポーリングし、該ポーリングによりファイルの存在が確認されると該ファイルを取得する処理を実行するデータ処理方法において、前記ポーリングを停止させるポーリング停止時刻および該停止したポーリングのポーリング停止継続時間をポーリング設定手段により設定する第1のステップ、前記ポーリング設定手段で設定されたポーリング停止時刻になったときに前記ポーリングをポーリング停止手段により停止する第2のステップ、前記ポーリング停止手段によりポーリングを停止してから前記ポーリング設定手段で設定されたポーリング停止継続時間が経過したときに該ポーリングをポーリング再開手段により再開する第3のステップを具備することを特徴とする。
また、請求項8の発明は、指定されたディレクトリにファイルが存在するか否かをポーリングし、該ポーリングによりファイルの存在が確認されると該ファイルを取得する処理を実行するデータ処理方法において、前記ポーリングの周期を変更するポーリング周期変更時刻および変更するポーリング周期をポーリング周期設定手段で設定する第1のステップと、前記ポーリング周期設定手段で設定されたポーリング周期変更時刻になったときに前記ポーリングの周期を前記ポーリング周期設定手段で設定されたポーリング周期に変更する第2のステップを具備すること特徴とする。
また、請求項9の発明は、指定されたディレクトリにファイルが存在するか否かをポーリングし、該ポーリングによりファイルの存在が確認されると該ファイルを取得する処理を実行するデータ処理装置に実装されるプログラムであって、前記ポーリングを停止させるポーリング停止時刻および該停止したポーリングのポーリング停止継続時間を設定するポーリング設定処理と、前記ポーリング設定処理で設定されたポーリング停止時刻になったときに前記ポーリングを停止するポーリング停止処理と、前記ポーリング停止処理によりポーリングを停止してから前記ポーリング設定処理で設定されたポーリング停止継続時間が経過したときに該ポーリングを再開するポーリング再開処理とを行うことを特徴とする。
また、請求項10の発明は、指定されたディレクトリにファイルが存在するか否かをポーリングし、該ポーリングによりファイルの存在が確認されると該ファイルを取得する処理を実行するデータ処理装置に実装されるプログラムであって、前記ポーリングの周期を変更するポーリング周期変更時刻および変更するポーリング周期を設定するポーリング周期設定処理と、前記ポーリング周期設定処理で設定されたポーリング周期変更時刻になったときに前記ポーリングの周期を前記ポーリング周期設定処理で設定されたポーリング周期に変更するポーリング周期変更処理とを行うことを特徴とする。
監視キューにファイルが存在するか否かをポーリングし、ポーリングによりファイルの存在が確認されると該ファイルを取得するキャプチャリングサービスにおいて、ポーリングを停止させるポーリング停止時刻および停止したポーリングのポーリング停止継続時間を設定し、設定したポーリング停止時刻になったときにポーリングを停止し、ポーリングを停止してから設定されたポーリング停止継続時間が経過したときにポーリングを再開するように構成したので、不要なポーリングを極力停止でき、不要なポーリング動作に伴う消費電力の節約と、不要なポーリング処理の停止に伴うコンピュータ処理効率の向上が可能となるという効果を奏する。
この発明に係わるデータ処理方法、装置およびプログラムは、例えば、少なくとも一つ以上作成された監視キューにファイルが存在するか否かをポーリングし、ポーリングにより監視キューにファイルの存在を確認すると、確認したファイルを監視キューから取得してデータベースへ登録、または転送先へ転送、または画像処理等のデータ処理を行うキャプチャリングサービスにおける監視キューのポーリングに用いられるものである。
図1は、この発明に係わるデータ処理方法およびプログラムが実装されたデータ処理装置と接続された装置の全体構成の概略を示した図である。
図1に示すように、データ処理装置1は、複数のクライアント端末3と、一般オフィス用の複数のデジタル複合機2と、図面等の印刷出力が可能な複数のデジタル複合機4と、文書管理やデータベース等を管理する管理サーバ6等がネットワーク5を介して接続されて構成されている。
複数のクライアント端末3(以下、「クライアント3」という。)は、例えばインターネット端末やCAD(=Computer Aided Design)端末等のユーザの使用用途に対応したコンピュータであり、複数のデジタル複合機2(以下、「複合機2」という。)は、一般オフィス等で使用されるコピー機能や印刷機能、ファックス機能等を有するデジタル複合機、複数のデジタル複合機4(以下、「複合機4」という。)は、図面用の印刷機能を有するデジタル複合機、管理サーバ6は、膨大な文書や各種データ等のデータベースを管理する管理サーバ等である。
データ処理装置1は、上位システムから不定間隔で転送されるファイルをポーリングにより監視して処理するようなサービス(以下、「キャプチャリングサービス」という。)を対象として、無駄の無いポーリング動作を行う対策を講じたサーバコンピュータであり、キャプチャリングサービスは、ネットワーク5を介して接続されたクライアント3や複合機2との間で散在する紙文書や図面等が電子化されたデータファイルをデータベースや複合機4等の所定の転送先へ自動転送する。
図2は、キャプチャリングサービスの処理概要を示したブロック図である。
図2に示すように、キャプチャリングサービス20は、監視キュー23に対してデータファイルが存在するか否かを監視するポーリング動作を行い、データファイルが存在する場合は、監視キューに存在するデータファイルを取得して所定の転送先の装置24へ自動転送する。
このデータファイルは、例えばユーザがクライアント3や複合機2等で作成したデータファイルを監視キュー23にドラッグ&ドロップ、FTP転送、クライアントソフトを使った転送等の操作を行うことにより転送され、キャプチャリングサービス20が監視キューにデータファイルが存在することを確認して所定の転送先へ自動転送する。
転送先は、例えばデータファイルを一括管理するデータベースやデータファイルを印刷出力する複合機4等である。
また、キャプチャリングサービス20は、監視キューから取得したデータファイルを自動転送する際に、必要に応じて転送先のデータフォーマットに対応したファイル変換処理21も行う。
前述の説明の如くに動作するキャプチャリングサービス20は、管理ツール22によってキャプチャリングサービス20の動作開始や停止が指示され、キャプチャリングサービス20が動作するために必要な各種設定値等が入力可能なように構成されている。
また、キャプチャリングサービス20は、監視キュー23に対するポーリング動作やデータファイルの転送等のジョブ処理状況をログ情報として記録保持する。
管理ツール22は、そのログ情報を出力可能である。
以上説明したような処理機能を有するキャプチャリングサービスがデータ処理装置1に実装され、ネットワーク5を介して接続されたクライアント3や複合機2、複合機4および管理サーバ6との間でデータファイルを自動転送する。
このデータ処理装置1によってネットワーク5を介して接続されたクライアント3や複合機2、複合機4および管理サーバ6との間でデータファイルを自動転送する動作について簡単に説明すると、次のような動作となる。
例えば、ユーザがクライアント3のCAD等を用いて画像データファイルを作成し、作成した画像データファイルを所定の指定されたディレクトリ(監視キュー)23へ移動登録すると、データ処理装置1のキャプチャリングサービス20が所定の指定された監視キュー23に対してポーリング動作を行い、監視キュー23にファイルが存在するか否かを確認する。
監視キュー23に画像データファイルが存在することを確認すると、キャプチャリングサービス20は、監視キュー23から画像データファイルを取得して指定された所定の転送先へ転送する。
転送先が例えば複合機4等の図面用複合機であれば、画像データファイルは、複合機4へ転送されて必要に応じて印刷出力される。
また、例えば複合機2のスキャナー等の画像読取装置を介して印刷画像を読取り、読取った画像データファイルが所定の指定されたディレクトリ(監視キュー)23へ移動登録されると、キャプチャリングサービスが指定されたディレクトリ23に対してポーリング動作を行い、監視キュー23に画像データファイルが存在することを確認して画像データファイルを取得し、指定された所定の転送先へ転送する。
このようにキャプチャリングサービスは、ネットワーク5を介して接続された各装置のデータファイルを所定のディレクトリ(=監視キュー)から取得して所定の転送先へ自動転送し、各装置間で散在する文書や図面等の電子化されたデータファイルの一括管理を可能とする。
ところで、キャプチャリングサービス20が監視キュー23に対してポーリング動作を行い、監視キュー23に存在するデータファイルを取得して自動転送する処理を行うためには、管理ツール22を用いて監視キュー23を作成登録し、登録した監視キュー23を起動させる必要がある。
監視キューの作成する方法は、管理ツール22を起動し、監視キュー一覧画面から新規作成ボタンを選択し、所望の設定値を入力して作成する。
図3は、管理ツール22における監視キュー一覧画面を示す図である。
図3に示すように、監視キュー一覧画面300には、メインコントロールボタン301と、タイトル302と、機能ボタン303と、監視キュー一覧情報304がそれぞれ表示されており、監視キューを新たに作成し設定登録する場合には、表示された機能ボタン303のうちの「新規作成」ボタンをクリックする。
機能ボタン303には、「新規作成」ボタンの他に、「開始」ボタン、「停止」ボタン、「編集」ボタン、「履歴」ボタン、「初期化」ボタン、「削除」ボタン、「更新」ボタンが表示されており、「開始」ボタンは監視キューの起動、「停止」ボタンは監視キューの停止、「編集」ボタンは既存の監視キューの編集、「履歴」ボタンはシステムログの履歴情報の表示、「初期化」ボタンは既存監視キューの初期化、「削除」ボタンは既存監視キューの削除、「更新」ボタンは監視キュー一覧情報304に表示された情報を最新の情報で表示する等のそれぞれの処理を行うボタンである。
なお、「開始」ボタン、「停止」ボタン、「編集」ボタン、「履歴」ボタン、「初期化」ボタン、「削除」ボタン、「更新」ボタンに対応した各処理を起動させる場合は、監視キュー一覧情報304に表示された各監視キューのうちの対象監視キューの後述するラジオボタンをクリックして選択後、所望の機能ボタンをクリックする。
監視キュー一覧情報304には、既存の監視キューの一覧リストが表示され、各監視キューを選択するラジオボタン3041、監視キューID3042、監視キュー絶対パス3043、ポーリング時間3044、監視キューの状態3045、登録ユーザ名3046、印刷ユーザ名3047等が表示されている。
さて、このように構成された監視キュー一覧画面300が表示されて、監視キュー一覧画面300の「新規作成」ボタンをクリックすると、監視キュー設定画面が表示される。
図4は、監視キュー設定画面を示す図であり、監視キュー設定画面400は、図4に示すように、新たな監視キューを設定する監視キュー設定部401と、登録ユーザ名や印刷ユーザ名を設定するユーザ名設定部402、画像の登録や変換および属性等のパラメータや設定値を設定する図示せぬパラメータ設定部等が表示されている。
監視キュー設定部401には、作成する監視キューのIDが自動的に表示され、監視キューを指定するディレクトリと、指定したディレクトリの監視キューに対するポーリング動作の時間間隔を指定するポーリング時間と、ポーリング動作をスリープ状態へ移行するか否かを選択設定するスリープポーリングと、スリープポーリングを設定する場合のスリープ開始時刻およびスリープ状態へ移行してからスリープ状態を継続するスリープ継続時間を設定する入力項目がそれぞれ表示されている。
この監視キュー設定部401に表示された各入力項目の設定は、監視キューを新たに作成する場合の必須設定項目であり、必ず入力設定する必要がある。
これらの設定項目の入力方法は、例えば次のように操作し入力する。
ディレクトリには、新たに作成する監視キューの絶対パスを例えば「C:¥queue¥queue8」等のようにキーボートから入力する。
ポーリング時間は、前述のディレクトリに入力した絶対パスの監視キューに対するポーリング動作の周期間隔を例えば「1秒」から「180秒」の間の所望の時間を入力する。
この入力されたポーリング時間の周期間隔でキャプチャリングサービスが前述のディレクトリに入力した絶対パスの監視キューに対するポーリング動作を行う。
スリープポーリングは、「ON」、「OFF」のいずれかの選択が可能であり、スリープポーリングを「ON」に選択設定した場合には、次の欄の入力項目であるスリープ開始時刻に設定した時間になると、前述のディレクトリに入力した絶対パスの監視キューにファイルが存在しないことと、ジョブ処理の要求がないことを確認して監視キューに対するポーリング動作をスリープ状態へ移行し、スリープ状態へ移行後、スリープ継続時間に設定された継続時間経過後、自動的にスリープ状態を解除して通常のポーリング動作へ移行する動作を行う。
スリープ開始時刻は、ジョブ処理の要求がほとんどないと思われる、例えば「23:00:00」(=23時00分00秒)等と入力し、スリープ継続時間は、スリープ状態を継続する時間を例えば「005.00」(=5分)等と入力する。
このように、監視キュー設定部401に所望の設定値を入力し、ユーザ名設定部402やパラメータ設定部等に必要な設定値およびパラメータ値等を入力して図示せぬ設定ボタンをクリックすると、図5に示すような監視キュー作成の成功を示すキュー作成成功画面500(図5(a)参照)が表示され、監視キュー作成に失敗した場合は、キュー作成成功画面510(図5(b)参照)が表示される。
図5に示したキュー作成成功画面500の「戻る」ボタンをクリックすると、図3に示した監視キュー一覧画面300へ移行し、監視キューの一覧リストが表示されるとともに、新規に作成し設定した監視キューがキャプチャリングサービスのディレクトリに設定される。
図4の監視キュー設定画面400で入力設定し、図5のキュー作成成功画面500が表示されると、監視キュー設定画面400で作成したキューIDが「8」の監視キューが、例えばキャプチャリングサービスのキャプチャリングホームディレクトリの中に作成される。
図6及び図7は、キャプチャリングホームのディレクトリ構造を示す図である。
図6及び図7に示すように、キャプチャリングホーム600は、キャプチャリングサービスのシステムのコンフィグ情報が記録されたファイルを記憶管理する「system」ディレクトリ601、作成設定された既存の監視キュー毎のコンフィグ情報を管理する「config」ディレクトリ602、各監視キュー毎のスプール情報を管理する「spool」ディレクトリ603、各監視キュー毎のログ情報を管理する「logs」ディレクトリ604、各監視キュー毎のエラー情報を管理する「error」ディレクトリ605等から構成されており、新規作成されたキューIDが「8」の監視キューが前述の各監視キュー毎の情報を管理する各ディレクトリに作成される。
例えば、新規にキューIDが「8」の監視キュー「q8」が作成設定されると、「system」ディレクトリ601のキュー情報ファイル6011、印刷ユーザ名ファイル6012、登録ユーザ名ファイル6013、監視キュー処理用タイマーファイル6014等の各ディレクトリに監視キュー「q8」で入力設定された情報が記録管理されるとともに、各監視キュー毎のコンフィグ情報を管理する「config」ディレクトリ602には、キューIDが「8」の監視キューのコンフィグ情報が記録されたファイルを管理するq8ディレクトリ6021が作成され、「spool」ディレクトリ、「logs」ディレクトリ、「error」ディレクトリにも同様に各ディレクトリで管理する情報に対応したキューIDが「8」の監視キューの各情報ファイルを管理する各ディレクトリ「q8」6031、6041、6051がそれぞれ作成される。
このように作成された監視キュー(キューIDが「8」)を起動させるためには、図3に示した監視キュー一覧画面300の監視キュー一覧情報の一覧リストの中から監視キュー(キューIDが「8」)のラジオボタンを選択クリックし、機能ボタンの「開始」ボタンをクリックすることにより監視キュー(キューIDが「8」)が起動され、監視キュー(キューIDが「8」)に対するポーリング動作が開始される。
ところで、この発明に係わるキャプチャリングサービスが実装されたデータ処理装置1においては、作成された複数の監視キューに対するポーリング動作を行う際に、不要なポーリング動作を行わないようなスリープポーリング機能とポーリング自動設定機能を有している。
スリープポーリング機能は、例えば、ポーリング動作をスリープ状態へ自動的に移行するスリープ開始時刻とスリープ状態を継続するスリープ継続時間を予め設定することにより、スリープ開始時刻になったら対象監視キューに対するポーリング動作をスリープ状態へ移行し、スリープ継続時間経過後、スリープ状態を自動的に解除する機能である。
また、ポーリング自動設定機能は、対象監視キューに対するポーリング時間をファイル検出履歴情報に基づいて算出し、監視キュー作成時に設定されたポーリング時間から算出したポーリング時間へ移行してポーリング動作する機能である。
図8は、スリープポーリング機能の処理動作を示す処理フロー図であり、図9は、スリープポーリング機能の動作を実現するための監視キュー設定画面を示す図である。
図8及び図9を参照しながら、スリープポーリング機能の処理動作について説明する。
まず、キャプチャリングサービスにスリープポーリング機能の動作を行わせるためには、図9で示すような監視キュー設定画面900の監視キュー設定部901に表示されたスリープポーリングを「ON」に設定し、監視キュー設定部901のスリープポーリングの他の入力項目及びユーザ名設定部902や図示せぬパラメータ設定部等に必要な設定値を入力して監視キュー作成設定後、監視キューを起動する。
スリープポーリングを「ON」、「OFF」の選択は、監視キュー設定部901のスリープポーリングの「▼」ボタンをクリックする毎に「ON」、「OFF」、「ON」の順に順次変化するので、「ON」を選択し設定する。
監視キューの作成設定及び監視キューの起動は、前述の図4から図6で説明した設定操作と同様である。
図8に示すように、監視キューが起動されると、キャプチャリングサービスは、監視キュー作成時に設定された監視キュー設定情報に基づいて監視キューのポーリング動作を開始する(ステップ800)。
キャプチャリングサービスは、監視キュー作成時に設定されたポーリング時間、例えば図9で示した監視キュー設定画面900の監視キュー設定部901に表示されたポーリング時間に「5」が入力設定された場合は、ポーリング動作を5秒間隔で対象監視キューに対するポーリング動作を行い、監視キューに新たなファイルが存在するか否かを確認する(ステップ801)。
監視キューに新たなファイルを認識した場合には(ステップ801でYES)、認識した新たなファイルを監視キューから取得して、所定の転送先へ転送する(ステップ802)。
ステップ801のポーリング動作において、監視キューに新たなファイルの存在を認識しなかった場合には(ステップ801でNO)、監視キューのスリープポーリングの設定が「ON」であるか否かを判別し(ステップ803)、スリープポーリングの設定が「ON」でない場合は(ステップ803でNO)、ユーザによって監視キューの停止が指示されるまで所定間隔のポーリング時間でポーリング動作を継続する(ステップ807でYES、ステップ808)。
ユーザによる監視キューの停止指示は、図3で示した監視キュー一覧画面300に表示された監視キュー一覧のリストの中から停止させたい監視キューを選択し、停止ボタンをクリックすることにより選択された監視キューの動作が停止する。
ステップ803において、スリープポーリングの設定が「ON」である場合には(ステップ803でYES)、ポーリング動作のスリープ開始時刻になったか否かを判別し(ステップ804)、スリープ開始時刻になっていない場合には(ステップ804でNO)、スリープ開始時刻になるまで、ユーザによって監視キューの停止が指示されない限り所定間隔のポーリング時間でポーリング動作を継続する(ステップ807でYES、ステップ808)。
スリープポーリングの設定が「ON」で(ステップ803でYES)、スリープ開始時刻になった場合には(ステップ804でYES)、更に、ジョブ処理の要求があるか否かを判別し(ステップ805)、ジョブ処理の要求がない場合は(ステップ805でNO)、ポーリング動作をスリープ状態へ移行する(ステップ806)。
ステップ803において、スリープポーリングの設定が「ON」で(ステップ803でYES)、スリープ開始時刻になっても(ステップ804でYES)、ジョブ処理の要求がある場合には(ステップ805でYES)、ジョブ処理を継続し、所定間隔のポーリング時間でポーリング動作を継続後、監視キューに新たなファイルが存在しないことと、ジョブ処理の要求がないことを確認してポーリング動作をスリープ状態へ移行する(ステップ806)。
スリープ状態へ移行すると(ステップ806)、スリープ継続時間だけスリープ状態を継続後、スリープ状態を解除して所定間隔のポーリング時間でポーリング動作を繰り返す。
図10から図12は、図8で示したポーリング動作を時系列で示したタイムチャートである。
図10は、キャプチャリングサービスが所定間隔のポーリング時間でポーリング動作を継続している状態を時系列で示したタイムチャートであり、図11は、スリープ開始時刻でジョブ処理の要求がない場合のスリープ状態へ移行する動作を示したタイムチャート、図12は、スリープ開始時刻でジョブ処理の要求があり、ジョブ処理を継続後、スリープ状態へ移行する動作を示したタイムチャートである。
図10から図12を参照しながら各ポーリング動作を時系列で説明する。
キャプチャリングサービスが所定間隔のポーリング時間でポーリングする動作は、図10に示すように、例えば、監視キューにファイルA、ファイルB、ファイルCが既に存在している場合を想定して説明すると、キャプチャリングサービスが例えば第1回目のポーリング動作(1001)でファイルA、ファイルB、ファイルCのうちのデータファイルBを認識し(1002)、所定間隔のポーリング時間でポーリング動作後(1001)、認識したファイルBを転送先へ転送処理する(1003)。
ファイルBの転送処理が終了すると(1003)、第2回目のポーリング動作(1004)を所定間隔のポーリング時間で行い、ファイルA、ファイルCのうちのファイルAを認識し(1005)、所定間隔のポーリング動作後(1004)、認識したファイルAを転送先へ転送処理する(1006)。
ファイルAの転送処理が終了すると(1006)、第3回目のポーリング動作(1007)を行い、データファイルCを認識し(1008)、所定間隔のポーリング時間でポーリング動作後(1007)、認識したデータファイルCを転送先へ転送処理し(1009)、監視キューに対するポーリング動作の停止指示が与えられるまで同様な動作を繰り返す。
なお、各ポーリング動作で認識できるファイルは、一つであり、認識するファイルも監視キューに到着した順とは限らないものとする。
図11は、スリープ開始時刻でジョブ処理の要求がない場合のスリープ状態へ移行する動作を示したタイムチャートである。
図8で示した処理動作の処理フローにおいて、スリープポーリングの設定が「ON」で(ステップ803でYES)、スリープ開始時刻に監視キューにファイルが存在しないことと、ジョブ処理の要求がないことが確認されると、ポーリング時間のポーリング動作後、スリープ状態へ移行し、スリープ継続時間だけスリープ状態を継続後、スリープ状態を解除して所定間隔のポーリング時間でポーリング動作を繰り返すという動作を示した。
この動作を時系列で示すと、図11に示すように、キャプチャリングサービスが例えば第1回目のポーリング動作(1101)でファイルが存在しないことを認識し(1102)し、第2回目のポーリング動作(1103)を所定間隔のポーリング時間で行い、スリープ開始時刻を検出すると(1104)、所定間隔のポーリング時間までポーリング動作を継続する(1103)。
ポーリング動作(1103)で監視キューにファイルが存在しないことを認識すると(1105)、スリープ状態へ移行し(1106)、スリープ継続時間だけスリープ状態を継続後(1107)、スリープ状態を解除(1108)して所定間隔のポーリング時間でポーリング動作を繰り返す。
図12は、スリープ開始時刻でジョブ処理の要求がある場合のスリープ状態へ移行する動作を示したタイムチャートである。
図8で示した処理動作の処理フローにおいて、ステップ803において、スリープポーリングの設定が「ON」で(ステップ803でYES)、スリープ開始時刻になっても(ステップ804でYES)、ジョブ処理の要求がある場合には(ステップ805でYES)、ジョブ処理を継続し、所定間隔のポーリング時間でポーリング動作を継続後、監視キューに新たなファイルが存在しないことと、ジョブ処理の要求がないことを確認してポーリング動作をスリープ状態へ移行する(ステップ806)。
スリープ状態へ移行後、スリープ継続時間だけスリープ状態を継続後、スリープ状態を解除して所定間隔のポーリング時間でポーリング動作を繰り返すという動作を示した。
この動作を時系列で示すと、例えば、監視キューにファイルD、ファイルEが既に存在する場合を想定して説明してみると、図12に示すように、キャプチャリングサービスが例えば第1回目のポーリング動作(1201)でファイルD、ファイルEのうちのデータファイルDを認識し(1202)、所定間隔のポーリング時間でポーリング動作後、認識したファイルDを転送先へ転送処理する(1203)。
ファイルDの転送処理が終了すると(1203)、第2回目のポーリング動作(1204)を所定間隔のポーリング時間で行い、スリープ開始時刻を検出すると(1205)、所定間隔のポーリング時間までポーリング動作を継続する(1204)。


スリープ開始時刻を検出後(1205)、ポーリング動作(1104)中にファイルEを認識すると(1206)、ポーリング動作後(1204)、認識したファイルEを転送先へ転送処理する(1207)。
ファイルEの転送処理後(1207)、第3回目のポーリング動作を行い(1208)、監視キューにファイルが存在しないことと、ジョブ処理の要求がないことが確認されると(1209)、スリープ状態へ移行する(1210)。
スリープ状態へ移行し(1210)、スリープ継続時間だけスリープ状態を継続後(1211)、スリープ状態を解除して(1212)、所定間隔のポーリング時間でポーリング動作を繰り返す。
図13は、ポーリング自動設定機能の処理動作を示す処理フロー図であり、図14は、ポーリング自動設定機能の動作を実現するための監視キュー設定画面を示す図である。
図13及び図14を参照しながら、ポーリング自動設定機能の処理動作について説明する。
まず、キャプチャリングサービスにポーリング自動設定機能の動作を行わせるためには、図14で示すような監視キュー設定画面1400の監視キュー設定部1401に表示されたポーリング自動設定を「ON」に設定するとともに、作成する監視キューのディレクトリ及びポーリング時間を入力する。
そして、ユーザ名設定部902や図示せぬパラメータ設定部等に必要な設定値を入力して監視キュー作成設定後、監視キューを起動する。
ポーリング自動設定の「ON」、「OFF」の選択は、監視キュー設定部1401のポーリング自動設定の「▼」ボタンをクリックする毎に「ON」、「OFF」、「ON」の順に順次変化するので、「ON」を選択し設定する。
監視キューの作成設定後の監視キューの起動は、前述の図4から図6で説明した設定操作と同様である。
図13に示すように、監視キューが起動されると、キャプチャリングサービスは、監視キュー作成時に設定された監視キュー設定情報に基づいて監視キューのポーリング動作を開始する(ステップ1300)。
キャプチャリングサービスは、監視キュー作成時に設定されたポーリング時間、例えば図14で示した監視キュー設定画面1400の監視キュー設定部1401に表示されたポーリング時間に「5」が入力設定された場合は、ポーリング動作を5秒間隔で対象監視キューに対するポーリング動作を行い、監視キューに新たなファイルが存在するか否かを確認する(ステップ1301)。
監視キューに新たなファイルを認識した場合には(ステップ1301でYES)、認識した新たなファイルを監視キューから取得して、所定の転送先へ転送する(ステップ1302)。

ステップ1301において、監視キューに新たなファイルが存在しないことを認識した場合には(ステップ1301でNO)、設定されている監視キューのポーリング時間確認時刻か否かをチェックし(ステップ1305)、ポーリング時間確認時刻でない場合には(ステップ1305でNO)、ユーザによって監視キューの停止が指示されるまで所定間隔のポーリング時間でポーリング動作を継続する(ステップ1303でYES、ステップ1304)。
ステップ1305において、ポーリング時間確認時刻である場合には(ステップ1305でYES)、更に、ジョブ処理の要求があるか否かを判別し(ステップ1306)、ジョブ処理の要求がある場合には(ステップ1306でYES)、ジョブ処理を継続し、所定間隔のポーリング時間でポーリング動作を継続後、監視キューに新たなファイルが存在しないことと、ジョブ処理の要求がないことを確認する。
ポーリング時間確認時刻になって(ステップ1305でYES)、ジョブ処理の要求がない場合には(ステップ○でNO)、インターバル自動設定が「ON」であるか否かを判別し(ステップ1307)、インターバル自動設定が「ON」の場合は(ステップ1307でYES)、監視キューのファイル検出間隔に基づいてポーリング時間の値を算出する(ステップ1308)。
このポーリング時間の値の算出は、例えば監視キューのログファイルに記憶管理されている処理履歴情報から監視キューのファイル検出間隔のデータ等を参照し、参照したこれらの情報に基づいて算出するか、もしくは参照したファイル検出間隔時間のデータに種々の予測値等を考慮して算出する。
ポーリング時間の値が算出されると、算出したポーリング時間の値が監視キュー作成時のポーリング時間の設定値(初期値)より大きいか否かを判別して(ステップ1309)、大きい場合は(ステップ1309でYES)、算出したポーリング時間の値を初期値と置換えて更新し(ステップ1310)、算出したポーリング時間の値が初期値より小さい場合は(ステップ1309でNO)、ポーリング時間を初期値のままとする。
このように処理されたポーリング時間に基づいてステップ1301から順に前述と同様なポーリング動作を繰り返す。
図15は、ポーリング自動設定機能の処理動作を示したタイムチャートである。
図15(a)は、ポーリング自動設定が「OFF」に設定されている場合のポーリング動作を示すタイムチャートであり、図15(b)は、ポーリング自動設定が「ON」に設定されている場合のポーリング動作を示すタイムチャートである。
ポーリング自動設定が「OFF」に設定されている場合には、図15(a)に示すように、キャプチャリングサービスは、監視キューの停止指示がされるまで、常時、監視キュー作成時に設定されたポーリング時間(1501)の一定間隔で対象監視キューに対するポーリング動作を行う。
ポーリング自動設定が「ON」に設定されている場合は、図15(b)に示すように、当初は、監視キュー作成時に設定されたポーリング時間(1511)の一定間隔で対象監視キューに対するポーリング動作(1511)、(1512)を行い、所定のポーリング時間確認時刻を検出すると、監視キューに新たなファイルが存在しないことと、ジョブ処理の要求がないことを確認し、監視キューのファイル検出間隔に基づいてポーリング時間の値を算出し、当初のポーリング時間を算出したポーリング時間へ更新する(1513)。
ポーリング時間の更新後(1513)、当初のポーリング時間の間隔でポーリング動作した後(1514)、更新したポーリング時間の間隔でポーリング動作(1515)を開始する。
更新されたポーリング時間(1515)は、所定のポーリング時間確認時刻を検出すると、再びポーリング時間が算出されて更新される。
図16は、図8で示したスリープポーリング機能の処理動作とは他の処理動作を行う自動スリープポーリング機能示す処理フロー図である。
図16に示した自動スリープポーリング機能は、図8で示したスリープポーリング機能におけるスリープ開始時刻とスリープ継続時間を、監視キューの処理履歴を記録したログ情報に基づいて自動更新するように構成したものである。
図16を参照しながら自動スリープポーリング機能の動作について説明する。
図16に示しように、監視キューが起動されると、キャプチャリングサービスは、監視キュー作成時に設定された監視キュー設定情報に基づいて監視キューのポーリング動作を開始する(ステップ1600)。
キャプチャリングサービスは、監視キュー作成時に設定されたポーリング時間で対象監視キューに対するポーリング動作を行い、監視キューに新たなファイルが存在するか否かを確認する(ステップ1601)。
監視キューに新たなファイルを認識した場合には(ステップ1601でYES)、認識した新たなファイルを監視キューから取得して、所定の転送先へ転送する(ステップ1602)。
ステップ1601のポーリング動作において、監視キューに新たなファイルの存在を認識しなかった場合には(ステップ1601でNO)、監視キューのスリープポーリングの設定が「ON」であるか否かを判別し(ステップ1603)、スリープポーリングの設定が「ON」でない場合は(ステップ1603でNO)、ユーザによって監視キューの停止指示がなされるまで所定間隔のポーリング時間でポーリング動作を継続する(ステップ1609でYES、ステップ1610)。
ステップ1603において、スリープポーリングの設定が「ON」である場合には(ステップ1603でYES)、所定のポーリング時間確認時刻を検出すると、監視キューのログファイルに記憶管理されている対象監視キューの処理履歴情報に基づいて最適なスリープ開始時刻と、スリープ継続時間を算出する(ステップ1605)。
算出されたスリープ開始時刻及びスリープ継続時間を監視キュー作成時に設定したスリープ開始時刻及びスリープ継続時間の値と置換えて更新する(ステップ1605)。

スリープ開始時刻及びスリープ継続時間は、例えば監視キューに対するジョブ処理要求やファイル検出間隔等の情報に基づいて算出するか、これらの情報に種々の予測値等を考慮して算出する。
スリープ開始時刻及びスリープ継続時間が更新されると、更新されたスリープ開始時刻に基づいてポーリング動作のスリープ開始時刻になったか否かを判別し(ステップ1606)、スリープ開始時刻になっていない場合には(ステップ1606でNO)、スリープ開始時刻になるまで、ユーザによって監視キューの停止が指示されない限り所定間隔のポーリング時間でポーリング動作を継続する(ステップ1609でYES、ステップ1610)。
スリープ開始時刻になった場合には(ステップ1606でYES)、更に、ジョブ処理の要求があるか否かを判別し(ステップ1607)、ジョブ処理の要求がない場合は(ステップ1607でNO)、ポーリング動作をスリープ状態へ移行する(ステップ1608)。
ステップ1606において、スリープ開始時刻になっても(ステップ1606でYES)、ジョブ処理の要求がある場合には(ステップ1607でYES)、ジョブ処理を継続し、所定間隔のポーリング時間でポーリング動作を継続後、監視キューに新たなファイルが存在しないことと、ジョブ処理の要求がないことを確認してポーリング動作をスリープ状態へ移行する(ステップ1608)。
スリープ状態へ移行すると(ステップ1608)、スリープ継続時間だけスリープ状態を継続後、スリープ状態を解除して所定間隔のポーリング時間でポーリング動作を繰り返す。
データ処理装置1には、これまでに述べたようなポーリング動作が可能なようにプログラム化されて実装されており、このプログラムを起動することにより、無駄なポーリング動作を極力行わないような処理が可能となる。
以上の説明では、スリープポーリング機能とポーリング自動設定機能および自動スリープポーリング機能がそれぞれ独立して構成された例を示したが、これらの機能が一つに統合された構成で動作するようにしてもよい。
この発明に係わるデータ処理装置及びデータ処理装置と接続された装置の全体構成図 キャプチャリングサービスの処理概要を示したブロック図 管理ツールにおける監視キュー一覧画面を示す図 監視キュー設定画面を示す図 キュー作成成功画面を示す図 キャプチャリングホームのディレクトリ構造図 キャプチャリングホームのディレクトリ構造図 スリープポーリング機能の処理動作を示す処理フロー図 スリープポーリング機能の動作を実現するための監視キュー作成画面を示す図 スリープポーリング機能のポーリング動作のタイムチャート スリープポーリング機能のポーリング動作のタイムチャート スリープポーリング機能のポーリング動作のタイムチャート ポーリング自動設定機能の処理動作を示す処理フロー図 ポーリング自動設定機能の動作を実現するための監視キュー作成画面を示す図 ポーリング自動設定機能のポーリング動作のタイムチャート 自動スリープポーリング機能の処理動作を示す処理フロー図
符号の説明
1 データ処理装置(サーバ)
2 一般オフィス用複合機
3 クライアントコンピュータ
4 図面印刷用複合機
5 ネットワーク
6 管理サーバ
20 キャプチャリングサービス
21 ファイルフォーマット変換
22 管理ツール
23 監視キュー
24 転送先装置

Claims (10)

  1. 指定されたディレクトリにファイルが存在するか否かをポーリングし、該ポーリングによりファイルの存在が確認されると該ファイルを取得する処理を実行するデータ処理装置において、
    前記ポーリングを停止させるポーリング停止時刻および該停止したポーリングのポーリング停止継続時間を設定するポーリング設定手段と、
    前記ポーリング設定手段で設定されたポーリング停止時刻になったときに前記ポーリングを停止するポーリング停止手段と、
    前記ポーリング停止手段によりポーリングを停止してから前記ポーリング設定手段で設定されたポーリング停止継続時間が経過したときに該ポーリングを再開するポーリング再開手段と
    を具備することを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記ポーリング停止手段は、
    前記ポーリング停止時刻になったときに前記監視キューからのファイル取り出し要求がある場合は、前記ポーリングを停止する処理を禁止するポーリング停止禁止手段
    を更に具備することを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
  3. 前記ポーリング設定手段は、
    前記監視キューの処理のログ情報に基づき前記ポーリング停止時刻および前記ポーリング停止継続時間を設定する自動設定手段
    を更に具備することを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
  4. 指定されたディレクトリにファイルが存在するか否かをポーリングし、該ポーリングによりファイルの存在が確認されると該ファイルを取得する処理を実行するデータ処理装置において、
    前記ポーリングの周期を変更するポーリング周期変更時刻および変更するポーリング周期を設定するポーリング周期設定手段と、
    前記ポーリング周期設定手段で設定されたポーリング周期変更時刻になったときに前記ポーリングの周期を前記ポーリング周期設定手段で設定されたポーリング周期に変更するポーリング周期変更手段と
    を具備することを特徴とするデータ処理装置。
  5. 前記ポーリング周期変更手段は、
    前記ディレクトリに対する処理のログ情報に基づき前記ポーリング周期設定手段で設定された前記ポーリング周期変更時刻および変更するポーリング周期を自動設定する自動ポーリング周期変更手段
    を更に具備することを特徴とする請求項4記載のデータ処理装置。
  6. 前記ポーリング周期変更手段は、
    前記ポーリング周期変更時刻になったときに前記ディレクトリからのファイル取り出し要求がある場合は、前記ポーリング周期の変更処理を禁止するポーリング周期変更禁止手段
    を更に具備することを特徴とする請求項4記載のデータ処理装置。
  7. 指定されたディレクトリにファイルが存在するか否かをポーリングし、該ポーリングによりファイルの存在が確認されると該ファイルを取得する処理を実行するデータ処理方法において、
    前記ポーリングを停止させるポーリング停止時刻および該停止したポーリングのポーリング停止継続時間をポーリング設定手段により設定する第1のステップ、
    前記ポーリング設定手段で設定されたポーリング停止時刻になったときに前記ポーリングをポーリング停止手段により停止する第2のステップ、
    前記ポーリング停止手段によりポーリングを停止してから前記ポーリング設定手段で設定されたポーリング停止継続時間が経過したときに該ポーリングをポーリング再開手段により再開する第3のステップ
    を具備することを特徴とするデータ処理方法。
  8. 指定されたディレクトリにファイルが存在するか否かをポーリングし、該ポーリングによりファイルの存在が確認されると該ファイルを取得する処理を実行するデータ処理方法において、
    前記ポーリングの周期を変更するポーリング周期変更時刻および変更するポーリング周期をポーリング周期設定手段で設定する第1のステップと、
    前記ポーリング周期設定手段で設定されたポーリング周期変更時刻になったときに前記ポーリングの周期を前記ポーリング周期設定手段で設定されたポーリング周期に変更する第2のステップ
    を具備すること特徴とするデータ処理方法。
  9. 指定されたディレクトリにファイルが存在するか否かをポーリングし、該ポーリングによりファイルの存在が確認されると該ファイルを取得する処理を実行するデータ処理装置に実装されるプログラムであって、
    前記ポーリングを停止させるポーリング停止時刻および該停止したポーリングのポーリング停止継続時間を設定するポーリング設定処理と、
    前記ポーリング設定処理で設定されたポーリング停止時刻になったときに前記ポーリングを停止するポーリング停止処理と、
    前記ポーリング停止処理によりポーリングを停止してから前記ポーリング設定処理で設定されたポーリング停止継続時間が経過したときに該ポーリングを再開するポーリング再開処理とを行う
    ことを特徴とするプログラム。
  10. 指定されたディレクトリにファイルが存在するか否かをポーリングし、該ポーリングによりファイルの存在が確認されると該ファイルを取得する処理を実行するデータ処理装置に実装されるプログラムであって、
    前記ポーリングの周期を変更するポーリング周期変更時刻および変更するポーリング周期を設定するポーリング周期設定処理と、
    前記ポーリング周期設定処理で設定されたポーリング周期変更時刻になったときに前記ポーリングの周期を前記ポーリング周期設定処理で設定されたポーリング周期に変更するポーリング周期変更処理とを行う
    ことを特徴とするプログラム。
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