JP2005091835A - クリーニングブレード及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】高温環境下、とりわけ高温高湿環境下におけるエッジ欠けの発生を改善したクリーニングブレード並びにその製造方法を提供する。
【解決手段】ポリエステル系ポリウレタン弾性体からなり、ポリエステル系ポリウレタン弾性体は、ジイソシアネート化合物(平均分子量Ma,重量比a)、2官能ポリエステルポリオール(平均分子量Mb,重量比b)、3官能アルコールからなる架橋剤(平均分子量Mc,重量比c)、及びグリコールからなる鎖延長剤(平均分子量Md,重量比d)を重合体構成成分とし、下記数式で定義されるHsが29以上31以下であるクリーニングブレードとする。
[数式]
Hs=100〔a−1.5Ma(c/Mc)+d〕/(a+b+c+d)(%)
【選択図】なし

Description

本発明は、普通紙複写機、普通紙ファクシミリ、レーザービームプリンター等の静電方式の画像形成装置において、感光体、転写ベルト、現像ローラー等の表面の残存トナーをいわゆるカウンター方式にて除去するクリーニングブレード及びその製造方法に関するものである。
ジイソシアネート化合物、2官能ポリエステルポリオール、3官能アルコール、鎖延長剤を使用したポリウレタン弾性体を裁断したクリーニングブレードは公知である(例えば特許文献1、2)。
特許文献1に開示されたクリーニングブレードは、特定範囲の架橋密度とtan δのピーク温度が10℃以下のポリウレタン弾性体から形成され、耐摩耗性に優れ、かつ低温クリーニング性が良好なクリーニングブレードである。
特許文献2に開示されたクリーニングブレードは、分子量700以下のポリオールと分子量4500以上のポリオールとの混合物をポリオール成分として使用したポリウレタン弾性体から形成され、50〜60℃の高温域における反発弾性率を75%以下に制御し、安定したクリーニング性を有するクリーニングブレードである。
特開平11−212418号公報 特開平9−68904号公報
しかし、静電方式の画像形成装置においては、年々画像精度の向上が求められており、そのためにトナーが微粒子化されている。係るトナーの微粒子化に伴い、従来のクリーニングブレードを使用すると、高温環境下、とりわけ高温高湿環境下において、従来のトナーのクリーニングにおいては存在しても問題とならなかった微細なエッジ欠けのためにクリーニング不良が発生し、画像精度が低下するという問題が生じ、さらなる改善が求められている。
本発明の目的は、高温環境下、とりわけ高温高湿環境下におけるエッジ欠けの発生を改善したクリーニングブレード並びにその製造方法を提供することにある。
本発明者らは、上記目的を達成すべく、クリーニングブレードを構成するポリウレタン弾性体の組成について鋭意研究したところ、網目形成に寄与する3官能架橋剤(3官能アルコール)に消費されるイソシアネート化合物を除いたイソシアネート化合物と鎖延長剤の合計量の占める比率、即ちポリウレタン弾性体中の結晶性のハードセグメント(Hs)を構成する成分の比率を従来技術にはない特定範囲に設定することにより、高温環境下、とりわけ高温高湿環境下におけるエッジ欠けの発生を改善したクリーニングブレードが得られることを見出して、本発明を完成するに至った。
上記目的は、下記の本発明により達成できる。即ち、本発明のクリーニングブレードはポリエステル系ポリウレタン弾性体からなり、
前記ポリエステル系ポリウレタン弾性体は、ジイソシアネート化合物(平均分子量Ma,重量比a)、2官能ポリエステルポリオール(平均分子量Mb,重量比b)、3官能アルコールからなる架橋剤(平均分子量Mc,重量比c)、及びグリコールからなる鎖延長剤(平均分子量Md,重量比d)を重合体構成成分とし、数式(数4)
Figure 2005091835
で定義されるHsが29以上31以下であることを特徴とする。
Hsが29未満の場合には、耐久性が十分ではなくなり、より長時間の耐久性が求められる現状においては、改善が必要となものである。またHsが31を超えると耐エッジ欠け性能が低下する。
上記のクリーニングブレードにおいては、前記2官能ポリエステル系ポリオールが、ポリカプロラクトンポリオールであり、前記ジイソシアネート化合物がジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)であることが好ましい。
係る構成のポリウレタン弾性体にて構成したクリーニングブレードは、強度(耐久性)、クリーニング性に優れたものである。
本発明のポリエステル系ポリウレタン弾性体からなるクリーニングブレードの製造方法は、
前記ポリエステル系ポリウレタン弾性体はジイソシアネート化合物(平均分子量Ma,重量比a)、2官能ポリエステルポリオール(平均分子量Mb,重量比b)、3官能アルコールからなる架橋剤(平均分子量Mc,重量比c)、及びグリコールからなる鎖延長剤(平均分子量Md,重量比d)を重合体構成成分とし、数式(数4)で定義されるHsが29以上31以下であり、
前記ジイソシアネート化合物と2官能ポリエステルポリオールとをそれぞれ全量混合して加熱させてイソシアネート基を含有するプレポリマーとするプレポリマー製造工程、前記プレポリマーと架橋剤及び鎖延長剤とを混合して金型に流して硬化させ、シート体とする成形工程、及び前記シート体を裁断してブレードとする裁断工程を有することを特徴とする。
別の本発明のポリエステル系ポリウレタン弾性体からなるクリーニングブレードの製造方法は、
前記ポリエステル系ポリウレタン弾性体はジイソシアネート化合物(平均分子量Ma,重量比a)、2官能ポリエステルポリオール(平均分子量Mb,重量比b)、3官能アルコールからなる架橋剤(平均分子量Mc,重量比c)、及びグリコールからなる鎖延長剤(平均分子量Md,重量比d)を重合体構成成分とし、数式(数4)で定義されるHsが29以上31以下であり、
前記ジイソシアネート化合物の全量と2官能ポリエステルポリオールの一部とを混合して加熱させてイソシアネート基を含有する擬プレポリマーとする擬プレポリマー製造工程、前記擬プレポリマーと残部の2官能ポリエステルポリオール、架橋剤及び鎖延長剤とを混合して金型に流して硬化させ、シート体とする成形工程、及び前記シート体を裁断してブレードとする裁断工程を有することを特徴とする。
上述のいずれの製造方法によっても、高温環境下、とりわけ高温高湿環境下におけるエッジ欠けの発生を改善したクリーニングブレードを製造することができる。
上述のクリーニングブレードの製造方法においては、前記2官能ポリエステル系ポリオールがポリカプロラクトンポリオールであり、前記ジイソシアネート化合物がジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)であることが好ましい。
係る構成の製造方法により、特に強度(耐久性)、クリーニング性に優れたクリーニングブレードを得ることができる。
本発明においてポリウレタン弾性体の構成材料として使用する2官能ポリエステルポリオールとしては、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、シクロヘキサンジメタノール、ネオペンチルグリコール等の低分子量グリコールの1種又は2種以上とグルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、セバシン酸、ダイマー酸、水添ダイマー酸あるいはその他のジカルボン酸やオリゴマー酸の1種又は2種以上との縮合重合体、上記の低分子量グリコールを開始剤としてプロピオラクトン、ε−カプロラクトン、バレロラクトン等の環状エステル類を開環付加させた開環重合体等が例示できる。
上記例示の2官能ポリエステルポリオールの中でも、ε−カプロラクトンの開環重合体であるポリカプロラクトンポリオールの使用が特に好ましい。ポリカプロラクトンポリオールは、触媒の存在下に低分子量グリコールを開始剤としてε−カプロラクトンを開環付加させることにより製造されるが、特に触媒としてハロゲン化第1錫、より好ましくは塩化第1錫を触媒として使用したポリカプロラクトンポリオールは、分子量分布が狭く、優れた耐エッジ欠け性能を有するクリーニングブレードが得られるので好ましい。分子量分布の狭いポリカプロラクトンポリオールとしては、市販品としてプラクセル−Nシリーズ(プラクセル220N等)があり、使用可能である。2官能ポリエステルポリオールの数平均分子量は、700〜3000であることが好ましく、1000〜2500であることがより好ましい。
架橋剤である3官能アルコールとしては、ポリウレタンの技術分野において公知の化合物が限定なく使用可能であり、具体的にはグリセリンやトリメチロールプロパン等のトリメチロールアルカンが例示される。これらの中でも、3個の水酸基が同等の反応性を有し、安定した架橋構造を有するポリウレタン弾性体が形成できることから、トリメチロールプロパンの使用が特に好ましい。
鎖延長剤としては、ポリウレタンの技術分野における公知の化合物が限定なく使用可能であるが、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、シクロヘキサンジメタノール、ネオペンチルグリコール等の低分子量グリコールからなる群から選択される少なくとも1種の使用が特性の優れたクリーニングブレードが得られるので好ましい。これらの中でも、1,4−ブタンジオールの使用が特に好ましい。
ジイソシアネート化合物としては、公知の化合物が使用可能であり、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI),2,4−トルエンジイソシアネート(2,4−TDI)等の芳香族ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、水素添加MDI等の脂肪族ないし脂環族ジイソシアネート化合物が例示されるが、MDIの使用がクリーニングブレードのクリーニング性等の特性、とりわけ耐エッジ欠け性能上好ましい。
本発明のクリーニングブレードを構成するポリウレタン弾性体におけるイソシアネート化合物と2官能ポリエステルポリオールの比率は、NCO/OH当量比にて2/1〜6/1であることが好ましい。また架橋剤、鎖延長剤を含めたポリウレタン弾性体全体のNCO/OH当量比は、0.95〜1.15であることが好ましく、0.95〜1.10であることがより好ましい。
上述の構成材料に加えて、本発明のクリーニングブレードの構成材料として、必要に応じて触媒、着色剤、消泡剤、潤滑剤等を添加することは好ましい態様である。触媒としては、トリエチレンジアミンのような第3級アミン触媒の使用が好ましい。
本発明のクリーニングブレードは、プレポリマー法又は擬プレポリマー法により製造する。
プレポリマー法による製造方法は、
(1)ジイソシアネート化合物と2官能ポリエステルポリオールとをそれぞれ全量混合して加熱させてイソシアネート基を含有するプレポリマーとするプレポリマー製造工程
(2)プレポリマーと架橋剤及び鎖延長剤とを混合して金型に流して硬化させ、シート体とする成形工程
(3)前記シート体を裁断してブレードとする裁断工程
を有する。
プレポリマーは、ジイソシアネート化合物と2官能ポリエステルポリオールのそれぞれ全量を反応させて製造する。
成形工程は、一般的にはミキサーにてプレポリマーと架橋剤及び鎖延長剤とを均一に混合して硬化性組成物とする混合工程、並びに該硬化性組成物を金型にキャスティングした後に加熱、硬化させる硬化工程を含む。金型は、円筒ドラム状で、内面にキャスティングし、遠心成形により行うことが好ましい。
また擬プレポリマー法による製造方法は、
(1)ジイソシアネート化合物の全量と2官能ポリエステルポリオールの一部とを混合して加熱させてイソシアネート基を含有する擬プレポリマーとする擬プレポリマー製造工程(2)擬プレポリマーと残部の2官能ポリエステルポリオール、架橋剤及び鎖延長剤とを混合して金型に流して硬化させ、シート体とする成形工程
(3)前記シート体を裁断してブレードとする裁断工程
を有する。
擬プレポリマーは、ジイソシアネート化合物と2官能ポリエステルポリオールをNCO/OH当量比にて5/1〜12/1の範囲となるように2官能ポリエステルポリオールの一部を使用して製造し、残部の2官能ポリエステルポリオールは、例えば架橋剤、鎖延長剤と混合して成形工程中の硬化性組成物を製造する混合工程において使用する。
成形工程において使用する金型等の設備や方法は、プレポリマー法、擬プレポリマー法いずれにおいても同じ物、方法が使用可能である。混合工程は、架橋剤、鎖延長剤、擬プレポリマー法による場合には残部の2官能ポリエステルポリオールを別々に供給、混合してもよく、プレポリマー、擬プレポリマー以外のこれらの成分を予め混合して供給、混合してもよい。
裁断工程により得られたクリーニングブレードは粘着剤、瞬間接着剤、ホットメルト接着剤当を使用して金具に固定され、クリーニングブレードユニットとして複写機等の組立に供される。
ポリウレタン弾性体を構成する材料としては、下記のものを使用した。
a)ジイソシアネート化合物:4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(分子量250.3)
b)2官能ポリエステルポリオール[PCL]:ポリカプロラクトンポリオールプラクセル220N(ダイセル化学工業、平均分子量2000)
2官能ポリエステルポリオール[PBA]:ポリブチレンアジペートポリオールニッポラン4040(日本ポリウレタン工業、平均分子量2000)
c)架橋剤:トリメチロールプロパン(分子量134.2)
d)鎖延長剤:1,4−ブタンジオール(分子量90.1)
(実施例1〜4、比較例1〜4)
実施例1〜4、比較例1〜4のクリーニングブレードを構成するポリウレタン弾性体の組成は、表1の上段に示した。PCL(1)、PBA(1)はプレポリマーないし擬プレポリマーを製造するに使用する2官能ポリエステルポリオールであり、PCL(2)、PBA(2)は、擬プレポリマー法において架橋剤、鎖延長剤と混合して混合工程に供される2官能ポリエステルポリオールである。実施例1、4、比較例1、2はプレポリマー法であり、その他は擬プレポリマー法である。比較例3、4は、それぞれ特許文献1、2の実施例に開示された中で本件発明のHsに最も近いHsを有するポリウレタン弾性体である。
上述した製造方法により厚さ2mmのポリウレタン弾性体シートを製造し、これを裁断して長さ317.6mm,幅11.5mmのクリーニングブレードを作製した。クリーニングブレードはテープ状のホットメルト接着剤を使用して所定の金具に接着してクリーニングブレードユニットとし、レーザービームプリンターに装着して評価を行った。
(評価)
微粒子トナーを使用した市販のレーザービームプリンターDOCU PRINT210(富士ゼロックス製)に実施例1〜4、比較例1〜4のクリーニングブレードユニットを装着し、プリンターを温度35℃、相対湿度85%の高温高湿条件下に設置して連続プリントを行い、エッジ欠け発生までのプリント枚数を測定した。評価は2000枚まで行い、評価結果を表1の下段に示した。
Figure 2005091835
表1の評価結果より、Hsが29〜31の範囲内のクリーニングブレードは、35℃、85%RHという高温高湿の条件下において2000枚のプリントにおいてエッジ欠けによる画像不良が発生しなかったが、比較例のクリーニングブレードはいずれも2000枚以下でエッジ欠けによる画像不良を発生した。
なお、微粒子トナーを使用しない場合には、比較例のクリーニングブレードは耐エッジ欠け性能において、特段の問題は発生しなかった。

Claims (5)

  1. ポリエステル系ポリウレタン弾性体からなるクリーニングブレードであって、
    前記ポリエステル系ポリウレタン弾性体は、ジイソシアネート化合物(平均分子量Ma,重量比a)、2官能ポリエステルポリオール(重量比b)、3官能アルコールからなる架橋剤(平均分子量Mc,重量比c)、及びグリコールからなる鎖延長剤(重量比d)を重合体構成成分とし、数式(数1)で定義されるHsが29以上31以下であることを特徴とするクリーニングブレード。
    Figure 2005091835
  2. 前記2官能ポリエステル系ポリオールが、ポリカプロラクトンポリオールであり、前記ジイソシアネート化合物がジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)である請求項1記載のクリーニングブレード。
  3. ポリエステル系ポリウレタン弾性体からなるクリーニングブレードの製造方法であって、
    前記ポリエステル系ポリウレタン弾性体はジイソシアネート化合物(平均分子量Ma,重量比a)、2官能ポリエステルポリオール(重量比b)、3官能アルコールからなる架橋剤(平均分子量Mc,重量比c)、及びグリコールからなる鎖延長剤(重量比d)を重合体構成成分とし、数式(数2)で定義されるHsが29以上31以下であり、
    前記ジイソシアネート化合物と2官能ポリエステルポリオールとをそれぞれ全量混合して加熱させてイソシアネート基を含有するプレポリマーとするプレポリマー製造工程、前記プレポリマーと架橋剤及び鎖延長剤とを混合して金型に流して硬化させ、シート体とする成形工程、及び前記シート体を裁断してブレードとする裁断工程を有するクリーニングブレードの製造方法。
    Figure 2005091835
  4. ポリエステル系ポリウレタン弾性体からなるクリーニングブレードの製造方法であって、
    前記ポリエステル系ポリウレタン弾性体はジイソシアネート化合物(平均分子量Ma,重量比a)、2官能ポリエステルポリオール(重量比b)、3官能アルコールからなる架橋剤(平均分子量Mc,重量比c)、及びグリコールからなる鎖延長剤(重量比d)を重合体構成成分とし、数式(数3)で定義されるHsが29以上31以下であり、
    前記ジイソシアネート化合物の全量と2官能ポリエステルポリオールの一部とを混合して加熱させてイソシアネート基を含有する擬プレポリマーとする擬プレポリマー製造工程、前記擬プレポリマーと残部の2官能ポリエステルポリオール、架橋剤及び鎖延長剤とを混合して金型に流して硬化させ、シート体とする成形工程、及び前記シート体を裁断してブレードとする裁断工程を有するクリーニングブレードの製造方法。
    Figure 2005091835
  5. 前記2官能ポリエステル系ポリオールが、ポリカプロラクトンポリオールであり、前記ジイソシアネート化合物がジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)である請求項3又は4に記載のクリーニングブレードの製造方法。
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