JP2005090583A - 配管継手、締結フランジ、及び、締結フランジの製造方法 - Google Patents

配管継手、締結フランジ、及び、締結フランジの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 配管を締結フランジの配管取付孔に取り付けたとき強力に固着することができる配管継手及び締結フランジを提供する。
【解決手段】 本発明の配管継手1は、配管取付孔8、及び、他の部材と締結するための締結手段3を有する配管継手用の締結フランジ2と、この締結フランジの配管取付孔に取り付けらるときバルジ加工によりビート部30が形成される配管6と、締結フランジの正面の配管取付孔の周囲に形成され、配管が配管取付孔に取り付けられるとき、ビート部の肉が食い込むようになっている凸部及び/又は凹部14と、を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、配管継手、締結フランジ、及び、締結フランジの製造方法に係り、特に、空気調和機等の冷媒配管の継手に用いられる配管継手、締結フランジ、及び、締結フランジの製造方法に関する。
従来から、車両用の空気調和機の冷媒配管の継手に用いられている配管継手は、特許文献1に記載されているようなものが知られている。
この従来の配管継手を図14及び図15により具体的に説明する。図14及び図15に示すように、従来の配管継手110は、締結フランジ111を備え、この締結フランジ111は、ボルト取付孔112及び配管取付孔114の2つの取付孔を有する。この締結フランジ110は、ボルト116をボルト取付孔112に通し、継手ベース部材118のねじ穴120に締結することにより、継手ベース部材118に取り付けられるようになっている。
また、締結フランジ111は、配管122が配管取付孔114に挿入された状態で、継手ベース部材118と締結できるようになっている。この配管122の先端部には第1拡管部124が形成され、この第1拡管部124に形成された凹溝126にゴム製のOリング128が取り付けられている。配管122の第1拡管部124が継手ベース部材118の冷媒通路130の開口部132に結合されると、このOリング128が継手ベース部材118の冷媒通路130の開口部132の内壁面に弾性的に圧着されて、シール作用をもたらすようになっている。
さらに、配管取付孔114は、配管122の第1拡管部124の肩部134を支持する皿状の拡大部136と、ローレット部138と、円筒状支持面140と、を備えている。ここで、ローレット部138は、円周方向に沿って交互に形成され、且つ長手方向に延びた多数の凸部142及び凹部144を備え、円筒状支持面140の内径がローレット部138の凸部142の頂部内径と一致するようになっている。また、配管122において、先端部の第1拡管部124より配管122の軸線方向内方にあり、且つローレット部138に対向する部分には第2拡管部146が形成されている。配管122内に拡管パンチ(図示せず)を挿入し、このパンチを配管122の軸線方向に摺動させることにより、配管122の第2拡管部146が拡管し、配管取付孔114のローレット部138の凸部142及び凹部144に食い込む。そして、この第2拡管部146は、配管122の外周面から膨出して膨出部148を形成し、この配管122の膨出部148が締結フランジ111の端面150に圧着する。この結果、締結フランジ111と配管122とが固着されるようになっている。
特開2000−46259号公報
しかしながら、従来の配管継手110においては、締結フランジ111と配管122とを十分に固着するためには、配管122の第2拡管部146の肉を配管取付孔114のローレット部138の凸部142及び凹部144に向かって配管122の半径方向に食い込ませなければならないが、配管122の第2拡管部146は、上述したように配管122内に拡管パンチ(図示せず)を挿入して配管122の軸線方向に摺動させることにより拡管されるため、第2拡管部146の肉を配管取付孔114のローレット部138の凸部142及び凹部144に向かって半径方向に十分に食い込ませることができずこの結果、締結フランジ110と配管122とを強力に固着させることができないという問題がある。
また、従来の配管継手110では、上述した問題に加え、締結フランジ111に配管122を固着させてユニットとして大量生産する場合に、締結フランジ111と配管122との固着力にバラツキが発生し易くなり、固着が不安定になるという問題がある。
そこで、本発明は、上述した従来技術の問題を解決するためになされたものであり、配管を締結フランジの配管取付孔に取り付けたとき強力に固着することができる配管継手、締結フランジ、及び、締結フランジの製造方法を提供することを目的としている。
また、本発明は、締結フランジに配管を固着させて配管継手を大量生産しても、固着力にバラツキがなく確実で安定した固着力を得ることができる配管継手、締結フランジ、及び、締結フランジの製造方法を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明の配管継手は、配管取付孔、及び、他の部材と締結するための締結手段を有する配管継手用の締結フランジと、この締結フランジの配管取付孔に取り付けらるときバルジ加工によりビート部が形成される配管と、締結フランジの正面の配管取付孔の周囲に形成され、配管が配管取付孔に取り付けられるとき、ビート部の肉が食い込むようになっている凸部及び/又は凹部と、を有することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、配管を締結フランジの配管取付孔に取り付けるときバルジ加工によりビート部を形成し、締結フランジの正面の配管取付孔の周囲に形成された凸部及び/又は凹部がビード部の肉に食い込み、軸方向に加工力を与えるようになっている。このため、配管と締結フランジを固着するとき、大きな固着力を確保することができ、かつバラツキがなく確実で安定した固着力を得ることができる。
本発明の配管継手は、配管取付孔、及び、他の部材と締結するための締結手段を有する配管継手用の締結フランジと、この締結フランジの配管取付孔に取り付けらるときバルジ加工によりビート部が形成される配管と、締結フランジの正面の配管取付孔に形成されたビート部の収納部と、このビート部の収納部に形成され、配管が配管取付孔に取り付けられるとき、ビート部の肉が食い込むようになっている凸部及び/又は凹部と、を有することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、配管を締結フランジの配管取付孔に取り付けるときバルジ加工によりビート部を形成し、ビート部の収納部を締結フランジの正面の配管取付孔に形成し、締結フランジの正面の配管取付孔に形成されたビート部の収納部に形成された凸部及び/又は凹部がビート部の肉に食い込み、軸方向に加工力を与えるようになっている。このため、配管と締結フランジを固着するとき、大きな固着力を確保することができ、かつバラツキがなく確実で安定した固着力を得ることができる。
本発明において、好ましくは、締結フランジの正面に形成された凸部及び/又は凹部は、放射状に設けられている。
このように構成された本発明によれば、凸部及び/又は凹部が放射状に設けられているので、配管のビート部の肉がより効果的に食い込むことができ、より大きな固着力を得ることができる。
本発明において、好ましくは、締結フランジの正面に形成された凸部及び/又は凹部は、鋲形状である。
このように構成された本発明によれば、凸部及び/又は凹部が鋲形状であるので、配管のビート部の肉がより効果的に食い込むことができ、より大きな固着力を得ることができる。
本発明において、好ましくは、締結フランジの正面に形成された凸部及び/又は凹部は、セレーション状の凹凸である。
このように構成された本発明によれば、凸部及び/又は凹部がセレーション状の凹凸であるので、配管のビート部の肉がより効果的に食い込むことができ、より大きな固着力を得ることができる。
本発明において、好ましくは、凸部及び/又は凹部含む締結フランジの硬度が、配管の硬度より硬い。
このように構成された本発明によれば、凸部及び/又は凹部含む締結フランジの硬度が、配管の硬度より硬いので、配管のビート部が凸部及び/又は凹部により食い込み易くなり、より大きな固着力を得ることができる。
本発明は、配管取付孔、及び、他の部材と締結するための締結手段を有する配管継手用の締結フランジであって、締結フランジの正面の配管取付孔又は配管取付孔の周囲に形成され、配管が配管取付孔に取り付けられるとき、配管のバルジ加工により形成されたビート部の肉が食い込むようになっている凸部及び/又は凹部を有することを特徴としている。
本発明の締結フランジの製造方法は、押出し加工又は引抜き加工により長尺物の外形形状を形成する工程と、この長尺物を所定の厚みに順次切断して締結締結フランジとする工程と、この締結締結フランジに配管取付及び締結手段用の締結孔を加工する工程と、締結フランジの正面の配管取付孔又は配管取付孔の周囲に凸部及び/又は凹部を形成する工程と、を有することを特徴としている。
本発明の締結フランジの製造方法は、所定の範囲の肉厚を有する帯状の金属板を送り出す工程と、この送り出された金属板を順次プレス加工により所望の形状に打ち抜き加工する工程と、この打ち抜き加工と同時に凸部及び/又は凹部をプレス加工により形成する工程と、を有することを特徴としている。
本発明の配管継手、締結フランジ、及び、締結フランジの製造方法によれば、配管を締結フランジの配管取付孔に取り付けたとき強力に固着することができる。
また、本発明の配管継手、締結フランジ、及び、締結フランジの製造方法によれば、締結フランジに配管を固着させて配管継手を大量生産しても、固着力にバラツキがなく確実で安定した固着力を得ることができる。
以下、添付図面を参照して本発明の配管継手及び締結フランジの実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態による配管継手を示す断面図であり、図2は図1の締結フランジを示す斜視図である。
図1及び図2に示すように、本発明の第1実施形態による配管継手1は、締結フランジ2を有し、締結フランジ2は、ボルト3を取り付けるボルト取付孔4と、空気調和機の冷媒配管6を取り付ける配管取付孔8とを備えている。このボルト取付孔4にボルト3を通して継手ベース10のねじ穴12に締結することにより、締結フランジ2が継手ベース10に取り付けられるようになっている。ここで、継手ベース10は、配管6に接続する別の配管を備えた締結フランジであってもよいし、空気調和機の圧縮機や熱交換器の本体の配管接続部分等であってもよい。
また、締結フランジ2の配管取付孔8には、図2に示すように締結フランジ2の正面2aから前方へ突出する複数の突起部14が円周方向に沿って間隔を置いて放射状に設けられ、これら複数の突起部14同士の間には、面取りされて締結フランジ2の正面から内側に向かって丸みを帯びた面取り部16がそれぞれ設けられている。これら締結フランジ2の突起部14及び面取り部16は、配管取付孔8に挿入された配管6が後述する加工工程を経て締結フランジ2に固着される際に、配管6と締結フランジ2とを強力に固着するようになっている
ここで、締結フランジ2の材料としては、締結フランジ2に取り付けられる配管6の材料の硬さよりも硬いものが好ましく、例えば、配管6の材料としてアルミニウム合金3003や6061等が使用された場合には、締結フランジ2の材料には、アルミニウム合金6061や6063等が使用される。また、締結フランジ2の肉厚は約3mm〜約20mmであり、締結フランジ2の突起部14の高さは、配管6の肉厚の50%以下になるように設計されている。
図3ないし図5は、配管6が加工されながら締結フランジ2に固着されるまでの配管6の各加工工程の状態を示している。以下、図3ないし図5を参照して、配管6を締結フランジ2に固着するまでの各加工工程を具体的に説明する。
まず、図3に示すように、クランプ18上に配置した締結フランジ2において、配管6の外径が締結フランジ2の配管取付孔8の内径とほぼ等しい配管6が配管取付孔8に挿入される。つぎに、後工程で拡管すべき配管6の一部分6aを絞り加工して配管6の径を小さくするために、絞り加工用パンチ20を配管6の上から被せて締結フランジ2の正面に接触させる。ここで、パンチ20の底部には段部22が設けられ、パンチ20と締結フランジ2が接触したときにこの段部22によって締結フランジ2の突起部14がパンチ20の底部に接触して食い込まないようになっている。
つぎに、上述したような配管部分6aの絞り加工が終わると、配管6をバルジ加工するために絞り加工用パンチ20が配管6から取り外され、図4に示すように配管6の外側にはバルジ加工用外側パンチ24が被せられる。このバルジ加工用外側パンチ24は、バルジ加工用内側パンチ26が挿入されるバルジ加工用内側パンチ挿入孔28を備え、外側パンチ24の底部には、バルジ加工によって塑性座屈して張り出した配管6のビード部30を収容するバルジ収納部32が設けられている。本実施形態では、締結フランジ2の正面に外側パンチ24を接触させながら、配管6の上端を内側パンチ28で上方から下方に押し込むと、配管6が外側パンチ24のバルジ収納部32内で塑性座屈してビード部30を形成し、このビード部30が締結フランジ2の突起部14に食い込むようになっている。この結果、配管6は締結フランジ2に固着されることになる。
つぎに、上述したような配管のバルジ加工が終わると、配管6を拡管加工するためにバルジ加工用パンチ24,26が配管6から取り外され、図5に示すように配管6に拡管用パンチ34が取り付けられる。この拡管用パンチ34の径は、拡管加工前の配管6の内径よりも大きく、拡管用パンチ34を配管6の中に押し込むことにより、配管6の先端部が拡管し、拡管部36と凹部38が形成されるようになっている。この配管6の凹部38にはOリング40が取り付けられ、配管6の拡管部36を継手ベース10の冷媒通路42の開口部44に結合すると、このOリング40が継手ベース10の冷媒通路42の開口部44の内壁面に弾性的に圧着し、シール作用をもたらすようになっている。
つぎに、本発明の第1実施形態による締結フランジ2の製造方法について説明する。
締結フランジ2の製造方法については、主として、引抜き又は押出し加工と切断加工と機械加工による製造方法と、打抜き加工とプレス加工による製造方法と、ダイカストによる製造方法の3つの方法があり、所望の締結フランジに応じてこれらの方法のうちのいずれかの方法によって製造される。
上述した締結フランジ2の引抜き又は押出し加工と切断加工と機械加工による製造方法では、最終形状の肉厚が厚い締結フランジ2を製造したりするのに特に適している。この製造方法では、締結フランジ2の所定の外形形状を有するダイスに長尺な被加工材を通して引抜き又は押出し加工が行われ、長尺な締結フランジが成形される。この長尺な締結フランジは、締結フランジ2の所定の厚さにしたがって順次切断されて単体にされる。つぎに、この単体にされた締結フランジ2は、機械加工によりボルト取付孔4及び配管取付孔8が形成され、さらに配管取付孔8の開口部には突起部14及び面取り部16が形成され、最終の締結フランジ2に仕上げられる。
また、上述した締結フランジ2の打抜き加工とプレス加工による製造方法では、最終形状の肉厚が薄い締結フランジ2を製造したりするのに特に適している。この製造方法では、所定の肉厚を有する帯状の金属板が繰り出され、順送り成形によって所望な形状に打抜き加工されると共に、締結フランジ2の突起部14及び面取り部16がプレス加工される。
図6は、締結フランジ2において打抜き加工とプレス加工が同時に行われているときの状態を示す概略断面図である。帯状の金属板45に予め穴あけ加工によってボルト取付孔4と配管取付孔8が形成され、バリ抑え加工によって締結フランジ2の輪郭に沿ってバリ抑え溝が付けされて、締結フランジ全体の打抜き加工位置に送られる。この打抜き加工位置の金属板45は、図6に示すように、ダイ46内にノックアウトピン47によって支持された受け台48と打抜き用パンチ50と間にセットされる。打抜き用パンチ50が降下し、金属板45の締結フランジ2の部分を受け台48と共に挟みつけながら押圧することによって、金属板45から締結フランジ2が打抜かれる。これと同時に、打抜き用パンチ50の底面に設けられた型52が配管取付孔8の周囲の肉を加圧して塑性変形させて、締結フランジ2の突起部14及び面取り部16が形成され、締結フランジ2が仕上げられる。
さらに、上述した締結フランジ2のダイカストによる製造方法では、配管6に食い込ませる複雑な凹凸形状等の部分を配管取付孔8の周囲に設けた締結フランジ2を製造したりするのに特に適している。この方法では、突起部14等の配管6との食い込み部分を含む締結フランジ2の最終形状を形成する鋳型を用い、この鋳型の中に溶融合金を充填させることによって締結フランジ2が鋳造される。
つぎに、本発明の第1実施形態による配管継手1及び締結フランジ2の作用を説明する。
まず、クランプ18上に締結フランジ2を配置し、この締結フランジ2の配管取付孔8の中に配管6を挿入する。
つぎに、配管6の上から絞り加工用パンチ20を被せ、このパンチ20を締結フランジ2の正面に接触するまで押し込む。この結果、配管6の一部分に絞り加工が施され、配管6の外径が締結フランジ2の配管取付孔8の直径よりも小さい配管部分6aが形成される。パンチ20が締結フランジ2の正面に接触したとき、パンチ20の段部22は、締結フランジ2の突起部14に接触していない。
つぎに、絞り加工用パンチ20を配管6から取り外し、配管6にバルジ加工用外側パンチ24を被せ、この外側パンチ24を締結フランジ2の正面に接触するまで押し込む。これと同時に、バルジ加工用外側パンチ24のバルジ加工用内側パンチ挿入孔28の中にバルジ加工用内側パンチ26を挿入し、この内側パンチ26によって配管6の上端が押圧される。このとき、外側パンチ24のバルジ収納部32付近の配管部分が塑性座屈し、バルジ収納部32内でビード部30を形成すると共に、このビード部30が締結フランジ2の突起部14の上方から配管6の軸線方向に向かって食い込む。この結果、配管6は締結フランジ2に固着される。
上述したように、本発明の第1実施形態による配管継手1によれば、配管6が締結フランジ2の配管取付孔8に取り付けられる際、バルジ加工用パンチ24,26によって形成された配管6のビード部30が、締結フランジ2の突起部14に配管6の軸線方向に向かって食い込む。すなわち、本発明の第1実施形態による配管継手1によれば、バルジ加工用パンチ24,26を配管6に被せて打ちつける加工方向と、配管6の肉(ビード)が締結フランジ2の突起14に食い込む方向とが一致しているため、締結フランジ2と配管6とを強力に固着させることができる。
また、本発明の第1実施形態による配管継手1によれば、締結フランジ2と配管6とを強力に固着させることができるため、締結フランジ2に配管6を固着させて配管継手を大量生産しても、固着力にバラツキがなく確実で安定した固着力を得ることができる。
図7は、本発明の第2実施形態による締結フランジを示す斜視図である。ここで、図7において、上述したような図2に示す本発明の第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付し、それらの説明は省略する。
図7に示すように、本発明の第2実施形態による締結フランジ60は、配管取付孔8の周囲に締結フランジ60の正面60aに対して凹んだバルジ収納部62を備え、このバルジ収納部62内に配管取付孔8の突起部14及び面取り部16が設けられた構成となっている。また、締結フランジ60の材料としては、上述した本発明の第1実施形態による締結フランジ2と同様に、締結フランジ2に取り付けられる配管6の材料の硬さよりも硬いものが好ましく、例えば、配管6の材料としてアルミニウム合金3003や6061等が使用された場合には、締結フランジ60の材料には、アルミニウム合金6061や6063等が使用される。さらに、締結フランジ60の肉厚は約3mm〜約20mmであり、締結フランジ2の突起部14の高さは、配管6の肉厚の50%以下になるように設計されている。
図8は、上述した図3と同様な絞り加工中の配管6の状態を示す概略断面図であり、図9は、上述した図4と同様なバルジ加工中の配管6の状態を示す概略断面図である。ここで、図8及び図9において、上述した図3及び図4と同一の部分には同一の符号を付し、それらの説明は省略する。
図8に示すように、本発明の第2実施形態による締結フランジ60は、絞り加工用パンチ20と締結フランジ60が接触したときに、絞り加工用パンチ20の底面20aにバルジ収納部62内の突起部14及び面取り部16が接触して食い込まないようになっている。また、図9に示すように、本発明の第2実施形態による締結フランジ60は、配管6のバルジ加工中、バルジ加工用パンチ24,26によって塑性座屈して張り出した配管6のビード部30が締結フランジ60のバルジ収納部62内で突起部14及び面取り部16に食い込むようになっている。
ここで、本発明の第2実施形態による締結締結フランジ60の製造方法については、上述した本発明の第1実施形態による締結フランジ2の製造方法と同様な方法である。
つぎに、上述した本発明の第2実施形態による締結フランジ60の作用を説明する。
絞り加工用パンチ20による配管6の一部分における絞り加工中、パンチ20が締結フランジ60の正面に接触したとき、絞り加工用パンチ20の底面20aはバルジ収納部62内の突起部14及び面取り部16に依然として接触せず、食い込まれない。つぎに、配管6はバルジ加工用パンチ24,26によってバルジ加工されて一部分が塑性座屈してビード部30が形成され、このビード部30が締結フランジ60のバルジ収納部62内で突起部14及び面取り部16に食い込む。この結果、配管6は締結フランジ60に固着される。
上述したように、本発明の第2実施形態による締結フランジ60によれば、上述した本発明の第1実施形態による締結フランジ2と同様に、バルジ加工用パンチ24,26を配管6に被せて打ちつける加工方向と、配管6のビード部が締結フランジ60の突起部14に食い込む方向とが一致しているため、締結フランジ60と配管6とを強力に固着させることができ、また、締結フランジ2に配管6を固着させて配管継手を大量生産しても、固着力にバラツキがなく確実で安定した固着力を得ることができる。
図10は、本発明の第3実施形態による締結フランジを示す斜視図である。ここで、図10において、上述したような図2及び図7に示す本発明の第1及び第2実施形態による締結フランジ2,60と同一の部分には同一の符号を付し、それらの説明は省略する。
図10に示すように、本発明の第3実施形態による締結フランジ70は、バルジ収納部62内において図7に示す突起部14の代わりに溝部72を備え、この溝部72は配管取付孔8の円周方向に沿って間隔を置いて放射状に刻み込まれている。ここで、締結フランジ70の材料及び肉厚については、本発明の第2実施形態による締結フランジ60のものと同様とする。
また、本発明の第3実施形態による締結フランジ70は、図8に示す上述した本発明の第2実施形態による締結フランジ60と同様に、絞り加工用パンチ20と締結フランジ70が接触したときに、絞り加工用パンチ20の底面20aにバルジ収納部62内の溝部72が接触して食い込まないようになっている。
さらに、本発明の第3実施形態による締結フランジ70は、図9に示す上述した本発明の第2実施形態による締結フランジ60と同様に、配管6のバルジ加工中、バルジ加工用パンチ24,26によって塑性座屈して張り出した配管6のビード部30が締結フランジ70のバルジ収納部62内で溝部72に食い込むようになっている。
ここで、本発明の第3実施形態による締結フランジ70の製造方法については、上述した本発明の第1実施形態による締結フランジ2の製造方法と同様な方法である。
上述したように、本発明の第3実施形態による締結フランジ70によれば、絞り加工用パンチ20による配管6の一部分における絞り加工中、パンチ20が締結フランジ70の正面に接触したとき、絞り加工用パンチ20の底面20aはバルジ収納部62内の突起部14及び面取り部16に依然として接触せず、食い込まれない。つぎに、配管6はバルジ加工用パンチ24,26によってバルジ加工されて一部分が塑性座屈してビード部30が形成され、このビード部30が締結フランジ60のバルジ収納部62内で突起部14及び面取り部16に食い込む。この結果、配管6は締結フランジ70に固着される。
また、本発明の第3実施形態による締結フランジ70によれば、上述した本発明の第1及び第2実施形態による管継手用締結フランジ2,60と同様に、バルジ加工用パンチ24,26を配管6に被せて打ちつける加工方向と、配管6の肉(ビード)が締結フランジ70の溝部72に食い込む方向とが一致しているため、締結フランジ70と配管6とを強力に固着させることができ、さらに、締結フランジ70に配管6を固着させてユニットとして大量生産しても、固着力にバラツキがなく確実で安定した固着力を得ることができる。
図11は、本発明の第4実施形態による締結フランジを示す斜視図である。ここで、図11において、上述したような図2、図7及び図10に示す本発明の第1ないし第3実施形態による締結フランジ2,60,70と同一の部分には同一の符号を付し、それらの説明は省略する。
図11に示すように、本発明の第4実施形態による締結フランジ80は、図7に示す突起部14または図10に示す溝部72の代わりに、バルジ収納部62の正面に配管取付孔8の円周方向に沿って凹部82を備え、この凹部82に鋲状の突起部84が設けられている。この鋲状突起部84の高さは、配管6の肉厚の50%以下になるように設計されている。ここで、締結フランジ80の材料については、本発明の第2及び第3実施形態による締結フランジ60,70と同様とする。
また、本発明の第4実施形態による締結フランジ80は、図8に示す上述した本発明の第2実施形態による締結フランジ60と同様に、絞り加工用パンチ20と締結フランジ80が接触したときに、絞り加工用パンチ20の底面20aにバルジ収納部62内の凹部82及び鋲状突起部84が接触して食い込まないようになっている。
さらに、本発明の第4実施形態による締結フランジ80は、図9に示す上述した本発明の第2実施形態による締結フランジ60と同様に、配管6のバルジ加工中、バルジ加工用パンチ24,26によって塑性座屈して張り出した配管6のビード部30が締結フランジ80のバルジ収納部62内で凹部82及び鋲状突起部84に食い込むようになっている。
ここで、本発明の第4実施形態による締結フランジ80の製造方法については、上述した本発明の第1実施形態による管継手用締結フランジ2の製造方法と同様な方法である。
上述したように、本発明の第4実施形態による締結フランジ80によれば、絞り加工用パンチ20による配管6の一部分における絞り加工中、パンチ20が締結フランジ80の正面に接触したとき、絞り加工用パンチ20の底面20aはバルジ収納部62内の凹部82及び鋲状突起部84に依然として接触せず、食い込まれない。つぎに、配管6はバルジ加工用パンチ24,26によってバルジ加工されて一部分が塑性座屈してビード部30が形成され、このビード部30が締結フランジ60のバルジ収納部62内で凹部82及び鋲状突起部84に食い込む。この結果、配管6は締結フランジ80に固着される。
また、本発明の第3実施形態による締結フランジ80によれば、上述した本発明の第1ないし第3実施形態による管継手用締結フランジ2,60,70と同様に、バルジ加工用パンチ24,26を配管6に被せて打ちつける加工方向と、配管6の肉(ビード)が締結フランジ80のバルジ収納部62内の凹部82及び鋲状突起部84に食い込む方向とが一致しているため、締結フランジ80と配管6とを強力に固着させることができ、さらに、締結フランジ80に配管6を固着させてユニットとして大量生産しても、固着力にバラツキがなく確実で安定した固着力を得ることができる。
図12は、本発明の第5実施形態による締結フランジを示す斜視図である。ここで、図12において、上述したような図2、図7、図10及び図11に示す本発明の第1ないし第4実施形態による締結フランジ2,60,70,80と同一の部分には同一の符号を付し、それらの説明は省略する。
図12に示すように、本発明の第5実施形態による締結フランジ90は、バルジ収納部62内にセレーション状の凹凸部92を備え、このセレーション状の凹凸部92は配管取付孔8の円周方向に沿って設けられている。このセレーション状の凹凸部92のの各凹部は連続的なV形の溝92aを形成し、凹凸部92の各凸部は連続的な鋭角の突起92bを形成している。これらの溝92aの深さまたは突起92bの高さは、配管6の肉厚の50%以下になるように設計されている。ここで、締結フランジ90の材料については、本発明の第2ないし第4実施形態による締結フランジ60,70,80のものと同様とする。
また、本発明の第5実施形態による締結フランジ90は、図8に示す上述した本発明の第2実施形態による締結フランジ60と同様に、絞り加工用パンチ20と締結フランジ90が接触したときに、絞り加工用パンチ20の底面20aにバルジ収納部62内の凹凸部92が接触して食い込まないようになっている。
さらに、本発明の第5実施形態による締結フランジ90は、図9に示す上述した本発明の第2実施形態による締結フランジ60と同様に、配管6のバルジ加工中、バルジ加工用パンチ24,26によって塑性座屈して張り出した配管6のビード部30が締結フランジ90のバルジ収納部62内で凹凸部92に食い込むようになっている。
ここで、本発明の第5実施形態による締結フランジ90の製造方法については、上述した本発明の第1実施形態による管継手用締結フランジ2の製造方法と同様な方法である。
上述したように、本発明の第5実施形態による締結フランジ90によれば、絞り加工用パンチ20による配管6の一部分における絞り加工中、パンチ20が締結フランジ90の正面に接触したとき、絞り加工用パンチ20の底面20aはバルジ収納部62内の凹凸部92に依然として接触せず、食い込まれない。つぎに、配管6はバルジ加工用パンチ24,26によってバルジ加工されて一部分が塑性座屈してビード部30が形成され、このビード部30が締結フランジ90のバルジ収納部62内で凹凸部92に食い込む。この結果、配管6は締結フランジ90に固着される。
また、本発明の第5実施形態による締結フランジ90によれば、上述した本発明の第1ないし第4実施形態による管継手用締結フランジ2,60,70,80と同様に、バルジ加工用パンチ24,26を配管6に被せて打ちつける加工方向と、配管6の肉(ビード)が締結フランジ90のバルジ収納部62内の凹凸部92に食い込む方向とが一致しているため、締結フランジ90と配管6とを強力に固着させることができ、さらに、締結フランジ90に配管6を固着させてユニットとして大量生産しても、確実で安定した固着力を得ることができる。
図13は、本発明の第6実施形態による締結フランジを示す概略斜視図である。ここで、図13において、上述したような図2、図7、図10、図11及び図12に示す本発明の第1ないし第5実施形態による締結フランジ2,60,70,80,90と同一の部分には同一の符号を付し、それらの説明は省略する。
図13に示すように、本発明の第6実施形態による締結フランジ200は、バルジ収納部62内にセレーション状の凹凸部を備えている点では、上述した本発明の第5実施形態による締結フランジ90の構成と共通しているが、本実施形態におけるセレーション状の凹凸部102の各凹部が矩形状の溝102aを形成し、凹凸部92の各凸部が矩形状の突起102bを形成している点で上述した本発明の第5実施形態による締結フランジ90の構成と異なっている。ここで、締結フランジ200の材料については、本発明の第2ないし第5実施形態による締結フランジ60,70,80,90のものと同様とする。
また、本発明の第6実施形態による締結フランジ200は、図8に示す上述した本発明の第2実施形態による締結フランジ60と同様に、絞り加工用パンチ20と締結フランジ200が接触したときに、絞り加工用パンチ20の底面20aにバルジ収納部62内の凹凸部102が接触して食い込まないようになっている。
さらに、本発明の第6実施形態による締結フランジ200は、図9に示す上述した本発明の第2実施形態による締結フランジ60と同様に、配管6のバルジ加工中、バルジ加工用パンチ24,26によって塑性座屈して張り出した配管6のビード部30が締結フランジ200のバルジ収納部62内で凹凸部102に食い込むようになっている。
ここで、本発明の第6実施形態による締結フランジ200の製造方法については、上述した本発明の第1実施形態による締結フランジ2の製造方法と同様な方法である。
上述したように、本発明の第6実施形態による締結フランジ200によれば、絞り加工用パンチ20による配管6の一部分における絞り加工中、パンチ20が締結フランジ200の正面に接触したとき、絞り加工用パンチ20の底面20aはバルジ収納部62内の凹凸部102に依然として接触せず、食い込まれない。つぎに、配管6はバルジ加工用パンチ24,26によってバルジ加工されて一部分が塑性座屈してビード部30が形成され、このビード部30が締結フランジ200のバルジ収納部62内で凹凸部102に食い込む。この結果、配管6は締結フランジ200に固着される。
また、本発明の第6実施形態による締結フランジ200によれば、上述した本発明の第1ないし第5実施形態による締結フランジ2,60,70,80,90と同様に、バルジ加工用パンチ24,26を配管6に被せて打ちつける加工方向と、配管6の肉(ビード)が締結フランジ200のバルジ収納部62内の凹凸部102に食い込む方向とが一致しているため、締結フランジ200と配管6とを強力に固着させることができ、さらに、締結フランジ200に配管6を固着させてユニットとして大量生産しても、固着力にバラツキがなく確実で安定した固着力を得ることができる。
なお、本発明の第1ないし第6実施形態による締結フランジでは、締結フランジの配管取付孔の内周面に凹凸やローレット等が設けられていない例を説明したが、これらの例に限定されず、本発明の第1ないし第6実施形態による締結フランジの配管取付孔の内周面に凹凸やローレット等を設けることにより、締結フランジと配管との固着力をさらに高めることができる。
本発明の第1実施形態による配管継手及び締結フランジを示す断面図である。 本発明の第1実施形態による締結フランジを示す斜視図である。 本発明の第1実施形態による締結フランジに配管が取り付けられて配管の一部分が絞り加工されているときの状態を示す断面図である。 本発明の第1実施形態による締結フランジに配管が取り付けられて配管の一部分がバルジ加工されているときの状態を示す断面図である。 本発明の第1実施形態による締結フランジに配管が取り付けられて配管の一部分が拡管加工されているときの状態を示す断面図である。 本発明の第1実施形態による締結フランジの製造方法において、製造中、打抜き加工とプレス加工が同時に行われているときの状態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態による締結フランジを示す斜視図である。 本発明の第2実施形態による締結フランジに配管が取り付けられて配管の一部分が絞り加工されているときの状態を示す図3と同様な断面図である。 本発明の第2実施形態による締結フランジに配管が取り付けられて配管の一部分がバルジ加工されているときの状態を示す図4と同様な断面図である。 本発明の第3実施形態による締結フランジを示す斜視図である。 本発明の第4実施形態による締結フランジを示す斜視図である。 本発明の第5実施形態による締結フランジを示す斜視図である。 本発明の第6実施形態による締結フランジを示す斜視図である。 従来の配管継手及び締結フランジを示す断面図である。 従来の締結フランジを示す斜視図である。
符号の説明
1 配管継手
2,60,70,80,90,100 締結フランジ
3 ボルト
4 ボルト取付孔
6 配管
8 配管取付孔
10 継手ベース
12 ねじ穴
14 突起部
16 面取り部
18 クランプ
20 絞り加工用パンチ
22 絞り加工用パンチの段部
24 バルジ加工用外側パンチ
26 バルジ加工用内側パンチ
28 バルジ加工用内側パンチ挿入孔
30 ビード部
32 バルジ収納部
34 拡管用パンチ
36 配管の拡管部
38 配管の凹部
40 Oリング
42 冷媒通路
44 冷媒通路の開口部
45 金属板
46 ダイ
47 ノックアウトピン
48 受け台
50 打抜き用パンチ
52 型
62 バルジ収納部
72 溝部
82 凹部
84 鋲状突起部
92,102 セレーション状の凹凸部

Claims (9)

  1. 配管取付孔、及び、他の部材と締結するための締結手段を有する配管継手用の締結フランジと、
    この締結フランジの配管取付孔に取り付けらるときバルジ加工によりビート部が形成される配管と、
    上記締結フランジの正面の上記配管取付孔の周囲に形成され、上記配管が配管取付孔に取り付けられるとき、上記ビート部の肉が食い込むようになっている凸部及び/又は凹部と、
    を有することを特徴とする配管継手。
  2. 配管取付孔、及び、他の部材と締結するための締結手段を有する配管継手用の締結フランジと、
    この締結フランジの配管取付孔に取り付けらるときバルジ加工によりビート部が形成される配管と、
    上記締結フランジの正面の上記配管取付孔に形成された上記ビート部の収納部と、
    このビート部の収納部に形成され、上記配管が配管取付孔に取り付けられるとき、上記ビート部の肉が食い込むようになっている凸部及び/又は凹部と、
    を有することを特徴とする配管継手。
  3. 上記締結フランジの正面に形成された上記凸部及び/又は凹部は、放射状に設けられている請求項1又は請求項2に記載の配管継手。
  4. 上記締結フランジの正面に形成された上記凸部及び/又は凹部は、鋲形状である請求項1乃至3の何れか1項に記載の配管継手。
  5. 上記締結フランジの正面に形成された上記凸部及び/又は凹部は、セレーション状の凹凸である請求項1乃至4の何れか1項に記載の配管継手。
  6. 上記凸部及び/又は凹部含む上記締結フランジの硬度が、上記配管の硬度より硬い請求項1乃至5の何れか1項に記載の配管継手。
  7. 配管取付孔、及び、他の部材と締結するための締結手段を有する配管継手用の締結フランジであって、
    上記締結フランジの正面の上記配管取付孔又は配管取付孔の周囲に形成され、上記配管が配管取付孔に取り付けられるとき、上記配管のバルジ加工により形成されたビート部の肉が食い込むようになっている凸部及び/又は凹部を有することを特徴とする配管継手用の締結フランジ。
  8. 押出し加工又は引抜き加工により長尺物の外形形状を形成する工程と、
    この長尺物を所定の厚みに順次切断して締結フランジ部材とする工程と、
    この締結フランジ部材に上記配管取付及び上記締結手段用の締結孔を加工する工程と、
    上記締結フランジの正面の上記配管取付孔又は配管取付孔の周囲に上記凸部及び/又は凹部を形成する工程と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の締結フランジの製造方法。
  9. 所定の範囲の肉厚を有する帯状の金属板を送り出す工程と、
    この送り出された金属板を順次プレス加工により所望の形状に打ち抜き加工する工程と、
    この打ち抜き加工と同時に上記凸部及び/又は凹部をプレス加工により形成する工程と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の締結フランジの製造方法。
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