JP2005089112A - 画像形成装置 - Google Patents

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健治 高橋
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修二 藤井
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Abstract

【課題】 タブ紙を挿入しながら排出することを可能とし、かつ、操作性を向上させた画像形成装置を実現する。
【解決手段】 複数枚を一組とするタブ紙を設置する時に、タブ紙の一組の枚数である分割数を記憶する印刷設定記憶部16と、一部毎の出力ジョブにおいて使用されるインデックス用紙の枚数である使用済タブ紙枚数を計数するプリントカウント部21計数手段とを備えている。さらに、印刷設定記憶部16に記憶される分割数と、プリントカウント部21によって計数される使用済タブ紙枚数とに基づいて、一部毎の出力ジョブにおいて使用されずに残った一組分もしくは複数組分のタブ紙における端数を計算する計算部22を備え、各印刷部の出力終了後に端数のタブ紙を排出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、タブ紙等のインデックス紙を挿入することのできる複写機等の画像形成装置に関するものである。
従来、複写機またはプリンタなどの画像形成装置において、定型サイズの普通のプリント用紙に画像を印刷するとともに、タブ部(突出部)が形成されたタブ紙に見出しを印刷することのできる装置が広く使われている。
このような従来の画像形成装置(例えば、特許文献1に記載の画像形成装置)において、複数枚(複数ページ)の原稿によって構成されている原稿束をコピーする場合、原稿束中の特定の原稿をタブ紙にコピーし、該特定の原稿以外の原稿を普通のプリント用紙にコピーする。
市販されているタブ紙は、任意の分割数に分割されている。例えば、分割数4のタブ紙を図8に示した。図8に示されるように、分割数4のタブ紙は、タブ紙T1〜T4を1組として、複数組が連続して重ねられている。タブ紙T1は、用紙の右端を4等分したその最上段にタブ部が形成されている。同様に、タブ紙T2,T3,T4は、用紙の右端のそれぞれ2段目,3段目,4段目(最下段)にタブ部が形成されている。
通常、タブ紙に画像を形成する場合、図8のように、タブ紙T1〜T4からなる組が複数重ねられた状態で画像形成装置の給紙トレイに収容される。これにより、タブ紙T1,T2,T3,T4,T1,…に対して、この順に画像が形成される。
特開2003−43855公報(公開日2003年2月14日)
しかしながら、上記従来の構成では、タブ紙にコピーする特定の原稿枚数がタブ紙の分割数の整数倍でない場合、タブ紙T1〜T4からなる組のうち、使用されないタブ紙(端数のタブ紙)が生じることとなる。この場合、該端数のタブ紙を取り除く必要がある。なお、上記特許文献1には、該端数のタブ紙の処理について、一切開示されていない。
例えば、タブ紙にコピーする特定の原稿枚数が3枚であり、タブ紙が図8のように4分割である場合、1組のタブ紙のうち、4番目のタブ紙T4は使用されない。つまり、端数1のタブ紙T4が生じる。
そのため、コピーを開始する前に、予めタブ紙から端数のタブ紙(例えば、タブ紙T4)を取り除いたうえで、給紙トレイにセットする必要があった。もしくは、タブ紙を給紙トレイにセットし、印刷終了後に、給紙トレイに残った端数のタブ紙を取り除く必要があった。
上記作業は、コピー部数が複数の場合、非常に面倒となる。コピーを開始する前に、予め端数のタブ紙を取り除く場合には、タブ紙の複数組について、端数となるタブ紙を各組から取り除く必要があり、非常に面倒な作業である。
また、印刷終了後に、給紙トレイに残ったタブ紙を取り除く場合、各部の印刷出力が完了する度に、該取り除く作業を行う必要がある。なぜなら、各部の印刷出力が完了する度に、該取り除く作業を行わないと、各部において、タブ位置がずれてしまうからである。
上記の例の場合、1部目はタブ紙T1〜T3となるが、2部目はタブ紙T4,T1,T2となってしまう。
このため、各部の印刷出力完了時に印刷が中断されるので、印刷パフォーマンスが低下することとなる。また、ユーザは各部ごとにタブ紙を取り除くために、画像形成装置の前で待機する必要があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、インデックス用紙を挿入しながら排出することを可能とし、かつ、操作性を向上させた画像形成装置を提供することにある。
本発明に係る画像形成装置は、上記の課題を解決するために、記録用紙供給部とインデックス用紙供給部とを別々に有し、記録用紙供給部から供給される記録用紙にインデックス用紙供給部から供給されるインデックス用紙を挿入しながら排出を行うことが可能な画像形成装置において、複数枚を一組とするインデックス用紙を設置し、一部毎の出力ジョブにおいて使用されるインデックス用紙が一組分のインデックス用紙の整数倍の枚数に対して端数を生じさせる場合は、各印刷部の出力終了後に端数のインデックス用紙を排出することを特徴としている。
また、本発明に係る画像形成装置は、上記の課題を解決するために、記録用紙供給部とインデックス用紙供給部とを別々に有し、記録用紙供給部から供給される記録用紙にインデックス用紙供給部から供給されるインデックス用紙を挿入しながら排出を行うことが可能な画像形成装置において、前記インデックス用紙供給部に複数枚を一組とするインデックス用紙を設置する時に、前記インデックス用紙の一組の枚数である分割数を記憶する印刷設定記憶手段と、一部毎の出力ジョブにおいて使用されるインデックス用紙の枚数である使用済インデックス用紙枚数を計数する計数手段と、前記印刷設定記憶手段に記憶される分割数と、前記計数手段によって計数される使用済インデックス用紙枚数とに基づいて、一部毎の出力ジョブにおいて使用されずに残った一組分もしくは複数組分のインデックス用紙における端数を計算する計算手段とを備え、各印刷部の出力終了後に端数のインデックス用紙を排出することを特徴としている。
さらに、本発明に係る画像形成装置は、上記の構成に加えて、各印刷部の出力終了後に排出される端数のインデックス用紙は、上記印刷部の排紙トレイとは異なる排紙トレイに排出されることを特徴としている。
本発明に係る画像形成装置は、以上のように、複数枚を一組とするインデックス用紙を設置し、一部毎の出力ジョブにおいて使用されるインデックス用紙が一組分のインデックス用紙の整数倍の枚数に対して端数を生じさせる場合は、各印刷部の出力終了後に端数のインデックス用紙を排出する。それゆえ、端数のインデックス用紙を取り除く作業を行う必要がなく、操作性が向上するという効果を奏する。
特に、複数部印刷する場合、より一層操作性が向上する。なぜなら、印刷開始前に各部ごとに端数のインデックス用紙を取り除くという非常に面倒な作業を行う必要がない。あるいは、各部ごとの印刷出力完了後、給紙トレイから端数のインデックス用紙を取り除く必要がないため、画像形成装置の前にユーザが待機しなくてもよい。さらに、各部ごとに印刷が中断されることがないので、印刷パフォーマンスを高い状態で維持できる。
なお、インデックス用紙とは、複数枚を一組とし、ジョブ内での仕切りを主目的とする用紙である。例えば、タブ部が形成され、任意の分割数に分割されたタブ紙や、赤,青,黄等の複数の色紙を一組とする仕切り用色紙などである。
また、本発明に係る画像形成装置は、以上のように、前記インデックス用紙供給部に複数枚を一組とするインデックス用紙を設置する時に、前記インデックス用紙の一組の枚数である分割数を記憶する印刷設定記憶手段と、一部毎の出力ジョブにおいて使用されるインデックス用紙の枚数である使用済インデックス用紙枚数を計数する計数手段と、前記印刷設定記憶手段に記憶される分割数と、前記計数手段によって計数される使用済インデックス用紙枚数とに基づいて、一部毎の出力ジョブにおいて使用されずに残った一組分もしくは複数組分のインデックス用紙における端数を計算する計算手段とを備えている。
それゆえ、画像形成装置は、インデックス用紙の分割数を記憶することができ、かつ、使用済インデックス用紙数を計数することができる。さらに、計算手段が、上記分割数および使用済インデックス用紙枚数を基に、インデックス用紙の端数を自動で計算することができる。これにより、ユーザが予めインデックス用紙の端数を見積もる必要がない。
そして、各印刷部の出力終了後に端数のインデックス用紙を排出するので、ユーザが端数のインデックス用紙を取り除く作業を行う必要がなく、操作性が向上するという効果を奏する。
さらに、本発明に係る画像形成装置は、各印刷部の出力終了後に排出される端数のインデックス用紙は、上記印刷部の排紙トレイとは異なる排紙トレイに排出される。それゆえ、各印刷部と端数のインデックス用紙との仕分けが容易となり、より一層画像形成装置の操作性が向上するという効果を奏する。
本発明の一実施形態について図1から図8に基づいて説明すると以下の通りである。
図1は、本実施形態の画像形成装置1の要部構成を示すブロック図である。また、図2は、画像形成装置1の外観正面図である。
画像形成装置1は、原稿画像を読み取り、読み取った画像を用紙等の記録媒体(以下、単に用紙とよぶ)に複写(コピー)することができる複写機の機能を有するとともに、外部のパソコン(例えば、ホストPC3a,3b)から送信された画像を用紙に形成して排紙するプリンタとしての機能をも有しており、いわゆる複合機である。
また、画像形成装置1は、給紙・排出する用紙として、定型サイズの白紙の記録用紙(以下、普通紙とよぶ)を用いることができるとともに、図8で示されるような、タブ部の形成されたタブ紙や、赤や青等の様々な色の色紙も用いることができる。これにより、画像形成装置1は、複数枚の原稿束のうち所定ページに、タブ紙や、色紙等の仕切り用紙(インデックス用紙)を挿入して、排出することができる。さらに、画像形成装置1は、インデックス用紙に画像を形成する機能も有している。
ここで、インデックス用紙とは、複数枚の用紙を1組とする用紙のことをいう。例えば、インデックス用紙は、図8で示されるように、分割数4に分割されたタブ紙T1〜T4を1組とするタブ紙であり、他には、赤、青、黄、および緑の4枚の色紙を1組とする色紙などである。なお、以下の説明では、インデックス用紙をタブ紙として説明するが、これに限定されるわけではない。
図1で示されるように、画像形成装置1は、操作パネル11と、画像読取部12と、画像処理部13と、画像メモリ14と、画像切り出し部15と、印刷設定記憶部(印刷設定記憶手段)16と、画像出力部17と、プリントカウント部(計数手段)21と、計算部(計算手段)22と、通信部23と、制御部24とを備えている。また、画像形成装置1は、通信ネットワーク2を介して、ホストPC3a,3bに接続されている。
操作パネル11は、画像形成装置1の動作状況をユーザに伝えるとともに、ユーザの指示を画像形成装置1に入力する機能を有するものである。操作パネル11は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)タッチパネルおよびキーボードを備えている。
LCDパネルにより、ユーザは、画像形成装置1の動作状況を確認する。動作状況とは、例えば、現在印刷中の用紙が、何番目の部に属しているか、何ページ目かであるか等である。また、LCDパネルは、ユーザが後述する印刷設定情報を入力しやすいように、入力のための案内画面を表示する。
また、キーボードを用いて、ユーザは、画像形成装置1に対して指示を与えることができ、後述する印刷設定情報を入力することができる。
通信部23は、通信ネットワーク2と接続されている。通信部23は、通信ネットワーク2を介して、画像形成装置1の外部にあるホストPC3a,3bから、後述する印刷設定情報や、画像データを受信する。通信部23は受信した印刷設定情報および画像データを制御部24に送る。通信部23は、主に画像形成装置1をプリンタとして機能させるときに用いられる。
画像読取部12は、原稿から画像を読み取り、画像データに変換するためのものである。画像読取部12は、主に画像形成装置1を複写機として機能させるときに用いられる。画像読取部12は、図示しない原稿台、走査ユニット、光学レンズおよび光電変換素子CCD(charge coupled device)を備えている。
画像読取部12は、走査ユニットを原稿台と平行に往復運動させ、光学レンズを用いて、原稿台上の原稿画像を読み取り、その原稿画像からの反射光像をCCDに結像する。CCDは、反射光像を光電変換して電気信号の画像データを生成する。
画像読取部12は、制御部24と接続されており、生成した画像データを制御部24に出力する。
画像処理部13は、画像読取部12により読み取られた画像データ、および、通信部23に送信された画像データに対して、所定の画像データ処理を施すためのものである。所定の画像データ処理には、画像レベルを補正するシェーディング補正処理、各色の色データを補正する色補正処理、中間調処理等の公知の画像処理が含まれる。
画像メモリ14は、画像処理部13により画像データ処理が施された画像データを一旦記憶するためのものである。画像メモリ14には、画像読取部12により読み取られた画像データや、通信部23を介して外部のPC3a,3bから送られた画像データが、画像データ処理の施された後、制御部24により格納される。
画像切り出し部15は、タブ紙に印刷する画像データから、タブ部に印刷する画像を切り出す処理を行うとともに、印刷位置をタブ部に移動させる処理を行うためのものである。通常、原稿用紙は、普通紙であり、タブ部は形成されていない。したがって、原稿用紙に記載された画像から、タブ部に形成する画像を切り出し、切り出した画像を、タブ部の位置に印刷するように、印刷位置をタブ部まで移動させる処理を行う。タブ部の位置は、後述するように、タブ紙の分割数、および、印刷したタブ紙の枚数より、容易に決定される。
印刷設定記憶部16は、印刷設定情報を記憶するための記憶装置である。印刷設定情報とは、印刷部数L、タブ紙の分割数M、タブ紙を収容した給紙トレイを表すタブ紙給紙トレイ情報、印刷する普通紙の用紙サイズを表す用紙サイズ情報、およびタブ紙に印刷するページ数Nである。印刷設定情報は、上述のように、操作パネル11または通信部23から入力される。入力された印刷設定情報は、制御部24により、印刷設定記憶部16に格納される。
画像出力部17は、画像読取部12により読み取られた画像データ、または、通信部23に入力された画像データを普通紙またはタブ紙等の用紙に印刷して、排出(出力)するためのものである。
画像出力部17には、プリントエンジン18、給紙部19、および排紙部20が備えられている。
プリントエンジン18は、例えば、インクジェット方式による画像出力装置であり、画像メモリ14から読み出された画像データに基づいて、各色のインクドットを用紙等の記録媒体の表面に噴出し、原稿画像に応じた画像を記録媒体に形成する機能を有している。タブ紙に画像を形成する場合、プリントエンジン18は、画像切り出し部15により切り出された画像を、同じく画像切り出し部15により決定されたタブ位置に形成する。
なお、プリントエンジン18は、電子写真方式であってもよく、この場合、プリントエンジン18は、画像データに応じて感光体に静電潜像を形成し、各色の現像剤(トナー)を用いて静電潜像を現像した後、用紙上にトナー像を転写・定着することにより画像を形成する。
給紙部19は、プリントエンジン18にて画像が形成される用紙を供給するためのものである。給紙部19は、第1給紙部19a、手差し給紙トレイ(第2給紙部)19b、および給紙用搬送路を備えている。
第1給紙部19aは、図2で示されるように、画像形成装置1の下方に位置しており、複数段(例えば、図2では3段)の給紙トレイを備えている。各段の給紙トレイには、異なる種類やサイズの用紙を収容することができる。第1給紙部19aの各段には、普通紙を収容することもできるし、タブ紙も収容することもできる。通常、第1給紙部19aには、普通紙が収容されることが多く、ここでは、第1給紙部19aの最上段にA4サイズの普通紙Pが収容されているとする。よって、第1給紙部19aは、記録用紙供給部(普通紙供給部)といえる。
手差し給紙トレイ19bは、図2で示されるように、画像形成装置1本体の側面から外方向に向かって形成されている。そのため、ユーザは、手差し給紙トレイ19bに対して、手軽に用紙の交換あるいは収容を行うことができる。これにより、手差し給紙ユニット23bには、タブ紙等の特殊な用紙が収容されることが多い。よって、手差し給紙ユニット23bは、タブ紙供給部(インデックス用紙供給部)といえる。
なお、タブ紙は、例えば、図8のように、タブ紙T1〜T4からなる組が複数連続して重ねられた状態で、手差し給紙トレイ19bに収容される。
給紙用搬送路(図示しない)は、第1給紙部19aの各段の給紙トレイおよび手差し給紙トレイ19bに収容された用紙を、プリントエンジン22に搬送するための搬送路である。制御部24の制御により、印刷すべき用紙を収容する給紙トレイが特定され、特定された給紙トレイから用紙が、該給紙用搬送路を介して、プリントエンジン18へと送られる。
排紙部20は、プリントエンジン18にて処理が施された用紙を排出(排紙)するためのものである。排紙部20は、排紙トレイ群20a、排紙トレイ(第2の排紙トレイ)20b、および排紙用搬送路を備えている。
排紙トレイ群20aは、図2に示されるように、画像形成装置1本体の側面に位置しており、複数の排紙トレイ(第1の排紙トレイ)20a,20a,…を有している。排紙トレイ20a,20a,…は、印刷された用紙(印刷物)を排紙するためのものである。
排紙トレイ20a,20a,…は複数存在するので、原稿束を複数部コピー印刷する場合、各排紙トレイに、各部ごと排紙することができ、各印刷部の仕分けが容易となる。
また、排紙トレイ20bは、図2に示されるように、排紙トレイ群20aと反対側の画像形成装置1本体の側面に位置している。排紙トレイ20bには、印刷不良の用紙等の正常に使用された用紙以外の用紙が排紙されるようになっている。これにより、正常に印刷された用紙と、それ以外とを容易に仕分けすることができる。
特に、本実施の形態では、一部毎の出力ジョブにおいて使用されずに残った一組分もしくは複数組分のタブ紙における端数のタブ紙を、排紙トレイ20bに排紙する。これにより、各印刷部と、端数のタブ紙とを容易に仕分けることができ、画像形成装置1の操作性が向上する。
排紙用搬送路(図示しない)は、プリントエンジン18から、排紙トレイ群20aの排紙トレイ20a,20a,…、または、排紙トレイ20bに用紙を搬送するためのものである。制御部24の制御により、排紙する排紙トレイが特定され、排紙される用紙が、排紙用搬送路を介して、プリントエンジン18から特定された排紙トレイへと送られる。
プリントカウント部21は、画像出力部17により画像が形成された用紙の枚数を計数するためのものである。プリントカウント部21は、現在コピーをしているのが何番目の部であるのかを表すl、使用されたタブ紙の枚数(使用済タブ紙枚数)を表すm、および何頁目を印刷しているのかを表すnを計数する。
プリントカウント部21により計数されたl,m,nの値は、操作パネル11で表示される。これにより、ユーザは、現在の印刷状況を即座に把握することができる。
計算部22は、各部ごとの印刷出力終了時に、使用されていない端数のタブ紙が存在するか否かを判断するために、タブ紙の端数を計算するためのものである。
計算部22は、使用されたタブ紙の枚数mを、タブ紙の分割数Mで割り、その余りを計算する。該余りをmod(m/M)とする。計算部22は、さらに、Mとmod(m/M)との差:(M−mod(m/M))を計算する。(M−mod(m/M))は、給紙トレイに残っている端数のタブ紙の枚数に該当する。これにより、計算部22は、タブ紙の端数を計算することができる。
制御部24は、画像形成装置1の上記各構成の動作を制御するためのものである。
画像形成装置1を複写機として使用する場合、制御部24は、操作パネル11を介したユーザからの指示により、画像読取部12に対して、原稿束から原稿画像の読み取り動作を制御する。また、画像形成装置1をプリンタとして使用する場合、制御部24は、通信部23および通信ネットワーク2を介して、ホストPC3a,3bから画像データを取得する。
制御部24は、画像読取部12が読み取った画像データ、あるいは、通信部23を介して取得した画像データに対して所定の画像データ処理を行うように、画像処理部13を制御する。そして、制御部24は、画像処理部13が所定の画像データ処理を施した画像データを、画像メモリ14に格納する。
また、画像を形成する場合、制御部24は、画像メモリ14に格納された画像データを読み出して、画像出力部17に送る。ただし、タブ紙に画像を形成する場合、制御部24は、タブ紙に印刷するタブページの画像データに対して、画像の切り出し処理と印刷位置の移動処理とを行うように、画像切り出し部15の動作を制御する。
また、制御部24は、印刷設定情報をユーザより得るために、画像形成装置1を複写機として使用するときには操作パネル11を、画像形成装置1をプリンタとして使用するときには通信部23を制御する。
まず、画像形成装置1を複写機として使用する場合について説明する。操作パネル11は、制御部24からの制御により、用紙サイズ情報、印刷部数L、タブ紙給紙トレイ情報、タブ紙の分割数M、タブページNからなる印刷設定情報を入力するための案内表示を順に行う。これにより、ユーザは、容易に印刷設定情報を操作パネル11に入力することができる。
次に、画像形成装置1をプリンタとして使用する場合について説明する。通信部23は、制御部24の制御により、通信ネットワーク2を介してホストPC3a,3bに上記印刷設定情報の送信を要求する旨の通知を行う。これにより、ユーザは、容易に印刷設定情報を画像形成装置1に送信することができる。
制御部24は、操作パネル11または通信部23より得られた印刷設定情報を、印刷設定記憶部16に格納する。
また、制御部24は、画像メモリ14に格納された画像データを出力するように、画像出力部17の動作を制御する。
印刷設定記憶部16に格納されたタブページNを印刷する場合、制御部24は、印刷設定記憶部16に格納されたタブ紙給紙トレイ情報を基にして、タブ紙をプリントエンジン18に搬送するように給紙部19を制御する。
一方、印刷設定記憶部16に格納されたタブページN以外のページを印刷する場合、制御部24は、印刷設定記憶部16に格納された用紙サイズ情報を基にして、普通紙をプリントエンジン18に搬送するように給紙部19を制御する。
また、制御部24は、印刷された普通紙およびタブ紙を、各部ごとに、排紙トレイ20a,20a,…に排紙するように排紙部20を制御する。
制御部24は、計算部22の計算した端数を基に、印刷されず使用されない端数のタブ紙が存在するか否かを判断することができる。端数のタブ紙が存在する場合、制御部24は、印刷設定記憶部に格納されたタブ紙給紙トレイ情報を基に、該端数分のタブ紙をプリントエンジン18に搬送させ、プリントエンジン18では印刷を行わず(空印刷で)、該タブ紙を排紙トレイ20bに排出させるように画像出力部17を制御する。
また、制御部24は、1枚印刷するごとに、プリントカウント部の各計数値を変更させることができる。
次に、所定のページについてタブ紙に印刷するタブ印刷の処理の流れを、図3,4を用いて説明する。
なお、以下では、画像形成装置1を複写機として使用する場合について説明する。画像形成装置1をプリンタとして使用する場合については、以下の印刷設定情報を得るための操作パネル11での処理、および、画像データを得るための画像読取部12での処理を、通信部23での処理に置き換えればよい。
図3のフローチャートは、タブ印刷の全体の処理手順を示しており、特に、印刷の初期設定処理を詳しく示している。
まず、制御部24の制御により、操作パネル11は、用紙サイズを入力する旨の表示を行い、ユーザより用紙サイズ情報を取得する。制御部24は、操作パネル11が取得した用紙サイズ情報を、印刷設定記憶部16に格納する。これにより、用紙サイズが設定される(S1)。
次に、操作パネル11は、印刷する部数Lを入力する旨の表示を行い、ユーザより印刷部数に関する情報を取得する。制御部24は、操作パネル11が取得した印刷部数Lを、印刷設定記憶部16に格納する。これにより、印刷部数Lが設定される(S2)。
次に、操作パネル11は、タブ紙が収容された給紙トレイを入力する旨の表示を行い、ユーザよりタブ紙給紙トレイ情報を取得する。制御部24は、操作パネル11が取得したタブ紙給紙トレイ情報を印刷設定記憶部16に格納する。これにより、タブ紙給紙トレイが設定される(S3)。
次に、操作パネル11は、タブ紙の分割数を入力する旨の表示を行い、ユーザよりタブ分割数Mを取得する。制御部24は、操作パネル11が取得したタブ分割数Mを、印刷設定記憶部16に格納する。これにより、タブ分割数Mが設定される(S4)。
次に、操作パネル11は、タブ紙に印刷するページ数を入力する旨の表示を行い、ユーザよりタブページNを取得する。制御部24は、操作パネル11が取得したタブページNを、印刷設定記憶部16に格納する。これにより、タブページNが設定される(S5)。
その後、S6において、コピーが開始され、後述するタブ印刷処理が行われ、コピーを終了する。
以上では、用紙サイズ情報、印刷部数L、タブ紙給紙トレイ情報、タブ分割数M、およびタブページNの順に設定処理を行ったが、設定処理の順については、これに限られない。コピー開始のステップ(S6)までに、S1〜S5が終了されていればよく、その順は任意に変更することが可能である。
次に、図3で示したタブ印刷処理について、図4を用いて説明する。図4のフローチャートは、タブ印刷処理の手順を詳しく示している。
まず、タブ印刷処理が開始されると、制御部24は、プリントカウント部21における、設定された印刷部数のうち何番目の部をコピーするかを表すl、使用されたタブ紙の枚数を表すm、および、複数枚の原稿画像のうち何ページ目をコピーするかを表すnの値を初期値に戻す。すなわち、1番目の部を印刷するのでl=1とし、コピーしたタブ紙の枚数は0枚なのでm=0とし、1ページ目を印刷するのでn=1と設定される(S7)。
次に、制御部24の制御により、画像読取部12は、複数枚の原稿束の各ページから画像データを読み取る(S8)。
その後、制御部24は、画像読取部12が読み取った画像データを画像処理部13に送り、所定の画像データ処理を施すように、画像処理部13を制御する(S9)。
次に、制御部24は、画像処理部13にて画像データ処理が施された画像データを画像メモリ14に格納する(S10)。
次に、コピーするページがタブ紙のページであるか否かが判定される。つまり、nがNであるか否かが判定される(S11)。
n=Nである場合(S11でYes)、すなわち、コピーするページがタブ紙である場合、タブ紙1枚にコピーをする処理が開始される。
まず、制御部24は、プリントカウント部21におけるコピーしたタブ紙の枚数mの値を1だけ増やす(S12)。
次に、制御部24の制御により、画像切り出し部15は、nページ目に該当する画像データからタブ部にコピーする画像を切り出し、タブ部の位置までコピー位置を移動させる処理を行う(S13)。移動する位置は、S4で設定されたタブ紙の分割数M、および、使用したタブ紙の枚数(ここでは、何枚目のタブ紙をコピーするかを表している)mの値から設定される。例えば、M=4であり、m=1,5,9,…の場合、タブが形成される用紙の端部を4分割して最上段にあるタブ位置まで、コピー位置を移動させる処理が施される。
次に、制御部24は、印刷設定記憶部16に格納されたタブ紙給紙トレイ情報を基に、給紙部19を制御して、タブ紙1枚をプリントエンジン18まで搬送させる。すなわち、給紙部19において、S3で設定されたタブ紙給紙トレイから、タブ紙1枚が取り出され、給紙用搬送路を介して、プリントエンジン18まで搬送される。
次に、プリントエンジン18は、S12で画像切り出し部15が切り出した画像データを、同じくS12で設定されたタブ位置にコピーする(S14)。その後、コピーされたタブ紙は、制御部24の制御により、排紙用搬送路を介して、排紙トレイ群20aのl段目の排紙トレイ20aに排出される。
一方、n=Nでない場合(S11でNo)、すなわち、コピーするページがタブ紙ではない場合、普通紙1枚へのコピー処理が開始される。
まず、制御部24は、印刷設定記憶部16に格納された用紙サイズ情報(S1で設定済)を基に、給紙部19を制御する。制御部24からの制御を受けた給紙部19においては、用紙サイズ情報に該当する普通紙が収容された給紙トレイから普通紙1枚が取り出され、給紙用搬送路を介して、プリントエンジン18まで給紙される(S16)。
次に、制御部24は、画像メモリ14からnページ目の画像データを読み出し、読み出した画像データをプリントエンジン18に送る。プリントエンジン18は、送られた画像データを基に、給紙された普通紙に画像をコピーする(S17)。画像がコピーされた普通紙は、制御部24の制御により、排紙用搬送路を介して、排紙トレイ群20aのl段目の排紙トレイ20aに排紙される。
S15またはS17の処理が終了すると、S18の処理に移る。S18では、コピーすべき次ページが存在するか否かが判定される。すなわち、原稿束から画像が読み取られた原稿枚数と、nの値とを比較し、nが該原稿枚数未満の場合、次ページありと判断される。また、nが原稿枚数と同じの場合、次ページなしと判断される。
次ページありの場合(S18でYes)、制御部24は、プリントカウント部21におけるnの値を1だけ増やす(S19)。その後、S11〜S18までの処理が繰り返し行われる。
一方、次ページなしの場合(S18でNo)、これで1部のコピーが終了したこととなる。ここで、1部のコピーにおいて使用したタブ紙の枚数がタブ紙の分割数Mの整数倍であれば問題ないが、分割数Mの整数倍でない場合、分割数Mの整数倍に対する端数のタブ紙を取り除かないと、各部ごとでタブ位置が変わってしまう。
そこで、まず、計算部22は、1部のコピーで使用したタブ紙の枚数に当たる使用済タブ紙枚数mをタブ紙の分割数Mで割った余りmod(m/M)を計算する(S20)。
次に、タブ紙の端数があるか否かを判定する(S21)。タブ紙に端数があるか否かは、S20で計算された余りmod(m/M)が0以外か否かで判断される。S20で計算された余りmod(m/M)が0の場合、端数は存在せず、余りmod(m/M)が0以外の場合、端数は存在する。
端数が存在する場合(S21でYes)、S22の処理を行う。S22において、制御部24は、計算部22に対して、端数を計算させるように制御する。端数は、分割数Mから余りを差し引いた値:(M−mod(m/M))より計算される。
制御部24は、計算部22が計算した端数分のタブ紙を排紙するよう画像出力部17を制御する。具体的には、制御部24は、印刷設定記憶部16に格納されたタブ紙給紙トレイ情報を基に、タブ紙の収容された給紙トレイ(例えば、手差し給紙トレイ19b)を特定する。そして、制御部24の制御をうけた給紙部19において、計算部22で計算された端数分のタブ紙がプリントエンジン18に給紙される。プリントエンジン18は、給紙されたタブ紙に対して印刷処理をすることなく(空印刷処理)、そのまま排紙部20へ送る。排紙部20において、空印刷された端数のタブ紙は、排紙トレイ20bへ搬送される。
S22の処理が終わった場合、または、S21で端数が存在しないと判断された場合(S21でNo)、S2で設定された部数Lのコピーが完了したか否かが判断される。すなわち、制御部24は、プリントカウント部におけるlの値と、印刷設定記憶部16に格納された印刷部数Lの値とが等しいか否かを判定する(S23)。
l=Lではない場合(S23でNo)、次の部のコピーを開始する。制御部24は、プリントカウント部21のlの値を1だけ増やし(S24)、続いて、nの値を1に戻し(S25)、mの値を0に戻す(S26)。その後、S11に戻り、次の部のコピー処理を行う。
一方、l=Lの場合(S23でYes)、設定された部数のコピーが終了したため、タブ印刷処理を終了する。
なお、上記タブ印刷処理では、S13,S15において、各部で挿入するために使用するタブ紙に画像を形成するとしたが、単に挿入するためだけであり、画像を形成しないとしてもよい。この場合、画像出力部17は、空印刷をおこない、画像を形成することなく、排紙トレイ群20aに排出する。
以上のように、本実施の形態の画像形成装置1は、普通紙供給部(記録用紙供給部であり、例えば、第1の給紙部19aである)とタブ紙供給部(インデックス用紙供給部であり、例えば、手差し給紙トレイ19bである)とを別々に有し、普通紙供給部から供給される普通紙にタブ紙供給部から供給されるタブ紙を挿入しながら排出を行うことが可能な画像形成装置において、複数枚を一組とするタブ紙を設置し、一部毎の出力ジョブにおいて使用されるタブ紙が一組分のタブ紙の整数倍の枚数に対して端数を生じさせる場合は、各印刷部の出力終了後に端数のタブ紙を排出する。
それゆえ、端数のタブ紙を取り除く作業を行う必要がなく、操作性が向上する。
特に、複数部印刷する場合、より一層操作性が向上する。なぜなら、印刷開始前に各部ごとに端数のタブ紙を取り除くという非常に面倒な作業を行う必要がない。あるいは、各部ごとの印刷出力完了後、タブ紙供給部(例えば、手差し給紙トレイ19b)から端数のタブ紙を取り除く必要がないため、画像形成装置の前にユーザが待機しなくてもよい。さらに、各部ごとに印刷が中断されることがないので、印刷パフォーマンスを高い状態で維持できる。
また、画像形成装置1は、タブ紙供給部に複数枚を一組とするタブ紙を設置する時に、タブ紙の一組の枚数である分割数Mを記憶する印刷設定記憶部(印刷設定記憶手段)16と、一部毎の出力ジョブにおいて使用されるタブ紙の枚数である使用済タブ紙枚数mを計数するプリントカウント部(計数手段)21と、印刷設定記憶部16に記憶される分割数Mと、プリントカウント部21によって計数される使用済タブ紙枚数mとに基づいて、一部毎の出力ジョブにおいて使用されずに残った一組分もしくは複数組分のタブ紙における端数を計算する計算部(計算手段)22とを備えている。
それゆえ、画像形成装置1は、タブ紙の分割数Mを記憶することができ、かつ、使用済タブ紙枚数mを計数することができる。さらに、計算部22が、上記分割数Mおよび使用済タブ紙枚数mを基に、タブ紙の端数を自動で計算することができる。これにより、ユーザが予めタブ紙の端数を見積もる必要がない。
さらに、画像形成装置1において、各印刷部の出力終了後に排出される端数のタブ紙は、上記印刷部の排紙トレイ群20a(排紙トレイ20a,20a,…)とは異なる排紙トレイ20bに排出される。
それゆえ、各印刷部と端数のタブ紙との仕分けが容易となり、より一層画像形成装置1の操作性が向上する
次に、画像形成装置1を用いてコピーを行うときの具体例を、図5〜7を参照しながら説明する。
図5は、本具体例における原稿束である。本具体例では、原稿枚数が9枚であり、タブ紙にコピーするページであるタブページ番号が1,4,6である。ページ1,4,6には、タブ部にコピーすべき画像である「a」,「b」,「c」がそれぞれ記載されている。それ以外のページは、A4サイズの普通紙Pにコピーする。ページ2,3,5,7,8,9には、普通紙Pにコピーすべき画像である「A」,「A」,「B」,「C」,「C」,「C」が記載されている。
図5に示す原稿束を、画像形成装置1を用いて、複写(コピー)するときの処理を図3,4に照らして、説明する。
なお、タブ紙は、図8で示される分割数4のものであり、タブ紙T1〜T4を1組とする。さらに、コピー部数を2部、用紙サイズA4の普通紙Pが収容された給紙トレイを第1給紙部19aの最上段の給紙トレイ、タブ紙の収容された給紙トレイを手差し給紙トレイ23aとする。
コピーを開始すると、まず、図3におけるS1で用紙サイズ:A4、S2でL=2、S3でタブ紙給紙トレイ:手差し給紙トレイ19b、S4でM=4、S5でN=1,4,6が設定され、印刷設定情報が印刷設定記憶部16に格納される。
続いて、S7でl,m,n値が初期値にもどされ、S8〜S10で、上記ページ1〜9よりなる原稿束の画像が読み取られ、画像データが画像メモリ14に格納される。
次に、S10〜S18の処理により、ページ1〜9の順に画像がコピーされる。
n=1,4,6の場合、n=Nであるので、S12〜S15の処理が行われる。
n=1のとき、S13において、画像切り出し部15は、画像メモリ14に格納されたページ1の画像データから画像「a」を切り出し、タブ紙T1のタブ部の位置まで、印刷位置を移動する処理を行う。次に、S14において、手差し給紙トレイ19bから最上に重ねられたタブ紙T1が、プリントエンジン18に送られる。そして、S15において、図6に示されるように、プリントエンジン18は、画像切り出し部15が上記の処理を行った画像「a」を、タブ紙T1のタブ部にコピーする。コピーされたタブ紙T1は、排紙トレイ20aに排紙される。
n=4,6のときも同様に、図6に示されるように、画像「b」が形成されたタブ紙T2、画像「c」が形成されたタブ紙T3が排紙される。
一方、n=2,3,5,7,8,9の場合、n=Nではないので、S16,S17の処理が行われる。
n=2のとき、S16において、第1給紙部19aの最上段の給紙トレイから普通紙P1枚が取り出され、プリントエンジン18に給紙される。次に、S17において、プリントエンジン18は、画像メモリ14から読み取られたページ2の画像データを基に、図6に示されるように、給紙された普通紙Pに画像「A」をコピーする。コピーされた普通紙Pは、排紙トレイ20aに排紙される。
n=3,5,7,8,9のときも同様である。
このように、S11〜S18の処理を、n=1〜9の順で9回繰り返すことにより、図6に示されるように、画像「a」がコピーされたタブ紙T1、画像「A」がコピーされた普通紙P、…の順でコピーされる。コピーされた用紙は、図7に示されるように、排紙トレイ20a1に順に排紙される。
1部目のコピーが終わると、次に、S20〜S22において、タブ紙の端数が計算され、該端数に当たるタブ紙は、空印刷されて、排紙される。
本具体例では、使用されたタブ紙は3枚であり、タブ紙の分割数M=4であるので、S20〜S22において、計算部22は、mod(m/M)=3を計算し、式(M−mod(m/M))により、端数1を計算する。
計算部22の計算結果に基づいて、画像出力部17は、図6,7で示されるように、端数のタブ紙T4の1枚を空印刷して、排紙トレイ20bに排紙する。これにより、タブ紙の収容された手差し給紙トレイ19bでは、新たな組のタブ紙が次部のコピーのために最上部に位置することとなる。
続いて、S23〜S26を経て、次の部(2部目)のコピーを開始する。S11〜S18の処理を9回繰り返し行い、2部目においても、図6で示したように、各用紙に画像がコピーされる。ただし、2部目のコピーされた用紙は、図7で示されるように、排紙トレイ20aに排紙される。これにより、1部目と2部目との仕分けが容易になる。
また、2部目のコピーが終了すると、1部目と同様に、S20〜S22の処理が施され、端数1枚のタブ紙T4が、図7に示されるように、空印刷されて、排紙トレイ20bに排紙される。
以上の処理により、図7に示されるように、排紙トレイ20aには1部目のコピーされた用紙が、排紙トレイ20aには2部目のコピーされた用紙が、排紙トレイ20bには端数のタブ紙T4が排紙される。これにより、各部のコピーされた用紙束と、端数のタブ紙との仕分けが非常に容易となり、画像形成装置1の操作性が向上する。
なお、本実施の形態では、画像切り出し処理S13を、タブ紙を給紙する直前に行うように構成したが、画像データを画像メモリ12に格納する画像記憶処理S10の前におこなってもよい。
また、本実施形態の画像形成装置1は、複合機としたが、これに限らず、単独の複写機や、プリンタであってもよい。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
端数のインデックス用紙を取り除く作業を行う必要がなく、操作性が向上することによって、タブ紙等のインデックス用紙を給紙・排出することのできる画像形成装置に適用できる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の要部構成を示すブロック図である。 上記画像形成装置の正面図である。 上記画像形成装置において、所定のページについてタブ紙に印刷するタブ印刷を行うときの、初期設定処理の手順を示すフローチャートである。 タブ印刷処理の手順を示すフローチャートである。 上記画像形成装置でコピーする原稿束の一具体例を示す図である。 図5で示す原稿をコピーしたときの、コピー結果を示す図である。 図5で示す原稿をコピーしたときの、各排紙トレイに排紙された用紙を示す図である。 タブ紙の一具体例を示す図である。
符号の説明
1 画像形成装置
16 印刷設定記憶部(印刷設定記憶手段)
19a 第1給紙部(記録用紙供給部)
19b 手差し給紙トレイ(インデックス用紙供給部)
20a・20a・20b 排紙トレイ
21 プリントカウント部(計数手段)
22 計算部(計算手段)
T1・T2・T3・T4 タブ紙(インデックス用紙)

Claims (3)

  1. 記録用紙供給部とインデックス用紙供給部とを別々に有し、記録用紙供給部から供給される記録用紙にインデックス用紙供給部から供給されるインデックス用紙を挿入しながら排出を行うことが可能な画像形成装置において、
    複数枚を一組とするインデックス用紙を設置し、一部毎の出力ジョブにおいて使用されるインデックス用紙が一組分のインデックス用紙の整数倍の枚数に対して端数を生じさせる場合は、各印刷部の出力終了後に端数のインデックス用紙を排出することを特徴とする画像形成装置。
  2. 記録用紙供給部とインデックス用紙供給部とを別々に有し、記録用紙供給部から供給される記録用紙にインデックス用紙供給部から供給されるインデックス用紙を挿入しながら排出を行うことが可能な画像形成装置において、
    前記インデックス用紙供給部に複数枚を一組とするインデックス用紙を設置する時に、前記インデックス用紙の一組の枚数である分割数を記憶する印刷設定記憶手段と、
    一部毎の出力ジョブにおいて使用されるインデックス用紙の枚数である使用済インデックス用紙枚数を計数する計数手段と、
    前記印刷設定記憶手段に記憶される分割数と、前記計数手段によって計数される使用済インデックス用紙枚数とに基づいて、一部毎の出力ジョブにおいて使用されずに残った一組分もしくは複数組分のインデックス用紙における端数を計算する計算手段とを備え、
    各印刷部の出力終了後に端数のインデックス用紙を排出することを特徴とする画像形成装置。
  3. 各印刷部の出力終了後に排出される端数のインデックス用紙は、上記印刷部の排紙トレイとは異なる排紙トレイに排出されることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
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