JP2005088723A - フロントボデー構造 - Google Patents

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Kazuhiro Ogata
和礼 尾形
Yuji Sato
裕路 佐藤
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Abstract

【課題】 フェンダパネルをラジエータサポートに結合するフェンダブラケットの質量を抑制しつつ悪路耐久疲労強度を高くする
【解決手段】 ラジエータサポート1とフェンダパネル4をフェンダブラケット3を介して結合するようにしたフロントボデー構造において、車両の前後方向に沿う基端側フランジ3aおよび先端側フランジ3bをフェンダブラケット3に設ける。基端側フランジ3aをエプロン2の外側面に重合させて溶着固定する。フェンダブラケット3の先端側フランジ3bをフェンダパネル4の裏面に重合させて両者をボルト締め固定したことにより、悪路走行等にともなうラジエータサポート1とフェンダパネル4の相対変位にともなう応力を、フェンダブラケット3の基端側フランジ3aの溶接面に平行に作用させるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は自動車のフロントボデー構造に係り、特に、質量を抑制しつつ悪路走行時等での耐久疲労強度を高くすることができるフロントボデー構造に関するものである。
ラジエータサポートとフェンダパネルをフェンダブラケットを介して結合するに際して、従来では、図5および図6に示したように、ラジエータサポート1とエプロン2の接合フランジの前面に基端部を重合させてスポット溶接したフェンダブラケット3の先端折曲げ部にフェンダパネル4を図示しないボルトで締付固定したもの、あるいは、ラジエータサポートの前面に基端を重合させてスポット溶接したフェンダブラケットの先端折曲げ部をボルトで締付固定するようにしたものがある(特許文献1等を参照)。
ところが、いずれの場合にあっても、剛性の高いラジエータサポートに、車幅方向に沿う面においてフェンダブラケットを重合させてスポット溶接しているために、例えば悪路走行等に起因してラジエータサポートとフェンダパネルが前後方向に相対変位するために、フェンダブラケットがラジエータサポートから剥れる方向に変位する剥離荷重を受けるために、フェンダブラケットを大型化して溶接点を増加して耐久疲労強度を大きくする必要性があった。
特開平8−164871号公報
解決しようとする問題点は、フェンダパネルをラジエータサポートに結合するフェンダブラケットの質量を抑制しつつ悪路耐久疲労強度を高くすることができない点である。
請求項1に係る発明は、ラジエータサポートとフェンダパネルをフェンダブラケットを介して結合するようにしたフロントボデー構造において、車両の前後方向に沿う基端側フランジおよび先端側フランジをフェンダブラケットに設け、前記基端側フランジをエプロンの外側面に重合させて溶着固定する一方、前記先端側フランジをフェンダパネルの裏面に重合させて両者をボルト締め固定したことを特徴としている。
また、請求項2に係る発明は、ラジエータサポートとフェンダパネルをフェンダブラケットを介して結合するようにしたフロントボデー構造において、車両の前後方向に沿う基端側フランジおよび先端側フランジをフェンダブラケットに設ける一方、車両の前後方向に沿うサポートフランジをエプロンとの接合部より外側に位置させてラジエータサポートの端部に設け、該サポートフランジに前記基端側フランジを重合させて溶着固定する一方、前記先端側フランジをフェンダパネルの裏面に重合させて両者をボルト締め固定したことを特徴としている。
請求項1に係る発明は、フェンダブラケットに設けた車両の前後方向に沿う基端側フランジをエプロンの外側面に重合させてこれを溶着固定するようにしたものであるから、 悪路走行等にともなうラジエータサポートとフェンダパネルの相対変位がフェンダブラケットの基端側フランジの溶接面に対して耐性の高いせん断方向に作用することになり、フェンダブラケットを大型化することなくその悪路耐久疲労強度を高くすることができる。
請求項2に係る発明は、車両の前後方向に沿うサポートフランジをエプロンとの接合部より外側に位置させてラジエータサポートの端部に設け、該サポートフランジにフェンダブラケットの基端側フランジを重合させて溶着固定するようにしたために、悪路走行等にともなうラジエータサポートとフェンダパネルの相対変位がフェンダブラケットの基端側フランジの溶接面に対して耐性の高いせん断方向に作用することになり、しかも、本体部に対比して柔構造のサポートフランジにフェンダブラケットを溶接したものであるから、溶接箇所への荷重入力が小さくなる結果、フェンダブラケットを大型化することなくその悪路耐久疲労強度を高くすることができるという利点がある。
図1は請求項1に係る発明の一実施形態を示す要部の概略断面図、図2は図1に示したフェンダブラケットの斜視図である。なお、図5および図6に示した従来例と同一機能を有する部分には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
これらの図において、車幅方向に沿うラジエータサポート1の側端には、エプロン2の前端に設けた車体前後方向に沿う接合フランジ2aを重ね合わせて両者をスポット溶接している。上記のようにラジエータサポート1の側端フランジに接合される接合フランジ2aとエプロン2の本体部が形成する隅部にフェンダブラケット3の基端部を位置合わせしたうえで、該フェンダブラケット3の基端に設けた車両の前後方向に沿う基端側フランジ3aをエプロン2の外側面に重合させてスポット溶接している。
なお、図1に示したようにフェンダブラケット3の本体部の基端近傍をエプロン2の接合フランジ2aに重合させることにより、このフェンダブラケット3の本体部とエプロン2の接合フランジ2aとラジエータサポート1の側端のフランジをいわゆる3枚打ちの状態でスポット溶接した場合は、フェンダブラケット3をより強固に固定することができるが、必ずしもフェンダブラケット3の本体部をエプロン2の接合フランジに溶接する必要性はない。
また、フェンダブラケット3の先端に設けた車体前後方向に沿う先端側フランジ3bをフェンダパネル4の裏面に重合させたうえで、図示しないボルトで両者を締付固定してフェンダパネル4をラジエータサポート1に結合していることは、従来と同様である。
すなわち、従来ではフェンダブラケット3の基端をラジエータサポート1の前面に重ね合わせて溶接していたために、悪路走行等に起因してラジエータサポート1とフェンダブラケット3が、溶接面を剥離させる方向に相対変位していたが、本実施形態のようにフェンダブラケット3の基端側フランジ3aをエプロン2の外側面に重ね合わせて溶接した場合は、悪路走行等にともなうラジエータサポート1とフェンダパネル4の相対変位がフェンダブラケット3の基端側フランジ3aの溶接面に対して耐性の高いせん断方向に作用することになる。このために、フェンダブラケット3の基端側フランジ3aを大型化して溶接面積を拡大させることなくその悪路耐久疲労強度を高くすることができるために、自動車のフロントボデー構造の質量を抑制することができる。
図3は請求項2に係る発明の一実施形態を示す要部の概略断面図、図4は図3に示したサポートフランジとフェンダブラケットの斜視図である。
本実施形態においては、エプロン2の接合フランジ2aとの接合部より外側に位置して車両の前後方向に沿うサポートフランジ1aをラジエータサポート1の端部に設けている。そして、フェンダブラケット3の基端側フランジ3aをサポートフランジ1aに重ね合わせてこれらをスポット溶接した点で上記実施形態を異にしている。なお、他の部分は上記実施形態と実質的に同一構成であるために、その説明を省略する。
従って、本実施形態の場合においても、悪路走行等にともなうラジエータサポート1とフェンダパネル4の相対変位がフェンダブラケット3の基端側フランジ3aの溶接面に対して耐性の高いせん断方向に作用することになる。また、ラジエータサポート3の基端側フランジ3aを溶接したサポートフランジ1aは、エプロン2との接合部より外側に突設されたものであるから、サポートフランジ1aはラジエータサポート1の本体部に対比して柔構造になる。
従って、本実施形態の場合は前記実施形態に対比してフェンダブラケット3の基端側フランジ3aの溶接箇所への荷重入力がより小さくなるものであり、図示しないバンパ、あるいはグリルなどの取付基準となるラジエータサポート1にフェンダブラケット3を溶着するようにしたものであるから、バンパあるいはグリル等とフェンダパネルの建付けの基準が同一のラジエータサポートとなり、バンパあるいはグリル等とフェンダパネル相互の建付け精度をより高くすることができるという利点がある。
請求項1に係る発明の一実施形態を示す要部の概略断面図である。 図1に示したフェンダブラケットの斜視図である。 請求項2に係る発明の一実施形態を示す要部の概略断面図である。 図3に示したサポートフランジとフェンダブラケットの斜視図である。 従来例を示す要部の概略正面図である。 図5のA−A断面図である。
符号の説明
1 ラジエータサポート
1a サポートフランジ
2 エプロン
2a 接合フランジ
3 フェンダブラケット
3a 基端側フランジ
3b 先端側フランジ
4 フェンダパネル

Claims (2)

  1. ラジエータサポート1とフェンダパネル4をフェンダブラケット3を介して結合するようにしたフロントボデー構造において、車両の前後方向に沿う基端側フランジ3aおよび先端側フランジ3bをフェンダブラケット3に設け、前記基端側フランジ3aをエプロン2の外側面に重合させて溶着固定する一方、前記先端側フランジ3bをフェンダパネル4の裏面に重合させて両者をボルト締め固定したことを特徴とするフロントボデー構造。
  2. ラジエータサポート1とフェンダパネル4をフェンダブラケット3を介して結合するようにしたフロントボデー構造において、車両の前後方向に沿う基端側フランジ3aおよび先端側フランジ3bをフェンダブラケット3に設ける一方、車両の前後方向に沿うサポートフランジ1aをエプロン2との接合部より外側に位置させてラジエータサポート1の端部に設け、該サポートフランジ1aに前記基端側フランジ3aを重合させて溶着固定する一方、前記先端側フランジ3bをフェンダパネル4の裏面に重合させて両者をボルト締め固定したことを特徴とするフロントボデー構造。
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