JP2005088206A - 液滴吐出ヘッド、その製造方法および前記液滴吐出ヘッドを用いた液滴吐出装置 - Google Patents

液滴吐出ヘッド、その製造方法および前記液滴吐出ヘッドを用いた液滴吐出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】高密度フルライン式の液滴吐出ヘッドにおいて、ベース基板上への素子基板の配列、あるいは素子基板とノズル板の高精度な接合を実現する。
【解決手段】フルライン式液滴吐出ヘッドは、複数のエネルギー発生素子4を有する素子基板3を複数配列したベース基板2と、エネルギー発生素子4に対応した流路溝6および液滴の吐出口7が設けられたノズル板5とを接合することによって形成される。素子基板3にはアライメントマーク11が形成されており、ベース基板2上に素子基板3を配列するとき、ベース基板2上で素子基板3に付されたアライメントマーク11を認識し、画像処理により隣接する素子基板3のアライメントマーク11が所定の位置関係となるように、ずれを補正しながら位置決めして固定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、液体を吐出して記録を行う液滴吐出ヘッド、その製造方法および前記液滴吐出ヘッドを用いた液滴吐出装置に関し、さらに詳しくは、吐出エネルギー発生素子が複数形成された素子基板が高い配列精度で複数配されたフルライン式の液滴吐出ヘッド、その製造方法および前記液滴吐出ヘッドを用いた液滴吐出装置に関する。
従来、素子基板を複数個配列して、被記録材の幅に対応して吐出口および吐出エネルギー発生素子を長尺に配列させたフルラインタイプの液滴吐出ヘッド、およびこの液滴吐出ヘッドを用いた液滴吐出装置が高速性能の面から期待されており、その製造方法がいくつか提案されている。それらによると、液滴を吐出するための吐出エネルギー発生素子が複数設けられた素子基板を、支持体となるベース基板に配列し、素子基板に形成されたエネルギー発生素子に対応した吐出口及び流路を構成したノズル板とを接合することにより、液滴吐出ヘッドを形成する方法が知られている。しかし、それらの課題として、液滴吐出ヘッドの高密度化に伴う、素子基板の配列精度、吐出口および流路を形成したノズル板との接合精度を得ることが大きな課題となっている。
現在のところ、前記のような素子基板を配列して形成されるフルライン式の液滴吐出ヘッドでは、吐出口密度360dpi(ピッチ70.5μm)が実現できている。しかし、それ以上の高密度化に対しては、素子基板の配列精度あるいは吐出口および流路を形成したノズル板との接合精度より、実現が困難な状況である。例えば、600dpiの吐出口密度を実現するには、42.5μmの吐出口ピッチが必要となり、従来からの素子基板のつなぎ方法、接合方法では実現が困難である。
例えば、特許文献1には、素子基板とノズル板の位置ずれが無い接合を確保するために、配列された素子基板のつなぎ目部分に対応した流路溝のピッチを広く設ける液体噴射ヘッドが提案されている。具体的には、吐出口密度360dpi(70.5μm)の液滴吐出ヘッドにおいては、各ビットの流路を形成する隔壁幅は通常20μm幅程度で配列されているが、素子基板のつなぎ目部分では、素子基板の加工精度、配列精度等による接合寸法のばらつきを考慮して、隔壁幅は30〜40μm幅程度に広げる必要がある。それによって素子基板と流路溝のずれの影響を回避することが提案されている。このように素子基板のつなぎによる液滴吐出ヘッドの形成においては、隔壁幅が少なくとも20μm程度、素子基板のつなぎ部分では30〜40μm幅の隔壁を設ける必要があることから、600dpi以上の高密度化に対して大きな課題となっている。
また、特許文献2では、素子基板をベース基板に接合するインクジェットヘッドの製造方法およびインクジェットヘッドが提案されている。これによると、素子基板をベース基板に接合する際に、ベース基板に所定の枠状のパターンを加工し、その中に接着剤を封入する接着方法等が提案されている。
また、それらを組み合わせた自動接号機等も提案されているが、ベース基板の接合精度を向上させる提案はなされておらず、高密度フルライン式インクジェットヘッドの実現に向けた上記課題が解決されていない。
また、前記のような複数個の素子基板を配列してフルライン式液滴吐出ヘッドを構成する方法とは別に、ひとつの素子基板上にエネルギー発生素子を形成する一体成形の製造方法も別途提案されている。しかし、素子基板は概ねシリコンウェハを用いたLSI加工技術によって形成されるものであり、ウェハサイズの制約、あるは歩留りの採算性から、長尺化に対しては有効でない。
このように、高密度フルライン式の液滴吐出ヘッドの形成においては、ベース基板上への素子基板の配列精度、あるいはベース基板とノズル板の微細接合技術が主要な課題となっている。
特許第3126590号明細書 特許第3231196号明細書
本発明は、前記のような高密度フルライン式の液滴吐出ヘッドの製造方法において、ベース基板上への素子基板の配列、あるいは素子基板とノズル板の微細接合を実現するためになされたものである。本発明の特徴は、複数のエネルギー発生素子を有した素子基板を複数配列したベース基板と、エネルギー発生素子に対応した流路を構成するための溝が設けられたノズル板とを接合することによって形成される液滴吐出ヘッドにおいて、素子基板にアライメント用マークあるいは位置合わせ用の切り欠きパターンが形成されていることを特徴とする。この場合、アライメントマークあるいは位置合わせ用の切り欠きパターンは素子基板が配列される方向の面に形成し、ベース基板上に配列する素子基板の高精度な微細接合を実現するものである。
また、ベース基板に素子基板を配列するための、あるいはベース基板にノズル板を接合するためのアライメント用マーク、位置合わせ用切り欠きパターンが形成されていることを特徴とし、ベース基板上への素子基板の配列、あるいはベース基板とノズル板の微細接合を実現するものである。
本発明の請求項1に係る発明は、複数のエネルギー発生素子を有する素子基板を複数配列したベース基板と、前記複数のエネルギー発生素子に対応した流路を構成するための溝および液滴を吐出するための吐出口が設けられたノズル板とを接合することによって形成される液滴吐出ヘッドにおいて、前記素子基板に該素子基板を配列するためのアライメントマークあるいは位置合わせ用切り欠きパターンが形成されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の液滴吐出ヘッドにおいて、前記アライメントマークあるいは位置合わせ用切り欠きパターンは、前記素子基板が配列される方向の端面に沿った表面に形成されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、複数のエネルギー発生素子を有した素子基板を複数配列したベース基板と、前記複数のエネルギー発生素子に対応した流路を構成するための溝および液滴を吐出するための吐出口が設けられたノズル板とを接合することによって形成される液滴吐出ヘッドにおいて、前記ベース基板に前記素子基板を配列するためのアライメントマークあるいは位置合わせ用切り欠きパターンが形成されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、複数のエネルギー発生素子を有した素子基板を複数配列したベース基板と、前記複数のエネルギー発生素子に対応した流路を構成するための溝および液滴を吐出するための吐出口が設けられたノズル板とを接合することによって形成される液滴吐出ヘッドにおいて、前記ベース基板に前記ノズル板を接合するためのアライメントマークあるいは位置合わせ用切り欠きパターンが形成されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の液滴吐出ヘッドにおいて、前記ベース基板は、シリコンあるいはガラス基板で形成されていることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の液滴吐出ヘッドにおいて、前記素子基板は、280μm厚以下のシリコンで形成されていることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、複数のエネルギー発生素子を有する素子基板を複数配列したベース基板と、前記複数のエネルギー発生素子に対応した流路を構成するための溝および液滴を吐出するための吐出口が設けられたノズル板とを接合する液滴吐出ヘッドの製造方法において、アライメントマークあるいは位置合わせ用切り欠きパターンを設けた前記素子基板を用い、前記ベース板上に前記素子基板を搬送し、搬送された前記素子基板の前記アライメントマークあるいは位置合わせ用切り欠きパターンを認識し、認識した前記アライメントマークあるいは位置合わせ用切り欠きパターンの画像を画像処理して前記素子基板のずれを補正しながら、前記ベース基板に前記複数の素子基板を固定することを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項1乃至6のいずれかに記載の液滴吐出ヘッドによって形成された液滴吐出装置であることを特徴とする。
本発明は、前記したように構成されており、次のような効果を奏する。
請求項1に記載の液滴吐出ヘッドは、素子基板にアライメントマークあるいは位置合わせ用切り欠きパターンが形成されていることにより、配列される素子基板の位置補正が容易に行え、かつ素子基板を高精度に配列することができる。
請求項2に記載の液滴吐出ヘッドは、素子基板チップの空き領域にアライメントマークを設けることで、エネルギー発生素子の配列に不規則性が生じず、またワイヤボンディング等の工程に影響を与えることなく、素子基板を高精度な配列とすることができる。
請求項3に記載の液滴吐出ヘッドは、ベース基板上に素子基板を位置決め配列する際のアライメントマークあるいは位置合わせ用切り欠きパターンを設けることによって、ベース基板に素子基板を高い接合精度で接合することができる。
請求項4に記載の液滴吐出ヘッドは、ベース基板上にノズル板を接合するためのアライメントマークあるいは切り欠きパターンを設けることによって、ベース基板上の素子基板にノズル板を高い接合精度で接合することができる。
請求項5に記載の液滴吐出ヘッドは、ベース基板を形成する材料にガラス基板、あるいはシリコン基板を用いることによって、シリコンで形成される素子基板との熱膨張率が同等となるため、熱による素子基板の変形あるいは接合ずれが生じないため、液滴吐出ヘッドの品質が安定化する。
請求項6に記載の液滴吐出ヘッドは、素子基板を280μm厚以下のシリコンウェハで形成することによって、素子基板チップ分離時のダイシング精度が向上し、素子基板の寸法精度が得られ、これによって素子基板の高精度な配列を行うことができる。
請求項7に記載の液滴吐出ヘッドの製造方法は、アライメントマークあるいは位置合わせ用切り欠きパターンを設けた前記素子基板を用い、前記ベース板上に前記素子基板を搬送し、搬送された前記素子基板の前記アライメントマークあるいは位置合わせ用切り欠きパターンを認識し、認識した前記アライメントマークあるいは位置合わせ用切り欠きパターンの画像を画像処理して前記素子基板のずれを補正しながら、前記ベース基板に前記複数の素子基板を固定することにより、配列される素子基板の位置補正が容易に行え、かつ素子基板を高精度に配列することができる。
請求項8に記載の液滴吐出装置は、高精度に配列された液滴吐出ヘッドを用いることによって、特性が安定した高品位、高画質なフルライン式液滴吐出装置が形成できる。
また、前記以外の効果として、本発明においては比較的に短辺長が短い素子基板を用いてフルライン式の液滴吐出ヘッドを形成できることから、素子基板の短辺長の制約がないため、シリコンウェハ上に効率良く配置でき高い歩留りが得られる。また、素子基板の短辺長のそりの影響がないため、高精度かつ再現性に優れた素子基板が形成でき、液滴吐出ヘッドの性能の安定化に効果がある。
本発明は、高密度フルライン式の液滴吐出ヘッドおよびその製造方法において、ベース基板上への素子基板の配列、あるいは素子基板とノズル板の微細接合を実現するためになされたものである。
本発明は、複数のエネルギー発生素子を有する素子基板を複数配列したベース基板と、前記複数のエネルギー発生素子に対応した流路を構成するための溝および液滴を吐出するための吐出口が設けられたノズル板とを接合することによって形成される液滴吐出ヘッドにおいて、前記素子基板に該素子基板を配列するためのアライメントマークあるいは位置合わせ用切り欠きパターンが形成されていることを特徴とする。
この場合、アライメントマークあるいは位置合わせ用の切り欠きパターンは素子基板が配列される方向の面に形成し、ベース基板上に配列する素子基板の高精度な微細接合を実現する。
また、複数のエネルギー発生素子を有する素子基板を複数配列したベース基板と、前記複数のエネルギー発生素子に対応した流路を構成するための溝および液滴を吐出するための吐出口が設けられたノズル板とを接合する液滴吐出ヘッドの製造方法において、アライメントマークあるいは位置合わせ用切り欠きパターンを設けた前記素子基板を用い、前記ベース板上に前記素子基板を搬送し、搬送された前記素子基板の前記アライメントマークあるいは位置合わせ用切り欠きパターンを認識し、認識した前記アライメントマークあるいは位置合わせ用切り欠きパターンの画像を画像処理して前記素子基板のずれを補正しながら、前記ベース基板に前記複数の素子基板を固定することを特徴とする。
これにより、配列される素子基板の位置補正が容易に行え、かつ素子基板の高精度な配列が実現する。
以下、本発明の構成・動作に関して、図1〜7を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例1の液滴吐出ヘッドを示す分解斜視図である。
図1に示す実施例1の液滴吐出ヘッドは、吐出密度600dpiで形成された、A4縦対応のフルライン式液滴吐出ヘッドを示しており、ガラス基板あるいはシリコンからなるベース基板2上に、シリコンで形成された素子基板3が配列接合されており、セラミックスあるいは金属等で形成された下部フレーム1に固定されている。
素子基板3には、LSI技術によってエネルギー発生素子4が42.5μmピッチで形成されている。そして、エネルギー発生素子4に対応した流路溝6および吐出口7、共通液室(不図視)を形成したノズル板5をベース基板2に接合することによって液滴吐出ヘッドが形成されている。
さらに、下部フレーム1上には、エネルギー発生素子4の駆動電力を制御するためのPCB(Print Circuit Board)基板8が備えられており、各々のエネルギー発生素子4のパッドとワイヤボンディングで接続されている。また、ノズル板5には、インクタンクよりインクを供給循環するためのインク流路(不図示)が接続されており、ノズル板5に形成されている共通液室(不図示)へインクが導入される構成である。
次に、ベース基板2上に、素子基板3を配列する際のアライメントおよび位置決め方法に関して説明する。
図2は、ベース基板上に素子基板を配列する工程の概略を示す図で、図2(A)は、ベース基板上に素子基板を配列する際の様子を示す斜視図、図2(B)は、素子基板を拡大して示す上面図である。
ここで、素子基板3にはエネルギー発生素子4の形成と同時に、チップ両端に位置決め用のアライメントマーク11が形成されている。図2(B)に示すように、アライメントマーク11は、隣り合う素子基板3とのX方向の間隔が測定可能なように1μm間隔の目盛パターンであるX方向アライメントマーク11xと、Y方向のずれを補正するための棒状パターンであるY方向アライメントマーク11yが形成されており、隣合う素子基板3,3間での配置を高精度に制御可能としている。
図3は、素子基板の配列を自動で行う接合機の概要を示す斜視図である。
接合機は、ベース基板2が載置されるXYステージ21、搬送アーム23、光学系24を有する画像処理装置25等からなる。
XYステージ21上に支持されたベース基板2の所定位置上に素子基板3を配列する作業は、まず搬送アーム23が素子基板3をピックアップし、XYステージ21上のベース基板2上に搬送する。
次に、光学系24および画像処理装置25によって素子基板3に付されたアライメントマーク11を認識し、認識したアライメントマーク11の画像を処理して、隣接する素子基板3に付された隣接するアライメントマークが所定の位置関係となるように、XYステージ31のXY駆動機構22を動作させて素子基板3の位置決めを行う。
その後、搬送アーム23を下降し、ベース基板2上に素子基板3を配置する。素子基板3は裏面側からの真空吸着(不図示)あるいは、予め塗布された接着剤によって固定される。ここで、ベース基板2には搬送アーム23が下降可能な切り欠き部13が形成されている。
実施例1の液滴吐出ヘッドは、図2(B)に示すように、素子基板3は横幅(X方向長)は約35mmで形成されており、各エネルギー発生素子4の幅は約30μm、それらを隔てる隔壁幅は約12μmに形成されている。
素子基板3の配列位置の位置決めには、隣接した素子基板3の間隔(各両端のエネルギー発生素子4の間隔)が、X方向のアライメントは素子基板3の両端に設けられたX方向アライメントマーク11xによって、前記隔壁幅12μmと同等になるように、また同時にY方向についてはY方向アライメントマーク(棒状パターン)11yが一致するように、XYステージ21が動作することによって、素子基板3の配置位置が決定される。このようにしてベース基板2上に6個の素子基板3が配列される。
次に、素子基板3上の各エネルギー発生素子4に対応した流路溝6および吐出口7が形成されたノズル板5の形成および接合について説明する。
図6は、ノズル板とベース基板の接合関係の概略を示す斜視図である。
ノズル板5は、シリコンにより形成された流路プレートと、樹脂によって形成された吐出口プレートを接合することによって形成されている。ノズル板5は、高密度に流路溝6を形成するため、微細加工性に優れたものでなければならない。また、耐インク性、機械強度に優れたものであることが望ましく、シリコン以外にもセラミックス系材料、樹脂、金属等を用いてもよい。上記によって形成されたノズル板5を素子基板3が配列されたベース基板2に接合するのと同時に、ベース基板2に加工されている搬送用切り欠き部13が封止される。ここで、ノズル板5とベース基板2の接合位置は、ノズル板5に形成されたノズル板側アライメントマーク15によって位置決めされる。
次に、前記のようにノズル板5およびベース基板2が接合された状態で、下部フレーム1上に取り付けを行う。同時に、下部フレーム1上にPCB基板8が実装され、PCB基板8と素子基板3に配置された各エネルギー発生素子4のパッドとワイヤボンディングにより接続される。
その後、セラミックスあるいは金属等で形成された上部フレーム9を接合する。このようにして、210mm幅(A4縦幅)のフルライン式液滴吐出ヘッドが形成される。
図1に示された実施例では、ノズル板5の側面に吐出口7を設けた液滴吐出ヘッドの例について説明したが、ノズル板5の平面に吐出口を設けたものについても同様に構成することができる。その場合、上部フレーム9を備えないか、吐出口からの液滴吐出を妨げない構成の上部フレームとする。
実施例2のフルライン式液滴吐出ヘッドの製造方法について説明する。
図4は、実施例2の液滴吐出ヘッドに用いるベース基板と素子基板を示す図で、図4(A)は、ベース基板の斜視図、図4(B)は、ベース基板に素子基板を配列している状態の斜視図である。
図4に示す実施例2の液滴吐出ヘッドに用いる素子基板3には、アライメント用切り欠き12が形成されている。また、ベース基板2には前記アライメント用切り欠き12と同形状のベース基板側切り欠き14が加工されている。これによって、ベース基板2上への素子基板3の配列を機械加工精度で実現するものである。配列される素子基板3の配置位置の微調整は、実施例1によるX方向、Y方向のアライメントマークを併用しても差し支えない。
上記以外の形成方法は実施例1に準じるため、説明は省略する。
次に、素子基板3に施すアライメント用切り欠き12の形成方法について説明する。
図5は、素子基板にアライメント用切り欠きを形成する方法を説明するための概略図である。
素子基板3に形成されるアライメント用切り欠き12は、シリコンウェハ31上に形成されたエネルギー発生素子チップを素子基板3に分割するダイシング工程で形成される。本実施例では、チップダイシングはレーザ式ダイシング法によって、ダイシングライン32に沿ってダイシングされる。現在広く用いられているダイヤモンド刃を用いたブレード式のダイシング法では、チップ端面のバリが少なくとも10μm程度生じるため、素子基板3の端面精度、あるいは任意の形状を形成することが比較的困難である。また、本発明においては、素子基板3を形成するシリコンウェハ31の厚さは280μm以下が望ましく、これによって前記チップダイシング時にさらに高い機械精度を得ることが可能となり、素子基板3の高密度な配列が実現できる。
次に、実施例1または実施例2によって形成された液滴吐出ヘッドを用いた実施例3のフルライン式液滴吐出装置(記録装置)について説明する。
図7は、実施例3のフルライン式液滴吐出装置の全体構成を示す断面図である。
フルライン式液滴吐出装置41は自動給紙装置を有し、給紙部42、送紙部(ベルト搬送装置)43、排紙部44、記録ヘッド(画像形成手段)47の構成要素を備えている。
以下、これらを項目に分け(A)給紙部、(B)送紙部、(C)記録ヘッド部、(D)排紙部として順次説明を行う。
(A)給紙部
給紙部42は、シート材としての記録紙Pを積載する圧板51と、記録紙Pを給紙する給送回転体52がベース50に取り付けられる構成となっている。圧板51は、ベース50に結合された回転軸51aを中心に回転可能で、圧板バネ54により給送回転体52に付勢される。
給送回転体52と対向する圧板51の部位には、記録紙Pの重送を防止する工皮等の摩擦係数の大きい材質からなる分離パッド55が設けられている。さらに、ベース50には、シート材としての記録紙Pの一方向の角部を覆い、記録紙Pを一枚ずつ分離するための分離爪56、圧板51と給送回転体52の当接を解除する不図示のリリースカムが設けられている。
上記構成において、待機状態ではリリースカムが圧板51を所定位置まで押し下げている。これにより、圧板51と給送回転体52の当接は解除される。そして、この状態で搬送ローラ62の有する駆動力が、ギア等により給送回転体52及びリリースカムに伝達されると、リリースカムが圧板51から離れて圧板51は上昇し、給送回転体52と記録紙Pが当接し、給送回転体52の回転に伴い記録紙Pはピックアップされ給紙を開始し、分離爪56によって一枚ずつ分離されて送紙部43に送られる。
給送回転体52は記録紙Pを送紙部43に送り込むまで回転し、再び記録紙Pと給送回転体52との当接を解除した待機状態となって搬送ローラ62からの駆動力が切られる。
90は、手差し給紙用の給送回転体である。手差しトレイ91上に設置された記録紙Pをコンピュータの記録命令信号に従って、給送回転体90で給紙し、搬送ローラ62部へ搬送するものである。
(B)送紙部
送紙部43は、記録紙Pを吸着して搬送する担持面を備えた搬送ベルト61と不図示のPEセンサー(PE:ペ−パ−エッジセンサー(フォトコーダー等))を有している。
搬送ベルト61は、駆動ローラ64によって駆動され、従動ローラである搬送ローラ62及び加圧ローラ65によって巻架されている。
尚、搬送ローラ62、駆動ローラ64はプラテン60に回動可能に取付けられ、加圧ローラ65は一端がプラテン60に揺動可能に付けられたアーム80の他端に回動可能に付けられ、アーム80がバネ81によって押圧されることで搬送ベルト61に張力を付加している。また、プラテン60は搬送ベルト61の下方に位置し、搬送ベルト61を保持する役目をしている。
搬送ローラ62と対向する位置には搬送ベルト61と従動するピンチローラ63が当接して設けられている。ピンチローラ63は図示しないバネによって搬送ベルト61に圧接されることで、記録紙Pを記録部へと導く。
さらに、記録紙Pが搬送されてくる送紙部43の入口には、記録紙Pをガイドする上ガイド57及び下ガイド58が配設されている。また、上ガイド57には記録紙Pの先端、後端検出をPEセンサー(不図示)に伝えるPEセンサーレバー59が設けられている。さらに、搬送ローラ62の記録紙搬送方向における下流側には、画像情報に基づいて画像を形成する画像形成手段としての記録ヘッド47が設けられている。
上記構成において、送紙部43に送られた記録紙Pは、上ガイド57及び下ガイド58に案内されて、搬送ローラ62とピンチローラ63とのローラ対に送られる。この時、搬送されてきた記録紙Pの先端をPEセンサーレバー59で検知して記録紙Pの印字位置を求めている。また、記録紙Pは後述の紙送りモータによって搬送ローラ62を介して搬送ベルト61が回転することで搬送される。
(C)記録ヘッド部
実施例3の液滴吐出装置(記録装置)で用いる記録ヘッド47は、記録紙Pの搬送方向と直交する方向(搬送幅方向)に記録領域の全幅にわたって複数の吐出口であるノズルが配列されたフルライン式の液滴吐出ヘッドが用いられている。
液滴吐出ヘッドはヘッドホルダ47aに取り付けられ、記録紙P搬送方向上流側から47K(黒)、47C(シアン)、47M(マゼンタ)、47Y(イエロー)の順に所定間隔で配置されている。
この記録ヘッド47の液滴吐出ヘッドは、ヒータ等によりインクに熱を与える電気熱エネルギー変換体を備え、この熱によりインクは膜沸騰し、この膜沸騰による気泡の成長または収縮によって生じる圧力変化によってノズル(吐出口)からインクが吐出されて記録紙P上に画像が形成される。
記録ヘッド47は、一端が軸48によって回動可能に固定され、端部に形成されたヘッドホルダ47a突出部とレール49とが係合し、ノズル面と記録紙Pとの距離(紙間)を規定するようになっている。
(D)排紙部
排紙部44は、排紙ローラ71と拍車72とによって構成され、記録部で画像形成された記録紙Pは、排紙ローラ71と拍車72とに挟まれ、搬送されて排紙トレイ73に排出される。
本発明の実施例1の液滴吐出ヘッドを示す分解斜視図である。 ベース基板上に素子基板を配列する工程の概略を示す図で、図2(A)は、ベース基板上に素子基板を配列する際の様子を示す斜視図、図2(B)は、素子基板を拡大して示す上面図である。 素子基板の配列を自動で行う接合機の概要を示す斜視図である。 実施例2の液滴吐出ヘッドに用いるベース基板と素子基板を示す図で、図4(A)は、ベース基板の斜視図、図4(B)は、ベース基板に素子基板を配列している状態の斜視図である。 素子基板にアライメント用切り欠きを形成する方法を説明するための概略図である。 ノズル板とベース基板の接合関係の概略を示す斜視図である。 実施例3の液滴吐出装置の全体構成を示す断面図である。
符号の説明
1…下部フレーム、2…ベース基板、3…素子基板、4…エネルギー発生素子、5…ノズル板、6…流路溝、7…吐出口、8…PCB基板、9…上部フレーム、11…アライメントマーク、11x…X方向アライメントマーク、11y…Y方向アライメントマーク(棒状パターン)、12…アライメント用切り欠き、13…搬送用切り欠き部、14…ベース基板側切り欠き、15…ノズル板側アライメントマーク、21…XYステージ、22…XY駆動機構、23…搬送アーム、24…光学系、25…画像処理装置、31…シリコンウェハ、32…ダイシングライン、41…フルライン式液滴吐出装置、42…給紙部、43…送紙部(ベルト搬送装置)、44…排紙部、47…記録ヘッド(画像形成手段)、47a…ヘッドホルダ、48…軸、49…レール、50…ベース、51…圧板、51a…回転軸、52…給送回転体、54…圧板バネ、55…分離パッド、56…分離爪、57…上ガイド、58…下ガイド、59…PEセンサーレバー、60…プラテン、61…搬送ベルト、62…搬送ローラ、63…ピンチローラ、64…駆動ローラ、65…加圧ローラ、71…排紙ローラ、72…拍車、73…排紙トレイ、80…アーム、81…バネ、90…給送回転体、91…手差しトレイ、P…記録紙。

Claims (8)

  1. 複数のエネルギー発生素子を有する素子基板を複数配列したベース基板と、前記複数のエネルギー発生素子に対応した流路を構成するための溝および液滴を吐出するための吐出口が設けられたノズル板とを接合することによって形成される液滴吐出ヘッドにおいて、前記素子基板に該素子基板を配列するためのアライメントマークあるいは位置合わせ用切り欠きパターンが形成されていることを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  2. 請求項1記載の液滴吐出ヘッドにおいて、前記アライメントマークあるいは位置合わせ用切り欠きパターンは、前記素子基板が配列される方向の端面に沿った表面に形成されていることを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  3. 複数のエネルギー発生素子を有した素子基板を複数配列したベース基板と、前記複数のエネルギー発生素子に対応した流路を構成するための溝および液滴を吐出するための吐出口が設けられたノズル板とを接合することによって形成される液滴吐出ヘッドにおいて、前記ベース基板に前記素子基板を配列するためのアライメントマークあるいは位置合わせ用切り欠きパターンが形成されていることを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  4. 複数のエネルギー発生素子を有した素子基板を複数配列したベース基板と、前記複数のエネルギー発生素子に対応した流路を構成するための溝および液滴を吐出するための吐出口が設けられたノズル板とを接合することによって形成される液滴吐出ヘッドにおいて、前記ベース基板に前記ノズル板を接合するためのアライメントマークあるいは位置合わせ用切り欠きパターンが形成されていることを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の液滴吐出ヘッドにおいて、前記ベース基板は、シリコンあるいはガラス基板で形成されていることを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  6. 請求項1乃至4のいずれかに記載の液滴吐出ヘッドにおいて、前記素子基板は、280μm厚以下のシリコンで形成されていることを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  7. 複数のエネルギー発生素子を有する素子基板を複数配列したベース基板と、前記複数のエネルギー発生素子に対応した流路を構成するための溝および液滴を吐出するための吐出口が設けられたノズル板とを接合する液滴吐出ヘッドの製造方法において、アライメントマークあるいは位置合わせ用切り欠きパターンを設けた前記素子基板を用い、前記ベース板上に前記素子基板を搬送し、搬送された前記素子基板の前記アライメントマークあるいは位置合わせ用切り欠きパターンを認識し、認識した前記アライメントマークあるいは位置合わせ用切り欠きパターンの画像を画像処理して前記素子基板のずれを補正しながら、前記ベース基板に前記複数の素子基板を固定することを特徴とする液滴吐出ヘッドの製造方法。
  8. 請求項1乃至6のいずれかに記載の液滴吐出ヘッドによって形成されたことを特徴とする液滴吐出装置。
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