JP2005083945A - マイクロチップ溶液処理装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】マイクロチップにおける溶液の供給・吐出口の配置がコンパクトでマイクロチップ自体が小さいもので済み、且つマイクロチップの取り扱いに手間が掛からず操作性に優れたマイクロチップ溶液処理装置の提供。
【解決手段】溶液吐出口から処理済みの溶液を吐出するマイクロチップ30における各溶液供給口と溶液吐出口は、マイクロチップの平坦な主表面に設けてあり、マイクロチップ30は平坦な表面を有するマイクロチップ保持台10にパッキングシート20を介して搭載してあり、マイクロチップ保持台の平坦な表面にはマイクロチップにおける各溶液供給口と溶液吐出口にそれぞれ対向する位置に少なくとも2個の溶液供給口と処理済みの溶液を受ける溶液受け口を備えており、パッキングシートにはマイクロチップにおける各溶液供給口および溶液吐出口とマイクロチップ保持台における各溶液供給口および溶液受け口とをそれぞれ連通する開孔がある。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の溶液供給口からそれぞれ供給される溶液を内部の微小流路に導き、微小流路において溶液を混合させたり反応させたり生成を行なうなどの所望の処理を施し、溶液吐出口から処理済みの溶液を吐出するマイクロチップを備えたマイクロチップ溶液処理装置に関する。
従来の下記特許文献に示されている装置では、トレイ上のマイクロチップを送液位置に移動させて泳動液や試料を充填し、次ぎに検出位置にトレイを移動させてマイクロチップの位置決めをして電圧を印加して電気泳動処理を行なって分析を行なっている。
具体的には、トレイを所定の位置に搬送する機構、マイクロチップの供給・吐出口に接続するために液供給用シリンジユニットを動かす機構等の複数の機構を備えている。
特開平10−246721号公報
上記従来技術では、マイクロチップにおける供給・吐出口に接続する液供給用シリンジユニットは物理的な大きさを備えているので、マイクロチップにおいて所望の処理を行なう流路が微小であってもシリンジユニットとの接続のために、マイクロチップはそれなりの大きさが必要で、それら接続部である各供給・吐出口から所望の処理を行なう微小流路までをマイクロチップの内部に設けた坑道で連通するようにしており、マイクロチップの良さが阻害されていた。
また、マイクロチップとシリンジユニットとの接続のために、マイクロチップの位置決めとシリンジユニット位置決めが必要で、1回の処理に掛かる時間が長くなっている。
それゆえ、本発明の目的は、マイクロチップにおける溶液の供給・吐出口の配置がコンパクトでマイクロチップ自体が小さいもので済み、且つマイクロチップの取り扱いに手間が掛からず操作性に優れたマイクロチップ溶液処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明マイクロチップ溶液処理装置では、少なくとも2個の溶液供給口から供給される各溶液を内部の微小流路に導いて、該微小流路において所望の処理を施し、溶液吐出口から処理済みの溶液を吐出するマイクロチップを備えたマイクロチップ溶液処理装置において、該各溶液供給口と該溶液吐出口は該マイクロチップの平坦な主表面に設けてあり、該マイクロチップは該主表面に対向する平坦な表面を有するマイクロチップ保持台にパッキングシートを介して搭載してあり、該マイクロチップ保持台の該平坦な表面には該マイクロチップにおける該各溶液供給口と該溶液吐出口にそれぞれ対向する位置に少なくとも2個の溶液供給口と処理済みの溶液を受ける溶液受け口を備えており、該パッキングシートには該マイクロチップにおける該各溶液供給口および該溶液吐出口と該マイクロチップ保持台における該各溶液供給口および該溶液受け口とをそれぞれ連通する開孔がある。
本発明マイクロチップ溶液処理装置では、マイクロチップ保持台の平坦な表面上に連通用の開孔を設けたパッキングシートを介してマイクロチップの平坦な主表面をマイクロチップにおける各溶液供給口と溶液吐出口がマイクロチップ保持台における各溶液供給口と処理済みの溶液を受ける溶液受け口に対向するように面接合で搭載するだけでよく、マイクロチップの取り扱いに手間が掛からず、操作性に優れている。
マイクロチップ保持台において溶液等のタンクと接続しており、マイクロチップにおける各溶液供給口および溶液吐出口とマイクロチップ保持台における各溶液供給口および処理済みの溶液を受ける溶液受け口は微小口径でよく、それぞれの各溶液供給口および溶液吐出口や溶液吐出口の配置間隔は狭めることができ、マイクロチップにおける溶液の供給・吐出口の配置がコンパクトでマイクロチップ自体が小さいもので済む。
以下、図1,図2に基づいて、本発明マイクロチップ溶液処理装置の一実施形態を説明する。
図1において、10は図示していない装置のフレーム部に固定してあるマイクロチップ保持台、20はパッキングシート、30はマイクロチップである。マイクロチップ保持台10の鏡面研磨を施した平坦な上表面に粘着性で密着性に優れたシリコンゴム製のパッキングシート20を介して数cm角程度の下面が平坦なマイクロチップ30を面接合的に搭載している。
マイクロチップ30は本体31と蓋体32からなり、本体31の内部には所望の処理を行なう微小流路33があり、マイクロチップ30の鏡面研磨を施した平坦な下面には複数の溶液供給口34と1個の溶液吐出口35があり、微小流路33と各溶液供給口34および溶液吐出口35とは本体31に設けた坑道36で連通している。
マイクロチップ保持台10の平坦な上表面のマイクロチップ30における各溶液供給口34と溶液吐出口35に対向する位置にはマイクロチップ30への溶液供給口14とマイクロチップ30で所望の処理が終了した溶液を受ける溶液受け口15がある。
マイクロチップ保持台10の下面には原液(溶液)タンク40から処理に必要な種類の異なる溶液がバルブ50や配管60を介して供給される溶液供給ヘッド70が装着されている。また、マイクロチップ保持台10の下面には溶液受け口15で受けるマイクロチップ30で所望の処理が終了した溶液を排出する溶液排出ヘッド80が装着されている。溶液供給口14および溶液受け口15と溶液供給ヘッド70および溶液排出ヘッド80との間はマイクロチップ保持台10に設けた坑道16でそれぞれ連通している。
マイクロチップ保持台10とマイクロチップ30の間に介在しているパッキングシート20には、マイクロチップ30における各溶液供給口34および溶液吐出口35とマイクロチップ保持台10における各溶液供給口14および溶液受け口15とをそれぞれ連通する開孔26がある。
図1では原液タンク40などの溶液供給配管系を図の都合から2系統のみを示しているが、マイクロチップ30における各溶液供給口34および溶液吐出口35とマイクロチップ保持台10における各溶液供給口14および溶液受け口15とをそれぞれ連通する開孔26の配置を示す図2のように、各溶液供給口14や各溶液供給口34は複数あり、各溶液の供給については処理の内容に応じて各バルブ50の開閉や流量を個別に制御することができるようになっている。
なお、マイクロチップ保持台10とパッキングシート20に設けた切欠き部17,27は、後述するマイクロチップ30の交換時にチップ交換装置のロボットハンドを挿入する空間を形成するためのものである。
マイクロチップ30の洗浄は微小流路33が微小であるので容易ではなく、既に行なった処理での溶液が残っている可能性は高く、そのまま後続の処理を行なえば、指定された条件で処理が実行されるとは限らない。
そこで、所望の溶液処理に毎にマイクロチップ30を新しいものと交換して処理に対する各溶液の混合を防ぎ所望の処理条件を満たし、衛生的環境を保持すると共に、製造する溶液に適したマイクロチップ30を選択するために行なう。
図2ではマイクロチップ保持台10とマイクロチップ30における溶液供給口34およびそれらを連通するパッキングシート20の開孔が6個づつ示されているが、マイクロチップ30の交換で新しいマイクロチップ30における溶液供給口34が4個であれば、マイクロチップ保持台10の溶液供給口34とパッキングシート20の開孔は2個づつが新しいマイクロチップ30の下面で閉塞され、4種の溶液の組み合わせで所望の処理が行なわれるようになる。
溶液混合による化粧水の製造について実施例を説明するが、必ずしも化粧水の製造に限定されるべきものではなく、マイクロチップ30の形状、特に各溶液供給口34の個数とその配列位置を変更することで溶液の反応や生成などを経て製造される様々な液体の製品に対応することができる。
図1の装置は、例えば、化粧品販売ブースのカウンセリングコーナに設置され、消費者の相談に応じる、所謂、美容部員などによって、消費者の要望に適う化粧水の製造に使用する。
保湿液,美容液、香料などを適宜に混合して成る化粧水を製造する場合に、原液タンク40の1個には保湿液を貯留してあり、原液タンク40の異なる数個にはそれぞれ異なった美容液の原液を貯留してあり、さらに原液タンク40のさらに異なる数個にはそれぞれ異なった香料の原液を貯留してある。それらの原液(溶液)は各配管系や各溶液供給ヘッド70からマイクロチップ保持台10とパッキングシート20を介してマイクロチップ30に供給する。
この時、各配管系におけるバルブ50の開閉を選択することにより、各バルブ50を介して個別の原液(溶液)に供給することで、美容液と香料の組み合わせを変化させ、さらには、バルブ50の開閉度を調整すると、微小流路33では溶液が均一に混合するから、多種多様な化粧水の製造が実現できる。製造された化粧水は溶液排出ヘッド80から適宜な容器に受ける。
製造された化粧水を消費者が試してみて、所謂、つけ心地が希望したものでないとき、マイクロチップ30を交換し、バルブ50の開閉や開閉度を調節して、再度、希望の化粧水の製造を行なう。
そこで、マイクロチップ30の交換を図3,図4で説明する。
図3はチップ交換装置のロボットハンドでマイクロチップ30を取り外す状況を示し、図4は新たなマイクロチップ30を装着する状況を示している。
図3において、90はチップ交換装置のロボットハンドで、チップ換用爪91とチップ吸着パッド92を備えている。
図3(a)に示すように、マイクロチップ保持台10上のパッキングシート20に粘着してあるマイクロチップ30の切欠き部17,27にチップ換用爪91を近づけて、チップ吸着パッド92をマイクロチップ30の蓋体32に押し付ける。
次ぎに、図3(b)に示すように、マイクロチップ30の切欠き部17,27にチップ換用爪91を挿入し、図3(c)に示すように、チップ吸着パッド92でマイクロチップ30の蓋体32を抑えつつチップ換用爪91で持ち上げると、マイクロチップ30はパッキングシート20から剥がれるので、取り外した使用済みのマイクロチップ30は図示していない回収容器があるところに搬送して、チップ換用爪91を広げて廃棄する。
図4(a)はチップ吸着パッド92で未使用のマイクロチップ30を吸着保持し、マイクロチップ保持台10上に搬送して来た状態を示している。未使用のマイクロチップ30は図示していない未使用であるマイクロチップ30の保管棚や保管トレイなどの収納場所から取り出す。
マイクロチップ保持台10の位置は設計上分かっているから、例えばステッピングモータやサーボモータなどとボールネジなどを含む駆動機構により、電子部品をプリント基板上に搭載する公知の電子部品マウンタのように、チップ交換装置のロボットハンド90は指定された位置データに従ってマイクロチップ保持台10上に未使用のマイクロチップ30を搬送し、マイクロチップ保持台10における各溶液供給口14および溶液受け口15の上に未使用のマイクロチップ30における各溶液供給口34および溶液吐出口35を正確に対向させることができる。
その後、図4(b)で示すように、チップ吸着パッド92を降下させ、吸着保持した未使用のマイクロチップ30をマイクロチップ保持台10上のパッキングシート20上に搭載し押圧して、パッキングシート20の粘着性で未使用のマイクロチップ30を粘着保持させるとともに、マイクロチップ保持台10と未使用のマイクロチップ30間の溶液の連通部をパッキングシート20で密封する。
これにより、各溶液の供給経路や処理後の溶液の取出経路が自動的に形成される。
その後、図4(c)のように、チップ吸着パッド92の吸引吸着を解除し、チップ交換装置のロボットハンド90を上方に移動させて、次のマイクロチップ30交換まで待機している。従って、未使用のマイクロチップ30が取扱者によって汚れることがないし、雑菌等が混入する心配もない。
マイクロチップ30は、使用する原液(溶液)の種類が同じでその流量調整をする場合を除いて、一度使用する毎に新しい物と交換し、常に不純物の無いクリーンな状態で化粧水の製造を行う。マイクロチップ30の交換は前記の衛生面での効果以外に、溶液供給口34の数が異なる様々なチップを使用することで、多種多様な化粧水の製造希望に対処できる。
マイクロチップ保持台10とパッキングシート20は共用でマイクロチップ30の交換にあわせて交換することはないが、マイクロチップ保持台10において溶液供給口14は独立しているので、マイクロチップ保持台10で原液(溶液)が混ざり合うことはない。
マイクロチップ保持台10の脇にエチルアルコール等の噴霧ノズルを用意しておいて、マイクロチップ10の交換時に、パッキングシート20表面を洗浄するようにすれば、雑菌の混入を一層防止できる。
以上のように、マイクロチップ30はマイクロチップ保持台10上にパッキングシート20を介して位置決めをして搭載するだけで良いので、マイクロチップの取り扱いに手間が掛からず操作性に優れている。
マイクロチップ保持台10の下面に数十個もの多数の溶液供給ヘッド70が装着されたマイクロチップ30よりも数倍大きなマイクロチップ保持台10であっても、マイクロチップ保持台10における各坑道16を水平な放射状部分を設けることで、マイクロチップ30における各溶液供給口34の配列位置に合うように溶液供給口14を集中せしめ、もってICチップのようにマイクロチップ30としては小さい寸法のままで、微小流路である良さをそのまま活かすことができる。
図5は、パッキングシート20とマイクロチップ30の結合を強化できる構成を示している。
図5で示す実施例では、マイクロチップ保持台10とパッキングシート20に貫通穴18,28を作り、切換弁100を介して真空源200を取り付ける。一方、マイクロチップ30の各溶液供給口34や溶液吐出口35を囲むように一繋がりの溝38を加工し、その一部が前記のパッキングシート20における貫通穴28と重なるようにして、実施例1と同様にマイクロチップ保持台10上にパッキングシート20を介してマイクロチップ30を搭載し粘着保持させる。
この状態で、切換弁100により真空源から溝38に負圧を作用させると、溝38の周囲のパッキングシート20とマイクロチップ10との界面が真空吸着され、より強力な吸引保持と気密が可能となる。この結果、大流量を流して高い圧力が発生しても、液漏れが発生しない。また、溝38が作られているので、マイクロチップ30とパッキングシート20の間に空気だまりが存在していても、真空吸着時に除去され、気密シールが可能となる。
マイクロチップ30をマイクロチップ保持台10から取り外すときには、切換弁100を大気解放に切換える。これによりマイクロチップ30内の溝38の負圧は解除され、チップ交換装置におけるロボットハンドのチップ換用爪91で剥がしやすくなる。
図6は、マイクロチップ30の各溶液供給口34や溶液吐出口35の気密シールを行なう他の構成を示している。
図6(a)に示すように、マイクロチップ30はその各溶液供給口34や溶液吐出口35に円形板バネ状のダイヤフラム39を設けている。ダイヤフラム39の中央にはパッキングシート20に向かう突起(フランジ)39aがある。マイクロチップ30におけるこの突起(フランジ)39aは、パッキングシート20における各開孔26を囲んで密着するシール体である。
このマイクロチップ30をマイクロチップ保持台10に貼り合わせる(搭載する)と、図6(b)に示すように突起39aがパッキングシート20と接触し、突起39aが押されて変形し、その復元力により各溶液供給口34や溶液吐出口35の周囲は確実にシールされる。
この構成によれば、切換弁100や真空源200などの機器を用いることなく、マイクロチップ30を貼り合せるだけで確実にシールする事が可能となる。また、マイクロチップ30とパッキンッグシート20の間に空気だまりが存在していても、各溶液供給口34や溶液吐出口35の周囲の突起39aがマイクロチップ30の貼り合わせ時にパッキンッグシート20に喰い込むように接触するので、空気だまりが原因でシール性が損なわれることはない。
マイクロチップ保持台10にパッキングシート20を介して搭載したマイクロチップ30を把持するチャックを設けて、マイクロチップ保持台10からマイクロチップ30間に掛けたり、図4(b)に示すマイクロチップ30搭載後にそのままチップ吸着パッド92によりマイクロチップ30を押してマイクロチップ30とパッキングシート20の界面に加圧力が作用するようにして、マイクロチップ30の保持と各溶液供給口34や溶液吐出口35の確実なシールを確保するようにしてもよい。
本発明の一実施例を示すマイクロチップ溶液処理装置の概略断面図である。 図1におけるマイクロチップ保持台とパッキングシートとマイクロチップの斜視図である。 図1におけるマイクロチップ溶液処理装置でマイクロチップ保持台から使用済みのマイクロチップを取り外す状況を説明する図である。 図1におけるマイクロチップ溶液処理装置でマイクロチップ保持台に未使用のマイクロチップを搭載する状況を説明する図である。 本発明の他の実施例になるマイクロチップの要部を示す概略断面図である。 本発明のさらに他の実施例になるマイクロチップの要部を示す概略断面図である。
符号の説明
10…マイクロチップ保持台
14…溶液供給口
15…溶液受け口
16,36…坑道
17,27…切欠き部
20…パッキングシート
26…開孔
30…マイクロチップ
31…本体
32…蓋体
33…微小流路
34…溶液供給口
35…溶液吐出口
40…原液(溶液)タンク
50…バルブ
60…配管
70…溶液供給ヘッド
80…溶液排出ヘッド
90…チップ交換装置のロボットハンド
91…チップ換用爪
91…チップ吸着パッド

Claims (6)

  1. 少なくとも2個の溶液供給口から供給される各溶液を内部の微小流路に導いて、該微小流路において所望の処理を施し、溶液吐出口から処理済みの溶液を吐出するマイクロチップを備えたマイクロチップ溶液処理装置において、
    該各溶液供給口と該溶液吐出口は該マイクロチップの平坦な主表面に設けてあり、
    該マイクロチップは該主表面に対向する平坦な表面を有するマイクロチップ保持台にパッキングシートを介して搭載してあり、
    該マイクロチップ保持台の該平坦な表面には該マイクロチップにおける該各溶液供給口と該溶液吐出口にそれぞれ対向する位置に少なくとも2個の溶液供給口と処理済みの溶液を受ける溶液受け口を備えており、
    該パッキングシートには該マイクロチップにおける該各溶液供給口および該溶液吐出口と該マイクロチップ保持台における該各溶液供給口および該溶液受け口とをそれぞれ連通する開孔があることを特徴とするマイクロチップ溶液処理装置。
  2. 上記請求項1に記載のマイクロチップ溶液処理装置において、該マイクロチップ保持台における該溶液供給口と該パッキングシートにおける開孔はそれぞれ3個以上存在し、搭載するマイクロチップにおける溶液供給口の口数に応じて該マイクロチップ保持台側から該マイクロチップの微小流路に供給される溶液がマイクロチップにおける溶液供給口の位置で選択されるようになっていることを特徴とするマイクロチップ溶液処理装置。
  3. 上記請求項1に記載のマイクロチップ溶液処理装置において、該マイクロチップ保持台の該各溶液供給口に対しそれぞれバルブを介して個別の溶液を供給することを特徴とするマイクロチップ溶液処理装置。
  4. 上記請求項1に記載のマイクロチップ溶液処理装置において、該マイクロチップ保持台への該マイクロチップの搭載は該パッキングシートの粘着性および該マイクロチップと該パッキングシートの界面に付与する減圧もしくは加圧により保持されるようになっていることを特徴とするマイクロチップ溶液処理装置。
  5. 上記請求項1に記載のマイクロチップ溶液処理装置において、さらに該マイクロチップ保持台へ搭載する該マイクロチップの着脱を行なう該マイクロチップ交換手段を備えたことを特徴とするマイクロチップ溶液処理装置。
  6. 上記請求項1に記載のマイクロチップ溶液処理装置において、該マイクロチップはその各溶液供給口に該パッキングシートにおける各開孔を囲んで密着するシール体を備えていることを特徴とするマイクロチップ溶液処理装置。
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