JP2005080850A - ヘアーアイロン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 2個のコテによって毛髪を略均一な厚さに挾持することができ、毛髪を均一に加熱することができるヘアーアイロン装置を提供する。
【解決手段】 揺動して開閉する第1コテ1・第2コテ2にて毛髪を挾持して毛髪をセットするヘアーアイロン本体3を有する。第1コテ1・第2コテ2の閉状態で相互に接近する対応面9,10に、相互に噛み合う多数のピラミッド状4角錐の小凸部11を配設する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、業務用又は家庭用のヘアーアイロン装置に関する。
一般に、ヘアーアイロンは、相互に揺動可能な(毛髪を挾圧する)2体のコテを有する。本発明者は既にそのような2体のコテを有し、蒸気のみにて毛髪をセットするヘアーアイロンを提案した(特許文献1参照)。
特開2002−253329
しかし、2体のコテの閉状態で相互に接近する対応面は、平面に形成されている。そして、2体のコテによって毛髪が不均一な厚さに挾持され易く、従って、加熱状態にムラが生じるという問題があった。
そこで、本発明は、毛髪を分散状に略均一な厚さに挾持することができ、毛髪を均一に加熱することができるヘアーアイロン装置を提供することを目的とする。また、毛髪を効率良く迅速に加熱できて、美しく毛髪をセットすることができるヘアーアイロン装置を提供することを、他の目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明に係るヘアーアイロン装置は、揺動して開閉する第1コテ・第2コテにて毛髪を挾持して毛髪をセットするヘアーアイロン本体を有し、該第1コテ・第2コテの閉状態で相互に接近する毛髪挾み用対応面に、相互に噛み合う多数の小凸部を配設したものである。
また、小凸部が角錐状である。また、小凸部がピラミッド状4角錐である。
また、第1コテ・第2コテにて毛髪を挾持して毛髪をセットするヘアーアイロン本体を有し、該ヘアーアイロン本体は、上記第1コテ・第2コテの各々に電気ヒータを内蔵し、さらに、上記第1コテから蒸気を噴出して、上記第2コテにて噴出したこの蒸気を吸引するように構成したものである。
また、第1コテ・第2コテにて毛髪を挾持して毛髪をセットするヘアーアイロン本体を有し、該第1コテ・第2コテの閉状態で相互に接近する毛髪挾み用対応面に、相互に噛み合う多数の小凸部を配設し、かつ、上記第1コテの上記対応面には蒸気噴出孔を配設し、さらに、上記第2コテの対応面には蒸気吸引孔を配設し、さらに、上記第1コテ・第2コテの各々に電気ヒータを内蔵したものである。
また、上記両対応面を相互に近接させた上記閉状態で、上記両対応面に直交する方向から見て、上記蒸気噴出孔と上記蒸気吸引孔の位置をずらせて配設したものである。
また、第1コテを頭皮側とし、第2コテを外方側として使用するようにしたものである。
また、小凸部が角錐状である。また、小凸部がピラミッド状4角錐である。
また、第1コテ・第2コテの開状態では「閉」となり閉状態では「開」となる蒸気用バルブを、ヘアーアイロン本体に付設したものである。
第1コテ・第2コテの開状態ではOFFとなり閉状態ではONとなる吸引用スイッチを、ヘアーアイロン本体に付設し、吸引用配管にて上記ヘアーアイロン本体と連通連結された吸引手段を該吸引用スイッチにてON・OFFさせるように構成したものである。
また、第1コテ・第2コテの開状態では「閉」となり閉状態では「開」となる蒸気用バルブを、ヘアーアイロン本体に付設し、さらに、該蒸気用バルブからのドレンをスチームトラップへ送るドレン配管を備えたものである。
また、第1コテ・第2コテの開状態では「閉」となり閉状態では「開」となる蒸気用バルブを、ヘアーアイロン本体に付設し、さらに、該蒸気用バルブからのドレンをボイラーへ還流させるドレン配管を備え、かつ、上記ボイラーの蒸気を、上記ボイラーと蒸気用バルブとを接続する蒸気供給配管を介して上記蒸気用バルブへ供給するとともにドレン配管を介して上記ボイラーへ還流させる循環流を、上記蒸気用バルブの「閉」の状態で常時行ない、さらに、該蒸気用バルブの「開」の状態では、上記ボイラーの蒸気を上記ヘアーアイロン本体から噴出させるように構成したものである。
本発明のヘアーアイロン装置によれば、毛髪を自然に略均一な厚さに挾持することが容易であり、毛髪を均一に加熱することができる。また、熱効率が良く、コテの対応面から毛髪へ熱を伝え易い。また、使い勝手も良い。
図1は、本発明に係るヘアーアイロン装置の第1の実施の形態の使用状態を示す。このヘアーアイロン装置は、毛髪Hを加熱して、毛髪Hをセットする(髪形を整える)。特に、毛髪Hをストレート状にするために用いられる。ヘアーアイロン装置は、揺動して開閉する金属製第1コテ1・第2コテ2で毛髪Hを挾持して毛髪Hをセットするヘアーアイロン本体3を有する。第1コテ1を頭皮T側とし、第2コテ2を外方側とする。
図2・図8・図9に示すように、第1コテ1・第2コテ2の開状態では「閉」となり、第1コテ1・第2コテ2の閉状態では「開」となる蒸気用バルブV1 が、ヘアーアイロン本体3に付設されている。第1コテ1・第2コテ2の開状態ではOFFとなり、第1コテ1・第2コテ2の閉状態ではONとなる吸引用スイッチS1 が、ヘアーアイロン本体3に付設されている。吸引用スイッチS1 は、例えばマイクロスイッチから成る。
図3に示すように、ボイラー(蒸気発生器)Bと蒸気用バルブV1 は、蒸気供給配管4にて接続されるとともに、ドレン配管5にて接続される。そして、ボイラーBの蒸気を、蒸気供給配管4を介して蒸気用バルブV1 へ供給するとともにドレン配管5を介してボイラーBへ還流させる循環流を、蒸気用バルブV1 の「閉」の状態で常時行なうように構成される。さらに、蒸気用バルブV1 の「開」の状態では、ボイラーBの蒸気をヘアーアイロン本体3から噴出させるように構成される。ドレン配管5は、常に(すなわち、蒸気用バルブV1 の開閉状態にかかわらず)、蒸気用バルブV1 からのドレン(水)をボイラーBへ還流させる(リターンR0 させる)。ドレン配管5は、ボイラーBの近傍に於て、スチームトラップ6を有する。なお、所望により、スチームトラップ6から外部へ排出するようにしても良い。
吸引用配管7にてヘアーアイロン本体3と連通連結された吸引手段Kは、吸引用スイッチS1 にてON・OFFされるように構成されている。具体的には、吸引手段Kは、吸引ファン8と、吸引ファン8の駆動モータMと、を有する。この吸引手段Kの吸引ファン8とヘアーアイロン本体3の第2コテ2とを吸引用配管7にて連通状に接続する。そして、吸引用スイッチS1 は、吸引ファン8の駆動モータMと電気的に接続Cされ、吸引ファン8の駆動モータMをON・OFFする。
図4は第1コテ1を示し、図5は第2コテ2を示す。図4〜図6に示すように、第1コテ1・第2コテ2の閉状態で相互に接近する対応面9,10に、相互に噛み合う多数の小凸部11が配設される。小凸部11は、例えば、ピラミッド状4角錐に形成される。第1コテ1・第2コテ2の閉状態に於て、第1コテ1の小凸部11aと第2コテ2の小凸部11bとの間には、微小隙間12が形成されている。この微小隙間12に毛髪Hが挟まれる。この微小隙間12は、対応面9,10の(図示省略の)一部分が相互に当接することで形成される。
ヘアーアイロン本体3は、第1コテ1から蒸気を噴出して、第2コテ2にて噴出したこの蒸気を吸引するように構成されている。具体的には、第1コテ1の対応面9には蒸気噴出孔13が、多数の小凸部11aの間に配設され、かつ、第2コテ2の対応面10には蒸気吸引孔14が、多数の小凸部11bの間に配設される。言い換えると、蒸気噴出孔13は、第1コテ1の対応面9幅方向の略中央部に所定ピッチにて開口しており、多数の小凸部11aに包囲状に形成されている。また、蒸気吸引孔14は、第2コテ2の対応面10の幅方向の略中央部に所定ピッチにて開口しており、多数の小凸部11bに包囲状に形成されている。蒸気噴出孔13は、(後述の)蒸気供給配管20と連結されている。蒸気吸引孔14は、吸引用配管7(図3参照)と連結されている。
ところで、図11、及び、図2と図4と図5からも判るように、第1コテ1の対応面9と、第2コテ2の対応面10を相互に接近させた閉状態で、両対応面9,10に直交する方向から見て、蒸気噴出孔13と蒸気吸引孔14の位置をずらせて配設されている。図例では、左右幅方向の中央線に沿って所定ピッチで配設した蒸気噴出孔13と蒸気吸引孔14の長手方向位置をずらせて、図11のように、蒸気噴出孔13から出た蒸気は、隣り合う2個の蒸気吸引孔14,14へ分流してゆくようにする。このように構成すれば、対応面9,10にて挾持された毛髪に対して、蒸気が比較的長い秒時にわたって接触して、毛髪全体と均等に接触する(局部的な接触を防止できる)。
図6に示すように、蒸気噴出孔13の断面積A1 は、蒸気吸引孔14の断面積A2 よりも小さく設定される。蒸気噴出孔13から噴出した蒸気を、確実に蒸気吸引孔14へ吸引することができる。ヘアーアイロン本体3は、第1コテ1・第2コテ2の各々に電気ヒータ15a,15bを内蔵している。電気ヒータ15a,15bは、図示省略のサーミスタによって温度制御されている。電気ヒータ15a,15bによって、第1コテ1・第2コテ2は、常時、適温に温められている。28は第1コテ1を保持する第1コテホルダーを示し、29は第2コテ2を保持する第2コテホルダーを示す。そして、図2のように枢結軸31によって、第1コテ1と第2コテ2が揺動可能に枢結され、また、挾みバネ32によって、通常、第1コテ1と第2コテ2とは開状態に復元するように弾発的に付勢されている。
図7は蒸気用バルブV1 を示す。17は蒸気入口を示し、蒸気供給配管4(図3参照)と接続される。18は蒸気出口を示し、ドレン配管5と接続される。19は蒸気供給出口を示し、第1コテ1に蒸気を供給する蒸気供給配管20と接続される。
図8は蒸気用バルブV1 の「閉」の状態を示す。このとき、蒸気入口17(図7参照)から供給された蒸気は、蒸気室21を流通して蒸気出口18から排出される。そして、蒸気は、蒸気供給出口19へは排出されない。
22はスピンドル(弁体)23を上方向に弾発付勢するスプリングを示す。24はOリングを示し、25は弁座を示す。26は逆止弁を示す。蒸気用バルブV1 の「閉」の状態では、スピンドル23は上方位置にあり、Oリング24と弁座25が密接して、蒸気入口17(図7参照)と蒸気供給出口19との間は遮断されている。このとき、蒸気入口17から蒸気用バルブV1 に流入した蒸気の圧力によって、逆止弁26が開き、蒸気供給配管4(図3参照)とドレン配管5とが連通状とされている。従って、この蒸気用バルブV1 は常に循環する蒸気によって温められており、スピンドル23を図9の矢印Eのように押圧して、急に「開」となったとき、水滴が第1コテ1の方へ送られることを防止している。
図9は蒸気用バルブV1 の「開」の状態を示す。このとき、蒸気入口17(図7参照)から供給された蒸気は、蒸気供給出口19へ送り出される。すなわち、蒸気は、第1コテ1(図3参照)に蒸気を供給する蒸気供給配管20へ送られる。
具体的には、図2に於て、手で握って、第2コテ2と第1コテ1とを矢印Eの方向に閉じてゆけば、突出子33がバルブV1 のスピンドル23を押圧して、このバルブV1 を「開」の状態とする。蒸気用バルブV1 の「開」の状態では、スピンドル23は下方位置にあり、Oリング24と弁座25が離間して、蒸気供給配管4と蒸気供給配管20とは連通状とされている。
図10は吸引手段K等の第2の実施の形態を示す。吸引用配管7は、電磁弁27を介して、吸引ファン8とヘアーアイロン本体3(図3参照)の第2コテ2とを接続Cする。吸引用スイッチS1 は、電磁弁27をON・OFFする。吸引ファン8は、吸引ファン8の駆動モータMによって、常時、駆動されている。
次に、本発明のヘアーアイロン装置の作用について説明する。
第1コテ1・第2コテ2の開状態では、蒸気用バルブV1 は「閉」の状態であって、ボイラーBからの蒸気は、順次、蒸気供給配管4、蒸気用バルブV1 、ドレン配管5とスチームトラップ6を流通して、ボイラーBへ還流する(リターンR0 する)。このとき、バルブV1 の水滴は排出され続け、かつ、常時バルブV1 が温められる。そして、吸引用スイッチS1 はOFFであって、第2コテ2からの吸引は行なわれない。
手で握って、第1コテ1・第2コテ2を閉状態とすれば、蒸気用バルブV1 は「開」の状態であって、かつ、吸引用スイッチS1 はONであって、ボイラーBからの蒸気は、順次、蒸気供給配管4、蒸気用バルブV1 、蒸気供給配管20、第1コテ1、第2コテ2、吸引用配管7、吸引ファン8を流通して、大気中へ放出される。第1コテ1・第2コテ2にて毛髪Hを挾持して、蒸気を当てるとともに加熱し、毛髪Hをストレート状とする。
本発明は、設計変更可能であって、例えば、小凸部11が6角錐や8角錐等の角錐状であっても良い。また、対応面9,10に多数の小凸部11を有するならば、蒸気のみにて加熱するタイプ(ヒーター省略タイプ)のものとするも、自由である。また、図3に於て、スチームトラップ6とボイラーBとを接続しないで大気へ放出するも自由である。また、蒸気噴出孔13と蒸気吸引孔14の位置をずらせるために、一方を一列とし、他方を二列として配設したり、その他、色々の配置は自由に考えられる。
以上のように、本発明は、揺動して開閉する第1コテ1・第2コテ2にて毛髪Hを挾持して毛髪Hをセットするヘアーアイロン本体3を有し、第1コテ1・第2コテ2の閉状態で相互に接近する毛髪挾み用対応面9,10に、相互に噛み合う多数の小凸部11を配設したので、第1コテ1・第2コテ2によって毛髪Hを略均一な厚さに挾持して均一に加熱することができる。すなわち、毛髪Hを挾持すると自動的に対応面9,10の小凸部11によって毛髪Hが適量ずつ分散される。そして、毛髪Hの重なりが少なく、毛髪Hに熱及び蒸気を均一に当てることができる。また、毛髪Hが小凸部11の間を通るので、第1コテ1・第2コテ2との接触が多くなり、毛髪Hに与える熱効率が良くなる。さらに、毛髪Hが第1コテ1・第2コテ2の小凸部11の間を通るので、適度の張力が得られ、第1コテ1・第2コテ2にて強く挾持する必要がなく、ヘアーアイロン装置を使用する人(美容師、一般の人等)の労力を軽減することができる。
また、小凸部11が角錐状なので、毛髪Hをスムーズに適量ずつ分散させることができる。
また、小凸部11がピラミッド状4角錐なので、毛髪Hをスムーズに適量ずつ分散させることができる。小凸部11が6角錐や8角錐の場合と比較して、第1コテ1・第2コテ2を安価に製造することができる。
また、第1コテ1・第2コテ2にて毛髪Hを挾持して毛髪Hをセットするヘアーアイロン本体3を有し、ヘアーアイロン本体3は、第1コテ1・第2コテ2の各々に電気ヒータ15を内蔵し、さらに、第1コテ1から蒸気を噴出して、第2コテ2にて噴出したこの蒸気を吸引するように構成したので、常時第1コテ1・第2コテ2を適温に温めることができるとともに、毛髪Hを確実にセットすることができる。また、外部に蒸気が漏れないので、安全性が高い。
また、第1コテ1・第2コテ2にて毛髪Hを挾持して毛髪Hをセットするヘアーアイロン本体3を有し、第1コテ1・第2コテ2の閉状態で相互に接近する毛髪挾み用対応面9,10に、相互に噛み合う多数の小凸部11を配設し、かつ、第1コテ1の対応面9には蒸気噴出孔13を配設し、さらに、第2コテ2の対応面10には蒸気吸引孔14を配設し、さらに、第1コテ1・第2コテ2の各々に電気ヒータ15を内蔵したので、毛髪Hを挾持すると自動的に対応面9,10の小凸部11によって毛髪Hが適量ずつ分散され、毛髪Hに熱及び蒸気を均一に当てることができるとともに、毛髪Hが小凸部11の間を通るので、第1コテ1・第2コテ2との接触が多くなり、毛髪Hに与える熱効率が良くなる。また、常時第1コテ1・第2コテ2を適温に温めることができるとともに、毛髪Hを確実にセットすることができ、かつ、外部に蒸気が漏れないので、安全性が高い。
また、蒸気両対応面9,10を相互に近接させた上記閉状態で、両対応面9,10に直交する方向から見て、蒸気噴出孔13と蒸気吸引孔14の位置をずらせて配設したことにより、図11に示したように、蒸気噴出孔13から噴出した蒸気は、(直ちに蒸気吸引孔14に短い時間で吸込まれずに)比較的長い流路を通って、十分に毛髪Hと接触して毛髪Hを均等に加温・加熱しつつ、流れるので、毛髪Hのセットが均一化し、かつ、能率良くセット作業を行ない得る。
また、第1コテ1を頭皮T側とし、第2コテ2を外方側として使用するようにしたので、蒸気は頭皮Tから離れる方向へ噴出することとなって、蒸気が頭皮Tに当たり火傷をする虞れがなく、安全性が高い。
また、第1コテ1・第2コテ2の開状態では「閉」となり閉状態では「開」となる蒸気用バルブV1 を、ヘアーアイロン本体3に付設したので、第1コテ1・第2コテ2の開閉操作をするのみで蒸気を出したり止めたりすることができ、(別途スイッチをON・OFFさせる操作等の)特別な操作が不要であって、ヘアーアイロン装置を使用する人の手間と労力を最小限に押さえることができる。
また、第1コテ1・第2コテ2の開状態ではOFFとなり閉状態ではONとなる吸引用スイッチS1 を、ヘアーアイロン本体3に付設し、吸引用配管7にてヘアーアイロン本体3と連通連結された吸引手段Kを吸引用スイッチS1 にてON・OFFさせるように構成したので、バキュームが必要なときのみ確実に蒸気を吸引することができて、至便である。しかも、別途、スイッチを設けて、そのスイッチを操作する必要もなくなる。
また、第1コテ1・第2コテ2の開状態では「閉」となり閉状態では「開」となる蒸気用バルブV1 を、ヘアーアイロン本体3に付設し、さらに、蒸気用バルブV1 からのドレンをスチームトラップ6へ送るドレン配管5を備えたので、第1コテ1・第2コテ2の開閉操作をするのみで蒸気を出したり止めたりすることができ、特別な操作が不要であって、ヘアーアイロン装置を使用する人の手間と労力を最小限に押さえることができ、かつ、第1コテ1から噴出する蒸気に水滴が混ざる(すなわち、第1コテ1から水滴が飛び出す)のを防止することができる。
また、第1コテ1・第2コテ2の開状態では「閉」となり閉状態では「開」となる蒸気用バルブV1 を、ヘアーアイロン本体3に付設し、さらに、蒸気用バルブV1 からのドレンをボイラーBへ還流させるドレン配管5を備え、かつ、ボイラーBの蒸気を、ボイラーBと蒸気用バルブV1 とを接続する蒸気供給配管4を介して蒸気用バルブV1 へ供給するとともにドレン配管5を介してボイラーBへ還流させる循環流を、蒸気用バルブV1 の「閉」の状態で常時行ない、さらに、蒸気用バルブV1 の「開」の状態では、ボイラーBの蒸気をヘアーアイロン本体3から噴出させるように構成したので、第1コテ1・第2コテ2の開閉状態によって、蒸気の流れを切り換えることができ、至便である。また、第1コテ1から水滴が飛び出すのを防止することができる。また、蒸気用バルブV1 には、常に蒸気が流通して蒸気用バルブV1 を温めているので、水蒸気が急冷により凝結するのを防止することができ、第1コテ1の蒸気噴出孔13から水滴が飛び出すといった不具合を防止できる。
本発明の第1の実施の形態の使用状態を示す説明図である。 ヘアーアイロン本体を示す一部断面正面図である。 構成説明図である。 第1コテを示す説明用斜視図である。 第2コテを示す説明用斜視図である。 使用説明も兼ねた要部拡大断面側面図である。 要部拡大平面図である。 要部拡大断面正面図である。 要部拡大断面正面図である。 第2の実施の形態を示す構成説明図である。 作用説明のための要部拡大断面図である。
符号の説明
1 第1コテ
2 第2コテ
3 ヘアーアイロン本体
4 蒸気供給配管
5 ドレン配管
6 スチームトラップ
7 吸引用配管
9 対応面
10 対応面
11 小凸部
13 蒸気噴出孔
14 蒸気吸引孔
15 電気ヒータ
B ボイラー
H 毛髪
K 吸引手段
1 吸引用スイッチ
T 頭皮
1 蒸気用バルブ

Claims (13)

  1. 揺動して開閉する第1コテ(1)・第2コテ(2)にて毛髪(H)を挾持して毛髪(H)をセットするヘアーアイロン本体(3)を有し、該第1コテ(1)・第2コテ(2)の閉状態で相互に接近する毛髪挾み用対応面(9)(10)に、相互に噛み合う多数の小凸部(11)を配設したことを特徴とするヘアーアイロン装置。
  2. 小凸部(11)が角錐状である請求項1記載のヘアーアイロン装置。
  3. 小凸部(11)がピラミッド状4角錐である請求項1記載のヘアーアイロン装置。
  4. 第1コテ(1)・第2コテ(2)にて毛髪(H)を挾持して毛髪(H)をセットするヘアーアイロン本体(3)を有し、該ヘアーアイロン本体(3)は、上記第1コテ(1)・第2コテ(2)の各々に電気ヒータ(15)を内蔵し、さらに、上記第1コテ(1)から蒸気を噴出して、上記第2コテ(2)にて噴出したこの蒸気を吸引するように構成したことを特徴とするヘアーアイロン装置。
  5. 第1コテ(1)・第2コテ(2)にて毛髪(H)を挾持して毛髪(H)をセットするヘアーアイロン本体(3)を有し、該第1コテ(1)・第2コテ(2)の閉状態で相互に接近する毛髪挾み用対応面(9)(10)に、相互に噛み合う多数の小凸部(11)を配設し、かつ、上記第1コテ(1)の上記対応面(9)には蒸気噴出孔(13)を配設し、さらに、上記第2コテ(2)の対応面(10)には蒸気吸引孔(14)を配設し、さらに、上記第1コテ(1)・第2コテ(2)の各々に電気ヒータ(15)を内蔵したことを特徴とするヘアーアイロン装置。
  6. 上記両対応面(9)(10)を相互に近接させた上記閉状態で、上記両対応面(9)(10)に直交する方向から見て、上記蒸気噴出孔(13)と上記蒸気吸引孔(14)の位置をずらせて配設した請求項5記載のヘアーアイロン装置。
  7. 第1コテ(1)を頭皮(T)側とし、第2コテ(2)を外方側として使用するようにした請求項4又は5記載のヘアーアイロン装置。
  8. 小凸部(11)が角錐状である請求項5記載のヘアーアイロン装置。
  9. 小凸部(11)がピラミッド状4角錐である請求項5記載のヘアーアイロン装置。
  10. 第1コテ(1)・第2コテ(2)の開状態では「閉」となり閉状態では「開」となる蒸気用バルブ(V1 )を、ヘアーアイロン本体(3)に付設した請求項4,5又は6記載のヘアーアイロン装置。
  11. 第1コテ(1)・第2コテ(2)の開状態ではOFFとなり閉状態ではONとなる吸引用スイッチ(S1 )を、ヘアーアイロン本体(3)に付設し、吸引用配管(7)にて上記ヘアーアイロン本体(3)と連通連結された吸引手段(K)を該吸引用スイッチ(S1 )にてON・OFFさせるように構成した請求項4,5,6又は10記載のヘアーアイロン装置。
  12. 第1コテ(1)・第2コテ(2)の開状態では「閉」となり閉状態では「開」となる蒸気用バルブ(V1 )を、ヘアーアイロン本体(3)に付設し、さらに、該蒸気用バルブ(V1 )からのドレンをスチームトラップ(6)へ送るドレン配管(5)を備えた請求項11記載のヘアーアイロン装置。
  13. 第1コテ(1)・第2コテ(2)の開状態では「閉」となり閉状態では「開」となる蒸気用バルブ(V1 )を、ヘアーアイロン本体(3)に付設し、さらに、該蒸気用バルブ(V1 )からのドレンをボイラー(B)へ還流させるドレン配管(5)を備え、かつ、上記ボイラー(B)の蒸気を、上記ボイラー(B)と蒸気用バルブ(V1 )とを接続する蒸気供給配管(4)を介して上記蒸気用バルブ(V1 )へ供給するとともにドレン配管(5)を介して上記ボイラー(B)へ還流させる循環流を、上記蒸気用バルブ(V1 )の「閉」の状態で常時行ない、さらに、該蒸気用バルブ(V1 )の「開」の状態では、上記ボイラー(B)の蒸気を上記ヘアーアイロン本体(3)から噴出させるように構成した請求項11記載のヘアーアイロン装置。
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