JP2005080429A - プロテクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 バンド部材のロック状態を良好にすることが可能なプロテクタを提供する。
【解決手段】 プロテクタ本体23を構成する一つの側壁27の自由端側内面に、線条体としてのワイヤハーネス22を固定するためのバンド部材25の係止用のバンドロック部32を一体に設ける。また、そのバンドロック部32の近傍且つ側壁27の自由端側外面に、プロテクタ本体23の開放面を横切るプロテクタカバー24を係止するためのロック部33を一体に設ける。バンドロック部32とロック部33とを、側壁27を挟んで対向するような位置に設けることが好ましい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばワイヤハーネスのような線条体を配索する際に用いられるプロテクタに関し、特に、線条体を固定するためのバンド部材を有するプロテクタに関する。
この種のプロテクタとしては、例えば下記特許文献1に開示されるようなものが知られている。すなわち、図3に示される如く、プロテクタ1は、プロテクタ本体2と図示しないプロテクタカバーとバンド部材3とを備えて構成されている。
プロテクタ本体2は、底壁4と両側壁5、6とを備えて構成されている。このようなプロテクタ本体2には、ワイヤハーネス7を収納するための収納室8が形成されている。バンド部材3は、図示のような係止部9とバンドロック部10とを備えて構成されている。バンド部材3は、収納室8内において引き回し可能な部材であって、バンドロック部10が一方の側壁5に一体に設けられている。このようなバンド部材3は、その自由端側をバンドロック部10に差し込んで係止部9を係止させることによりワイヤハーネス7を固定することができるようになっている。
尚、バンドロック部10の出口側には、バンド部材3の自由端側が引き出される開口部11が形成されている。その開口部11は、奥壁4に形成されている。引用符号12は、図示しないプロテクタカバーに対するロック部を示しており、他方の側壁6に形成されている。
特開平11−313429号公報 (第4頁、第1図)
ところで、上記従来技術にあっては、バンド部材3の自由端側をバンドロック部10に差し込んで係止部9を係止させると、バンドロック部10の位置において一方の側壁5が外側に撓んで隙間が大きくなり、不完全なロック状態になってしまう恐れがあった。そして、これによりワイヤハーネス7の固定が緩み、振動等を受けると摩耗や異音発生等を引き起こしてしまう恐れがあった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされるもので、バンド部材のロック状態を良好にすることが可能なプロテクタを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためなされた請求項1記載の本発明のプロテクタは、プロテクタ本体を構成する一側壁の自由端側内面に、線条体を固定するためのバンド部材の係止用のバンドロック部を一体に設け、該バンドロック部の近傍且つ前記一側壁の自由端側外面には、前記プロテクタ本体の開放面を横切る開放面横断部材を係止するためのロック部を一体に設けたことを特徴としている。このような特徴を有する本発明によれば、開放面横断部材が一側壁に係止されることにより、一側壁のバンドロック部による撓みが防止される。
請求項2記載の本発明のプロテクタは、請求項1に記載のプロテクタにおいて、前記バンドロック部と前記ロック部とを、前記一側壁を挟んで対向するような位置に設けたことを特徴としている。このような特徴を有する本発明によれば、バンドロック部による撓みと開放面横断部材による押さえとが同じ位置で作用し合い、その結果、バンドロック部による一側壁の撓みが確実に防止される。また、捩れによる変形の発生も防止される。
請求項1に記載された本発明によれば、バンド部材のロック状態を良好にすることができるという効果を奏する。
請求項2に記載された本発明によれば、バンド部材のロック状態をより一層良好にすることができるという効果を奏する。また、捩れによる変形を防止することができるという効果も奏する。
以下、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明のプロテクタの一実施の形態を示す要部断面図である。また、図2は図1の矢線A方向から見たプロテクタ本体の要部拡大図である。
図1において、引用符号21は本発明のプロテクタを示している。そのプロテクタ21は、例えば既知のワイヤハーネス22のような線条体を配索する際に用いられるものであって、特に限定するものではないが、車両のボディパネル等に固定されるようになっている。プロテクタ21は、合成樹脂製のプロテクタ本体23及びプロテクタカバー24と、合成樹脂製のバンド部材25とを備えて構成されている。以下、各構成部材について説明する。
図1及び図2において、プロテクタ本体23は、底壁26とその底壁26の両側縁から垂直に立設する側壁27、28とを備えて構成されている。また、プロテクタ本体23は、その断面形状が上向きのコ字状となるように形成されている。このようなプロテクタ本体23の底壁26と側壁27、28とで囲まれる内側には、ワイヤハーネス22を収納するための収納室29が形成されている。収納室29は、ワイヤハーネス22の最大径を考慮してその大きさが設定されている。
底壁26には、隔壁30と開口部31とが形成されている。隔壁30は、底壁26に対して垂直に立設する部分であって、ワイヤハーネス22を収納する空間とバンド部材25の自由端側を係止する空間とを区画するように配置形成されている。隔壁30は、側壁27、28の高さよりも低く平坦な面を有して形成されている。また、隔壁30は、バンド部材25の自由端側に対してその引き回しに影響しない高さとなるように形成されている。開口部31は、バンド部材25の自由端側を引き出すための貫通孔であって、側壁27と隔壁30との間、且つ後述するバンドロック部32の直下に形成されている。
側壁27の自由端側には、バンドロック部32とロック部33とが形成されている。そのバンドロック部32とロック部33は、プロテクタ本体23の長手方向に沿って一つ又は複数形成されている。
バンドロック部32は、側壁27の内面に形成されている。また、バンドロック部32は、バンド部材25の自由端側を係止するために、可撓性を有する略逆L字形状(言い換えれば、先端が開口部31に向けて伸びるアーム形状)に形成されている。このようなバンドロック部32の先端部分には、隔壁30側に突出する係止突起34が形成されている。
ロック部33は、側壁27の外面に形成されている。また、ロック部33は、プロテクタカバー24の後述する係止片38を係止するために、差し込み孔35を有するコ字形状に形成されている。
以上のようなバンドロック部32とロック部33は、側壁27を挟んで対向するような位置に設けられている。尚、バンドロック部32の使用時において、プロテクタカバー24の後述する係止片38により押さえられる側壁27に撓みや捩れ等が発生しなければ、ロック部33をバンドロック部32に対して多少ずれた位置に配置してもよいものとする。
側壁28の自由端には、ヒンジ36が連成されている。そのヒンジ36には、さらにプロテクタカバー24が連成されている。プロテクタ本体23の開放面は、プロテクタカバー24により覆われるようになっている。
プロテクタカバー24は、プロテクタ本体23の上記開放面を横切る部材(開放面横断部材)であって、横断部37と一つ又は複数の係止片38とを備えて構成されている。また、プロテクタカバー24は、図1に示されるように係止片38の部分の断面形状が横向きのL字形状となるように形成されている。
横断部37は、平板状に形成されている。また、横断部37は、本形態において、プロテクタ本体23の上記開放面の全面を覆うことができるような形状に形成されている(この限りではないものとする)。係止片38は、プロテクタ本体23のロック部33に対して差し込み可能な形状となるように形成されている。このような係止片38の先端には、ロック部33の端面に引っ掛かる係止突起39が形成されている。
バンド部材25は、ワイヤハーネス22を固定するための部材であって、プロテクタ本体23の収納室29内に設けられている。また、バンド部材25は、プロテクタ本体23の長手方向に沿って一つ又は複数設けられている。このようなバンド部材25の一端は、適宜手段を用いて底壁26に固定されている。また、バンド部材25の自由端側は、収納室29内において引き回し可能な形状に形成されている。バンド部材25の自由端側には、既知の係止部40がバンド部材25の長手方向に沿って複数形成されている。その係止部40には、バンドロック部32の係止突起34が引っ掛かるようになっている。
次に、上記構成に基づいてワイヤハーネス22の固定作業について説明する。ワイヤハーネス22は、プロテクタ本体23の収納室29に収納される。すなわち、隔壁30と側壁28との間に収納される。ワイヤハーネス22が収納されると、バンド部材25を引き回し、その自由端側を隔壁30と側壁27との間に差し込んで自由端側をバンドロック部32に係止させる。開口部31から引き出された部分を引っ張ることにより、ワイヤハーネス22はガタ付きなく固定される。その後、プロテクタ本体23の開放面をプロテクタカバー24で覆い係止片38をロック部33に係止させれば一連の作業が完了する。
以上、図1及び図2を参照しながら説明してきたように、本発明のプロテクタ21によれば、側壁27にバンドロック部32による撓みが仮に生じたとしても、プロテクタカバー24による押さえが作用して、元の良好なロック状態に戻すことができるという利点を有している。
その他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
本発明によるプロテクタの一実施の形態を示す要部断面図である。 図1の矢線A方向から見たプロテクタ本体の要部拡大図である。 従来例のプロテクタの構成及び固定作業説明図である。
符号の説明
21 プロテクタ
22 ワイヤハーネス(線条体)
23 プロテクタ本体
24 プロテクタカバー(開放面横断部材)
25 バンド部材
26 底壁
27 側壁(一側壁)
28 側壁
29 収納室
30 隔壁
31 開口部
32 バンドロック部
33 ロック部
34 係止突起
35 差し込み孔
36 ヒンジ
37 横断部
38 係止片
39 係止突起
40 係止部

Claims (2)

  1. プロテクタ本体を構成する一側壁の自由端側内面に、線条体を固定するためのバンド部材の係止用のバンドロック部を一体に設け、該バンドロック部の近傍且つ前記一側壁の自由端側外面には、前記プロテクタ本体の開放面を横切る開放面横断部材を係止するためのロック部を一体に設けた
    ことを特徴とするプロテクタ。
  2. 請求項1に記載のプロテクタにおいて、
    前記バンドロック部と前記ロック部とを、前記一側壁を挟んで対向するような位置に設けた
    ことを特徴とするプロテクタ。

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