JP2005079725A - 車両用報知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
車両用報知装置において、車両の周囲環境の中で、ユーザーが注意を払う対象の変化の検出の確実性を向上すること。
【解決手段】
車両用報知装置10が、車両1の周囲を撮像するカメラ20と、カメラ20が撮像した画像を表示し、表示画面における所定位置を入力することのできるタッチパネル付ディスプレイ装置30と、タッチパネル付ディスプレイ装置30に表示される画像を構成する画素データの中で入力された所定位置における画素データの変化を検出した場合に、報知装置40を発報させるECU50とを備える構成としたこと。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車両の周囲環境の変化を検出して、車両のユーザーに発報を行う車両用報知装置に関する。
従来のこの種の車両用報知装置としては、下記の特許文献1に記載のものが公知となっている。この従来の装置は、車両の前方の画像をカメラが撮像し、その画像をモニタに表示させている。そして、車両が停止した場合に、カメラが撮像した画像に対して、例えば、信号認識処理を行って赤信号の検出を行う。そして、赤信号が青信号に変化したときに報知装置を作動させるものとなっている。つまり、車両の周囲環境の中で、車両のユーザーが注意を払っている対象が変化した場合に、報知装置を作動させるものとなっている。
そして、従来の装置では、信号機を探索して赤信号を検出するために、カメラから入力されるカラー画像信号に対し、画面内の所定のウインドウ内で赤領域を検出する。そして、自車両が信号待ちで停止している場合、信号機の画像上の位置は、ほぼ画像左上に定められるので、ウインドウはこの画面左上領域に予め設定されている。
特開平08−223566号公報(第4頁から第5頁参照)
しかしながら、従来の装置では上記の様に、赤信号を検出するための所定のウインドウが、予め画像左上に定められている。従って、道路における建物等の状況により、信号機が所定のウインドウ内に入らない場合には、赤信号を検出することができないこととなる。つまり、道路の状況によっては、ユーザーが注意を払う対象の変化(信号機等の変化)の検出精度が低下するという不具合があった。尚、もし検出精度を上げるために単純にウインドウを大きく設定した場合は、ユーザーが注意を払う対象以外の周囲環境がウインドウ内に入り、画像のデータがノイズを多く含むこととなるという恐れがある。
従って、本発明では、車両用報知装置において、車両の周囲環境の中で、ユーザーが注意を払う対象の変化の検出の確実性を向上することを技術的課題とする。
上記課題を解決するために本発明において講じた技術的手段は、車両用報知装置が、請求項1に記載の様に、車両の周囲を撮像する撮像手段と、該撮像手段が撮像した画像を表示する表示手段と、該表示手段の表示画面における所定位置を入力するための位置入力手段と、前記表示手段に表示される画像を構成する画素データの中で前記位置入力手段により入力された所定位置における画素データの変化を検出した場合に、報知手段を発報させる制御手段とを備える構成としたことである。
好ましくは、請求項2に記載の様に、前記制御手段は、前記車両の周囲に位置する信号機の状態の変化を画素データの変化として検出可能であると良い。
好ましくは、請求項3に記載の様に、前記制御手段は、前記車両より前方に位置する前車両の挙動の変化を画素データの変化として検出可能であると良い。
好ましくは、請求項4に記載の様に、前記制御手段が、前記位置入力手段により所定位置が入力された場合に、該所定位置に対応する監視座標データおよび、該監視座標データにおける画素データを基準データとして、記憶すると共に、前記記憶された監視座標データにおける現在の画素データが、前記基準データと異なることを検出した場合に、前記報知手段を発報させると良い。
好ましくは、請求項5に記載の様に、前記監視座標データが、前記表示画面を構成する2次元上のx方向およびy方向に所定の幅を備えると良い。
好ましくは、請求項6に記載の様に、前記車両の速度を検出する車速検出手段を備え、前記制御手段が、前記車速検出手段の検出値が所定値より小さい場合に、前記撮像手段が撮像した画像を、前記表示手段に表示させると良い。
請求項1に記載の発明によれば、車両用報知装置が、表示手段の表示画面上の所定位置を入力するための位置入力手段を備えている。そして、制御手段が、所定位置における画素データの変化を検出した場合に、報知手段を発報させるものとなっている。従って、車両のユーザーが、表示手段に表示された周囲環境の画像の中で、注意を払う対象が表示されている所定位置を位置入力手段により入力することにより、その対象の変化を確実に検出することができる。
請求項2に記載の発明によれば、車両用報知装置が、信号機の状態の変化を検出して、報知装置を発報させる。例えば、赤信号にて停止している場合に、赤信号から青信号への変化を検出して報知装置を発報させることとすれば、車両のユーザーは、常に信号機を注視し続ける必要がない。
請求項3に記載の発明によれば、車両用報知装置が、前車両の挙動の変化を検出して、報知装置を発報させる。例えば、前車両が停車している状態で自車両も停止している場合に、前車両の移動を検出して報知装置を発報させることとすれば、車両のユーザーは、常に前車両を注視し続ける必要がない。
請求項4に記載の発明によれば、制御手段が、位置入力手段により所定位置が入力されたときの画素データを基準データとして記憶する。そして、その後の現在の画素データと基準データを比較することにより画素データの変化を検出する。つまり、この構成では、位置入力手段による所定位置の入力操作が、基準データの記憶操作を兼ねることとなっている。従って、各操作を別々に行う構成と比較して、操作回数が少なく、操作性の良いものとなっている。
請求項5に記載の発明によれば、監視座標データが、表示画面を構成する2次元上のx方向およびy方向に所定の幅を備えているため、ユーザーによる所定位置の入力に関し、ユーザーが所定位置を選択する正確性が厳密に要求されないこととなる。従って、操作性の良いものとなっている。
請求項6に記載の発明によれば、車速検出手段の検出値が所定値より小さい場合に、制御手段が、画像を表示手段に表示する。従って、車速が所定値より小さくなった場合に自動で画像が表示手段に表示されるものとなる。
以下、図面を基に、本発明を実施するための一形態を説明する。図1は、車両用報知装置10(車両用報知装置)の構成を示すブロック図である。また、図2は、車両用報知装置10を車両1(車両)に搭載した状態を示す図である。
図1に示す様に、車両用報知装置10は、カメラ20(撮像手段)と、タッチパネル付ディスプレイ装置30(以下、単にディスプレイ装置30と称す)(表示手段、位置入力手段)と、報知装置40(報知手段)と、ECU50(制御手段)とを備えている。また、図1に示す車両用報知装置10は、アプリケーションの一つとして、車速センサ60(車速検出手段)を備えるものとなっている。しかしながら、車速センサ60は、必ずしも必須の構成ではない。
カメラ20は、図2に示す様に、車両1の前端付近に取り付けられており、図1に示す様に、ECU50に接続されている。カメラ20は、車両1の周囲である前方向(図2示F方向)を撮像するものとなっている。そして、カメラ20は、撮像した画像の映像信号をECU50に出力するものとなっている。
ディスプレイ装置30は、図2に示す様に、車両1のインスツルメントパネル2付近に配設されるものであり、図1に示す様に、ECU50に接続されている。ディスプレイ装置30は、通常、ナビゲーション装置のディスプレイとしての機能を担うものである。しかし、ECU50からの信号によって、カメラ20が撮像した画像を表示するものとなっている。ディスプレイ装置30が表示する画像の例としては、図4乃至図6に示すものが挙げられる。
また、ディスプレイ装置30は、タッチスクリーンを備えるものとなっている。つまり、ディスプレイ装置30の表示画面30aは、接触を検知するための公知な構成の素子を配置した透明なスクリーンによって覆われている。表示画面30aへの接触の感知は、公知の方式である感圧式や、静電式等によるものとなっている。そして、ディスプレイ装置30は、ユーザーがその表示画面30aを指等によって接触した場合には、その表示画面30a上の位置の座標データ(ディスプレイ装置30の表示画面30a上の横方向(x方向)(図4示)および縦方向(y方向)(図4示)を基準軸とする座標データ)をECU50に出力するものとなっている。
以上説明したように、ディスプレイ装置30は、カメラ20が撮像した画像を表示する機能と共に、ユーザーが、ディスプレイ装置30の表示画面30a上の所定位置を入力するための機能を併せもつものとなっている。
報知装置40は、図2に示す様に、例えば、車両1のドア3に配設されるスピーカであり、図1に示す様に、ECU50に接続されている。報知装置40は、通常、車両1のオーディオ機器等による音声を発生させる機能を担うものである。しかし、ECU50からの信号によって、所定の警報音や音声を発報するものとなっている。
車速センサ60は、図2に示す様に、車両1の車輪付近に取り付けられており、図1に示す様に、ECU50に接続されている。この車速センサ60は、車輪が所定角度回転する毎に生成されるパルス信号から現在の車両1の車速Vを検出し、その検出値をECU50に出力するものとなっている。
ECU50は、メモリ50a、CPU(中央演算装置)(図示なし)等を備えるデジタルコンピュータにて構成されている。ECU50は、カメラ20が撮像した画像データを、ディスプレイ装置30に表示させるためのエンコード処理等の画像処理を行って、その画像データをディスプレイ装置30に出力するものとなっている。また、ECU50は、ディスプレイ装置30に表示される画像を構成する画素データの中で、ディスプレイ装置30により入力された表示画面30a上の所定位置(表示画面30aを構成する2次元上のx方向およびy方向の位置)における画素データの変化を検出した場合に、報知装置40に対して、発報させるための信号を送信するものとなっている。
これらのECU50の制御態様の詳細、つまり、車両用報知装置10の制御態様について、図3のフローチャートに基づいて説明する。この処理は、所定時間毎の定時割り込みによって繰り返し実行される。
処理がこのルーチンに移行すると、ECU50は、ステップ100において、カメラ20、車速センサ60からの信号の入力処理を行う。
次に、ECU50は、ステップ101において、車速センサ60の検出値である現在の車速が、所定値V1より小さいか否かを判断する。所定値V1より小さい場合にはステップ102に進み、所定値V1より小さくない場合にはそのままこの処理を終了する。
ECU50は、ステップ102において、カメラ20が撮像した画像データをディスプレイ装置30に出力するものとなっている。つまり、ECU50は、カメラ20からの画像データをデジタル撮像画像データとして取り込み、必要に応じてカメラ20による画像の歪みを修正するための変換処理を行い、更に、ディスプレイ装置30に対応した信号に変換するためのエンコード処理を行って、ディスプレイ装置30に出力する。その結果、ディスプレイ装置30には、カメラ20により撮像された車両1の周囲の画像が表示される。上記の通り、その表示例は、図4乃至図6に示されている。
ステップ101およびステップ102にて説明したように、本発明の車両用報知装置10は、車両1の車速が所定値V1より小さくなった場合に、つまり、車両1が停止しようとした場合に、自動的に、ディスプレイ装置30に車両1の周囲の画像が表示されるものとなっている。しかしながら、例えば、車両1のユーザーが、所定の操作手段(例えば、車両1の車室内に配設される操作ボタン等)を操作した場合に、表示されるような構成としても良い。この場合、本実施の形態におけるステップ101は、その操作手段が操作されたか否かを判断するステップになる。
ECU50は、ステップ103において、ディスプレイ装置30にて、表示画面30a上における所定位置の入力操作があったか否かを判断する。入力操作があった場合には、ステップ104に進み、入力操作がなかった場合には、ステップ105に進む。
ECU50は、ステップ104において、ディスプレイ装置30からの入力される座標データの信号に基づき、所定位置に対応する監視座標データと、その監視座標データにおける入力時(所定位置の入力操作時)の画素データをメモリ50aに記憶し、ステップ105に進む。
この処理を図4における表示例を基に説明する。図4は、車両1が、交差点Cの手前にて、信号機70が赤信号のために停止した場合において、車両1の前方の画像を表示した例を示している。図4において、ユーザーが、表示画面30a上の信号機70が表示されている所定位置L1をタッチした場合、ディスプレイ装置30からの信号を受けて、ECU50は、ステップ103にからステップ104に進む。そして、ECU50は、ステップ104において、ディスプレイ装置30から入力される座標データの信号に基づき、所定位置L1に対応する監視座標データ(x1,x2,y1,y2)(監視座標データ)をメモリ50aに記憶する。つまり、ECU50は、所定位置L1に対応する監視座標データを、表示画面30aを構成する2次元上の横方向(x方向)および縦方向(y方向)に所定の幅(予め定められた所定の幅)を備える監視座標データとして、メモリ50aに記憶する。図4においては、x方向に所定の幅を備える様に、所定位置L1に対応するx方向の2つの座標x1、x2が定められ(所定の幅=|x2−x1|)、y方向に所定の幅を備える様に、所定位置L1に対応するy方向の2つの座標y1、y2が定められ(所定の幅=|y2−y1|)、その監視座標データ(x1,x2,y1,y2)が、メモリ50aに記憶される。なお、このx方向およびy方向の所定の幅の大きさは、予め設定されているものである。
更に、ECU50は、ステップ104において、監視座標データ(x1,x2,y1,y2)における画素データをメモリ50aに記憶する。つまり、ECU50は、座標(x1、y1)、(x1、y2)、(x2、y1)、(x2、y2)により定まる矩形エリア内に位置する画素データを、基準データとしてメモリ50aに記憶する。なお、ここで言う画素データとしては、色データや、明度データ、輝度データ等が挙げられるが、これらに限られるものではない。
ECU50は、ステップ105において、既に、監視座標データ(x1,x2,y1,y2)が記憶されているか否かを判断する。記憶されている場合には、ステップ106に進み、記憶されていない場合(ステップ103において、所定位置の入力処理がなされていない場合)には、そのままこの処理を終了する。
ECU50は、ステップ106において、記憶された監視座標データ(x1,x2,y1,y2)における現在の画素データを取得し、ステップ107に進む。
ECU50は、ステップ107において、記憶された監視座標データ(x1,x2,y1,y2)における現在の画素データが、基準データと異なるか否かを判断する。異なる場合には、ステップ108に進み、同じ場合にはそのままこの処理を終了する。
ECU50は、ステップ108において、報知装置40に対して、報知させるための信号を出力する。その結果、報知装置40から、報知音が発せられる。
ステップ107からステップ108の処理を図4における表示例を基に説明する。図4では、信号機70が表示されている位置が所定位置L1として入力されているため、信号機70が赤信号から青信号に変わった場合に、監視座標データ(x1,x2,y1,y2)における現在の画素データが、基準データと異なることとなる。つまり、例えば画素データとして色データを指標とする場合には、信号機70の赤信号が消灯すると、監視座標データにおける現在の赤色の画素データの数が、基準データと異なることとなる。また、画素データとして、明度データや輝度データを指標としている場合にも、赤信号が点灯状態から消灯状態となると、明度若しくは輝度の変化として現れるため、基準データと異なることとなる。従って、本発明の車両用報知装置10は、信号機70の状態の変化を画素データの変化として検出可能であり、信号機70が赤信号から青信号に変化した場合に、報知装置40を発報させることとなる。以上説明した様に、車両のユーザーが、ディスプレイ装置30において信号機70が表示されている位置を所定位置L1として入力しておけば、常に信号機70を注視し続ける必要がなくなる。そして、例えば、車両1内の機器等の操作をすることができる。
次に、図5における他の表示例を参照して、車両用報知装置10の作用・効果をさらに説明する。図5は、車両1が、交差点C1の手前にて、信号機70が赤信号のために停止した場合において、車両1の前方の画像を表示した例を示している。この場合、交差点C1の手前側に鉄道等の高架71が図5示左右方向に立設されており、信号機70が、高架71の手前側に取り付けられている。
図5に示す場合おいて、車両1のユーザーが表示画面30a上の信号機70が表示される所定位置L2をタッチして、所定位置L2を車両用報知装置10に入力すると、ECU50は、所定位置L2に対応する監視座標データ(x3、x4、y3、y4)および、監視座標データ(x3、x4、y3、y4)における画素データを記憶する。そして、上記の様に、車両用報知装置10は、信号機70が赤信号から青信号に変わった場合に、報知装置40を発報させることとなる。
図5に示す場合においては、ディスプレイ装置30の表示画面30aに表示される信号機70の位置(表示画面30aにおける信号機70の位置)は、図4に示す場合と異なる。しかしながら、本発明の車両用報知装置10は、ディスプレイ装置30の表示画面30a上の所定位置を入力可能となっている。つまり、表示画面30aに表示された車両1の周囲環境の画像の中で、車両1のユーザーが注意を払うべき対象(例えば、信号機70)が表示されている所定位置を、ディスプレイ装置30を見ながら任意に入力することができる。従って、車両用報知装置10は、ユーザーが注意を払うべき対象の変化を確実に検出することができる。
次に、図6における他の表示例を参照して、車両用報知装置10の作用・効果をさらに説明する。図6は、車両1の前方に位置する前車両72が停止しており、車両1が、前車両72の後ろに停止した場合において、車両1の前方の画像を表示した例を示している。
図6に示す場合おいて、車両1のユーザーが表示画面30a上の前車両72のテールランプ72aが表示される所定位置L3をタッチして、所定位置L3を車両用報知装置10に入力すると、ECU50は、所定位置L3に対応する監視座標データ(x5、x6、y5、y6)および、監視座標データ(x5、x6、y5、y6)における画素データを記憶する。そして、上記の様に、車両用報知装置10は、監視座標データ(x5、x6、y5、y6)における画素データの変化を検出した場合に、報知装置40を発報させることとなる。例えば、画素データとして色データを指標とする場合には、前車両72が移動して所定位置L3に路面が表示されるようになると、監視座標データにおける現在の赤色の画素データの数が、基準データと異なることとなる。また、画素データとして、明度データや輝度データを指標としている場合にも、テールランプ72aが点灯状態から消灯状態となると、明度若しくは輝度の変化として現れるため、基準データと異なることとなる。
つまり、本発明の車両用報知装置10は、前車両72の移動等の挙動の変化を画素データの変化として検出可能であり、前車両72が移動(例えば、前方向に発進)した場合に、報知装置40を発報させることとなる。従って、車両のユーザーが、ディスプレイ装置30において前車両72が表示されている位置を所定位置L3として入力しておけば、常に前車両72を注視し続ける必要がなくなる。そして、例えば、車両1内の機器等の操作をすることができる。
図6に示す場合において、所定位置L3は、前車両72が表示されている位置の中でテールランプ72aが位置する場所に限られない。本発明の車両用報知装置10によれば、ディスプレイ装置30の表示画面30a上の所定位置を入力可能となっているため、前車両72が移動した場合に、例えば、周囲環境と比較して、画素データの変化が大きく現れるであろう所定位置を、ユーザーが任意に入力することができる。その結果、前車両72の挙動の変化を確実に検出することができる。
本実施の形態では、ECU50が、ディスプレイ装置30によって所定位置が入力されたときの所定位置の画素データを基準データとして記憶するものとなっている。つまり、ディスプレイ装置30による所定位置の入力操作が、ECU50による基準データの記憶操作を兼ねることとなっている。各操作を別々に行う構成と比較して、操作回数が少なく、操作性の良いものとなっている。
本実施の形態では、ECU50が、監視座標データを、表示画面を構成する2次元上のx方向およびy方向に所定の幅を備える様に設定し、記憶する。従って、ユーザーによる所定位置の入力に関し、ユーザーが所定位置を選択する正確性が厳密に要求されないこととなる。つまり、操作性の良いものとなっている。
本実施の形態では、位置入力手段として、ディスプレイ装置30が、表示画面30a上の所定位置を入力するための機能を備えていたが、この構成に限らない。表示画面30a上の所定位置を入力するためのものとしては、表示画面30a上に表示されるポインターやカーソルを操作するための操作装置等を位置入力手段として備える構成であっても良い。
本実施の形態では、報知手段としてスピーカを備えており、報知手段の発報が音声による構成としたが、この構成に限らない。報知手段として、ディスプレイ装置30や、その他インスツルメントパネル2等に配設される表示装置を備える構成とし、発報が、光(表示)による構成としても良い。
本実施の形態では、入力された所定位置に対応する監視座標データが、矩形を構成するものであったが、矩形以外の形態(円形等)を構成するものであっても良い。
車両用報知装置の構成を示すブロック図である。 車両用報知装置を車両に搭載した状態を示す図である。 車両用報知装置の制御態様を示すフローチャートである。 表示装置の表示例を示す図である。 表示装置の表示例を示す図である。 表示装置の表示例を示す図である。
符号の説明
1 車両(車両)
10 車両用報知装置(車両用報知装置)
20 カメラ(撮像手段)
30 タッチパネル付ディスプレイ装置(表示手段、位置入力手段)
40 報知装置(報知手段)
50 ECU(制御手段)
60 車速センサ(車速検出手段)
72 前車両(前車両)
V1 所定値

Claims (6)

  1. 車両の周囲を撮像する撮像手段と、
    該撮像手段が撮像した画像を表示する表示手段と、
    該表示手段の表示画面における所定位置を入力するための位置入力手段と、
    前記表示手段に表示される画像を構成する画素データの中で前記位置入力手段により入力された所定位置における画素データの変化を検出した場合に、報知手段を発報させる制御手段と
    を備えることを特徴とする車両用報知装置。
  2. 前記制御手段は、前記車両の周囲に位置する信号機の状態の変化を画素データの変化として検出可能であることを特徴とする請求項1に記載の車両用報知装置。
  3. 前記制御手段は、前記車両より前方に位置する前車両の挙動の変化を画素データの変化として検出可能であることを特徴とする請求項1に記載の車両用報知装置。
  4. 前記制御手段が、前記位置入力手段により所定位置が入力された場合に、該所定位置に対応する監視座標データおよび、該監視座標データにおける画素データを基準データとして、記憶すると共に、
    前記記憶された監視座標データにおける現在の画素データが、前記基準データと異なることを検出した場合に、前記報知手段を発報させることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の車両用報知装置。
  5. 前記監視座標データが、前記表示画面を構成する2次元上のx方向およびy方向に所定の幅を備えることを特徴とする請求項4に記載の車両用報知装置。
  6. 前記車両の速度を検出する車速検出手段を備え、
    前記制御手段が、前記車速検出手段の検出値が所定値より小さい場合に、前記撮像手段が撮像した画像を、前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の車両用報知装置。
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