JP2005079383A - 光学的検知装置および光学的検知装置の汚れ判定方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】発光素子として発光ダイオード11が用いられ、受光素子としてフォトトランジスタ16が用いられた透過型の光学的検知装置において、発光ダイオード11が駆動されてからフォトトランジスタ12(CMOS回路18)の出力信号が反転するまでの時間をTon時間計測部20で計測し、この計測した時間に応じて電流制御部13が発光ダイオード11の駆動電流を可変制御する。
【選択図】 図1
Description
さらに、発光ダイオードおよびフォトトランジスタの特性や劣化、取付け時の取付け精度により、フォトトランジスタの受光量に個体差が生じる。そのため、それぞれの光学的検知装置により出力が均一にならないため、フォトトランジスタの光電流出力はその最悪値を見込まなければならない。
図1は、本実施の形態に係る透過型の光学的検知装置の構成を概略的に示すものである。図1において、発光素子としての発光ダイオード(LED)11のアノードは、制限抵抗12を介して電流制御手段としての電流制御部13に接続されている。電流制御部13は、CPU(セントラル・プロセッシング・ユニット)14に接続されていて、このCPU14から8ビットのデータで電流値が設定され、この電流値に基づく駆動電流により発光ダイオード11を駆動するようになっている。
発光ダイオード11とフォトトランジスタ16との間の距離をdと定めたとき、CPU14からトランジスタ15のベースに、図2(a)に示すような発光ダイオード点灯タイミング信号を供給することにより発光ダイオード11を点灯する。すると、フォトトランジスタ16に光電流が流れ、図2(b)に示すようにフォトトランジスタ16の出力(Vce)が変化し、図2(c)に示すように、CMOS回路18のスレッシュホールドレベル以下になったとき出力信号がハイレベル(1)からローレベル(0)に変化する。
紙葉類を光が25%以下透過した場合を暗状態、紙葉類を光が25%以上透過した場合を明状態とするスライス値は、Ton時間を測定することにより求められるが、このTon時間はフォトトランジスタ16の特性(hFE)によってばらつきが生じる。
発光ダイオード11の発光面やフォトトランジスタ16の受光面への埃の付着(汚れ)は、発光ダイオード11に対する駆動電流の初期値から補正後の駆動電流の増大量で検知可能である。
そこで、CPU14は、図5に示すように、使用を開始してから一定期間経過後、発光ダイオード11に駆動電流の補正をかける。このとき、埃の影響によりフォトトランジスタ16の受光光量が充分に確保できていないと、駆動電流値はI1〜I3のように上昇する。これにより、駆動電流値がある一定以上に達したとき、埃除去を知らせるアラームを出力する。
Ton時間を計測することで、フォトトランジスタ16の光電流を推定できる。これにより、フォトトランジスタ16を(1)、(0)のCMOS回路出力ではなく、たとえば、8ビットのデジタルレベル出力として扱うことができる。これにより、CPU14の内部で閾値を定めて、紙葉類の有無(明暗)判定等が可能となる。
まず、図6のフローチャートにより明暗判定用閾値の設定について説明する。CPU14は、まず、あらかじめ、発光ダイオード11とフォトトランジスタ16との間に紙葉類が存在しない状態で、たとえば、定常動作時の1/4の光量で発光ダイオード11を点灯させ、このときのTon時間t1を計測し(ステップS1)、これを閾値として記憶しておく。
(1) Ton時間が常に一定になるように制御することにより高速に明暗判定が行なえる。
Claims (8)
- 所定の駆動電流で駆動される発光素子と、
この発光素子に対して被検知物の移動経路を介して対向して設けられ、前記発光素子からの光を受光して電気信号に変換する受光手段と、
前記発光素子が駆動されてから前記受光手段の出力信号が反転するまでの時間を計測する時間計測手段と、
この時間計測手段により計測された時間に応じて前記発光素子の駆動電流を可変制御する電流制御手段と、
を具備したことを特徴とする光学的検知装置。 - 所定の駆動電流で駆動される発光素子と、
この発光素子に対して被検知物の移動経路を介して対向して設けられ、前記発光素子からの光を受光して電気信号に変換する受光手段と、
前記発光素子と前記受光手段との間に前記被検知物が存在しない状態で、前記被検知物の光透過率に対応した駆動電流で前記発光素子を駆動し、このとき前記発光素子が駆動されてから前記受光手段の出力信号が反転するまでの時間を計測する時間計測手段と、
定常動作時、前記時間計測手段により計測された時間に基づき前記受光手段の出力信号のレベルが明状態であるか暗状態であるかを判定する判定手段と、
を具備したことを特徴とする光学的検知装置。 - 前記被検知物の光透過率に対応した駆動電流とは、前記被検知物が光をX%透過した場合、定常時の駆動電流に対し、そのX%となる駆動電流であることを特徴とする請求項2記載の光学的検知装置。
- 所定の駆動電流で駆動される発光素子と、
この発光素子に対して被検知物の移動経路を介して対向して設けられ、前記発光素子からの光を受光して電気信号に変換する受光手段と、
前記発光素子と前記受光手段との間に前記被検知物が存在しない状態で、定常時の駆動電流よりも少ない第1の駆動電流で前記発光素子を駆動し、このとき前記発光素子が駆動されてから前記受光手段の出力信号が反転するまでの第1の時間をあらかじめ計測する明暗閾値設定手段と、
定常動作時、前記発光素子が駆動されてから前記受光手段の出力信号が反転するまでの時間を計測する時間計測手段と、
この時間計測手段により計測された計測時間と前記第1の時間とを比較し、計測時間の方が第1の時間よりも長い場合、前記受光手段の出力信号のレベルが暗状態であると判定し、前記時間計測手段により計測された計測時間と前記第1の時間とを比較し、計測時間の方が第1の時間よりも短い場合、前記受光手段の出力信号のレベルが明状態であると判定する判定手段と、
を具備したことを特徴とする光学的検知装置。 - 前記明暗閾値設定手段は、さらに前記発光素子と前記受光手段との間に前記被検知物が存在しない状態で、前記定常時の駆動電流よりも少なく、かつ、前記第1の駆動電流よりも多い第2の駆動電流で前記発光素子を駆動し、このとき前記発光素子が駆動されてから前記受光手段の出力信号が反転するまでの第2の時間をあらかじめ計測し、前記計測時間が前記第1の時間よりも短く、かつ、前記第2の時間よりも長い場合、前記受光手段の出力信号のレベルが当該受光手段の受光面に埃等が付着しているレベルであると判定することを特徴とする請求項4記載の光学的検知装置。
- 前記第1の駆動電流とは、定常時の駆動電流に対しほぼ1/4となる駆動電流であり、前記第2の駆動電流とは、定常時の駆動電流に対しほぼ1/2となる駆動電流であることを特徴とする請求項5記載の光学的検知装置。
- 前記発光素子は発光ダイオードであり、前記受光手段はフォトトランジスタおよびこのフォトトランジスタの出力信号を論理レベルに変換するIC回路とからなることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の光学的検知装置。
- 所定の駆動電流で駆動される発光素子と、この発光素子に対して被検知物の移動経路を介して対向して設けられ、前記発光素子からの光を受光して電気信号に変換する受光手段を有し、
当該光学的検知装置の使用開始時、前記発光素子が駆動されてから前記受光手段の出力信号が反転するまでの時間を計測する第1のステップと、
この第1のステップにより計測される時間が所定の時間となるように前記発光素子の駆動電流を設定する第2のステップと、
当該光学的検知装置の使用を開始してから所定期間経過後、前記発光素子が駆動されてから前記受光手段の出力信号が反転するまでの時間を計測する第3のステップと、
この第3のステップにより計測される時間が前記所定の時間となるように前記発光素子の駆動電流を設定する第4のステップと、
前記第2のステップにより設定された駆動電流と前記第4のステップにより設定された駆動電流との差があらかじめ定められた所定値以上となったとき、前記発光素子およびまたは前記受光手段が汚れているものと判定する第5のステップと、
を具備したことを特徴とする光学的検知装置の汚れ判定方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003308841A JP2005079383A (ja) | 2003-09-01 | 2003-09-01 | 光学的検知装置および光学的検知装置の汚れ判定方法 |
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Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6245085A (ja) * | 1985-08-22 | 1987-02-27 | Oki Electric Ind Co Ltd | レ−ザダイオ−ド駆動回路 |
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2003
- 2003-09-01 JP JP2003308841A patent/JP2005079383A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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