JP2005079383A - 光学的検知装置および光学的検知装置の汚れ判定方法 - Google Patents

光学的検知装置および光学的検知装置の汚れ判定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】発光素子および受光手段の劣化、特性による個体差、発光面、受光面への埃の付着による光量低下などを補正することができ、高速に明暗判定が行なえる光学的検知装置を提供する。
【解決手段】発光素子として発光ダイオード11が用いられ、受光素子としてフォトトランジスタ16が用いられた透過型の光学的検知装置において、発光ダイオード11が駆動されてからフォトトランジスタ12(CMOS回路18)の出力信号が反転するまでの時間をTon時間計測部20で計測し、この計測した時間に応じて電流制御部13が発光ダイオード11の駆動電流を可変制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、たとえば、搬送される有価証券などの紙葉類の有無等を光学的に検知する透過型の光学的検知装置、および、この光学的検知装置の発光面や受光面の汚れを判定する汚れ判定方法に関する。
従来、たとえば、有価証券などの紙葉類を搬送する紙葉類搬送装置は、搬送される紙葉類の位置や状態などを検知するために、透過形の光学的検知装置が複数装備されている。
通常、このような光学的検知装置は、発光素子として発光ダイオードが用いられ、受光素子としてフォトトランジスタが用いられている。そして、このような発光ダイオードとフォトトランジスタを用いた光学的検知装置の制御方法としては、発光ダイオードとフォトトランジスタとの間の距離を長くとるために発光ダイオードはパルス点灯が使用され、発光ダイオードの駆動電流(順動電流)を多く流している(たとえば、特許文献1参照)。
特開平11−297171号公報(図4)
紙葉類を検知する場合、紙葉類が光を透過する場合があることから、紙葉類との距離に応じた抵抗値等の回路設計、あるいは、発光ダイオードやフォトトランジスタの特性による選定が必要である。
また、複数個の光学的検知装置を制御する場合、一般に時分割処理が行なわれるが、フォトトランジスタの応答速度が遅いことから処理に時間がかかる。
さらに、発光ダイオードおよびフォトトランジスタの特性や劣化、取付け時の取付け精度により、フォトトランジスタの受光量に個体差が生じる。そのため、それぞれの光学的検知装置により出力が均一にならないため、フォトトランジスタの光電流出力はその最悪値を見込まなければならない。
そこで、本発明は、発光素子および受光手段の劣化、特性による個体差、発光面、受光面への埃の付着による光量低下などを補正することができ、高速に明暗判定が行なえる光学的検知装置および光学的検知装置の汚れ判定方法を提供することを目的とする。
本発明の光学的検知装置は、所定の駆動電流で駆動される発光素子と、この発光素子に対して被検知物の移動経路を介して対向して設けられ、前記発光素子からの光を受光して電気信号に変換する受光手段と、前記発光素子が駆動されてから前記受光手段の出力信号が反転するまでの時間を計測する時間計測手段と、この時間計測手段により計測された時間に応じて前記発光素子の駆動電流を可変制御する電流制御手段とを具備している。
また、本発明の光学的検知装置の汚れ判定方法は、所定の駆動電流で駆動される発光素子と、この発光素子に対して被検知物の移動経路を介して対向して設けられ、前記発光素子からの光を受光して電気信号に変換する受光手段を有し、当該光学的検知装置の使用開始時、前記発光素子が駆動されてから前記受光手段の出力信号が反転するまでの時間を計測する第1のステップと、この第1のステップにより計測される時間が所定の時間となるように前記発光素子の駆動電流を設定する第2のステップと、当該光学的検知装置の使用を開始してから所定期間経過後、前記発光素子が駆動されてから前記受光手段の出力信号が反転するまでの時間を計測する第3のステップと、この第3のステップにより計測される時間が前記所定の時間となるように前記発光素子の駆動電流を設定する第4のステップと、前記第2のステップにより設定された駆動電流と前記第4のステップにより設定された駆動電流との差があらかじめ定められた所定値以上となったとき、前記発光素子およびまたは前記受光手段が汚れているものと判定する第5のステップとを具備している。
本発明によれば、発光素子および受光手段の劣化、特性による個体差、発光面、受光面への埃の付着による光量低下などを補正することができ、高速に明暗判定が行なえる光学的検知装置および光学的検知装置の汚れ判定方法を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る透過型の光学的検知装置の構成を概略的に示すものである。図1において、発光素子としての発光ダイオード(LED)11のアノードは、制限抵抗12を介して電流制御手段としての電流制御部13に接続されている。電流制御部13は、CPU(セントラル・プロセッシング・ユニット)14に接続されていて、このCPU14から8ビットのデータで電流値が設定され、この電流値に基づく駆動電流により発光ダイオード11を駆動するようになっている。
発光ダイオード11のカソードはトランジスタ15のコレクタに接続され、このトランジスタ15のエミッタは接地されている。トランジスタ15のベースには、CPU14から発光ダイオード点灯タイミング信号が供給される。
発光ダイオード11と相対向する部位には、間に図示しない紙葉類の搬送路を介在して受光手段としてのフォトトランジスタ16が設けられている。フォトトランジスタ16のエミッタは接地され、コレクタは負荷抵抗17を介して直流電源に接続される。
また、フォトトランジスタ16のコレクタは、フォトトランジスタ16の出力信号を論理レベルに変換するCMOS回路(IC回路)18の入力端に接続される。CMOS回路18は、フォトトランジスタ16とともに受光手段を構成していて、その出力信号は、CPU14へ送られるとともにアンド回路19の一方の入力端に供給される。アンド回路19の他方の入力端には、CPU14からの発光ダイオード点灯タイミング信号が供給される。
アンド回路19の出力信号は、時間計測手段としてのTon時間計測部20に供給される。Ton時間計測部20は、アンド回路19がCMOS回路18の出力信号と発光ダイオード点灯タイミング信号とで論理積が成立している間、たとえば、図示しない発信器などから出力される基準クロックをカウントすることにより、発光ダイオード11が駆動されてからフォトトランジスタ16が光を受光してCMOS回路18の出力信号が反転するまでの時間、すなわち、フォトトランジスタ16とCMOS回路18とからなる受光手段の応答時間(Ton時間と称す)を計測するものであり、その計測結果は8ビットのデジタルデータとしてCPU14へ送られる。
次に、このような構成において作用を説明する。
発光ダイオード11とフォトトランジスタ16との間の距離をdと定めたとき、CPU14からトランジスタ15のベースに、図2(a)に示すような発光ダイオード点灯タイミング信号を供給することにより発光ダイオード11を点灯する。すると、フォトトランジスタ16に光電流が流れ、図2(b)に示すようにフォトトランジスタ16の出力(Vce)が変化し、図2(c)に示すように、CMOS回路18のスレッシュホールドレベル以下になったとき出力信号がハイレベル(1)からローレベル(0)に変化する。
ここで、発光ダイオード点灯タイミング信号の立上がり点からCMOS回路18の出力信号がハイレベルからローレベルに変化する点までの時間をTon時間と定める。このTon時間を計測するのがTon時間計測部20である。
このTon時間計測部20は、発光ダイオード点灯タイミング信号の立上がり点で図2(d)に示すような基準クロックのカウントを開始し、CMOS回路18の出力信号がハイレベルからローレベルに変化する点でカウントを終了することによりTon時間を計測するもので、その計測データ(Ton時間)はCPU14に送られる。
CPU14は、図3に示すように、紙葉類が存在しない状態において、Ton時間計測部20で計測したTon時間と、あらかじめ定められた紙葉類が存在しない状態の基準のTon時間(たとえば、3.0μs)とを比較し、計測したTon時間の方が基準のTon時間よりも長い場合は、それに応じた電流増加データを電流制御部13に設定することにより、発光ダイオード11の駆動電流を増加させ、基準となるTon時間に合わせる。
これにより、発光ダイオード11およびフォトトランジスタ16の劣化、特性による個体差、発光ダイオード11の発行面およびフォトトランジスタ16の受光面への埃の付着による光量低下などを補正することができ、Ton時間を常に一定に保つことができるとともに、高速に明暗判定が行なえる。
次に、たとえば、図4(b)に示すように、検知する紙葉類が25%よりも少ない光を透過するとした場合、図4(d)に示すように、紙葉類が存在しない状態で発光ダイオード11に通常時の25%の駆動電流を流すと、フォトトランジスタ16の受光量の減少によりTon時間が10μsとなる。この10μsのTon時間を紙葉類の有無(明暗)判定(1、0判定)のタイミングとして設定する。
これにより、紙葉類が存在するときは25%以下の光しか透過しないので、発光ダイオード11を駆動してから10μs経過後のフォトトランジスタ16(CMOS回路18)の出力の反転状態を判定することにより、紙葉類の有無を認識(判定)できる。
次に、センサスライス方法について説明する。
紙葉類を光が25%以下透過した場合を暗状態、紙葉類を光が25%以上透過した場合を明状態とするスライス値は、Ton時間を測定することにより求められるが、このTon時間はフォトトランジスタ16の特性(hFE)によってばらつきが生じる。
そこで、まず、CPU14は、あらかじめ発光ダイオード11とフォトトランジスタ16との間に紙葉類が存在しない状態で、このTon時間を計測する。このとき、フォトトランジスタ16の特性にばらつきがなければ基準のTon時間となるはずであるが、もし違った値であれば基準のTon時間となるように発光ダイオード11の駆動電流の値を変更して再調整する。
次に、CPU14は、定常動作時の発光ダイオード11の駆動電流に対し、その1/4となる駆動電流を電流制御部13に設定することにより発光ダイオード11を駆動し、そのときのTon時間を計測する。このとき、フォトトランジスタ16の特性にばらつきがなければTon時間は10μsとなるはずであるが、もし違った値であればTon時間が10μsとなるように発光ダイオード11の駆動電流の値を変更して再調整する。
こうして設定した10μsのTon時間を、図4に示すように、紙葉類の有無(明暗)判定(1、0判定)のタイミングとして用いることにより、フォトトランジスタ16の特性(hFE)による影響をなくすことができる。
次に、埃検知(汚れ判定)方法について説明する。
発光ダイオード11の発光面やフォトトランジスタ16の受光面への埃の付着(汚れ)は、発光ダイオード11に対する駆動電流の初期値から補正後の駆動電流の増大量で検知可能である。
まず、CPU14は、当該光学的検知装置の取付け直後(使用開始時)、前述同様にTon時間が3μsとなるように発光ダイオード11に対する駆動電流の補正動作を行なわせ、そのときの駆動電流値I0を記憶しておく。
定常動作を続け埃がたまると、発光ダイオード11の駆動電流は補正動作により増大する。
そこで、CPU14は、図5に示すように、使用を開始してから一定期間経過後、発光ダイオード11に駆動電流の補正をかける。このとき、埃の影響によりフォトトランジスタ16の受光光量が充分に確保できていないと、駆動電流値はI1〜I3のように上昇する。これにより、駆動電流値がある一定以上に達したとき、埃除去を知らせるアラームを出力する。
埃の除去後、発光ダイオード11の駆動電流に補正をかけると、最適電流値はI0まで戻るはずであるが、そのとき発光ダイオード11自体に劣化が生じてい ると、図5に示すように、I0よりも大きな電流値I4となる。このように、補正後電流が減少した点を記録していくことで、発光ダイオード11の経年変化を検知することができる。
次に、Ton時間レベルによる検知方法について説明する。
Ton時間を計測することで、フォトトランジスタ16の光電流を推定できる。これにより、フォトトランジスタ16を(1)、(0)のCMOS回路出力ではなく、たとえば、8ビットのデジタルレベル出力として扱うことができる。これにより、CPU14の内部で閾値を定めて、紙葉類の有無(明暗)判定等が可能となる。
以下、それについて図6および図7に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、図6のフローチャートにより明暗判定用閾値の設定について説明する。CPU14は、まず、あらかじめ、発光ダイオード11とフォトトランジスタ16との間に紙葉類が存在しない状態で、たとえば、定常動作時の1/4の光量で発光ダイオード11を点灯させ、このときのTon時間t1を計測し(ステップS1)、これを閾値として記憶しておく。
次に、CPU14は、上記同様、発光ダイオード11とフォトトランジスタ16との間に紙葉類が存在しない状態で、たとえば、定常時の1/2の光量で発光ダイオード11を点灯させ、このときのTon時間t2を計測し(ステップS2)、これを閾値として記憶しておく。
次に、図7のフローチャートにより定常動作時における明暗判定動作について説明する。CPU14は、定常動作時、前記同様にTon時間t3を計測し(ステップS3)、この計測したTon時間t3と先に(ステップS1で)計測して記憶してある光量1/4時のTon時間t1とを比較し(ステップS4)、Ton時間t3の方がTon時間t1よりも大きければ暗状態(紙葉類有り)と判定する。
ステップS4での比較の結果、Ton時間t3の方がTon時間t1よりも小さい場合、CPU14は、ステップS3で計測したTon時間t3と先に(ステップS2で)計測して記憶してある光量1/2時のTon時間t2とを比較し(ステップS5)、Ton時間t3の方がTon時間t2よりも大きければ埃による低下レベル(アラーム通知)とし、小さければ明状態(正常)と判定する。
以上説明したように上記実施の形態によれば、以下のような作用効果が期待できる。
(1) Ton時間が常に一定になるように制御することにより高速に明暗判定が行なえる。
(2) Ton時間の計測を基に発光ダイオードの駆動電流を制御することで、発光ダイオードの劣化、発光ダイオードの特性による個体差、埃による光量低下などを補正できる。
(3) センサスライス設定を行なうことで、フォトトランジスタの特性(hFE)による影響をなくすことができる。
(4) フォトトランジスタのTon時間を計測することで、レベル入力として扱うことも可能となる。
なお、前記実施の形態では、透過型の光学的検知装置に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、反射型の光学的検知装置にも同様に適用できることは説明するまでもないことである。
本発明の実施の形態に係る透過型の光学的検知装置の構成を概略的に示す構成図。 Ton時間計測時のタイミング図。 発光ダイオードの駆動電流補正時のタイミング図。 紙葉類を光が25%透過時のタイミング図。 駆動電流最適化時の発光ダイオードの経年変化を説明する図。 Ton時間レベルによる検知方法における明暗判定用閾値の設定を説明するフローチャート。 Ton時間レベルによる検知方法における定常動作時における明暗判定動作を説明するフローチャート。
符号の説明
11…発光ダイオード(発光素子)、12…制限抵抗、13…電流制御部(電流制御手段)、14…CPU、15…トランジスタ、16…フォトトランジスタ(受光手段)、17…負荷抵抗、18…CMOS回路(IC回路、受光手段)、19…アンド回路、20…Ton時間計測部(時間計測手段)。

Claims (8)

  1. 所定の駆動電流で駆動される発光素子と、
    この発光素子に対して被検知物の移動経路を介して対向して設けられ、前記発光素子からの光を受光して電気信号に変換する受光手段と、
    前記発光素子が駆動されてから前記受光手段の出力信号が反転するまでの時間を計測する時間計測手段と、
    この時間計測手段により計測された時間に応じて前記発光素子の駆動電流を可変制御する電流制御手段と、
    を具備したことを特徴とする光学的検知装置。
  2. 所定の駆動電流で駆動される発光素子と、
    この発光素子に対して被検知物の移動経路を介して対向して設けられ、前記発光素子からの光を受光して電気信号に変換する受光手段と、
    前記発光素子と前記受光手段との間に前記被検知物が存在しない状態で、前記被検知物の光透過率に対応した駆動電流で前記発光素子を駆動し、このとき前記発光素子が駆動されてから前記受光手段の出力信号が反転するまでの時間を計測する時間計測手段と、
    定常動作時、前記時間計測手段により計測された時間に基づき前記受光手段の出力信号のレベルが明状態であるか暗状態であるかを判定する判定手段と、
    を具備したことを特徴とする光学的検知装置。
  3. 前記被検知物の光透過率に対応した駆動電流とは、前記被検知物が光をX%透過した場合、定常時の駆動電流に対し、そのX%となる駆動電流であることを特徴とする請求項2記載の光学的検知装置。
  4. 所定の駆動電流で駆動される発光素子と、
    この発光素子に対して被検知物の移動経路を介して対向して設けられ、前記発光素子からの光を受光して電気信号に変換する受光手段と、
    前記発光素子と前記受光手段との間に前記被検知物が存在しない状態で、定常時の駆動電流よりも少ない第1の駆動電流で前記発光素子を駆動し、このとき前記発光素子が駆動されてから前記受光手段の出力信号が反転するまでの第1の時間をあらかじめ計測する明暗閾値設定手段と、
    定常動作時、前記発光素子が駆動されてから前記受光手段の出力信号が反転するまでの時間を計測する時間計測手段と、
    この時間計測手段により計測された計測時間と前記第1の時間とを比較し、計測時間の方が第1の時間よりも長い場合、前記受光手段の出力信号のレベルが暗状態であると判定し、前記時間計測手段により計測された計測時間と前記第1の時間とを比較し、計測時間の方が第1の時間よりも短い場合、前記受光手段の出力信号のレベルが明状態であると判定する判定手段と、
    を具備したことを特徴とする光学的検知装置。
  5. 前記明暗閾値設定手段は、さらに前記発光素子と前記受光手段との間に前記被検知物が存在しない状態で、前記定常時の駆動電流よりも少なく、かつ、前記第1の駆動電流よりも多い第2の駆動電流で前記発光素子を駆動し、このとき前記発光素子が駆動されてから前記受光手段の出力信号が反転するまでの第2の時間をあらかじめ計測し、前記計測時間が前記第1の時間よりも短く、かつ、前記第2の時間よりも長い場合、前記受光手段の出力信号のレベルが当該受光手段の受光面に埃等が付着しているレベルであると判定することを特徴とする請求項4記載の光学的検知装置。
  6. 前記第1の駆動電流とは、定常時の駆動電流に対しほぼ1/4となる駆動電流であり、前記第2の駆動電流とは、定常時の駆動電流に対しほぼ1/2となる駆動電流であることを特徴とする請求項5記載の光学的検知装置。
  7. 前記発光素子は発光ダイオードであり、前記受光手段はフォトトランジスタおよびこのフォトトランジスタの出力信号を論理レベルに変換するIC回路とからなることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の光学的検知装置。
  8. 所定の駆動電流で駆動される発光素子と、この発光素子に対して被検知物の移動経路を介して対向して設けられ、前記発光素子からの光を受光して電気信号に変換する受光手段を有し、
    当該光学的検知装置の使用開始時、前記発光素子が駆動されてから前記受光手段の出力信号が反転するまでの時間を計測する第1のステップと、
    この第1のステップにより計測される時間が所定の時間となるように前記発光素子の駆動電流を設定する第2のステップと、
    当該光学的検知装置の使用を開始してから所定期間経過後、前記発光素子が駆動されてから前記受光手段の出力信号が反転するまでの時間を計測する第3のステップと、
    この第3のステップにより計測される時間が前記所定の時間となるように前記発光素子の駆動電流を設定する第4のステップと、
    前記第2のステップにより設定された駆動電流と前記第4のステップにより設定された駆動電流との差があらかじめ定められた所定値以上となったとき、前記発光素子およびまたは前記受光手段が汚れているものと判定する第5のステップと、
    を具備したことを特徴とする光学的検知装置の汚れ判定方法。
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