JP2005078315A - 携帯通信端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数のファイルが添付されるメールの閲覧時における操作負担を軽減し、メール送受信の利便性を向上させる。
【解決手段】 画面を、添付されている画像を表示する画像表示領域1aとメール本文(テキスト)を表示するメール本文表示領域1bとに二分割し、メール本文表示領域1bにメール本文(テキスト)をスクロール表示する。そして、メール本文表示領域1bに、画像のファイル名と同一の文字列がスクロール表示されると、その文字列をフォーカス状態とするとともに、文字列をファイル名とする画像ファイルを画像表示領域1aに表示する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ファイルが添付されたメールを送受信し、該メールのメール本文(テキスト)と添付されたファイルとを閲覧する携帯通信端末に関する。
従来より、携帯通信端末におけるメール機能において、画像ファイルを添付したメールを送受信することができる。該携帯通信端末では、添付画像とメール本文(テキスト)とを同時に画面に表示したり、別々に画面に表示したりして画像ファイルが添付されたメールを閲覧する。
特開2000−332904号公報
ところで、一般に、一件のメールに対して添付可能な画像ファイルは一件のみであるのが主流である。しかしながら、メール本文を閲覧しながら添付ファイルを表示するのは煩雑であり、更に一件のメールに対して複数件の画像ファイルを添付可能となった場合、面積的に限られた表示部を持つ携帯通信端末では、メール閲覧時に添付された画像ファイルとメール本文(テキスト)とを同時に表示したり、添付された画像ファイルの表示切り替えをしたりする操作が煩雑になり、利便性に欠けるという問題がある。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、複数のファイルが添付されるメールの閲覧時における操作負担を軽減することができ、メール送受信の利便性を向上させることができる携帯通信端末を提供することを目的とする。
上述した問題点を解決するために、本発明は、ファイルが添付されたメールを送受信する携帯通信端末であって、前記メールのメール本文を画面上に表示し、該表示しているメール本文に前記ファイルに合致する文字列が出現した場合、前記文字列に対応するファイルを画面上に表示するメール閲覧手段を具備することを特徴とする。
また前記メール閲覧手段は、前記ファイルを画面上の第1の表示領域に表示し、前記メール本文を画面上の第2の表示領域にスクロール表示することを特徴とする。また前記文字列はタグ情報であることを特徴とする。
また、前記メール閲覧手段は、前記表示しているメール本文に前記ファイルに合致する文字列が出現した場合、前記文字列をフォーカス状態とすることを特徴とする。
また、上述した問題点を解決するために、ファイルが添付されたメールを送受信する携帯通信端末であって、前記メールのメール本文を画面上に表示し、使用者から前記メール本文中に含まれる前記ファイルに合致する文字列を指定されると、該指定された文字列に対応するファイルを画面上に表示するメール閲覧手段を具備することを特徴とする。
また、前記メール閲覧手段は、ファイルを画面上に表示するに際し、前記ファイルを背景とし、前記メール本文を前記背景上に重ねて同一画面上に表示することを特徴とする。
また、前記メール閲覧手段は、前記ファイルと前記メール本文とを切り替えて別画面上に表示することを特徴とする。
また、前記メール閲覧手段は、前記メール本文に前記複数のファイルのいずれかに合致する文字列をフォーカス状態とすることを特徴とする。
この発明では、メール閲覧手段により、メールのメール本文を画面上にスクロール表示し、該スクロール表示しているメール本文に前記ファイルのファイル名に合致する文字列が出現した場合、前記文字列をファイル名とするファイルを画面上に表示する。したがって、複数のファイルが添付されるメールの閲覧時における操作負担を軽減することができ、メール送受信の利便性を向上させることが可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、メール送受信の利便性を向上させることができるという利点が得られる。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
A.実施形態の構成
図1は、本発明の実施形態による携帯通信端末の構成を示すブロック図である。図1において、画面表示部1は、画像やテキストなどを表示可能な液晶表示器やEL表示器などからなる。音声出力部2は、相手端末との間での通話時に相手の音声を出力する。音声入力部3は、相手端末との間での通話時にユーザの音声を入力する。キー操作部4は、電話番号の入力や、テキスト文字の入力、カーソル操作などを行う。
無線通信部5は、無線基地局20との間で無線通信を行い、通信網21に接続する。着信通知部6は、着信音(サウンダ)または振動(バイブレータ)などにより、着信を通知する。時計・タイマ部7は、現在時刻や通話時間などを計時する。メモリ部8は、アドレス帳や、発信番号、着信番号、送受信するメール、メールに添付される画像ファイルなどを記憶する。
制御部9は、上記各部の動作を制御する。特に、本実施形態では、制御部9は、複数の画像ファイルが添付されているメールを送受信するメール送受信機能、複数の画像ファイルが添付されているメールを閲覧するメール閲覧機能を有している。制御部9は、画像ファイルが添付されたメールを画面表示する場合、以下の3つのモードから選択できるようになっている。
第1のモード:画面表示部1の画面を二分割し、それぞれの領域にメール本文(テキスト)と添付画像とを別々に表示する。
第2のモード:添付画像を背景画像とし、メール本文(テキスト)を同一領域上に重ね合わせて表示する。
第3のモード:メール本文(テキスト)と添付画像とを別画面に表示し、任意に表示切り替え可能とする。
次に、図2は、本実施形態によるメール本文の一例と添付される複数の画像ファイルの一例を示す概念図である。一件のメールには、複数件の画像ファイルが添付可能となっている。画像ファイルには、メール本文の文字列と同じ文字列からなる、それぞれ個別のファイル名を付けることが可能となっている。
例えば、メール本文としては、「先月に○○○さんのつてで×××の人達と合コンしたんですが、そこに参加されていた△△さんに誘われて、先日□□スキー場に行ってきました。とても楽しかったです。」とする。また、該メール本文に添付される複数の画像ファイルとしては、図2(a)〜(d)に示すように、4つの画像ファイルとする。図2(a)に示す画像ファイルのファイル名は、メール本文に出てくる「○○○さん」となっている。同様に、図2(b)に示す画像ファイルのファイル名は、メール本文に出てくる「×××」、図2(c)に示す画像ファイルのファイル名は、メール本文に出てくる「△△さん」、図2(d)に示す画像ファイルのファイル名は、メール本文に出てくる「スキー」としている。
制御部9は、メール本文(テキスト)中に添付画像のファイル名と同一の文字列が含まれていた場合、その文字列部分を、Web to機能、Mail to機能、Phone to機能、と同様の表示処理を施し、スクロール操作等に応じて下線を引いた状態とする。すなわち、メール本文の表示時には、画像のファイル名と同一の文字列「○○○さん」、「×××」、「△△さん」、「スキー」が表示された文字列の該当部分に下線が引かれている。
また、制御部9は、第1のモードまたは第2のモードによる画面表示において、テキスト表示のスクロール操作により、添付画像のファイル名に下線が引かれている場合、表示中の画像を下線が引かれている文字列であって、フォーカス状態(反転表示)のファイル名に対応する添付画像に切り替えるようになっている。また、制御部9は、第3のモードによる画面表示において、テキスト中の添付画像のファイル名に下線が引かれ、さらにフォーカス状態を選択操作した場合、画面表示を対応するファイル名の添付画像に切り替えるようになっている。
B.実施形態の動作
次に、本実施形態の動作について詳細に説明する。
B−1.第1のモード
まず、第1のモードについて説明する。ここで、図3は、本実施形態による携帯通信端末における第1のモードでの動作を説明するための模式図である。第1のモードでは、メールに複数の画像ファイルが添付されている場合、図3(a)〜(h)に示すように、画面表示部1の画面を、添付されている画像を表示する画像表示領域1aとメール本文(テキスト)を表示するメール本文表示領域1bとに二分割し、それぞれの領域にメール本文(テキスト)と添付画像とを別々に表示する。以下、具体的に説明する。
ユーザがキー操作部4によりスクロール操作を行うと、メール本文(テキスト)がメール本文表示領域にスクロール(この場合、右から左へ)表示される。そして、図3(a)に示すように、メール本文表示領域1bに、画像のファイル名と同一の文字列「○○○さん」がスクロール表示されると、その文字列「○○○さん」をフォーカス状態とする。さらに、文字列「○○○さん」をファイル名とする画像ファイル100を画像表示領域1aに表示する。
さらに、ユーザがキー操作部4によりスクロール操作を行うことにより、図3(b)に示すように、メール本文表示領域1bに、画像のファイル名と同一の文字列「×××」がスクロール表示されると、その文字列「×××」をフォーカス状態とする。さらに、文字列「×××」をファイル名とする画像ファイル101を画像表示領域1aに表示する。
そして、図3(c)に示すように、メール本文表示領域1bに表示されるメール本文に、画像のファイル名と同一の文字列が含まれない場合には、それまで画像表示領域1aに表示されていた画像ファイル101の表示を維持する。
ユーザがキー操作部4によりスクロール操作を行うことにより、図3(d),(e)に示すように、メール本文表示領域1bに、画像のファイル名と同一の文字列「△△さん」がスクロール表示されると、その文字列「△△さん」をフォーカス状態とし、文字列「△△さん」をファイル名とする画像ファイル102を画像表示領域1aに表示する。尚、文字列は表示前に検出され、図3(d)(e)に示すようにその文字列の一部が表示された時点でフォーカス状態にして対応する画像を表示してもよい。また、これは他の実施例でも同様である。
以下、同様にして、ユーザがキー操作部4によりスクロール操作を行うことにより、図3(f)に示すように、次の文字列「スキー」がスクロール表示されると、その文字列「スキー」をフォーカス状態とし、文字列「スキー」をファイル名とする画像ファイル103を画像表示領域1aに表示する。その後、図3(g)、(h)に示すように、メール本文表示領域1bに表示されるメール本文に、画像のファイル名と同一の文字列が含まれない場合には、それまで画像表示領域1aに表示されていた画像ファイル103の表示を維持する。
B−2.第2のモード
次に、第2のモードについて説明する。ここで、図4は、本実施形態による携帯通信端末における第2のモードでの動作を説明するための模式図である。第2のモードでは、メールに複数の画像ファイルが添付されている場合、図4(a)〜(d)に示すように、添付画像を背景画像とし、メール本文(テキスト)を同一領域上に重ね合わせて表示する。以下、具体的に説明する。
まず、図4(a)に示すように、画像のファイル名と同一の文字列「○○○さん」をフォーカス状態とし、背景には、文字列「○○○さん」をファイル名とする画像ファイル100を表示する。そして、ユーザによりキー操作部4でカーソル操作が行われると、図4(b)に示すように、次の画像のファイル名と同一の文字列「×××」をフォーカス状態とし、背景には、文字列「×××」をファイル名とする画像ファイル101を表示する。同様にして、ユーザによりキー操作部4でカーソル操作が行われると、図4(c)に示すように、次の画像のファイル名と同一の文字列「△△さん」をフォーカス状態とし、背景には、文字列「△△さん」をファイル名とする画像ファイル102を表示する。さらに、ユーザによりキー操作部4でカーソル操作が行われると、図4(d)に示すように、次の画像のファイル名と同一の文字列「スキー」をフォーカス状態とし、背景には、文字列「スキー」をファイル名とする画像ファイル103を表示する。
B−3.第3のモード
次に、第3のモードについて説明する。ここで、図5は、本実施形態による携帯通信端末における第3のモードでの動作を説明するための模式図である。第3のモードでは、メール本文(テキスト)と添付画像とを、表示切り替え可能に別画面に表示する。以下、具体的に説明する。
まず、図5(a)に示すように、画面表示部1全体にメール本文を表示する。このとき、画像のファイル名と同一の文字列「○○○さん」をフォーカス状態とする。ここで、ユーザによりキー操作部4で表示操作が行われると、図5(b)に示すように、文字列「○○○さん」をファイル名とする画像ファイル100を画面表示部1全体に切り替え表示する。
また、図5(a)に示す状態において、ユーザによりキー操作部4で操作が行われると、図5(b)に示すように、次の画像のファイル名と同一の文字列「×××」をフォーカス状態とする。ここで、ユーザによりキー操作部4で表示操作が行われると、図5(d)に示すように、文字列「×××」をファイル名とする画像ファイル101を画面表示部1全体に切り替え表示する。
同様にして、図5(c)に示す状態において、ユーザによりキー操作部4で操作が行われると、図5(e)に示すように、次の画像のファイル名と同一の文字列「△△さん」をフォーカス状態とする。ここで、ユーザによりキー操作部4で表示操作が行われると、図5(f)に示すように、文字列「△△さん」をファイル名とする画像ファイル102を画面表示部1全体に切り替え表示する。
さらに、図5(e)に示す状態において、ユーザによりキー操作部4で操作が行われると、図5(g)に示すように、次の画像のファイル名と同一の文字列「スキー」をフォーカス状態とする。ここで、ユーザによりキー操作部4で表示操作が行われると、図5(g)に示すように、文字列「スキー」をファイル名とする画像ファイル103を画面表示部1全体に切り替え表示する。
なお、上述した実施形態において、メール本文の最後尾に、全ての添付画像のファイル名(文字列)を自動付加して画面表示するようにしてもよく、この場合も、上述した第1ないし第3のモードと同様に、その文字列部分を、フォーカス状態とする。
上記実施形態は、画像ファイル以外にも応用可能であり、例えば、複数の音楽ファイルが添付可能な場合、テキストデータ中の音楽ファイル名をフォーカス状態にすることで、対応する音楽を再生するようにしてもよい。また、メール作成者が入力する文字に限定されるものだけでなく、タグとして本文中に含まれる文字列でもかまわない。
このように、メール閲覧手段により、メールのメール本文を画面上にスクロール表示し、該スクロール表示しているメール本文に前記複数のファイルのいずれかのファイル名に合致する文字列が出現した場合、前記文字列をファイル名とするファイルを画面上に表示するようにしたので、テキストの読み進み具合に応じて、添付されたファイルの表示が自動的に切り替わるので、メール閲覧時の操作負荷を軽減することができ、また、複数のファイルを添付したメールを作成する場合、メールを閲覧する人に、作成者(送信者)が意図したタイミングで添付されたファイルを見せることができる。
本発明の実施形態による携帯通信端末の構成を示すブロック図である。 本実施形態によるメール本文の一例と添付される複数の画像ファイルの一例を示す概念図である。 本実施形態による携帯通信端末における第1のモードでの動作を説明するための模式図である。 本実施形態による携帯通信端末における第2のモードでの動作を説明するための模式図である。 本実施形態による携帯通信端末における第3のモードでの動作を説明するための模式図である。
符号の説明
1 画面表示部(メール閲覧手段) 2 音声出力部 3 音声入力部
4 キー操作部 5 無線通信部 6 着信通知部 7 時計・タイマ部 8 メモリ部 9 制御部(メール閲覧手段) 20 無線基地局
21 通信網

Claims (8)

  1. ファイルが添付されたメールを送受信する携帯通信端末であって、
    前記メールのメール本文を画面上に表示し、該表示しているメール本文に前記ファイルに合致する文字列が出現した場合、前記文字列に対応するファイルを画面上に表示するメール閲覧手段を具備することを特徴とする携帯通信端末。
  2. 前記メール閲覧手段は、前記ファイルを画面上の第1の表示領域に表示し、前記メール本文を画面上の第2の表示領域にスクロール表示することを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。
  3. 前記文字列はタグ情報であることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯通信端末。
  4. 前記メール閲覧手段は、
    前記表示しているメール本文に前記ファイルに合致する文字列が出現した場合、前記文字列をフォーカス状態とすることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一に記載の携帯通信端末。
  5. ファイルが添付されたメールを送受信する携帯通信端末であって、
    前記メールのメール本文を画面上に表示し、使用者から前記メール本文中に含まれる前記ファイルに合致する文字列を指定されると、該指定された文字列に対応するファイルを画面上に表示するメール閲覧手段を具備することを特徴とする携帯通信端末。
  6. 前記メール閲覧手段は、ファイルを画面上に表示するに際し、前記ファイルを背景とし、前記メール本文を前記背景上に重ねて同一画面上に表示することを特徴とする請求項1または5記載の携帯通信端末。
  7. 前記メール閲覧手段は、前記ファイルと前記メール本文とを切り替えて別画面上に表示する請求項6記載の携帯通信端末。
  8. 前記メール閲覧手段は、
    前記メール本文に前記ファイルに合致する文字列をフォーカス状態とすることを特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載の携帯通信端末。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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