JP2005078180A - 携帯端末装置の載置台および携帯端末装置 - Google Patents

携帯端末装置の載置台および携帯端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 停電時や商用電源がない場所でも使用でき、または携帯端末装置の電池の充電時間を短縮する。
【解決手段】 通信ユニット2は、電池を備えておらず、商用電源などの外部電源からの電源供給もなされない。ハンディターミナル1が通信ユニット2に載置されると、ハンディターミナル1の端子15,15と通信ユニット2の端子4,4とが接触して電気的に接続され、ハンディターミナル1の電池13から端子15,15、端子4,4を通して通信ユニット2の電源回路18に電源が供給される。その結果、通信回路16、17が動作可能となり、ハンディターミナル1とホストコンピュータ3との間でデータ転送が行われる。
【選択図】 図1

Description

携帯端末装置と外部装置との間の通信を可能とし、または携帯端末装置が備える電池の充電を行う携帯端末装置の載置台および携帯端末装置に関する。
携帯端末装置例えばバーコードハンディターミナルを載置する載置台は、特許文献1に記載されているように、載置されたハンディターミナルに収集記録されているデータをホストパソコンに送信するために、ハンディターミナルとの間でIrDAにより通信を行うとともに、ホストパソコンとの間でRS−232Cによる通信を行うようになっている。また、載置台は、ハンディターミナルが備える二次電池を充電する機能も有している。
特開2001−43305号公報
従来構成の載置台は、使用者にとって以下のような使い勝手の悪い面があった。
第1に、載置台は外部から商用電源の供給を受けて動作する構成となっているため、停電時や商用電源がない場所での使用ができなかった。
第2に、携帯端末装置に搭載される二次電池の容量は年々増加してきており、その充電に長時間を要していた。
本発明の目的は、これらの課題を解決し有用性の高い携帯端末装置の載置台および携帯端末装置を提供することにある。
請求項1に記載した手段によれば、載置台の電源手段は、携帯端末装置が載置された状態でその携帯端末装置から端末接続端子を通して電力の供給を受け、その電力を第1、第2の通信手段その他の部分に供給するので、商用電源などの外部電源が存在しない場合または停電が生じた場合であっても、携帯端末装置と外部装置との間の通信を行うことができる。載置台は、携帯端末装置が載置されていない状態では動作する必要がなく、携帯端末装置が載置された状態でも主として通信の必要が生じた場合にのみ動作すればよく、さらに携帯端末装置の電池容量も増大しているため、上記構成としても電池の消費による携帯端末装置の動作可能時間への影響は小さく十分な有用性を備えたものとなる。
請求項2に記載した手段によれば、載置台が商用電源などの外部電源から外部電源端子を通して電力を受けている場合には、その受けた電力を端末接続端子を通して携帯端末装置に供給するので、携帯端末装置を動作させたり携帯端末装置が備える電池を充電することが可能となる。
請求項3に記載した手段によれば、載置台は、外部電源端子に電力が供給されているか否かを検出する外部電力検出手段を備え、その外部電力検出手段が外部電源からの電力の供給を検出している場合に電源手段にその外部電源の電力が入力されるので、使用者が何ら切替操作をすることなく、外部電源からの供給電力が携帯端末装置からの供給電力よりも優先的に用いられる。
請求項4に記載した手段によれば、載置台が主体となって、外部電源の有無に応じた携帯端末装置への電力供給を制御する。すなわち、載置台の電力制御手段は、外部電力検出手段が外部電力の供給を検出した場合に、載置された携帯端末装置に対し該携帯端末装置からの電力供給を停止させる電力停止指令信号を送信し、携帯端末装置から電力供給を停止したことを示す電力停止応答信号を受信したことを条件として、電源手段から携帯端末装置に対し電力を供給するように制御する。これにより、載置台と携帯端末装置との間の電力授受の協調が図られる。
請求項5に記載した手段によれば、携帯端末装置が主体となって、外部電源の有無に応じた該携帯端末装置への電力供給を制御する。すなわち、携帯端末装置は、載置台に対し外部電力の検出に関する問合せ信号を送信し、載置台は、外部電力検出手段による検出結果を示す外部電力検出信号を返送する。携帯端末装置は、この外部電力検出結果あるいは自身の電池残量などに基づいて載置台に対し電力供給要請信号を送信し、載置台は、その電力供給要請信号を受けて電源手段から携帯端末装置に対し電力を供給する。これにより、載置台と携帯端末装置との間の電力授受の協調が図られる。
請求項6に記載した手段によれば、載置台と携帯端末装置との間で特に電力授受のためのタイミングを計ることなく、外部電力検出手段が電力の供給を検出している場合に載置台が携帯端末装置に対し電力を供給する。この場合、携帯端末装置に、電力を選択的に入出力あるいは遮断できるような構成を設けることが考えられる。本手段によれば、より簡単な制御で載置台と携帯端末装置との間の電力授受を行える。
請求項7に記載した手段によれば、載置台は複数の外部電源端子を備え、そこに接続される複数の外部電源から電力供給を受けることができる。そして、外部電源端子に接続された外部電源それぞれの電流供給能力を検出する供給能力検出手段を備え、携帯端末装置に対し検出手段により検出した電流供給能力に応じた電流を供給するので、携帯端末装置が有する電池を外部電源の電流供給能力に応じた充電電流で充電することができ、外部電源に応じて携帯端末装置の電池の充電時間を短縮することができる。
請求項8、9に記載した手段によれば、例えばUSBインターフェースのように通信機能と電流供給機能とを併せ持った外部装置との間で、通信および電力の供給が可能となる。
請求項10、14に記載した手段によれば、載置台の検出信号送信制御手段は、携帯端末装置に対し外部電源に関する供給能力検出信号を送信し、携帯端末装置の充電電流制御手段は、通信手段により受信した供給能力検出信号に応じて充電手段の充電電流の大きさを制御する。これにより、携帯端末装置が有する電池を外部電源の電流供給能力に応じた充電電流で充電することができ、外部電源に応じて携帯端末装置の電池の充電時間を短縮することができる。
請求項11、14に記載した手段によれば、載置台の検出信号送信制御手段は、携帯端末装置からの外部電源の電流供給能力に関する問合せ信号に対し、外部電源に関する供給能力検出信号を送信し、携帯端末装置の充電電流制御手段は、通信手段により受信した供給能力検出信号に応じて充電手段の充電電流の大きさを制御する。これにより、携帯端末装置が有する電池を外部電源の電流供給能力に応じた充電電流で充電することができ、外部電源に応じて携帯端末装置の電池の充電時間を短縮することができる。
なお、請求項10、11に記載した手段において、載置台に電流制御手段を設け、携帯端末装置は、外部電力検出結果あるいは電池残量などに基づいて載置台に対し電流指令信号を送信し、上記電流制御手段は、その電流指令信号に応じた充電電流を携帯端末装置に供給するように構成してもよい。
請求項12、13に記載した手段によれば、例えばUSBインターフェースのように通信機能と電流供給機能とを併せ持った外部装置との間で、通信および電力の供給が可能となる。一例として、第1の通信手段としてIrDAを用い、第2の通信手段としてUSBを用いるとよい。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図1および図2を参照しながら説明する。
図2は、ハンディターミナル1と当該ハンディターミナル1を載置する通信ユニット2の斜視図である。ハンディターミナル1(携帯端末装置に相当)は、バーコードを読み取り、その読み取ったデータを内部の記憶手段に記憶する機能を有するもので、通信ユニット2との間で光通信を行うための通信窓部1a、バーコード読取り部1b、液晶パネルからなる表示部1c、複数のキースイッチからなる入力部1d、バーコード読み取り開始操作用のトリガースイッチ1eなどを備えて構成されている。
通信ユニット2(載置台に相当)は、ハンディターミナル1が載置された状態で当該ハンディターミナル1との間でIrDA(InfraRed Data Association)による光通信を行うとともに、図1に示すホストコンピュータ3(外部装置に相当)との間でRS−232Cによるシリアル通信を行い、以ってハンディターミナル1とホストコンピュータ3との間でデータの転送を行うものである。この通信ユニット2は、一対の端子4,4(端末接続端子に相当)を通してハンディターミナル1から電力の供給を受けることにより動作するようになっている。
通信ユニット2の本体5は、上ケース6とこれに嵌合固定された下ケース7とから筐体状に形成されている。上ケース6には、ハンディターミナル1の上端部(バーコード読取り部1b側の端部)と下端部がそれぞれ載置される受部6aと6bが形成されており、上ケース6の側端部には、これら受部6a、6bをそれぞれ三方(左方、右方、上方または下方)から囲むように隆起した隆起部6c、6dが形成されている。上述した一対の端子4,4は、受部6bに設けられている。
隆起部6dのうち肉厚に形成された左側壁部分には種々の電装品(図1参照)が収容されており、ハンディターミナル1が載置された状態で当該ハンディターミナル1の通信窓部1aと対向する位置には透過窓(図示せず)が形成されている。また、この隆起部6dの左側壁部には、2つのLEDからなる表示部8a、8bが設けられている。さらに、上ケース6の上端側面部には、シリアル通信用(RS−232C)のDサブコネクタ9と、通信条件等を設定するためのディップスイッチ10が設けられている。
図1は、ハンディターミナル1と通信ユニット2とからなる通信システムの電気的構成を示している。ハンディターミナル1は、制御回路11、通信ユニット2と光通信を行う通信回路12、電池13、この電池13から制御回路11と通信回路12に電源を供給する電源回路14、電池13の両極に接続された一対の端子15,15を備えて構成されている。ここで、制御回路11は、上述したバーコード読取り部1b、表示部1c、入力部1d、トリガースイッチ1eをはじめCPU、記憶手段(メモリ)などから構成されており、通信回路12との間で送受信データの授受を行うようになっている。
一方、通信ユニット2は、上述した表示部8a、8b、ディップスイッチ10(図1では省略)をはじめ、ハンディターミナル1との間で光通信を行う通信回路16(第1の通信手段に相当)、ホストコンピュータ3との間でシリアル通信を行う通信回路17(第2の通信手段に相当)、端子4,4に与えられた電源電圧を定電圧化した上で上記通信回路16、17に与える電源回路18(電源手段に相当)を備えて構成されている。表示部8aは、端子4,4を通して電源が供給されている時に点灯し、表示部8bは、ハンディターミナル1とホストコンピュータ3との間でデータ転送が行われている時に点灯するようになっている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
通信ユニット2は、電池を備えておらず、また商用電源などの外部電源からの電源供給もなされない。従って、ハンディターミナル1を通信ユニット2に載置していない状態では、通信ユニット2に電源供給がされず、通信ユニット2の動作は停止している。通信ユニット2は、ハンディターミナル1が載置された場合にハンディターミナル1とホストコンピュータ3との間でデータ転送を行うものであるため、ハンディターミナル1が載置されていない状態では動作する必要がない。
これに対し、ハンディターミナル1が通信ユニット2に載置されると、ハンディターミナル1の端子15,15と通信ユニット2の端子4,4とが接触して電気的に接続され、ハンディターミナル1の電池13から端子15,15、端子4,4を通して通信ユニット2の電源回路18に電源が供給される。その結果、通信回路16、17が動作可能となり、ハンディターミナル1とホストコンピュータ3との間でデータ転送が行われる。ハンディターミナル1の記憶手段に蓄積されたデータの転送が終了すると、通信回路16、17は動作を停止し低消費電力モードに移行するように構成してもよい。
この場合、通信ユニット2は主として通信だけを行うため消費電力が小さく、データ転送が終了すると電力消費は一層低減し、また近年の電池技術の向上によって電池13のエネルギー密度も増大しているため、電池13から通信ユニット2に電源を供給しても、ハンディターミナル1の動作可能時間への影響は小さい。
このように本実施形態によれば、ハンディターミナル1から通信ユニット2に電源が供給されるため、通信ユニット2を動作させるために商用電源などの他の電源を用意する必要がなく、停電時や屋外での使用など使用環境の自由度が増して使い勝手が向上する。この場合、バッテリ動作可能なホストコンピュータ3と組み合わせて用いることにより一層効果的となる。また、ハンディターミナル1を通信ユニット2に載置した時にのみハンディターミナル1から通信ユニット2への電源供給が行われるので、電源スイッチも不要となる。ただし、ハンディターミナル1を通信ユニット2に長時間載置したままとする場合には、電源スイッチを設けた構成としてもよい。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について図3ないし図5を参照しながら説明する。
図5は、ハンディターミナル1と当該ハンディターミナル1を載置する通信ユニット19の斜視図であり、図2と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。通信ユニット19(載置台に相当)は、その本体20の外観構成において、第1の実施形態で説明した通信ユニット2に対し外部電源供給用の端子21、電源スイッチ22および表示部8cを付加した点が異なっている。端子21(外部電源端子に相当)は、上ケース6の上端側面部にディップスイッチ10に隣接して設けられており、電源スイッチ22は、上ケース6の左側面部に設けられている。また、表示部8cは、表示部8a、8bに隣接して設けられている。
図3は、ハンディターミナル1と通信ユニット19とからなる通信システムの電気的構成を示すもので、図1と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。この通信ユニット19は、その電気的構成において、第1の実施形態で説明した通信ユニット2に対し電力制御回路23(電力制御手段に相当)と上述した電源スイッチ22および表示部8cを付加した点において異なっており、端子21に接続された外部電源24(商用電源など)からも電力供給が可能なようになっている。電源スイッチ22は、端子21から電力制御回路23に至る経路に設けられている。
電力制御回路23は、外部電源検出回路25、充電回路26および切替回路27から構成されている。このうち外部電源検出回路25(外部電源検出手段に相当)は、電源スイッチ22のオン状態において端子21に外部電源24から電力が供給されているか否かを検出するもので、電力供給がされている場合にはHレベルの検出信号を出力し、電力供給がされていない場合にはLレベルの検出信号を出力するようになっている。また、充電回路26は、電源回路18から電源供給を受けて動作し、ハンディターミナル1内の電池13を充電するための充電電流を出力するようになっている。
切替回路27(切替手段に相当)は、リレースイッチまたは半導体スイッチから構成されており、検出信号のレベルに応じて電源回路18の入力端子を端子4または端子21の何れかに切り替えるとともに、充電回路26と端子4との間の接続を切り替えるようになっている。表示部8cは、充電回路26が電池13を充電している期間に点灯するようになっている。
次に、本実施形態の作用について図4も参照しながら説明する。
図4(a)は、端子21に外部電源24が接続されていない時の切替回路27の切り替え状態を示しており、図4(b)は、端子21に外部電源24が接続されている時の切替回路27の切り替え状態を示している。
図4(a)に示すように外部電源24から電源供給を受けていない場合には、外部電源検出回路25はLレベルの検出信号を出力する。これに応じて、切替回路27は、電源回路18の入力端子を端子4に接続するとともに、充電回路26の出力端子を端子4から切り離すように電源ラインを切り替える。この切り替えにより、表示部8cは消灯する。
ハンディターミナル1が通信ユニット19に載置されると、ハンディターミナル1の端子15,15と通信ユニット2の端子4,4とが接触して電気的に接続され、ハンディターミナル1の電池13から端子15,15、端子4,4を通して通信ユニット19の電源回路18に電源が供給される。その結果、通信回路16、17が動作可能となり、ハンディターミナル1とホストコンピュータ3との間でデータ転送が行われる。ハンディターミナル1が通信ユニット19に載置されていない状態では、通信ユニット19に電源供給がされず通信ユニット19の動作は停止する。
これに対し、図4(b)に示すように外部電源24から電源供給を受けている場合には、外部電源検出回路25はHレベルの検出信号を出力する。これに応じて、切替回路27は、電源回路18の入力端子を端子21に接続するとともに、充電回路26の出力端子を端子4に接続するように電源ラインを切り替える。この切り替えにより、表示部8cは点灯する。
この場合、ハンディターミナル1が通信ユニット19に載置されているか否かにかかわらず、外部電源24から通信ユニット19の電源回路18に対し電源が供給され、通信回路16、17が動作可能になるとともに充電回路26が充電電流を出力可能となる。ハンディターミナル1が通信ユニット19に載置されると、通信ユニット19の端子4,4とハンディターミナル1の端子15,15とが接触して電気的に接続され、通信ユニット19の充電回路26から端子4,4、端子15,15を通してハンディターミナル1の電池13に充電電流が流れる。
このように本実施形態の通信ユニット19は、外部電源24が利用できない環境にあっては、第1の実施形態の通信ユニット2と同様にハンディターミナル1が載置された状態で、ハンディターミナル1の電池13から電源供給を受けて動作することができる。また、外部電源24が利用可能な環境にあっては外部電源24から電力供給を受けて動作し、ハンディターミナル1の電池13への充電も行うことができる。これにより、第1の実施形態よりもさらに有用性が向上する。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について図6を参照しながら説明する。
この図6に示す通信ユニット28は、図3に示す通信ユニット19と比較して、電力制御回路29に切替制御回路30を備えている点で異なっている。その他同一の構成部分には同一符号を付している。本実施形態では、通信ユニット28が主体となって通信ユニット28とハンディターミナル1との間の電力授受を制御する場合と、ハンディターミナル1が主体となって電力授受を制御する場合とがある。
(1)通信ユニット28が主体となる場合
切替制御回路30は、ハンディターミナル1が通信ユニット28に載置されている場合において検出信号がLレベルからHレベルに変化すると、通信回路16を介してハンディターミナル1に対し電力停止指令信号を送信する。この電力停止指令信号は、ハンディターミナル1に対し、通信ユニット28への電力供給を停止させる指令信号である。
ハンディターミナル1の制御回路11は、電池13に付随する充放電回路(図示せず)により電池13を放電モードから充電モードへと切り替え、通信回路12を介して通信ユニット28に対し電力供給を停止したことを示す電力停止応答信号を送信する。ここで、放電モードとは通信ユニット28に電力を供給するモードであり、充電モードとは通信ユニット28から動作用電力または充電電流を受けるモードをいう。
通信ユニット28の切替制御回路30は、この電力停止応答信号を受信すると切替回路27に対しHレベルの切替信号を出力し、切替回路27は、その切替信号に従って電源回路18の入力端子を端子21側に接続するとともに、充電回路26の出力端子を端子4に接続するように電源ラインを切り替える。その結果、通信ユニット28の充電回路26は、端子4,4、端子15,15を通してハンディターミナル1の電池13を充電する。すなわち、通信ユニット28が主体となることで、外部電源24の接続の有無に応じた通信ユニット28とハンディターミナル1との間の電力授受の協調が図られる。
(2)ハンディターミナル1が主体となる場合
ハンディターミナル1は、通信ユニット28に対し外部電力の検出に関する問合せ信号を送信し、通信ユニット28の切替制御回路30は、外部電源検出回路25の検出信号を返送する。ハンディターミナル1の制御回路11は、電池13が満充電の状態にある場合には、検出信号のレベルにかかわらず電池13を放電モードまたは充電禁止モードに設定する。
これに対し、電池13が満充電の状態でない場合には、検出信号がLレベルの期間において電池13を放電モードに設定し、検出信号がHレベルの期間において電池13を充電モードに設定する。ただし、電池13の残量が極めて少ない場合には放電モードへの設定は行わない。制御回路11は、検出信号および電池13の充電状態(残量)に基づいて充電モードに設定すると、通信ユニット28に対し電力供給要請信号を送信する。
通信ユニット28の切替制御回路30は、この電力供給要請信号を受信すると切替回路27に対しHレベルの切替信号を出力し、切替回路27は、その切替信号に従って電源回路18の入力端子を端子21側に接続するとともに、充電回路26の出力端子を端子4に接続するように電源ラインを切り替える。その結果、通信ユニット28の充電回路26は、端子4,4、端子15,15を通してハンディターミナル1の電池13を充電する。すなわち、ハンディターミナル1が主体となることで、外部電源24の接続の有無に応じた通信ユニット28とハンディターミナル1との間の電力授受の協調が図られる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について図7および図8を参照しながら説明する。
図8は、ハンディターミナル31と当該ハンディターミナル31を載置する通信ユニット32の斜視図である。ハンディターミナル31(携帯端末装置に相当)は、バーコードを読み取りその読み取ったデータを内部の記憶手段に記憶する機能を有するもので、通信ユニット32との間で光通信を行うための通信窓部31a、バーコード読取り部31b、液晶パネルからなる表示部31c、複数のキースイッチからなる入力部31d、バーコード読み取り開始操作用のトリガースイッチ31eなどを備えて構成されている。
通信ユニット32(載置台に相当)は、ハンディターミナル31が載置された状態で当該ハンディターミナル31との間でIrDAによる光通信を行うとともに、図7に示すホストコンピュータ33(外部装置に相当)との間でUSB(Universal Serial Bus)によるシリアル通信を行い、以ってハンディターミナル31とホストコンピュータ33との間でデータの転送を行うものである。また、通信ユニット32は、端子34(端末用電源端子に相当)を通してハンディターミナル31に充電電流を供給するようになっている。
通信ユニット32の本体35は、上ケース36と下ケース37とから筐体状に形成されており、上ケース6には受部36a、36bおよび隆起部36c、36dが形成されている。隆起部36dにはLEDからなる表示部38a、38b、38cが設けられている。これらの詳細な構成は図2に示す通信ユニット2と同様なので省略する。上ケース36の上端側面部には、USBのコネクタ39と外部電源供給用の端子40(外部電源端子に相当)が設けられている。
図7は、ハンディターミナル31と通信ユニット32とからなる充電システムの電気的構成を示している。ハンディターミナル31は、制御回路41、通信ユニット32と光通信を行う通信回路42(通信手段に相当)、電池43、この電池43から制御回路41と通信回路42に電源を供給する電源回路44、電池43を充電する充電回路46、および充電回路46に接続された端子45を備えて構成されている。ここで、制御回路41は、上述したバーコード読取り部31b、表示部31c、入力部31d、トリガースイッチ31eをはじめCPU、記憶手段(メモリ)などから構成されており、通信回路42との間で送受信データの授受を行うようになっている。
一方、通信ユニット32は、上述した表示部38a、38b、38cをはじめハンディターミナル31との間で光通信を行う通信回路47(第1の通信手段に相当)、ホストコンピュータ33との間でUSBによる通信を行う通信回路48(第2の通信手段に相当)、これら通信回路47、48に電源供給を行う電源回路49、外部電源それぞれの電流供給能力を検出する電源検出回路50(供給能力検出手段に相当)、この検出信号に応じて外部電源を選択する切替回路51および電流供給能力に応じた電流を出力する電流制御回路52(電流制御手段に相当)を備えて構成されている。切替回路51は、リレースイッチまたは半導体スイッチから構成されている。
表示部38aは、電源回路49が通信回路47、48に電源供給を行っている時に点灯し、表示部38bは、ハンディターミナル31とホストコンピュータ33との間でデータ転送が行われている時に点灯するようになっている。また、表示部38cは、電流制御回路52を通してハンディターミナル31に充電電流を供給している時に点灯するようになっている。
ここで、外部電源とは、端子40に接続されたACアダプタ53と、USBコネクタ39のうち電源ピン39bを通して接続されたホストコンピュータ33のUSBポート33aである。両者の電源供給能力は異なっており、例えばACアダプタ53は5V、1Aの能力を有し、USBポート33aは5V、500mAの能力を有している。
次に、本実施形態の作用について説明する。
通信ユニット32にACアダプタ53とUSBポート33aの少なくとも一方の外部電源が接続されると、電源検出回路50は、接続された外部電源それぞれの電流供給能力を検出し、その検出信号を切替回路51と電流制御回路52に出力する。ただし、一般的には電源ピン39bおよび端子40に接続される外部電源の電源供給能力は決められているため、電流供給能力の検出に代えて接続の有無の検出でもよい。
例えば、USBポート33aに比べて電流供給能力が大きいACアダプタ53の接続が検出された場合、切替回路51は、端子40を優先的に電源回路49の入力端子と電流制御回路52の入力端子に接続する。このとき、電流制御回路52は、端子34を通して出力する電流をACアダプタ53の電流供給能力に応じた電流値(例えば1A)に制限するように電流制御動作を行う。その結果、ハンディターミナル31の充電回路46は、ACアダプタ53の電流供給能力の範囲内であって且つなるべく大きな電流(例えば最大1A)で電池43を充電できるため、充電が完了するのに要する時間を短縮することができる。
これに対し、ACアダプタ53が接続されておらず、ホストコンピュータ33がUSBにより接続されている場合には、切替回路51は、検出信号に従って電源ピン39bを電源回路49の入力端子と電流制御回路52の入力端子に接続する。このとき、電流制御回路52は、端子34を通して出力する電流をUSBポート33aの電流供給能力に応じた電流値(例えば500mA)に制限するように電流制御動作を行う。その結果、ハンディターミナル31の充電回路46は、USBポート33aの電流供給能力の範囲内であって且つなるべく大きな電流(例えば最大500mA)で電池43を充電する。
このように本実施形態によれば、通信ユニット32は、ハンディターミナル31に対し、電源検出回路50により検出した外部電源の電流供給能力に応じた電流を供給するので、ハンディターミナル31が有する電池43を外部電源の電流供給能力に応じた充電電流で充電することができ、外部電源に過大な負担をかけることなく電池43の充電時間を短縮することができる。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態について図9ないし図11を参照しながら説明する。
図9は、ハンディターミナル54と通信ユニット55とからなる充電システムの電気的構成を示すもので、図7と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
ハンディターミナル54は、制御回路59(充電電流制御手段に相当)からの切替信号に応じて電池43に対する充電電流を段階的または連続的に切り替えられる充電回路56(充電手段に相当)と、充電回路56への入力電圧を検出する電圧検出回路57とを備えている。本実施形態では、ハンディターミナル54側で充電電流の制御を行うため、通信ユニット55は電流制御回路を備えておらず、これに替えて電源検出回路50の検出信号を通信回路47を介してハンディターミナル54に送信するための検出信号送信制御回路58(検出信号送信制御手段に相当)を備えている。通信ユニット55とハンディターミナル54との間の通信は、通信ユニット55が主体となって行う場合と、ハンディターミナル54が主体となって行う場合とがある。以下、それぞれについて説明する。
(1)通信ユニット55が主体となって通信を行う場合
通信ユニット55の電源検出回路50は、接続された外部電源であるACアダプタ53とUSBポート33aの電流供給能力(ここでは接続の有無)を検出し、検出信号送信制御回路58は、ハンディターミナル54が通信ユニット28に載置されている期間、その検出信号を定期的にまたは供給能力(接続状態)に変化が生じた時に通信回路47を介してハンディターミナル54に送信する。切替回路51は、第4の実施形態と同様にACアダプタ53を優先的に選択して端子34に接続する。
図10は、ハンディターミナル54の制御回路59が実行する電池43の充電処理に関するフローチャートを示している。制御回路59は、充電処理開始直後のステップS1において、充電回路56に対してLレベルの切替信号を出力する。充電回路56は、Lレベルの切替信号を入力すると、充電電流について外部電源のうち電流供給能力の低いUSBポート33aの能力に応じた電流値(例えば500mA)に制限するように電流制御動作を行う。これは、ハンディターミナル54が通信ユニット55に載置された時点では、通信ユニット55に何れの外部電源が接続されているかが不明であり、過大な充電電流による通信ユニット55内の電源電圧低下を防止するためである。
続いて、制御回路59は、電圧検出回路57が検出した端子45の電圧VをA/D変換等によりディジタル化して入力し(ステップS2)、その検出電圧Vが所定のしきい値電圧VL以上であるか否かを判断する(ステップS3)。しきい値電圧VLは、充電回路56が電池43を充電するのに必要な最低電圧に設定されている。ステップS3でしきい値電圧VL以上(YES)と判断するとステップS4に移行し、しきい値電圧VL未満(NO)と判断するとステップS1に移行する。
制御回路59は、ステップS4において検出信号を受信したか否かを判断し、受信前であれば「NO」と判断してステップS2からS4までの処理を繰り返し実行しながら受信を待つ。一方、検出信号を受信した場合には「YES」と判断してステップS5に移行し、充電回路56に対して検出信号に応じた切替信号を出力する。
このとき、通信ユニット55にACアダプタ53が接続されている場合にはHレベルの切替信号を出力し、通信ユニット55にACアダプタ53が接続されていない場合にはLレベルの切替信号を出力する。充電回路56は、Hレベルの切替信号を入力すると、充電電流について外部電源のうち電流供給能力の高いACアダプタ53の能力に応じた電流値(1A)に制限するように電流制御動作を行う。
さらに、制御回路59は、過充電を防止するため電池43の充電状態を検出しており、ステップS6において満充電か否かを判断する。ここで、満充電(YES)と判断すると充電処理を終了し、満充電ではない(NO)と判断するとステップS2に移行して処理を続行する。
(2)ハンディターミナル54が主体となって通信を行う場合
図11は、ハンディターミナル54の制御回路59が実行する電池43の充電処理に関するフローチャートを示している。この図11に示す処理ステップのうち、図10に示す処理ステップと同一のものには同一のステップ番号を付して説明を省略する。制御回路59は、ステップS1からS3を実行しステップS3で「YES」と判断すると、ステップS7に移行して通信回路42を介してハンディターミナル54に対し問合せ信号を送信する。
通信ユニット55の検出信号送信制御回路58は、その問合せ信号に応じて、検出信号を通信回路47を介してハンディターミナル54に送信する。ハンディターミナル54の制御回路59は、ステップS8において検出信号の受信の有無を判断し、受信するまでの期間ステップS8を繰り返し実行する。ここで、受信した(YES)と判断するとステップS5に移行し、充電回路56に対して検出信号に応じた切替信号を出力し、ステップS6において満充電か否かの判断処理を行う。
以上説明した本実施形態によれば、通信ユニット55は、自発的にまたはハンディターミナル54からの問合せ信号に応答して、ハンディターミナル54に対し電源検出回路50により検出された検出信号を送信するので、ハンディターミナル31は、電池43を外部電源の電流供給能力に応じた充電電流で充電することができ、外部電源に過大な負担をかけることなく電池43の充電時間を短縮することができる。
(その他の実施形態)
なお、本発明は上記し且つ図面に示す各実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように変形または拡張が可能である。
第4の実施形態において、通信ユニット32に検出信号送信制御回路58を付加し、ハンディターミナル31が、受信した検出信号や電池43の充電状態に基づいて通信ユニット32に対し充電電流指令信号を送信し、通信ユニット32の電流制御回路52が、その充電電流指令信号に応じた充電電流をハンディターミナル31に供給するように構成してもよい。
第2ないし第5の実施形態における外部電源は、ACアダプタやUSBポートに限られない。また、接続可能な外部電源の数は1または2に限られず3以上であってもよい。
第4、第5の実施形態において示した電流値は一例であって、この電流値に限定されるものではない。
本発明の第1の実施形態を示すハンディターミナルと通信ユニットからなる通信システムの電気的構成図 ハンディターミナルと通信ユニットを示す斜視図 本発明の第2の実施形態を示す図1相当図 外部電源の接続の有無に応じた切替回路の切り替え状態を示す図 図2相当図 本発明の第3の実施形態を示す図1相当図 本発明の第4の実施形態を示すハンディターミナルと通信ユニットからなる充電システムの電気的構成図 図2相当図 本発明の第5の実施形態を示す図7相当図 ハンディターミナルの制御回路が実行する電池の充電処理に関するフローチャート(その1) ハンディターミナルの制御回路が実行する電池の充電処理に関するフローチャート(その2)
符号の説明
1、31、54はハンディターミナル(携帯端末装置)、2、19、28、32、55は通信ユニット(載置台)、3、33はホストコンピュータ(外部装置)、4は端子(端末接続端子)、13、43は電池、18は電源回路(電源手段)、16、47は通信回路(第1の通信手段)、17、48は通信回路(第2の通信手段)、21、40は端子(外部電源端子)、23は電力制御回路(電力制御手段)、24は外部電源、25は外部電源検出回路(外部電力検出手段)、27は切替回路(切替手段)、33aはUSBポート(外部電源)、34は端子(端末用電源端子)、39bは電源ピン(外部電源端子)、42は通信回路(通信手段)、45は端子(電源端子)、50は電源検出回路(供給能力検出手段)、52は電流制御回路(電流制御手段)、53はACアダプタ(外部電源)、56は充電回路(充電手段)、58は検出信号送信制御回路(検出信号送信制御手段)、59は制御回路(充電電流制御手段)である。

Claims (14)

  1. 携帯端末装置が載置された状態で当該携帯端末装置と外部装置との間の通信を可能とする携帯端末装置の載置台において、
    前記載置された携帯端末装置から電力を受けるための端末接続端子と、
    この端末接続端子を通して受けた電力を各部に供給する電源手段と、
    この電源手段から電力の供給を受けて動作し、前記携帯端末装置との間で通信を行う第1の通信手段と、
    前記電源手段から電力の供給を受けて動作し、前記外部装置との間で通信を行う第2の通信手段とを備えていることを特徴とする携帯端末装置の載置台。
  2. 外部電源から電力を受けるための外部電源端子と、
    この外部電源端子を通して電力を受けている場合に、その受けた電力を前記端末接続端子を通して前記載置された携帯端末装置に供給するように制御する電力制御手段とを備えていることを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置の載置台。
  3. 前記電力制御手段は、
    前記外部電源端子に電力が供給されているか否かを検出する外部電力検出手段と、
    この外部電力検出手段が電力の供給を検出している場合に、前記電源手段に対し前記端末接続端子を通して受けた電力に替えて前記外部電源端子を通して受けた電力を供給する切替手段とを備えて構成されていることを特徴とする請求項2記載の携帯端末装置の載置台。
  4. 前記電力制御手段は、前記外部電力検出手段が電力の供給を検出した場合に、前記載置された携帯端末装置に対し該携帯端末装置からの電力供給を停止させる電力停止指令信号を送信し、前記携帯端末装置から電力供給を停止したことを示す電力停止応答信号を受信したことを条件として、前記電源手段から前記携帯端末装置に対し電力を供給するように制御することを特徴とする請求項3記載の携帯端末装置の載置台。
  5. 前記電力制御手段は、前記載置された携帯端末装置から送信されてくる外部電力の検出に関する問合せ信号に対し、前記外部電力検出手段による検出結果を示す外部電力検出信号を返送し、前記携帯端末装置から電力供給要請信号を受信したことを条件として、前記電源手段から前記携帯端末装置に対し電力を供給するように制御することを特徴とする請求項3記載の携帯端末装置の載置台。
  6. 前記電力制御手段は、前記外部電力検出手段が電力の供給を検出している場合に、携帯端末装置が載置されたことを条件として、前記電源手段から該携帯端末装置に対し電力を供給するように制御することを特徴とする請求項3記載の携帯端末装置の載置台。
  7. 携帯端末装置が載置された状態で当該携帯端末装置が有する電池の充電を行う携帯端末装置の載置台において、
    前記載置された携帯端末装置に対し電流を供給するための端末用電源端子と、
    複数の外部電源からそれぞれ電力を受けるための複数の外部電源端子と、
    この外部電源端子に接続された外部電源それぞれの電流供給能力を検出する供給能力検出手段と、
    前記端末用電源端子を通して前記携帯端末装置に対し供給する電流を、前記供給能力検出手段により検出された電流供給能力に応じた値に制御する電流制御手段とを備えていることを特徴とする携帯端末装置の載置台。
  8. 通信機能と電流供給機能とを併せ持った外部装置との間で通信を行う通信手段と、
    その外部装置から電力を受けるための外部電源端子とを備えていることを特徴とする請求項7記載の携帯端末装置の載置台。
  9. 前記外部装置との間の通信はUSB(Universal Serial Bus)により行うことを特徴とする請求項8記載の携帯端末装置の載置台。
  10. 携帯端末装置が載置された状態で当該携帯端末装置が備える電池の充電を行う携帯端末装置の載置台において、
    前記載置された携帯端末装置に対し電流を供給するための端末用電源端子と、
    複数の外部電源からそれぞれ電力を受けるための複数の外部電源端子と、
    この外部電源端子に接続された外部電源それぞれの電流供給能力を検出する供給能力検出手段と、
    前記載置された携帯端末装置との間で通信を行う第1の通信手段と、
    前記供給能力検出手段による検出結果を示す供給能力検出信号を前記携帯端末装置に送信する検出信号送信制御手段とを備えていることを特徴とする携帯端末装置の載置台。
  11. 携帯端末装置が載置された状態で当該携帯端末装置が備える電池の充電を行う携帯端末装置の載置台において、
    前記載置された携帯端末装置に対し電流を供給するための端末用電源端子と、
    複数の外部電源からそれぞれ電力を受けるための複数の外部電源端子と、
    この外部電源端子に接続された外部電源それぞれの電流供給能力を検出する供給能力検出手段と、
    前記載置された携帯端末装置との間で通信を行う第1の通信手段と、
    前記携帯端末装置から送信されてくる外部電源の電流供給能力に関する問合せ信号に対し、前記供給能力検出手段による検出結果を示す供給能力検出信号を返信する検出信号送信制御手段とを備えていることを特徴とする携帯端末装置の載置台。
  12. 通信機能と電流供給機能とを併せ持った外部装置との間で通信を行う第2の通信手段と、
    前記外部装置から電力を受けるための外部電源端子とを備えていることを特徴とする請求項10または11記載の携帯端末装置の載置台。
  13. 前記第1の通信手段は、IrDA(InfraRed Data Association)による通信を行い、前記第2の通信手段は、USBにより通信を行うことを特徴とする請求項12記載の携帯端末装置の載置台。
  14. 請求項10ないし13の何れかに記載した携帯端末装置の載置台に載置された状態で内部に有する電池の充電が行われる携帯端末装置において、
    前記載置台の端末用電源端子と接続されて電流が供給される電源端子と、
    この電源端子と前記電池との間に設けられ前記電池に対する充電電流の大きさを段階的にまたは連続的に設定可能な充電手段と、
    前記載置台との間で通信を行う通信手段と、
    この通信手段により受信した前記供給能力検出信号に応じて前記充電手段の充電電流の大きさを制御する充電電流制御手段とを備えて構成されていることを特徴とする携帯端末装置。

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