JP2016148916A - ハブと、そのハブを搭載したデータ処理端末および商品販売データ処理装置 - Google Patents

ハブと、そのハブを搭載したデータ処理端末および商品販売データ処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】タブレットPCが外部からの電力供給を受ける状態と、タブレットPCから外部へと電力を供給する状態とを選択的に形成することを可能とする。【解決手段】第1のスイッチは、識別端子を、デバイス側を表す第1の状態およびホスト側を表す第2の状態に選択的に形成する。給電ユニットは、第2の電源端子から供給された第2の電力を入力し、第1および第3の電力を出力する。第2のスイッチは、第1および第3の電力を第1および第3の電源端子にそれぞれ与える第3の状態、あるいは第1の電源端子に供給された第4の電力を第3の電源端子に与える第4の状態を選択的に形成する。制御ユニットは、第2のコネクタに給電機能を備えた機器が接続されているときには第1および第3の状態をそれぞれ形成し、それ以外のときには第2および第4の状態をそれぞれ形成するように第1および第2のスイッチを制御する。【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、ハブと、そのハブを搭載したデータ処理端末および商品販売データ処理装置に関する。
店舗等における商品販売に関わるデータ処理(商品販売データ処理)を携帯型のデータ処理端末を利用して行うことが考えられている。そしてこのようなデータ処理端末は、例えば、次の仕様により構成することが想定される。
データ処理端末の主体として、タブレットタイプのコンピュータ装置(以下、タブレットPCと称する)を用いる。データ処理端末は、決済処理に用いる磁気カード用のリーダ・ライタなどの周辺機器を備える。周辺機器は、タブレットPCが備える汎用の接続ポートに接続される。該当する接続ポートは、典型的にはUSB(universal serial bus)ポートである。データ処理端末は、その携帯性を高めるために、商品販売データ処理に関わる一部の周辺機器を搭載しない。例えばデータ処理端末は、レシート発行のためのプリンタを搭載しない。
このような仕様のデータ処理端末では、商品販売データ処理で行うべき業務の全てを遂行することができない。例えば、データ処理端末のみでは、レシートを発行することができない。そこで、プリンタ等を搭載した据え置き型のステーション装置を、データ処理端末とは別体で用意することが想定される。さらに、ステーション装置を、データ処理端末を着脱自在とした、いわゆるドッキングステーションとしておくことが想定される。
そして、タブレットPCに内蔵または装着されたバッテリを、タブレットPCがドッキングステーションに装着された状態にて、ドッキングステーションから供給される電力を利用して充電することが想定される。ただしタブレットPCは、ドッキングステーションから分離された状態では、周辺機器を動作させるための電力を出力することも必要である。つまりタブレットPCは、外部からの電力供給を受ける状態と、外部へと電力を供給する状態とのどちらも取り得る。
タブレットPCは、接続ポートの数に限りがある。タブレットPCは、接続ポートを1つだけしか装備していないことも多い。このため、周辺機器とドッキングステーションとを1つの接続ポートに接続可能とすることが望ましい。このような接続を可能とするための機器として、ハブが知られている。しかしながら、上記のような状況に対応し得るハブは知られていない。
このような事情から、タブレットPCが外部からの電力供給を受ける状態と、タブレットPCから外部へと電力を供給する状態とを選択的に形成することを可能とすることが望まれていた。
特開2012−137979号公報
本発明が解決しようとする課題は、タブレットPCが外部からの電力供給を受ける状態と、タブレットPCから外部へと電力を供給する状態とを選択的に形成することを可能とするハブと、そのハブを搭載したデータ処理端末および商品販売データ処理装置を提供することである。
実施形態のハブは、第1−3のコネクタ、第1,2のスイッチ、給電ユニットおよび制御ユニットを備える。第1−3のコネクタは、第1−3の電源端子をそれぞれ備える。第1のコネクタはさらに、識別端子を備える。第1のスイッチは、識別端子を、第1のコネクタに接続される機器がデバイス側であることを表す第1の状態およびホスト側であることを表す第2の状態に選択的に形成する。給電ユニットは、第2の電源端子から供給された第2の電力を入力し、第1および第3の電力を出力する。第2のスイッチは、第1および第3の電力を第1および第3の電源端子にそれぞれ与える第3の状態、あるいは第1の電源端子に供給された第4の電力を第3の電源端子に与える第4の状態を選択的に形成する。制御ユニットは、第2のコネクタに給電機能を備えた機器が接続されているときには第1および第3の状態をそれぞれ形成し、それ以外のときには第2および第4の状態をそれぞれ形成するように第1および第2のスイッチを制御する。
一実施形態に係る商品販売データ処理装置の外観の斜視図。 一実施形態に係る商品販売データ処理装置の外観の斜視図。 図1,2に示す商品販売データ処理装置の電気的要素のブロック図。 図3中のハブのブロック図。 図3中のハブのブロック図。
以下、実施の形態の一例を、図面を用いて説明する。
図1および図2は本実施形態に係る商品販売データ処理装置(以下、「処理装置」と略記する)100の外観の斜視図である。
処理装置100は、データ処理端末10とドッキングステーション20とを含む。
データ処理端末10とドッキングステーション20とは互いに別体である。データ処理端末10は、ドッキングステーション20に対して着脱が可能である。かくして処理装置100は、図1および図2に示す2つの状態をそれぞれ形成可能である。図1に示す状態は、データ処理端末10がドッキングステーション20に装着された状態である。以下、この状態を装着状態と称する。図2に示す状態は、データ処理端末10がドッキングステーション20から分離された状態である。以下、この状態を分離状態と称する。
データ処理端末10は、タブレットタイプのパーソナルコンピュータ(以下、タブレットPCと称する)11にジャケット12を被せて構成されている。ジャケット12は、開口12aを有し、タブレットPC11のタッチパネル11aの操作面を外部に露出させている。ジャケット12には、リーダ・ライタ13と、データ処理端末10をドッキングステーション20に電気的に接続するためのコネクタ14aとが設けられている。
リーダ・ライタ13は、データカードに記録されたデータを読み取る。リーダ・ライタ13は、データカードにデータを書き込む。データカードは、クレジットカード、デビットカード、電子マネーカード、プリペイドカードなどの決済用カードの他に、メンバーズカードやポイントカードなどの決済処理に関わる情報を記録する各種のカードを含み得る。リーダ・ライタ13は、磁気式、接触式、あるいは非接触式のいずれのデバイスでも良いし、また複数種のデバイスを含んでいても良い。なお、図1,2においては、リーダ・ライタ13が磁気式である場合を示している。
ドッキングステーション20は、その上面にデータ処理端末10を載置するための載置面20aを有している。図1,2では図示されていないが、ドッキングステーション20には、装着状態においてコネクタ14aと結合するための後述するコネクタが設けられている。
図3は処理装置100の電気的要素のブロック図である。なお、図3において図1,2に示されるのと同一の要素には、図1,2と同一の番号を付している。
データ処理端末10は、タブレットPC11およびリーダ・ライタ13に加えて、ハブ14を備える。
ハブ14は、タブレットPC11およびリーダ・ライタ13のそれぞれに接続される。また、コネクタ14aはハブ14に備えられたものである。装着状態では、ハブ14はドッキングステーション20に接続される。
タブレットPC11は、タッチパネル11aの他に、CPU(central processing unit)11b、ROM(read-only memory)11c、RAM(random-access memory)11d、補助記憶ユニット11e、無線LANユニット11f、通信ユニット11g、電源ユニット11h、バッテリ11iおよび伝送システム11jを含む。
タッチパネル11aは、表示デバイスおよびタッチセンサを含む。表示デバイスは、その表示画面を、GUI画面などの任意の画面とする。表示デバイスとしては、例えばカラーLCD等の周知のデバイスを利用できる。タッチセンサは、表示デバイスの表示面に重ねて配置されている。タッチセンサは、表示デバイスの表示面への操作者のタッチ位置を検出し、その位置情報をCPU11bへと送る。タッチセンサとしては、周知のデバイスを利用できる。
CPU11b、ROM11c、RAM11dおよび補助記憶ユニット11eは、伝送システム11jにより接続されてコンピュータを構成する。
CPU11bは、上記のコンピュータの中枢部分に相当する。CPU11bは、ROM11cおよびRAM11dに記憶されたオペレーティングシステム、ミドルウェアおよびアプリケーションプログラムに基づいて、タブレットPC11としての各種の動作を実現するべく各部を制御する。
ROM11cは、上記のコンピュータの主記憶部分に相当する。ROM11cは、上記のオペレーティングシステムを記憶する。ROM11cは、上記のミドルウェアやアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。またROM11cは、CPU11bが各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する場合もある。
RAM11dは、上記のコンピュータの主記憶部分に相当する。RAM11dは、CPU11bが各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。さらにRAM11dは、CPU11bが各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとして利用される。
補助記憶ユニット11eは、上記のコンピュータの補助記憶部分に相当する。補助記憶ユニット11eは、CPU11bが各種の処理を行う上で使用するデータ、あるいはCPU11bでの処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶ユニット11eは、上記のアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。補助記憶ユニット11eとしては、典型的にはEEPROM(electric erasable programmable read-only memory)が利用される。補助記憶ユニット11eとしては、HDD(hard disk drive)、あるいはSSD(solid state drive)なども使用できる。
ROM11cまたは補助記憶ユニット11eに記憶するアプリケーションプログラムには、商品販売に関わるデータ処理をCPU11bに実行させるためのものを含む。かくして、当該アプリケーションプログラムをCPU11bが実行することにより、タブレットPC11は、商品販売に関わるデータ処理を行うコンピュータ装置として機能する。
無線LANユニット11fは、無線LANを介してのデータ通信を行う。無線LANユニット11fとしては、例えばIEEE 802.11シリーズの規格に準拠した既存の通信デバイス等を利用できる。無線LANユニット11fは、主としてドッキングステーション20と無線データ通信を行うために使用される。無線LANユニット11fは、第2の通信ユニットに相当する。
通信ユニット11gは、ハブ14を介して接続されるリーダ・ライタ13やドッキングステーション20と通信する。通信ユニット11gとしては、例えばUSB通信デバイスを利用できる。
電源ユニット11hは、装着状態では、ハブ14を介してドッキングステーション20から供給される電力により動作する。電源ユニット11hは、分離状態では、バッテリ11iから出力される電力により動作する。電源ユニット11hは、タブレットPC11に含まれる電気的要素のそれぞれへと電力を供給する。電源ユニット11hは、装着状態では、バッテリ11iを充電する。電源ユニット11hは、分離状態では、リーダ・ライタ13へと電力を供給する。電源ユニット11hは、第1の電源ユニットに相当する。
バッテリ11iは、電源ユニット11hから電力が供給されるときには、この電力を蓄える。バッテリ11iは、電源ユニット11hが負荷となるとき、蓄えた電力を電源ユニット11hへと供給する。
伝送システム11jは、タッチパネル11a、CPU11b、ROM11c、RAM11d、補助記憶ユニット11e、無線LANユニット11f、通信ユニット11gおよび電源ユニット11hの間で授受されるデータを伝送する。伝送システム11jは、システムバスなどの各種のバスと、これらのバスと各部とを接続する各種のインタフェース回路とを含む周知のものが利用できる。
ドッキングステーション20は、CPU20b、ROM20c、RAM20d、プリンタ20e、通信ユニット20f、無線LANユニット20g、有線LANユニット20h、ドロワインタフェース20i、電源ユニット20j、伝送システム20kおよびコネクタ20m,20n,20pを含む。
CPU20b、ROM20cおよびRAM20dは、伝送システム20kにより接続されてコンピュータを構成する。
CPU20bは、上記のコンピュータの中枢部分に相当する。CPU20bは、ROM20cおよびRAM20dに記憶されたオペレーティングシステム、ミドルウェアおよびアプリケーションプログラムに基づいて、ドッキングステーション20としての各種の動作を実現するべく各部を制御する。
ROM20cは、上記のコンピュータの主記憶部分に相当する。ROM20cは、上記のオペレーティングシステムを記憶する。ROM20cは、上記のミドルウェアやアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。またROM20cは、CPU20bが各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する場合もある。
RAM20dは、上記のコンピュータの主記憶部分に相当する。RAM20dは、CPU20bが各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。さらにRAM20dは、CPU20bが各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとして利用される。
プリンタ20eは、例えばサーマルプリンタやドットインパクトプリンタなどである。プリンタ20eは、主として、レシート用紙に対して各種の文字列や画像などを印刷することにより、レシートを発行するために使用される。本実施形態においては、プリンタ20eが処理デバイスに相当する。
通信ユニット20fは、コネクタ20mを介して接続されるデータ処理端末10や、コネクタ20nを介して接続される外部機器と通信する。通信ユニット20fとしては、例えばUSB通信デバイスを利用できる。そして、通信ユニット20fおよびコネクタ20mにより、データ処理端末10を接続するためのポートが構成されている。そして装着状態では、このポートにデータ処理端末10が接続される。
無線LANユニット20gは、無線LANを介してのデータ通信を行う。無線LANユニット20gとしては、例えばIEEE 802.11シリーズ規格に準拠した既存の通信デバイス等を利用できる。無線LANユニット20gは、主としてデータ処理端末10と無線データ通信を行うために使用される。無線LANユニット20gは、第1の通信ユニットに相当する。
有線LANユニット20hは、有線LANを介してのデータ通信を行う。有線LANユニット20hとしては、例えばIEEE 802.3シリーズの規格に準拠した既存の通信デバイス等を利用できる。有線LANユニット20hは、主として、図示しないPOS(point-of-sale)サーバと有線データ通信を行うために使用される。
ドロワインタフェース20iは、コネクタ20p,201を介して接続されるCPU20bとドロワ200との通信を仲介する。
電源ユニット20jは、商用電源からの電力の供給を受けて動作し、ドッキングステーション20に含まれる電気的要素のそれぞれへと電力を供給する。電源ユニット20jは、装着状態では、データ処理端末10へと電力を供給する。電源ユニット20jは、第2の電源ユニットに相当する。
伝送システム20kは、CPU20b、ROM20c、RAM20d、プリンタ20e、プリンタ20e、通信ユニット20f、無線LANユニット20g、有線LANユニット20h、ドロワインタフェース20iおよび電源ユニット20jの間で授受されるデータを伝送する。伝送システム20kは、システムバスなどの各種のバスと、これらのバスと各部とを接続する各種のインタフェース回路とを含む周知のものが利用できる。
コネクタ20mは、装着状態においてコネクタ14aと電気的に結合する。
コネクタ20nは、図示しない外部機器との接続ケーブルに取り付けられた図示しないコネクタと電気的に結合する。
コネクタ20pは、ドロワ200との接続ケーブルに取り付けられたコネクタ201と電気的に結合する。
なお、コネクタ14a,20m,20n,20p,201は、図3においては模式的に示しており、実際にはより多数の端子を備えることがある。
図4および図5はハブ14のブロック図である。なお、図4,5において図1−3に示されるのと同一の要素には、図1−3と同一の番号を付している。
本実施形態におけるハブ14は、USB規格に準拠する。
ハブ14は、コネクタ14aに加えて、コネクタ14b,14c、ルーティングユニット14d、スイッチ14e、給電ユニット14f、スイッチ14gおよび制御ユニット14hを含む。
コネクタ14aは、端子T2v,T2n,T2p,T2gを備える。コネクタ14bは、端子T1v,T1n,T1p,T1i,T1gを備える。コネクタ14cは、端子T3v,T3n,T3p,T3gを備える。端子T1v,T2v,T3vは、電源用の+5V端子である。端子T1n,T2n,T3nは、データ伝送用のD−端子である。端子T1p,T2p,T3pは、データ伝送用のD+端子である。端子T1g,T2g,T3gは、電源用のGND端子である。端子T1iは、識別用のID端子である。
コネクタ14aがコネクタ20mに接続されているとき、端子T2v,T2n,T2p,T2gは、コネクタ20mに備えられた端子T4v,T4n,T4p,T4gにそれぞれ接触する。端子T4n,T4pは通信ユニット20fに、端子T4v,T4gは電源ユニット20jにそれぞれ接続されている。コネクタ14aは、第2のコネクタに相当する。端子T2vは、第2の電源端子に相当する。
コネクタ14bは、タブレットPC11に備えられたコネクタ11kに接続される。コネクタ14bとコネクタ11kとが接続されているとき、端子T1v,T1n,T1p,T1i、T1gは、コネクタ11kに備えられた端子T5v,T5n,T5p,T5i,T5gにそれぞれ接触する。端子T5n,T5p,T5iは通信ユニット11gに、端子T5v,T5gは電源ユニット11hにそれぞれ接続されている。コネクタ14bは、第1のコネクタに相当する。端子T1v,T1iは、第1の電源端子および識別端子に相当する。
コネクタ14cには、リーダ・ライタ13に設けられたコネクタ13aが接続される。コネクタ14cとコネクタ13aとが接続されているとき、端子T3v,T3n,T3p,T3gは、コネクタ13aに備えられた端子T6v,T6n,T6p,T6gにそれぞれ接触する。コネクタ14cは、第3のコネクタに相当する。端子T3vは、第3の電源端子に相当する。
ルーティングユニット14dは、端子T1n,T1p,T2n,T2p,T3n,T3pがそれぞれ接続されている。端子T1n,T1p、端子T2n,T2pおよび端子T3n,T3pのいずれかを介して伝送されてきたデータを、USB規格での規定に従って端子T1n,T1p、端子T2n,T2pおよび端子T3n,T3pのいずれかへと出力する。
スイッチ14eは、第1の状態および第2の状態を選択的に形成する。スイッチ14eは、第1の状態では図4に示すように、端子T1iを電気的にどこにも接続しない。スイッチ14eは、第2の状態では図5に示すように、端子T1iを端子T1g,T2g,T3gに接続する。つまりスイッチ14eは、第2の状態では、端子T1iをグラウンド電位とする。スイッチ14eは、第1のスイッチに相当する。
給電ユニット14fは、端子T2vを介して電源ユニット20jから供給される電力を受けて動作する。給電ユニット14fは、タブレットPC11およびリーダ・ライタ13のそれぞれに供給する電力を生成する。
スイッチ14gは、第3の状態および第4の状態を選択的に形成する。スイッチ14gは、第3の状態では図4に示すように、給電ユニット14fが出力する電力が端子T1v,T3v側へと出力される。スイッチ14gは、第4の状態では図5に示すように、端子T1vと端子T3vとを接続する。この状態では、電源ユニット11hが出力する電力がスイッチ14gから端子T3v側へと出力される。従ってスイッチ14gは、第3および第4の状態のいずれでも、端子T3v側へと電力を出力する。このようにスイッチ14gが端子T3v側へと出力する電力は、ルーティングユニット14dおよび制御ユニット14hへも供給される。スイッチ14fは、第2のスイッチに相当する。
制御ユニット14hは、装着状態および分離状態のいずれであるかに応じて、スイッチ14e,14gを制御する。
次に以上のように構成された処理装置100は、装着状態では、端子T2vと端子T4vとが接している。従って、電源ユニット20jから出力される電力により、端子T2vの電位は、規定の電位(例えば+5V程度)となる。分離状態では、端子T2vと端子T4vとが接していない。従って、端子T2vの電位は、装着状態における電位とは異なる。そこで制御ユニット14hは、端子T2vの電位に基づいて装着状態および分離状態のいずれであるかを判定する。
制御ユニット14hは、装着状態であると判定しているときには、図4に示すように、スイッチ14e,14gを第1および第3の状態に形成する。
スイッチ14eが第1の状態であると、端子T1i,T5iの電位はグラウンド電位ではない。このときに通信ユニット11gは、USB規格に従い、ハブ14を介した通信に関して、タブレットPC11がデバイス側であることをCPU11bに通知する。この通知を受けてCPU11bは、タブレットPC11がデバイス側として動作するように各部を制御する。
装着状態では、電源ユニット20jから出力される電力が、端子T2v,T4vを介して給電ユニット14fに供給される。かくして給電ユニット14fは、タブレットPC11およびリーダ・ライタ13のそれぞれに供給する電力を生成し、出力する。スイッチ14gが第3の状態であるから、これらの電力の一方が、端子T1v,T5vを介して電源ユニット11hに供給される。また上記の電力の他方が、端子T3v,T6vを介してリーダ・ライタ13に供給される。
上述のようにタブレットPC11がデバイス側となっているから、タブレットPC11は端子T1v,T5vを介して供給される電力を受けて動作する。
制御ユニット14hは、分離状態であると判定しているときには、図5に示すように、スイッチ14e,14gを第2および第4の状態に形成する。
スイッチ14eが第2の状態であると、端子T1i,T5iの電位はグラウンド電位である。このときに通信ユニット11gは、USB規格に従い、タブレットPC11がホスト側であることをCPU11bに通知する。この通知を受けてCPU11bは、タブレットPC11がホスト側として動作するように各部を制御する。
分離状態では、電源ユニット20jから出力される電力が、端子T2v,T4vを介して給電ユニット14fに供給されない。しかし、タブレットPC11がホスト側であるから、電源ユニット11hが、バッテリ11iに蓄えられた電力からリーダ・ライタ13へと供給するための電力を生成し、端子T5vへと与える。スイッチ14gが第4の状態であるから、電源ユニット11hが出力した電力は、端子T5v,T1v、スイッチ14g、端子T3v,T6vを介してリーダ・ライタ13に供給される。
以上のように処理装置100によれば、ハブ14を備えたことにより、装着状態ではタブレットPC11をデバイス側として動作させて、ドッキングステーション20からの電力供給によりタブレットPC11を動作させることができる。また分離状態ではタブレットPC11をホスト側として動作させて、バッテリ11iに蓄えられた電力によりタブレットPC11を動作させることができる。さらに、装着状態ではドッキングステーション20から、また分離状態ではタブレットPC11から、それぞれリーダ・ライタ13へと電力を供給できる。
この実施形態は、次のような種々の変形実施が可能である。
ハブ14は、USB規格に準じるものとしているが、他の通信規格に準じるように変更して実施することも可能である。
装着状態であるかどうかの判定は、例えば装着状態であるか否かに応じて物理的に検出するセンサを用いて行っても良い。可動子の状態を検出するスイッチ、光センサ、あるいは磁気センサなどの周知の様々なタイプのセンサを適宜に利用できる。
コネクタ14cに接続される機器は、リーダ・ライタ13以外の様々な機器に変更できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…データ処理端末、11g…通信ユニット、11h…電源ユニット、13…リーダ・ライタ、11…タブレットPC、11k,13a,14a,14b,14c,20m…コネクタ、T1v,T1n,T1p,T1i,T1g,T2v,T2n,T2p,T2g,T3v,T3n,T3p,T3g,T4v,T4n,T4p,T4g…端子、14…ハブ、14e,14g…スイッチ、14d…ルーティングユニット、14f…給電ユニット、14h…制御ユニット、20…ドッキングステーション、20f…通信ユニット、20j…電源ユニット、100…処理装置。

Claims (5)

  1. 第1の電源端子および識別端子を備えた第1のコネクタと、
    第2の電源端子を備えた第2のコネクタと、
    第3の電源端子を備えた第3のコネクタと、
    前記識別端子を、前記第1のコネクタに接続される機器がデバイス側であることを表す第1の状態およびホスト側であることを表す第2の状態に選択的に形成する第1のスイッチと、
    前記第2の電源端子から供給された第2の電力を入力し、第1および第3の電力を出力する給電ユニットと、
    前記第1および第3の電力を前記第1および第3の電源端子にそれぞれ与える第3の状態、あるいは前記第1の電源端子に供給された第4の電力を前記第3の電源端子に与える第4の状態を選択的に形成する第2のスイッチと、
    前記第2のコネクタに給電機能を備えた機器が接続されているときには前記第1および第3の状態をそれぞれ形成し、前記第2のコネクタに給電機能を備えた機器が接続されていないときには前記第2および第4の状態をそれぞれ形成するように前記第1および第2のスイッチを制御する制御ユニットと、
    を具備したことを特徴とするハブ。
  2. 前記制御ユニットは、前記第2の電力が供給されているときには前記第2のコネクタに給電機能を備えた機器が接続されているとすることを特徴とする請求項1に記載のハブ。
  3. 前記第1の状態は、前記識別端子を電気的にどこにも接続しない状態であり、前記第2の状態は、前記識別端子をグラウンド電位とする状態であることを特徴とする請求項1または2に記載のハブ。
  4. バッテリを装着し、商品販売に関わるデータ処理を行う携帯型のコンピュータ装置と、ハブとを備え、
    前記ハブは、
    第1の電源端子および識別端子を備えた第1のコネクタと、
    第2の電源端子を備えた第2のコネクタと、
    第3の電源端子を備えた第3のコネクタと、
    前記識別端子を、前記第1のコネクタに接続される機器がデバイス側であることを表す第1の状態およびホスト側であることを表す第2の状態に選択的に形成する第1のスイッチと、
    前記第2の電源端子から供給された第2の電力を入力し、第1および第3の電力を出力する給電ユニットと、
    前記第1および第3の電力を前記第1および第3の電源端子にそれぞれ与える第3の状態、あるいは前記第1の電源端子に供給された第4の電力を前記第3の電源端子に与える第4の状態を選択的に形成する第2のスイッチと、
    前記第2のコネクタに給電機能を備えた機器が接続されているときには前記第1および第3の状態をそれぞれ形成し、前記第2のコネクタに給電機能を備えた機器が接続されていないときには前記第2および第4の状態をそれぞれ形成するように前記第1および第2のスイッチを制御する制御ユニットと、
    を具備し、
    前記コンピュータ装置は、前記第1のコネクタに接続され、
    前記識別端子が前記第1の状態に形成されているときには前記バッテリが出力する電力から前記コンピュータ装置の動作電力を得るとともに前記バッテリが出力する電力を前記第1の電源端子へと供給し、前記識別端子が前記第2の状態に形成されているときには前記第1の電源端子へと前記給電ユニットから給電される電力から前記コンピュータ装置の動作電力を得る第1の電源ユニットを備える、
    ことを特徴とするデータ処理端末。
  5. バッテリを装着し、商品販売に関わるデータ処理を行う携帯型のコンピュータ装置と、このデータ処理端末とは別体のドッキングステーションと、ハブとを備え、
    前記ハブは、
    第1の電源端子および識別端子を備えた第1のコネクタと、
    第2の電源端子を備えた第2のコネクタと、
    第3の電源端子を備えた第3のコネクタと、
    前記識別端子を、前記第1のコネクタに接続される機器がデバイス側であることを表す第1の状態およびホスト側であることを表す第2の状態に選択的に形成する第1のスイッチと、
    前記第2の電源端子から供給された第2の電力を入力し、第1および第3の電力を出力する給電ユニットと、
    前記第1および第3の電力を前記第1および第3の電源端子にそれぞれ与える第3の状態、あるいは前記第1の電源端子に供給された第4の電力を前記第3の電源端子に与える第4の状態を選択的に形成する第2のスイッチと、
    前記第2のコネクタに給電機能を備えた機器が接続されているときには前記第1および第3の状態をそれぞれ形成し、前記第2のコネクタに給電機能を備えた機器が接続されていないときには前記第2および第4の状態をそれぞれ形成するように前記第1および第2のスイッチを制御する制御ユニットと、
    を具備し、
    前記コンピュータ装置は、前記第1のコネクタに接続され、
    前記識別端子が前記第1の状態に形成されているときには前記バッテリが出力する電力から前記コンピュータ装置の動作電力を得るとともに前記バッテリが出力する電力を前記第1の電源端子へと供給し、前記識別端子が前記第2の状態に形成されているときには前記第1の電源端子へと前記給電ユニットから給電される電力から前記コンピュータ装置の動作電力を得る第1の電源ユニットを備え、
    前記ドッキングステーションは、前記第2のコネクタに接続された場合には、前記第2の電源端子へと電力を供給する第2の電源ユニットを備える、
    ことを特徴とする商品販売データ処理装置。
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