JP2005077577A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 複数のプロセスユニット21の内の一つである第1プロセスユニット21Aに研磨剤含有トナーを保有させ、第1プロセスユニット21Aにおいて、研磨剤含有トナーを第1感光体ドラム1A表面に転移させ、第1感光体ドラム1A表面に付着した研磨剤含有トナーをベルト16に転移させ、ベルト16に転移された研磨剤含有トナーを第2感光体ドラム1B,1C,1D表面に転移させる研磨剤含有トナー移送操作を実行可能に構成されている。
【選択図】 図2
Description
画像流れの発生要因は、空気中の水分が感光体ドラムの表面に吸着して表面電気抵抗が低下し、形成された静電潜像の電荷が周面方向に流れて電位が低下したり境界が不明確になるためである。
また、ベルト駆動速度を感光体ドラムの周速と異なるように設定して、ベルトに前記感光体ドラム表面を摺擦させると、ベルトが磨耗又は損傷し、ベルトの劣化を早めてしまうと共に、画像の精度が低下するという問題がある。
前記複数のプロセスユニットの内の一つである第1プロセスユニットに前記研磨剤含有トナーを保有させ、
前記第1プロセスユニットにおいて、前記研磨剤含有トナーを前記第1プロセスユニットに設けられた第1感光体ドラム表面に転移させ、前記第1感光体ドラム表面に付着した研磨剤含有トナーを前記ベルトに転移させ、前記ベルトに転移された研磨剤含有トナーを、前記第1プロセスユニットとは別の第2プロセスユニットに設けられた第2感光体ドラム表面に転移させる研磨剤含有トナー移送操作を実行可能に構成されている点にある。
従って、第2プロセスユニットに保有されているトナーに研磨剤を含有させないことで色質の低下を抑制しながら、ベルトを損傷させることなく、各プロセスユニットに設けた摺擦手段により各感光体ドラム表面を各別に研磨処理を実行可能することができる。
まず、図1及び図2を参照して、カラー画像形成装置の構成について説明する。
また、本実施形態において、ブラック用プロセスユニット21A、シアン用プロセスユニット21B、マゼンダ用プロセスユニット21C、又は、イエロー用プロセスユニット21Dに設けられた機器を識別して説明する場合には、その機器の名称に語頭に「ブラック用」、「シアン用」、「マゼンダ用」、又は、「イエロー用」と付すと共に、符号の末尾に「A」、「B」、「D」、又は、「D」を付す。
また、「ブラック用」と区別して、「シアン用」、「マゼンダ用」、又は、「イエロー用」は、「カラー用」と称する場合がある。
制御回路31から画像形成開始信号によって、現像器4内のトナーが摩擦帯電されて、キャリア表面に付着し、磁気ローラ(図示せず)の表面にキャリアによる磁気ブラシが形成され、現像ローラ9B上にトナーの薄層が形成される。
一方、感光体ドラム1と非接触の状態で対向配置されている現像ローラ9に、振幅1.1KV、周波数3.0Hz、DUTY比45%の矩形波である現像バイアス(正バイアス)が印加され、現像ローラ9の表面に、トナーによりトナー薄層が形成される。
そして、現像ローラ9のトナー薄層のトナーが、感光体ドラム1表面に形成された静電潜像に応じて飛翔して、当該静電潜像がトナー像となり現像される。
こうして各プロセスユニット21において形成された、ブラック、シアン、マゼンダ、イエローの各トナー像は中間転写ベルト16上に順に色重ね合わされて転写され、二次転写ローラ17によって記録紙15上に一括転写される。
即ち、図示しない給紙カセットから搬送された記録紙15は、従動ローラ12に中間転写ベルト16を介して対向配置された二次転写ローラ17と中間転写ベルト16との間に搬送されて、中間転写ベルト16上のカラートナー像が転写され、図示しない定着装置で定着され、排紙される。
そして、その回転操作期間において、制御回路31は、カム機構22により転写ローラ3を感光体ドラム1から離間する方向に移動させながら、感光体ドラム1を回転させる回転操作を実行することで、感光体ドラム1表面付近を浮遊する不純物が感光体ドラム1表面へ付着することを抑制する。
即ち、その白黒画像形成処理時に、図2(b)に示すように、シアン用転写ローラ3B、マゼンダ用転写ローラ3C、イエロー用転写ローラ3Dのみを感光体ドラム1から離間する方向に移動させて、シアン用感光体ドラム1B、マゼンダ用感光体ドラム1C、イエロー用感光体ドラム1Dに対し上記回転操作を実行しても構わない。
即ち、このような角度に設定回転角度を設定することで、1回転毎に感光体ドラム1表面の同じ部分が帯電器5に対向する位置で停止することが回避され、帯電器5付近で生成されるイオン生成物が感光体ドラム表面1に局所的に付着することが一層抑制される。
即ち、制御回路31は、非画像形成処理時において、各感光体ドラム1の回転操作を、同時に開始するのではなく、順次開始時間をずらせて開始する。即ち、最初にイエロー用感光体ドラム1Dの例えば50°毎の間欠的な回転を開始し、イエロー用感光体ドラム1Dが2回目に回転するときに、マゼンダ用感光体ドラム1Cの同じく50°毎の間欠的な回転を開始し、マゼンダ用感光体ドラム1Cが2回目に回転するときに、シアン用感光体ドラム1Bの同じく50°毎の間欠的な回転を開始し、また、ブラック用感光体ドラム1Aに対しても回転操作を実行するときには、シアン用感光体ドラム1Bが2回目に回転するときに、ブラック用感光体ドラム1Bの同じく50°毎の間欠的な回転を開始することで、回転操作終了時には、各感光体ドラム1は互いに50°の位相を有して停止することになる。
即ち、制御回路31は、非画像形成処理時において、各感光体ドラム1の回転操作を同時に開始するのであるが、1回目の回転における各感光体ドラム1の設定回転角度のみを互いに異なるものに設定する。詳しくは、イエロー用感光体ドラム1Dの1回目の回転における設定回転角度を80°に設定し、マゼンダ用感光体ドラム1Cの1回目の回転における設定回転角度を70°に設定し、イエロー用感光体ドラム1Bの1回目の回転における設定回転角度を60°に設定し、ブラック用感光体ドラム1Aの1回目の回転における設定回転角度を50°に設定して、各感光体ドラム1の回転操作を同時に開始し、各感光体ドラム1の2回目以降の回転における設定回転角度を互いに等しい50°等に設定することでも、回転操作終了時には、各感光体ドラム1は互いに10°の位相を有して停止することになる。
制御回路31は、感光体ドラム1の感度を回復するために、上記回転操作の所定のタイミングにおいて、感光体ドラム1が少なくとも1回転する間、感光体ドラム1表面に研磨剤を含有した研磨剤含有トナーを付着させた状態で、クラッチ12を働かせて摺擦ローラ10の回転を停止させて、感光体ドラム1表面を摺擦ローラ10により摺擦させ、感光体ドラム1表面を研磨する研磨処理を実行するように構成されている。
即ち、記憶手段37には、上記各種条件を上記温湿度データに対応してグルーピングしたテーブルが予め格納されており、回転操作又は研磨処理を開始する時点で、制御回路31が上記テーブルを参照して、各種条件を決定する。例えば、上記テーブルは、湿度が高く感光体ドラム1の画像流れ現象が発生しやすい場合には、回転操作時間及び研磨時間が大きくなるように構成されている。
即ち、制御回路31は、上記テーブルを参照して、研磨剤含有トナー移送操作において転写ローラ3に印加する正バイアスの電位を、温湿度検知手段30で検知した温湿度データに基づいて設定する。例えば、このようなテーブルは、湿度が高くカラー用感光体ドラム1B,1C,1D表面の帯電電位が小さくなっている場合に、上記転写ローラ3に印加する正バイアスの電位を高くして、中間転写ベルト16上から確実にカラー用感光体1B,1C,1D表面へ研磨剤含有ブラックトナーを転移するように構成されている。
即ち、図6に示す搬送ベルト2を用いた画像形成装置51は、記録紙15を搬送する無端状の搬送ベルト2上に、複数の画像形成部であるプロセスユニット21(21A,21B,21C,21D)を並べて配置し、また、搬送ベルト2の回転方向の上流側には記録紙15を搬送ベルト2に吸着させるための吸着ローラ13を備え、下流側には記録紙を搬送ベルト2から分離する分離手段14を設けた構成となっている。
また、このように搬送ベルト2を用いる場合でも、搬送ベルト2を、記録紙15を搬送していない状態で、前述の中間転写ベルト16と同様に用いて、研磨剤含有トナー移送操作を実行することができる。
また、このように搬送ベルト2を用いて研磨剤含有トナー移送操作を実行する場合には、搬送ベルト2上に残トナーをクリーニングするために、前述と同様のクリーニング手段19が設けられる。
1A:ブラック用感光体ドラム
1B,1C,1D:カラー用感光体ドラム
2:搬送ベルト
3:転写ローラ
4:現像器(現像手段)
5:帯電器(帯電手段)
6:除電器
7:クリーナ
8:クリーニングブレード
9:現像ローラ
10:摺擦ローラ(摺擦手段)
12:クラッチ
15:記録紙
16:中間転写ベルト
21:プロセスユニット
21A:ブラック用プロセスユニット
21B,21C,21D:カラー用プロセスユニット
22:カム機構
30:温湿度検知手段
31:制御回路
Claims (5)
- 無端状のベルトの作動方向に沿って、感光体ドラムを有するプロセスユニットを複数配置し、前記各プロセスユニットに前記感光体ドラム表面を摺擦する摺擦手段を設け、非画像形成処理時に、研磨剤を含有した研磨剤含有トナーが転移された前記各感光体ドラム表面を前記摺擦手段に摺擦させて前記感光体ドラム表面を研磨する研磨処理を実行可能に構成されている画像形成装置であって、
前記複数のプロセスユニットの内の一つである第1プロセスユニットに前記研磨剤含有トナーを保有させ、
前記第1プロセスユニットにおいて、前記研磨剤含有トナーを前記第1プロセスユニットに設けられた第1感光体ドラム表面に転移させ、前記第1感光体ドラム表面に付着した研磨剤含有トナーを前記ベルトに転移させ、前記ベルトに転移された研磨剤含有トナーを、前記第1プロセスユニットとは別の第2プロセスユニットに設けられた第2感光体ドラム表面に転移させる研磨剤含有トナー移送操作を実行可能に構成されている画像形成装置。 - 前記第1プロセスユニットが、前記ベルトの作動方向に沿って、前記第2プロセスユニットの上流側に配置されている請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記研磨処理後且つ画像形成処理前に、前記感光体ドラムを一回転以上させて、前記感光体ドラム表面の帯電及び除電処理を行うように構成されている請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 装置内の温度及び湿度を検知する温湿度検知手段を設け、前記温湿度検知手段の検知結果に基づいて、前記研磨剤含有トナー移送操作における前記ベルトから前記第2感光体ドラム表面への研磨剤含有トナーの転移条件を設定するように構成されている請求項1から3の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 前記研磨剤含有トナーが、ブラックトナーに研磨剤を含有したものである請求項1から4の何れか1項に記載の画像形成装置。
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US8532520B2 (en) | 2010-03-19 | 2013-09-10 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having cleaning unit with collecting member and bias control |
JP2015087605A (ja) * | 2013-10-31 | 2015-05-07 | 株式会社沖データ | 画像形成装置及び画像形成方法 |
JP2019008039A (ja) * | 2017-06-22 | 2019-01-17 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置、像担持体の研磨方法 |
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2003
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