JP2005077282A - 被試験体の試験装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 被試験体の耐久試験データを計測する被試験体の試験装置であって、耐久試験データを所定試験モードに沿ってモニターするモニター手段(CRT29)と、モニター手段でモニターした耐久試験の試験データG(Xm、n)列を記憶するデータ記憶手段902と、データ記憶手段902に記憶した初期耐久試験の試験データ列に沿って最大最小の閾値列rnmax、rnminを所定許容幅で経時的に設定する閾値設定手段(パソコン9)と、耐久試験における現時点での現在値が初期耐久試験の同一時系列上の同一時点での閾値を超えていないか否かを判定する判定手段(パソコン9)と、を具備することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
そこで、台上試験装置で被試験体であるエンジンを所定の試験モードでの1試験サイクルを駆動し、初期におけるエンジンの駆動時の初期試験データを予め確保する。その上で、図8に破線eで示すように、初期試験データの測定値列を単位ステップfnに区画し、単位ステップfn毎にステップ内の測定値g(太い実線)に基づき同ステップ内では同一の最大最小のステップ内判定値rnmax、rnminを設定しておく。
動力計7はエンジン駆動時にエンジン1に対して所定の負荷を印加するもので、動力計制御盤8により制御される。なお、動力計制御盤8は後述のパソコン9に信号回線で接続されている。
更に、エンジン1のオイル循環系のオイル温度、冷却水循環系の冷却水温度は油水温度制御ユニット19により増減調整される。この油水温度制御ユニット19はエンジン制御計測盤14からの指令に応じて所望の油水温度を保持するように作動できる。
次に、このエンジン制御計測盤14が行なうエンジンの耐久試験における各種の条件は、パソコン9によって入力され、記憶装置902に書き込まれる。
図4は指定サイクル繰り返しモードでの耐久試験の要領をCPU901の行なう制御処理として記載したフローチャートである。
ステップs4では現時点で最新のトルクT相当のデータを取得し、この最新データG(Xm、t)をモニタに時系列軸に沿って表示する。その一例を図2(a)に示した。
ステップs5では現時点の試験サイクルmが基準サイクルb(=3)に達しているか否か判断し、達していないとステップs6に進み、保存データ(基準データ)の有無を判断し、最初は無いためステップs7に進む。
ステップs9に達すると、ここでは前サイクルである現時点前の試験サイクルでのデータG(Xm−1、t)を非表示、即ち、消去して消去処理し、ステップs4に戻る。
再度、ステップs4に達すると、ここでは現時点で最新のデータを取得し、前のステップs9で消去した時系列上の位置に最新のデータを書き換え表示する。
ステップs4では、再度、試験サイクルm(=2)でサンプリング番号tでのデータ(X2、t)の取得がなされ、ステップs5、s6、s7と進み、ステップs7で試験サイクル番号m(たとえば2番目)におけるデータの取得が完了しているか否か判断し、完了前はステップs4〜s9を繰り返す。その時のデータ表示の一例を図2(b)に示した。
ステップs5で試験サイクルm(=3)が基準サイクルの番号m=b(=3)と一致するとステップs12に進む。即ち、保存すべき基準サイクルであると判断し、試験サイクルm(=3)でサンプリング番号t(=1)でのデータ(X3、1)の取得がなされ、計測データを記憶保存し、モニタへの表示を行ない、ステップs7に達する。その時のデータ表示の一例を図2(c)に示した。
この後、基準サイクルm=b(=3)での最終データ(X3、n)の取得がなされ、表示が済み、再度、ステップs7に達すると、試験サイクルm(=3)のデータの取得が完了し、ステップs10に進む。ここでは最終サイクルで最終サンプリングでないのでステップs11に進む。ステップs11では現時点の試験サイクル番号を、m(=4)に書き換え、時間列データサンプリング番号をt(=1)に書き換え、再度、ステップs4よりステップs5に進む。
ステップs14に達すると、現在の計測データ(X4、1)が閾値(Y±5)を外れるか否か判断し、即ち、(Y−5≦Xm、n≦Y+5)の判断が成され、閾値(Y±5)内であるとステップs7に進む。
この後、試験サイクルm(たとえば4番目)での最終データ(X4、n)の取得がなされ、表示が済み、再度、ステップs7に達し、現時点の試験サイクルm(たとえば4番目)でのデータの取得が完了していると、ステップs10に進み、最終サイクルで最終サンプリングでない限り、ステップs11に進む。ステップs11では、現時点の試験サイクルm(たとえば4番目)の試験サイクル番号を例えば、m(=5)に書き換え、時間列データサンプリング番号をt(=1)に書き換え、ステップs4に戻る。
やがて、試験サイクル番号が最終番号、例えば、m(=100)に達し、最終サンプリング番号t(=n)に達すると、ステップs10でYes側に進み、耐久試験を終了させる。
上述のところで、パソコン9の記憶装置902は指定サイクル繰り返しモードでの耐久試験において、試験サイクルが複数回、順次繰り返される毎に、各サイクルで得られた試験データG(Xm、n)列を他のサイクルでの試験データと区分けして記憶装置902に記憶処理するようにしてもよい。この場合、複数サイクルの各試験データを用いて、閾値(Y±5)が付加された保存データYに対して、各試験サイクルでの試験データを容易に比較表示し、各サイクルの試験データを再チェックでき、たとえば、異常判定されていないが、異常発生が起き易い運転域をチェックすることができる。
図5の保存データ取得制御ルーチンでは、まず、ECU13の制御によってエンジン1が始動され、その際、エンジン1の運転情報はECU13およびパソコン9のCPU901に読み込まれる。
再度、ステップa5に達すると、ここでは現時点で最新の油温Temを取得し、時系列上の位置に最新のデータを書き込み表示する(図7の破線Ys参照)。
次に、パソコン9による図6の定開度連続運転制御ルーチンの制御処理を説明する。
ステップb6に達すると、現在の油温Temが閾値(Y±10℃)を外れるか否か判断し、閾値Y内であるとステップb7に進む。
ここでのステップb7では時間列データサンプリング番号がt(t+1=2)に書き換えられ、ステップb8で耐久連続運転時間カウント用のタイマーがカウントアップしていない限りステップb5に戻る。
この後、時間列データサンプリング番号がt(=n)に達すると、それ以後もステップb5〜b8を順次繰り返し、時間列に沿って油温Temが表示されるが、保存データYs及び閾値(Y±10℃)は固定表示されることとなる。これはエンジンの放熱と発熱のバランスが保たれる所定運転時間を経過すると油温が、通常は安定化することを考慮したためである。
一方、ステップb6での現在の油温Temが例えば、図7に破線jで示すように変化し、閾値(Y±10℃)を外れると、その場合にはステップb9に進み、異常判定信号を異常出力手段である異常警報器Bに出力し、異常発生の警報処理をする。
7 動力計
8 動力計制御盤
9 パソコン
901 CPU
902 記憶装置
13 エンジン制御装置(ECU)
14 エンジン制御計測盤
29 CRT
B 異常警報器(異常出力手段)
G(Xm、n) 計測データ
Claims (4)
- 被試験体の耐久試験データを計測する被試験体の試験装置であって、前記耐久試験データを所定試験モードに沿ってモニターするモニター手段と、前記モニター手段でモニターした前記耐久試験の試験データ列を記憶するデータ記憶手段と、前記データ記憶手段に記憶した初期耐久試験の試験データ列に沿って最大最小の閾値列を所定許容幅で経時的に設定する閾値設定手段と、前記耐久試験における現時点での現在値が初期耐久試験の同一時系列上の同一時点での閾値を超えていないか否かを判定する判定手段と、を具備することを特徴とする被試験体の試験装置。
- 請求項1記載の被試験体の試験装置において、
前記判定手段により現在値が閾値を超えたと判断した場合、前記被試験体が異常との信号を出力する異常出力手段を備えたことを特徴とする被試験体の試験装置。 - 請求項1記載の被試験体の試験装置において、
前記モニター手段は前記初期耐久試験の試験データ列の履歴と現在耐久試験における検出データの履歴を同一時系列に沿って表示することを特徴とする被試験体の試験装置。 - 請求項1又は2記載の被試験体の試験装置において、
前記データ記憶手段は所定の耐久試験モードでの試験サイクルが繰り返される毎に、各サイクルで得られた試験データ列を他のサイクルでのデータと区分けして記憶処理することを特徴とする被試験体の試験装置。
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