JP2005077282A - 被試験体の試験装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、判定精度を高めることができる被試験体の試験装置を提供することにある。
【解決手段】 被試験体の耐久試験データを計測する被試験体の試験装置であって、耐久試験データを所定試験モードに沿ってモニターするモニター手段(CRT29)と、モニター手段でモニターした耐久試験の試験データG(Xm、n)列を記憶するデータ記憶手段902と、データ記憶手段902に記憶した初期耐久試験の試験データ列に沿って最大最小の閾値列rnmax、rnminを所定許容幅で経時的に設定する閾値設定手段(パソコン9)と、耐久試験における現時点での現在値が初期耐久試験の同一時系列上の同一時点での閾値を超えていないか否かを判定する判定手段(パソコン9)と、を具備することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関等の被試験体の駆動に沿って試験データを採取し、その試験データを判定値等と比較して、試験データ採取対象部位が異常か否かを判定する内燃機関の試験装置に関する。
被試験体、例えば、車両の内燃機関やそれに連結されたトランスミッション等の動力伝達系の部材は、摩耗や劣化が進むと当初の駆動特性を確保できない。しかも、経時劣化が進むと新品時に得られていた性能が低下するのに加え、この内燃機関を搭載する車両の運転フィーリングや居住性等の低下を招く。そこで、これら性能低下を抑制し、改善するための耐久性試験データを採取する耐久試験が実施されており、台上試験装置が採用されている。
例えば、エンジン、トランスミッションの台上試験装置では、エンジン駆動時に、エンジン回転数、トルク、潤滑油圧、冷却水温、等の試験データを計測し、現在データを表示させ、試験担当者が異常を判断している。この場合、各種試験データと初期設定しておいた固定の基準値との比較によって異常判断している。更に、耐久試験モードに沿った時系列に対する各種の試験データを予めグラフ表示しておき、各時点でのグラフ値と現在の試験データとを比較し試験担当者による異常判定を容易化するようにしている。
しかし、1人の試験担当者が複数台の台上試験装置を担当するような場合、異常データの発生時に試験担当者が該当する台上試験装置から離れていると異常を発見できない場合がある。
そこで、台上試験装置で被試験体であるエンジンを所定の試験モードでの1試験サイクルを駆動し、初期におけるエンジンの駆動時の初期試験データを予め確保する。その上で、図8に破線eで示すように、初期試験データの測定値列を単位ステップfnに区画し、単位ステップfn毎にステップ内の測定値g(太い実線)に基づき同ステップ内では同一の最大最小のステップ内判定値rnmax、rnminを設定しておく。
その上で、耐久試験モードでの運転サイクル時には、 現時点での現在の測定値gと、同一時点における初期試験データの測定値列上の単位ステップにおけるステップ内判定値(1点鎖線)rnmax、rnminとを表示し、同ステップ内判定値を現在の測定値gが上回るか下回ると、これを目視により、あるいはコンピュータの演算処理で異常の発生を判断し、異常表示処理を行っている。
なお、特開2002−227634号公報(特許文献1)には、ROMにディーゼルエンジンのエンジン回転数や排気ガスの排気温度といった稼働状態と、フィルタの再生回数に応じて設定された基準データが複数パターン記憶され、圧力センサによって排気ガスの圧力が連続的に検出され、経時変化データがRAMに記憶される。その上で、この経時変化データが基準データを下回れば、フィルタに破損等による不具合が生じていると判定され、その判定結果が運転者に知らされ、フィルタ交換が成される構成が開示される。
特開2002−227634号公報
ところで、図8に破線eで示したように、初期試験データの1試験サイクルでの測定値列を単位ステップfnに区画し、単位ステップfn毎に同一の最大最小のステップ内判定値rnmax、rnminを設定しておき、この許容域Eを現時点での測定値gが外れると異常判定する試験装置の場合、1ステップfn内で同一の最大最小のステップ内判定値rnmax、rnminを設定するだけであり、この許容域Eの設定に当たっては過渡時の変動を考慮することより、1ステップfn内全体に相当の余裕度を持たせざるをえないため、判定制度が低くなる。更に、特許文献1の場合は1試験サイクルでの測定値列を単位ステップfn毎に区画することなく、単に、基準データが複数パターン記憶されるのみであり、判定精度が更に低くなるという問題がある。
本発明は、上述のような実情に応えるために成されたものであり、判定精度を高めることができる被試験体の試験装置を提供することを目的とする。
この発明の請求項1に係る被試験体の試験装置では、被試験体の耐久試験データを計測する被試験体の試験装置であって、前記耐久試験データを所定試験モードに沿ってモニターするモニター手段と、前記モニター手段でモニターした前記耐久試験の試験データ列を記憶するデータ記憶手段と、前記データ記憶手段に記憶した初期耐久試験の試験データ列に沿って最大最小の閾値列を所定許容幅で経時的に設定する閾値設定手段と、前記耐久試験における現時点での現在値が初期耐久試験の同一時系列上の同一時点での閾値を超えていないか否かを判定する判定手段と、を具備することを特徴とする。
この発明の請求項2に係る被試験体の試験装置では、請求項1記載の被試験体の試験装置において、前記判定手段により現在値が閾値を超えた場合、前記被試験体が異常との信号を出力する異常出力手段を備えたことを特徴とする。
この発明の請求項3に係る被試験体の試験装置では、請求項1記載の被試験体の試験装置において、前記モニター手段は前記初期耐久試験の試験データ列の履歴と現在耐久試験における検出データの履歴を同一時系列に沿って表示することを特徴とする。
この発明の請求項4に係る被試験体の試験装置では、請求項1又は2記載の被試験体の試験装置において、前記データ記憶手段は所定の耐久試験モードでの試験サイクルが繰り返される毎に、各サイクルで得られた試験データ列を他のサイクルでのデータと区分けして記憶処理することを特徴とする。
この発明の請求項1によれば、初期耐久試験の試験データ列に沿って最大最小の閾値列を所定許容幅で経時的に設定した上で、耐久試験における現時点での現在値が初期耐久試験の同一時系列上の同一時点での閾値を超えていると、被試験体が異常と判定できるので、データの経時変動に関係なく比較的微小の異常を常に確実に自動的に判定できる。
この発明の請求項2によれば、被試験体が異常と判定すると異常出力手段が異常信号を異常表示器や異常警報器に出力し、異常を容易に試験担当者に知らせることができる。
この発明の請求項3によれば、同一時系列に沿って表示された初期耐久試験の試験データと現在耐久試験における検出データの表示値のずれより目視によっても異常値を判定できる。
この発明の請求項4によれば、各試験サイクルの試験データを相互に比較して経時劣化パターンを確認でき、特定サイクルの試験データを正常値の保存データとして選択し、これに各試験サイクルの試験データを対比させて、異常判定を行なうことができる。
図1には本発明の実施形態である被試験体の試験装置としてのエンジンの試験装置を示した。このエンジンの試験装置は、被試験用のエンジン1を位置決め固定する固定枠体2を備える。この固定枠体2は、4サイクルガソリンエンジン1(以後単にエンジン1と記す)と、このエンジン1に一体結合された回転伝達系(パワートレーン)を成すクラッチ3、変速機4、出力軸5とを支持する。出力軸5の先端には自在継手6を介して動力計7が連結されている。
動力計7はエンジン駆動時にエンジン1に対して所定の負荷を印加するもので、動力計制御盤8により制御される。なお、動力計制御盤8は後述のパソコン9に信号回線で接続されている。
固定枠体2上のエンジン1のスロットルバルブ11は同バルブの開度を操作するスロットルアクチュエータ12を備え、同アクチュエータ12はエンジン制御装置(ECU)13からの吸気量信号で制御され、あるいは、エンジンの試験装置の要部を成すエンジン制御計測盤14の台上スロットルアクチュエータ15で制御される。更に、エンジン制御装置(ECU)13はエンジン1の燃料噴射量を制御すべく燃料供給量信号を不図示の燃料噴射弁に出力し、その燃料噴射量を調整しており、点火制御をすべく、点火信号を不図示のイグナイタに出力し、点火プラグを駆動してその点火時期を調整している。
更に、クラッチ3に設けたクラッチレバー16にはエンジン制御計測盤14側のクラッチアクチュエータ17が、変速機4に設けた変速レバー20には変速機アクチュエータ18が連結され、これらはエンジン制御計測盤14の切換え出力によってクラッチ3や変速機4を切換え駆動する。
更に、エンジン1のオイル循環系のオイル温度、冷却水循環系の冷却水温度は油水温度制御ユニット19により増減調整される。この油水温度制御ユニット19はエンジン制御計測盤14からの指令に応じて所望の油水温度を保持するように作動できる。
エンジン1には、エンジン回転数Neを検出するエンジン回転センサ21、潤滑油温Temを検出する油温センサ22、冷却水温度を検出する水温センサ23、等が取付けられ、これらの検出信号は不図示の回線を介してエンジン制御装置(ECU)13に入力されると共に現場中継ボックス24を経てエンジン制御計測盤14に採り込まれている。なお、動力計制御盤8より動力計7が吸収しているエンジン1のトルク相当の信号がエンジン制御計測盤14に通信され、逆に、エンジン制御計測盤14から動力計制御盤8にエンジン負荷(負荷トルク)信号が通信されている。
エンジン制御計測盤14は入力値の表示を行う表示パネル25、耐久試験での各設定値等を入力する操作パネル26、入出力ポート27、AD変換電源28、入出力ポート27に通信ケーブルを介して連結された監視モニター用のパソコン9、耐久運転中の状況をモニタするCRT29を備える。なお、パソコン9は吸入空気量、燃料供給量、点火時期を調整するエンジン制御装置(ECU)13と相互に信号回線で連結され、相互に運転情報の信号の授受を行う。
更に、パソコン9は操作パネル26より入力された、所定の運転モードやシフトスケジュールに基づきエンジン1の運転や変速機4のシフト等を行う一方、動力計7により所定の負荷を印加する。これにより、回転伝達系の振動やトルク変動の他、エンジン1と変速機4とのマッチングの評価やクラッチ3、変速機4による機械損失、動力損失等の計測が可能である。
パソコン9はエンジン1の駆動中において、エンジン1からの入力信号を現場中継ボックス24を経て入出力回路27を通してCPU901に読み込む。CPU901は読み込んだ値を記憶装置902に記憶し、また記憶装置902に記憶されている各設定値との比較を行い、異常か否かを監視する。
次に、このエンジン制御計測盤14が行なうエンジンの耐久試験における各種の条件は、パソコン9によって入力され、記憶装置902に書き込まれる。
各種の条件とは、耐久試験モードの条件、エンジン駆動条件、異常判定用閾値の条件、耐久連続運転時間や、耐久運転時のエンジン出力等の各条件を指す。ここで、耐久試験モードとしては、例えば、時系列に沿ってスロットル開度θsを順次増減切換え変化させて行なう所定の耐久試験サイクル(例えば、後述の図2(a)〜(e)のトルクTの変動特性線G参照)を複数回繰り返して行なう指定サイクル繰り返しモードや、スロットル開度θsを一定開度に保持し、所定時間連続運転する定開度連続運転モード等が採用される。
次に、このエンジン制御計測盤14が行なうエンジンの耐久試験の動作について図4の異常判定ルーチンを用いて説明する。なお、ここでの指定サイクル繰り返しモードでの耐久試験は、例えば、1試験サイクル中に時系列に沿ってスロットル開度θsを順次増減切換え、トルクTを所定のモードで変化させて行なうもので、図2(a)〜(e)にθs相当トルクTの変動特性線を符号Gで示した。
図4は指定サイクル繰り返しモードでの耐久試験の要領をCPU901の行なう制御処理として記載したフローチャートである。
この耐久試験を開始するには、まず、これに先立ちECU13の制御によってエンジン1が始動され、更に、パソコン9のCPU901が指定する所定の初期状態、即ち、指定された試験サイクルの時点t1の開始条件がECU13に入力され、その制御によって開始条件が確保される。その際、エンジン1の運転情報はECU13およびパソコン9のCPU901に読み込まれる。
その上で、パソコン9はステップs1で、指定サイクル繰り返しモードでの異常判定基準の設定値、即ち、後述の保存データ(基準データ)Yに沿って設定される異常判定用の許容幅が最大最小判定値rnmax、rnminとして、例えば、閾値(Y±5)が入力されているか否かが確認される。更に、ステップs2では保存データYを得る基準サイクルの番号m=b、例えばb(=3)のサイクルを基準サイクルとし、これを初期耐久試験の試験データ列とするとの指令が入力されているか否かが確認される。なお、ここで、基準サイクルの番号m=bは3サイクル目以外のサイクルでもよく、適宜設定される。
ステップs3では指定サイクル繰り返しモードでの1回目の試験サイクル(m=1)の時点t(=1)のデータサンプリングを開始する。
ステップs4では現時点で最新のトルクT相当のデータを取得し、この最新データG(Xm、t)をモニタに時系列軸に沿って表示する。その一例を図2(a)に示した。
ステップs5では現時点の試験サイクルmが基準サイクルb(=3)に達しているか否か判断し、達していないとステップs6に進み、保存データ(基準データ)の有無を判断し、最初は無いためステップs7に進む。
ステップs7では現時点の試験サイクルmでのデータの取得が完了しているか否か判断し、完了前はステップs8に進み、時間列データサンプリング番号をt(=2)に書き換える。
ステップs9に達すると、ここでは前サイクルである現時点前の試験サイクルでのデータG(Xm−1、t)を非表示、即ち、消去して消去処理し、ステップs4に戻る。
再度、ステップs4に達すると、ここでは現時点で最新のデータを取得し、前のステップs9で消去した時系列上の位置に最新のデータを書き換え表示する。
この後、ステップs5〜s9が繰り返されることで、時間列データサンプリング番号tを更新し、データ読取と表示が成され、試験サイクルm(=1)での最終データG(X1、n)の取得がなされ、表示が済みステップs7に達すると、現時点の試験サイクルm(=1)でのデータの取得が完了し、Yes側のステップs10に進み、最終サイクルで最終サンプリングでない限り、ステップs11に進む。
ステップs11では現時点の試験サイクルm(=1)の試験サイクル番号mをたとえば2番に書き換え、時間列データサンプリング番号をt(=1)に書き換え、ステップs4に戻る。
ステップs4では、再度、試験サイクルm(=2)でサンプリング番号tでのデータ(X2、t)の取得がなされ、ステップs5、s6、s7と進み、ステップs7で試験サイクル番号m(たとえば2番目)におけるデータの取得が完了しているか否か判断し、完了前はステップs4〜s9を繰り返す。その時のデータ表示の一例を図2(b)に示した。
この後、試験サイクルm(たとえば2番目)での最終データ(X2、n)の取得がなされ、表示が済み、再度、ステップs7に達し、現時点の試験サイクルm(たとえば2番目)でのデータの取得が完了していると、ステップs10に進み、最終サイクルで最終サンプリングでない限り、ステップs11に進む。ステップs11では現時点の試験サイクルm(たとえば2番目)の試験サイクル番号を例えば、m(=3)に書き換え、時間列データサンプリング番号をt(=1)に書き換え、ステップs4に戻る。
ステップs4では、再度、試験サイクルm(=3)でサンプリング番号t(=1)でのデータ(X3、1)の取得がなされ、表示を行ない、ステップs5に達する。
ステップs5で試験サイクルm(=3)が基準サイクルの番号m=b(=3)と一致するとステップs12に進む。即ち、保存すべき基準サイクルであると判断し、試験サイクルm(=3)でサンプリング番号t(=1)でのデータ(X3、1)の取得がなされ、計測データを記憶保存し、モニタへの表示を行ない、ステップs7に達する。その時のデータ表示の一例を図2(c)に示した。
ステップs7では試験サイクル番号m(3番目)におけるデータの取得が完了しているか否か判断し、完了前はステップs4、s5、s12、s7、s8、s9を繰り返す。
この後、基準サイクルm=b(=3)での最終データ(X3、n)の取得がなされ、表示が済み、再度、ステップs7に達すると、試験サイクルm(=3)のデータの取得が完了し、ステップs10に進む。ここでは最終サイクルで最終サンプリングでないのでステップs11に進む。ステップs11では現時点の試験サイクル番号を、m(=4)に書き換え、時間列データサンプリング番号をt(=1)に書き換え、再度、ステップs4よりステップs5に進む。
ここで、今回の試験サイクルm(=4)は基準サイクルm=b(=3)で無いため、ステップs6に進む。更に、ここでは基準サイクルm=b(=3)での基準の保存データYがあるのでYes側のステップs13に進む。ステップs13では基準の保存データYに沿ってトルクTの最大最小判定値rnmax、rnmin、例えば、閾値(Y±5)が異常判定用の許容幅として設定され、時系列に沿っての保存データYが完成し、例えば図2(d)に示すように作成される。
ステップs14に達すると、現在の計測データ(X4、1)が閾値(Y±5)を外れるか否か判断し、即ち、(Y−5≦Xm、n≦Y+5)の判断が成され、閾値(Y±5)内であるとステップs7に進む。
ここでのステップs7では試験サイクル番号m(たとえば4番目)におけるデータの取得が完了しているか否か判断し、完了前はステップs4〜s6、s13、s14、s7〜s9を順次繰り返す。
この後、試験サイクルm(たとえば4番目)での最終データ(X4、n)の取得がなされ、表示が済み、再度、ステップs7に達し、現時点の試験サイクルm(たとえば4番目)でのデータの取得が完了していると、ステップs10に進み、最終サイクルで最終サンプリングでない限り、ステップs11に進む。ステップs11では、現時点の試験サイクルm(たとえば4番目)の試験サイクル番号を例えば、m(=5)に書き換え、時間列データサンプリング番号をt(=1)に書き換え、ステップs4に戻る。
この後、ステップs4〜s6、s13、s14、s7〜s9を順次繰り返すことで各試験サイクルでの各時間列データサンプリングが成され、ステップs13、s14に達する毎に、現在の計測データG(Xm、n)が許容幅内に有るか否か判断され、例えば図2(e)に示すように2点鎖線で示す許容幅領域内に、実線で示す現在の計測データG(Xm、n)列が収まっているか否か判断し、許容幅内に有る限り制御が継続される。
やがて、試験サイクル番号が最終番号、例えば、m(=100)に達し、最終サンプリング番号t(=n)に達すると、ステップs10でYes側に進み、耐久試験を終了させる。
一方、ステップs14での現在の計測データG(Xm、n)が閾値(Y±5)を外れるとの判断が成された場合には、例えば、図3に示すように、時点tαで(Y−5≦Xm、n≦Y+5)の判断がNoとされる状態に達すると、ステップs15に進む。ここでは、異常判定信号を異常出力手段である異常警報器Bに出力し、異常発生の警報処理をする。
上述のところで、3試験サイクル目における計測データ(X3、t)を基準保存データとし、これに沿って、最大最小判定値rnmax、rnminが異常判定用の許容幅として付加されて保存データが設定された。その上で定常運転時も過渡運転時も、保存データの時系列上の同一時点での現在の計測データG(X3、t)が対比され、許容幅E(=rnmax−rnmin)を外れた場合に異常判定を行なっており、各試験サイクルの時系列上での許容幅E(=rnmax−rnmin)が全運転域で比較的小さく設定されることとなり、定常運転時も過渡運転時も全運転域で精度の良い異常判定を行なうことができる。
しかも、保存データ取得後は、閾値(Y±5)列が付加された保存データ(図2(d)、(e)に2点鎖線で示す)が現在の計測データG(Xm、n)と同時にモニタ画面に表示されることより、目視によっても試験担当者が試験データの異常を容易に発見できる。更に、試験担当者が複数台の耐久試験装置を掛け持ちしている場合であって、閾値(Y±5)列を現在の計測データG(Xm、n)が外れたことを見落としたとしても、CPU901によるステップs15の警報処理によって、容易に試験データの異常を知り、異常判定を確認できる。
上述のところで、異常出力手段は異常警報器Bとしたが、これに代え、これに加えて異常表示灯を駆動してもよく、この場合も試験データの異常を容易に試験担当者に知らせることができる。
上述のところで、パソコン9の記憶装置902は指定サイクル繰り返しモードでの耐久試験において、試験サイクルが複数回、順次繰り返される毎に、各サイクルで得られた試験データG(Xm、n)列を他のサイクルでの試験データと区分けして記憶装置902に記憶処理するようにしてもよい。この場合、複数サイクルの各試験データを用いて、閾値(Y±5)が付加された保存データYに対して、各試験サイクルでの試験データを容易に比較表示し、各サイクルの試験データを再チェックでき、たとえば、異常判定されていないが、異常発生が起き易い運転域をチェックすることができる。
更に、試験データ列を他のサイクルでの試験データと区分けして記憶処理することで、各試験サイクルの試験データを相互に比較し、経時劣化の特性を容易に確認することもできるし、特定サイクル、例えば試験サイクル初期の所定サイクル目の試験データを正常値の保存データとして確保し、これに各試験サイクルの試験データを対比させて、異常判定を行なうことができる。
次に、上述のエンジン制御計測盤14を用いて行なう、他の耐久試験モードでの挙動を説明する。なお、ここでは図1のエンジン制御計測盤14のパソコン9が行なう制御処理のみが異なるため、同様部材、同様機能部分の重複説明を略す。
ここでは定開度連続運転モードでの耐久試験が成され、エンジン1の本体内の所定位置の不図示の油路における油温Temが油温センサ22でパソコン9に取込まれる。ここでの耐久試験条件は、スロットル開度θsが全開で、耐久連続運転時間が5時間に、負荷が例えば30%に設定された。
次に、エンジン制御計測盤14が行なうエンジンの耐久試験の動作について図5、図6、図7を用いて説明する。ここで、定開度連続運転モードでの耐久試験の要領をCPU901の行なう制御処理として、図5の保存データ取得制御ルーチン及び図6の定開度連続運転制御ルーチンに沿って説明する。
図5の保存データ取得制御ルーチンでは、まず、ECU13の制御によってエンジン1が始動され、その際、エンジン1の運転情報はECU13およびパソコン9のCPU901に読み込まれる。
その上で、パソコン9はステップa1で保存データ(基準データ)Ysに沿って設定される異常判定用の許容幅が、最大最小判定値rnmax、rnminとして、例えば、閾値(Ys±10℃)が入力されているか否かが確認される。更にステップa2ではスロットル開度θsが全開で、負荷Lが30%に設定され、ステップa3でエンジン1が上述の条件で駆動しているかを確認し、確認時にはステップa4に進み、ここで、耐久連続運転時間カウント用のタイマーがカウントを開始する。
ステップa5では現在の油温Temが取得され、時系列に沿っての表示が成される。ステップa6では現時点のデータサンプリング番号がt(=1)で、データの取得が完了していないので、ステップa7に進み、時間列データサンプリング番号をt(=2)に書き換え、ステップa5に戻る。
再度、ステップa5に達すると、ここでは現時点で最新の油温Temを取得し、時系列上の位置に最新のデータを書き込み表示する(図7の破線Ys参照)。
この後、ステップa5〜a7が繰り返されることで、保存データ取得サイクルでの最終データ(X1、n)の取得がなされ、表示が済み、再度ステップa6に達すると、Yes側ステップa8に進む。ステップa8では基準保存データ(図7の破線Ys参照)に沿って最大最小判定値rnmax、rnmin、例えば、閾値(Ys±10℃)が異常判定用の許容幅として設定され、時系列に沿っての表示が、例えば図7の2点鎖線に示すように成される。なお、時間列データサンプリング番号がt(=n)以後は、保存データYs及び閾値(Ys±10℃)は固定値(例えば保存データはYs1)として設定されることとなる。
このように設定された保存データは記憶回路に記憶処理され、ここでの保存データ取得処理を終了する。
次に、パソコン9による図6の定開度連続運転制御ルーチンの制御処理を説明する。
ここではステップb1で、定開度連続運転制御ルーチンでの保存データYs及び閾値(Ys±10℃)の取込み完了か否かを確認してステップb2に進む。ステップb2では定開度連続運転モードでの保存データYs及び閾値(Ys±10℃)の表示処理を行なう。なお、時間列データサンプリング番号がt(=n)以後には、このn番の保存データYs及び閾値(Ys±10℃)が継続して一定表示されるように設定される。ステップb3では先にステップa2において設定されているスロットル開度θsが全開で、負荷が30%の状態でエンジン1が駆動されているのを確認する。ステップb4では耐久連続運転時間カウント用のタイマーがカウントを開始する。
ステップb5では現在の油温Temが取得され、時系列に沿って保存データと共に現在の油温Temが表示される。
ステップb6に達すると、現在の油温Temが閾値(Y±10℃)を外れるか否か判断し、閾値Y内であるとステップb7に進む。
ここでのステップb7では時間列データサンプリング番号がt(t+1=2)に書き換えられ、ステップb8で耐久連続運転時間カウント用のタイマーがカウントアップしていない限りステップb5に戻る。
この後、ステップb5〜b8を順次繰り返し、時間列に沿って油温Temが保存データ及び閾値(Y±10℃)と共にモニタ画面に表示される。
この後、時間列データサンプリング番号がt(=n)に達すると、それ以後もステップb5〜b8を順次繰り返し、時間列に沿って油温Temが表示されるが、保存データYs及び閾値(Y±10℃)は固定表示されることとなる。これはエンジンの放熱と発熱のバランスが保たれる所定運転時間を経過すると油温が、通常は安定化することを考慮したためである。
やがて、ステップb8での耐久連続運転時間カウント用のタイマーがカウントアップするとYes側に進み、耐久試験を終了させる。
一方、ステップb6での現在の油温Temが例えば、図7に破線jで示すように変化し、閾値(Y±10℃)を外れると、その場合にはステップb9に進み、異常判定信号を異常出力手段である異常警報器Bに出力し、異常発生の警報処理をする。
この場合も、保存データ取得後の定開度連続運転制御ルーチンの制御処理を行なうことで、現在の油温Temが閾値(Y±10℃)を外れると、これを同時にモニタ画面に表示しているので、目視によって試験担当者が試験データの異常を容易に発見でき、この状態の表示を見落としても、CPU901によるステップb9の警報処理によって、容易に試験データの異常を知り、異常判定を確認できる。
上述のエンジンの試験装置は被試験体として車両に搭載されるエンジンの試験装置として説明したが、車両のその他の部位である排気系、吸気系、燃料系、回転伝達系、等の部位の耐久試験に同様に適用でき、その他の産業機器の運転時の各部位の耐久試験に本発明を幅広く適用できる。
本発明の実施の形態としてのエンジンの試験装置の概略構成図である。 図1のエンジンの試験装置の耐久試験でのトルクの時系列に沿った変化特性線図を示し、(a)は1サイクル目、(b)は2サイクル目、(c)は3サイクル目、(d)は試験サイクル初期の試験データを基に得られた保存データ、(e)はnサイクル目をそれぞれ示す。 図1のエンジンの試験装置での耐久試験でのトルクの時系列に沿った変化特性の部分拡大線図である。 図1のエンジンの試験装置のパソコンで用いる異常判定ルーチンのフローチャートである。 本発明の実施例におけるエンジンの試験装置のパソコンで用いる保存データ取得制御ルーチンのフローチャートである。 本発明の実施例におけるエンジンの試験装置のパソコンで用いる定開度連続運転制御ルーチンのフローチャートである。 本発明の実施例での耐久試験での油温の時系列に沿った変化特性線図である。 従来のエンジンの試験装置での耐久試験でのトルクの時系列に沿った変化特性の部分拡大線図である。
符号の説明
1 エンジン、
7 動力計
8 動力計制御盤
9 パソコン
901 CPU
902 記憶装置
13 エンジン制御装置(ECU)
14 エンジン制御計測盤
29 CRT
B 異常警報器(異常出力手段)
G(Xm、n) 計測データ

Claims (4)

  1. 被試験体の耐久試験データを計測する被試験体の試験装置であって、前記耐久試験データを所定試験モードに沿ってモニターするモニター手段と、前記モニター手段でモニターした前記耐久試験の試験データ列を記憶するデータ記憶手段と、前記データ記憶手段に記憶した初期耐久試験の試験データ列に沿って最大最小の閾値列を所定許容幅で経時的に設定する閾値設定手段と、前記耐久試験における現時点での現在値が初期耐久試験の同一時系列上の同一時点での閾値を超えていないか否かを判定する判定手段と、を具備することを特徴とする被試験体の試験装置。
  2. 請求項1記載の被試験体の試験装置において、
    前記判定手段により現在値が閾値を超えたと判断した場合、前記被試験体が異常との信号を出力する異常出力手段を備えたことを特徴とする被試験体の試験装置。
  3. 請求項1記載の被試験体の試験装置において、
    前記モニター手段は前記初期耐久試験の試験データ列の履歴と現在耐久試験における検出データの履歴を同一時系列に沿って表示することを特徴とする被試験体の試験装置。
  4. 請求項1又は2記載の被試験体の試験装置において、
    前記データ記憶手段は所定の耐久試験モードでの試験サイクルが繰り返される毎に、各サイクルで得られた試験データ列を他のサイクルでのデータと区分けして記憶処理することを特徴とする被試験体の試験装置。
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