JP2005076666A - 携帯機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 美的外観に優れているとともに、使い勝手の良い携帯機器を提供する。
【解決手段】 携帯電話機は、筐体2と、筐体2に対して回動自在に設けられた筐体3と、外周面23aを有し、筐体2の端部に取り付けられた歯車23と、外周面23aに接触する外周面24aを有し、筐体3の端部に取り付けられた歯車24とを備える。歯車24は、回動時に歯車23に対して移動する。
【選択図】 図12

Description

この発明は、一般的には、携帯機器に関し、より特定的には、2つの筐体が回動可能に取り付けられて構成される携帯機器に関する。
従来、ヒンジを介して2つの筐体が回動可能に連結されたクラムシェルタイプの携帯電話機が広く普及している。図16は、従来におけるクラムシェルタイプの携帯電話機の開いた状態を示す斜視図である。図17は、図16中の携帯電話機の閉じた状態を示す斜視図である。
図16および図17を参照して、従来の携帯電話機101は、筐体102と筐体103とを備える。筐体102および103の端部には、円筒形状を有するヒンジ105および106がそれぞれ設けられている。回動軸107に沿って延在する軸部材がヒンジ105および106に通されることによって、筐体102と筐体103とが回動可能に取り付けられる。筐体102および103を回動させると、携帯電話機101を開いた状態と閉じた状態とに変化させることができる。
ヒンジ106が設けられた端部とは反対側に位置する筐体103の端部には、レシーバ108が設けられている。ヒンジ105が設けられた端部とは反対側に位置する筐体102の端部には、マイク109が設けられている。レシーバ108およびマイク109は、携帯電話機101を閉じた状態で互いに向い合う筐体103の表面103aおよび筐体102の表面102aにそれぞれ設けられている。携帯電話機101を使用するユーザーは、携帯電話機101を開いた状態とし、耳をレシーバ108に当て、口をマイク109に近づけて通話を行なう。
また別に、内蔵するカメラの使い勝手を良好にすることを目的とした情報機器が、特開2001−142564号公報に開示されている(特許文献1)。特許文献1に開示された情報機器では、表示ユニットと本体ユニットとが、ヒンジブロックによって連結されている。そのヒンジブロックには、互いに独立し、離れて位置決めされた複数のヒンジ機構部が設けられている。
特開2001−142564号公報
このように図16および図17に示す携帯電話機101では、ヒンジ105および106が、回動軸107の一軸上に配置されている。この場合、ヒンジ105とヒンジ106との境界部分にはライン110が形成されてしまう。このため、携帯電話機101を開いた状態と閉じた状態の両方において、ヒンジ105および106を組み合わせた機械的な構造が外部に露出することとなる。これにより、携帯電話機101の美的外観が著しく損なわれるという問題が発生する。
また、筐体102および103がそれぞれ所定の厚みを有し、携帯電話機101を閉じた状態で、表面102aと表面103aとが互いに向い合っている構造上、ヒンジ105が、表面102aから突出するように設けられている。そして、このヒンジ105にヒンジ106が組み合わされて回動軸107上に配置されるため、表面102aと表面103aとの間にはヒンジ105および106を挟んで段差が形成されてしまう。このため、ユーザーが携帯電話機101を用いて通話を行なう場合に、ユーザーの頬がヒンジ105および106に当たり、通話しづらくなるという問題が発生する。
そこでこの発明の目的は、上記の課題を解決することであり、美的外観に優れているとともに、使い勝手の良い携帯機器を提供することである。
この発明に従った携帯機器は、第1の筐体と、第1の筐体に対して回動自在に設けられた第2の筐体と、第1の外周面を有し、第1の筐体の端部に取り付けられた第1の回動部と、第1の外周面に接触する第2の外周面を有し、第2の筐体の端部に取り付けられた第2の回動部とを備える。第2の回動部は、回動時に第1の回動部に対して移動する。
このように構成された携帯機器によれば、第2の筐体を第1の筐体に対して回動させることによって、携帯機器を開いた状態と閉じた状態との間で変化させることができる。本発明では、第2の回動部は、第1および第2の外周面が互いに接触した状態を維持しながら、第1の回動部に対して移動する。このとき、第2の回動部は、常に第1の回動部の外側に軌跡を描いて移動するため、第1および第2の回動部が同軸上に配置されることはない。このため、携帯機器の外観に、第1および第2の回動部を同軸上に配置した場合に第1の回動部と第2の回動部との境界部分に表れる機械的な構造によるラインが形成されることがない。これにより、携帯機器の美的外観を向上させることができる。
また、第2の筐体を回動させて携帯機器を開いた状態にした時、それぞれの端部が互いに向い合うように第1および第2の筐体を配置させることができる。この場合、携帯機器を、第1の筐体から、第1の回動部、第2の回動部、第2の筐体に渡ってほぼ同一平面に延在する形状にすることができる。これにより、携帯機器を使用する際に第1および第2の回動部が邪魔にならないため、携帯機器の使い勝手を良くすることができる。
また好ましくは、携帯機器は、第1および第2の回動部を覆う第3の筐体をさらに備える。このように構成された携帯機器によれば、第1の外周面、第2の外周面およびこれらの接触部分といった回動を行なうための機械的構造が、携帯機器の外観に表れることがない。このため、携帯機器の美的外観をさらに向上させることができる。
また好ましくは、第1の筐体は、第1および第2の筐体を閉じた状態で外側に露出し、カメラ部が設けられた表面を有する。第3の筐体は、その表面を正面から見た場合に第1の筐体に隠れた状態となる。このように構成された携帯機器によれば、カメラ部を用いて人を撮影する際、その撮影される人からは第3の筐体は見えず、カメラ部が設けられた第1の筐体の表面しか見えない。これにより、撮影される人に対して、カメラ部を備える携帯機器ではなく、あたかも専用のカメラによって撮影されているかのような感覚を与えることができる。
また好ましくは、第3の筐体は、側面を有する。第1および第2の筐体は、その側面を覆うように延在している。このように構成された携帯機器によれば、ユーザーが第3の筐体の側面側から携帯機器を見た場合に、第1および第2の筐体しか見えない。これにより、携帯機器の美的外観をさらに向上させることができる。また、第3の筐体を覆うために第1および第2の筐体を利用しているため、カバーを別途設ける必要がない。これにより、携帯機器の部品点数を減らし、製造コストの削減を図ることができる。
また好ましくは、第1および第2の回動部は、第1および第2の筐体の端部の両端にそれぞれ設けられている。その両端の中央には、配線を通すための空間が規定されている。このように構成された携帯機器によれば、第1および第2の筐体は、筐体の両端に設けられた第1および第2の回動部によって安定して支持される。このため、第2の筐体の回動動作を円滑かつ確実に行なわせることができる。また、筐体の両端に設けられた回動部の間の空間に配線を通すことによって、筐体内の空間の有効利用を図ることができる。加えて、本発明による携帯機器は、第1および第2の回動部が同軸上に配置されない構成をとるため、配線を通過させるための空間を大きく確保することができる。これにより、その空間に配線を通しやすくなる。
また好ましくは、第1および第2の回動部は、第1および第2の筐体にそれぞれ固定されている。このように構成された携帯機器によれば、筐体の動きを外周面の接触部分に無駄なく伝えることができる。これにより、筐体および回動部の動きを同期させ、第2の筐体を第1の回動部に対してスムーズに回動させることができる。
また好ましくは、第1および第2の外周面には、歯車およびローラーのいずれか一方が形成されている。このように構成された携帯機器によれば、歯車およびローラーのいずれによっても、第1の外周面と第2の外周面との間で滑りが生じることを防止できる。これにより、第2の回動部を第1の回動部に対してスムーズに回動させることができる。
また好ましくは、第1および第2の外周面のいずれか一方には、凹部が形成されている。第1および第2の外周面のいずれか他方には、凹部に係合する凸部が形成されている。このように構成された携帯機器によれば、第1の外周面と第2の外周面との間で滑りが生じることを防止できる。これにより、第2の回動部を第1の回動部に対してスムーズに回動させることができる。
また好ましくは、第1および第2の回動部の少なくともいずれか一方には、第1および第2の筐体の開閉位置を保持するためのヒンジ機構が設けられている。このように構成された携帯機器によれば、第1および第2の回動部のいずれにもヒンジ機構を設けることができる。このため、このヒンジ機構に関する設計の自由度を向上させることができる。また、第1および第2の回動部の両方にヒンジ機構を設けることもできる。この場合、第1および第2の回動部のいずれか一方にヒンジ機構を設けた場合と比較して、第1および第2の筐体を所定の開閉位置により確実に保持することができる。
また好ましくは、第1の筐体は、操作ボタン部を含み、第2の筐体は、液晶表示部を含む。このように構成された携帯機器によれば、操作ボタン部を含む第1の筐体を把持し、液晶表示部を含む第2の筐体を回動させる携帯機器において、上述の効果を得ることができる。
以上説明したように、この発明に従えば、美的外観に優れているとともに、使い勝手の良い携帯機器を提供することができる。
この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1における携帯電話機の閉じた状態を示す斜視図である。図2は、図1中の携帯電話機の閉じた状態を示す別の斜視図である。図3は、図1中の携帯電話機の開いた状態を示す斜視図である。
図1から図3を参照して、携帯電話機1は、カメラ機能を有するクラムシェルタイプの携帯電話機である。携帯電話機1は、筐体2と、筐体2に連結された筐体3と、筐体2と筐体3との間に設けられ、図示しないヒンジ機構を覆うヒンジカバー18とを備える。筐体3は、図示しないヒンジ機構を介して、筐体2に対して回動自在に設けられている。筐体3を筐体2に対して角変位自在に動かすことによって、携帯電話機1の形状は、図1および図2の閉じた状態と図3の開いた状態との間で変化する。
図1および図2を参照して、携帯電話機1を閉じた状態において、携帯電話機1の外観は、筐体2および3と、ヒンジカバー18とから主に構成されている。筐体2の表面2bには、ヒンジカバー18の近傍に位置してカメラ部17が設けられている。表面2bは、携帯電話機1を閉じた状態および開いた状態において外側に面する表面である。カメラ部17は、撮影レンズと、CCD(charge coupled device)イメージセンサまたはCMOS(complementary metal oxide semiconductor)イメージセンサなどの撮影素子と、RGBの3色のカラーフィルタとから構成されている。カメラ部17では、被写体で反射されて撮影レンズに入射した光を、カラーフィルタを通してRGBの3色光に変換し、RGBの3色光をそれぞれCCDに入射させる。
筐体3の側面3cには、カメラ部17のカメラ機能を能動化するためのシャッターボタン5が設けられている。ユーザーは、カメラ部17を被写体に向け、シャッターボタン5を押下することによって、風景や友人または自分の姿などを撮影する。撮影された被写体は、携帯電話機1内で画像データとして記録または保存され、その画像データは、他の携帯電話機に送信されたり、別の端末機器に取り込まれたりする。
筐体3の表面3bには、表面3bのほぼ中央に位置してサブ表示部16が設けられている。表面3bは、携帯電話機1を閉じた状態および開いた状態において外側に面する表面である。サブ表示部16は、液晶ディスプレイやEL(electro luminescent)ディスプレイなどによって構成されている。サブ表示部16には、時刻、電波強度およびメール受信などを報知するためのキャラクタ画像などが表示される他、携帯電話機1をカメラとして使用する場合に、カメラ部17で撮影される被写体が表示される。
図3を参照して、携帯電話機1を開いた状態において筐体2と筐体3との間には、ジョイントカバー12が設けられている。ジョイントカバー12の両側には、図示しないヒンジ機構を覆うヒンジカバー10が設けられている。筐体2および3には、ヒンジカバー10を筐体2および3に固定するための押さえ板11が設けられている。なお、開いた状態の携帯電話機1を表面2bおよび3b側から見た場合、図2中のヒンジカバー18は、筐体2および3に隠れた状態となる。
携帯電話機1は、表面3aと、ヒンジカバー10およびジョイントカバー12の表面とが、ほぼ同一平面に連なり、表面2aと、ヒンジカバー10およびジョイントカバー12の表面とが、ほぼ同一平面に連なり、さらに、この表面3aが連なる平面と表面2aが連なる表面とが、所定の角度、たとえば160度で交わる形状を有する。つまり、携帯電話機1を開いた状態において、携帯電話機1には、表面3aおよび2aから著しく突出する部分が存在しない。
筐体3の表面3aには、液晶ディスプレイやELディスプレイなどによって構成されたメイン表示部4が設けられている。表面3aは、携帯電話機1を閉じた状態において内側に面し、開いた状態において外側に面する表面である。表面3aには、メイン表示部4の上方に位置して、通話時などに使用するレシーバ6が設けられている。
筐体2の表面2aには、数字および文字を入力するためのキーなどから構成される入力ボタン群7と、携帯電話機1における各種設定/機能切替を行なうための機能ボタン群8とが設けられている。表面2aは、携帯電話機1を閉じた状態において内側に面し、開いた状態において外側に面する表面である。表面2aには、入力ボタン群7の下方に位置して、通話用のマイク9が設けられている。携帯電話機1を電話として用いる場合、ユーザーは、携帯電話機1を開いた状態にし、レシーバ6に耳を当て、マイク9に口を近づけて通話を行なう。
図1から図3を参照して、筐体2は、入力ボタン群7および機能ボタン群8が設けられたキャビネット2mと、キャビネット2mに組み付けられ、カメラ部17が設けられた背面キャビネット2nとから構成されている。筐体3は、メイン表示部4が設けられたキャビネット3mと、キャビネット3mに組み付けられ、サブ表示部16が設けられた背面キャビネット3nとから構成されている。
図4は、図1中の携帯電話機をカメラ部側から見た正面図である。図4を参照して、携帯電話機1をカメラとして用いる場合、ユーザーは、携帯電話機1を閉じた状態とし、たとえば、シャッターボタン5に右手の人差し指が掛かるように携帯電話機1を把持する。その状態で、カメラ部17を被写体に向け、サブ表示部16に映し出された被写体を確認しながらシャッターボタン5を押下する。この場合、被写体から見て、ヒンジカバー18はほとんど筐体2に隠れた状態となっており、被写体は、カメラ部17が設けられた筐体2によって撮影されたと認識する。このため、被写体は、携帯電話機ではなく、あたかも専用のカメラによって撮影されたかのような感じを受ける。これにより、カメラとしても使用される携帯電話機1の外観上の完成度を高めることができる。
なお、携帯電話機1は、閉じた状態のみならず、開いた状態でカメラ部17を使用することもできる。この場合、ユーザーは、カメラ部17を被写体に向けるとともに、メイン表示部4によって撮影される被写体を確認することができる。
図5は、図3中の携帯電話機の分解組立図である。図6は、図5中に示す部品が組み付けられた場合の携帯電話機を示す斜視図である。図5および図6を参照して、図中には、開いた状態の携帯電話機1の表面2aおよび3a側が示されている。また図中には、ジョイントカバー12を中心とした範囲に、キャビネット2mおよびキャビネット3mと、これらのキャビネットに組み付けられる部品とが示されている。
キャビネット3mに向い合うキャビネット2mの端部には、二股に分かれた形状を有し、その分かれた部分のそれぞれが円筒状に形成されたヒンジ支持部22が成形されている。ヒンジ支持部22は、キャビネット2mの端部の両端にそれぞれ設けられている。また、キャビネット2mに向い合うキャビネット3mの端部には、ヒンジ支持部22と同様の形状を有するヒンジ支持部21が成形されている。ヒンジ支持部21は、キャビネット3mの端部の両端にそれぞれ設けられており、ヒンジ支持部22と対峙する位置に設けられている。
ヒンジ支持部22には、歯車が形成された外周面23aと、開口された軸芯とを有する歯車23が位置決めされている。ヒンジ支持部21には、歯車が形成された外周面24aと、開口された軸芯とを有し、歯車23に噛み合う歯車24が位置決めされている。歯車23と歯車24とが噛み合うことによって、外周面23aと外周面24aとは接触している。なお、本実施の形態では、歯車をキャビネットの端部の両側にのみ設けたが、本発明はこれに限定されない。歯車は、たとえば、キャビネットの端部の中央に設けられていても良く、キャビネットの端部の中央および端部の両方に設けられていても良い。
ヒンジ支持部22および歯車23の軸芯には、ヒンジ27が挿入されている。ヒンジ27は、一部に面取りがされた外周面を有し、ヒンジ支持部22および歯車23は、同様に一部に面取りがされた内周面を有する。このため、ヒンジ支持部22および歯車23にヒンジ27が挿入された状態で、歯車23はヒンジ支持部22に対して固定されている。つまり、歯車23を回転させると、同時にキャビネット2mも回転する。
ヒンジ支持部21および歯車24の軸芯には、カム内蔵ヒンジ26が挿入されている。カム内蔵ヒンジ26は、一部に面取りがされた外周面を有し、ヒンジ支持部21および歯車24は、同様に一部に面取りがされた内周面を有する。このため、ヒンジ支持部21および歯車24にカム内蔵ヒンジ26が挿入された状態で、歯車24はヒンジ支持部21に対して固定されている。つまり、歯車24を回転させると、同時にキャビネット3mも回転する。また、カム内蔵ヒンジ26には、携帯電話機1を図1および図2中の閉じた状態と、図3中の開いた状態とに保持するためのカム機構が設けられている。
歯車23および24は、歯車23の軸芯と歯車24の軸芯とが、所定の距離を隔てた位置で互いに平行に延びるように配置されている。つまり、歯車23と歯車24とは、異なる軸上に配置されている。
なお、本実施の形態では、カム内蔵ヒンジ26をキャビネット3mに取り付けたが、キャビネット2mに取り付けても良い。また、カム内蔵ヒンジ26をキャビネット3mおよびキャビネット2mの両方に取り付けても良い。この場合、携帯電話機1を開いた状態と閉じた状態とに保持する力をより大きく作用させることができる。また、カム内蔵ヒンジ26を数多く設けることによって、1つのカム内蔵ヒンジ26が負担する保持力を軽減することができる。これにより、カム内蔵ヒンジ26の小型化を図ることができ、延いては、携帯電話機1の小型化を図ることができる。
ヒンジカバー10は、歯車23および24を覆うように設けられている。表面2aおよび3aには、矩形形状の凹部28が成形されており、その凹部28に押さえ板11が嵌め合わされることによって、ヒンジカバー10が所定の位置に固定されている。
図7は、図5中の携帯電話機の裏面側を示す分解組立図である。図8は、図7中に示す部品が組み付けられた場合の携帯電話機を示す斜視図である。図7および図8を参照して、図中には、図5に示す分解組立図および図6中に示す斜視図が、表面2aおよび3aの反対側から示されている。
ジョイントカバー12は、ヒンジ支持部21および22に隣接し、距離を隔てた2箇所に設けられた部分12mと、一方の部分12mの周縁から他方の部分12mの周縁まで連なり、かつ、表面2aおよび3aに対して反対側で開口されている部分12nとから構成されている。部分12mには、歯車23および24の軸芯に形成された開口に連通する複数の孔12hが形成されている。部分12nには、キャビネット2mおよびキャビネット3mに向い合う位置に、切欠き12qおよび12pがそれぞれ形成されている。キャビネット2mおよび3mの端部の中央には、部分12mおよび12nによって空間31が規定されている。
ヒンジ支持部22および歯車23に挿入されたヒンジ27は、さらにジョイントカバー12に形成された孔12hに挿入され、ヒンジ27の先端には、抜け止め用のワッシャ32が取り付けられる。また、ヒンジ支持部21および歯車24に挿入されたカム内蔵ヒンジ26は、さらにジョイントカバー12に形成された孔12hに挿入され、ヒンジと一体成形された弾性板の先端の爪部によって、嵌合・抜け止めされる。なお、ヒンジ27の抜け止め方法は、ワッシャ32を使用しない方法であっても良い。
図9は、図8中の携帯電話機にさらに組み付けられる部品を示す分解組立図である。図9を参照して、キャビネット2mの裏面側には、メイン基板39が取り付けられ、キャビネット3mの裏面側には、LCD基板38が取り付けられる。メイン基板39とLCD基板38とは、フレキシブルプリント基板(FPC:flexible printed circuit)36によって電気的に接続されている。
フレキシブルプリント基板36は、可撓性を有する絶縁性フィルムと、その絶縁性フィルムの表面に形成された配線とによって構成されている。絶縁性フィルムは、たとえば、ポリエステルやポリイミドによって形成されている。スクリーン印刷法またはフォトレジスト法を用いることによって、その絶縁性フィルムの表面に所定のパターン形状を有する配線を形成することができる。なお、配線の表面には、回路の保護、電気的絶縁の確保、屈曲性の向上などを目的として、別の絶縁フィルムが接着されている。
図8および図9を参照して、フレキシブルプリント基板36は、帯状に形成されており、キャビネット2m側から切欠き12qを通過し、空間31内で一回巻かれている。その後、切欠き12pを通過し、キャビネット3m側へと延びている。本実施の形態では、ヒンジ機構として、歯車23および24が異なる軸上に配置された構造を採用しているため、ヒンジ機構をキャビネットの端部の両側に配置することができる。このため、キャビネットの端部の中央に比較的広い空間31を確保することができる。これにより、メイン基板39とLCD基板38とをつなぐ配線量が増え、フレキシブルプリント基板36の幅が大きくなる場合であっても、ジョイントカバー12に干渉させることなく、空間31にフレキシブルプリント基板36を通すことができる。フレキシブルプリント基板36は、筐体の開閉時の耐久性に問題がなければ、空間31内で一回巻かれていなくても良い。
円筒形状を有するヒンジ支持部21には、カム内蔵ヒンジ26の端面に当接するまでスペーサナット40が挿入される。その上で、ネジ41を用いて、ジョイントカバー12ならびに歯車23および24を覆うヒンジカバー18が取り付けられる。ヒンジカバー18は、図1中の筐体3の側面3cに対して平行に延在する側面18cを有する。スペーサナット40およびネジ41は、ヒンジとの一体構造化や、ヒンジカバー18からヒンジ支持部21および22の開口部側へ突起嵌合物を一体成形するなどの方法により、廃止することが可能である。
図10は、図9中の携帯電話機にさらに組み付けられる部品を示す分解組立図である。図10を参照して、ネジ46を用いて、キャビネット2mに背面キャビネット2nが取り付けられる。ねじ46を用いて、キャビネット3mに背面キャビネット3nが取り付けられる。これにより、筐体2および3の内部に、メイン基板39およびLCD基板38がそれぞれ収容される。
背面キャビネット2nおよび背面キャビネット3nは、ヒンジカバー18の側面18cを覆うように設けられる。このため、背面キャビネット2nおよび背面キャビネット3nのみが、携帯電話機1を側面側から見た場合の外観を構成する。これにより、携帯電話機1の美的外観を向上させることができる。
図11は、図1中の閉じた状態の携帯電話機のヒンジ機構を示す断面図である。図11は、図1中のXI−XI線上に沿った断面図である。図12は、図1中の閉じた状態の携帯電話機を開いた状態にまで変化させる途中のヒンジ機構を示す断面図である。図13は、図1中の閉じた状態の携帯電話機を開いた状態にまで変化させた場合のヒンジ機構を示す断面図である。
図11を参照して、歯車23と歯車24とは、表面2aと表面3aとが向い合う平面上で噛み合っている。筐体3は、キャビネット3mの端部が歯車24の外周面24aに形成された溝に引っ掛かった状態で設けられている。筐体2は、キャビネット2mの端部が歯車23の外周面23aに形成された溝に引っ掛かった状態で設けられている。歯車24の軸芯に挿入されたカム内蔵ヒンジ26の働きによって、携帯電話機1は閉じた状態に保持されている。
図12を参照して、筐体2を固定し、筐体3を矢印48に示す方向に回動させた場合、歯車24は、歯車23と噛み合った状態を維持しながら、一点鎖線49に沿って移動する。このとき、2つの歯車の軸芯間距離は常に一定であるため、筐体3を筐体2に対して所定の軌跡を描いて移動させることができる。また、歯車23および24は、筐体2および3に固定されているため、筐体3の回動運動と、歯車24の移動とを同期させることができる。以上の理由から、筐体3を筐体2に対してスムーズに回動させることができる。
図13を参照して、携帯電話機1が開いた状態になるまで筐体3を回動させると、歯車24の軸芯に挿入されたカム内蔵ヒンジ26の働きによって、携帯電話機1はその開いた状態に保持される。この携帯電話機1を開いた状態においても、歯車23と歯車24とが噛み合った状態が維持されている。このため、携帯電話機1を開いた状態で使用する際に、筐体2および3の互いの位置がずれて使いづらいという問題が生じない。
また図13を参照して、開いた状態の携帯電話機1の形状についてさらに説明を行なうと、歯車23は、筐体2が有する厚みの範囲内のほぼ収まるように、筐体2の端部に設けられている。また、歯車24は、筐体3が有する厚みの範囲内にほぼ収まるように、筐体3の端部に設けられている。このため、ヒンジカバー10を取り付けた状態においても、筐体2および3を連結するヒンジ機構が、表面2aおよび3aから大きく突出することがない。所定の厚みを有する筐体2および3を開閉自在に連結するヒンジ機構において、このような形状は、異なる軸上に歯車23および24が配置された本実施の形態の携帯電話機1によって初めて実現される。
この発明の実施の形態1に従った携帯機器としての携帯電話機1は、第1の筐体としての筐体2と、筐体2に対して回動自在に設けられた第2の筐体としての筐体3と、第1の外周面としての外周面23aを有し、筐体2の端部に取り付けられた第1の回動部としての歯車23と、外周面23aに接触する第2の外周面としての外周面24aを有し、筐体3の端部に取り付けられた第2の回動部としての歯車24とを備える。歯車24は、回動時に歯車23に対して移動する。
携帯電話機1は、歯車23および24を覆う第3の筐体としてのヒンジカバー10および18をさらに備える。筐体2は、筐体2および3を閉じた状態で外側に露出し、カメラ部17が設けられた表面2bを有する。ヒンジカバー18は、その表面2bを正面から見た場合に筐体2に隠れた状態となる。ヒンジカバー18は、側面18cを有する。筐体2および3は、その側面18cを覆うように延在している。
歯車23および24は、筐体2および3の端部の両端にそれぞれ設けられている。その両端の中央には、配線を通すための空間31が規定されている。歯車23および24は、筐体2および3にそれぞれ固定されている。外周面23aおよび24aには、歯車およびローラーのいずれか一方が形成されている。
歯車23および24の少なくともいずれか一方には、筐体2および3の開閉位置を保持するためのヒンジ機構としてのカム内蔵ヒンジ26が設けられている。筐体2は、操作ボタン部としての入力ボタン群7および機能ボタン群8を含み、筐体3は、液晶表示部としてのメイン表示部4およびサブ表示部16を含む。
なお、本実施の形態では、クラムシェルタイプの携帯電話機1について説明を行なったが、本発明による携帯機器はこれに限定されない。携帯機器は、たとえば、PDA(personal digital assistants)、ノート型パソコンおよびワードプロセッサなどであってもよい。
このように構成された携帯電話機1によれば、歯車23および24が互いに噛み合う構造によって、筐体2および3を回動自在に連結するヒンジ機構が構成されている。このため、筐体2および3のそれぞれに設けられるヒンジ機構を同軸上に配置した場合にヒンジ機構の境界部分に形成されるラインが、携帯電話機1の外観となって表れることがない。また、歯車23および24は、ヒンジカバー10および18によって覆われている。このため、携帯電話機1を開いた状態と閉じた状態の両方において、筐体2および3を連結するヒンジ機構が外観となって表れない。以上の理由から、携帯電話機1の美的外観を向上させることができる。
また、筐体2および3を回動自在に連結するヒンジ機構は、携帯電話機1を開いた状態において、表面2aおよび3aから大きく突出していない。このため、携帯電話機1を電話として用いる場合に、ヒンジ機構が邪魔にならず、ユーザーは快適に通話を行なうことができる。
(実施の形態2)
図14は、この発明の実施の形態2における携帯電話機を部分的に示す斜視図である。この発明の実施の形態2における携帯電話機は、基本的には実施の形態1における携帯電話機1と同様の構造を備えるが、筐体を回動自在に連結するヒンジ機構のみが異なる。以下、重複する構造については説明を省略する。
図14を参照して、図中には、図1中のヒンジカバー10および押さえ板11が取り除かれた状態の携帯電話機が示されている。ヒンジ支持部22には、比較的高い摩擦係数を有する外周面52aと、開口された軸芯とを有するローラー52が位置決めされている。ヒンジ支持部21には、比較的高い摩擦係数を有する外周面51aと、開口された軸芯とを有するローラー51が位置決めされている。外周面51aと外周面52aとは、接触している。
ローラー51および52は、たとえば、ゴム部材などによって形成されている。ローラー51および52は、外周面51aおよび52aを含む外周部分のみがゴム部材によって形成されており、その他の部分がABS(acrylonitrile-butadiene-styrene)樹脂などによって形成されていても良い。ローラー51および52は、外周面51aおよび52aに細かい凹凸形状が形成されていても良い。この場合、外周面51aおよび52aの摩擦係数を大きくすることができ、接触面で滑りが発生することを防止できる。
筐体2を固定し、筐体3を回動させた場合、外周面51aおよび52aが互いに接触した状態を維持しながら、ローラー51は、外周面52aの周りを回転しながら所定の軌跡を描いて移動する。これにより、携帯電話機の形状は、閉じた状態と開いた状態との間で変化する。
このように構成された携帯電話機によれば、実施の形態1に記載の効果と同様の効果を奏することができる。
(実施の形態3)
図15は、この発明の実施の形態3における携帯電話機を部分的に示す斜視図である。この発明の実施の形態3における携帯電話機は、基本的には実施の形態1における携帯電話機1と同様の構造を備えるが、筐体を回動自在に連結するヒンジ機構のみが異なる。以下、重複する構造については説明を省略する。
図15を参照して、図中には、図1中のヒンジカバー10および押さえ板11が取り除かれた状態の携帯電話機が示されている。ヒンジ支持部22には、凹部64が形成された外周面62aと、開口された軸芯とを有する回転部材62が位置決めされている。凹部64は、外周面62aの周方向に並んで所定の間隔ごとに形成されている。ヒンジ支持部21には、凸部63が形成された外周面61aと、開口された軸芯とを有する回転部材61が位置決めされている。凸部63は、外周面61aの周方向に並んで所定の間隔ごとに形成されている。外周面62aと外周面61aとは、向い合って接触しており、その近傍では、凸部63が凹部64に嵌り込んでいる。
なお、凸部63および凹部64は、さらに回転部材61および62の軸方向に複数並んで形成されていても良い。この場合、凸部63および凹部64は、回転部材61および62の軸方向にずれた状態、つまり、回転部材61および62の周方向に千鳥状に配置されて形成されていても良い。また、回転部材62に凸部が設けられ、回転部材61に凹部が設けられていても良い。
筐体2を固定し、筐体3を回動させた場合、凸部63が凹部64に次々と嵌り込みながら、回転部材61は、外周面62aの周りを回転し、回転部材62に対して所定の軌跡を描いて移動する。これにより、携帯電話機の形状は、閉じた状態と開いた状態との間で変化する。
この発明の実施の形態3に従った携帯電話機では、第1および第2の外周面としての外周面61aおよび62aのいずれか一方には、凹部64が形成されている。外周面61aおよび62aのいずれか他方には、凹部64に係合する凸部63が形成されている。
このように構成された携帯電話機によれば、実施の形態1に記載の効果と同様の効果を奏することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態1における携帯電話機の閉じた状態を示す斜視図である。 図1中の携帯電話機の閉じた状態を示す別の斜視図である。 図1中の携帯電話機の開いた状態を示す斜視図である。 図1中の携帯電話機をカメラ部側から見た正面図である。 図3中の携帯電話機の分解組立図である。 図5中に示す部品が組み付けられた場合の携帯電話機を示す斜視図である。 図5中の携帯電話機の裏面側を示す分解組立図である。 図7中に示す部品が組み付けられた場合の携帯電話機を示す斜視図である。 図8中の携帯電話機にさらに組み付けられる部品を示す分解組立図である。 図9中の携帯電話機にさらに組み付けられる部品を示す分解組立図である。 図1中の閉じた状態の携帯電話機のヒンジ機構を示す断面図である。 図1中の閉じた状態の携帯電話機を開いた状態にまで変化させる途中のヒンジ機構を示す断面図である。 図1中の閉じた状態の携帯電話機を開いた状態にまで変化させた場合のヒンジ機構を示す断面図である。 この発明の実施の形態2における携帯電話機を部分的に示す斜視図である。 この発明の実施の形態3における携帯電話機を部分的に示す斜視図である。 従来におけるクラムシェルタイプの携帯電話機の開いた状態を示す斜視図である。 図16中の携帯電話機の閉じた状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 携帯電話機、2,3 筐体、2b 表面、4 メイン表示部、7 入力ボタン群、8 機能ボタン群、10,18 ヒンジカバー、16 サブ表示部、17 カメラ部、18c 側面、23,24 歯車、23a,24a,51a,52a,61a,62a 外周面、26 カム内蔵ヒンジ、31 空間、51,52 ローラー、61,62 回転部材、63 凸部、64 凹部。

Claims (10)

  1. 第1の筐体と、
    前記第1の筐体に対して回動自在に設けられた第2の筐体と、
    第1の外周面を有し、前記第1の筐体の端部に取り付けられた第1の回動部と、
    前記第1の外周面に接触する第2の外周面を有し、前記第2の筐体の端部に取り付けられ、回動時に前記第1の回動部に対して移動する第2の回動部とを備える、携帯機器。
  2. 前記第1および第2の回動部を覆う第3の筐体をさらに備える、請求項1に記載の携帯機器。
  3. 前記第1の筐体は、前記第1および第2の筐体を閉じた状態で外側に露出し、カメラ部が設けられた表面を有し、前記第3の筐体は、前記表面を正面から見た場合に前記第1の筐体に隠れた状態となる、請求項2に記載の携帯機器。
  4. 前記第3の筐体は、側面を有し、前記第1および第2の筐体は、前記側面を覆うように延在している、請求項2または3に記載の携帯機器。
  5. 前記第1および第2の回動部は、前記第1および第2の筐体の端部の両端にそれぞれ設けられており、その両端の中央には、配線を通すための空間が規定されている、請求項1から4のいずれか1項に記載の携帯機器。
  6. 前記第1および第2の回動部は、前記第1および第2の筐体にそれぞれ固定されている、請求項1から5のいずれか1項に記載の携帯機器。
  7. 前記第1および第2の外周面には、歯車およびローラーのいずれか一方が形成されている、請求項1から6のいずれか1項に記載の携帯機器。
  8. 前記第1および第2の外周面のいずれか一方には、凹部が形成されており、前記第1および第2の外周面のいずれか他方には、前記凹部に係合する凸部が形成されている、請求項1から6のいずれか1項に記載の携帯機器。
  9. 前記第1および第2の回動部の少なくともいずれか一方には、前記第1および第2の筐体の開閉位置を保持するためのヒンジ機構が設けられている、請求項1から8のいずれか1項に記載の携帯機器。
  10. 前記第1の筐体は、操作ボタン部を含み、前記第2の筐体は、液晶表示部を含む、請求項1から9のいずれか1項に記載の携帯機器。
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