JP2005076447A - ケーブルの振動を減衰するための装置およびその減衰方法 - Google Patents

ケーブルの振動を減衰するための装置およびその減衰方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 現存するダンパーの欠点を抑えることである。
【解決手段】 本発明は、建造物の構造体において使用されるケーブルの振動を減衰するための装置であって、ケーブルは、建造物に掛止された端部を有する金属ストランド(5)の束を具備すると共に、この束の掛止された端部に隣接する少なくとも一つの区間において建造物に連結されたチューブ(4)によって取り囲まれており、ストランドの束の周囲に配置されたカラー(3)と、実質的にカラーとチューブとの間に設けられた振動エネルギーを吸収する手段と、を具備し、吸収手段は、実質的にケーブルに対して放射状に、かつケーブルの周囲にある角度をなして配置されている、実質的に直線ストロークを持つ少なくとも二つのピストン型ダンパー(1)を具備し、各ピストン型ダンパーは、カラーに連結された第1のリンク(8)と、チューブに固定されたサポート(2)に連結された第2のリンク(7)と、を有することを特徴とする装置を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建造物の構造体において使用されるケーブル、特にステーの振動を減衰するための装置に関する。
本発明は、特に支線式橋に適用される。ステーは、その端部において、たとえば橋のタワーおよびデッキに掛止される。ゆえにそれらは構造体を支持し、かつ安定化させる。
ある状況において、特に周期的な加振を受けた際に、ステーはエネルギーを蓄積し、そしてかなりの程度振動する。これら振動の二つの主要な原因は、交通荷重あるいは風の影響下でのアンカーの動きおよび、ケーブルに直接作用する風の影響である。こうした振動は使用者を不安にさせる。加えて、それが制御されない場合、ステーを損傷させる危険がある。
さまざまなタイプのダンパーが知られている。外部ダンパーおよび内部ダンパーが存在する。
外部ダンパーとしては、通常、大型トラックあるいは列車に使用されるものと同じような寸法のピストン型ダンパーを使用する。これらダンパーは、その端部の相対的な運動が存在するときエネルギーを吸収できる。その端部の一つは、カラーを介して直接に、あるいはケーブルに取り付けられたカラーに連結された振り子を介してケーブルに取り付けられる。ダンパーの他端は、構造体に堅固に結合されたフレーム、通常は支線式橋のデッキに取り付けられる。
内部ダンパーは、その一部について、ステーケーブルの周囲に配置されている。それらは、通常、ケーブルを構成している金属ストランドの束を取り囲むチューブの延在部に配置され、かつ構造体(たとえばアンカーチューブ)に堅固に取り付けられる。それらは、ケーブルが振動した際、ケーブルのストランドの束とストランドの束を取り囲むアンカーチューブとの間の相対的な動きに作用する。
いくつかの減衰原理が、エネルギーを消費するため内部ダンパーに採用されている:
/a/ ケーブルの金属ストランドの束の周囲に設けられた環状トラフ内への高粘性オイルの充填による。ここで、トラフには、逆方向に移動可能なリングが設けられる(たとえば特許文献1参照)。
/b/ ケーブルの金属ストランドの束の周囲に設けられたゴムのような放散物質の歪みによる(たとえば特許文献2参照)。
/c/ 金属要素間の乾燥摩擦による(たとえば特許文献3参照)。
これら内部ダンパーは目立たないという利点を有し、したがって外部ダンパーよりも一層美観に優れる。アンカーチューブの外側に構造体にのし掛かるものが何もないということはまた、建造物のデザインを簡素化する。
にもかかわらず、内部ダンパーの効果は限定されている。特に、原理/a/により作動するダンパーにおいては、粘性オイルが存在するので、高圧に対する抗力が制限された、ブラダータイプの密封リザーバを使用することが必要となる。原理/b/により作動するダンパーは減衰能力が低く、利用可能な物質の特性により制限される。最後に、原理/c/により作動するダンパーにおいては、接触する金属部材の磨耗は不可避であり、クランプのロスに、したがってダンパーの有効性の低下につながる。それゆえ、ダンパーは周期的に整備および調整されねばならない。
EP 0 343 054 EP 0 914 541 EP 1 035 350
本発明の目的は、上に列挙したような現存するダンパーの欠点を抑えることである。
したがって本発明は、建造物の構造体において使用されるケーブルの振動を減衰するための装置であって、ケーブルは、建造物に掛止された端部を有する金属ストランドの束を具備すると共に、束の掛止された端部に隣接する少なくとも一つの区間において、建造物に連結されたチューブによって取り囲まれており、ストランドの束の周囲に配置されたカラーと、実質的にカラーとチューブとの間に設けられた振動エネルギーを吸収する手段と、を具備してなる装置を提供する。この装置は、吸収手段が、実質的にケーブルに対して放射状に、かつケーブルの周囲にある角度をなして配置されている、実質的に直線ストロークを持つ少なくとも二つのピストン型ダンパーを具備し、各ピストン型ダンパーは、カラーに連結された第1のリンクと、チューブに固定されたサポートに連結された第2のリンクと、を有することを特徴とする。
したがって減衰装置は、チューブを介する以外、構造体を支持せず、これによって上述した外部ダンパーに関する欠点が回避される。
加えて、金属ストランドの束の振動エネルギーは、この束の動きに追従するピストンの直線ストロークにより、特にカラー上のダンパーとチューブに固定されたサポートとの連結により吸収される。これによって十分に効果的な減衰がもたらされる。
本発明の有利な実施形態によれば、全ての様式を組み合わせることができる:
‐チューブに固定されたサポートは、実質上チューブの延長部に配置されるか、あるいは前記チューブの一部である;
‐チューブに固定されたサポートは、実質上、ケーブルの可動部分における金属ストランドの束を取り囲むシースの延長部に配置される;
‐チューブに固定されたサポートは、金属ストランドの束の周囲にて一つになるよう取り付けられるのに好適な、あるいは分離に好適な少なくとも二つの部分を具備する;
‐吸収手段は、実質的に互いに直交する二つのピストン型ダンパーを具備する;
‐吸収手段は、ケーブルの周囲に等しい角度間隔で配された少なくとも三つのピストン型ダンパーを具備する;
‐第1のリンクは、ピストン型ダンパーの少なくともいくつかのものに関しては、ボールジョイントリンクである;
‐第2のリンクは、ピストン型ダンパーの少なくともいくつかのものに関しては、ボールジョイントリンクである;
‐第2のリンクは、ピストン型ダンパーの少なくともいくつかのものに関しては、ケーブルに対して平行なピボットリンクである;
‐ピストン型ダンパーの少なくともいくつかのものは、チューブに固定されたサポートを部分的に越えて延在し、かつそれぞれの開口が、カラーに連結された、前記ピストン型ダンパーの第1のリンクへのアクセスのためサポートに設けられる;
‐前記ピストン型ダンパーとサポートにおけるそれぞれの開口との間に配された少なくとも一つの場所をシールするシール手段;
‐カラーに連結された第1のリンクは、少なくともいくつかのピストン型ダンパーに関しては、ピストン型ダンパーのネジ付き端部を対応するマウントへ螺着する手段を具備する;
‐螺着手段は、ピストン型ダンパーのポジションを、チューブ内の金属ストランドの束の心出しレベルに適合させるため調整可能である;
‐カラーに連結された第1のリンクはさらに、前記ピストン型ダンパーに関して、ピストン型ダンパーのネジ付き端部を対応するマウントからネジが緩んで外れないようにするのに適したロック手段を具備する;
‐ピストン型ダンパーの少なくともいくつかのものの一端部は雄クレビスを備え、少なくとも一つの対応する雌クレビスがカラーに取り付けられており、カラーに連結された第1のリンクは、前記ピストン型ダンパーに関しては、ピンをピストンの雄クレビスおよび対応する雌クレビスへ挿入する手段を具備し、ピンを挿入する前記手段は、チューブの外側から作動させることが可能である;
‐本装置は、ピストンのストロークを調整可能に制限するための手段をさらに具備する;
‐ピストンのストロークを制限するための手段は、カラーの表面に散在させた溶接要素にねじ込むのに好適な、あるいは緩めて取り外すのに好適なネジを具備し、このネジはさらに衝撃を吸収するのに好適な物質を備えたヘッドを具備する。
本発明はまた、ケーブルの振動を減衰する方法を提案する。ここで、この振動は上記特徴を有する装置によって減衰される。
本発明の上記以外の特徴および利点は、添付図面に関係する以下の非限定的な代表的実施形態の説明から明らかになる。
図1には、金属ストランド5の束を具備し、通常プラスチック製のシース6によってその可動部分(図1の左側)が取り囲まれたステーが示されている。ケーブルはまた、固定領域へと図の右側に延在している。この領域では、ケーブルは、たとえば斜張橋のデッキあるいはタワーにおける支線式構造体に堅固に取り付けられたアンカーチューブ4に連結されている。
ケーブルの緊張した金属ストランド5の振動を制限するため、その一部にわたって束を効果的に密集させることができるよう金属ストランド5の周囲にクランプカラー3が配置されている。このカラーは、好ましくは掛止領域に近接して位置させられるが、減衰を改善するため掛止領域から十分に離れて存在する。これにはさまざまな形態が存在する。図3および図4に示すある実施形態によれば、それは最小限のクリアランスでストランドの束をクランプするようストランドの束と接する六角形内面を備え、しかも二つの別個の部分からなる。それは、金属ストランドの束をリリースする必要があるときに分離させられる。
さらに、油圧ピストン型ダンパー1(ピストンは直線ストロークを有する)が、束5の周囲に放射状に配置されている。それらは、その一端において、クランプカラー3を介してケーブルに連結されている(そうしたピストン型ダンパー1は図1に示される)。ピストン型ダンパー1はまた、サポートを介して建造物、たとえば、ストランド5の束およびクランプカラー3の周囲に配置されたシェル2に間接的に連結されている。ただし、その内面とストランドの束との間には自由空間が残されている。たとえば、シェル2は、シース6と直径が同じ円形断面を有していてもよく、その端部(図1のシェルの左側端部)にシェル2は連結される。シェル2と建造物の構造体との間の連結は、その一端(図1の右側端部)にシェルが連結されるアンカーチューブ4による。したがって、好ましくは、シェル2はアンカーチューブ4の直径に近似した直径の円形断面を有する。これによって、外部ダンパーを備えたことによる審美的な欠陥を回避できる。また、油圧ダンパーの使用により効果的な減衰に関する利益もある。その減衰法はたとえば直線的、二次的、あるいはその他である。
こうした構造であるため、ピストンは、ストランド5の束が構造体に対して相対的に動いている間にエネルギーを吸収でき、これによってこの動きが緩和される。したがって、一方ではピストン型ダンパー1とクランプカラー3との間のリンク、および他方ではピストン型ダンパー1とシェル2との間のリンクは、ストランド5の束のある程度の動きを減衰するのに好適な自由度を提供しなければならない。ゆえに、ピストン型ダンパー1とシェル2との間のリンク7と、さらにピストン型ダンパー1とクランプカラー3との間のリンク8とは、好ましくはボールジョイントリンクである。これによって、各ピストン型ダンパーは連結ロッドのように動作することになる。
しかしながら、ダンパーが掛止領域に近接しているので、ケーブルおよびシェル2の相対的な動きは、非常に僅かなケーブルの軸線方向の並進運動を生じる。それゆえ、ボールジョイントリンクを、ピストン型ダンパー1とクランプカラー3との間のリンク8として、そして単一のピボットリンク(ケーブルの軸線に平行)を、図示のように、ピストン型ダンパー1とシェル2との間のリンク7として使用することもできる。この場合、ケーブル上のクランプカラー3の長手方向ポジションに、ケーブルの軸線に沿ったピストン型ダンパー1の初期ポジションを適応させるため、たとえば数ミリメーターずつ、そのポジションを調整する手段を設けるのが賢明である。ピボットおよびボールジョイントリンクは、ボールジョイント耐磨耗ベアリングタイプあるいは自己潤滑ベアリングタイプの頑丈で耐久性のある機械的コンポーネントを備える。
図6および図7には、本発明のこの実施形態の運動学的概略図が示されており、ここでは、各ピストン型ダンパー1とシェル2との間のピボットリンク7および各ピストン型ダンパー1と金属ストランド5の束との間の(クランプカラー3を介した)ボールジョイントリンク8を明瞭に見ることができる。
最大限可能な方向にケーブルの振動を減衰できるようにするため、少なくとも二つのピストン型ダンパー1をケーブルの周囲に放射状に配置するのが望ましい。二つのピストン型ダンパーのみを使用する場合、それらは好ましくは、あらゆる方向の振動を減衰するため互いに直交するよう配置されるべきであり、各方向は、使用される二つのピストン型ダンパーの方向に従って、二つの直交する成分に分解される。
好ましくは、より多数のピストン型ダンパー1が、強度的な理由から使用できる。したがって、一つのピストン型ダンパーに欠陥があるときでも、一つあるいは二つ以上の他のピストン型ダンパーの突出した構成要素によって埋め合わせることができる。にもかかわらず、多数のピストン型ダンパーは、経済的および容積的な理由から使用しすぎるべきではない。ある有利な実施形態では、120°の角度間隔でケーブルの周囲に配置された三つのピストン型ダンパーを使用する。この実施形態は図5に示されている(ここにはピストン型ダンパーを示していないが、異なるピストン型ダンパーとシェル2との間のリンク7は明白である)。
ピストンの直線ストロークはケーブルの振動の振幅に由来する。それゆえ、ピストン型ダンパーのサイズは、この振幅および減衰法に関連して選択されなければならない。図示のように、ピストン型ダンパーの長さは、少なくとも移動ストロークの3倍であると考えられる。したがって、+/−50mmのストロークのために、すなわち全体として100mmのストロークのために、ピストンの長さは少なくとも300mmとなる。
振動の大半を減衰するため、ピストン型ダンパーの本体は、アンカーチューブ4の直径を越えて延在することが好ましい。さもなければ、アンカーチューブ4は極端に大きな直径を有することになる。そうした構造は特に図1に示されている。開口9が、リンク7および8に従ったピストン型ダンパーの動きを可能にすると同時に、リンク8へのアクセスを可能とするため、およびピストン型ダンパーの挿通を可能とするためシェル2に設けられている。これら開口はたとえば楕円形の孔でもよく、しかもケーブルが振動した際にピストン型ダンパーの動きを妨害しないよう、さらに内部ユニットをメンテナンスできるよう十分なクリアランスを提供しなければならない。
さらに、シェル2におけるそうした開口9の存在により水がケーブルにしみ込み、金属ストランド5の束と接触するのを抑止するため、好ましくはシール手段が設けられる。たとえば、シールキャップ12が、図1に示すように、使用されるピストン型ダンパー1のそれぞれの周囲で、減衰装置を完全に被覆してもよい。これは、開口9のレベルにて密閉性を提供する効果がある。他のシールシステムもまた使用可能である。それはフレキシブルなスカートからなり、一方ではピストン型ダンパー1に密閉様態で接続され、かつ他方ではシェル2に接続される。加えて、全ての機械的リンクは好ましくは密閉されるよう設計される。
上述したように、シェル2は好ましくはアンカーチューブ4と一列に整列させられ、かつその可動部分には金属ストランド5の束を保護する密閉されたシース6がつながっている。ここで、ダンパーおよびリンクは経時劣化し、これはダンパーおよびリンクの周期的なメンテナンスあるいは取替えさえ必要とすることを意味する。シェル2の分解を回避するため(これは大掛かりな吊り上げ手段を用いてのシース6の吊り上げをともなう)、ピストン型ダンパー1は好ましくは、シェルを開放する必要性を伴わずに、シェル2およびクランプカラー3に連結される。
したがって、ネジ連結が利用できる。図1は、ピストン型ダンパー1とクランプカラー3との間のそうした連結を図示したものである。ピストン型ダンパーの端部はそれゆえに、合致するようネジ立てされたマウント10内にねじ込むことができるネジ付きロッドからなる。このマウントは、カラー3をピストン型ダンパー1に連結するボールジョイントリンク8に連結される。
この状況では、ピストン型ダンパー1の外側ネジは、チューブ4あるいはシェル2内部の金属ストランド5の束の心出しレベルに従って、ピストン型ダンパーのポジションを調整するのに使用できる。ピストン型ダンパー1が、ネジが緩んでマウント10から外れるのを抑止するロックシステムは、好ましくは、アセンブリの振動によりピストン型ダンパーが、ネジが緩んで外れてしまうのを抑止するのに用いられる。
図2には、ピストン型ダンパー1とクランプカラー3との間の代替的連結が示されている。ピストン型ダンパー1は、実際には、その端部に雄クレビス15を備えたロッドを有する。加えて、一つあるいは二つ以上の雌クレビス16が、クランプカラー3に堅固に接合されている。ピストン型ダンパー1とクランプカラー3との間の連結はそれゆえ、たとえば自転車のブレーキケーブル操作のように、コントロール手段18を介して、シェル2の外側から、ケーブルに対して平行なピン17を平行に動かすことによって生じる。手段18が動作させられた際、ピン7はクレビス15および16のオリフィス内へ挿入され、あるいはそこから抽出される。これによって、ピストン型ダンパー1とカラー3との間にリリース可能な連結がもたらされる。
ステーの振動の振幅が確実性を伴って予測できないので、ピストンのストロークを無用に過大な寸法としてしまうのを回避するため、さらに過荷重からそれらを保護するため、ピストン型ダンパー1とは別個の機械的手段を使用して、クランプカラー3の動きの振幅を制限することも有意義である。加えて、特に建造物の施工の許容誤差により、アンカーチューブ内でケーブルが完全に心出しされない場合には、ダンパーのポジションを変更可能なことも有意義である。
したがって、調整可能なストローク制限器をクランプカラー3に配置してもよい。図1には、そうした要素11の例が示されている。図3において、六つのネジ11が、ストランド5の束の移動を制限するため、六角形のクランプカラー3の六つの外面に配置されている。これらネジは、クランプカラー3の表面に溶接されたナットのような部品にねじ込むことができ、あるいはネジを緩めて外すことができる。それらは好ましくは、たとえばゴムのような衝撃吸収物質を備えたヘッドが末端をなしている。それらは、ストランド5の束の最大必要移動距離に対応して、シェル2から距離を置いて位置させられている。
図3には本発明によるダンパーを断面にて示す。ここでは、わかりやすくするため、単一のピストン型ダンパー1が示されている。同図においては、金属ストランド5の束は、シェル2の内部で中心に置かれているが、このシェル2は、ケーブルのアンカーチューブ4およびシース6と一線上にある。加えて、ピストン型ダンパーは、ケーブルに対して放射状ポジションとなっている。このポジションは、振動の起きていない、したがってダンパーがシェル2に対して、すなわちシェルが固定される構造体に関して、ストランド5の束の相対的な動きを減衰する必要のない休止ポジションに対応する。
この部分のために、図4では図3と同じ装置を示している。しかしながらこの図では、金属ストランド5の束は、ケーブルの振動により、シェルに関して相対的に動いたことは明らかである。ストランド5の束は、したがって、最大でカラー3がシェル2に当接するまで(あるいは、移動制限器11がシェルに当接するまで)動く。ストランド5の束の動きは、ピストン型ダンパー1の作用により減衰させられるが、このピストン型ダンパー1は、クランプカラー3を伴ったそのボールジョイントリンク8およびシェル2を伴ったそのピボットリンク7によって動く。図4に示す実例においては、ピストン型ダンパー1の動きは、このピストン型ダンパー1が、その放射状の休止ポジションから角度αだけオフセットしたポジションとなるようなものである。当然の帰結として、いくつかのピストン型ダンパーが使用されたとき(これは本発明において通常のケースである)、各ピストン型ダンパーは、クランプカラー3およびシェル2を伴ったリンクに従って別個に動く。ストランド5の束のそれぞれの動きは、束5の動きの全体的方向のそれぞれの成分に対応する方向において、各ピストン型ダンパーの同時の動作に反映させられる。
図5には本発明の有利な実施形態が示されており、ここでは、三つのピストン型ダンパー(図示せず)が、そのそれぞれの軸線の二つずつが120°の角度をなすように等しい間隔を置いてシェル2に連結されている。
加えて、図5のシェル2は二つの別個の部分2aおよび2bからなり、シェルのこの二つの部分は、たとえばネジによって一つに結合されている。そうしたシェルは、ストランド5の束の周囲に取り付けるのが容易であり、しかも取り外すのが容易であるという利点を有する。
本発明の一実施形態の長手方向概略断面図である。 本発明の一実施形態によるピストンのクランプカラーへの取り付けの例を示す図である。 本発明の一実施形態の断面図である。 ケーブルの振動の減衰中のピストンの動きを示す断面図である。 本発明の一実施形態によるシェルの有利な形状を示す図である。 長手方向で見た本発明の一実施形態の運動学的概略図である。 半径方向で見た本発明の一実施形態の運動学的概略図である。
符号の説明
1 ピストン型ダンパー
2 シェル
3 クランプカラー
4 アンカーチューブ
5 金属ストランド
6 シース
7 リンク
8 リンク
9 開口
10 マウント
11 ネジ
12 シールキャップ
15 雄クレビス
16 雌クレビス
17 ピン
18 コントロール手段

Claims (18)

  1. 建造物の構造体において使用されるケーブルの振動を減衰するための装置であって、前記ケーブルは、前記建造物に掛止された端部を有する金属ストランド(5)の束を具備すると共に、前記束の掛止された端部に隣接する少なくとも一つの区間において前記建造物に連結されたチューブ(4)によって取り囲まれており、
    前記ストランドの束の周囲に配置されたカラー(3)と、実質的に前記カラーと前記チューブとの間に設けられた振動エネルギーを吸収する手段と、を具備し、
    前記吸収手段は、実質的に前記ケーブルに対して放射状に、かつ前記ケーブルの周囲にある角度をなして配置されている、実質的に直線ストロークを持つ少なくとも二つのピストン型ダンパー(1)を具備し、各ピストン型ダンパーは、前記カラーに連結された第1のリンク(8)と、前記チューブに固定されたサポート(2)に連結された第2のリンク(7)と、を有することを特徴とする装置。
  2. 前記チューブ(4)に固定された前記サポート(2)は、実質上、前記チューブの延長部に配置されるか、あるいは前記チューブの一部であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記チューブ(4)に固定された前記サポート(2)は、実質上、前記ケーブルの可動部分における金属ストランド(5)の前記束を取り囲むシースの延長部に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の装置。
  4. 前記チューブ(4)に固定される前記サポート(2)は、金属ストランド(5)の前記束の周囲にて一つになるよう取り付けられるのに好適な、あるいは分離に好適な少なくとも二つの部分を具備することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の装置。
  5. 前記吸収手段は、実質的に互いに直交する二つのピストン型ダンパー(1)を具備してなることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の装置。
  6. 前記吸収手段は、前記ケーブルの周囲に等しい角度間隔で配された少なくとも三つのピストン型ダンパー(1)を具備してなることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の装置。
  7. 前記第1のリンク(8)は、前記ピストン型ダンパー(1)の少なくともいくつかのものに関しては、ボールジョイントリンクであることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の装置。
  8. 前記第2のリンク(7)は、前記ピストン型ダンパー(1)の少なくともいくつかのものに関しては、ボールジョイントリンクであることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の装置。
  9. 前記第2のリンク(7)は、前記ピストン型ダンパー(1)の少なくともいくつかのものに関しては、前記ケーブルに対して平行なピボットリンクであることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の装置。
  10. 前記ピストン型ダンパー(1)の少なくともいくつかのものは、前記チューブ(4)に固定される前記サポート(2)を部分的に越えて延在し、かつそれぞれの開口(9)が、前記カラー(3)に連結された、前記ピストン型ダンパーの前記第1のリンク(8)へのアクセスのため前記サポートに設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の装置。
  11. 前記ピストン型ダンパー(1)と前記サポートにおけるそれぞれの前記開口(9)との間に配された少なくとも一つの場所をシールするシール手段(12)を具備することを特徴とする請求項10に記載の装置。
  12. 前記カラー(3)に連結された前記第1のリンク(8)は、少なくともいくつかの前記ピストン型ダンパー(1)に関しては、前記ピストン型ダンパーのネジ付き端部を対応するマウント(10)に螺着する手段を具備してなることを特徴とする請求項1ないし請求項11のいずれか1項に記載の装置。
  13. 前記螺着手段は、前記ピストン型ダンパー(1)のポジションを、前記チューブ(4)内の金属ストランド(5)の前記束の心出しレベルに適合させるため調整可能であることを特徴とする請求項12に記載の装置。
  14. 前記カラー(3)に連結された前記第1のリンク(8)はさらに、前記ピストン型ダンパー(1)に関して、前記ピストン型ダンパーのネジ付き端部を前記対応するマウント(10)からネジが緩んで外れないようにするのに適したロック手段を具備してなることを特徴とする請求項12または請求項13に記載の装置。
  15. 前記ピストン型ダンパー(1)の少なくともいくつかのものの一端部は雄クレビス(15)を備え、少なくとも一つの対応する雌クレビス(16)が前記カラー(3)に取り付けられており、前記カラー(3)に連結された前記第1のリンク(8)は、前記ピストン型ダンパーのための、ピン(17)を前記ピストンの前記雄クレビスおよび対応する前記雌クレビス内へ挿入する手段を具備し、ピンを挿入する前記手段は、前記チューブ(4)の外側から作動させることが可能であることを特徴とする請求項1ないし請求項14のいずれか1項に記載の装置。
  16. 前記ピストンのストロークを調整可能に制限するための手段(11)をさらに具備してなることを特徴とする請求項1ないし請求項15のいずれか1項に記載の装置。
  17. 前記ピストンのストロークを制限するための前記手段(11)は、前記カラーの表面に散在させた溶接要素にねじ込むのに好適な、あるいは緩めて取り外すのに好適なネジを具備し、前記ネジはさらに、衝撃を吸収するのに好適な物質を備えたヘッドを具備してなることを特徴とする請求項16に記載の装置。
  18. 請求項1ないし請求項17のいずれか1項に記載の装置によって振動を減衰させることを特徴とするケーブルの振動を減衰する方法。

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