JP2005073863A - 遊技装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】下部ユニットB2には上部ユニットB1の前後方向に延びるレール部材222が設けられ、上部ユニットB1の底板130にはレール部材222と摺動可能とされる摺動脚部材132が設けられる。レール部材222は鋼板を折り曲げて形成される。そのため、レール部材222の構造、ひいては、上部ユニットB1を支持する構造を簡易なものにできる。
【選択図】 図11
Description
この発明では、レール部材は下部ユニットの天板と側板とにそれぞれ取り付けられる構造であるため、上部ユニットから下部ユニットに重力方向ならびに水平方向に力がかかっても、その力を充分に支持することができるため、レール部材が下部ユニットから誤って外れることがない。
この発明では、レール部材はいわば断面コ字形に形成されることになり、このコ字形のレール部材の内側に摺動脚部材の摺動部分が位置し、その上方の移動が一片部で規制されることで、上部ユニットがレール部材の上の軌跡から外れることなく確実に前後移動することができる。
この発明では、上部ユニットを下部ユニットに押し込むに先立ち、上部ユニットの摺動脚部材を下部ユニットのレール部材の上に載せるとき、ガイド片が摺動脚部材を所定位置に案内するので、上部ユニットの押し込み作業を容易に行うことができる。
図1は、本実施形態の遊技システムを示す正面図である。図2は、遊技装置の前扉を開放した状態を示す斜視図である。図3は、遊技装置の前扉を開放した状態の正面図である。図4は、遊技装置の上部ユニット筐体内を上方から見た斜視図である。図5は、遊技装置の上部ユニット筐体内を下方から見た斜視図である。図6は、遊技装置の上部ユニットに設けられる閉塞ロック機構を示す図である。図7は、遊技装置の下部ユニットを上方から見た斜視図である。図8は、遊技装置の下部ユニットに取り付けられるコネクタを示す斜視図である。図9は、遊技装置の下部ユニットに取り付けられるヒンジ機構を示す図である。図10は、遊技装置の下部ユニットの前扉を裏面から見た斜視図である。図11は、遊技装置の上部ユニットと下部ユニットとの分離連結手段を示す図である。図12は、遊技装置の上部ユニットと下部ユニットとの締結手段を示す図である。
遊技システムは、図1に示すように、いわゆる「島」を構成する構造体Aと、遊技装置Bと、遊技媒体貸出装置Cとを備えている。構造体Aは、いわゆる「ホール」と称される床面上に配列設置される。遊技装置Bは、いわゆる「パチスロ」と称される回胴式遊技機で、構造体Aに所定間隔おきに形成された枠空間内にそれぞれ収納配置される。遊技媒体貸出装置Cは、遊技装置Bにて遊技するための遊技媒体であるメダルを貸し出すための装置で、構造体Aの枠空間内に各遊技装置Bと隣接配置される。
構造体Aは、図1に示すように、複数の遊技装置Bおよび遊技媒体貸出装置Cを載置するための載置台A1と、遊技装置Bおよび遊技媒体貸出装置Cが並設した組毎にこれらを収納配置するための枠空間を形成する枠フレームA2とを備えている。載置台A1は、横方向に長い略直線状の箱形状に形成されている。枠フレームA2は、遊技装置Bおよび遊技媒体貸出装置Cの組の間を仕切る仕切桟A21と、これら仕切桟A21の上端に跨って載置台A1と略平行に架け渡された上梁A22とを備えて構成されている。
遊技装置Bは、図2および図3に示すように、上部ユニットB1と、下部ユニットB2と、これら上部ユニットB1および下部ユニットB2を分離可能かつ一体的に連結可能とする分離連結手段B3とを備えている。
上部ユニットB1は、図2および図3に示すように、筐体B11と、リールユニットB12と、演出ユニットB13と、遊技制御手段B14と、演出制御手段B15とを備えている。
ベース部材131は、横長矩形板状で、前端および両端に下方に略直角に折り曲げられた折曲片131A,131Bを有するとともに、後端に上方へ略直角に折り曲げられた折曲片131Cを備える。前端側折曲片131Aには、両側に封止ねじ挿入孔131A1が形成されているとともに、略中央位置に金属製の前面側把手133が一体的に取り付けられている。前面側把手133は、前端側折曲片131Aの長さの約1/3程の長さを有し、前端側折曲片131Aから前方に延長されたのち、上方へ直角に起立された形状を備えている。後端側折曲片131Cは、背板140の内面に固定されている。
固定プレート161には、前扉150を閉じる方向へ回動していったとき、側板110の係合ガイド片115上に乗り上げる乗上片161Aが一体に形成されているとともに、その上下位置に乗上片161Aが係合ガイド片115に乗り上げた状態において、側板110の係合ピン114に嵌り込む嵌合溝161Bが形成されている。乗上片161Aの下面には、係合ガイド片115上に乗り上げる段状の切欠部161A1が形成されているとともに、その切欠部161A1の前端縁が前方へ向かって上方へ傾斜する傾斜面161A2に形成されている。嵌合溝161Bは、内径が係合ピン114の径より僅かに大きい径で、固定プレート161の前端縁に開口されている。
可動プレート162は、固定プレート161に2本のピンを介して上下方向へ変位可能に設けられたプレート本体162Aを備える。プレート本体162Aには、付勢手段163によってプレート本体162Aが下方へ付勢された状態において、固定プレート161の下端より下方へ突出する操作部162Bが設けられているとともに、固定プレート161の嵌合溝161Bと対応する位置にロック片162Cが一体的に形成されている。ロック片162Cは、プレート本体162Aから前方へ向かって突出され、その突出部の下面に下向き開口を有する溝部162C1およびこの溝部162C1から連続して前方へ向かうに従って上方へ傾斜する傾斜面162C2を備える。
付勢手段163は、引張コイルばねによって構成され、下端が固定プレート161に固定され、上端が可動プレート162に固定されている。
リールボックス171は、たとえば、鋼鈑などによって前面を開放した略直方体形状の箱状に形成され、下面が筐体B11の底板130に固定されている。
リール172は、前扉150の透明な窓部153Aに臨む位置でリールボックス171内に配置され、それぞれに連結されたモータ(たとえば、ステッピングモータ)の駆動によって回転される。リール172の外周面には、複数個(たとえば、21個)の図柄が等間隔で配列されている。図柄は、ビッグボーナス(BB)図柄、レギュラーボーナス(RB)図柄、小役図柄、リプレイ図柄などから構成され、それぞれのリール172毎に図柄が異なる配列で配置されている。リール172の内部には、それぞれのリール172の図柄を背面(リール内部)から照らすバックライトが取り付けられている。これにより、遊技者は、表示パネル153の透明な窓部153Aを通して、各リール172の絵柄の移動を視認することができる。
基板取付フレーム191は、金属(鋼鈑など)によって横長矩形枠形状に形成され、筐体B11の背板140の内面に止めねじによって固定されている。また、基板取付フレーム191には、メッシュ体122から延長された連結帯122Aが接側されている。つまり、メッシュ体122と基板取付フレーム191とが導通接続されている。
遊技制御基板192は、入力ポートおよび出力ポートを有するとともに、メダルセンサ、クロック発生回路、スタートレバー、第1〜第3のリールインデックス、停止ボタン、第1〜第3のリール表示器、メダルブロックソレノイド、スタートレバーLED、3個のBET表示ランプなどの周辺機器(いずれも図示省略)が電気的に接続されている。リールインデックスでは、リール172が一回転する毎に発生するリセットパルスを検出し、その所定の基準値からの回転角度をリール172の回転位置として計数し、その計数値を遊技制御基板192に与える。遊技制御基板192では、各リール172の回転位置の組み合わせから(絵柄の組み合わせから)、入賞を判定し、メダルの払い出しや、遊技状況に応じて演出制御手段B15に各種信号を出力する。
演出制御基板202は、CPU、音声LSI、データ入力回路、クロック発生回路、制御用ROM、RAM、音声用ROM、アンプ回路などを備え、液晶表示部155、上部ランプ157、サイドランプ154、リールバックライト、スピーカ156などを制御する。つまり、遊技制御基板192からの信号に基づき、遊技状況に応じて、液晶表示部155、上部ランプ157、サイドランプ154、リールバックライト、スピーカ156などを制御する。
下部ユニットB2は、図1、図2および図3に示すように、筐体B21と、遊技媒体投入手段B22と、操作手段B23と、電源ユニットB24と、外部集中端子板B25と、遊技媒体回収払出手段B26とを備えている。
なお、閉塞ロック手段260は、上部ユニットB1の前扉150の閉塞ロック手段160と同一構造であるため、説明を省略する。
操作手段B23は、前扉250の外表面上部位置に配置された複数のボタンによって構成されている。すなわち、複数のリール172を回転させて遊技をスタートさせるためのスタートレバー261、各リール172の回転停止を指令する3つの停止ボタン262のほか、ベッドスイッチや精算ボタンなどから構成されている。
外部集中端子板B25は、筐体B21の(右側)側板210の内面に固定されている。
遊技媒体回収払出手段B26は、下部ユニット内に設けられたメダルホッパ271と、このメダルホッパから溢れたメダルを収容する余剰メダル収容タンク272とを備えている。メダルホッパ271は、既存の構造のもので、所定量のメダルを貯えるとともに、遊技制御基板B14からの指令に基づき、貯えたメダルをメダル払出口から払い出す。
分離連結手段B3は、図11に示すように、上部ユニットB1の底板130に設けられた摺動脚部材132と、下部ユニットB2の天板220に設けられたレール部材222と、上部ユニットB1が下部ユニットB2の定位置に組み込まれた状態において上部ユニットB1の前方への移動を阻止するストッパ機構B33と、上部ユニットB1の底板130と下部ユニットB2の天板220とを締結する締結手段B34とを備えて構成されている。
また、連結ボルト322およびナット部材323は、それぞれ導電性を有する金属によって構成されているとともに、これらに下部ユニットB2および上部ユニットB1の金属金物が接続されている。
遊技媒体貸出装置Cは、図1に示すように、遊技装置Bに対して正面から見て右側に位置して、構造体A内に配置される。側面から見て、遊技装置Bと略同形状で横幅寸法が十数cm程度の偏平状のケース体C1を有している。
ケース体C1の正面には、カード挿入口C11、紙幣挿入口C12、メダル払出口C13が上から順に設けられている。メダル払出口C13には、シュートC14が取り付けられている。シュートC14の下端は、下部ユニットB2のメダル受皿部256に臨ませられている。
(上部ユニットの結合動作)
上部ユニットB1を下部ユニットB2に結合するには、下部ユニットB2の天板220上に上部ユニットB1を載置する。この際、下部ユニットB2のレール部材222に上部ユニットB1の摺動脚部材132が嵌り込むように、下部ユニットB2に対して上部ユニットB1を位置合わせするとともに、ストッパ機構B33のストッパ片312を付勢手段(引張スプリング)313に抗して下方へ引き下げ、ストッパ片312の上端を開口312Aより下方に位置させる。
最後に、上部ユニットB1の前端側折曲片131Aの両側に設けられた封止ねじ挿入孔131A1から封止ねじを挿入し、下部ユニットB2のストッパ部材223に設けられたねじ螺合孔223B1に螺合したのち、封止を行う。これにより、上部ユニットB1と下部ユニットB2とが一体とみなされる。
上部ユニットB1を下部ユニットB2から分離するには、上部ユニットB1および下部ユニットB2の前扉150,250をそれぞれ開放し、締結手段B34の連結ボルト322を緩める。つまり、上部ユニットB1側に位置するナット部材323を保持して回動規制した状態で、連結ボルト322を緩める。すると、連結ボルト322がナット部材323から外れる。この状態において、ストッパ機構B33のストッパ片312を付勢手段(引張スプリング)313に抗して下方へ引き下げ、ストッパ片312の上端を開口312Aより下方に位置させた状態において、上部ユニットB1の前面側把手133に指を掛けて上部ユニットB1を前方へ引き出す。
本実施形態によれば、次の作用効果が期待できる。
<上部ユニットと下部ユニットとの分離・連結構造に伴う効果>
(1)下部ユニットB2に対して上部ユニットB1を、分離連結手段B3によって分離可能かつ前後方向に移動可能としたので、遊技装置Bの機種入れ替え作業時には、上部ユニットB1のみを丸ごと入れ替えるだけでよいから、入れ替え作業時の作業効率を向上させることができる。つまり、入れ替え作業時の作業時間の短縮、入れ替え作業の簡便化が図れる。その結果、遊技装置Bが設置される遊技ホールの保守管理費用の低減が図れる。
たとえば、上部ユニットB1を下部ユニットB2に連結する際には、下部ユニットB2のレール部材222に上部ユニットB1の摺動脚部材132が嵌り込むように、下部ユニットB2に対して上部ユニットB1を位置合わせしたのち、上部ユニットB1を下部ユニットB2の後方へ押し込んでいくだけで、上部ユニットB1を下部ユニットB2の上に組み込むことができる。さらに、上部ユニットB1が定位置まで押し込まれると、上部ユニットB1が下部ユニットB2のストッパ部材223に当接して、上部ユニットB1のそれ以上の押し込みが阻止されるから、上部ユニットB1を下部ユニットB2の定位置に位置決めすることができる。従って、連結作業を容易にかつ安全に行うことができる。しかも、上部ユニットB1を下部ユニットB2に対してスライドさせることで、連結、分離が行えるので、構造体Aで仕切られた枠空間内に上部ユニットB1および下部ユニットB2が収納配置されているように状況にあっても、これらの作業を容易にかつ安全に行うことができる。
(4)レール部材222は断面略コ字形とされ、水平摺動面と対向する一片部222Dが摺動脚部材132の上方への移動を規制する構成とされているので、摺動脚部材132の摺動部分がコ字形のレール部材222の内側に位置し、その上方の移動が一片部222Dで規制されることで、上部ユニットB1がレール部材222の上の軌跡から外れることなく確実に前後移動することができる。
(5)レール部材222は鋼板をプレスなどで折り曲げて形成されるため、レール部材222の構造を簡易なものにできる。
(7)一片部222Dは、その前面側に摺動脚部材132の後端側をガイド部側に案内するガイド片222Eを有するので、上部ユニットB1を下部ユニットB2のレール部材222の上に載せるとき、ガイド片222Eが摺動脚部材132を所定位置に案内するので、上部ユニットB1の押し込み作業を容易に行うことができる。
(12)ストッパ部材223は、下部ユニットB2の上面に固定された固定片223Aと、この固定片223Aの前端縁から上方へ折り曲げられ上部ユニットB1に当接する起立片223Bとを備えているから、固定片223Aと起立片223Bとが一体形成されることになる。そのため、ストッパ部材223を押出成型やプレス成型などによって容易に製造することができる。
(14)下部ユニットB2は、天板220と、この天板220に上端縁から離れた位置で取り付けられる側板210とを備え、この側板210の上端側内側にレール部材222の固定片222Bが固定される構成であるので、上部ユニットB1の底板130と下部ユニットB2の天井板220との間にスペースが形成されることになるので、このスペースの中にレール部材222とこのレール部材の上に位置する摺動脚部材132とが配置されることになる。そのため、上部ユニットB1と下部ユニットB2とを隙間なく上下に配置することができるので、遊技装置の外観が良好となる。
(15)上部ユニットB1には、底板130の前端に金属製の前面側把手133が一体的に取り付けられているとともに、側板110に側面側把手111が設けられているから、上部ユニットB1を下部ユニットB2に連結する際、あるいは、上部ユニットB1を下部ユニットB2から分離する際に、これらの把手133,111を使って、作業を容易にかつ安全に行うことができる。たとえば、上部ユニットB1を下部ユニットB2から前方へ引き出す際には、まず、前面側把手133を使って上部ユニットB1を前方へ引き出し、側面側把手111が構造体Aより露出された位置まで引き出されたのち、側面側把手111を使って上部ユニットB1を下部ユニットB2から完全に分離できるから、つまり、上部ユニットB1を下部ユニットB2から完全に分離する時点では側面側把手111を使って上部ユニットB1を両側から持ち抱えることができるから、これらの作業を容易にかつ安全に行うことができる。
通常、ヒンジ機構には前扉およびこれに取り付けられた付属物の重量がかかっているため、前扉を開けたとき、前扉が正規の高さ位置より下がって開放される虞がある。このような状態のまま、前扉を閉じると、筐体側と前扉側の係合部がずれて正確に閉じられないばかりでなく、ヒンジ機構にも無理な力がかかりヒンジ機構の破損を招く虞がある。本実施形態の閉塞ロック手段160では、前扉150を下方から上方へ力を掛けた状態で、前扉150を閉じると、前扉150を筐体B11に閉塞ロックできるようにしたから、筐体B11に対して前扉150を確実に閉じることができるとともに、ヒンジ機構151への負荷も軽減できる。
しかも、乗上片161Aの下面には、係合ガイド片115上に乗り上げる段状の切欠部161A1が形成されているとともに、その切欠部161A1の前端縁が前方へ向かって上方へ傾斜する傾斜面161A2に形成されているから、この傾斜面161A2によって乗上片161Aを係合ガイド片115上にスムーズに乗り上がらせることができる。
(20)下部ユニットB2において、木製の天板220の前端縁には凹部221が形成され、この凹部221の内端面を覆うように、凹部保護プレート225が設けられているから、下部ユニットB2の上部からメダルを補充する際にメダル補充用容器が凹部221に当たっても、凹部221が損傷するのを防止できる。
(21)凹部保護プレート225は、下部ユニットB2の天板220上にストッパ部材223を固定するための止めねじ224を利用して、下部ユニットB2に固定されているから、部品点数を少なくできる。つまり、止めねじ224の数を少なくでき、その結果、組立作業工数も削減できる。
更に、止めねじ224を利用して、ストッパ部材223および凹部保護プレート225だけでなく、コネクタ228を取り付けるためのコネクタ取付プレート226も固定されているから、より部品点数の削減、組立工数の削減が図れる。
(23)コネクタカバー229は、背面側を開口した偏平箱状のカバー本体229Aと、このカバー本体229Aの開口部一端側に一体的に設けられ係合孔227に回動可能に係合される折返フック片229Bと、カバー本体229Aの開口部他端側に一体的に設けられ係合孔227に係止される係合爪229Cとを備えているから、係合爪229Cを係合孔227から外したのち、折返フック片229Bを支点としてコネクタカバー229を回動すれば、コネクタ228を露出した状態に開放できる。しかも、折返フック片229Bが係合孔227に回動可能に係合しているから、コネクタカバー229が外れて紛失してしまう虞もない。
なお、本発明は、前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
たとえば、前記実施形態では、下部ユニットB2の筐体B21に、遊技媒体投入手段B22、操作手段B23、電源ユニットB24、外部集中端子板B25、遊技媒体回収払出手段B26を組み込んだが、これら全てを組み込まなくてもよい。遊技装置の機種などに応じて、適宜組み合わせて組み込めばよい。
ストッパ機構B33についても、他の構成でもよく、あるいは、特別に設けなくてもよい。締結手段B34についても、他の構成、たとえば、前記実施形態とは逆に、上部ユニットB1側から下部ユニットB2にボルトを挿通・螺合して締結するような構造とすれば、操作しやすい利点がある。
また、レール部材222に上部ユニットB1が後端側へ向かって収納されたとき上部ユニットB1に当接し上部ユニットB1の後退を規制するストッパ部材223を設けたが、本発明では、ストッパ部材223を必ずしも設けることを要しない。たとえば、下部ユニットB2の背板240の高さを高くし、この背板240の上端部に上部ユニットB1を当接させる構成のものでもよい。
仮に、ストッパ部材223を設けるとしても、その構造は前記実施形態のものに限定されるものではない。
さらに、「島」を構成する遊技装置に適用するものに限らず、1台のみの遊技装置にも本発明を適用することができる。
B… 遊技装置
B1… 上部ユニット
B11… 筐体
B12… リールユニット
B13… 演出ユニット
B14… 遊技制御手段
B15… 演出制御手段
B2… 下部ユニット
B21… 筐体
B22… 遊技媒体投入手段
B23… 操作手段
B24… 電源ユニット
B25… 外部集中端子板
B26… 遊技媒体回収払出手段
B3… 分離連結手段
B33… ストッパ機構
B34… 締結手段
C… 遊技媒体貸出手段
130… 底板
132A…摺動脚部材
222… レール部材
222D…一片部
223… ストッパ部材
223A…固定片
223B…起立片
Claims (4)
- 下部ユニットと、この下部ユニットに対して分離可能かつ前後方向に移動可能に構成された上部ユニットとを備え、
この上部ユニットは、筐体と、この筐体の内部に配置され複数のリールを有するリールユニットと、演出ユニットと、前記リールユニットを制御する遊技制御手段および前記演出ユニットを制御する演出制御手段とを備え、
前記下部ユニットには前記上部ユニットの前後方向に延びるレール部材が設けられ、前記上部ユニットの筐体底部には前記レール部材と摺動可能とされる摺動脚部材が設けられ、前記レール部材は鋼板を折り曲げて形成されることを特徴とする遊技装置。 - 請求項1に記載された遊技装置において、前記下部ユニットは、天板と、この天板の端部に略鉛直に取り付けられる側板とを備え、前記レール部材は、前記摺動脚部材を前記筐体の前後方向へ移動可能にガイドするガイド部と、このガイド部から水平に延長されるとともに前記天板に取り付けられる延長部と、前記ガイド部から上方に切り起こされるとともに前記側板に取り付けられる固定片とを備えたことを特徴とする遊技装置。
- 請求項2に記載された遊技装置において、前記固定片は、前記摺動脚部材の上方への移動を規制する一片部を有することを特徴とする遊技装置。
- 請求項3に記載された遊技装置において、前記一片部は、その前面側に前記摺動脚部材の後端側を前記ガイド部側に案内するガイド片を有することを特徴とする遊技装置。
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