JP2005071739A - 高周波加熱調理装置およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は電子レンジなどの高周波加熱調理装置の扉に関するものであり、所望の電波漏洩防止性能を確保することである。
【解決手段】 窓枠5と、チョーク4の保護手段であるチョークカバー6を屈曲自在に連結する連結部7を有し、窓枠5とチョークカバー6とを同時あるいは連続的に成型することにより、窓枠5とチョークカバー6の収縮率をほぼ同一にすることができるので、成形後の収縮差によるチョークカバー6の飛び出しがなく、チョーク頂部と加熱室壁面の隙間を広がらなくすることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 窓枠5と、チョーク4の保護手段であるチョークカバー6を屈曲自在に連結する連結部7を有し、窓枠5とチョークカバー6とを同時あるいは連続的に成型することにより、窓枠5とチョークカバー6の収縮率をほぼ同一にすることができるので、成形後の収縮差によるチョークカバー6の飛び出しがなく、チョーク頂部と加熱室壁面の隙間を広がらなくすることができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は高周波加熱調理装置、特に電子レンジの扉の構成に関するものである。
従来この種の高周波加熱調理装置は、図5に示すように、加熱室101に回転自在に取りつけた、扉本体102の周縁部103に、先端に略コ字型構造体等からなるチョーク104を配置して、加熱室101から機体外に漏れ出す電波漏洩を低減していた。チョーク104の変形を防ぎ、電波漏洩性能を確保するため、扉本体102を窓枠105で覆うとともに、チョーク104をチョークカバー106で覆い、保護していた。
図6は、従来の高周波加熱調理装置の要部断面である。従来は、窓枠105とチョークカバー106は、つめ107と穴108からなる結合手段により結合されることが多かった。図に対して、左右方向にはつめ107が穴108の端部に接触することにより、チョークカバー106の脱落を防止していた。図に対して上下方向には、窓枠105及び扉本体102が接触することにより、チョークカバー106の位置を規制していた。窓枠105は、機器の外観部となるため、耐熱温度はそれほど高くはないが光沢を出しやすい、ABSなどの材料を使っていた。一方、チョークカバー106は、加熱室101から伝わる熱に耐えなければならないため、外観よりも耐熱温度を優先してポリプロピレンなどの材料を使っていた(たとえば、特許文献1参照)。
図7は、従来の別の高周波加熱装置の要部断面図である。図6の従来の実施例と異なる点は、チョークカバー106を窓枠105ではなく、チョーク104に結合していた点である。結合手段として、チョークカバー106につめ107を、チョーク104に穴108を設けていた。チョークカバー106を、チョーク104に直接結合することによって、図に対して左右方向、上下方向とも位置を規制しやすいという利点があった。したがって、図6の実施例に比べると、扉本体102と窓枠105の取り付け位置のばらつきが、チョークカバー106の結合に悪影響を及ぼさないという利点があった。取り付け位置のばらつきにより、チョークカバー106が扉本体102及び窓枠105と干渉しないように、扉本体102との隙間aおよび、窓枠105との隙間bを空けていた。
図8は、従来の別の高周波加熱装置の要部断面図である。図のように、窓枠105と、チョークカバー106を一体に成形することが提案された(たとえば、特許文献2参照)。
一体成形することにより、チョークカバー106を薄肉化できるとされた。これは、図9に示す通り、チョークの頂部109と、加熱室101壁面との間の隙間gが、高周波的にコンデンサとして作用し、電波漏洩量を制限できることが広く知られていたためであった。すなわち、チョークカバー106を薄肉化して、隙間gを狭くするほど、電波漏洩防止性能がよいとされた。
特許第3205237号公報
特開平10−241855号公報
しかしながら、図6及び、図7に示す従来の高周波加熱調理装置では、チョークカバー106と、窓枠105の材料が同一でないため、それぞれの成形条件、すなわち、金型温度、材料温度、圧力や、材料のばらつきにより、成形後の収縮に差があった。特にチョークカバー106としてよく使われるポリプロピレンは、結晶性プラスチックであるため、成形後も1ないし2パーセント収縮することが知られている。図6の従来例では、図10に示すように、チョークカバー106の収縮により、扉本体102に乗り上げて、加熱室との隙間gが広がりやすく、コンデンサとしての作用が変化したため、所望の電波漏洩防止性能を確保しにくいといういう課題があった。
また、図7に示した従来の高周波加熱調理装置では、図11に示す通り、チョークカバー106の収縮により、チョーク104を変形させてしまい、かつ、飛び出したチョークカバー106が、加熱室との隙間gを広げてしまい、コンデンサとしての作用が変化したため、同様に所望の電波漏洩防止性能を確保しにくいといういう課題があった。
このため、窓枠105とチョークカバー106の材質を同じにする試みがなされたが、外観がよいABSなどのスチレン系樹脂は、ポリプロピレンに比べ、耐熱温度が低い性質があるため、加熱室の熱を受けやすいチョークカバー106に使用することは困難であった。そこで、ポリプロピレンを窓枠105とチョークカバー106の両方に使うことが検討されたが、ポリプロピレンの収縮率は、成形条件や、材料、添加剤の量のばらつきによって変動したため、窓枠105の寸法に比べ、チョークカバー106が小さかったり、その逆になるなど、まったく同一の寸法にすることは困難であった。
そこで、図8、および図9に示した従来の高周波加熱調理装置、すなわち窓枠105とチョークカバー106を一体成形する方法が考案されたが、図から明らかなように、チョークの頂部109とチョークカバー106は、ほぼ接触した状態で窓枠105の全長にわたりスライドさせつつ取りつけなければならなかった。チョーク104の変形は、電波漏洩性能の低下につながるため、組立は困難であるという課題があった。
本発明は上記課題を解決するために、窓枠と、チョークの保護手段であるチョークカバーを屈曲自在に連結する連結部を有し、窓枠とチョークカバーとを同時あるいは連続的に成型するものである。
上記発明によれば、窓枠とチョークカバーを同時に、同じ金型、成形機、条件、材料で形成できるため、窓枠とチョークカバーの収縮率をほぼ同一にすることができ、成形後の収縮差によるチョークカバーの飛び出しがないので、チョーク頂部と加熱室壁面の隙間が大きくなることがなく、所望の電波漏洩防止性能を確保することができる。
以上のように、本発明によれば、本発明は上記課題を解決するために、窓枠と、チョークの保護手段であるチョークカバーを屈曲自在に連結する連結部を有し、窓枠とチョークカバーとを同時あるいは連続的に成型するものである。
上記発明によれば、窓枠とチョークカバーを同時に、同じ金型、成形機、条件、材料で形成できるため、窓枠とチョークカバーの収縮率をほぼ同一にすることができ、成形後の収縮差によるチョークカバーの飛び出しがないので、チョーク頂部と加熱室壁面の隙間が大きくなることがなく、所望の電波漏洩防止性能を確保することができるという有利な効果を有する。
本発明は、調理物を収納し高周波エネルギにより加熱する加熱室と、前記加熱室に開閉自在に取りつけた扉本体と、前記扉本体の周縁に設けた電波漏洩防止手段と、前記扉本体を収容する窓枠と、前記電波漏洩防止手段を保護する保護手段と、前記窓枠と前記保護手段を結合する結合手段と、前記窓枠と前記保護手段を屈曲自在に連結する連結部を有するものである。
そして、窓枠と保護手段は同じ金型内で、同じ材料により、成形できるので、成形条件や、材料、添加剤の量のばらつきによる熱収縮率の違いによる保護手段と窓枠の寸法差が生じにくく、保護手段の飛び出しを防止できるので、電波漏洩防止手段と加熱室壁面との隙間が広がることが無く、所望の電波漏洩防止性能を確保することができる。
また、本発明は、連結部は一部分の肉厚を薄くしてなるものである。
そして、一部分の肉厚を薄くして屈曲しやすくしているので、扉本体への取り付けが容易にでき、組み立てやすいうえ、組立の途中で電波漏洩防止手段に力が加わることが無く、変形しないので、所望の電波漏洩防止性能を確保することできる。
また、本発明は、窓枠及び保護手段には、少なくとも一組の結合手段を有するものである。
そして、結合手段により、窓枠と保護手段の締結を確実にすることができるうえ、保護手段の収縮による電波漏洩防止手段の変形を防止することができるので、所望の電波漏洩防止性能を確保することができる。
また、本発明は、保護手段と扉本体の間に隙間を有し、前記隙間は、前記保護手段の有効長さに、材料の収縮率を乗じた距離よりも大きくするものである。
そして、隙間の寸法は、保護手段の有効長さに材料の収縮率を乗じた距離よりも大きくしているので、成形後に材料が収縮しても、保護手段が扉本体に乗り上げることが無いので、所望の電波漏洩防止性能を確保することができる。
また、本発明は、調理物を収納し高周波エネルギにより加熱する加熱室と、前記加熱室に開閉自在に取りつけた扉本体と、前記扉本体の周縁に設けた電波漏洩防止手段と、前記扉本体を収容する窓枠と、前記電波漏洩防止手段を保護する保護手段と、前記窓枠と前記保護手段を結合する結合手段と、前記窓枠と前記保護手段と連結する連結部とを有した高周波加熱調理装置において、前記窓枠と前記保護手段と連結する連結部とを同時あるいは連続的に成型するものである。
そして、成形条件や、材料、添加剤の量のばらつきによる熱収縮率のばらつきを小さくでき、窓枠と保護手段の寸法を、ほぼ同一にすることができるので、収縮率の違いによる保護手段と窓枠の寸法差による飛び出しを防止でき、所望の電波漏洩防止性能を確保することができる。
また、本発明は、連結部は、機器組立時に除去するものである。
そして、機器の完成時には連結部が外観部にあらわれることがなく、意匠上の自由度が高いので、設計しやすくすることができる。
また、本発明は、窓枠と保護手段は、金型の型抜き方向に重ねて成形するものである。
そして、金型の面積を小さくすることができるので、成形機を小型にすることができ、製造を容易にすることができる。
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
(実施例1)
図1は本発明の一実施例の高周波加熱調理装置の外観斜視図である。また図2は、高周波加熱調理装置の要部断面図である。
図1は本発明の一実施例の高周波加熱調理装置の外観斜視図である。また図2は、高周波加熱調理装置の要部断面図である。
図1において、加熱室1に回転自在に取りつけた、扉本体2の周縁部3に、先端に略コ字型構造体等からなるチョーク4を配置して、加熱室1から機体外に漏れ出す電波漏洩を低減している。チョーク4の変形を防ぎ、電波漏洩性能を確保するため、扉本体2を窓枠5で覆うとともに、チョーク4をチョークカバー6で覆い、保護している。窓枠5とチョークカバー6は連結部7で屈曲自在に連結されている。
本実施例では、図2に示すように、連結部7は窓枠5とチークカバー6と一体に成形すると同時に、一部分の肉厚を薄くして屈曲しやすくしている。連結部7に対峙する部分には、つめ8と穴9からなる結合手段を設けている。本実施例では、つめ8は窓枠5に、穴9はチョークカバー6に設けていて、製品を製造する際にチョークカバー6を折り曲げつつ扉本体2を挟むように組み立てた後、つめ8を穴9に締結し、固定している。チョークカバー6と扉本体2の間には隙間sを設けている。本実施例では、隙間sの寸法は、チョークカバー6内側の有効長さ1の3パーセントになるように選んでいる。
本実施例では、窓枠5とチョークカバー6は、加熱室1から伝わる熱に耐えるように、ポリプロピレンで成形している。チョーク4の頂部10は、チョークカバー6の内側に接していて、チョークの頂部10と加熱室1壁面との隙間gが広がらないようにしている。
次に動作、作用について説明すると、窓枠5とチョークカバー6は連結部7で屈曲自在に連結しているので、窓枠5とチョークカバー6は同じ金型内で、同じ材料により、成形できるので、成形条件や、材料、添加剤の量のばらつきによる熱収縮率の違いによるチョークカバー6と窓枠5の寸法差が生じにくく、チョークカバー6の飛び出しを防止できるので、チョークの頂部10と加熱室1壁面との隙間gが広がることが無く、所望の電波漏洩防止性能を確保できる。
また、連結部7は窓枠5とチークカバー6と一体に成形すると同時に、一部分の肉厚を薄くして屈曲しやすくしているので、扉本体2への取り付けが容易にでき、組み立てやすいうえ、組立の途中でチョーク4に力が加わることが無く、変形しないので、所望の電波漏洩防止性能を確保することができる。
また、つめ8は窓枠5に、穴9はチョークカバー6に設けていて、つめ8を穴9に締結し固定しているため、図に対して、上下方向、左右方向の締結を確実にすることができるうえ、チョークカバー6をチョーク4に締結する必要が無いので、チョーク4の変形を防止することができ、所望の電波漏洩防止性能を確保できる。
また、チョークカバー6と扉本体2の間には隙間sを設けているので、窓枠5とチョークカバー6が収縮した場合でも、チョークカバー6が扉本体2に乗り上げて隙間gを大きくすることがない。また、隙間sの寸法は、本実施例で用いたポリプロピレンの収縮率2パーセントよりも大きく、チョークカバー4内側の有効長さlの3パーセントにしているので、成形後にポリプロピレンの収縮が生じても、チョークカバー6が扉本体2に乗り上げることが無いので、所望の電波漏洩防止性能を確保できる。
(実施例2)
図3は本発明の別の一実施例の高周波加熱調理装置の成形金型の要部断面図である。実施例1との違いは、連結部7が機器の組立時に取り除かれることである。窓枠5とチョークカバー6は、同じ金型内に設けられた空間に、ポリプロピレンなどを射出して成形している。材料は、連結部7を通って窓枠5及び、チョークカバー6に射出される。連結部7は、機器の組立時に切断する。
図3は本発明の別の一実施例の高周波加熱調理装置の成形金型の要部断面図である。実施例1との違いは、連結部7が機器の組立時に取り除かれることである。窓枠5とチョークカバー6は、同じ金型内に設けられた空間に、ポリプロピレンなどを射出して成形している。材料は、連結部7を通って窓枠5及び、チョークカバー6に射出される。連結部7は、機器の組立時に切断する。
次に動作、作用について説明すると、連結部7が機器の組立時に取り除かれるので、機器の完成時には連結部7が外観部にあらわれることがなく、意匠上の自由度ができ、設計しやすくすることができる。また、窓枠5とチョークカバー6は同じ金型内で、同じ材料により、成形できるので、成形条件や、材料、添加剤の量のばらつきによる熱収縮率のばらつきを小さくでき、窓枠5とチョークカバー6の寸法を、ほぼ同一にすることができる。このため、収縮率の違いによるチョークカバー6と窓枠5の寸法差による飛び出しを防止でき、所望の電波漏洩防止性能を確保できる。
(実施例3)
図4は本発明の別の一実施例の高周波加熱調理装置の成形金型の要部断面図である。実施例2との違いは、窓枠5とチョークカバー6を金型の型開き方向(本図では左右方向)に重ねて成形することである。窓枠5とチョークカバー6は、同じ金型内に設けられた空間に、ポリプロピレンなどを射出して成形している。材料は、連結部7を通って窓枠5及び、チョークカバー6に射出される。連結部7は、機器の組立時に切断する。
図4は本発明の別の一実施例の高周波加熱調理装置の成形金型の要部断面図である。実施例2との違いは、窓枠5とチョークカバー6を金型の型開き方向(本図では左右方向)に重ねて成形することである。窓枠5とチョークカバー6は、同じ金型内に設けられた空間に、ポリプロピレンなどを射出して成形している。材料は、連結部7を通って窓枠5及び、チョークカバー6に射出される。連結部7は、機器の組立時に切断する。
次に動作、作用について説明すると、窓枠5とチョークカバー6を金型の型開き方向(本図では左右方向)に重ねて成形するので、金型の面積を小さくすることができる。このため、成形機を小型にすることができ、製造を容易にすることができる。連結部7が機器の組立時に取り除かれるので、機器の完成時には連結部7が外観部にあらわれることがなく、意匠上の自由度ができ、設計しやすくすることができる。また、窓枠5とチョークカバー6は同じ金型内で、同じ材料により、成形できるので、成形条件や、材料、添加剤の量のばらつきによる熱収縮率のばらつきを小さくでき、窓枠5とチョークカバー6の寸法を、ほぼ同一にすることができる。このため、収縮率の違いによるチョークカバー6と扉本体5の寸法差による飛び出しを防止でき、所望の電波漏洩防止性能を確保できる。
なお、本実施例では、窓枠5及びチョークカバー6をポリプロピレンで成形するとして説明したが、これに限るものではなく、加熱室から伝わる熱に耐える材料であれば、別の材料でも同様の効果が得られる。
なお、本実施例では窓枠5とチョークカバー6を同時に成形するとして説明したが、これに限るものではなく、金型温度などの成形条件、成形材料の物性が同一となるように連続的に成形しても、同様の効果が得られる。例えば、窓枠5を成形した後にチョークカバー6を成形する、ということを繰り返すような場合でも、同様の効果を得られる。
なお、本実施例では、連結部7を一箇所として説明したが、これに限るものではなく、2ヶ所以上あっても良い。同様に、つめ8と穴9についての個数、場所、形状については、本実施例に限定するものではない。また、窓枠5とチョークカバー6は、一個ずつとして説明したが、これに限るものではなく、例えば、一個の窓枠5に対して、チョークカバー6が上下二箇所に分割しているなど、いずれかが二箇所以上あっても良い。
1 加熱室
2 扉本体
3 周縁部
4 チョーク(電波漏洩防止性能)
5 窓枠
6 チョークカバー(保護手段)
7 連結部
8 つめ(結合手段)
9 穴(結合手段)
s チョークカバーと扉本体の隙間
l 有効長さ
11 金型
2 扉本体
3 周縁部
4 チョーク(電波漏洩防止性能)
5 窓枠
6 チョークカバー(保護手段)
7 連結部
8 つめ(結合手段)
9 穴(結合手段)
s チョークカバーと扉本体の隙間
l 有効長さ
11 金型
Claims (7)
- 調理物を収納し高周波エネルギにより加熱する加熱室と、前記加熱室に開閉自在に取りつけた扉本体と、前記扉本体の周縁に設けた電波漏洩防止手段と、前記扉本体を収容する窓枠と、前記電波漏洩防止手段を保護する保護手段と、前記窓枠と前記保護手段を結合する結合手段と、前記窓枠と前記保護手段を屈曲自在に連結する連結部を有したことを特徴とする高周波加熱調理装置。
- 連結部は一部分の肉厚を薄くしてなることを特徴とする、請求項1に記載の高周波加熱装置。
- 窓枠及び保護手段には、少なくとも一組の結合手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載の高周波加熱装置。
- 保護手段と扉本体の間に隙間を有し、前記隙間は、前記保護手段の有効長さに、材料の収縮率を乗じた距離よりも大きくすることを特徴とする請求項1〜3に記載の高周波加熱装置。
- 調理物を収納し高周波エネルギにより加熱する加熱室と、前記加熱室に開閉自在に取りつけた扉本体と、前記扉本体の周縁に設けた電波漏洩防止手段と、前記扉本体を収容する窓枠と、前記電波漏洩防止手段を保護する保護手段と、前記窓枠と前記保護手段を結合する結合手段と、前記窓枠と前記保護手段と連結する連結部とを有した高周波加熱調理装置において、前記窓枠と前記保護手段と連結する連結部とを同時あるいは連続的に成型する製造方法。
- 連結部は、機器組立時に除去することを特徴とする請求項5に記載の製造方法。
- 窓枠と保護手段は、金型の型抜き方向に重ねて成形することを特徴とする請求項5または6に記載の製造方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003298470A JP2005071739A (ja) | 2003-08-22 | 2003-08-22 | 高周波加熱調理装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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JP2003298470A Pending JP2005071739A (ja) | 2003-08-22 | 2003-08-22 | 高周波加熱調理装置およびその製造方法 |
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