JP2005071268A - 販売促進コンピュータ管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 景品の販売促進効果を高めるための販売促進コンピュータ管理方法を提供すること。
【解決手段】 サーバコンピュータ21は、景品付き商品の販売履歴の情報をPOSシステムからインターネット30、通信手段29から入力する販売履歴入力のステップと、販売履歴に関する情報を販売履歴マスタ28aに記憶する販売履歴記憶のステップと、記憶された販売履歴を販売高リスト28bにプロモーション毎に蓄積する販売高リスト抽出のステップと、販売高リスト28bを参照して希望予算内の所定条件を満たす景品を抽出する最適景品抽出のステップとを実行する。さらに、選択した景品の必要量を求めたり、日程調整を行う。このように情報を一元化して統合することで容易に効率的な販売促進を管理することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は販売促進コンピュータ管理方法に係り、詳しくは、景品を用いた販売促進の効果を高めるためのコンピュータによる販売促進管理方法に関するものである。
従来より、商品の販売促進の手法として、商品にノベルティー(景品)を付加する方法が用いられているが、この場合、商品を供給するメーカーが独自に自社製品に景品を付加して、自社商品について販売促進するのが一般的であった。
一方、小売店等の販売店としても、正月やバレンタインデー、お花見など、祭事スケジュールに沿って、装飾を施したりノベルティーを配布したりするなどして店頭の活性化を行うことで、販売店独自の販売促進を行っていた。
また、販売店では、POS(Point Of Sales)システムを利用した売上予測を行うものが提案されている。このPOSシステムでは、例えば、特許文献1に提案されているように、まず売上状況の情報より当日の時間帯別売上を集計する。そして、その集計情報をそれまでの時間帯別売上情報に順次累計した過去の時間帯別売上情報と前記集計情報を基に、現在時刻以降の当日時間帯別売上の予測を行う。その後、収集した記録データ(リアルログデータ)より当日の時間帯別価格帯別情報の分析を行って、その予測情報あるいは分析情報をグラフ表示するためのグラフ表示データを作成する。このような方法により、売上が予測され無駄な作業や売れ残りなどのロスの発生が抑えられ、また、時間帯毎の適切な品揃えや値付けなどが可能となる。このような手法は、週間売上、月間売上でも応用ができる。
特開平05−067275号公報
しかしながら、商品毎に特性が異なるため、付加する景品の内容によって商品とのマッチングの良否が生じ販売促進効果が異なってくる。また、同じ商品、同じ景品であっても季節・祭事によって購入する顧客の印象が異なり販売促進効果が変化する。そのため、メーカーが独自に自社の商品に景品を付ける場合は、販売店での販売状況が判らず、必ずしも販売促進効果を十分把握していない場合が多かった。
一方、販売店でも、その店舗の販売促進の計画とは関係なしにメーカーから送られてくる景品付の商品をそのまま販売するだけで、それらの売上データがメーカーにフィードバックされることもなかった。
従って、商品を提供するメーカーと、商品を販売する販売店のそれぞれの販売促進が無関係に行われるため、商品と販売店での販売促進の相乗効果が期待できなかった。
また、上述のPOSシステムでは、売上高自体は予測できても、商品に付加された景品の販促効果を知ることはできなかった。
本発明は、上記課題を解決するため、景品の販売促進効果を高めるための販売促進コンピュータ管理方法を提供することを目的とする。
請求項1に係る販売促進コンピュータ管理方法では、コンピュータによる販売促進の管理を行う販売促進コンピュータ管理方法であって、前記コンピュータが、任意の販売店で販売された所定の景品が付された商品の販売履歴に関する情報をPOSシステムから入力する販売履歴入力のステップと、前記片売店と、前記景品と、前記商品と、前記販売履歴に関する情報を記憶手段に記憶する販売履歴記憶のステップと、前記記憶手段に記憶された前記販売店と、前記景品と、前記商品と、販売時期との組合せ毎の販売高を販売高リストとして抽出する販売高リスト抽出のステップと、入力された前記販売店と、前記商品と、前記時期との組合せから、前記販売高リストを参照して所定条件を満たす景品を抽出する最適景品抽出のステップとを実行すること
を要旨とする。
請求項2に係る販売促進コンピュータ管理方法では、請求項1に記載の販売促進コンピュータ管理方法の構成に加え、前記景品に関する情報は、当該景品の価格とともに記憶され、前記最適景品抽出のステップは、入力された指定の景品の価格の範囲内で所定条件を満たす景品を抽出することを要旨とする。
請求項3に係る販売促進コンピュータ管理方法では、請求項1又は請求項2に記載の販売促進コンピュータ管理方法の構成に加え、前記抽出された所定条件を満たす景品について、前記販売時期での必要数量を算出する景品必要数量算出のステップをさらに備えたことを要旨とする。
請求項4に係る販売促進コンピュータ管理方法では、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の販売促進コンピュータ管理方法の構成に加え、前記所定条件は、総販売額、単位期間当たり販売額、総販売数量、単位期間当たり販売数量のうちの選択されたいずれか数値、若しくは当該数値に基づいて季節変動等に基づいて修正された数値において、数値の大きなものから付与された序列内であることを要旨とする。
請求項5に係る販売促進コンピュータ管理方法では、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の販売促進コンピュータ管理方法の構成に加え、前記販売店が同一であり、前記商品が同種商品である場合に、前記販売時期が重複するときは、当該販売時期が重複しないように自動調整若しくは調整の支援をする販売時期調整のステップをさらに備えたことを要旨とする。
本発明の販売促進コンピュータ管理方法では、景品を用いた販売促進の効果を高めることができる販売促進管理が容易にできるという効果がある。
本発明の販売促進コンピュータ管理方法を、販売促進コンピュータ管理システム1により実施される方法により説明する。図1は、販売促進コンピュータ管理を行う販売促進管理者2と、販売促進管理者2と情報の交換を行って管理をする対象である商品供給者3、ノベルティー供給者4、商品配送者5、販売店6を示す概念図である。
コンピュータシステムである販売促進コンピュータ管理システム1において、販売促進管理者2は、本実施形態において販売促進を行う通信可能なサーバシステムである。また、販売促進管理者2は、クライアントコンピュータである商品供給者3、ノベルティー供給者4、商品配送者5、販売店6と通信することで最適なノベルティーを選択し、販売店6における販売促進を管理する。詳細は後述する。
商品供給者3は、このシステムでは販売店6が販売する商品を生産する例えば、ビールメーカーや、あるいは生産者との中間流通を担当する化粧品商社等が備えた通信可能なコンピュータである。販売店6に商品を提供するものであればメーカー、商社、卸問屋、小売店を問わない。また、ここでいう商品とは有体物に限らず、コンサートのチケット予約など無体物であるサービスを販売するものや、キャッシングサービスを行う金融業者などを排除するものではない。
ノベルティー供給者4は、商品供給者の供給する商品に付加するノベルティー(景品)例えば、おつまみなどの食品、携帯ストラップやキーホルダーなどの装飾雑貨、ミニカーなどの玩具、等を供給するものが備えた通信可能なコンピュータである。ノベルティーを供給できれば、メーカー、商社、卸問屋、小売店を問わない。ここでいうノベルティーは、商品供給者が提供する商品に付着させて、商品と一体にして販売するものをいう。ただし、商品と共に一体に販売できればよく、必ずしも商品とノベルティーが物理的に一体であることは要件とはされない。また、ここでいうノベルティーには、例えば、コンサートのチケットのようなサービス、具体的な商品を特定しない「ポイント」のような無体のものでもよい。
商品配送者5は、代表的には、商品流通センター、運輸業者のような物流の拠点に備えられた通信可能なコンピュータをいうが、本発明でいう商品やノベルティーの物流を扱い、さらに商品とノベルティーを一体化する機能を備える場合もある。
販売店6は、例えば、コンビニエンスストアのチェーンや、薬局、スーパーストア、雑貨店、チケット予約センターなど、有体、無体の商品を販売するものに備えられたPOSシステムを備えたコンピュータをいう。単独店、チェーン店、複合店、店舗内店舗などその形態は問わない。この販売店6の店舗にはPOSシステムが配置され、商品販売の記録である販売履歴が電子情報として記録される。なお、記録されたデータは、チェーン本部などとオンラインでリアルタイムに転送されたり、一旦、RAMやHDD(ハードディスクドライブ)、EEPROMなどの記憶媒体に記憶されて、その後まとめて転送されたりするものであってもよい。この任意の販売店で販売された所定のノベルティーが付された商品には、これを識別できるバーコード、磁気ストライプなどの識別手段が付される。そして、販売時点において、商品の識別手段により入力された商品の販売履歴に関する情報をPOSシステムから販売促進管理者2のサーバコンピュータ21に直接又は間接に出力する。
ここで、図3は販売促進管理者2のサーバコンピュータ21の構成を示す概略図である。サーバコンピュータ21は、CPU22、RAM23、ROM24を備えた周知のサーバコンピューから構成される。また、例えばLCDからなる表示手段25、例えばキーボード及びマウスからなる入力手段26、例えばプリンタからなる出力手段27を備える。また、HDDなどからなる補助記憶手段28を備える。補助記憶手段28は、販売履歴マスタ28a、販売高リスト28b、その他データ28cを備える。また、ルータなどの通信手段29により、例えば、インターネット30などを介して、他のインターネット30上のコンピュータにアクセスできる。
図4は、販売履歴マスタ28aの記憶内容を概念的に示した図である。ここには、各販売店6、例えばコンビニエンスストアDから送信されたPOSデータが販売履歴として、店舗別に記憶される。データの内容は、販売した商品を特定する商品コード281が記憶される。この商品コードは、例えば、「1234567890123」のような13桁の数字から構成されるJANコードや、独自にコンビニエンスストアDで採用しているコードが使用できる。このコードはノベルティーが付けられた商品(以下「特定商品」という。)に、同一商品でノベルティーのない商品(以下「一般商品」という。)に付けられた商品コードとは異なる商品コードとすることで特定商品を特定するようにしている。なお、特定商品について一般商品と同一のコードを付してもよいが、その場合は、特定商品の所定販売期間のデータのみを送信するか、特定商品の販売開始と販売終了のデータを送信することで特定商品と一般商品の識別を行う。
「日付・時刻282」は、特定商品の販売が行われた日付・時刻が例えば「2003.4.1.10:30」のように記憶される。「商品名283」は、商品コード281があれば省略可能であるが、ここでは、管理者の便宜のため「ビール(6缶)」のように表示できるようにしている。この場合は、商品コードと商品名のテーブルデータを備えておき、入力された商品コードに対応する商品名を抽出して表示する。「単価284」はこの商品の単価であるが、同様に商品コードと単価のテーブルデータをデータベースとして備えておき、入力された商品コードに対応する単価を抽出して「¥1200」のように表示する。このテーブルコードは、コンビニエンスストアDのPOSターミナルに備えておいてもよいし、コンビニエンスストアDのPOSデータを集中管理するコンビニエンスストアDの本部のPOSサーバ、販売促進管理者2のサーバコンピュータ21に備えても良い。「数量285」は、販売された数量が「1(ケース)」のように記憶される。「ノベルティーコード286」は、特定商品に付加されたノベルティーに応じて付与された特定のコードである。前記JANコードに準じた13桁のコードや独自のコードによる。特定商品に異なる商品コードが付されている場合は、その商品コードに関連づけられたノベルティーコードが記憶されたテーブルデータから抽出されて記憶される。そうでない場合は、ノベルティー自体に付された独自のバーコードにより読みとったり、別のキャンペーンのスケジュール・内容が記憶されたテーブルデータから抽出されたりして記憶される。「ノベルティー名287」も、「レジャーシート」のようにノベルティーコードとノベルティー名のテーブルデータにより抽出され記憶される。このように、コンビニエンスストアDからは、例えばこれらのすべてのデータが送信される。若しくは少なくとも商品コード281と日付・時刻282、販売数量285がPOSデータとして送信され、これらを別に記憶されたデータベースのテーブルデータを参照することで分析に必要な商品名283、単価284、ノベルティーコード286、ノベルティー名287が適宜補充されて記憶される。
図5は、販売高リスト28bの内容を概念的に示した図である。ここでは、販売履歴マスタ28aに記憶されたデータが1つのプロモーション単位で集計される。ここで、「プロモーション」というのは、特定の店舗において、特定の商品、特定のノベルティーにより販売される一連の販売促進活動で、特定の名称とコードが付される。「プロモーション名288」「プロモーションコード289」は、その名称、コードである。「店舗290」は、このプロモーションが行われた店舗をいい、1つの店舗である場合と、複数の店舗で行う場合がある。「日付291」は、予め定められた期間で終了する場合と、販売完了により終了する場合がある。「商品コード292」、「商品名293」は、販売された特定商品を特定するコード、名称である。「数量294」は、プロモーション期間中での累計の販売数量を示す。「売上高295」は、数量と単価を掛け合わせたもので、そのプロモーション期間中の累積額である。「ノベルティーコード296」、「ノベルティー名297」「ノベルティー価格298」は、そのプロモーションで付加されたノベルティーを特定するものである。
なお、「その他データ28c」には、本発明の販売促進コンピュータ管理方法を実行する販売促進管理プログラムが格納されている。また、サーバコンピュータ21のためのサーバオペレーションシステム(OS)プログラムや、各コードに対応する名称などのテーブルデータを備えたデータベースや、各種分析、統計のためのファイルや、各入出力データを記憶するファイルなどが記憶されている。また、販売促進管理者2のための商品供給者3、ノベルティー供給者4、商品配送者5、販売店6に関するマスタファイルなども記憶されている。
なお、サーバコンピュータ21には、図示しないCD、DVD、フレキシブルディスク、MO、フラッシュメモリなどを適宜備え、データやプログラムなどの入出力や記憶ができる。また、図3では説明のためサーバコンピュータが1台のコンピュータから構成されているが、ファイヤウォール、WWWサーバ、メールサーバ、DNS、データベースサーバ等複数のコンピュータにより構成されてもよいことは言うまでもない。
次に、図2は、販売促進管理者2であるプロモーションエージェンシーPEと、商品供給者3であるビールメーカーA、ノベルティー供給者4であるノベルティー商社B、商品配送者5である配送センターC、販売店6であるコンビニエンスストアDを例に、本発明の販売促進コンピュータ管理方法を示す図である。以下、図2を参照して具体的に説明する。
まず、コンビニエンスストアDからは、プロモーション計画がプロモーションエージェンシーPEに送信される。このプロモーション計画では、例えば、店舗名、プロモーション名、期間設定若しくは開始時期、対象商品が含まれる。また、ビールメーカーAからも、同様にプロモーション計画が送信される。この内容は、例えば、期間設定若しくは開始時期、対象商品、ノベルティー予算が含まれる。プロモーションエージェンシーPEは、サーバコンピュータ21によりビールメーカーAからのプロモーション対象の対象商品コードに対して、この対象商品コードを含む対象商品のコンビニエンスストアDからのプロモーション計画を抽出する。次に、期間設定若しくは開始時期の一致度の高いプロモーションを選択し、実施するプロモーション計画を決定する。このように、ビールメーカーAの商品の販売促進に沿ったコンビニエンスストアDのプロモーション計画を選択して実施することで、ビールメーカーA独自若しくはコンビニエンスストア独自の販売促進よりも効果的な販売促進ができるプロモーションを実施することができる。もちろん、ビールメーカーAからは、ここに例示した条件以外の販売地域等その他の条件を含んでもよく、その場合にはコンビニエンスストアDからの条件もこれらに対応するものとする。
プロモーションエージェンシーPEは予め、ノベルティー商社Bからノベルティーの在庫リストを入手しておく。そして、その他データ28cに記憶する。在庫リストは複数のノベルティー供給者から入手する。これら在庫リストに基づき実施可能なノベルティーから過去のプロモーションを選択する。なお、同等品で代替するようにしてもよい。
次に、プロモーションエージェンシーPEでは、図6に示す表示手段25の画面に表示されたノベルティー検索画面251において、コンビニエンスストアD及びビールメーカーAから送信のあったプロモーション計画に基づいて、店舗コード251a、期間251b、商品コード251c、ノベルティー価格251dを入力する。期間251bは、例えば「3月20日〜4月15日」のように指定する。そして、この期間をすべて含むような場合は、「○をすべて含む」のラジオボタンを、一部を含むより広い期間を検索する場合には、「○の一部を含む」のラジオボタンをオンにする。ノベルティー価格251dは、ノベルティーの単価の最高限度を入力する。そして、検索ボタン251eを操作する。
(検索結果)図7は、このように検索されたノベルティー検索結果252を示す画面である。入力された所定条件は、図6に示すものに限らず、「総販売額」、「単位期間当たり販売額」、「総販売数量」、「単位期間当たり販売数量」などをキーとして選択される。なお、前記ノベルティーの在庫リストに基づき実施不能なノベルティーは抽出されないようにする。選択されたいずれか数値、若しくは当該数値に基づいて季節変動等に基づいて修正された数値において、数値の大きなものから付与された序列、例えば10位内で表示される。ここに示したノベルティー検索結果252では、ノベルティー検索画面251において入力された条件252aで、図5に示す販売リストのデータから過去のプロモーションにおける実績が、例えば総売上件数の順に表示される。ここには、「ノベルティーコード252b」が、「09876543」のように、「ノベルティー名252c」が、「レジャーシート」のように表示される。また、「ノベルティー価格252d」が、指定された30円以内の条件のものが「28」のように表示される。また、「期間252e」が、指定された「3月20日〜4月15日を含む」条件のものである「3月25日〜4月10日」が表示される。そして、「総売上点数252f」、「一日平均252g」、「前年比252h」などが表示される。ここでは、販売高リスト28bから検索条件に合致するデータが抽出され、「販売高295」に販売高の高いものが降順にリストアップされる。なお、このノベルティー検索結果252の画面は一例に過ぎず、リストアップされる順、件数は、例えば売上数量順など種々の設定ができる。この手順が本発明の最適景品抽出のステップの一例である。
(必要数算出)図8は、必要量算出画面253を示す。次に、ノベルティー検索結果252で抽出された所定条件を満たすノベルティーについて、指定された販売時期での必要数量を算出する景品必要数量算出のステップを説明する。例えば、ノベルティー検索結果(図7)で、検索されたノベルティーのうち、ノベルティーコード09876543のレジャーシートを選択したとする。そうすると、この実績は「3月25日〜4月10日」までのものであるから、今回の提案されたプロモーション計画の「3月20日〜4月15日」とは期間が異なる。そこで、このプロモーション計画で必要なノベルティーの必要量を算出したいときは、図8に示す必要量算出画面253で、日付テキストボックス253aに「3月20日〜4月15日」を入力して、算出ボタン253cをマウスクリックなどで操作すると、必要量の表示欄253bに「必要な数量は○○です。」のように表示される。もし、期間の延長や短縮があれば、CPU22により期間の長短により必要な数量を算出する。算出は、期間の長短に比例した算出方法の他、統計学的な予想を行ってもよい。
なお、図示を省略したが、本実施形態では、ノベルティーに関する情報は、ノベルティーの在庫リストとして当該景品の価格とともにその他データ28cに記憶され、過去に実績がない場合でも、最適景品抽出のステップとして入力された指定の景品の価格の範囲内で所定条件を満たす景品を抽出することもできる。この場合は、図6に示すノベルティー検索画面251で、期間251bをブランクにすることで検索することができる。
次に、本発明の販売時期調整のステップの一例を説明する。ここで、図9は、期間調整画面254を示す図である。同一店舗で複数のプロモーションを行う場合、小売店が同一であり、商品が同種商品である場合に、販売時期が重複するときは、実施ができないか、できても効果が相殺されてしまう。そこで、コンピュータシステムである販売促進コンピュータ管理システム1では、販売時期が重複しないように自動調整若しくは調整の支援をするさらに備える。ここでは、同一店舗で複数のプロモーションを行う場合、小売店が同一であり、商品が同種商品である場合には、期間調整画面254を表示して、管理者に注意を促す。この期間調整画面254が表示された場合は、前提となる、店舗名254aが「○○店」、商品名254bが「ビール(6缶)」のように表示される。そして、それまでにサーバコンピュータ21の販売高リスト28bに登録されている店舗名「○○店」、商品名が「ビール(6缶)」のプロモーション計画のうち、期間設定が重複するものが表示される。この画面では、「時期254e」の他、「売上点数254f」、「ノベルティー254g」、「必要量254h」とともに、「4/10〜4/14が重複しています」のような警告表示254cが表示される。ここで管理者は、2つ以上のプロモーション計画から、「売上優先254i」「前期間優先254j」「後期間優先254k」「チェック優先254m」の各ラジオボタンを選択する。そして、「調整するボタン254n」をマウスクリック等で操作して、選択した条件で期間を自動調整する。なお、デフォルト設定として、売上、前期間、後期間、チェック等を優先するようにしておいてもよい。
プロモーションエージェンシーPEでは、サーバコンピュータ21により決定されたプロモーションに沿って、これを実施するためのスケジュールを自動作成する。プロモーションエージェンシーPEは、サーバコンピュータ21によりビールメーカーA、ノベルティー商社B、配送センターC、コンビニエンスストアDに決定したプロモーションの内容をインターネットを介して自動送信する。ビールメーカーAには、このように決定された数量を配送センターCに対して指定日時に配送させる連絡をする。ノベルティー商社Bには、ノベルティーの数量の指定と配送センターCへの配送日時を連絡する。配送センターCには、商品と同時に配送センターCに配送されるノベルティーの付加の作業指示を出すとともに、コンビニエンスストアDに配送する日時を送信する。また、コンビニエンスストアDにおいては、指定された販売期間にプロモーションを行う指示を送信する。
このように決定されたプロモーションは、サーバコンピュータ21の販売高リスト28bに記憶され、データの入力待ちの状態となる。そして、販売時点において、商品の識別手段により入力された商品の販売履歴に関する情報を販売店6のPOSシステムから販売促進管理者2のサーバコンピュータ21に直接又は間接に入力する。このデータは、一旦販売履歴マスタ28aに入力され、プロモーションに該当するデータは、販売高リスト28bにプロモーション毎に集計される。このようにして、実施されたプロモーションのデータは販売高リスト28bに蓄積されていく。
本実施形態の販売促進コンピュータ管理システム1では以上のように、プロモーションを実施し、そのデータをサーバコンピュータ21に蓄積し、さらにそのデータを利用して次のノベルティーを用いたプロモーション販売促進の効果を高めるための管理をおこなう。この管理方法では、過去のデータが蓄積されることでさらに効率を高めることができるという効果がある。そのため、従来は管理者の経験や勘に頼っていた商品とノベルティーの組合せを、瞬時に自動的に決定できるだけでなく、売上を予測したり、必要なノベルティーの準備数量なども極めて容易に算出したりできるという効果もある。また、販売店6・商品供給者3・ノベルティー供給者4・商品配送者5からの情報の収集・指示を統合して一元化することで、それぞれが単独で行うプロモーションと比較して極めて販売促進効果の高いプロモーションを行うことができるという効果もある。また、サーバコンピュータ21によりこれらが自動的に管理できるため、煩雑な情報収集、分析、判断、発注、指示などが不要で極めて容易に管理できるという効果もある。
なお、前記各実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記実施形態では、サーバコンピュータ21は、1台のコンピュータから構成されているが、WWWサーバ、データベースサーバ、DNSサーバ、ファイヤウォール等を備えた複数のコンピュータから構成されたものであってもよい。
・本実施形態の通信手段29はインターネット30を介して通信しているが、電話の公衆回線、専用線などその経路・手段を限定するものではなく、さらに記憶媒体を搬送したり、ファクシミリ通信を利用したりするものであってもよい。
・商品配送者5は必ずしも必要がなく、商品供給者3若しくは販売店6により商品の配送やノベルティーの付加をおこなってもよい。
次に、上記実施形態及び他の実施形態から把握できる技術的思想を以下に記載する。
(付記1)請求項1乃至請求項5に記載の販売促進コンピュータ管理方法において、前記コンピュータは、商品供給者からの販売促進計画の商品情報及び販売時期に関する情報と、前記販売店からの販売促進計画の商品情報と販売時期に関する情報から、一致度の高い販売促進計画を選択するプロモーション計画決定のステップをさらに実行することを特徴とする販売促進コンピュータ管理方法。このような構成によれば、商品供給者と販売者のいずれにも効果的なプロモーション計画を立てることができる。
(付記2)前記コンピュータは、付記1により決定されたプロモーション計画に基づいて、商品、景品の発注、配送、販売の依頼を行うスケジュールを自動立案し、当該スケジュールに従って商品供給者、景品(ノベルティー)供給者、販売店に依頼を自動送信するスケジュール管理のステップをさらに実行することを特徴とする販売促進コンピュータ管理方法。このような構成によれば、プロモーションの実施を煩雑な連絡なしに容易に実施できる。
(付記3)通信可能なサーバコンピュータを備え、請求項1乃至請求項5又は付記1若しくは付記2に係る販売促進コンピュータ管理方法を実施することを特徴とする販売促進管理装置。
図1は、販売促進コンピュータ管理を行う販売促進管理者2と、販売促進管理者2と情報の交換を行って管理をする対象である商品供給者3、ノベルティー供給者4、商品配送者5、販売店6を示す概念図。 販売促進管理者2であるプロモーションエージェンシーPEと、商品供給者3であるビールメーカーA、ノベルティー供給者4であるノベルティー商社B、商品配送者5である配送センターC、販売店6であるコンビニエンスストアDを例に、本発明の販売促進コンピュータ管理方法を示す図。 販売促進管理者2のサーバコンピュータ21の構成を示す概略図。 販売履歴マスタ28aの記憶内容を概念的に示した図。 販売高リスト28bの内容を概念的に示した図。 表示手段25の画面に表示されたノベルティー検索画面251を示す図。 表示手段25の画面に表示されたノベルティー検索結果252を示す図。 表示手段25の画面に表示された必要量算出画面253を示す図。 表示手段25の画面に表示された期間調整画面254を示す図。
符号の説明
1…販売促進コンピュータ管理システム、2…販売促進管理者、3…商品供給者、4…ノベルティー供給者、5…商品配送者、6…販売店、21…サーバコンピュータ、22…CPU、23…RAM、24…ROM、25…表示手段、26…入力手段、27…出力手段、28…補助記憶手段、28a…販売履歴マスタ、28b…販売高リスト、28c…その他データ

Claims (5)

  1. コンピュータによる販売促進の管理を行う販売促進コンピュータ管理方法であって、
    前記コンピュータが、
    任意の販売店で販売された所定の景品が付された商品の販売履歴に関する情報をPOSシステムから入力する販売履歴入力のステップと、
    前記販売店と、前記景品と、前記商品と、前記販売履歴に関する情報を記憶手段に記憶する販売履歴記憶のステップと、
    前記記憶手段に記憶された前記販売店と、前記景品と、前記商品と、販売時期との組合せ毎の販売高を販売高リストとして抽出する販売高リスト抽出のステップと、
    入力された前記販売店と、前記商品と、前記時期との組合せから、前記販売高リストを参照して所定条件を満たす景品を抽出する最適景品抽出のステップとを実行すること
    を特徴とする販売促進コンピュータ管理方法。
  2. 前記景品に関する情報は、当該景品の価格とともに記憶され、
    前記最適景品抽出のステップは、入力された指定の景品の価格の範囲内で所定条件を満たす景品を抽出することを特徴とする請求項1に記載の販売促進コンピュータ管理方法。
  3. 前記抽出された所定条件を満たす景品について、前記販売時期での必要数量を算出する景品必要数量算出のステップをさらに備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の販売促進コンピュータ管理方法。
  4. 前記所定条件は、総販売額、単位期間当たり販売額、総販売数量、単位期間当たり販売数量のうちの選択されたいずれか数値、若しくは当該数値に基づいて季節変動等に基づいて修正された数値において、数値の大きなものから付与された序列内であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の販売促進コンピュータ管理方法。
  5. 前記販売店が同一であり、前記商品が同種商品である場合に、前記販売時期が重複するときは、当該販売時期が重複しないように自動調整若しくは調整の支援をする販売時期調整のステップをさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の販売促進コンピュータ管理方法。
JP2003303498A 2003-08-27 2003-08-27 販売促進コンピュータ管理方法 Pending JP2005071268A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110298710A (zh) * 2019-07-12 2019-10-01 杭州美巴科技有限公司 促销付款时间限量加赠系统

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