JP2005071083A - 処方せん出力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】処方せんには病名が記載されていないので薬剤師が患者の病名を正しく知ることが難しい。
【解決手段】 患者の処方データを記憶する処方データ記憶手段と、患者の病名データを記憶する病名データ記憶手段と、病名データを暗号化する暗号化手段と、患者の処方データに基づいて処方せんを作成するとともに暗号化手段が暗号化した暗号化病名を処方せんの一部に付加して出力する処方せん出力手段とを備えた処方せん作成装置と、処方せんに記載された暗号化病名を読み取る読み取り手段と、読み取った暗号化病名を元の病名に復号する復号化手段と、復号した病名を表示または印刷出力する出力手段とを備えた病名出力装置と、より成る処方せん出力システム。
【選択図】図1

Description

本発明は、医療機関等において患者の処方せんを出力する処方せん出力システムに関する。
医療機関において、医師が患者に実施した診療内容を入力し、患者の診療データを記憶するとともに診療報酬を計算し、診療報酬明細書いわゆるレセプトを出力する医療事務用計算機(略してレセコン)が普及している。このレセプトは審査支払い基金を経て保険者に渡り、保険金が支払われるものであるが、審査や明細書データの集計を助ける手段として、明細書記載内容を2次元コード化してレセプトの一部に印刷出力する装置が提案されている(特許文献1参照)。レセコンはまた、医師が薬剤師に調剤を指示するための処方せんも出力できるようになっている。近年の医薬分業の推進にともない、院外の調剤薬局に向けた院外処方せんを印刷して患者に手渡す医療機関が多くなっている。この結果、患者が異なる医療機関から受け取った処方せんを、いわゆる掛かり付け薬局に持ち込むようになるので、そこで患者の投薬履歴が蓄積・管理され、飲み合わせや副作用の問題を避けることが期待できるものである。
特開平8−339404
ところで、現在の処方せんには病名が記載されていない。図4は処方せんの例であるが、病名を記載する欄そのものがない。院外処方せんは患者自身が調剤薬局に持ち込むものなので、そこに病名が記載されていると簡単に見ることができる。そして、それが例えば癌や精神病であった場合、患者に影響を与えることが懸念されるので記載しないわけである。一方、処方せんを受け取った薬局の薬剤師は、記載された処方内容から病名を推定しながら服薬指導をしている。しかしながら、処方薬の名前だけでは適切な服薬指導ができない現状がある。即ち、脳血管の拡張薬はめまいとアルツハイマー症に効果があるが、患者がどちらの疾患かで指導内容は大きく変わってくる。そして、適切な服薬指導のためには薬剤師が病名を正しく知ることが大切であるが、現状は、処方せんには病名が記載されていない点や、また患者が正しく自身の疾患を理解していない場合がある点、また医師の判断により患者には病名を伏せている場合がある点、などにより病名の把握を困難にしている。
本発明は、患者の処方データを記憶する処方データ記憶手段と、患者の病名データを記憶する病名データ記憶手段と、病名データを暗号化する暗号化手段と、患者の処方データに基づいて処方せんを作成するとともに暗号化手段が暗号化した暗号化病名を処方せんの一部に付加して出力する処方せん出力手段とを備えた処方せん作成装置と、処方せんに記載された暗号化病名を読み取る読み取り手段と、読み取った暗号化病名を元の病名に復号する復号化手段と、復号した病名を表示または印刷出力する出力手段とを備えた病名出力装置とより処方せん出力システムを構成し、上記課題を解決するものである。
本発明の処方せん出力システムによれば、オペレータにより入力され登録されている患者の処方データに基づいて紙の処方せんを印刷発行する際、その患者の病名を暗号化して処方せんの余白部分にさらに印刷し、それが調剤薬局側の病名出力装置で復号して元の病名を画面に表示するので、薬剤師は、患者の病名を把握した上で適切な服薬指導ができる
ようになるものである。尚、その場合でも、処方せんに記載された病名は暗号化されているので、患者は容易には病名を知ることができないものである。
本発明の実施の形態における処方せん出力システムは、医療機関側において病名を記載した処方せんを作成する処方せん作成装置100と、調剤薬局側でその病名を処方せんから読み取って出力する病名出力装置200により構成され、それぞれ図1と図2に示す。
処方せん作成装置100は、図1に示すように、基本的には作成制御装置1にファイル装置10と入力装置と表示装置6と印刷装置7とを、情報交換可能に接続した構成である。作成制御装置1は、予め登録されているプログラムを実行することで装置全体の制御を行なう制御部2と、登録されている処方データ及び病名データに基づいて病名を記載した処方せんを作成し、印刷装置7により出力する処方せん出力部3と、処方せん出力部の指示により病名データを暗号化する暗号化処理部4とを備えている。入力装置5はキーボードやマウス装置、手書きタブレット等で構成しており、医師やオペレータが病名データや処方データを入力するのに使用する。表示装置6はCRTやLCDで構成され、処方データの入力画面や薬剤、用法の一覧を表示する。印刷装置7は紙の処方せんを印刷出力するためのものであり、その処方せんを原則患者が調剤薬局に持ち込んで、調剤を依頼することになっている。
尚、処方せん出力部3は暗号化処理部4が暗号化した病名を処方せんに印刷制御するが、その際、暗号化された文字列をそのまま可読文字として印刷してもよいし、暗号文字列を所定の規則でコード化したバーコードあるいはマトリックスコードを処方せんに印刷してもよい。具体的には、例えば、「ウイルス性感冒」という病名をある暗号キーで暗号化して「990dc256」という暗号化文字列が得られたとき、この文字列をそのまま処方せんに印刷してもよいし、あるいはこの暗号化文字列をバーコード又はマトリックスコードで表現してそれを印刷してもよい。処方せん出力部3は、暗号化文字列を図4に符号81で示すように処方せんの余白部分に印刷する。
ファイル装置10はハードディスク装置等で構成され、以下の4つのファイルを記憶している。処方データファイル11は、入力装置から入力された処方データを患者別に登録したものである。病名データファイル12は患者の病名データを登録したものである。患者固有データファイル13は、患者の氏名、生年月日、性別、保険の記号・番号、住所、患者番号等の患者固有のデータを登録したものである。これら3つのファイルのデータは制御部2が書き込みを制御し、相互のデータは患者番号により対応が取られている。そして、暗号キーファイル14は、病名データを暗号化する際の「鍵」を登録したものである。暗号化方式としては周知の方式を採用できる。秘密鍵暗号と公開鍵暗号とがあるが、実施例装置ではいずれも採用可能である。秘密鍵暗号であれば医療機関の処方せん作成装置100と調剤薬局の病名出力装置200とで共有する同じ秘密鍵を暗号キーファイル14に登録するし、公開鍵暗号であれば秘密鍵を暗号キーファイル14に登録し、対応する公開鍵は病名出力装置200を導入した調剤薬局に公開する。
このように構成した処方せん出力システムは、オペレータにより入力され、ファイル装置10に登録されている当該患者の処方データに基づいて紙の処方せんを印刷発行する。そして、その際、その患者の病名を暗号化して処方せんの余白部分にさらに印刷するものである。その印刷出力例を図4に示す。
一方、病名出力装置200は、図2に示すように、基本的には出力制御装置20にコード読み取り装置24と入力装置26と表示装置25とを、情報交換可能に接続した構成である。出力制御装置20は、予め登録されているプログラムを実行することで装置全体の
制御を行なう制御部21と、登録されている復号キー22即ち復号用の鍵を使って暗号化されている病名を元の病名に復号する復号化処理部23とを備えている。復号化キー22は予めROM等に登録されている。
コード読み取り装置24は、処方せんに記載されている暗号化文字列81を光学的に読み取る装置であり、対象が可読文字かバーコードかマトリックスコードかによって、それぞれOCR(光学文字読取装置)やバーコードリーダやマトリックス(2次元)コードリーダなど適切な装置を採用する。コード読み取り装置24が読み取ったデータは復号化処理部23が受け取り、元の病名に復号して表示装置25に表示出力する。
このように病名出力装置200では、処方せんに印刷された暗号化病名を復号して元の病名を画面に表示するので、薬剤師は、患者の病名を把握した上で適切な服薬指導ができるようになるものである。尚、その場合でも、処方せんに記載された病名は暗号化されているので、患者は容易には病名を知ることができないものである。
次に、紙の処方せんに暗号化病名を出力するのではなく、電子データとして処方せんデータを作成して出力する第2の実施形態を説明する。図1に示す処方せん作成装置100は更に送信処理部9を備え、一方、図2に示す病名出力装置200は受信処理部27を更に備える。そして、処方せん作成装置100の処方せん出力部3は、病名データを付加した処方せんデータ作成してそれを病名出力装置200に向けて送信する。その際、病名データは暗号化してから送信する。または、病名データを含む処方せんデータ全体を暗号化してから送信する。このとき、病名データを含まない従来の紙の処方せんも印刷出力して患者に手渡すようにしてもよい。
調剤薬局に置かれた病名出力装置200は、受信処理部27により自装置宛の処方せんデータを受信し、それを表示装置25に表示する。あるいは図示しない印刷装置で印刷出力する。その際、暗号化されている病名データまたは処方せんデータ全体を、復号化処理部23が復号キー22を使って復号する。図3は、病名出力装置200における病名及び処方データの表示例である。病名欄31に患者の病名が表示されるが、表示装置25の画面を薬剤師側に向けておけば患者に見られることはない。薬剤師は、表示された処方せんを見て調剤し、表示された病名を見て服薬指導する。そして、患者が持参した紙の処方せんで最終確認した後、処方せんと交換に薬を手渡すようにすればよい。
実施形態の処方せん作成装置の構成を示すブロック図である。 実施形態の病名出力装置の構成を示すブロック図である。 実施形態の病名出力装置の画面表示例を示す図である。 暗号化病名が記載された処方せんの印刷例を示す図である。
符号の説明
1 作成制御装置
2 制御装置
3 処方せん出力部
4 暗号化処理部
14 暗号キー
20 出力制御装置
22 復号キー
23 復号化処理部
24 コード読み取り装置
100 処方せん作成装置
200 病名出力装置

Claims (4)

  1. 患者の処方データを記憶する処方データ記憶手段と、患者の病名データを記憶する病名データ記憶手段と、病名データを暗号化する暗号化手段と、患者の処方データに基づいて処方せんを作成するとともに暗号化手段が暗号化した暗号化病名を処方せんの一部に付加して出力する処方せん出力手段と、を備えた処方せん作成装置と、
    処方せんに記載された暗号化病名を読み取る読み取り手段と、読み取った暗号化病名を元の病名に復号する復号化手段と、復号した病名を表示または印刷出力する出力手段とを備えた病名出力装置と、より成る処方せん出力システム。
  2. 前記処方せん作成装置は印刷手段をさらに備え、前記処方せん出力手段は暗号化病名を記載した処方せんを印刷手段によって印刷出力する際、その暗号化病名をバーコードまたはマトリックスコードで処方せんに印刷するものであり、
    前記病名出力装置の読み取り手段はバーコードリーダである、ことを特徴とする請求項1に記載の処方せん出力システム。
  3. 患者の処方データを記憶する処方データ記憶手段と、患者の病名データを記憶する病名データ記憶手段と、病名データを暗号化する暗号化手段と、印刷手段と、患者の処方データに基づいて処方せんを作成するとともに暗号化手段が暗号化した暗号化病名を処方せんの一部に付加して前記印刷出力から印刷出力する処方せん出力手段とを備えた処方せん作成装置であって、前記処方せん出力手段は暗号化病名を記載した処方せんを印刷手段によって印刷出力する際、その暗号化病名をバーコードまたはマトリックスコードで処方せんに印刷することを特徴とする処方せん作成装置。
  4. 前記処方せん作成装置は送信手段をさらに備え、処方せん出力手段が出力した少なくとも病名データを暗号化した処方せんデータを送信手段から病名出力装置宛てに送信し、
    前記病名出力装置は受信手段をさらに備え、自装置宛ての処方せんデータを受信手段によって受信すると、暗号化された病名を復号手段によって元の病名に復号して表示することを特徴とする請求項1に記載の処方せん出力システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5716113B1 (ja) * 2014-05-09 2015-05-13 寛 江川 処方箋管理システム、調剤薬局の受付員用端末装置、処方箋管理方法、調剤薬局に配置されたコンピュータ用のプログラムおよび記録媒体
JP2015092312A (ja) * 2013-11-08 2015-05-14 島田 修 病理診断報告システム

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