JP2016177461A - 情報処理システム、情報処理方法、携帯端末、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法、携帯端末、及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】セキュリティを向上させる。【解決手段】情報処理装置と携帯端末とを有する情報処理システムであって、前記情報処理装置は、ユーザに対して交付される文書の情報を所定のフォーマットに対応するように加工し、加工した前記文書の情報を暗号化する加工手段を有し、前記携帯端末は、前記加工手段により暗号化された前記文書の情報を読み取る読取手段と、前記読取手段により読み取られた前記文書の情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段により記憶された前記文書の情報を、前記文書の情報に基づき前記ユーザに対象物を提供する提供先で出力する出力手段とを有することにより上記課題を解決する。【選択図】図1

Description

本願は、情報処理システム、情報処理方法、携帯端末、及び情報処理プログラムに関する。
近年では、分業による作業の効率化が進んでおり、例えば所定の文書を交付する交付者と、その文書に記載された対象物を提供する提供者とが異なる場合がある。例えば、医療分野では、医師が患者を診察した後、患者に処方する医薬について病院内で処方箋等の文書を交付し、交付された処方箋に基づいて薬局による院外処方を行う機会が増加している。この場合、病院が交付者の一例となり、薬局が提供者の一例となる。
院外処方の場合には、患者が医師により交付された紙媒体の処方箋を薬局まで持っていき、薬局で処方箋を提示することで薬剤師により調剤された薬を受け取る。なお、処方箋を持ち歩く不便さや、処方箋の用紙の消費を抑制するため、患者の薬の処方データ等を登録する病院のWebサーバを用いた処方箋ペーバレスシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
上述した特許文献1の手法では、病院のWebサーバに患者の処方データとともに患者の認証情報を登録しておき、薬局側の端末から病院名に基づき患者の処方データ等を取得する。しかしながら、インターネット上のデータベースに薬の処方データ等を含む個人情報を登録するため、データが流出してしまう可能性等、セキュリティの面から不安が残る問題があった。
1つの側面では、本発明は、セキュリティを向上させることを目的とする。
一態様において、情報処理装置と携帯端末とを有する情報処理システムであって、前記情報処理装置は、ユーザに対して交付される文書の情報を所定のフォーマットに対応するように加工し、加工した前記文書の情報を暗号化する加工手段を有し、前記携帯端末は、前記加工手段により暗号化された前記文書の情報を読み取る読取手段と、前記読取手段により読み取られた前記文書の情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段により記憶された前記文書の情報を、前記文書の情報に基づき前記ユーザに対象物を提供する提供先で出力する出力手段とを有する。
セキュリティを向上させることが可能となる。
第1実施形態における電子処方箋システムの概略構成の一例を示す図である。 コンピュータシステムのハードウェア構成の一例を示す図である。 第1実施形態における医師端末の機能構成の一例を示す図である。 第1実施形態における受付端末の機能構成の一例を示す図である。 第1実施形態における携帯端末の機能構成の一例を示す図である。 第1実施形態における薬剤師端末の機能構成の一例を示す図である。 第1実施形態における処方箋情報書込処理の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態における処方箋情報印刷処理の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態で用いられるデータの一例を示す図である。 第1実施形態で用いられる処方箋フォーマットの一例を示す図である。 第2実施形態における電子処方箋システムの概略構成の一例を示す図である。 第2実施形態における処方箋管理サーバの機能構成の一例を示す図である。
以下、実施の形態について詳細に説明する。実施の形態では、例えばユーザに交付された文書の情報を所定のフォーマットに対応するように加工し、加工した文書の情報を暗号化し、暗号化された文書の情報をユーザが所有する携帯端末等で読み取る。また、携帯端末で読み取った文書の情報を、その文書の情報に基づき対象物を提供する提供先で出力する。提供先では、携帯端末から取得した文書の情報を復号して、ユーザに対象物を提供する。
上述した実施の形態を実現する情報処理システムの一例として、患者への医薬品の提供を目的とした電子処方箋システムを用いて具体的に説明するが、適用範囲についてはこれに限定されるものではない。例えば、医療分野以外として、公的な書類(住民票、戸籍情報、転出届)等のように、第三者に漏洩したり、改ざんされてはいけない情報をやり取りしたりする場合等にも適用することが可能である。
<第1実施形態>
<電子処方箋システム:概略構成>
図1は、第1実施形態における電子処方箋システムの概略構成の一例を示す図である。図1に示す電子処方箋システム1は、例えば病院内に設置された医師端末10と、受付端末20と、例えば患者等により所有される携帯端末30と、院外にある薬局に設置された薬剤師端末40と、プリンタ50とを有する。
図1に示す医師端末10と受付端末20とは、ネットワークN1を介して相互にデータ通信可能な状態で接続されている。また、図1に示す薬剤師端末40とプリンタ50とは、ネットワークN2を介して相互にデータ通信可能な状態で接続されている。つまり、医師端末10と受付端末20とは、第1のネットワークを形成し、薬剤師端末40とプリンタ50とは、第1のネットワークとは異なる第2のネットワークを形成する。
ネットワークN1〜N2は、例えばLAN(Local Area Network)等であるがこれには限定されない。なお、ネットワークN1〜N2は、有線又は無線の別は問わない。また、図1に示す薬局の数や、各装置の数や種類等は、これに限定されるものではない。
医師端末10は、所定の処理を実行するコンピュータである。医師端末10の基本的なハードウェア構成及びソフトウェア構成は、一般的なPC(Personal Computer)により実現され、内部機能により動作する。図1の例では、医師端末10は、医師による患者の診察内容に基づいて、薬(医薬品)の処方箋(交付)情報の入力を受け付ける。
受付端末20は、所定の処理を実行するコンピュータである。受付端末20の基本的なハードウェア構成及びソフトウェア構成は、一般的なPCにより実現され、内部機能により動作する。図1において、受付端末20は、例えばICカードリーダライタ等の非接触型の情報読取/書込装置が接続されている。受付端末20は、医師端末10から取得した処方箋情報を、携帯端末30に内蔵されたICチップ等のメモリ(例えば、ICメモリ)に格納できる形式に加工する。また、受付端末20は、例えば患者(ユーザ)から認証情報を取得して、加工した処方箋情報を暗号化し、暗号化した処方箋情報を接続されているICカードリーダライタに出力する。
携帯端末30は、一般的なOS(Operating Systemn)等が搭載されたスマートフォンや、タブレット端末、携帯電話等である。図1において、携帯端末30は、例えば患者等により所有される端末である。携帯端末30は、例えば受付端末20に接続されたICカードリーダライタを介して処方箋情報を読み取り、読み取った処方箋情報を携帯端末30に内蔵された記憶部(例えば、ICチップ等のメモリ)に記憶する。
このように、携帯端末30の記憶部に処方箋情報を記憶することで、患者に対して携帯端末30の画面に表示された処方箋情報を閲覧させることも可能となる。携帯端末30で処方箋情報を閲覧する場合には、専用のビューアを用いて閲覧のみさせるのが良い。一般に処方箋は、複製されると悪用できる情報であるためである。処方箋情報が暗号化されている場合には、専用のビューアにより復号して閲覧のみ許可させても良い。なお、処方箋情報は、例えば患者が所有するICカードに入れても良く、例えば眼鏡型や腕時計型のウェラブルデバイス等に格納しても良い。
薬剤師端末40は、所定の処理を実行するコンピュータである。薬剤師端末40の基本的なハードウェア構成及びソフトウェア構成は、一般的なPCにより実現され、内部機能により動作する。図1において、薬剤師端末40は、例えばICカードリーダライタ等の非接触型の情報読取/書込装置が接続されている。薬剤師端末40は、ICカードリーダライタを介して携帯端末30から処方箋情報を読み取ると、ユーザの認証情報に基づき復号する。薬剤師端末40は、薬の処方箋情報を画面に表示したり、プリンタ50に出力したりする。なお、薬剤師端末40は、薬局内の薬剤師が使用しても良く、薬局内の他の関係者(受付係)が使用しても良い。
プリンタ50は、画像形成に係る処理を行う装置であり、例えばMFP(Multi−Function Peripheral)等の複合機や、レーザプリンタ等であっても良い。図1において、プリンタ50は、薬剤師端末40から取得した処方箋情報に基づき、紙媒体の処方箋を印刷出力する。
なお、上述した電子処方箋システム1において、受付端末20や薬剤師端末40には、携帯端末30を用いて処方箋情報の受け渡しを行うためのアプリケーション(以下、必要に応じて「アプリ」と略称する)がインストールされていても良い。このアプリは、受付端末20及び薬剤師端末40で共通のアプリであっても良く、異なる専用のアプリであっても良い。
また、携帯端末30にも、受付端末20から処方箋情報を読み取り、読み取った情報を患者が端末上の画面で閲覧し、薬剤師端末40に処方箋情報を書き込むためのアプリをインストールしても良い。
また、上述した受付端末20から携帯端末30に処方箋情報を書き込む際、第三者が携帯端末30で同じような動作を行うことで処方箋情報が漏洩することがないように、予めワンタイムパスワード等による認証処理を行ってから情報の受け渡しをおこなっても良い。上述した認証処理の例としては、例えば患者情報(患者ID、パスワード)による文字認証、生体認証(指紋認証、声紋認証、虹彩認証等)等があるが、これに限定されるものではない。
また、受付端末20は、例えば複数の認証方式を予め設定しておき、患者情報や患者の診察結果や、書き込む文書の重要度等に対応させて認証方式を選択しても良い。これにより、例えば高齢者等には、文字認証よりも声紋認証を選択して実行させたり、診察内容に応じて文字認証を選択させたりする。なお、認証例は、上述した内容に限定されるものではない。
<ハードウェア構成>
上述した医師端末10や、受付端末20、携帯端末30、薬剤師端末40は、例えば図2に示すハードウェア構成のコンピュータシステムにより実現される。図2は、コンピュータシステムのハードウェア構成の一例を示す図である。
図2に示すコンピュータシステム2は、入力装置61と、表示装置62と、RAM(Random Access Memory)63と、ROM(Read Only Memory)64と、HDD(Hard Disk Drive)65と、CPU(Central Processing Unit)66と、通信I/F67と、外部I/F68とを有し、それぞれがバスBで相互に接続されている。
入力装置61は、キーボードやマウス、タッチパネル等を含み、ユーザが各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置62は、ディスプレイ等を含み、コンピュータシステム2による処理結果を表示する。
RAM63は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM64は、電源を切ってもプログラムやデータを保持可能な不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM64には、コンピュータシステム2の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、OS設定、及びネットワーク設定等のプログラムやデータを格納する。
HDD65は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。格納されるプログラムやデータには、例えばコンピュータシステム2全体を制御する基本ソフトウェアであるOSや、OS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェア等がある。
HDD65は、格納しているプログラムやデータを所定のファイルシステム及び/又はDB(データベース)により管理する。なお、コンピュータシステム2は、HDD65の代わりにSSD(Solid State Drive)が設けられても良い。
CPU66は、ROM64やHDD65等の記憶装置からプログラムやデータをRAM63上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータシステム2全体の制御や機能を実現する演算装置である。
通信I/F67は、コンピュータシステム2をネットワークN1〜N2に接続するインターフェースである。これにより、コンピュータシステム2は、通信I/F67を介してデータ通信を行う。
外部I/F68は、外部装置とのインターフェースである。外部装置には、記録媒体68A等がある。これにより、コンピュータシステム2は、外部I/F68を介して記録媒体68Aの読み取り及び/又は書き込みを行うことが可能である。
記録媒体68Aには、フレキシブルディスク、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、SDメモリカード(SD Memory card)、USBメモリ(Universal Serial Bus memory)等がある。
医師端末10や、受付端末20、携帯端末30、薬剤師端末40は、コンピュータシステム2のハードウェア構成により、後述する各種処理を実現することが可能となる。
<医師端末10の機能構成>
図3は、第1実施形態における医師端末の機能構成の一例を示す図である。図3に示すように、医師端末10は、画面表示部11と、結合情報管理部12と、処方情報管理部13と、患者情報管理部14と、診察情報管理部15と、通信部16と、処方情報DB17と、患者情報DB18と、診察情報DB19とを有する。
画面表示部11は、例えばディスプレイ等の画面を表示する出力装置を介して、結合情報管理部12から得られる情報を表示する。また、画面表示部11は、キーボードやタッチパネル等の入力装置を介して、医師の操作により患者に処方する薬の処方情報等の入力を受け付ける。
結合情報管理部12は、処方情報管理部13や、患者情報管理部14、診察情報管理部15により管理されている情報を結合する。また、結合情報管理部12は、結合した情報を画面表示部11の画面に表示する。また、結合情報管理部12は、画面表示部11を介して入力された情報をそれぞれ処方情報管理部13や、患者情報管理部14、診察情報管理部15に出力する。
処方情報管理部13は、患者に対して処方する薬の処方情報として、例えば薬の名称、処方される量等の情報を管理する。
患者情報管理部14は、患者情報として、例えば患者の氏名、生年月日、性別、保険証番号、患者の認証情報の一例として登録されたパスワード等の文字認証、指紋等の生体認証の情報を管理する。
診察情報管理部15は、患者の症状、治療法、診察履歴等のカルテに記載する情報を管理する。なお、上述した処方情報、患者情報、診察情報はそれぞれ所定のデータ項目に基づき関連付けて管理される。
通信部16は、ネットワークN1を介して受付端末20と通信を行い、データ等の送受信を行う。
処方情報DB17は、処方情報管理部13により管理される薬の処方情報を、患者ごとに蓄積する。患者情報DB18は、患者情報管理部14により管理される患者情報を蓄積する。診察情報DB19は、診察情報管理部15により管理される診察情報を蓄積する。
なお、上述した例では、医師端末10において処方情報や、患者情報、診察情報等の管理や蓄積を行っているがこれには限定されない。例えば1つの病院内に医師端末10が複数存在するような場合には、上述した各情報の管理や蓄積を1又は複数のサーバ等で行い、医師端末10は、サーバ等から上述した各情報を取得するような構成であっても良い。
<受付端末20の機能構成>
図4は、第1実施形態における受付端末の機能構成の一例を示す図である。図4に示すように、受付端末20は、通信部21と、処方箋情報受付部22と、加工手段の一例としての処方箋情報加工部23と、ICカードリーダライタ通信部24とを有する。
通信部21は、ネットワークN1を介して医師端末10と通信を行い、データ等の送受信を行う。
処方箋情報受付部22は、例えばタッチパネル等の情報の入力及び表示を行う入出力装置を介して、通信部21から取得した処方箋情報を表示する。また、処方箋情報受付部22は、患者の認証情報として、例えばパスワード等の文字認証、指紋等の生体認証の情報を取得すると、通信部21を介して患者情報DB18に予め登録された患者の認証情報と照合する。なお、予め複数の認証方法を設定しておき、病名に応じて認証形式を選択することが可能である。処方箋情報受付部22は、認証が成功すると、処方箋情報加工部23に処方箋情報を出力する。
処方箋情報加工部23は、処方箋情報受付部22により受け付けた処方箋情報を、例えば携帯端末30に内蔵されたICチップ等のメモリに格納できる形式に加工し、加工した処方箋情報を認証が成功した患者の認証情報に基づいて暗号化する。また、処方箋情報加工部23は、変換した処方箋情報を、ICカードリーダライタ通信部24に出力する。
ICカードリーダライタ通信部24は、受付端末20に接続されたICカードリーダライタに処方箋情報を出力する。なお、ICカードリーダライタは、受付端末20に外部接続されていても良く、内蔵されていても良い。
<携帯端末30の機能構成>
図5は、第1実施形態における携帯端末の機能構成の一例を示す図である。図5に示すように、携帯端末30は、読取手段、出力手段の一例としてのICカードリーダライタ通信部31と、記憶手段の一例としての処方箋情報記憶部32と、処方箋情報表示部33とを有する。
ICカードリーダライタ通信部31は、受付端末20に接続されたICカードリーダライタを介して暗号化された処方箋情報を読み取る。また、ICカードリーダライタ通信部31は、薬剤師端末40に接続されたICカードリーダライタを介して薬剤師端末40で暗号化された処方箋情報を出力する。なお、ICカードリーダライタ通信部31は、ICカードリーダライタと非接触で処方箋情報を読み取ったり出力したりするが、これに限定されるものではない。
処方箋情報記憶部32は、ICカードリーダライタ通信部31から取得した処方箋情報を記憶する。また、処方箋情報記憶部32は、薬剤師端末40に対して処方箋情報を出力した後、薬剤師端末40から読み込み済み(取得済み)の処方箋情報に対して「読み込み済み」の情報が書き込まれると、その処方箋情報と対応付けて「読み込み済み」の情報を記憶する。これにより、同じ処方箋情報を複数回使用することを防ぐことが可能となる。
なお、処方箋情報記憶部32は、薬剤師端末40に対して処方箋情報を出力した後、その処方箋情報を削除しても良い。処方箋情報記憶部32は、ICチップ等のメモリに対応する。
処方箋情報表示部33は、ユーザからの指示を受け付けると、例えばディスプレイ等の画面を表示する出力装置を介して、処方箋情報記憶部32に記録された処方箋情報を表示する。
<薬剤師端末40の機能構成>
図6は、第1実施形態における薬剤師端末の機能構成の一例を示す図である。図6に示すように、薬剤師端末40は、ICカードリーダライタ通信部41と、取得手段、復号手段の一例としての処方箋情報解析部42と、処方箋情報整形部43と、プリンタドライバ44と、通信部45とを有する。
ICカードリーダライタ通信部41は、接続されているICカードリーダライタを介して携帯端末30から暗号化された処方箋情報を取得する。なお、ICカードリーダライタは、携帯端末30から非接触で処方箋情報を読み取るが、これに限定されるものではない。また、ICカードリーダライタは、薬剤師端末40に外部接続されていても良く、内蔵されていても良い。
処方箋情報解析部42は、ICカードリーダライタ通信部41から処方箋情報を取得すると、例えばタッチパネル等の情報の入力及び表示を行う入出力装置を介して、患者の認証情報として、例えばパスワード等の文字認証、指紋等の生体認証の情報を取得する。処方箋情報解析部42は、ICカードリーダライタ通信部41から取得した処方箋情報を、患者の認証情報に基づいて復号すると、復号した処方箋情報を解析して必要な情報を取り出す。
ここで、処方箋情報解析部42は、携帯端末30から取得した処方箋情報について「読み込み済み」の情報が記載されているか判断し、「読み込み済み」の情報が記載されていない場合には、有効な処方箋情報として判断して解析を行う。
また、処方箋情報解析部42は、携帯端末30から処方箋情報の読み込みが終了した場合には、携帯端末30に記憶されている処方箋情報について「読み込み済み」の情報を書き込む。処方箋情報解析部42は、「読み込み済み」の情報が記載されている処方箋情報については、例えばディスプレイ等の出力装置上に「読み込み済み」であることを示す警告を表示させても良い。
このように、携帯端末30から暗号化された処方箋情報を取得した場合、携帯端末30に対し、処方箋情報に「読み込み済み」の情報を対応付けて書き込むことで、1つの処方箋情報を用いて複数の処方箋を取得することを防止することが可能となる。また、上述した「読み込み済み」の情報を用いて、例えば暗号化された処方箋情報の有効性を判断することができ、セキュリティを向上させることが可能となる。
処方箋情報整形部43は、処方箋情報解析部42から取得した処方箋情報を、予め設定された処方箋フォーマットに当てはめることで処方箋の画像を形成する。
プリンタドライバ44は、処方箋情報整形部43により整形された処方箋画像を、プリンタ50で印刷できる形式に変換して印刷データを生成する。
通信部45は、プリンタドライバ44で印刷できる形式に変換した処方箋データをプリンタ50に送信する。
<処方箋情報書込処理>
図7は、第1実施形態における処方箋情報書込処理の一例を示すフローチャートである。なお、図7の処理は、上述した第1のネットワークにおいて実行される処理である。
図7に示すように、医師端末10は、画面表示部11により診察時に医師から入力される患者情報、診察情報、患者に処方する薬の処方情報等を受け付ける(S10)。医師端末10は、結合情報管理部12により薬の処方情報を取得すると(S11)、処方情報管理部13に出力する。医師端末10は、処方情報管理部13により薬の処方情報を、患者情報と関連付けて処方情報DB17に格納する(S12)。
受付端末20は、医師による患者の診察後に患者情報が入力されると、入力された患者情報について処方箋情報受付部22によりネットワークN1を介して医師端末10に処方箋情報等の取得を要求する(S13)。
医師端末10は、受付端末20からの処方箋情報等の取得要求に応じて、結合情報管理部12により入力された患者情報に対応する処方箋情報を作成すると、通信部16により処方箋情報等を送信する(S14)。
受付端末20は、通信部21を介して医師端末10から処方箋情報とともに登録されている患者の認証情報を取得すると、処方箋情報受付部22を介して取得した患者の認証情報と照合する。ここで、受付端末20は、認証が成功すると、処方箋情報加工部23により、処方箋情報受付部22により受け付けた処方箋情報を、例えば携帯端末30のICチップ等のメモリに格納できる形式に加工し、加工した処方箋情報を認証が成功した患者の認証情報に基づいて暗号化する(S15)。
携帯端末30は、受付端末20がICカードリーダライタに出力した処方箋情報を、ICカードリーダライタ通信部31により読み取ると、処方箋情報記憶部32に書き込み(S16)、処理を終了する。
<処方箋情報印刷処理>
図8は、第1実施形態における処方箋情報印刷処理の一例を示すフローチャートである。なお、図8の処理は、上述した第2のネットワークにおいて実行される処理である。
図8に示すように、薬剤師端末40は、患者が薬局のICカードリーダライタに携帯端末30をかざして得られた処方箋情報を、ICカードリーダライタ通信部41を介して取得する(S20)。また、薬剤師端末40は、例えばタッチパネル等の入出力装置を介して患者の認証情報を取得すると、処方箋情報解析部42により取得した患者の認証情報に基づき処方箋情報を復号し、復号した処方箋情報を解析して必要な情報を取り出す(S21)。
なお、S21の処理では、処方箋情報解析部42は、携帯端末30から取得する処方箋情報について既に「読み込み済み」と記載されているか判断し、「読み込み済み」と記載されていない場合には有効な処方箋情報と判断して取り出す。
薬剤師端末40は、処方箋情報整形部43により取り出した処方箋情報を処方箋フォーマットに当てはめることで処方箋の画像を形成する(S22)。薬剤師端末40は、薬剤師による処方箋の印刷指示を受け付けると、プリンタドライバ44により処方箋情報整形部43で形成された処方箋の画像を印刷できる形式に変換して印刷データを生成する(S23)。
薬剤師端末40は、通信部45を介してプリンタ50に印刷データを出力して、プリンタ50により印刷し(S24)、処理を終了する。
<データ例>
図9は、第1実施形態で用いられるデータの一例を示す図である。図9(A)は、処方情報DBに格納される処方情報の一例を示している。図9(B)は、処方情報と関連づけて処方情報DBに格納される薬剤情報の一例を示している。図9(C)は、患者情報DBに格納される患者情報の一例を示している。図9(D)は、結合情報管理部により作成される処方箋情報の一例を示している。
図9(A)に示す処方情報は、例えば「患者ID」、「薬ID」、「1回量」、「用法/用量」、「処方日数」等のデータ項目を有するが、これに限定されるものではない。
「患者ID」は、患者を識別する識別情報を表している。「薬ID」は、薬を識別する識別情報を表している。「1回量」は、1回当たりに飲む薬の量を表している。「用法/用量」は、1日当たりにおける薬の飲み方等を表している。「処方日数」は、薬を飲む日数を表している。
図9(B)に示す薬剤情報は、例えば「薬ID」、「名称」、「形状」、「含量」等のデータ項目を有するが、これに限定されるものではない。
「薬ID」は、図9(A)に示す「薬ID」と関連付けられている。「名称」は、薬の名称を表している。「形状」は、錠剤かカプセルか等の薬の形状を表している。「含量」は、その薬の含まれている量を表している。
図9(C)に示す患者情報は、例えば「患者ID」、「氏名」、「生年月日」、「性別」、「保険証番号」、「記号」、「番号」、「住所」等のデータ項目を有するが、これに限定されるものではなく、例えば患者に認証情報として、例えばパスワード等の文字認証の情報、指紋等の生体認証の情報を格納することが可能である。
「患者ID」は、図9(A)に示す「患者ID」と関連付けられている。「氏名」は、患者の名前を表している。「生年月日」は、患者の生年月日を表している。「性別」は、患者の性別を表している。「保険証番号」は、患者の保険証番号を表している。「記号」、「番号」は、被保険者証・被保険者手帳の記号・番号を表している。「住所」は、患者の住所を表している。
図9(D)に示す処方箋情報は、例えば「保険証番号」、「記号」、「番号」、「氏名」、「生年月日」、「性別」、「交付年月日」、「使用期限」、「医療機関所在地」、「医療機関名称」、「医療機関電話番号」、「処方情報1」等のデータ項目を有するが、これに限定されるものではない。
<処方箋フォーマット例>
図10は、第1実施形態で用いられる処方箋フォーマットの一例を示す図である。図10に示す処方箋フォーマットは、薬剤師端末40の処方箋情報整形部43により処方箋情報を当てはめて処方箋の画像を形成するときに用いられる。
処方箋情報整形部43は、予め設定された各項目の領域に、携帯端末30から取得した処方箋情報を当てはめる。これにより、図10に示す処方箋フォーマットの各項目に対して、対応する情報が重畳された処方箋の画像が形成される。
<第2実施形態>
<電子処方箋システム:概略構成>
図11は、第2実施形態における電子処方箋システムの概略構成の一例を示す図である。第2実施形態では、例えば公開鍵暗号方式に基づくデジタル署名により実現される電子署名を用いて、ネットワークN1からネットワークN2に対して提供される処方箋情報を暗号化し、暗号化された処方箋情報を復号する鍵情報を第三者に管理させる。なお、以下の説明において、第1実施形態における電子処方箋システム1と同様の構成については、同様の符号付すものとし、第1実施形態で説明した内容と重複する内容の説明は省略する。
図11に示す電子処方箋システム3は、例えば病院内に設置された医師端末10と、受付端末20と、例えば患者により所有される携帯端末30と、院外にある薬局に設置された薬剤師端末40と、プリンタ50と、処方箋管理サーバ70とを有する。
図11に示すように、処方箋管理サーバ70は、例えばインターネットに代表されるネットワークN3に接続されている。ネットワークN3は、病院内のネットワークN1と薬局に設置されたネットワークN2との間に接続された第3のネットワークである。
受付端末20は、例えば医師等により生成された秘密鍵(第1の鍵)と公開鍵(第2の鍵)のうち、例えば秘密鍵を保持しておく。受付端末20は、処方箋情報加工部23により、例えばICチップに保管する形式に変換した処方箋情報を、例えば処方箋を交付した医師の秘密鍵を用いて暗号化する。受付端末20は、処方箋を識別する識別情報である処方箋IDと、処方箋IDに対応する処方箋情報を復号する公開鍵を関連付けて処方箋管理サーバ70に登録しておく。
携帯端末30は、受付端末20に接続されたICカードリーダライタを介して暗号化された処方箋情報を読み取り、薬剤師端末40に接続されたICカードリーダライタを介して薬剤師端末40で処方箋情報を出力する。
処方箋管理サーバ70は、受付端末20から取得した処方箋IDと、処方箋IDに対応する処方箋情報を復号する公開鍵を関連付けて管理する。処方箋管理サーバ70は、例えば薬剤師端末40から公開鍵の取得要求があった場合には、対応する公開鍵を薬剤師端末40に出力する。
薬剤師端末40は、携帯端末30から暗号化された処方箋情報を取得すると、処方箋IDに基づき処方箋管理サーバ70から対応する公開鍵を取得して、処方箋情報を復号する。また、薬剤師端末40は、復号した処方箋情報を解析して必要な情報を取り出すと、その処方箋情報について「読み込み済み」の情報を、処方箋管理サーバ70に対して書き込む。このように、処方箋管理サーバ70から公開鍵を取得した場合、処方箋管理サーバ70に対し、処方箋IDに「読み込み済み」の情報を対応付けて書き込むことで、1つの処方箋IDを用いて複数の処方箋を取得することを防止することが可能となる。
上述したように処方箋管理サーバ70で公開鍵を管理することで、薬剤師端末40により処方箋の正当性を検証したり、改ざんや偽造等を防止したりすることが可能となる。
<処方箋管理サーバ70の機能構成>
図12は、第2実施形態における処方箋管理サーバの機能構成の一例を示す図である。図12に示すように、処方箋管理サーバ70は、通信部71と、処方履歴管理部72と、証明書管理部73と、処方履歴DB74と、証明書DB75とを有する。
通信部71は、ネットワークN1を介して医師端末10や受付端末20と通信を行い、例えば病院で交付された処方箋の処方箋IDや公開鍵等を取得する。
処方履歴管理部72は、通信部71を介して取得した処方箋IDや「読み込み済み」の情報を管理する。証明書管理部73は、処方履歴管理部72で管理する処方箋IDに対応する電子証明書(公開鍵)を管理する。
処方履歴DB74は、処方履歴管理部72により管理される処方箋IDや「読み込み済み」の情報を蓄積する。証明書DB72は、証明書管理部73により管理される電子証明書を蓄積する。なお、電子証明書は、例えば公開鍵暗号化通信においてデータの暗号化に使用する公開鍵が本物であることを証明するために認証局によって発行される情報である。
上述した実施形態によれば、患者等が所有する携帯端末を介してネットワークN1からネットワークN2に対して暗号化された処方箋情報を提供することで、処方箋情報等のデータ流出に対するセキュリティを向上させることが可能となる。
以上、病院を例に挙げて本発明の実施形態について説明したが、本発明は、病院に限定されることなく適用可能である。病院と薬局とは、患者を診察して薬を提供する、いわゆる提供側のシステムである。病院における医師は患者に対して薬を処方し、薬局における薬剤師は処方にしたがって患者に薬を提供する。
この観点からすると、医師は提供を指示する提供指示者の一例であり、薬剤師や提供指示にしたがい提供する提供者の一例であり、患者は提供される被提供者の一例といえる。また、別の観点では、患者は、医師や薬剤師のもとを訪れる訪問者の一例であり、医師や薬剤師は訪問される被訪問者の一例である。
訪問者は、薬等の物品を提供してもらうために第1の被訪問者のもとを訪れ、処方箋等の提供依頼を第1の被訪問者に発行指示してもらい、提供依頼データを取得する。その後、訪問者は、提供依頼に基づき物品を提供する第2の被訪問者のもとを訪れ、第2の被訪問者に提供依頼データを提示することで物品を取得する。本発明をこのような利用形態において適用し、提供依頼データに対するセキュリティを向上させることも可能である。
このような場合、取り扱う物品や関わるユーザの関係性については病院とは異なることが十分に考えられる。物品は薬ではなく、ユーザの関係性は医師と患者といったものではなくなる。しかしながら、このような物品やユーザの関係性を利用形態に即したものへと転換して情報を扱えば、本発明と同等の技術(情報処理)を適用することが可能である。
なお、上述した実施形態の説明において、病院の利用形態に即した情報、装置、ユーザ等の名称については、上述した観点で適用可能な利用形態に即した情報、装置、ユーザ等の名称へと適宜変更することが可能である。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
1 電子処方箋システム(情報処理システムの一例)
2 コンピュータシステム
10 医師端末
11 画面表示部
12 結合情報管理部
13 処方情報管理部
14 患者情報管理部
15 診察情報管理部
16,21,45,71 通信部
17 処方情報DB
18 患者情報DB
19 診察情報DB
20 受付端末(情報処理装置の一例)
22 処方箋情報受付部
23 処方箋情報加工部(加工手段の一例)
24 ICカードリーダライタ通信部
30 携帯端末
31 ICカードリーダライタ通信部(読取手段、出力手段の一例)
32 処方箋情報記憶部(記憶手段の一例)
33 処方箋情報表示部
40 薬剤師端末
41 ICカードリーダライタ通信部(取得手段の一例)
42 処方箋情報解析部(復号手段の一例)
43 処方箋情報整形部
44 プリンタドライバ
50 プリンタ
61 入力装置
62 表示装置
63 RAM
64 ROM
65 HDD
66 CPU
67 通信I/F
68 外部I/F
68A 記録媒体
70 処方箋管理サーバ(管理サーバの一例)
72 処方履歴管理部
73 証明書管理部
74 処方履歴DB
75 証明書DB
特開2003−263501号公報

Claims (10)

  1. 情報処理装置と携帯端末とを有する情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    ユーザに対して交付される文書の情報を所定のフォーマットに対応するように加工し、加工した前記文書の情報を暗号化する加工手段を有し、
    前記携帯端末は、
    前記加工手段により暗号化された前記文書の情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた前記文書の情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段により記憶された前記文書の情報を、前記文書の情報に基づき前記ユーザに対象物を提供する提供先で出力する出力手段とを有することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記提供先は、
    前記携帯端末から前記暗号化された情報を取得する取得手段と、
    前記読取手段により得られた前記暗号化された情報を復号する復号手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記加工手段は、
    前記ユーザの認証情報に基づき、前記文書の情報を暗号化し、
    前記復号手段は、
    前記ユーザの認証情報に基づき、前記暗号化された情報を復号することを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記ユーザの認証情報は、
    前記ユーザにより設定された文字認証、又は前記ユーザの生体情報であることを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 前記加工手段により前記文書の情報を暗号化する際に用いられる第1の鍵に対応して、前記暗号化された前記文書の情報を復号する第2の鍵を、前記文書の識別情報と対応付けて管理する管理サーバを有し、
    前記提供先は、
    前記加工手段により前記第1の鍵で暗号化された前記文書の情報を、前記携帯端末を介して取得すると、前記文書の識別情報に基づいて前記管理サーバから前記第2の鍵を取得し、取得した前記第2の鍵を用いて前記文書の情報を復号することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  6. 前記提供先は、
    前記携帯端末から前記暗号化された情報を取得した場合、又は前記管理サーバから前記第2の鍵を取得した場合、前記携帯端末又は前記管理サーバに対し、前記文書の情報又は前記文書の識別情報に取得済みの情報を対応付けて書き込むことを特徴とする請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 前記提供先は、
    前記携帯端末から前記暗号化された情報を取得する場合、又は前記管理サーバから前記第2の鍵を取得する場合、前記取得済みの情報に基づき、前記暗号化された情報の有効性を判断することを特徴とする請求項6に記載の情報処理システム。
  8. 情報処理装置と携帯端末とを有する情報処理システムにおける情報処理方法であって、
    前記情報処理装置は、
    ユーザに対して交付された文書の情報を所定のフォーマットに対応するように加工し、加工した前記文書の情報を暗号化する加工手順を有し、
    前記携帯端末は、
    前記加工手順により暗号化された前記文書の情報を読み取る読取手順と、
    前記読取手順により読み取られた前記文書の情報を記憶する記憶手順と、
    前記記憶手順により記憶された文書の情報を、前記ユーザに前記交付された文書に基づき対象物を提供する提供先で出力する出力手順とを有することを特徴とする情報処理方法。
  9. ユーザに対して交付された文書の情報が所定のフォーマットに対応するように加工され、加工された前記文書の情報が暗号化された前記文書の情報を情報処理装置から読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた前記文書の情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段により記憶された前記文書の情報を、前記文書の情報に基づき前記ユーザに対象物を提供する提供先で出力する出力手段とを有することを特徴とする携帯端末。
  10. コンピュータを、
    ユーザに対して交付された文書の情報が所定のフォーマットに対応するように加工され、加工された前記文書の情報が暗号化された前記文書の情報を情報処理装置から読み取る読取手段、
    前記読取手段により読み取られた前記文書の情報を記憶する記憶手段、及び、
    前記記憶手段により記憶された前記文書の情報を、前記文書の情報に基づき前記ユーザに対象物を提供する提供先で出力する出力手段として機能させるための情報処理プログラム。
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