JP2005070484A - 画像形成装置 - Google Patents

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Yujiro Nomura
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Abstract

【課題】 像担持体に直結された歯車の1歯ピッチに起因する回転誤差(周速変動)の影響を除去して、印字品質の劣化の抑制を行う。
【解決手段】 像書き込み手段には副走査方向に複数列の発光素子列が設けられてラインヘッドを形成しており、当該複数列の発光素子列により多重露光を行う。発光素子列の副走査方向の長さをL1、像担持体に直結される歯車の1歯ピッチの長さをL2、像担持体の外径および像担持体に直結される歯車ピッチ円の直径によって決定される定数をkとしたときに、L1>(kL2)/2、とする。この際に、各画素ラインSa〜Siには、周速変動で生じる画像GaとGbが相殺されて正規の画像Gxとほぼ同じ形状の画像が形成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、像担持体に画像形成する際の副走査方向のバンディング対策を施した画像形成装置に関するものである。
画像形成装置として、像担持体、像書き込み手段、帯電手段、現像手段、転写手段などの複数の画像形成用ユニットを備えたものが開発されている。このような画像形成装置においては、駆動モータにより像担持体を駆動する際に、像担持体に直結された歯車の1歯ピッチに起因する回転誤差(周速変動)が生じる。これによって露光位置精度が悪くなり副走査方向の濃度むら(バンディング)の発生が問題となっていた。また、複数色を重ね合わせるカラープリンタにおいては色ずれ等が発生する原因となっていた。このように、前記回転誤差により印字品質の劣化が生ずるという問題があった。
図6は、前記像担持体の周速変動の特性と露光される画像の大きさを示す説明図である。図6(a)は、像担持体の周速変動の特性を示すものであり、横軸には時間Tを、また縦軸には像担持体の周速度Vを設定している。Vaは周速度の通常の値であるが、前記像担持体に取り付けられた歯車の1歯ピッチに起因する回転誤差で、周速度は時間t1を1周期として正弦波状に変動する。
図6(a)に示しているように、周速度は時間の経過と共に通常値から増大していき、時刻taで周速度はVbとなり最大値となる。その後、時間の経過と共に周速度は減少し、時刻tbで周速度は通常値のVaに復帰する。その後の時間の経過と共に周速度は通常値から更に減少して、時刻tcで最小値となり、時刻tdで通常値のVaに復帰する。周速度の半周期の時間はt2である。
図6(b)は、図6(a)のように像担持体の周速度が変動した場合に像担持体上に露光される画像の大きさを示している。周速度が通常値のVaであれば、画像Gxは正規の円形に形成される。周速度が最大値のVbになると、画像Gaは副走査方向に長辺が形成される楕円形状となり、通常の場合よりも露光面積が増大する。周速度が最小値のVcになると、画像Gbは主走査方向に長辺が形成される楕円形状となり通常の場合よりも露光面積が減少する。
このように、歯車ピッチに起因して、像担持体の周速度が一定とならない事により濃度むらが発生する。その理由は、(1)像担持体の周速度が一定でない為、周速が速い位置で露光されたスポットと、遅い位置で露光されたスポットにおいてはスポット形状が異なる。(2)単位面積当たりの露光エネルギーが異なる。このような(1)、(2)の理由によって、濃度にむらが生じる。また、複数色を重ねるカラープリンタでは色ずれが発生する。
図7は、像担持体上の画像形成の例を示す説明図である。図7(b)は、各画素ラインSa〜Siに正規の画像Gxが形成された例を示している。図7(a)は、図6(a)で説明したように像担持体に周速度の変動が発生した場合の画像形成の例を示している。Xは紙送り方向(副走査方向)である。
図7(a)において、ある時刻で画素ラインSaには正規の画像Gxが形成されるものとする。像担持体がX方向に移動して次の画素ラインSbが露光位置に到達する際には、周速度がVaからVbに増大する。このため、画像Gaは副走査方向に長辺が形成される楕円形状となる。像担持体が更にX方向に移動して次の画素ラインScが露光位置に到達する際には、周速度がVbより減少してゆき正常値のVaに復帰する。このため、画素ラインScには正規の画像Gxが形成される。
像担持体がX方向に移動して次の画素ラインSdが露光位置に到達する際には、周速度がVaからVcに減少する。このため、画像Gbは主走査方向に長辺が形成される楕円形状となる。以下、画素ラインには周期的にGx―Ga―Gx―Gb―Gx…の画像形成が繰り返されることになる。
そこで、特許文献1では、像担持体の回転軸に同軸に設けられて連動するフライホイールを備え、像担持体の回転と同時に、フライホイールが共に回転するように構成している。このような構成により、回転するフライホイールの発生する慣性モーメント力により速度変動を抑え、濃度むらを低減する方法が提案されている。また、別の方式として、特許文献2では、エンコーダを用いて回転動作を検出し、正常値と比較演算する事によってLEDラインヘッドの発光タイミングを制御するという方法が提案されている。
特開平2000―98802号公報 特開平2000―89640号公報
前記特許文献1に記載の方式では、余分な部品点数が増える上、形状が大きく、しかも重量のあるフライホイールを取りつける為、装置の大型化、重量増が避けられないという問題があった。また、特許文献2に記載の方式においても、部品点数の増加は避けられなかった。さらに、精度よくエンコーダを取り付けるのは困難であると共に、タイミング制御を行う為に複雑な制御を必要とするという問題があった。
本発明は従来技術のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、像担持体に直結された歯車の1歯ピッチに起因する回転誤差(周速変動)の影響を除去して、印字品質の劣化の抑制を行う画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成する本発明の画像形成装置は、像担持体および像書き込み手段を有し、前記像書き込み手段には副走査方向に複数列の発光素子列が設けられてラインヘッドを形成しており、当該複数列の発光素子列により多重露光を行う画像形成装置において、前記発光素子列の副走査方向の長さをL1、像担持体に直結される歯車の1歯ピッチの長さをL2、像担持体の外径および像担持体に直結される歯車のピッチ円の直径によって決定される定数をkとしたときに、前記L1とL2の関係を、L1>(kL2)/2、とすることを特徴とする。このため、前記のようにL1とL2の大小関係を設定することにより、像担持体に直結される歯車の1歯ピッチに起因する回転誤差(周速変動)の影響を除去して、濃度むらや色ずれのような印字品質劣化の抑制を行うことができる。駆動モータから像担持体までは複数の歯車により動力伝達が行われるが、最も影響が大きい像担持体に直結の歯車について、上記のような関係の設定をしているので、より効果的に印字品質劣化の抑制を行うことができる。また、像書き込み手段はラインヘッドであるため、装置全体を小型化することができる。
また、本発明は、前記ラインヘッドの発光素子を有機ELで構成したことを特徴とする。有機ELは静的な制御が可能であるので、制御系を簡略化できる。
また、本発明の画像形成装置は、像担持体の周囲に帯電手段、像書き込み手段、現像手段、転写手段の各画像形成用ユニットを配した画像形成ステーションを少なくとも2つ以上設け、転写媒体が各ステーションを通過することにより、タンデム方式で画像形成を行うことを特徴とする。このため、タンデム方式の画像形成装置において、像担持体に直結される歯車の1歯ピッチに起因する回転誤差(周速変動)の影響を除去濃度むらや色ずれの発生を抑制することができる。
また、本発明の画像形成装置は、静電潜像を担持可能に構成された像担持体と、ロータリ現像ユニットとを備え、前記ロータリ現像ユニットは、複数のトナーカートリッジに収納されたトナーをその表面に担持するとともに、所定の回転方向に回転することによって異なる色のトナーを順次前記像担持体との対向位置に搬送し、前記像担持体と前記ロータリ現像ユニットとの間に現像バイアスを印加して、前記トナーを前記ロータリ現像ユニットから前記像担持体に移動させることで、前記静電潜像を顕像化してトナー像を形成することを特徴とする。このため、ロータリ現像ユニットを備えた画像形成装置において、像担持体に直結される歯車の1歯ピッチに起因する回転誤差(周速変動)の影響を除去して、濃度むらや色ずれの発生を抑制することができる。
また、本発明の画像形成装置は、中間転写部材を備えたことを特徴とする。このため、中間転写部材を備えたを備えた画像形成装置において、像担持体に直結される歯車の1歯ピッチに起因する回転誤差(周速変動)の影響を除去して、濃度むらや色ずれの発生を抑制することができる。
本発明の画像形成装置によれば、像担持体に直結される歯車の1歯ピッチに起因する回転誤差(周速変動)を除去するために、フライホイールのような重量のある部品点数を増加させる必要がなく、また、エンコーダのような精密な位置合わせを要する制御部品を取り付けることも必要としない。ラインヘッドに取り付けられた発光素子列の副走査方向の長さをL1、像担持体に直結される歯車の1歯ピッチの長さをL2としたときに、L1とL2の大小関係を設定することにより、濃度むらや色ずれのような印字品質の劣化を抑制することができる。
以下、図を参照して本発明を説明する。本発明においては、多重露光を行う際に、図6の時間t2、t3の関係を次のように設定する。ここで、時間t2は、像担持体に取り付けられた歯車の速度変動の半周期(=t1/2)である。また、時間t3は、1スポット露光に要する像担持体の移動時間である。本発明においては、t3>t2とすることを特徴とするものである。t2、t3の関係をt3>t2とすることにより、1スポット露光に要する像担持体の移動時間t3の間に、通常の像担持体の周速度の通常値Vaに対して増加する領域と、Vaよりも減少する領域が含まれることになり、周速度の変動の影響が相殺されることになる。
図2は、像担持体に多重露光を行う際の説明図である。この例では、各発光素子ラインSu〜Szに複数の発光素子Exが配置されているものとする。発光素子ラインSuが最初の露光点、発光素子ラインSzが最後の露光点である。L1は、多重露光を行う際の最初の発光点から最後の発光点までの画素ラインの中心間距離に相当する。すなわち、L1は、ラインヘッドに配列された発光素子列の副走査方向の長さを表している。矢視X方向は副走査方向(紙送り方向)を示している。
図3は、本発明の実施形態に係る像担持体に直結される輪列(歯車)の例を示す説明図である。図3(a)において、1は像担持体、2は像担持体1を駆動するために像担持体に直結される歯車、すなわち、動力源と像担持体1との間に複数列設置されている輪列の中で、像担持体1に直結されている歯車である。像担持体1の直径をR0、前記直結された歯車のピッチ円直径をR1とする。図3(b)は、歯車2の拡大図である。Oは歯車2の中心点、3は歯部とする。また、歯車の1歯ピッチの長さをL2とする。
ここで、図6で説明した像担持体に取り付けられた歯車の周速変動の半周期の時間t2、1スポット露光に要する像担持体の移動時間t3、歯車の周速度V、多重露光を行う際の最初の露光点から最後の露光点までの画素ラインの中心間距離、すなわち、ラインヘッドの副走査方向に配列された発光素子列の長さをL1、歯車ピッチの長さをL2としたときに、これらのパラメータ間には、次のような関係が成立する。
時間t3と前記長さL1の関係は、t3=L1/(kV)、となる。ただし、kは像担持体の外径と、像担持体に直結される歯車ピッチ円の直径によって決定される定数である。また、時間t2と前記長さL2の関係は、t2=L2/(2V)となる。前記のように、t3>t2であるから、L1>(kL2)/2、が成立する。
すなわち、多重露光を行う際の最初の露光点から最後の露光点までの画素ラインの中心間距離L1と、歯車ピッチの長さL2間の関係を、L1>(kL2)/2、に設定することにより、画像の濃度むらを抑制することができる。また、カラー画像を形成する際の色ずれを抑制することができる。すなわち、これらの印字品質劣化要因を抑制することができる。
次に、前記定数kの求め方について説明する。図3(a)に示したように、像担持体の外径をR0、像担持体に連結される歯車ピッチ円直径をR1、像担持体の周速度kV、歯車の周速度V、とすると、次式が成立する。R0/kV=R1/V、これより、k=R0/R1、となる。すなわち、像担持体の外径R0と、像担持体に連結される歯車ピッチ円直径R1より、前記定数kを求めることができる。
図1は、本発明による画像形成の例を示す説明図である。図1(b)は各画素ラインSa〜Siに正規の画像Gyが形成されている例を示している。本発明においては、図1(a)に示されているように、各画素ラインSa〜Siには、副走査方向に長辺が形成される楕円形状の画像Gaと、主走査方向に長辺が形成される楕円形状の画像Gbとが混在する。すなわち、像担持体の通常速度よりも大きい周速変動と、通常速度よりも小さい周速変動の影響が相殺されることになり、多重露光を行う際に、正規の画像に近い形状と露光強さで各画素ラインSa〜Siに画像形成がなされる。
上記の説明は、モノクロプリンタを対象としている。しかしながら、本発明においては4サイクルカラープリンタや、タンデム方式のカラープリンタにも当然適用されるものである。これらのカラープリンタにおいては、本発明の構成とすることにより、色ずれの発生を抑制することができる。このように、本発明においては簡単な構成で濃度むらや色ずれのような印字品質劣化を抑制することができる。
図4は、発光素子として有機ELを用いた画像形成装置の一例を示す縦断側面図である。この画像形成装置は、同様な構成の4個の有機ELアレイ露光ヘッド101K、101C、101M、101Yを、対応する同様な構成である4個の感光体ドラム(像担持体)41K、41C、41M、41Yの露光位置にそれぞれ配置したものであり、タンデム方式の画像形成装置として構成されている。
図4に示すように、この画像形成装置は、駆動ローラ51と従動ローラ52とテンションローラ53が設けられており、テンションローラ53によりテンションを加えて張架されて、図示矢印方向(反時計方向)へ循環駆動される中間転写ベルト50を備えている。この中間転写ベルト50に対して所定間隔で配置された4個の像担持体としての外周面に感光層を有する感光体41K、41C、41M、41Yが配置される。
前記符号の後に付加されたK、C、M、Yはそれぞれ黒、シアン、マゼンタ、イエローを意味し、それぞれ黒、シアン、マゼンタ、イエロー用の感光体であることを示す。他の部材についても同様である。感光体41K、41C、41M、41Yは、中間転写ベルト50の駆動と同期して図示矢印方向(時計方向)へ回転駆動される。
各感光体41(K、C、M、Y)の周囲には、それぞれ感光体41(K、C、M、Y)の外周面を一様に帯電させる帯電手段(コロナ帯電器)42(K、C、M、Y)と、この帯電手段42(K、C、M、Y)により一様に帯電させられた外周面を感光体41(K、C、M、Y)の回転に同期して順次ライン走査する本発明の上記のような有機ELアレイ露光ヘッド101(K、C、M、Y)が設けられている。
また、この有機ELアレイ露光ヘッド101(K、C、M、Y)で形成された静電潜像に現像剤であるトナーを付与して可視像(トナー像)とする現像装置44(K、C、M、Y)と、この現像装置44(K、C、M、Y)で現像されたトナー像を一次転写対象である中間転写ベルト50に順次転写する転写手段としての一次転写ローラ45(K、C、M、Y)と、転写された後に感光体41(K、C、M、Y)の表面に残留しているトナーを除去するクリーニング手段としてのクリーニング装置46(K、C、M、Y)とを有している。
ここで、各有機ELアレイ露光ヘッド101(K、C、M、Y)は、有機ELアレイ露光ヘッド101(K、C、M、Y)のアレイ方向が感光体ドラム41(K、C、M、Y)の母線に沿うように設置される。そして、各有機ELアレイ露光ヘッド1(K、C、M、Y)の発光エナルギーピーク波長と、感光体41(K、C、M、Y)の感度ピーク波長とは略一致するように設定されている。
現像装置44(K、C、M、Y)は、例えば、現像剤として非磁性一成分トナーを用いるもので、その一成分現像剤を例えば供給ローラで現像ローラへ搬送し、現像ローラ表面に付着した現像剤の膜厚を規制ブレードで規制し、その現像ローラを感光体41(K、C、M、Y)に接触あるいは押厚させることにより、感光体41(K、C、M、Y)の電位レベルに応じて現像剤を付着させることによりトナー像として現像するものである。
このような4色の単色トナー像形成ステーションにより形成された黒、シアン、マゼンタ、イエローの各トナー像は、一次転写ローラ45(K、C、M、Y)に印加される一次転写バイアスにより中間転写ベルト50上に順次一次転写され、中間転写ベルト50上で順次重ね合わされてフルカラーとなったトナー像は、二次転写ローラ66において用紙等の記録媒体Pに二次転写され、定着部である定着ローラ対61を通ることで記録媒体P上に定着され、排紙ローラ対62によって、装置上部に形成された排紙トレイ68上へ排出される。
なお、図4中、63は多数枚の記録媒体Pが積層保持されている給紙カセット、64は給紙カセット63から記録媒体Pを一枚ずつ給送するピックアップローラ、65は二次転写ローラ66の二次転写部への記録媒体Pの供給タイミングを規定するゲートローラ対、66は中間転写ベルト50との間で二次転写部を形成する二次転写手段としての二次転写ローラ、67は二次転写後に中間転写ベルト50の表面に残留しているトナーを除去するクリーニング手段としてのクリーニングブレードである。
このように、図4の画像形成装置は、書き込み手段として有機ELアレイを用いているので、レーザ走査光学系を用いた場合よりも、装置の小型化を図ることができる。
次に、本発明に係る画像形成装置に係る他の実施の形態について説明する。図5は、画像形成装置の縦断側面図である。図5において、画像形成装置160には主要構成部材として、ロータリ構成の現像装置161、像担持体として機能する感光体ドラム165、有機ELアレイが設けられている像書込手段(露光ヘッド)167、中間転写ベルト169、用紙搬送路174、定着器の加熱ローラ172、給紙トレイ178が設けられている。
現像装置161は、現像ロータリ161aが軸161bを中心として矢視A方向に回転する。現像ロータリ161aの内部は4分割されており、それぞれイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の4色の像形成ユニットが設けられている。162a〜162dは、前記4色の各像形成ユニットに配置されており、矢視B方向に回転する現像ローラ、163a〜163dは、矢視C方向に回転するトナ−供給ローラである。また、164a〜164dはトナーを所定の厚さに規制する規制ブレードである。
165は、前記のように像担持体として機能する感光体ドラム、166は一次転写部材、168は帯電器、167は像書込手段で有機ELアレイが設けられている。感光体ドラム165は、図示を省略した駆動モータ、例えばステップモータにより現像ローラ162aとは逆方向の矢視D方向に駆動される。
中間転写ベルト169は、従動ローラ170bと駆動ローラ170a間に張架されており、駆動ローラ170aが前記感光体ドラム165の駆動モータに連結されて、中間転写ベルトに動力を伝達している。当該駆動モータの駆動により、中間転写ベルト169の駆動ローラ170aは感光体ドラム165とは逆方向の矢視E方向に回動される。
用紙搬送路174には、複数の搬送ローラと排紙ローラ対176などが設けられており、用紙を搬送する。中間転写ベルト169に担持されている片面の画像(トナー像)が、二次転写ローラ171の位置で用紙の片面に転写される。二次転写ローラ171は、クラッチにより中間転写ベルト169に離当接され、クラッチオンで中間転写ベルト169に当接されて用紙に画像が転写される。
上記のようにして画像が転写された用紙は、次に、定着ヒータHを有する定着器で定着処理がなされる。定着器には、加熱ローラ172、加圧ローラ173が設けられている。定着処理後の用紙は、排紙ローラ対176に引き込まれて矢視F方向に進行する。この状態から排紙ローラ対176が逆方向に回転すると、用紙は方向を反転して両面プリント用搬送路175を矢視G方向に進行する。177は電装品ボックス、178は用紙を収納する給紙トレイ、179は給紙トレイ178の出口に設けられているピックアップローラである。
用紙搬送路において、搬送ローラを駆動する駆動モータは、例えば低速のブラシレスモータが用いられる。また、中間転写ベルト169は色ずれ補正などが必要となるのでステップモータが用いられている。これらの各モータは、図示を省略している制御手段からの信号により制御される。
図の状態で、イエロー(Y)の静電潜像が感光体ドラム165に形成され、現像ローラ62aに高電圧が印加されることにより、感光体ドラム165にはイエローの画像が形成される。イエローの裏側および表側の画像がすべて中間転写ベルト169に担持されると、現像ロータリ161aが矢視A方向に90度回転する。
中間転写ベルト169は1回転して感光体ドラム165の位置に戻る。次にシアン(C)の2面の画像が感光体ドラム165に形成され、この画像が中間転写ベルト169に担持されているイエローの画像に重ねて担持される。以下、同様にして現像ロータリ161の90度回転、中間転写ベルト169への画像担持後の1回転処理が繰り返される。
4色のカラー画像担持には中間転写ベルト169は4回転して、その後に更に回転位置が制御されて二次転写ローラ171の位置で用紙に画像を転写する。給紙トレー178から給紙された用紙を搬送路174で搬送し、二次転写ローラ171の位置で用紙の片面に前記カラー画像を転写する。片面に画像が転写された用紙は前記のように排紙ローラ対176で反転されて、搬送径路で待機している。その後、用紙は適宜のタイミングで二次転写ローラ171の位置に搬送されて、他面に前記カラー画像が転写される。ハウジング180には、排気ファン181が設けられている。
以上、本発明の有機ELアレイ露光ヘッドを用いた画像形成装置を実施例に基づいて説明したが、本発明はこれら実施例に限定されず種々の変形が可能である。
以上説明したように、本発明によれば、像担持体に直結される歯車の1歯ピッチに起因する回転誤差(周速変動)の影響を除去した画像形成装置を構成することができる。
本発明の実施形態を示す説明図である。 本発明の発光素子列の配列を示す説明図である。 本発明の輪列の構成を示す説明図である。 本発明のタンデム方式の画像形成装置の概略構成を示す縦断側面図である。 本発明の他の実施形態を示す画像形成装置の縦断側面図である。 像担持体の周速変動を示す特性図である。 従来の画像形成の例を示す説明図である。
符号の説明
1・・・像担持体、2・・・像担持体に直結された歯車、41(K、C、M、Y)・・・感光体ドラム(像担持体)、42(K、C、M、Y)・・・帯電手段(コロナ帯電器)、44(K、C、M、Y)・・・現像装置、45(K、C、M、Y)・・・一次転写ローラ、46(K、C、M、Y)・・・クリーニング装置、50・・・中間転写ベルト、66・・・二次転写ローラ、101K、101C、101M、101Y・・・有機ELアレイ露光ヘッド、161・・・現像装置、165・・・感光体ドラム、167・・・露光ヘッド、169・・・中間転写ベルト、171・・・二次転写ローラ、P…記録媒体

Claims (5)

  1. 像担持体および像書き込み手段を有し、前記像書き込み手段には副走査方向に複数列の発光素子列が設けられてラインヘッドを形成しており、当該複数列の発光素子列により多重露光を行う画像形成装置において、前記発光素子列の副走査方向の長さをL1、像担持体に直結される歯車の1歯ピッチの長さをL2、像担持体の外径および像担持体に直結される歯車のピッチ円の直径によって決定される定数をkとしたときに、前記L1とL2の関係を、L1>(kL2)/2、とすることを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記ラインヘッドの発光素子を有機ELで構成したことを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記請求項1または請求項2に記載の画像形成装置は、像担持体の周囲に帯電手段、像書き込み手段、現像手段、転写手段の各画像形成用ユニットを配した画像形成ステーションを少なくとも2つ以上設け、転写媒体が各ステーションを通過することにより、タンデム方式で画像形成を行うことを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記請求項1または請求項2に記載の画像形成装置は、静電潜像を担持可能に構成された像担持体と、ロータリ現像ユニットとを備え、前記ロータリ現像ユニットは、複数のトナーカートリッジに収納されたトナーをその表面に担持するとともに、所定の回転方向に回転することによって異なる色のトナーを順次前記像担持体との対向位置に搬送し、前記像担持体と前記ロータリ現像ユニットとの間に現像バイアスを印加して、前記トナーを前記ロータリ現像ユニットから前記像担持体に移動させることで、前記静電潜像を顕像化してトナー像を形成することを特徴とする画像形成装置。
  5. 中間転写部材を備えたことを特徴とする、請求項3または請求項4に記載の画像形成装置。
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