JP2005067253A - 車両用自動変速操作装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シフトレバー1に配設されたロックピン2の移動を規制又は許容する誤操作防止窓部10が設けられ、シフトレバー1の回動方向と略平行な一方の側面に取り付けられる第1ブラケット8と、シフトレバー1がパーキング位置にあるとき、シフトレバー1の回動を規制又は該規制を解除するパーキングロック手段11、12、及び該パーキングロック手段による規制を強制解除する強制解除手段13が設けられ、シフトレバー1の回動方向と略平行な他方の側面に取り付けられる第2ブラケット9とを有し、これら第1ブラケット8及び第2ブラケット9でシフトレバー1の回動基端側を挟持したものである。
【選択図】 図8
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シフトレバーを回動自在に保持するとともに、該シフトレバーの先端側に形成されたプッシュノブの押圧操作によりスライド可能とされつつ当該シフトレバーと共に移動するロックピンを有した車両用自動変速操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両が具備する自動変速機を操作するための自動変速操作装置は、通常、運転者が変速操作するためのシフトレバーを有しており、該シフトレバーを所望位置まで回動させることにより、当該自動変速機を任意に操作可能とされている。例えば、パーキング位置(P)、リバース位置(R)、ドライブ位置(D)及び2速位置(2)の間でシフトレバーが回動するよう構成されている。
【0003】
かかるシフトレバーは、従来、一体のブラケットによって回動自在に保持されており、そのブラケットに取付金具を取り付けて車体に固定することにより、自動変速操作装置が車両に取り付けられるよう構成されていた。一方、シフトレバーの先端側には、運転者が押圧操作可能なプッシュノブが形成されており、該プッシュノブを押圧操作しないと、シフトレバーがパーキング位置(P)からリバース位置(R)(ドライブ位置(D)から2速位置(2)も同様)に回動されないようになっている。
【0004】
例えば特許文献1で開示されているように、シフトレバーには、プッシュノブの押圧操作と連動してスライドするロックピンが設けられているとともに、当該プッシュノブを押圧操作してロックピンを下方にスライドさせないと、そのロックピンと干渉して当該シフトレバーの回動を規制する部位、及びプッシュノブの押圧操作なしでもシフトレバーの回動を許容する部位とが形成された形状の誤操作防止窓部がブラケットに設けられている。
【0005】
更に、同文献に開示されているように、ブラケットには、シフトレバーがパーキング位置にあるとき、シフトレバーの一部と係合して、その回動動作を規制、又は係合を解いて規制を解除すべく、ソレノイド等を有したパーキングロック手段と、該パーキングロック手段による規制を強制解除するための強制解除手段とが配設されている。
【0006】
【特許文献1】
特開平8−132908号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の自動変速操作装置においては、一体のブラケットに誤操作防止窓部と、パーキングロック手段及び強制解除手段とが形成されているため、以下の如き問題があった。即ち、自動変速操作装置が取り付けられる車両の種類によっては、シフトレバーの回動角や回動範囲、及びレンジの数(例えば、上記の如く「P」「R」「D」「2」の他、「1」等他のレンジがある場合等)が異なり、それに応じて誤操作防止窓部の形状を異ならせる必要がある一方、パーキングロック手段及び強制解除手段は、シフトレバーの回動角等によっては取り付け位置及び角度を変更する必要はない。
【0008】
然るに、上記誤操作防止窓部、パーキングロック手段及び強制解除手段は、一体のブラケットに形成されているため、シフトレバーの回動角等が異なる自動変速操作装置が取り付けられる車種毎に、ブラケット全体を変更させる必要があった。従って、一つのブラケットを回動角度等が異なる自動変速操作装置へ流用するのが困難となり、それぞれのブラケットを用意する必要があるため、製造コストが悪化するという問題があった。
【0009】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、シフトレバーの回動角などが異なる他機種への展開が比較的容易であり、製造コストの悪化を抑制することができる車両用自動変速装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、シフトレバーを回動自在に保持するとともに、該シフトレバーの先端側に形成されたプッシュノブの押圧操作によりスライド可能とされつつ当該シフトレバーと共に移動するロックピンを有した車両用自動変速操作装置であって、前記シフトレバーに配設された前記ロックピンの移動を規制又は許容する誤操作防止窓部が設けられ、当該シフトレバーの回動方向と略平行な一方の側面に取り付けられる第1ブラケットと、前記シフトレバーがパーキング位置にあるとき、当該シフトレバーの回動を規制又は該規制を解除するパーキングロック手段、及び該パーキングロック手段による規制を強制解除する強制解除手段が設けられ、前記シフトレバーの回動方向と略平行な他方の側面に取り付けられる第2ブラケットとを有し、これら第1ブラケット及び第2ブラケットで前記シフトレバーの回動基端側を挟持したことを特徴とする。
【0011】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の車両用自動変速操作装置において、前記シフトレバーの回動基端側を介して第1ブラケットと第2ブラケットとを連結する複数の連結部材を有するとともに、これらのうち一つの連結部材が前記シフトレバーの回動軸を成すことを特徴とする。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の車両用自動変速装置において、前記第1ブラケット及び第2ブラケットは、これらの下部がそれぞれ外側に屈曲形成されて、全体として略L字状とされるとともに、各々の屈曲部が車体へ固定されるよう構成されたことを特徴とする。
【0013】
請求項4記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の車両用自動変速装置において、前記第1ブラケット又は第2ブラケットのうち一方の下部が内側及び外側に屈曲形成され、全体として逆T字状とされるとともに、これら内側及び外側に延びた屈曲部が車体へ固定されるよう構成されたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係る車両用自動変速操作装置は、車両が具備する自動変速機(オートマチックトランスミッション)の変速操作を行うためのものであり、図1〜図5に示すように、シフトレバー(セレクトレバー)1と、カバー部材(エスカッション)3と、第1ブラケット8と、第2ブラケット9とから主に構成されている。
【0015】
シフトレバー1は、その先端側において運転者が把持し得るよう構成されるとともに、カバー部材3、第1ブラケット8及び第2ブラケット9に対して回動自在とされたものである。即ち、当該シフトレバー1は、図5で示す如きカバー部材3に形成された回動用長孔3aに挿通されて組み付けられ、パーキング位置(P)、リバース位置(R)、ドライブ位置(D)及び2速位置(2)の間で回動し、自動変速機(不図示)に対して所望の変速操作を行うようになっている。
【0016】
また、図4に示すように、シフトレバー1の先端側には、運転者が押圧操作可能なプッシュノブ1aが形成されており、該プッシュノブ1aの押圧操作により当該シフトレバー1の長手方向に延びるロッド6が下方にスライドし得るよう構成されているとともに、該ロッド6の基端に配設されたスプリング7が常時当該ロッド6を上方に付勢しているため、プッシュノブ1aから指を離すと、ロッド6が上方に戻るようになっている。
【0017】
かかるロッド6には、同図に示すように、ロックピン2が当該ロッド6の長手方向と略直交して延設されており、ロッド6のシフトレバー1内でのスライドと共にロックピン2も上下方向へスライドし得るよう構成されている。即ち、図8に示すように、シフトレバー1の回動基端側(同図における下部側)には、上下方向に延びるピン挿通孔1bが形成されており、ロックピン2は、ピン挿通孔1bに沿ってロッド6と共に上下方向にスライドするとともに、シフトレバー1と共に回動動作する。
【0018】
第1ブラケット8は、図1及び図8に示すように、シフトレバー1の回動方向と略平行な一方の側面(図2中右側面)に取り付けられたもので、誤操作防止窓10、及び3つのボルト孔8a〜8cが形成されている。誤操作防止窓部10は、ロックピン2の一端(図4中左端)を挿通する位置に形成されており、そのロックピン2の移動を規制又は許容する形状とされている。尚、図8中符号16は、誤操作防止窓部10の上縁部に固定されたクッション材を示している。
【0019】
具体的には、誤操作防止窓部10は、図9に示すような形状とされており、ロックピン2が上方の位置である場合(プッシュノブ1aが押圧操作されていない状態)において、シフトレバー1をパーキング位置(P)からリバース位置(R)へ回動させようとすると、ロックピン2と当接する部位が形成されており、当該シフトレバー1の回動を規制し得るよう構成されている。
【0020】
即ち、運転者の意識的操作を図るため、プッシュノブ1aを押圧操作してロックピン2を下方へ移動させ、該ロックピン2が誤操作防止窓10と当接しない位置とすることにより、シフトレバー1がパーキング位置(P)からリバース位置(R)までの回動が許容されるよう構成されているのである。尚、同様な観点から、シフトレバー1をリバース位置(R)からパーキング位置(P)、ニュートラル位置(N)からリバース位置(R)、及びドライブ位置(D)から2速位置(2)まで回動させる際にも、プッシュノブ1aを押圧させる必要がある。
【0021】
一方、第2ブラケット9は、図3及び図8に示すように、シフトレバー1の回動方向と略平行な他方の側面(図2中左側面)に取り付けられたもので、その外側面には、パーキングロック手段としてのソレノイド11及び規制部材12と、強制解除手段13とが配設されている。尚、第2ブラケット9には、ロックピン2の他端(図4中右端)を挿通する位置に開口15が形成されているが、該開口15は当該ロックピン2の動作を許容する形状(略矩形状)とされている。
【0022】
ソレノイド11及び規制部材12から成るパーキングロック手段は、不用意な急発進防止の観点から、シフトレバー1がパーキング位置(P)にあるとき、当該シフトレバー1の回動を規制又は該規制を解除するためのもので、図10に示すように、ソレノイド11の動作によって伸縮する操作部11aに規制部材12が連結されて構成されている。そして、ソレノイド11の操作部11aが伸長した状態では、同図に示すように、規制部材12の先端面12aがロックピン2の他端と当接して、プッシュノブ1aを押圧操作してもパーキング位置(P)のシフトレバー1におけるロックピン2が下方へスライドしないようになっている。
【0023】
また、運転者がブレーキペダルを踏み込んだことをセンサ等で認識して車両側からソレノイド11に電気信号が送信されると、当該ソレノイド11の操作部11aが収縮し、これにより規制部材12がその回転軸12bを中心として回転する。従って、規制部材12の先端面12aも移動して、プッシュノブ1aを押圧操作すればロックピン2が下方へスライド可能とされ、シフトレバー1がパーキング位置(P)からリバース位置(R)へ回動するのを許容することができる。
【0024】
ところで、車両に何らかの電気的不具合が生じた場合、操作部11aが作動しない虞がある。そこで、ソレノイド11の駆動によらず、強制的に規制部材12を回転させ、パーキングロック手段による規制を解除する強制解除手段13が第2ブラケット9に設けられている。
【0025】
かかる強制解除手段13は、同図に示すように、軸13aを中心に揺動可能とされるとともに、その一端に操作面13b、他端に作用面13cが形成されている。そして、カバー部材3に形成されたリッド4(図5参照)を取り外して、図3に示すように、挿通孔5からキーKを差し込むと、そのキーKの先端が操作面13bを押圧し、強制解除手段13が軸13aを中心に揺動するようになっている。かかる揺動により、強制解除手段13の作用面13cが操作部11a側に形成された突出部12cを押圧するので、ソレノイド11の操作部11aが収縮した場合と同様の方向に当該規制部材12が回転し、パーキングロック手段による規制を解除することができる。
【0026】
更に、第2ブラケット9の内側面からは、図7に示すように、それぞれが棒状に形成された3本の連結部材9a〜9cが延設されており、各連結部材9a〜9cの先端近傍にはオネジ部が形成されている。また、各連結部材9a〜9cは、第1ブラケット8に形成されたボルト孔8a〜8cと対応した位置に形成されており、図8に示すように、シフトレバー1の回動基端側を介して、各連結部材9a〜9cを各ボルト孔8a〜8cに挿通し、当該連結部材9a〜9cのオネジ部にナットNa〜Ncを螺合させることにより、第1ブラケット8及び第2ブラケット9でシフトレバー1の回動基端側を挟持するよう構成されている。
【0027】
ここで、3つの連結部材9aから9cのうちの1本である連結部材9cは、シフトレバー1の回動基端側に形成された回動中心孔14に挿通されており、これにより、シフトレバー1の回動軸を成している。このように、連結部材の1本をシフトレバー1の回動軸とすることにより、別途回動軸を設けるものに比べ、部品点数を削減できるとともに、組み付け性を向上させることができる。
【0028】
また、第1ブラケット8及び第2ブラケット9は、図4及び図8に示すように、これらの下部がそれぞれ外側に屈曲形成されて、全体として略L字状とされるとともに、各々の屈曲部A及びBが車体へ固定されるよう構成されている。従って、個々のブラケットを固定するためのベース部材等を不要とすることができ、部品点数を削減できて製造コストを低減させることができる。尚、屈曲部A及びBのそれぞれにボルト孔を形成しておき、該ボルト孔にボルトを挿通して車体に固定するようにするのが好ましい。
【0029】
上記車両用自動変速操作装置によれば、シフトレバー1の回動基端側における一方の側面には誤操作防止窓部10が形成された第1ブラケット8、他方の側面にはパーキングロック手段(ソレノイド11及び規制部材12)及び強制解除手段13が設けられた第2ブラケット9がそれぞれ配設されているので、以下の如き効果を奏することができる。
【0030】
シフトレバーの回動角、回動範囲及びレンジ数等が異なる他の自動変速操作装置に対して第1ブラケット8のみを変更すれば足り、第2ブラケット9はそのまま流用できるため、当該自動変速操作装置の他機種への展開が比較的容易であり、製造コストの悪化を抑制することができる。即ち、シフトレバーの回動角等が異なるのに応じて変更が必要なのは主に誤操作防止窓部であり、かかる誤操作防止窓部が形成された第1ブラケット8を自動変速操作装置の機種に応じて取り替えれば、機種の違いにあまり依存しない第2ブラケット9はそのまま流用することができるのである。
【0031】
更に、本構成の如き自動変速操作装置によれば、片側(第1ブラケット8又は第2ブラケット9)から順に組み付けることも可能であるため、組み付け性の向上を図ることができる。即ち、従来のブラケットが一体のものにおいては、シフトレバー等を組み付ける方向等に制限があった(具体的には、シフトレバーの回動方向に対して垂直方向からの組み付けが必要であった)のに対し、本実施形態によれば、片側からの組み付けが可能であるため、ブラケット間に介在させるシフトレバー等の組み付け方向に制限がなく、組み付け性が向上するのである。
【0032】
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば図11及び図12に示すように、誤操作防止窓部10が形成された第1ブラケット8’の下部が内側及び外側に屈曲形成され、全体として逆T字状とされるとともに、これら内側及び外側に延びた屈曲部C及びDが車体へ固定されるよう構成されたものとしてもよい。
【0033】
かかる他の実施形態によれば、上記の如く各ブラケットの下部をそれぞれL字状にしたものと同様、個々のブラケットを固定するためのベース部材等を不要とすることができ、部品点数を削減できて製造コストを低減させることができるとともに、第2ブラケット9’の下部を屈曲形成することが不要とされる。尚、かかる実施形態に代えて、パーキングロック手段及び強制解除手段が配設された第2ブラケットの下部が内側及び外側に屈曲形成され、全体として逆T字状とされるとともに、これら内側及び外側に延びた屈曲部を車体へ固定するよう構成してもよい。
【0034】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、シフトレバーの回動基端側における一方の側面には誤操作防止窓部が形成された第1ブラケット、他方の側面にはパーキングロック手段及び強制解除手段が設けられた第2ブラケットがそれぞれ配設されているので、シフトレバーの回動角等が異なる他の自動変速操作装置に対して第1ブラケットのみを変更すれば足り、第2ブラケットはそのまま流用できるため、当該自動変速操作装置の他機種への展開が比較的容易であり、製造コストの悪化を抑制することができる。
【0035】
請求項2の発明によれば、シフトレバーの回動基端側を介して第1ブラケットと第2ブラケットとを連結する複数の連結部材を有するとともに、これらのうち一つの連結部材がシフトレバーの回動軸を成すので、部品点数を削減できるとともに、組み付け性を向上させることができる。
【0036】
請求項3の発明によれば、第1ブラケット及び第2ブラケットは、これらの下部がそれぞれ外側に屈曲形成されて、全体として略L字状とされるとともに、各々の屈曲部が車体へ固定されるよう構成されているので、個々のブラケットを固定するためのベース部材等を不要とすることができ、部品点数を削減できて製造コストを低減させることができる。
【0037】
請求項4の発明によれば、第1ブラケット又は第2ブラケットのうち一方の下部が内側及び外側に屈曲形成され、全体として逆T字状とされるとともに、これら内側及び外側に延びた屈曲部が車体へ固定されるよう構成されているので、請求項3の発明と同様、個々のブラケットを固定するためのベース部材等を不要とすることができ、部品点数を削減できて製造コストを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る車両用自動変速操作装置を示す右側面図
【図2】同正面図
【図3】同左側面図
【図4】図3におけるIV−IV線断面図
【図5】本発明の実施形態に係る車両用自動変速操作装置におけるカバー部材を示す上面図
【図6】本発明の実施形態に係る車両用自動変速操作装置における第2ブラケットを示す左側面図
【図7】同正面図
【図8】本発明の実施形態に係る車両用自動変速操作装置の一部における分解斜視図
【図9】本発明の実施形態に係る車両用自動変速操作装置における第1ブラケットに形成された誤操作防止窓部を示す模式図
【図10】本発明の実施形態に係る車両用自動変速操作装置における第2ブラケットに配設されたパーキングロック手段及び強制解除手段を示す模式図
【図11】本発明の他の実施形態に係る車両用自動変速操作装置を示す斜視図
【図12】同他の角度から見た斜視図
【符号の説明】
1…シフトレバー
1a…プッシュノブ
2…ロックピン
3…カバー部材
4…リッド
5…挿通孔
6…ロッド
7…スプリング
8…第1ブラケット
9…第2ブラケット
9a〜9c…連結部材
10…誤操作防止窓部
11…ソレノイド(パーキングロック手段)
11a…操作部
12…規制部材(パーキングロック手段)
13…強制解除手段
14…回動中心孔
15…開口
16…クッション材
Claims (4)
- シフトレバーを回動自在に保持するとともに、該シフトレバーの先端側に形成されたプッシュノブの押圧操作によりスライド可能とされつつ当該シフトレバーと共に移動するロックピンを有した車両用自動変速操作装置であって、
前記シフトレバーに配設された前記ロックピンの移動を規制又は許容する誤操作防止窓部が設けられ、当該シフトレバーの回動方向と略平行な一方の側面に取り付けられる第1ブラケットと、
前記シフトレバーがパーキング位置にあるとき、当該シフトレバーの回動を規制又は該規制を解除するパーキングロック手段、及び該パーキングロック手段による規制を強制解除する強制解除手段が設けられ、前記シフトレバーの回動方向と略平行な他方の側面に取り付けられる第2ブラケットと、
を有し、これら第1ブラケット及び第2ブラケットで前記シフトレバーの回動基端側を挟持したことを特徴とする車両用自動変速操作装置。 - 前記シフトレバーの回動基端側を介して第1ブラケットと第2ブラケットとを連結する複数の連結部材を有するとともに、これらのうち一つの連結部材が前記シフトレバーの回動軸を成すことを特徴とする請求項1記載の車両用自動変速操作装置。
- 前記第1ブラケット及び第2ブラケットは、これらの下部がそれぞれ外側に屈曲形成されて、全体として略L字状とされるとともに、各々の屈曲部が車体へ固定されるよう構成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用自動変速装置。
- 前記第1ブラケット又は第2ブラケットのうち一方の下部が内側及び外側に屈曲形成され、全体として逆T字状とされるとともに、これら内側及び外側に延びた屈曲部が車体へ固定されるよう構成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用自動変速装置。
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WO2019044373A1 (ja) * | 2017-08-31 | 2019-03-07 | 津田工業株式会社 | シフトレバーユニット |
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- 2003-08-27 JP JP2003208962A patent/JP4391149B2/ja not_active Expired - Lifetime
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WO2019044373A1 (ja) * | 2017-08-31 | 2019-03-07 | 津田工業株式会社 | シフトレバーユニット |
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