JP2005066685A - 粉末成形装置とその粉末充填方法 - Google Patents

粉末成形装置とその粉末充填方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 、複数の給粉装置を用いる必要がなく、金型の充填空間に原料粉末を複層充填することができる粉末成形装置とその粉末充填方法を提供する。
【解決手段】 フィーダー21は、フィーダー本体22と、このフィーダー本体22内の左右に並んで設けられ第1の原料粉末G1を収納する第1の粉末収納室25及び第2の原料粉末G2を収納する第2の粉末収納室26と、フィーダー本体22を前後に移動する前後移動手段31と、第1及び第2の粉末収納室25,26を左右に移動する左右移動手段32とを備える。金型1上でフィーダー本体22を前進させ、充填空間6の上に第1の粉末収納室25を位置させ、第1の粉末収納室25から第1の原料粉末G1を充填空間6に充填する。この後、左右移動手段32により第1及び第2の粉末収納室25,26を左右に移動し、充填空間6の上に第2の粉末収納室26を位置させ、第2の粉末収納室26から第2の原料粉末G2を充填空間6に充填する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、粉末成形装置とその粉末充填方法に関する。
粉末冶金においては、鉄などの金属を主成分とする原料粉末を粉末成形プレスで圧縮して圧粉体を成形し、この圧粉体を焼結炉で加熱して焼結している。また、原料粉末の給粉装置として、原料粉末を貯蔵した原料容器から、成形用金型上で移動するフィーダー本体内に原料粉末を供給し、このフィーダー本体から成形用金型装置内に原料粉末を充填するようにしている(例えば特許文献1)。
また、成形用金型装置の充填空間内に原料粉末を複層に供給して複層圧粉体を製造する方法として、下パンチとダイおよびコアロッドの上面を同一平面とする抜き出し状態にし、ダイを覆うように第1の粉末充填装置を前進させたのち、第1粉末充填空間を形成しながら、第1の粉末を充填し、ついで、ダイを覆うように第2の粉末充填装置を回転前進させると同時に、負圧を生じないような速度で、第2粉末充填空間を形成しながら、好ましくは第2の粉末充填装置をシェーキングさせて、第2の粉末を充填したのち、上パンチと下パンチとにより圧粉体し、さらに圧粉体を抜き出す方法が提案されている(例えば特許文献2)。
しかし、上記複層圧粉体を製造では、2つの粉末充填装置を用いるため、装置が複雑になる問題がある。
そこで、フィーダーの内部の左右に区画したもの(例えば特許文献3)があるから、公知ではないが、前記フィーダーの左右を前後向きとし、フィーダーの内部を前後に仕切れば、1つのフィーダーで複層充填を行うことができる。これを図12〜図15により説明すると、粉末成形装置の金型101は、ダイ102とコアロッド103と下パンチ104と上パンチ105とを備え、ダイ102内、すなわちダイ102とコアロッド103と下パンチ104との間にキャビティたる充填空間106を形成する。また、フィーダーはフィーダー本体111の内部を前後に仕切り、第1の粉末収納室112と第2の粉末収納室113とを有する。また、フィーダー本体111は前後移動手段により前後に移動する。
そして、円筒状の圧粉体を成形する例を説明すると、図12に示すように、下パンチ104を上昇して充填空間106を閉塞した状態で、金型101の上面に沿ってフィーダー本体111を前進し、第2の粉末収納室113が充填空間106の上部にきた位置で停止し、図13に示すように、前記下パンチ104を所定量だけ降下し、充填空間106内に第2の原料粉末113Gを充填し、この後、図14に示すように、第1の粉末収納室112が充填空間106の上部となる位置までフィーダー本体111を後退して停止し、図15に示すように、下パンチ104を所定量だけ降下し、充填空間106内の上部に第1の原料粉末112Gを充填し、この後、フィーダー本体111は移動前の位置まで後退する。これにより、充填空間106内の上下に第1及び第2の原料粉末112G,113Gを層状に充填することができ、上パンチ105を降下し、原料粉末112G,113Gを圧縮して圧粉体を成形できる。
このようにフィーダー本体111の前進後退動作と、下パンチの昇降動作を組み合わせることにより、1つのフィーダー本体111を駆動するだけで、複層圧粉体を成形することができる。
ところで、圧粉体の形状などにより、例えば、圧粉体の角部を面取り状に仕上げるため、下パンチの外周とダイとの内周に隙間を設ける場合(例えば特許文献4)では、上記の方法を用いることができないことがある。すなわち、図16〜図17により説明すると、圧粉体121は彎曲状の面取り角部122を有し、これに対応して、ダイ102に面取り角部形成部107を設ける。この金型101により上記方法を用いた場合、まず、図16に示すように、下パンチ104を上昇してその上端を金型101の上面に合わせ、金型101の上面に沿ってフィーダー本体111を前進すると、ダイ102と下パンチ104の外周との間に第1の原料粉末112Gが入り込み、さらに、図17に示すように、フィーダー本体111を前進し、第2の粉末収納室113が充填空間106の上部にきた位置で停止し、前記下パンチ104を所定量だけ降下すると、前記第1の原料粉末112Gの上に第2の原料粉末113Gが充填され、この後、上記図15と同様に第2の原料粉末113Gの上に第1の原料粉末112Gを充填するから、下から第1,第2,第1の原料粉末112G,113G,112Gと三層構造となってしまい、二層圧粉体を成形することができない。
特開2003−164995号公報 特開2003−71597号公報 特開平6−210495号公報 特開昭57−140802号公報
本発明は、このような問題点を解決しようとするもので、複数の給粉装置を用いる必要がなく、金型の充填空間に原料粉末を複層充填することができる粉末成形装置とその粉末充填方法を提供することを目的とする。
請求項1の粉末成形装置は、金型に設けられ上部が開口した充填空間と、前記金型の上面に沿って移動し第1の原料粉末と第2の原料粉末とを前記充填空間に上下に充填するフィーダーとを備えた粉末成形装置において、前記フィーダーは、フィーダー本体と、このフィーダー本体内の左右に並んで設けられ前記第1の原料粉末を収納する第1の粉末収納室及び前記第2の原料粉末を収納する第2の粉末収納室と、前記フィーダー本体を前後に移動する前後移動手段と、第1及び第2の粉末収納室を左右に移動する左右移動手段とを備えるものである。
また、請求項2の粉末成形装置は、前記左右移動手段は、前記フィーダー本体に対して前記第1及び第2の粉末収納室を左右に移動するものである。
また、請求項3の粉末成形装置は、前記充填空間内には、下金型部材が昇降可能に設けられ、この下金型部材は前記第1の原料粉末が充填された後、降下するものである。
請求項4の粉末成形方法は、上部が開口した金型の充填空間内に、前記金型の上面に沿って移動するフィーダーにより、第1の原料粉末と第2の原料粉末とを上下に充填する粉末成形装置の粉末充填方法において、前記フィーダーは、フィーダー本体と、フィーダー本体内の左右に並んで設けられ前記第1の原料粉末を収納する第1の粉末収納室及び前記第2の原料粉末を収納する第2の粉末収納室とを備え、開始位置から前記フィーダー本体が前後方向に移動して前記第1の粉末収納室から前記充填空間に第1の原料粉末を充填した後、第2の粉末収納室が前記充填空間上に移動して前記第2の粉末収納室から前記充填空間に第2の原料粉末を充填し、この後、前記前後方向と逆方向に前記フィーダー本体が移動して前記開始位置に戻る方法である。
また、請求項5の粉末成形方法は、前記第2の粉末収納室が前記充填空間上に移動する際、前記第1及び第2の粉末収納室がフォーダ本体に対して移動する方法である。
請求項1の構成によれば、金型上でフィーダー本体を前進させ、充填空間の上に第1の粉末収納室を位置させ、該第1の粉末収納室から第1の原料粉末を充填空間に充填する。この後、左右移動手段により第1及び第2の粉末収納室を左右に移動し、充填空間の上に第2の粉末収納室を位置させ、該第2の粉末収納室から第2の原料粉末を充填空間に充填する。この後、フィーダー本体をそのまま後退させて、充填空間内に第1及び第2の原料粉末が二層に充填される。したがって、第1の粉末収納室が充填空間の上を2回移動することがなく、確実な二層成形が可能となる。また、前進後・左右移動して第1の原料粉末が充填され、左右移動後・後退して第2の原料粉末が充填されるため、充填空間に原料粉末を均一に充填することができる。
また、請求項2の構成によれば、左右移動手段によりフィーダー本体に対して第1及び第2の粉末収納室を左右に移動するから、フィーダー本体は一般的な前後動のみで済み、構造簡易なものとなる。
また、請求項3の構成によれば、第1の原料粉末が充填した後、下金型部材が降下し、この降下した分だけ、第2の原料粉末が充填空間内に充填される。
請求項4の構成によれば、第1の粉末収納室が充填空間の上を2回移動することがなく、確実な二層成形が可能となる。また、前進後・左右移動して第1の原料粉末が充填され、左右移動後・後退して第2の原料粉末が充填されるため、充填空間に原料粉末を均一に充填することができる。
また、請求項5の構成によれば、フィーダー本体は一般的な前後動のみで済み、工程がスムーズに行われる。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。各実施例では、従来とは異なる新規な粉末成形装置とその粉末充填方法を採用することにより、従来にない粉末成形装置とその粉末充填方法が得られ、その粉末成形装置とその粉末充填方法を夫々記述する。
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。図1〜図8は本発明の第1実施例を示し、同図に示すように、粉末成形装置の金型1は、上下方向を軸方向(プレス上下軸方向)としており、ダイプレート11に固定されたダイ2と、コアロッド3と、下パンチ4と、上パンチホルダー(図示せず)に保持された上パンチ5とからなっており、ダイ2内、すなわちダイ2及び上パンチ5と下パンチ4との間にキャビティたる充填空間6を形成する。
前記ダイ2はほぼ円筒形状で、このダイ2内にほぼ円柱形状の前記コアロッド3が同軸的に位置している。前記下パンチ4は、下金型部材であり、ほぼ円筒形状で、ダイ2とコアロッド3間に下方から上下動自在に嵌合し、前記ダイ2の径大部2Aの内周面と該下パンチ4の外周面と隙間12を形成する。また、前記径大部2Aの下部は段部2Bとなっており、この段部2Bの径大部2Aとの間に面取り角部形成部2Cが設けられている。前記上パンチ5は、ほぼ円筒形状で、ダイ2およびコアロッド3間に上方から上下動自在にかつ挿脱自在に嵌合するものである。そして、前記面取り角部成形部2Cは圧粉体の角部を面取り状に形成する部分である。
一方、フィーダー21は、下部が開口したフィーダー本体22を備え、このフィーダー本体22内には、下部が開口した収納ボックス23が左右方向移動可能に設けられ、さらに、その収納ボックス23は左右方向両側に側壁24R,24Lが設けられ、さらに、収納ボックス23の内部は、左右方向中央の隔壁24Cにより、第1及び第2の粉体収納室25,26に区画形成されている。そして、前記第1及び第2の粉体収納室25,26の左右幅はほぼ等しく、フィーダー本体22の収納ボックス23との間の空間27の左右幅は、それら粉体収納室25,26とほぼ等しく形成されている。尚、前記第1及び第2の粉体収納室25,26の上部には、原料供給路たるホース(図示せず)の一端がそれぞれ接続され、各ホースの他端はそれぞれ図示しないホッパーに接続されており、各ホースの一端は第1及び第2の粉体収納室25,26と同体的に移動する。そして、前記各ホッパー内の原料粉末G1,G2が各粉末収納室25,26に供給される。
また、前記金型1は、前記フィーダー本体22を該金型1の上面に沿って摺動状態で前後に移動する前後移動手段31を備える。また、前記フィーダー21には、前記フィーダー本体22に対して前記収納ボックス23を左右に移動する左右移動手段32が設けられ、この左右移動手段32はフィーダー本体22に組み込まれている。この左右移動手段32としては、前記フィーダー本体22に設けた伸縮シリンダなどにより構成することができ、油圧や空気圧を動力源とする前記伸縮シリンダの伸縮により、フィーダー本体22内において収納ボックス23が左右に移動するように構成したり、左右移動手段32として、電動モータとこの電動モータを収納ボックスの移動に変換する移動機構などにより構成してもよい。
図8に示すように、前記金型1により成形される圧粉体7は、筒状をなし、上下の原料粉末G2,G1が層をなし、その上面は内側が低くなるようにテーパー状に傾斜した傾斜面71を有し、外周の下角部72は前記面取り角部形成部2Cにより彎曲状に面取りされた形状をなす。そして、その圧粉体7を焼結して得られた焼結体は、バルブシートなどに用いられ、前記傾斜面71を形成する原料粉末G1の層にバルブ(図示せず)が当接し、その外周が受け部材(図示せず)に嵌入するが、前記下角部72が案内となり、該下角部72側から前記受け部材に嵌入する。
次に、前記構成につき、その作用を説明する。まず、図5に示すように、下パンチ4を第1の充填高さ位置に固定し、この第1の充填高さ位置は下パンチ4の上端が前記段部2Bより上方である。図1に示すように、フィーダー21は、充填空間6の前方の初期位置で、第1の粉末収納室25がフィーダー本体22の中央に位置する。そして、前後移動手段31により、フィーダー本体22を前進し、図2に示すように、充填空間6の上に第1の粉末収納室25が位置する位置で前進動作を停止し、該第1の粉末収納室25から第1の原料粉末G1が充填空間6に落下充填され、前記前進動作停止によりフィーダー本体22が停止し、その後に左右移動手段32により、停止したフィーダー本体22内で収納ボックス23が左右方向(図2中、右方向)に移動し、図3及び図6に示すように、充填空間6の上に第2の粉末収納室26が来て停止し、充填空間6の上に第2の粉末収納室26が位置した後、図7に示すように、前記下パンチ4が第2の充填高さ位置まで降下して停止し、この第1の充填高さ位置は下パンチ4の上端が前記段部2Bとほぼ同位置である。充填空間6の上に第2の粉末収納室26が位置すると、該第2の粉末収納室26から充填空間6内に第2の原料粉末G2が落下供給され、充填空間6の上に第2の粉末収納室26が位置した後、図4に示すように、前後移動手段31が駆動してフィーダー本体22を初期位置まで後退した後、停止し、前記左右移動手段32により、第1の粉末収納室25がフィーダー本体22の中央に位置に復帰する。
そして、フィーダー本体22が前進する前に、前記上パンチ5が降下して充填空間6の上部に嵌入し、ダイ2とコアロッド3との間で上,下パンチ5,4により原料粉末G1,G2が圧縮されて圧粉体7が形成される。圧縮成形された圧粉体7は、下パンチ4の上端が金型1の上面位置まで上昇することにより、充填空間6から外部に押上げられ、これに対して、前記フィーダー本体22が前進し、このフィーダー本体22の前面に押されて前記圧粉体7を前方に送り出される。
このように本実施例では、請求項1に対応して、金型1に設けられ上部が開口した充填空間6と、金型1の上面に沿って移動し第1の原料粉末G1と第2の原料粉末G2とを充填空間6に上下に充填するフィーダー21とを備えた粉末成形装置において、フィーダー21は、フィーダー本体22と、このフィーダー本体22内の左右に並んで設けられ第1の原料粉末G1を収納する第1の粉末収納室25及び第2の原料粉末G2を収納する第2の粉末収納室26と、フィーダー本体22を前後に移動する前後移動手段31と、第1及び第2の粉末収納室25,26を左右に移動する左右移動手段32とを備えるから、金型1上でフィーダー本体22を前進させ、充填空間6の上に第1の粉末収納室25を位置させ、第1の粉末収納室25から第1の原料粉末G1を充填空間6に充填する。この後、左右移動手段32により第1及び第2の粉末収納室25,26を左右に移動し、充填空間6の上に第2の粉末収納室26を位置させ、第2の粉末収納室26から第2の原料粉末G2を充填空間6に充填する。この後、フィーダー本体22をそのまま後退させて、充填空間6内に第1及び第2の原料粉末G1,G2が二層に充填される。したがって、第1の粉末収納室25が充填空間6の上を2回移動することがなく、確実な二層成形が可能となる。また、前進後・左右移動して第1の原料粉末G1が充填され、左右移動後・後退して第2の原料粉末G2が充填されるため、充填空間6に原料粉末G1,G2を均一に充填することができる。
また、このように本実施例では、請求項2に対応して、左右移動手段32は、フィーダー本体22に対して第1及び第2の粉末収納室25,26を左右に移動するから、フィーダー本体22は一般的な前後動のみで済み、構造簡易なものとなる。
また、このように本実施例では、請求項3に対応して、充填空間6内には、下金型部材たる下パンチ4が昇降可能に設けられ、この下パンチ4は、先に充填する原料粉末である第1の原料粉末G1が充填された後、降下するから、下パンチ4が降下した分だけ、後に充填する原料粉末である第2の原料粉末G2が充填空間6内に充填される。
このように本実施例では、請求項4に対応して、上部が開口した金型1の充填空間6内に、金型1の上面に沿って移動するフィーダー21により、第1の原料粉末G1と第2の原料粉末G2とを上下に充填する粉末成形装置の粉末充填方法において、フィーダー21は、フィーダー本体22と、フィーダー本体22内の左右に並んで設けられ第1の原料粉末G1を収納する第1の粉末収納室25及び前記第2の原料粉末G2を収納する第2の粉末収納室26とを備え、開始位置からフィーダー本体22が前後方向に移動して第1の粉末収納室25から充填空間6に第1の原料粉末G1を充填した後、第2の粉末収納室26が充填空間6上に移動して第2の粉末収納室26から充填空間6に第2の原料粉末G2を充填し、この後、前記前後方向と逆方向にフィーダー本体22が移動して前記開始位置に戻るから、第1の粉末収納室26が充填空間6の上を2回移動することがなく、確実な二層成形が可能となる。また、前進後・左右移動して第1の原料粉末G1が充填され、左右移動後・後退して第2の原料粉末G2が充填されるため、充填空間6に原料粉末G1,G2を均一に充填することができる。
また、このように本実施例では、請求項5に対応して、第2の粉末収納室26が充填空間6の上に移動する際、第1及び第2の粉末収納室25,26がフォーダ本体22に対して移動するから、フィーダー本体22は一般的な前後動のみで済み、工程がスムーズに行われる。
図9は本発明の第2実施例を示し、上記第1実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、金型1に複数の充填空間6,6を設ける例であり、2つの充填空間6,6を斜め方向に配置し、この斜め方向とは、充填空間6,6の中心を結んだ線分Sが前記フィーダー本体22の前後移動方向に対して交差方向であり、前記左右方向に対して交差方向であり、充填空間6,6の外周間には前後方向及び左右方向において間隔Kが設けられている。尚、前記結んだ線分Sは前記前後方向とほぼ45度の角度をなす。
このように充填空間6,6を斜め方向に配置することにより以下の利点が発生する。まず、充填空間6,6を前後方向に並べると、フィーダー本体22により圧粉体7を排出する際、フィーダー本体7に押された圧粉体7が前方の圧粉体7の中心に衝突し、両者が損傷する虞がある。これに対して、充填空間6,6を斜め方向に配置することにより、フィーダー本体22に押された圧粉体7が前方の圧粉体7の中心に当たらないから、損傷を防止できる。特に、左右方向に間隔Kを設ければ、圧粉体7同士が衝突することがない。一方、圧粉体7,7同士の衝突を防止するために、単に左右方向に充填空間6,6を並べた場合、金型1の左右方向、ひいてはフィーダー本体22の左右寸法が大となり、金型1が大型化するが、斜めにする配置することにより、左右方向の大型化を抑制できる。しかも、本発明では、粉末収納室25,26が前進後・左右移動して第1の原料粉末G1が充填され、左右移動後・後退して第2の原料粉末G2が充填するため、充填空間6,6を斜め方向に配置し、充填空間6,6の前後左右位置がずれていても、それら充填空間6,6への原料粉末G1,G2の充填を均一に行うことができる。
図10〜図11は本発明の第3実施例を示し、上記第1実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例のフィーダー21では、フィーダー本体22の内部は、左右方向中央が隔壁24Cにより第1及び第2の粉体収納室25,26が区画形成されており、収納ボックスはなく、フィーダー本体22には左右移動手段が組み込まれていない。そして、前記フィーダー本体22を前後及び左右にそれぞれ移動する前後左右移動手段33を金型1が備える。したがって、この例では、前後左右移動手段33が前後移動手段であって、前記左右移動手段である。
そして、第1実施例と同様に、まず、下パンチ4を第1の充填高さ位置に固定し、この第1の充填高さ位置は下パンチ4の上端が前記段部2Bより上方である。図10の実線に示すように、フィーダー21は、充填空間6の前方の初期位置に、フィーダー本体22の第1の粉末収納室25が位置する。そして、前後左右移動手段33により、フィーダー本体22を前進し、図10の破線に示すように、充填空間6の上に第1の粉末収納室25が位置する位置で前進動作を停止し、該第1の粉末収納室25から第1の原料粉末G1が充填空間6に落下充填され、前記前進動作停止によりフィーダー本体22が停止し、その後に前後左右移動手段33により、図11の実線に示すように、フィーダー本体22が左右方向(図11中、左方向)に移動し、充填空間6の上に第2の粉末収納室26が来て停止し、充填空間6の上に第2の粉末収納室26が位置した後、前記下パンチ4が第2の充填高さ位置まで降下して停止し、この第1の充填高さ位置は下パンチ4の上端が前記段部2Bとほぼ同位置である。充填空間6の上に第2の粉末収納室26が位置すると、該第2の粉末収納室26から充填空間6内に第2の原料粉末G2が落下供給され、充填空間6の上に第2の粉末収納室26が位置した後、図11の破線に示すように、前後左右移動手段33が駆動してフィーダー本体23が後退し、さらに、左右逆方向に移動して停止し、第1の粉末収納室25がフィーダー本体22の中央に位置に復帰する。
このように本実施例では、請求項1に対応して、フィーダー21は、フィーダー本体22と、このフィーダー本体22内の左右に並んで設けられ第1の原料粉末G1を収納する第1の粉末収納室25及び第2の原料粉末G2を収納する第2の粉末収納室26と、フィーダー本体22を前後に移動する前後移動手段たる前後左右移動手段33と、第1及び第2の粉末収納室25,26を左右に移動する左右移動手段たる前後左右移動手段33とを備え、また、このように本実施例では、請求項4に対応して、上部が開口した金型1の充填空間6内に、金型1の上面に沿って移動するフィーダー21により、第1の原料粉末G1と第2の原料粉末G2とを上下に充填する粉末成形装置の粉末充填方法において、フィーダー21は、フィーダー本体22と、フィーダー本体22内の左右に並んで設けられ第1の原料粉末G1を収納する第1の粉末収納室25及び前記第2の原料粉末G2を収納する第2の粉末収納室26とを備え、開始位置からフィーダー本体22が前後方向に移動して第1の粉末収納室25から充填空間6に第1の原料粉末G1を充填した後、第2の粉末収納室26が充填空間6上に移動して第2の粉末収納室26から充填空間6に第2の原料粉末G2を充填し、この後、前記前後方向と逆方向にフィーダー本体22が移動して前記開始位置に戻るから、第1の粉末収納室26が充填空間6の上を2回移動することがなく、確実な二層成形が可能となる。また、前進後・左右移動して第1の原料粉末G1が充填され、左右移動後・後退して第2の原料粉末G2が充填されるため、充填空間6に原料粉末G1,G2を均一に充填することができ、上記第1実施例と同様な作用・効果を奏する。
なお、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、圧粉体により得られる焼結体は各種のものを用いることができる。
以上のように、本発明は、複数の給粉装置を用いる必要がなく、金型の充填空間に原料粉末を複層充填することができ、しかも、充填空間へ原料粉末を均一に充填することができ、各種の二層粉末成形品に適用できる。
本発明の第1実施例を示すフィーダーの一部を断面にした金型の平面図であり、フィーダー本体は初期位置にある。 同上、平面図であり、フィーダー本体が前進し、充填空間の上に第1の粉体収納室が位置する。 同上、平面図であり、充填空間の上に第2の粉体収納室が位置する。 同上、平面図であり、フィーダー本体が後退し、フィーダ本体は初期位置にある。 同上、断面図であり、充填空間に第1の原料粉末を充填した状態である。 同上、断面図であり、充填空間に第2の粉体収納室が位置する状態を示す。 同上、平面図であり、充填空間に第2の原料粉末を充填した状態である。 同上、圧粉体の断面図である。 本発明の第2実施例を示すフィーダーの一部を断面にした金型の平面図である。 本発明の第3実施例を示すフィーダーの一部を断面にした金型の平面図であり、フィーダー本体が初期位置から充填空間の上に移動する工程を説明する。 同上、平面図であり、フィーダー本体が充填空間の上の位置から初期位置に移動する工程を説明する。 従来例を示す金型の断面図であり、充填空間の上に第2の粉末収納室が位置する。 同上、断面図であり、第2の原料粉末を充填空間に充填した状態を示す。 同上、断面図であり、充填空間の上に第1の粉末収納室が位置する。 同上、断面図であり、第1の原料粉末を充填空間に充填した状態を示す。 従来の他の例を示す金型の断面図であり、ダイと下金型部材との間に第1の原料粉末が落下した状態を示す。 同上、断面図であり、第2の原料粉末を充填空間に充填した状態を示す。
符号の説明
1 金型
4 下パンチ(下金型部材)
6 充填空間
21 フィーダー
22 フィーダー本体
23 収納ボックス
25 第1の粉体収納室
26 第2の粉体収納室
31 前後移動手段
32 左右移動手段
33 前後左右移動手段

Claims (5)

  1. 金型に設けられ上部が開口した充填空間と、前記金型の上面に沿って移動し第1の原料粉末と第2の原料粉末とを前記充填空間に上下に充填するフィーダーとを備えた粉末成形装置において、前記フィーダーは、フィーダー本体と、このフィーダー本体内の左右に並んで設けられ前記第1の原料粉末を収納する第1の粉末収納室及び前記第2の原料粉末を収納する第2の粉末収納室と、前記フィーダー本体を前後に移動する前後移動手段と、第1及び第2の粉末収納室を左右に移動する左右移動手段とを備えることを特徴とする粉末成形装置。
  2. 前記左右移動手段は、前記フィーダー本体に対して前記第1及び第2の粉末収納室を左右に移動することを特徴とする請求項1記載の粉末成形装置。
  3. 前記充填空間内には、下金型部材が昇降可能に設けられ、この下金型部材は前記第1の原料粉末が充填された後、降下することを特徴とする請求項1又は2記載の粉末成形装置。
  4. 上部が開口した金型の充填空間内に、前記金型の上面に沿って移動するフィーダーにより、第1の原料粉末と第2の原料粉末とを上下に充填する粉末成形装置の粉末充填方法において、前記フィーダーは、フィーダー本体と、フィーダー本体内の左右に並んで設けられ前記第1の原料粉末を収納する第1の粉末収納室及び前記第2の原料粉末を収納する第2の粉末収納室とを備え、開始位置から前記フィーダー本体が前後方向に移動して前記第1の粉末収納室から前記充填空間に第1の原料粉末を充填した後、第2の粉末収納室が前記充填空間上に移動して前記第2の粉末収納室から前記充填空間に第2の原料粉末を充填し、この後、前記前後方向と逆方向に前記フィーダー本体が移動して前記開始位置に戻ることを特徴とする粉末成形装置の粉末充填方法。
  5. 前記第2の粉末収納室が前記充填空間上に移動する際、前記第1及び第2の粉末収納室がフォーダ本体に対して移動することを特徴とする請求項4記載の粉末成形装置の粉末充填方法。

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