JP2005066675A - レーザー加工方法 - Google Patents

レーザー加工方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005066675A
JP2005066675A JP2003302667A JP2003302667A JP2005066675A JP 2005066675 A JP2005066675 A JP 2005066675A JP 2003302667 A JP2003302667 A JP 2003302667A JP 2003302667 A JP2003302667 A JP 2003302667A JP 2005066675 A JP2005066675 A JP 2005066675A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser beam
workpiece
chuck table
protective plate
beam irradiation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003302667A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuma Sekiya
一馬 関家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Disco Corp
Original Assignee
Disco Abrasive Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Disco Abrasive Systems Ltd filed Critical Disco Abrasive Systems Ltd
Priority to JP2003302667A priority Critical patent/JP2005066675A/ja
Priority to TW093122988A priority patent/TW200520880A/zh
Publication of JP2005066675A publication Critical patent/JP2005066675A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Dicing (AREA)

Abstract

【課題】 チャックテーブルの損傷を防止することができるレーザー加工方法を提供する。
【解決手段】 チャックテーブルに保持された被加工物10に形成された分割予定ライン102に沿ってレーザー光線照射手段によってレーザー光線を照射するレーザー加工方法であって、被加工物を保護プレート11の表面に着脱可能に固定する被加工物固定工程と、被加工物10が固定された保護プレート11をチャックテーブルに保持する保護プレート保持工程と、チャックテーブルに保持された保護プレート11に固定されている被加工物10の分割予定ライン102とレーザー光線照射手段によって照射されるレーザー光線照射位置との位置合わせを行うアライメント工程と、チャックテーブルに保持された保護プレート11に固定されている被加工物10の分割予定ライン102に沿ってレーザー光線照射手段によりレーザー光線を照射するレーザー光線照射工程とを含む。
【選択図】 図3

Description

本発明は、チャックテーブルに保持された被加工物に所定の分割予定ラインに沿ってレーザー光線を照射するレーザー加工方法に関する。
半導体デバイス製造工程においては、略円板形状である半導体ウエーハの表面に格子状に配列されたストリート(分割予定ライン)によって複数の領域が区画され、この区画された領域にIC、LSI等の回路を形成する。そして、半導体ウエーハを分割予定ラインに沿って切断することにより回路が形成された領域を分割して個々の半導体チップを製造している。また、サファイヤ基板の表面に窒化ガリウム系化合物半導体等が積層された光デバイスウエーハも分割予定ラインに沿って切断することにより個々の発光ダイオード、レーザーダイオード等の光デバイスに分割され、電気機器に広く利用されている。
上述した半導体ウエーハや光デバイスウエーハ等の分割予定ラインに沿った切断は、通常、ダイサーと称されている切削装置によって行われている。この切削装置は、半導体ウエーハや光デバイスウエーハ等の被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を切削するための切削手段と、チャックテーブルと切削手段とを相対的に移動せしめる移動手段とを具備している。切削手段は、高速回転せしめられる回転スピンドルと該スピンドルに装着された切削ブレードを含んでいる。切削ブレードは円盤状の基台と該基台の側面外周部に装着された環状の切れ刃からなっており、切れ刃は例えば粒径3μm程度のダイヤモンド砥粒を電鋳によって基台に固定し厚さ20μm程度に形成されている。なお、被加工物は個々の半導体チップに分割されてもばらばらにならないように、環状のフレームに装着されたダイシングテープに貼着した状態で切削される。
しかるに、サファイヤ基板、炭化珪素基板、リチウムタンタレート基板等はモース硬度が高いため、上記切削ブレードによる切断は必ずしも容易ではない。また、切削ブレードは20μm程度の厚さを有するため、デバイスを区画する分割予定ラインとしては幅が50μm程度必要となる。このため、例えば大きさが300μm×300μm程度のデバイスの場合には、分割予定ラインが占める面積比率が大きく、生産性が悪いという問題がある。
一方、近年半導体ウエーハ等の被加工物を分割する方法として、その被加工物に対して透過性を有するレーザー光線を用い、分割すべき領域の内部に集光点を合わせてレーザー光線を照射するレーザー加工方法も試みられている。このレーザー加工方法を用いた分割方法は、被加工物の一方の面側から内部に集光点を合わせて被加工物に対して透過性を有する例えば赤外光領域のレーザー光線を照射し、被加工物の内部に分割予定ラインに沿って変質層を連続的に形成し、この変質層が形成されることによって強度が低下した分割予定ラインに沿って外力を加えることにより、被加工物を分割するものである。(例えば、特許文献1参照。)
特開平2002−192367号公報
而して、サファイヤ基板等を環状のフレームに装着されたダイシングテープに貼着した状態でレーザー光線を照射すると、レーザー光線がダイシングテープを透過してチャックテーブルを損傷させるという問題がある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、被加工物にレーザー光線を照射しても被加工物を保持するチャックテーブルの損傷を防止することができるレーザー加工方法を提供することである。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、チャックテーブルに保持された被加工物に形成された分割予定ラインに沿ってレーザー光線照射手段によってレーザー光線を照射するレーザー加工方法であって、
被加工物を保護プレートの表面に着脱可能に固定する被加工物固定工程と、
被加工物が固定された該保護プレートを該チャックテーブルに保持する保護プレート保持工程と、
該チャックテーブルに保持された該保護プレートに固定されている被加工物の分割予定ラインと該レーザー光線照射手段によって照射されるレーザー光線照射位置との位置合わせを行うアライメント工程と、
該チャックテーブルに保持された該保護プレートに固定されている被加工物の分割予定ラインに沿って該レーザー光線照射手段によりレーザー光線を照射するレーザー光線照射工程と、を含む、
ことを特徴とするレーザー加工方法が提供される。
上記保護プレートに固定される被加工物は複数個であり、該アライメント工程を実施する前に該チャックテーブルに保持された該保護プレートに固定されている複数個の被加工物の形状、位置、大きさを検出する被加工物形状認識工程を実施することが望ましい。
上記保護プレートの表面には粘着層が形成されており、上記被加工物固定工程は該粘着層に被加工物を貼着する。
本発明においては、被加工物を保護プレートの表面に固定し、この被加工物を固定した保護プレートをチャックテーブルに保持した状態で、被加工物の分割予定ラインに沿ってレーザー光線を照射するので、被加工物に照射されたレーザー光線がチャックテーブルを損傷することはない。
以下、本発明によるレーザー加工方法の好適な実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1には、本発明によるレーザー加工方法を実施するためのレーザー加工装置の斜視図が示されている。
図1に示されたレーザー加工装置は、略直方体状の装置ハウジング2を具備している。この装置ハウジング2内には、被加工物を保持するチャックテーブル3が切削送り方向である矢印Xで示す方向に移動可能に配設されている。チャックテーブル3は、吸着チャック支持台31と、該吸着チャック支持台31上に装着されたポーラスセラミックスによって形成された吸着チャック32を具備しており、該吸着チャック32の表面である載置面上に被加工物を図示しない吸引手段によって保持するようになっている。また、チャックテーブル3は、図示しない回転機構によって回動可能に構成されている。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置は、レーザー光線照射手段4を具備している。このレーザー光線照射手段4は、図示しない移動基台に装着され割り出し方向である矢印Yで示す方向および切り込み方向である矢印Zで示す方向に移動調整されるように構成されている。レーザー光線照射手段4は、図2に示すようにレーザー光線発振手段41とレーザー光線変調手段42および集光器43を具備している。レーザー光線発振手段41としてはYAGレーザー発振器或いはYVO4レーザー発振器を用いることができる。レーザー光線変調手段42は繰り返し周波数設定手段421、レーザー光線パルス幅設定手段422、およびレーザー光線波長設定手段423を含んでいる。レーザー光線変調手段42を構成する繰り返し周波数設定手段421、レーザー光線パルス幅設定手段422およびレーザー光線波長設定手段423は当業者には周知の形態のものでよく、それ故にこれらの構成についての詳細な説明は本明細書においては省略する。
上記レーザー光線発振手段41が発振するレーザー光線はレーザー光線変調手段42を介して集光器43に到達する。レーザー光線変調手段42における繰り返し周波数設定手段421はレーザー光線を所定繰り返し周波数のパルスレーザー光線にし、レーザー光線パルス幅設定手段422はパルスレーザー光線のパルス幅を所定幅に設定し、そしてレーザー光線波長設定手段423はパルスレーザー光線の波長を所定値に設定する。
図1に戻って説明すると、図示の実施形態におけるレーザー加工装置は、上記チャックテーブル3に保持された被加工物の表面を検出する第1の検出手段5aと第2の検出手段5bを具備している。第1の検出手段5aおよび第2の検出手段5bは、顕微鏡やCCDカメラ等の光学手段等からなっており、検出信号を制御手段6に送る。第1の検出手段5aはCCDカメラの画素によって構成されたX−Yマトリックスにおいてチャックテーブル3に保持された被加工物の形状、位置、大きさを検出し、第2の検出手段5bは上記レーザー光線照射手段4の集光器43からレーザー光線を照射すべき領域を検出する。制御手段6は、第1の検出手段5aによって検出された被加工物の形状、位置、大きさを認識しこれを記憶する記憶領域と、第2の検出手段5bによって検出されたレーザー光線照射領域を認識しこれを記憶する記憶領域を有する記憶手段を備えている。この制御装置6は、上記チャックテーブル3の図示しない移動手段やレーザー光線照射手段4および後述する各機構等の作動を制御する。なお、図示の実施形態におけるレーザー加工装置は、第1の検出手段5aおよび第2の検出手段5bによって検出された画像を表示する表示手段7を具備している。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置は、被加工物を収容するカセットが載置されるカセット載置部8を備えている。カセット載置部8には図示しない昇降手段によって上下に移動可能にカセットテーブル81が配設されており、このカセットテーブル81上にカセット9が載置される。このカセット9に収容される被加工物については、後で詳細に説明する。図示の実施形態におけるレーザー加工装置は、カセット9に収納された被加工物を仮置きする仮置き部12を備えており、この仮置き部12には被加工物の位置合わせを行う位置合わせ手段13が配設されている。また、図示の実施形態におけるレーザー加工装置は、加工後の被加工物を必要に応じて洗浄する洗浄手段14を具備している。更に、図示の実施形態におけるレーザー加工装置は、上記カセット9に収納された加工前の被加工物を仮置き部12に配設された位置合わせ手段13に搬出するとともに加工後の被加工物をカセット9に搬入する被加工物搬出・搬入手段15と、位置合わせ手段13に搬出された加工前の被加工物を上記チャックテーブル3上に搬送する被加工物搬送手段16と、チャックテーブル3上でレーザー加工された被加工物を必要に応じて洗浄手段14に搬送する洗浄搬送手段17を具備している。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置は以上のように構成されており、以下その作動について主に図1を参照して説明する。
上述したレーザー加工装置によって被加工物をレーザー加工を実施するに際しては、上記カセット9に加工前の被加工物を収容し、被加工物を収容したカセット9をカセットテーブル81に載置する。ここで、カセット9に収容される被加工物について、図3を参照して説明する。図3の(a)に示す被加工物は、サファイヤ基板の表面に窒化ガリウム系化合物半導体等が積層された3個の光デバイスウエーハ10からなっている。この光デバイスウエーハ10は、比較的小径の円形状に形成されその外周には結晶方位を表すオリエンテーションフラット101が形成されており、その表面には格子状に形成された分割予定ライン102が設けられている。図示の実施形態においては、上記オリエンテーションフラット101が3個保護プレート11に適宜の貼着剤によって着脱可能に固定される(被加工物固定工程)。保護プレート11は、ステンレス鋼等の金属、セラミックス、合成樹脂等の剛性を有する厚さ1〜2mmの板材によって円形状に形成されており、その外周には上記オリエンテーションフラット101と対応する基準部11aが形成されているとともに、該基準部11aからそれぞれ90度の角度位置に位置合わせ部11b、11bが平行に形成されている。このように形成された保護プレート11の表面には、エラストマー樹脂、シリコン樹脂等からなる粘着層111が外周部を残して形成されている。この粘着層111としては、例えばクレハエラストマー株式会社が製造販売するゴムシート「ぺらぺら君」(登録商標)を用いることができる。このようにして保護プレート11に形成された粘着層111の表面に3個の光デバイスウエーハ10が図3の(b)に示すように貼着される。このとき、3個の光デバイスウエーハ10は、オリエンテーションフラット101の方向を基準部11aに合わせて配置される。そして、3個の光デバイスウエーハ10が貼着された保護プレート11は、上記カセット9に収容される。
上述したようにカセット9の所定位置に収容された加工前の光デバイスウエーハ10が貼着された保護プレート11は、図示しない昇降手段によってカセットテーブル81が上下動することにより搬出位置に位置付けられる。次に、被加工物搬出・搬入手段15が進退作動して搬出位置に位置付けられた光デバイスウエーハ10が貼着された保護プレート11を仮置き部12に配設された位置合わせ手段13に搬出する。位置合わせ手段13に搬出された光デバイスウエーハ10が貼着された保護プレート11は、位置合わせ手段13によって所定の位置に位置合せされる。次に、位置合わせ手段13によって位置合わせされた加工前の光デバイスウエーハ10が貼着された保護プレート11は、被加工物搬送手段16の旋回動作によってチャックテーブル3上に搬送され、該チャックテーブル3に吸引保持される(保護プレート保持工程)。このようにして光デバイスウエーハ10が貼着された保護プレート11を吸引保持したチャックテーブル3は、図示しない移動手段によって移動せしめられ第1の検出手段5aの直下に位置付けられる。
チャックテーブル3が第1の検出手段5aの直下に位置付けられると、第1の検出手段5aによってチャックテーブル3に保持された保護プレート11の表面に貼着された3個の光デバイスウエーハ10を撮像し、それぞれの光デバイスウエーハ10の形状、位置、大きさを検出し、検出信号を制御手段6に送る。制御手段6は、第1の検出手段5aによって検出された3個の光デバイスウエーハ10の形状、位置、大きさを認識しこれを記憶手段に記憶する(被加工物形状認識工程)。次に、チャックテーブル3を第2の検出手段5bの直下に位置付ける。チャックテーブル3が第2の検出手段5bの直下に位置付けられると、第2の検出手段5bによって3個の光デバイスウエーハ10のそれぞれについて分割予定ライン102を検出され、検出信号を制御手段6に送られる。制御手段6は、この検出信号に基づいて分割予定ライン102とレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段4の集光器43との位置合わせを行うためのパターンマッチング等の画像処理を実行し、レーザー光線照射位置のアライメントを遂行する(アライメント工程)。なお、上記被加工物形状認識工程およびアライメント工程の詳細については、本出願人によって出願された特許第3173052号公報を参照されたい。
以上のようにしてチャックテーブル3上に保持された保護プレート11の表面に貼着された3個の光デバイスウエーハ10について、その形状、位置、大きさを認識するとともレーザー光線照射位置のアライメントを遂行したならば、チャックテーブル3をレーザー光線照射手段4の集光器43が位置するレーザー光線照射領域に移動し、レーザー光線照射領域においてそれぞれの光デバイスウエーハ10の分割予定ライン102に沿ってレーザー光線照射手段4の集光器43からレーザー光線を通して照射する(レーザー光線照射工程)。
ここで、レーザー光線照射工程について説明する。
レーザー光線照射工程においては、レーザー光線照射手段4の集光器43から光デバイスウエーハ10の表面側から所定の分割予定ライン102に向けてパルスレーザー光線を照射しながら、チャックテーブル3従ってこれに保護プレート11を介して保持されている光デバイスウエーハ10を矢印Xで示す方向に所定の送り速度(例えば、200mm/秒)で移動せしめる。なお、レーザー光線照射工程においては、以下に示す紫外レーザー光線および赤外レーザー光線を用いることができる。
(1)紫外レーザー光線
光源 ;YAGレーザーまたはYVO4ーザー
波長 ;355nm
出力 ;3.0W
繰り返し周波数:20kHz
パルス幅 ;0.1ns
集光スポット径;φ0.5μm
(2)赤外レーザー光線
光源 ;YAGレーザーまたはYVO4ーザー
波長 ;1064nm
出力 ;5.1W
繰り返し周波数:100kHz
パルス幅 ;20ns
集光スポット径;φ1μm
なお、紫外レーザー光線を用いる場合は、光デバイスウエーハ10の表面に分割予定ライン102に沿ってレーザー加工溝を形成するとともに、レーザーパルスの衝撃力によって分割する。また、赤外レーザー光線を用いる場合は、光デバイスウエーハ10の内部に分割予定ライン102に沿って変質層を形成し、この変質層に沿って外力を加えることによって分割する。このようにレーザー光線照射工程を実施することにより、光デバイスウエーハ10は分割予定ライン102に沿って分割される。このとき、光デバイスウエーハ10は保護プレート11に貼着され保護プレート11を介してチャックテーブル3に保持されているので、光デバイスウエーハ10に照射されたレーザー光線がチャックテーブル3を損傷することはない。
上述したレーザー光線照射工程を3個の光デバイスウエーハ10の所定方向に形成された全ての分割予定ライン102に沿って実施したならば、チャックテーブル3従ってこれに保持されている光デバイスウエーハ10を90度回動せしめて、上記所定方向に対して直角に延びる各分割予定ライン102に沿って上記レーザー光線照射工程を実行することにより、光デバイスウエーハ10は個々のチップに分割される。このように、図示の実施形態においては、比較的小径の3個の光デバイスウエーハ10を保護プレート11に貼着し、それぞれの光デバイスウエーハ10の形状、位置、大きさを認識し、レーザー光線照射位置のアライメントを遂行した後、レーザー光線照射工程を実施するので、複数個の光デバイスウエーハ10を一回のレーザー光線照射工程によって遂行することができ生産性を向上させることができる。
このようにして、レーザー光線照射工程を実行することにより光デバイスウエーハ10を個々の半導体チップに分割したら、光デバイスウエーハ10が貼着された保護プレート11を保持しているチャックテーブル3は、最初に保護プレート11を吸引保持した位置に戻され、ここで保護プレート11の吸引保持を解除する。そして、光デバイスウエーハ10が貼着された保護プレート11は、必要に応じて洗浄搬送手段17によって洗浄手段14に搬送され、ここで洗浄および乾燥される。このように洗浄および乾燥された加工後の光デバイスウエーハ10が貼着された保護プレート11は、被加工物搬送手段16によって仮置き部12に配設された位置合わせ手段13に搬出する。位置合わせ手段13に搬出された加工後の光デバイスウエーハ10が貼着された保護プレート11は、被加工物搬出・搬入手段15によってカセット9の所定位置に収納される。
本発明によるレーザー加工方法を実施するためのレーザー加工装置の斜視図。 図1に示すレーザー加工装置に装備されるレーザ光線照射手段の構成を簡略に示すブロック図。 本発明によるレーザー加工方法によって加工される被加工物としての光デバイスウエーハおよび略部材を示す斜視図。
符号の説明
2:レーザー加工装置の装置ハウジング
3:チャックテーブル
4:レーザー光線照射手段
5a:第1の検出手段
5b:第2の検出手段
6:制御手段
7:表示手段
8:カセット載置部
81:カセットテーブル
9:カセット
10:光デバイスウエーハ
11:保護プレート
12:仮置き部
13:位置合わせ手段
14:洗浄手段
15:被加工物搬出・搬入手段
16:被加工物搬送手段
17:洗浄搬送手段

Claims (3)

  1. チャックテーブルに保持された被加工物に形成された分割予定ラインに沿ってレーザー光線照射手段によってレーザー光線を照射するレーザー加工方法であって、
    被加工物を保護プレートの表面に着脱可能に固定する被加工物固定工程と、
    被加工物が固定された該保護プレートを該チャックテーブルに保持する保護プレート保持工程と、
    該チャックテーブルに保持された該保護プレートに固定されている被加工物の分割予定ラインと該レーザー光線照射手段によって照射されるレーザー光線照射位置との位置合わせを行うアライメント工程と、
    該チャックテーブルに保持された該保護プレートに固定されている被加工物の分割予定ラインに沿って該レーザー光線照射手段によりレーザー光線を照射するレーザー光線照射工程と、を含む、
    ことを特徴とするーザー加工方法。
  2. 該保護プレートに固定される被加工物は複数個であり、該アライメント工程を実施する前に該チャックテーブルに保持された該保護プレートに固定されている複数個の被加工物の形状、位置、大きさを検出する被加工物形状認識工程を実施する、請求項1記載のレーザー加工方法。
  3. 該保護プレートの表面には粘着層が形成されており、該被加工物固定工程は該粘着層に被加工物を貼着する、請求項1又は2記載のレーザー加工方法。
JP2003302667A 2003-08-27 2003-08-27 レーザー加工方法 Pending JP2005066675A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003302667A JP2005066675A (ja) 2003-08-27 2003-08-27 レーザー加工方法
TW093122988A TW200520880A (en) 2003-08-27 2004-07-30 Laser beam machining method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003302667A JP2005066675A (ja) 2003-08-27 2003-08-27 レーザー加工方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005066675A true JP2005066675A (ja) 2005-03-17

Family

ID=34406884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003302667A Pending JP2005066675A (ja) 2003-08-27 2003-08-27 レーザー加工方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2005066675A (ja)
TW (1) TW200520880A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008093723A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Pulstec Industrial Co Ltd レーザ微細加工装置
JP2011009663A (ja) * 2009-06-29 2011-01-13 Kyocera Corp 太陽電池素子の製造方法および太陽電池素子の製造装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5116382B2 (ja) * 2007-07-13 2013-01-09 株式会社ディスコ レーザ加工方法
TWI457191B (zh) * 2011-02-04 2014-10-21 Mitsuboshi Diamond Ind Co Ltd 雷射切割方法及雷射加工裝置
TWI461251B (zh) * 2011-12-26 2014-11-21 Mitsuboshi Diamond Ind Co Ltd Method for cutting brittle material substrates

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008093723A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Pulstec Industrial Co Ltd レーザ微細加工装置
JP2011009663A (ja) * 2009-06-29 2011-01-13 Kyocera Corp 太陽電池素子の製造方法および太陽電池素子の製造装置

Also Published As

Publication number Publication date
TWI318903B (ja) 2010-01-01
TW200520880A (en) 2005-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4769560B2 (ja) ウエーハの分割方法
JP5307384B2 (ja) ウエーハの分割方法
JP5065637B2 (ja) ウエーハの加工方法
JP4777761B2 (ja) ウエーハの分割方法
KR101881603B1 (ko) 광디바이스 웨이퍼의 가공 방법
JP2008294191A (ja) ウエーハの分割方法
KR102349663B1 (ko) 웨이퍼의 가공 방법
JP2007242787A (ja) ウエーハの分割方法
US7396780B2 (en) Method for laser processing of wafer
JP2005262249A (ja) レーザー加工装置のチャックテーブル
JP6918420B2 (ja) ウェーハの加工方法
JP2007158152A (ja) 加工装置
KR20160088808A (ko) 웨이퍼의 가공 방법
KR20170041141A (ko) 광 디바이스 웨이퍼의 가공 방법
TWI813850B (zh) 卡盤台
KR20140136875A (ko) 레이저 가공 장치
JP2006205187A (ja) レーザー加工装置
JP4408399B2 (ja) 切削ブレードの製造方法
JP2006012901A (ja) 加工装置
JP2005066675A (ja) レーザー加工方法
JP2015023135A (ja) ウエーハの加工方法
JP2006205202A (ja) レーザー加工装置
CN107316833B (zh) 晶片的加工方法
JP2020178064A (ja) チップの製造方法
JP2014011381A (ja) ウエーハの加工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060510

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080617

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080624

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081104

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090303