JP2005066118A - 遊技機の球受け皿ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】メンテナンス作業等に際して球抜き機構を誤って操作するのを防止し得ると共に、デザイン上の自由度を向上し得る遊技機の球受け皿ユニットを提供する。
【解決手段】多数の遊技球Sを貯留し得る球受け皿部45を配設した後板部材31と、後板部材31の前側に常には閉成状態で位置して必要に応じて該後板部材31から離間し得るカバー部材21とを備え、後板部材31には球受け皿45の球排出口48を開閉可能な開閉部材58を有する球抜き機構57を設けると共に、カバー部材21には開閉部材58を作動させる操作部を配設する。そして、カバー部材21の閉成時には、操作部を球抜き機構57に連繋可能として、開閉部材58が開放位置に変位させて遊技球Sを排出し得ると共に、カバー部材21の開放時には、操作部が球抜き機構57に連繋不能になって、開閉部材58を閉成位置に保持するよう構成した。
【選択図】図13(a)

Description

この発明は、遊技機の球受け皿ユニットに関し、更に詳しくは、球受け皿部の所要位置に開設した球排出口を球抜き機構により開閉するよう構成した球受け皿ユニットに関するものである。
この種の遊技機の代表例の一つである一般的なパチンコ機は、上球皿ユニット(球受け皿ユニット)に貯留したパチンコ球(遊技球)を、打球発射装置と球送り装置との関連作動において1球ずつ機内の発射部位に送り込み、これを遊技盤の前側に画成した遊技領域に打ち出して遊技を行なうよう構成される。そして、例えば前記遊技盤に配設した各種入賞具にパチンコ球が入賞すると、パチンコ機裏側に設けた球払出装置が動作して、所定数のパチンコ球が賞球として前記上球皿ユニットに給出されるようになっている。また、前記上球皿ユニットの所要位置には、球貸用の球貸操作ユニットが取り付けられており、該球貸操作ユニットを遊技者が操作した場合にも、前記球払出装置が動作されて所定数のパチンコ球が貸球として上球皿ユニットに給出される。
ここで、前記上球皿ユニットは、前記パチンコ球を貯留可能な球受け皿と、該球受け皿の前側に取り付けられて該上球皿ユニットを装飾するカバー部材と、当該球受け皿の後側に配設される平板状の後板部材とを組み付けて単一の部材として取り扱い得るよう構成したものが一般的に用いられている(例えば、特許文献1参照)。また、前記球受け皿の傾斜下端部側には、該球受け皿に貯留したパチンコ球を排出し得る球排出口が開設されると共に、該球排出口を開閉可能な規制板を有する球抜き機構が配設され、該球受け皿に設けた操作部を遊技者等が操作することで球抜き機構が作動して球排出口を開放し、該上球皿ユニットの下方に配設した下球皿にパチンコ球を排出し得るようになっている。なお、前記球受け皿とカバー部材とは、一方の部材において収容空間側に突出するよう形成した突出部を、他方の部材に穿設した係合孔に嵌入させることで、遊技中に容易に脱落しないようになっている。
特開平6−254232号公報
ところで、前記上球皿ユニットにおいては、前記球貸操作ユニットや球抜き機構等の構成部品に不具合が生じた際には、該上球皿ユニットを前記パチンコ機から一旦取り外した後に、前記球受け皿と後板部材とを分離し、更に球受け皿からカバー部材を取り外す必要がある。しかしながら、前述したように、前記球受け皿には、前記球抜き機構と該球抜き機構の操作部の夫々が取り付けられているため、作業者が誤って該操作部に触れて前記球排出口を開放してしまい、球受け皿に貯留したパチンコ球が該球排出口から排出されて、遊技場(所謂ホール)内にパチンコ球が散乱する畏れがある。すなわち、前記上球皿ユニットに生じた本来の不具合の解消とは別に、散乱したパチンコ球を収集する作業が必要となり、作業負担の増加を招来していた。また、前記球抜き機構は、前記球受け皿(球排出口)の近傍に配設する必要があり、該球抜き機構を操作する前記操作部も、該球受け皿(球排出口)に近接した位置に配設する必要がある。このように、前記上球皿ユニットにおける前記球抜き機構および操作部の配置箇所は限定されて、該ユニットのデザインが制限されるため、自由なデザイン変更が困難となる問題もある。更に、前記球抜き機構は、前記球受け皿に対してその構成部品の夫々を直接取り付けるようになっているため、前記上球皿ユニットの組み付け作業やメンテナンス作業が煩雑になる欠点も指摘される。
また、前述の如く前記球受け皿とカバー部材とは、前記収容空間側で突出部を係合孔に嵌入させて強固に固定されるため、作業者が外部から両部材を分離するのは非常に困難であり、作業時間が長くなって作業効率が低い欠点がある。そして、前記球受け皿と後板部材とは強固に固定してあるから、両部材を分離する際に夫々の部材に過度の負荷が掛かって損傷することもあり、この場合には廃棄物の増加やコストの増大という問題も生ずる。更に、上球皿ユニットを分解して交換作業を行なうため、各部材が紛失したり、誤って落下させて損傷させる畏れもあった。
そこで、本発明は、メンテナンス作業等に際して球抜き機構を誤って操作するのを防止し得ると共に、デザイン上の自由度を向上し得る遊技機の球受け皿ユニットを提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る遊技機の球受け皿ユニットは、
所要位置に球排出口(48)を有し、多数の遊技球(S)を貯留し得る球受け皿部(45)と、前記球排出口(48)に臨み、該球排出口(48)を閉じる閉成位置および球排出口(48)を開く開放位置の間で変位可能な開閉部材(58)を備えた球抜き機構(57)と、前記開閉部材(58)を前記閉成位置から開放位置へ変位させる操作部(88)とからなる遊技機において、
前記球受け皿部(45)および球抜き機構(57)が配設される後板部材(31)と、
前記操作部(88)が配設され、前記後板部材(31)の前側に常には閉成状態で位置し、必要に応じて該後板部材(31)から離間し得るカバー部材(21)とからなり、
前記カバー部材(21)の閉成時には、前記操作部(88)が球抜き機構(57)に連繋可能となって、該操作部(88)の操作により前記開閉部材(58)が前記閉成位置から開放位置に変位して前記球排出口(48)からの遊技球(S)を排出可能とし、
前記カバー部材(21)の開放時には、前記操作部(88)が前記球抜き機構(57)に連繋不能になって、前記開閉部材(58)を前記閉成位置に保持するよう構成したことを特徴とする。
また、前記球抜き機構(57)は、前記開閉部材(58)を常には前記閉成位置に保持する付勢手段(62)と、前記開閉部材(58)に当接して該開閉部材(58)を前記閉成位置から開放位置に向けて押圧し得る作動部(63)とを備え、
前記操作部(88)は、前記カバー部材(21)の閉成時に、前記作動部(63)に当接する操作可能位置に位置して、
前記操作可能位置にある前記操作部(88)の操作により前記作動部(63)が作動して、前記開閉部材(58)が前記閉成位置から開放位置に変位するようにしてもよい。
更に、前記作動部(63)の前面側に、所定方向に傾斜する傾斜案内面(65b)を設け、前記後板部材(31)とカバー部材(21)とを閉成した際に、前記操作部(88)を該傾斜案内面(65b)に沿って前記操作可能位置に案内するよう構成することもできる。
更にまた、前記後板部材(31)およびカバー部材(21)の左右何れかの端部側に、これら両部材(21,31)を回動可能に枢支するヒンジ機構(51)を設け、該ヒンジ機構(51)を介して前記後板部材(31)またはカバー部材(21)の何れかを回動することで、両部材(21,31)が接離し得るようにしてもよい。
本発明の請求項1に係る遊技機の球受け皿ユニットによれば、後板部材とカバー部材とを開閉可能に構成したから、単に後板部材またはカバー部材を開放するだけで、球抜き機構の交換・点検作業を行ない得る。また、球抜き機構を後板部材に配設し、該球抜き機構の操作部をカバー部材に配設するようにしたので、該後板部材とカバー部材とを分離した状態でメンテナンス作業等を行なうに際し、該操作部を操作しても球受け皿部内の遊技球が排出されるのは防止される。更に、前記操作部を前記球抜き機構から分離するよう構成したことで、該操作部をカバー部材の任意の位置に設けることができ、上球皿ユニットのデザイン上の自由度が大きくなる。
そして、請求項2に係る遊技機の球受け皿ユニットによれば、前記カバー部材の閉成時に、前記球抜き機構の作動部を介して前記操作部を操作し得る操作可能位置に確実に保持し得る。また、請求項3に係る遊技機の球受け皿ユニットによれば、作動部に傾斜案内面を形成したから、前記カバー部材の閉成時に、前記操作部を操作可能な操作可能位置に確実に変位させ得る。更に、前記操作部は、前記傾斜案内面に沿って前記操作可能位置に案内されるから、該操作部を操作可能位置に保持した状態で前記後板部材とカバー部材とを閉成する必要性がなくなり、上球皿ユニットの組み付け作業性が向上される。なお、請求項4に係る遊技機の球受け皿ユニットによれば、後板部材とカバー部材とをヒンジ機構を介して回動可能に枢支するよう構成したから、単に後板部材またはカバー部材を回動するだけで、両部材を開放することができる。また、球受け皿ユニットを分解することなく後板部材またはカバー部材を回動するだけで球抜き機構の交換・点検作業を行なうことができ、作業時に部材が紛失したり、誤って落下して損傷するのは防止される。
球受け皿部を配設した後板部材の前側に、常には閉成状態で位置して必要に応じて該後板部材から離間し得るカバー部材を設ける。そして、球受け皿の球排出口を開閉可能な球抜き機構を前記後板部材に配設すると共に、該球抜き機構を動作させる操作部をカバー部材に配設し、カバー部材の閉成時には、操作部が球抜き機構に連繋して球受け皿部から遊技球を排出可能とし、カバー部材の開放時には、操作部が球抜き機構に連繋不能になって、球受け皿部から遊技球を排出し得ないようにする。
次に、本発明に係る遊技機の球受け皿ユニットにつき好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら、以下詳細に説明する。なお実施例では、遊技機として、所謂カード式のパチンコ機を例にして説明する。先ず、本実施例に係るパチンコ機の概略構成について、図2を参照して説明する。本実施例のパチンコ機10は、外枠11の開口前面側に対して中枠12が、連結支持手段17および施錠手段18を利用して着脱および開放可能に組み付けられている。そして、中枠12に横開き式のガラス扉14を組み付けた前枠13と、前枠13の下部において中枠12に対して着脱および開放可能に組み付けられる上球皿ユニット(球受け皿ユニット)15および該上球皿ユニット15の後側にセットされた電動式の球送り装置30(図7参照)と、下段に位置する下球皿16および打球発射装置20と、中枠12の後側に位置してパチンコ球(遊技球)Sの払い出しを行なう球払出装置等を備えた機構セット盤等が夫々装備されている一方、所要の遊技領域を構成した遊技盤(何れも図示せず)が着脱交換可能にセットされる。なお、前記前枠13の下縁は、その略全長に亘って後方に突出する係合部(図示せず)が形成され、前記上球皿ユニット15を構成する金属板部材40(後述)の係合レール部41と噛合するよう構成してある。また、貸球の払い出し制御に必要とされるカードユニット19が、パチンコ機10の外枠11に隣接して設置されて、該カードユニット19のカード挿入口19aにプリペイド式のカードを挿入した状態で、後述の球貸用ボタン83の操作に応じて前記上球皿ユニット15にパチンコ球S(図13参照)が払い出される。なお、以下の説明において前・後および左・右とは、図2に示すようにパチンコ機10を正面から見た状態で指称するものとする。
(上球皿ユニットについて)
前記上球皿ユニット15は、図2に示すように、前記中枠12の左右方向の略全長に亘って延在する横長方形状に形成されて、該中枠12に対して開閉および着脱可能に枢支されるカバー部材21と、前記中枠12の前側に位置してカバー部材21の後述する収容空間22の後方を画成する後板部材31と、該後板部材31の前側に取り付けられて多数のパチンコ球Sを貯留可能な所要の深さ寸法を有する球受け皿部45とから構成され、カバー部材21および後板部材31の左端部近傍には、当該カバー部材21に対して後板部材31を回動および接離可能に連着するヒンジ機構51が設けられている。すなわち、前記上球皿ユニット15は、その全体を中枠12に対して開放したもとで(図10参照)、前記後板部材31をカバー部材21から離間する方向(後方)に回動し得るよう構成される(図12参照)。
(カバー部材について)
図1または図3に示すように、前記カバー部材21は、前記中枠12の左右方向の略全長に亘り前側に湾曲状に膨出して後方に大きく開口する収容空間22が画成されて、内部に球貸操作ユニット81、球抜き機構57、球抜き用ボタン(操作部)88およびランプユニット(発光手段)68等の部品を収容可能な膨出部(曲面部)23と、該膨出部23の左右両端部から外側に向けて延出し、所定の厚みを有する基部28とから基本的に構成される。ここで、前記膨出部23は、上下方向、左右方向および前後方向に立体的に湾曲した球面の一部に近似する形状に形成されている(図3および図4参照)。また、膨出部23の前面には、左右方向に延在するスリット状の長孔(視認部)23a,23a,23aが上下方向に所定間隔離間して3箇所に開設されており、該長孔23a,23a,23aの後方に前記ランプユニット68のLED(発光体)79が配設されている。なお、前記膨出部23における前記収容空間22側の所要位置には、前記ランプユニット68を固定するランプ固定用突部(固定部)27が複数箇所に突設してある。また、前記膨出部23の上面23bと下面23cは、略水平な平面状に形成されている。
前記基部28は、前記後板部材31を囲繞し得る蓋枠状に形成されると共に、該基部28の左端部に枢軸(第2のヒンジ機構)28aが形成され、該枢軸28aを介して基部28(上球皿ユニット15)が前記中枠12に回動可能に枢支される。なお、前記基部28の後面側における前記枢軸28aの形成位置には、金属支持板(第2の金属板部材)29が配設されており(図1、図4または図7参照)、前記枢軸28aを中心に前記上球皿ユニット15を回動した際に、前記基部28(カバー部材21)に歪み等が生ずるのを防止している。そして、前記基部28の左端部側でかつ前記枢軸28aの形成位置より内側(右側)に、前記ヒンジ機構51を構成する第1支軸52(図8参照)を支持する一対の第1の軸受け部28b,28bが上下に離間して形成されると共に、該第1の軸受け部28b,28bの後方に取り付けた押え部28c,28cにより、該第1の軸受け部28b,28bで支持した第1支軸52が脱落しないよう固定されている。
図4〜図6に示すように、前記膨出部23の上面23bには、前記球受け皿部45の上方開口に略整合する球皿用切欠部24が開設されて、前記カバー部材21に後板部材31を当接した際に、該球受け皿部45が球皿用切欠部24を介して上方に露出するようになっている。また、前記上面23bにおける右側前方位置(球受け皿部45の後述する球整流路47の前側)には、前記収容空間22の内部に貫通する第1取付孔(開口部)25が開設されており(図4または図5参照)、該第1取付孔25を介して前記球貸操作ユニット81が上方に露出するよう配設されている。ここで、前記球貸操作ユニット81は、前記球払出装置を作動させる契機となる球貸用ボタン83と、前記カードユニット19のカード挿入口19aに挿入したカードを取り出すカード返却用ボタン84とを前記第1取付孔25に略整合する形状に形成した本体部82に配置したものであって、該本体部82の上端縁部に、外方に向けて延出する第1フランジ部(延出部)85を形成してある。すなわち、前記第1取付孔25に上方から挿入した前記球貸操作ユニット81の第1フランジ部85が、前記膨出部23の上面23bに当接することで位置規制されて、該球貸操作ユニット81が所定位置に配置される(図5参照)。なお、前記球貸操作ユニット81は、前記本体部82の下部に垂設した固定片(固定部)86の通孔86aを介して前記ランプユニット68に形成した後述の第1の固定用ボス部(固定部)70b,70bにネジ止め固定される。
また、前記膨出部23の上面23bにおける前記球皿用切欠部24の右方位置(球受け皿部45の球整流路47の下端部側)には、前記収容空間22の内部に貫通する略楕円状の第2取付孔(第2の開口部)26が開設されており(図6参照)、該第2取付孔26を介して前記球抜き機構57を操作可能な球抜き用ボタン88が配設されている。前記球抜き用ボタン88は、図1または図6に示すように、所要の高さ寸法を有する断面略楕円状のボタン部89と、該ボタン部89の下部に垂設されて前記球抜き機構57の作動部材(後述)63に接離可能な棒状の連繋部90と、当該ボタン部89の下端縁部から外方に延出するよう形成された第2フランジ部(延出部)91とから構成される。そして、前記収容空間22内における前記第2取付孔26の下方位置には、前記連繋部90を挿通可能な通孔(図示せず)を穿設した支持板(固定部)93が固定されている。すなわち、前記球抜き用ボタン88は、前記ボタン部89が前記第2取付孔26に下方から挿入されると共に、支持板93の通孔に連繋部90が挿入された状態で取り付けられる。
また、前記支持板93の通孔に連繋部90を挿通した状態で、前記球抜き用ボタン88が上下方向へのスライドを可能とし得る位置に該支持板93が取り付けられており、前記後板部材31をカバー部材21から離間した際には、該球抜き用ボタン88が自重により下方に変位して第2フランジ部91が支持板93に当接した停止位置(図6に実線で図示)に保持され、該後板部材31とカバー部材21とを閉成した際には、当該球抜き用ボタン88が上方にスライド変位して前記連繋部90が作動部材63に当接した操作可能位置(図6に2点破線で図示)に保持される。
(後板部材について)
図1に示すように、前記後板部材31は、前記カバー部材21の後方開口(収容空間22)を閉成可能な板状に形成される。また、前記後板部材31の左側部には、図8に示すように、前後方向および左方向に開口する収納部32が形成され、該収納部32に、後方に開口する第2の軸受け部32a,32aが上下方向に離間して形成されている。そして、前記第2の軸受け部32a,32aに、前記ヒンジ機構51の第2支軸53(図8参照)を枢支するようになっている。なお、前記収納部32および第2の軸受け部32a,32aの後方開口は、後述する金属板部材40で被覆されて、前記第2支軸53が該第2の軸受け部32a,32aから脱落するのを防止している。また、前記後板部材31における左端縁部の下方位置には、配線用切欠部33が形成されており、該切欠部33を介して前記収容空間22内に配設したランプユニット68や球貸操作ユニット81に接続する配線が前記中枠12側に導出されるようにしてある。
そして、前記後板部材31における左側位置には、前後に開口する給出口34が開設されており、該給出口34から後方に向けて延出した連絡筒部34aを介して前記球払出装置で払い出したパチンコ球Sが前記球受け皿部45に排出されるようになっている。一方、後板部材31における右側部には、前記打球発射装置20の操作に応じて作動される球打出機構(図示せず)に連通する球取込口35が開設され、該後板部材31の裏側における該球取込口35に対応する位置に、前記球送り装置30を配置してある。ここで、前記球送り装置30は、一体的に取り扱い得るカセット形式に形成され、前記球打出機構の打球作動にタイミングを合わせて前記球取込口35を介してパチンコ球Sを1球ずつ球打出機構に向けて送り出すようになっている。なお、前記後板部材31の前面側における球取込口35近傍には、前記球抜き機構57を配設する設置部(固定部)36を設けてある。なお、前記後板部材31の裏側における右端部近傍(ヒンジ機構51の形成側と反対の端部側)には、前記中枠12に設けた前記施錠手段18と係脱可能な被施錠部39が設けられ、該施錠手段18との係合を解除することで、前記上球皿ユニット15を開放し得るようになっている。
前記金属板部材40は、図1に示すように、前記後板部材31における後面の略全面を被覆し得る大きさに形成されて、該後板部材31に歪みが発生したり、上球皿ユニット15に前後を貫通する孔を設け、該孔を介してパチンコ機内部に異物を挿入する等の不正行為が行なわれるのを防止している。また、前記金属板部材40における上端縁には、その略全長に亘って前側に開口する断面略コ字状の係合レール部41が形成されており、該係合レール部41が前記前枠13の下縁に形成した前記係合部と噛合し得るよう構成されている。すなわち、前記上球皿ユニット15(後板部材31)と前枠13との間に生ずる隙間を前記係合レール部41で遮蔽して、該隙間からパチンコ機10の内部への異物の挿入を阻止して不正行為を防止するようになっている。また、前記金属板部材40における左端縁(ヒンジ機構51の形成端縁側)は、後方に向けて略直角に折り曲げられた折曲部42が形成されており(図7参照)、前記後板部材31をカバー部材21から離間する方向に回動した際に、この折曲部42がカバー部材21(基部28)の前記金属支持板29に当接することで回動を規制して、該後板部材31が所定角度で回動するようになっている。なお、前記金属板部材40における前記給出口34(連絡筒部34a)および球取込口35に対応する位置は開口されると共に、該金属板部材40の所要位置には、前記カバー部材21に対してネジ止めする位置を指示する標識43を設けてある。すなわち、前記各標識43で指示された位置のネジを取り外すことで、後板部材31とカバー部材21との固定が解除されて、前記後板部材31を第1状態から第2状態(後述)に変位し得るようになる。
(球受け皿部について)
前記球受け皿部45は、図1に示すように、その左側に位置して前後方向に所要の幅寸法を有する多数のパチンコ球Sを貯留可能な球貯留部46と、該球貯留部46の右側に連続的に形成されて前後の幅寸法を前記パチンコ球Sの直径寸法と略同等に設定した球整流路47とから構成されており、該球貯留部46および球整流路47の夫々は、後方および上方に開口するようになっている。すなわち、前記球受け皿部45(球貯留部46および球整流路47)の後方開口は、前記後板部材31で遮蔽するよう構成されている。ここで、前記球受け皿部45の底面は、所定の傾斜角度で右方向に向かうにつれて下方傾斜するよう形成されると共に、前記後板部材31の給出口34が前記球貯留部46に開口し、前記球取込口35が前記球整流路47の傾斜下端部側に開口するように前記後板部材31に取り付けてある。
また、図11〜図13に示すように、前記球整流路47の傾斜下端部(前記球取込口35と整列する位置)には、前記下球皿16に連通する球排出口48が開設されており、前記球抜き機構57の開閉部材58(後述)により該球排出口48を常には遮蔽するようになっている。すなわち、前記後板部材31の給出口34(連絡筒部34a)から前記球貯留部46に給出されたパチンコ球Sは、前記球貯留部46から球整流路47に向けて転動し、常には前記球送り装置30の作動に応じて前記球取込口35を介して前記球打出機構に送り出されると共に、前記球排出口48を開放することで前記下球皿16に排出される。なお、前記球整流路47には、接地した金属製の薄板47aが敷設されており、パチンコ球Sに帯電した静電気を除去するようになっている。また、前記球受け皿部45における下方位置には、前方に向かって突出する筒状部37が後方に開口するよう形成されると共に、該筒状部37の前端面には、当該筒状部37より小径で、前端面に通孔38aを穿設した小径筒部38が形成されており、該通孔38aを介して後方から挿通したネジが前記ランプユニット68の後述する第2の固定用ボス部(固定部)70cに固定してある(図5参照)。
(第1のヒンジ機構について)
前記ヒンジ機構51は、図8に示すように、前記カバー部材21に枢支された第1支軸52と、前記後板部材31に枢支された第2支軸53と、該第1および第2支軸52,53を介してカバー部材21と後板部材31とを連着する連結部材54とから構成される。ここで、前記連結部材54は、前記後板部材31に形成した前記収納部32に収容可能な寸法に設定した略矩形板状に形成されており、その上端面の一端部側に、上下方向に貫通して前記第2支軸53を挿通可能な軸孔54aが穿設されると共に、該上端面の他端部側から該軸孔54a側に向けて所要長さだけ延在し、かつ上下方向に貫通して前記第1支軸52を挿通可能なガイド孔54bが穿設されている。
すなわち、前記連結部材54は、前記後板部材31に対しては前記第2支軸53を中心に回動し得ると共に、前記カバー部材21に対しては前記第1支軸52を中心に回動可能で、かつ第1支軸52が連結部材54に対して前記ガイド孔54bに沿って相対的にスライドして、第1支軸52と第2支軸53とが近接および離間するようになっている。そして、前記ヒンジ機構51は、前記第1支軸52が前記ガイド孔54bに沿って相対的にスライドすると共に、前記連結部材54が第1および第2支軸52,53を介して回動することで、前記後板部材31をカバー部材21に当接した第1状態(図9および図10参照)、およびカバー部材21から離間した第2状態(図11参照)に変位させ得るよう構成される。
また、前記後板部材31が前記第1状態にある場合には、図9または図10に示すように、該後板部材31は前記カバー部材21における基部28に囲繞されており、前記第1支軸52と第2支軸53とは後板部材31の延在方向に整列するよう構成してある。従って、前記連結部材54は、前記基部28の内側に収容されると共に、前記後板部材31に対して略平行に延在している。なお、このとき前記第1支軸52は、前記軸孔54aに近接する前記ガイド孔54bの端部側に位置している。そして、この第1状態において前記後板部材31をカバー部材21から離間するよう後方に変位すると、図11に示すように、該第1支軸52が前記連結部材54に対して前記ガイド孔54bに沿って相対的にスライドすると共に前記第1支軸52および第2支軸53を中心に回動して前記第2状態に変位し、この第2状態において、前記第1支軸52を中心に前記後板部材31を回動することにより、前記収容空間22が完全に開放される(図12参照)。
(球抜き機構について)
図1または図11〜図16に示すように、前記球抜き機構57は、前記球排出口48の下方に臨み、該球排出口48を閉じる閉成位置および球排出口48を開く開放位置の間で変位可能な開閉部材58と、該開閉部材58を常には閉成位置に付勢するバネ部材(付勢手段)62と、開閉部材58に接続して閉成位置から開放位置に向けて押圧し得る作動部材63と、これら各部材が組み付けられて前記後板部材31の設置部36に着脱可能に取り付けられるケース体66とから基本的に構成され、単一のユニットとして取り扱い得るようになっている。なお、前記開閉部材58は前記ケース体66の左下方位置に開設した第1開放部66aを介して外部に露出し、前記作動部材63は該ケース体66の右上方位置に開設した第2開放部66bを介して外部に露出するようになっている。
また、図13または図15に示すように、前記開閉部材58は、略L字状に形成されて前記球排出口48を開閉する舌片部59と、該舌片部59の右側前端部から前側に延出する支持部60と、該支持部60の所要位置に形成されて前記ケース体66に回動可能に支持される軸部61とから構成される。そして、前記支持部60の前端部には、前記バネ部材62の一端部を係止可能な第1係止爪部60aを形成してある。更に、前記ケース体66における前記第1係止爪部60aから左方向に離間する位置には、前記バネ部材62の他端部を係止する第2係止爪部67が形成されており、この第1係止爪部60aと第2係止爪部67とに弾力的に掛装したバネ部材62により、前記開閉部材58は、常には図15(a)に示す前記閉成位置に保持される。なお、前記舌片部59の下面には、回動規制片59bが形成されており(図16参照)、該回動規制片59bが前記ケース体66の左側面に当接することで、前記開閉部材58が前記閉成位置で位置決めされるようになっている。また、前記舌片部59の右端縁部には、前記作動部材63の押圧片64aが当接する壁部59aが形成されている。
前記作動部材63は、図16に示すように、前記押圧片64aを形成した第1アーム64と、前記ケース体66の第2開放部66bから外部に臨む台部65aを形成した第2アーム65とから略L字状に形成され、該第1および第2アーム64,65の交差位置に形成した軸部63aを介して前記ケース体66に回動可能に支持されている。なお、前記作動部材63は、常には前記押圧片64aが前記開閉部材58の壁部59aに当接した状態で保持され、前記台部65aを下方に押圧することにより回動されて該押圧片64aで壁部59aを左方向に押圧し、該開閉部材58が前記開放位置に変位されるようになっている。また、前記台部65aの前面側には、図14〜図16に示すように、後方に向かうにつれて上方傾斜する傾斜案内面65bが形成されて、前記カバー部材21に対して前記後板部材31を第2状態から第1状態に変位した際に、該傾斜案内面65bに前記球抜き用ボタン88の連繋部90が当接して、該連繋部90を前記台部65aの上面に案内するよう構成されている。すなわち、前記球抜き用ボタン88は、前記後板部材31を第2状態から第1状態に変位することで前記操作可能位置に変位される。
(ランプユニットについて)
前記ランプユニット68は、図4または図5に示すように、前記カバー部材21の膨出部23の内側形状に略整合する曲面形状に形成されたベース部材69と、多数のLED(発光体)79を配設した平板状の配線基板78と、該ベース部材69に固定され、該配線基板78をベース部材69に着脱自在に取り付け可能な取付部材(取付手段)73,73とから構成されている。ここで、前記配線基板78は、図17に示すように、その前側の端縁部78aが前記膨出部23(ベース部材69)の内側形状に略整合する円弧形状に形成されており、この円弧状の端縁部78aに沿って前記多数のLED79が所定間隔毎に配設してある。なお、前記LED79は、その光軸が前記配線基板78と略平行になるよう取り付けられ、各LED79の点灯時に光が前方(配線基板78の円弧状端縁部78a側)に照射されるよう構成されている。なお、前記配線基板78における前記円弧状端縁部78a側の左右方向に所要間隔離間した位置には、前記取付部材73,73が臨む切欠部78c,78cを形成してある。
前記ベース部材69には、図4に示すように、前記膨出部23に形成された前記ランプ取付用突部27の夫々に対応する位置に取着部(固定部)70が形成されており、該取着部70の通孔70aに後方から挿通したネジを該ランプ取付用突部27に螺挿することで、ベース部材69がカバー部材21に固定されている。また、前記ベース部材69における前記膨出部23の長孔23a,23a,23aに対し前後に整列する位置には、各長孔23aに臨むよう前方に突出して、透明または半透明の光透過性を有する樹脂等で形成された突出部(光透過部)71,71,71が形成される。そして、前記ベース部材69の所要位置には、前記球貸操作ユニット81に形成した前記固定片86をネジ止めする前記第1の固定用ボス部70bと、前記後板部材31に形成した前記小径筒部38をネジ止めする前記第2の固定用ボス部70cとが後方に向けて突設されると共に、該ベース部材69の下端縁から後方に延出して、該筒状部37の前端部に当接して位置規制する位置規制片72が設けられている。なお、前記位置規制片72と前記膨出部23(カバー部材21)の下面23cとの間は、僅かに離間するよう設定されて(図5参照)、この隙間に前記ランプユニット68や球貸操作ユニット81に接続する前記配線を通すよう構成してある。すなわち、前記位置規制片72は、前記配線を束ねるよう機能し、前記収容空間22の内部での配線の絡まりを防止している。
また、前記取付部材73は、図18に示すように、前記各切欠部78cに臨んで前記配線基板78の前側(ベース部材69側)への移動を規制する規制部75と、該規制部75の上端部(一端部)から後方に延出して配線基板78の上面(一方の面)に当接する第1当接部76と、当該規制部75の下端部から後方に延出して配線基板78の下面(他方の面)に当接する第2当接部77と、該第1当接部76の後端部に形成されて配線基板78の後端縁部(端縁部から離間する他端縁部)78bに係脱自在に係合し得る係合爪部76aとから構成した取付部74が、上下方向に離間して段状に3つ一体的に形成されている。すなわち、一つの取付部74には、一つの配線基板78を取り付け可能で、各取付部74の夫々に配線基板78を取り付けることで、3枚の配線基板78,78,78が層状に取り付けられている。なお、前記取付部材73は、前記ベース部材69に対して前記規制部75が対向するようネジ止めしてある。すなわち、図5に示すように、前記配線基板78の円弧状端縁部78aが、前記ベース部材69(膨出部23)に対向すると共に、前記多数のLED79が、前記突出部71,71,71の後方に臨むよう構成されて、各LED79を点灯した際に、該LED79の光が突出部71,71,71および長孔23a,23a,23aを介して外部に照射されるようになっている。
(実施例の作用)
次に、前述のように構成したパチンコ機の上球皿ユニットの作用について説明する。遊技者が前記カードユニット19のカード挿入口19aにプリペイド式のカードを挿入したもとで、前記上球皿ユニット15に配設した球貸操作ユニット81の球貸用ボタン83を押圧操作すると、前記球払出装置が作動して、前記連絡筒部34a(給出口34)を介して所定数のパチンコ球Sが前記球受け皿部45の球貯留部46に給出される。そして、前記球貯留部46に給出されたパチンコ球Sは、前記球受け皿部45の傾斜に沿って前記球整流路47に向けて転動して1列に整列される。この状態で、遊技者が前記打球発射装置20を操作すると、前記球送り装置30により球受け皿部45内のパチンコ球Sが球取込口35を介して前記球打出機構に1球ずつ送り出される。なお、前記球受け皿部45の底面を右方向に向かうにつれ下方傾斜するよう形成し、その下流側に前記球整流路47を形成してあるから、該球受け皿部45に給出したパチンコ球Sを正確に1球ずつ機内に取り込むようにできる。また、前記カバー部材21の膨出部23に開設した各長孔23aの後側にLED79を配置するよう構成したことで、該LED79を点灯して上球皿ユニット15を発光装飾することができ、遊技の装飾性が向上する。
ところで、パチンコ機10を長期に亘って使用していると、前記上球皿ユニット15の収容空間22内に配設した前記球貸操作ユニット81やランプユニット68または球抜き機構57あるいは球抜き用ボタン88に故障や損傷等の不具合が生ずる場合がある。この場合には、前記施錠手段18を操作して、該施錠手段18と前記後板部材31(上球皿ユニット15)の被施錠部39との係合を解除し、カバー部材21に形成した枢軸28aを中心に上球皿ユニット15の全体を回動して該上球皿ユニット15の裏側を開放する(図10参照)。この状態で、前記カバー部材21と後板部材31とを固定するネジを取り外し、該後板部材31を後側(中枠12側)に引き出すことにより、前記ヒンジ機構51における前記第1支軸52が連結部材54に対して相対的にスライドして、当該後板部材31がカバー部材21の後側に当接した前記第1状態から該カバー部材21から離間する第2状態に変位する(図11参照)。次いで、前記後板部材31を前記カバー部材21に対して中枠12側に回動することで、前記収容空間22が完全に開放される(図12参照)。このように、前記カバー部材21と後板部材31とを前記ヒンジ機構51を介して回動可能に枢支したことで、単に後板部材31をカバー部材21に対して回動させるだけで、両部材21,31の間に画成された収容空間22を開放することができる。
すなわち、カバー部材21と後板部材31とを分解することなく収容空間内に配設した各部品57,68,81,88の交換作業等を行ない得るから、各部品57,68,81,88が紛失したり、誤って落下させて損傷させる畏れはない。また、前述のように、前記カバー部材21と後板部材31とを前記ヒンジ機構51を介して連着したことで、該後板部材31をカバー部材21から一旦離間させた後に回動するだけで簡単に前記収容空間22を開放することができ、作業時間を短縮して作業効率の向上を図り得ると共に、開放するに際して両部材21,31が損傷するのも防止でき、廃棄物やコストを低減することが可能となる。なお、前記カバー部材21と後板部材31とを固定するネジを取り外すに際しては、前記金属板部材40の標識43で指示されたネジを取り外せばよいので、効率的に作業を行ない得ると共に、誤って異なるネジを取り外すのを防止し得る。
そして、前記カバー部材21の球皿用切欠部24から球受け皿部45を一旦離間させた後に、前記後板部材31を回動するため、該カバー部材21と球受け皿部45の夫々が干渉し合うのは防止され、該後板部材31をスムーズに回動させることができる。また、前記ヒンジ機構51は、前記カバー部材21および前記後板部材31の夫々に枢支する第1および第2支軸52,53と、これら支軸52,53を挿通する軸孔54aおよびガイド孔54bを形成した連結部材54とから構成されている。このように、前記ヒンジ機構51は部品点数が少なく簡略な構成であるから、部品コストを低廉に抑え得ると共に、組み付け作業を容易に行なうことができる。また、前記後板部材31を前記第1状態に保持した状態において、前記連結部材54が後板部材31に対して略平行となるようにしたから、常には上球皿ユニット15(基部28)の前後方向の寸法を小さくでき、上球皿ユニット15のデザイン上の自由度が増す。
更に、前記後板部材31の裏側に配設した金属板部材40の前記係合レール部41と前枠13の下縁の係合部とを噛合させ、該係合レール部41により上球皿ユニット15と中枠12との間に生ずる隙間を遮蔽するようにしたから、該隙間からパチンコ機10の内部に異物が挿入されるのを防止でき、不正行為を未然に防ぎ得る。また、前記金属板部材40により後板部材31(上球皿ユニット15)が補強されるから、該後板部材31(上球皿ユニット15)が変形するのを防止し得る。なお、この金属板部材40で前記後板部材31に枢支した前記第2支軸53を固定するようにしたので、該第2支軸53を固定する固定手段を別に設ける必要はなく、コストを低減することが可能である。
また、前記金属板部材40に形成した折曲部42により、前記後板部材31の回動範囲を規制するようにしたので、該後板部材31を所定の位置で開放した状態で前記収容空間22に収容した前記球貸操作ユニット81やランプユニット68または球抜き機構57あるいは球抜き用ボタン88の着脱交換作業ができるから、作業効率が向上される。更に、前記後板部材31の回動を規制する別の規制部材を設ける必要はないから、コストが増大することはない。なお、前記折曲部42を形成したことで、上球皿ユニット15の側部からパチンコ機10の内部に異物が挿入されるのを、より確実に阻止することができ、不正行為をより確実に防止できる。
ここで、前記カバー部材21の後方開口(収容空間22)を前記後板部材31で閉成した前記第1状態では、該カバー部材21に設けた前記球抜き用ボタン88の連繋部90が後板部材31に設けた前記球抜き機構57の台部65a(作動部材63)に当接して、該球抜き機構57を操作し得る前記操作可能位置に保持される。この状態で、前記球抜き用ボタン88を押圧操作するに伴い、前記連繋部90が前記台部65aを下方に押圧して前記作動部材63が回動し、これにより、作動部材63の押圧片64aが前記開閉部材58を左方向に押圧して、前記球受け皿部45の球排出口48を閉じた前記閉成位置から、該球排出口48を開いた開放位置に変位する。すなわち、前記球抜き用ボタン88の押圧操作により前記球排出口48を開いて、前記球受け皿部45に貯留したパチンコ球Sを前記下球皿16に排出し得る。
ところで、前記収容空間22内に配設した前記各部品57,68,81,88に損傷等の不具合が生じて交換やメンテナンス作業等を行なうに際しては、前述したように、前記上球皿ユニット15の全体を回動して一旦上球皿ユニット15の裏側を開放する必要がある。すなわち、この状態では、前記球排出口48と下球皿16との連通状態が解除され、前記開閉部材58が開放位置に変位されると、前記球受け皿部45に貯留したパチンコ球Sは前記下球皿16に排出されず、遊技場(所謂ホール)内に散乱してしまう。
ここで、本実施例の上球皿ユニット15では、前記球抜き機構57は前記後板部材31に配設され、前記球抜き用ボタン88は前記カバー部材21に配設されているから、該後板部材31を回動して前記収容空間22を開放することで、前記球抜き用ボタン88の連繋部90と、前記作動部材63の台部65aとが離間し、両部材88,63は連繋不能となる。すなわち、前記収容空間22内に配設した前記各部品57,68,81,88に損傷等の不具合が生じて交換やメンテナンス作業等を行なうに際し、作業者が誤って前記球抜き用ボタン88を操作しても前記作動部材63が作動しないから、前記開閉部材58が前記閉成位置から開放位置に変位することはなく、球受け皿部45内に貯留したパチンコ球Sが排出されて遊技場(所謂ホール)内にパチンコ球Sが散乱するのを防止し得る。そして、前記球抜き用ボタン88と前記球抜き機構57とを分離するよう構成したことで、該球抜き用ボタン88をカバー部材21の任意の位置に設けることができ、上球皿ユニット15のデザイン上の自由度が高くなる。
また、前記台部65a(作動部材63)の前面側に傾斜案内面65bを形成したことにより、前記収容空間22を閉成するに際して前記後板部材31を第2状態から第1状態に変位することで、該傾斜案内面65bに前記球抜き用ボタン88の連繋部90が当接し、該連繋部90を前記台部65aの上面に円滑に案内し得る。すなわち、前記カバー部材21の収容空間22を開放した状態では自重で停止位置に変位する球抜き用ボタン88を、前記後板部材31を第2状態から第1状態に変位するだけで、前記球抜き機構57を作動し得る前記操作可能位置に変位できるから、上球皿ユニット15を組み付けるに際し、球抜き用ボタン88を上方に持ち上げる必要はなく、該上球皿ユニット15の組み付け作業性が向上される。また、前記球抜き機構57を構成する開閉部材58や作動部材63およびバネ部材62の夫々を、所要のケース体66に組み付けて一体的に取り扱い得るようになっているから、上球皿ユニット15の組み付け作業やメンテナンス作業を簡略化し得る。
(変更例)
なお、球受け皿ユニットの構成としては、実施例のものに限られるものではなく、種々の変更が可能である。例えば、実施例では球抜き機構におけるケース体の右上方位置を開口して作動部材の台部が外部に臨むよう構成したが、図19に示す球抜き機構94のように、台部65aの全体が外部に露出しないようにすることもできる。すなわち、ケース体95に台部65aの前方および上方に延在するスリット状の溝部95aを前後方向に形成し、後板部材31がカバー部材21と離間した第2状態から、後板部材31がカバー部材21の収容空間22を形成する第1状態へ移動する際には、該溝部95aに球抜き用ボタン88の連繋部90が進入して、後板部材31が第1状態にある場合には、溝部95aに該連繋部90が臨んで連繋部90と台部65a(作動部材63)とを連繋可能にし、該後板部材31を第2状態に変位した場合には、当該連繋部90が当該溝部95aから離脱して、この連繋部90と台部65a(作動部材63)とを連繋不能にするようにしてもよい。ここで、前記溝部95aは、作業者の指を挿入し得ない幅寸法に設定される。
この構成であっても、前述した実施例と同様に、後板部材31とカバー部材21とを分離した状態でメンテナンス作業等を行なうに際し、球抜き用ボタン88を操作しても球受け皿部45内のパチンコ球Sが排出されるのは防止できる。また、前記台部65aの前面に前記溝部95aが延在することで、前記後板部材31を第2状態から第1状態に変位した際に、前記連繋部90を前記傾斜案内面65bに沿って台部65aの上面に案内し得るから、上球皿ユニット15の組み付け作業性を損なう畏れもない。
更に、球抜き機構94の台部65aの全体が外部に露出しないので、後板部材31とカバー部材21とを分離した際に、作業者が誤って台部65aを直接押圧するのも防止し得るから、より確実に球受け皿部45内のパチンコ球Sが排出されるのを防ぐことが可能である。なお、図19において、実施例と同一の部材には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。また、球抜き機構の具体的構成としては、実施例のものに限られず、カバー部材に配設した操作部の操作に応じて、球排出口を開閉し得る構成であれば何れの構成であっても採用し得る。
そして、カバー部材および後板部材の左端部側にヒンジ機構を設けるようにしたが、これに限らず、該カバー部材および後板部材の右端部側に設けるよう構成してもよい。また、前記カバー部材を遊技機に対して回動自在に枢支し、該カバー部材に対して前記ヒンジ機構を介して前記後板部材が後側に回動するよう構成したが、後板部材を遊技機に枢支し、該ヒンジ機構により当該後板部材に対してカバー部材が前側に回動するようにしてもよい。更に、球受け皿部を後板部材に取り付ける構成に限らず、カバー部材に取り付ける構成とすることも可能である。なお、前記後板部材およびカバー部材の夫々は、該後板部材に配設した金属板部材の折曲部の形成角度を変更することで、任意の角度だけ回動させることができる。
なお、前記球受け皿部を右方向に向けて下方傾斜するようにしたが、左方向に向けて下方傾斜するようにしてもよく、球受け皿部の中央部に向けて下方傾斜するよう構成することもできる。すなわち、前記球受け皿部は、その底面を所定方向に傾斜するよう形成し、その傾斜下端部側に、遊技球の直径寸法と略同等の幅寸法に設定した球整流路を形成することで、該球受け皿部に貯留した遊技球を該球整流路で1列に整列でき、安定して機内に遊技球を取り込むことが可能となる。なお、この場合には、前記球排出口の形成位置も、前記球整流路(球受け皿部)の傾斜下端部に位置するよう変更される。
そして、前記ヒンジ機構の構成は、実施例のものに限られず、前記後板部材またはカバー部材の何れかを回動して、収容空間の開放または閉成がなされるよう構成すれば、従来公知の各種構成を採用することもできる。また、実施例では、前記収容空間に、球貸操作ユニット、球抜き機構およびランプユニットの夫々を収容するようにしたが、これに限らず、スピーカ等でもよく任意の部品を収容することが可能である。なお、実施例では、球受け皿ユニットとして上球皿ユニットを例にしたが、これに限られるものではなく、下球皿ユニットであってもよい。また、遊技機としては、パチンコ機に限られるものではなく、アレンジボール機やパチンコ式スロットマシン機等であってもよく、遊技球を貯留し得る球受け皿部を機前側に備えた遊技機であれば、何れの遊技機であっても好適に採用し得る。
(付記)
また、本発明の具体的構成としては、以下のような限定が可能である。
(1) 請求項1記載の遊技機の球受け皿ユニットに関して、前記球抜き機構は、前記開閉部材を常には前記閉成位置に保持する付勢手段と、後方に向かうにつれて上方傾斜する傾斜案内面を前面側に有し、前記開閉部材に接続して該開閉部材を前記閉成位置から開放位置に向けて押圧し得る作動部とを備え、
前記操作部は、前記後板部材とカバー部材とを閉成した際に、前記作動部に当接した操作可能位置に保持され、該後板部材とカバー部材とを離間した際に、該作動部との接続が解除されて自重により下方にスライドした停止位置に保持され、
前記カバー部材の閉成時に、前記操作部が前記傾斜案内面に案内されて前記停止位置から操作可能位置にスライド変位し、この状態において該操作部を操作可能位置から停止位置に向けてスライド変位することにより前記作動部が作動して、前記開閉部材が前記閉成位置から開放位置に変位するよう構成する。
この構成によれば、前記カバー部材の開放時には自重で停止位置に変位する操作部を、該カバー部材の閉成時に傾斜案内面に沿って操作可能位置に変位させるから、上球皿ユニットの組み付け作業性が向上する。
(2) 請求項2または3記載の遊技機の球受け皿ユニットあるいは前記(1)記載の遊技機の球受け皿ユニットに関して、前記開閉部材および作動部を所要のケース体に収容すると共に、該ケース体における作動部と対応する位置にスリット状の溝部を形成し、前記カバー部材の閉成時には、前記操作部が前記溝部に臨んで前記作動部と連繋可能になり、前記カバー部材の開放時には、前記操作部が前記溝部から離脱して前記作動部に連繋不能となるよう構成する。
この構成によれば、開閉部材を作動する作動部が外部に露出しないので、カバー部材を開放した際に、作業者が誤って作動部を直接押圧するのも防止し得るから、より確実に球受け皿部内の遊技球が排出されるのは防止される。
本発明の実施例に係る上球皿ユニットを分解して示す斜視図である。 本実施例に係るパチンコ機を示す正面図である。 本実施例に係る上球皿ユニットを示す側面図である。 本実施例に係るカバー部材、ランプユニットおよび球貸操作ユニットを分解して示す斜視図である。 図2におけるi−i線断面図であって、本実施例に係る上球皿ユニットを、球貸操作ユニットを分解した状態で示す。 本実施例に係るカバー部材を示す縦断側面図である。 本実施例に係る上球皿ユニットを背面から見た状態を示す斜視図である。 本実施例に係るヒンジ機構を分解して示す斜視図である。 本実施例に係る上球皿ユニットを中枠に当接した閉じた状態で示す平面図である。 本実施例に係る上球皿ユニットを中枠から離間すると共に、後板部材をカバー部材に当接した第1状態に保持した状態を示す平面図である。 本実施例に係る後板部材をカバー部材から離間した第2状態に変位した状態を示す平面図である。 本実施例に係る後板部材を回動して、カバー部材の収容空間を開放した状態を示す平面図である。 本実施例に係る球抜き機構により球受け皿部の球排出口を遮蔽した状態を示す平面図である。 本実施例に係る球抜き機構により球受け皿部の球排出口を開放した状態を示す平面図である。 本実施例に係る球抜き機構を示す斜視図である 本実施例に係る球抜き機構の開閉部材が閉成位置にある状態を示す横断平面図である。 本実施例に係る球抜き機構の開閉部材が開放位置にある状態を示す横断平面図である。 本実施例に係る球抜き機構の開閉部材が閉成位置にある状態を示す縦断正面図である。 本実施例に係る球抜き機構の開閉部材が開放位置にある状態を示す縦断正面図である。 本実施例に係る配線基板を示す平面図である。 本実施例に係る取付部材を示す側面図である。 変更例に係る球抜き機構を示す斜視図である。
符号の説明
21 カバー部材
31 後板部材
45 球受け皿部
48 球排出口
51 ヒンジ機構
57 球抜き機構
58 開閉部材
62 バネ部材(付勢手段)
63 作動部材(作動部)
65b 傾斜案内面
88 球抜き用ボタン(操作部)
S パチンコ球(遊技球)

Claims (4)

  1. 所要位置に球排出口を有し、多数の遊技球を貯留し得る球受け皿部と、前記球排出口に臨み、該球排出口を閉じる閉成位置および球排出口を開く開放位置の間で変位可能な開閉部材を備えた球抜き機構と、前記開閉部材を前記閉成位置から開放位置へ変位させる操作部とからなる遊技機において、
    前記球受け皿部および球抜き機構が配設される後板部材と、
    前記操作部が配設され、前記後板部材の前側に常には閉成状態で位置し、必要に応じて該後板部材から離間し得るカバー部材とからなり、
    前記カバー部材の閉成時には、前記操作部が球抜き機構に連繋可能となって、該操作部の操作により前記開閉部材が前記閉成位置から開放位置に変位して前記球排出口からの遊技球を排出可能とし、
    前記カバー部材の開放時には、前記操作部が前記球抜き機構に連繋不能になって、前記開閉部材を前記閉成位置に保持するよう構成した
    ことを特徴とする遊技機の球受け皿ユニット。
  2. 前記球抜き機構は、前記開閉部材を常には前記閉成位置に保持する付勢手段と、前記開閉部材に当接して該開閉部材を前記閉成位置から開放位置に向けて押圧し得る作動部とを備え、
    前記操作部は、前記カバー部材の閉成時に、前記作動部に当接する操作可能位置に位置して、
    前記操作可能位置にある前記操作部の操作により前記作動部が作動して、前記開閉部材が前記閉成位置から開放位置に変位するようになっている請求項1記載の遊技機の球受け皿ユニット。
  3. 前記作動部の前面側に、所定方向に傾斜する傾斜案内面を設け、前記後板部材とカバー部材とを閉成した際に、前記操作部が該傾斜案内面に沿って前記操作可能位置に案内される請求項2記載の遊技機の球受け皿ユニット。
  4. 前記後板部材およびカバー部材の左右何れかの端部側に、これら両部材を回動可能に枢支するヒンジ機構を設け、該ヒンジ機構を介して前記後板部材またはカバー部材の何れかを回動することで、両部材が接離し得るようにした請求項1〜3の何れかに記載の遊技機の球受け皿ユニット。
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