JP2005066066A - ミラーキャビネットの鏡取付構造 - Google Patents

ミラーキャビネットの鏡取付構造 Download PDF

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JP2005066066A
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Tetsuya Shibata
哲也 柴田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

【課題】 鏡3をミラーキャビネット本体1から容易に分離させることができ、廃棄時に容易に分別できるミラーキャビネットの鏡取付構造を提供する。
【解決手段】 ミラーキャビネット本体1の前面側に接着剤4で鏡3を取付けるミラーキャビネットの鏡取付構造であって、ミラーキャビネット本体1の後面側に、接着剤貼付部4aを囲むように溝部11を全周にわたって設けた。
ミラーキャビネット本体1の前面側に接着剤貼付部4aを囲むように突起部12を設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、接着剤にて鏡を取り付けたミラーキャビネットを廃却する際に、ミラーキャビネット本体から鏡を容易に分別にすることに関するものである。
従来から、ミラーキャビネット本体に鏡を取り付けるために、鏡の上端部をフックと両面テープで固着し、鏡の下端部をフックで係止して鏡をミラーキャビネット本体に取り付ける構造のものがあった(例えば、特開2000−296066号公報参照)。
しかしながら、この場合には、鏡とミラーキャビネット本体とが両面テープで接着されているため、ミラーキャビネット本体から鏡を分離させるには、接着をはがさなければならず、大きな力が必要となり、廃棄の際の分別が非常に困難であったという問題があった。
特開2000−296066号公報
本願発明は、上記背景技術に鑑みて発明されたものであり、その課題は、鏡をミラーキャビネット本体から容易に分離させることができ、廃棄時に容易に分別できるミラーキャビネットの鏡取付構造を提供することである。
上記課題を解決するために、本願発明は、ミラーキャビネット本体の接着剤貼付部の後面側に、接着剤貼付部を囲むように溝部を全周にわたって設けたものである。
本願発明のミラーキャビネットの鏡取付構造においては、ミラーキャビネット本体の後面側に、接着剤貼付部の周囲を囲むように溝部を全周にわたって設けているため、溝部に沿ってナイフ等の切断手段によって容易に接着剤部分だけを切除でき、鏡を容易にミラーキャビネット本体から取り外すことができるようになる。
図1は、本願発明にかかるミラーキャビネットの鏡取付構造により鏡3を取付けられたミラーキャビネット本体1を備えた洗面化粧台を示している。この洗面化粧台は、本体キャビネット2の上にミラーキャビネット本体1を現場で設置し、壁面にネジ等の固定部材で固定することにより、洗面化粧台となるものであって、ミラーキャビネット本体1には収納棚10、本体キャビネット2には、洗面ボール5、水栓レバー7、シャワーヘッド6、排水栓8、扉9等が設けられている。
図2は、本願の請求項1、2に対応した一実施形態であるミラーキャビネットの鏡取付構造を示している。この実施形態のミラーキャビネットの鏡取付構造は、図2に示す如く、ミラーキャビネット本体1は合成樹脂製であり、ミラーキャビネット本体1の前面側には、ミラーキャビネット本体1の鏡取付部の左右端部および上端部に複数個の接着剤貼付部4aが設けられている。ミラーキャビネット本体1の後面側には、前面側に設けられている接着剤貼付部4aの周囲を囲むように溝部11を全周にわたって設けている。
また、溝部11は断面略V字状であり、ナイフ等の切断手段により容易に切断できるように、他の箇所に比べ薄肉となっている。また、ミラーキャビネット本体1の前面側には、接着剤貼付部4aを囲むように突起部12が設けられている。なお、この突起部12は、接着剤貼付部4aの周囲に連続的に形成されていても、断続的に形成されていてもよい。
ミラーキャビネット本体1に鏡3を取り付ける手順としては、突起部12に囲まれた接着剤貼付部4aに両面テープ又はホットメルト等の接着剤4を貼付する。そして、鏡3をミラーキャビネット本体1に接着固定する。なお、接着剤4による固着だけでは、強度的に不十分な場合には、鏡の上下端部に図示しない鏡固定部材を取付けて、ミラーキャビネット本体1と固定してもかまわない。
このように、ミラーキャビネット本体1は、合成樹脂製であり、ミラーキャビネット本体1の後面側に、接着剤貼付部4aを囲むように溝部11を全周にわたって設けているので、商品交換や廃却時にミラーキャビネットを壁面から取り外し、溝部11をナイフ等の切断手段によって容易に接着剤貼付部4aの周囲を切断でき、鏡3とミラーキャビネット本体1とを切り離し、鏡3とミラーキャビネット本体1とを分別できるようになる。
また、ミラーキャビネット本体1の前面側には、接着剤貼付部4aを囲むように突起部12が設けられているので、両面テープやホットメルト等の接着剤4の貼付場所が容易に分かるとともに、接着剤4の貼付場所を間違わずにすみ、溝部11に沿って切断すれば、必ず、接着剤貼付部4aの周囲を切断でき、鏡3とミラーキャビネット本体1との分別を間違いなくできるようになる。
本願発明の一実施形態に係るミラーキャビネットを備えた洗面化粧台の正面図である。 本願発明の一実施形態に係るミラーキャビネットの鏡取付構造を示す一部断面図である。
符号の説明
1 ミラーキャビネット本体
2 本体キャビネット
3 鏡
4 接着剤
4a接着剤貼付部
5 洗面ボール
6 シャワーヘッド
7 水栓レバー
8 排水栓
9 扉
10 収納棚
11 溝部
12 突起部

Claims (2)

  1. ミラーキャビネット本体の前面側に接着剤で鏡を取付けるミラーキャビネットの鏡取付構造であって、ミラーキャビネット本体の前面側に接着剤貼付部を設け、ミラーキャビネット本体の後面側に、前面側の接着剤貼付部の周囲を囲むように溝部を全周にわたって設けたことを特徴とするミラーキャビネットの鏡取付構造。
  2. ミラーキャビネット本体の前面側に接着剤貼付部を囲むように突起部を設けたことを特徴とする請求項1記載のミラーキャビネットの鏡取付構造。
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