JP2005065865A - 内視鏡用注射針 - Google Patents

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Abstract

【課題】 穿刺針の突出長さの調節及び確認が容易にでき、更に穿刺針が外筒カテーテルから突出しているか否かを容易に確認できる内視鏡注射針を提供すること。
【解決手段】 先端に穿刺針が取り付けられ、末端にシリンジが接続される内部グリップが取り付けられた内筒カテーテル、該内筒カテーテルの長手方向に前後進できる内腔を有した外筒カテーテル、及び該外筒カテーテル末端に取り付けられ、該内部グリップが長手方向に前後進できる内腔を有した外部グリップとから構成され、内部グリップと外部グリップの中心軸と同一軸上に配置され、該軸上で回転可能な突出長調整グリップと、該突出長調整グリップと連動して作動する内部グリップのストロークを調整し得るストローク調整機構を有することを特徴とする内視鏡用注射針。
【選択図】 図1






































































Description

本発明は、内視鏡を介して体腔内に注射針を挿入して、患部に薬液等を注入する内視鏡用注射針に関する。
体腔内の患部に薬液等を注入するために、内視鏡の鉗子口より注射針を挿入して患部に穿刺し、薬剤を注入することが知られており、例えば特許文献1に開示されている。このような注射針は、穿刺針が先端に固定され、薬液が流れるルーメンを有する内筒カテーテル、この内筒カテーテルを内腔に挿入し、カテーテルの長手方向に前後できる外筒カテーテル、針先を外筒カテーテル先端から突出させるための内部グリップ、外部グリップ、突出した針の位置を決めるために外筒カテーテル先端に固定されたストッパーから構成される。穿刺針先端を外筒カテーテル先端から突出させるには、内部グリップ基端側を外部グリップ側へ押し込むことで外部グリップに設けられたスライド溝に沿って内部グリップも押し込まれるため、穿刺針が外筒カテーテルの先端より突出する。この時、外筒先端に位置するストップチップにより、針の根元部分がストップチップに突き当たることで、ストップチップの先端から突出した穿刺針の突出長が正確に位置決めされる。
しかしながら、このタイプの内視鏡用注射針は、突出できる穿刺針の長さが一定であるため、使用する部位を変えたり、患者の状態により穿刺針の突出長を直ぐに変えたい場合には、別の突出長の内視鏡用注射針を用意しなければならないという問題がある。また、使用する部位や患者の状態を踏まえ、多くの異なる突出長の内視鏡用注射針を取り揃えておかなければならないため、在庫数も増えるといった問題がある。
別のタイプとして、特許文献2に開示されているグリップ構造として、外部グリップの内腔内を前後する内部グリップを有し、外筒カテーテルの末端側内腔にテーパー面を設け、また内部グリップ外周にもテーパー面を設け、穿刺針を突出する際には、外部グリップ側に内部グリップを押込み、両方のテーパー面が合わさる部分で突出した状態となる。
更に別のタイプとして、カテーテルの端部に位置するハンドルで穿刺針の突出長を調整する機構を設けて、一定の突出長を設定してから、穿刺針を突出するタイプの内視鏡用注射針が特許文献3に開示されている。このタイプでは、ハンドルでの設定により穿刺針の突出長を調整する構造になっている。前述した特許文献1〜3の内視鏡用穿刺針に共通する問題点として、穿刺針が外筒カテーテル内腔に収納された状態にあるのか、それとも突出した状態にあるのか、ひと目では判断し難く、内部グリップと外部グリップが同色の場合には、更にわかり難いという問題点があった。誤って穿刺針を外筒カテーテルから突出させた状態で内視鏡の鉗子口からカテーテルを引き抜く又は挿入した場合には、内視鏡の鉗子口内腔部を破損させる可能性があった。また、穿刺針が突出させた状態で鉗子口から引き抜いた際には、穿刺針先端から薬液が飛散する可能性があった。
実開平1−68052号公報 実開平2−139649号公報 実公昭63−26351号公報
本発明は、かかる問題点を解決することを目的としたもので、穿刺針の突出長さを容易に調節でき、穿刺針の突出長さを容易に確認することができ、更に穿刺針が外筒カテーテルから突出した状態にあるのか外筒カテーテル内腔内に収納された状態にあるのかを容易に確認できる、内視鏡を介して体腔内の患部に薬液等を注入する内視鏡用注射針を提供するものである。
すなわち本発明は、
(1)先端に穿刺針が取り付けられ、末端にシリンジが接続される内部グリップが取り付けられた内筒カテーテル、該内筒カテーテルの長手方向に前後進できる内腔を有した外筒カテーテル、及び該外筒カテーテル末端に取り付けられ、該内部グリップが長手方向に前後進できる内腔を有した外部グリップとから構成される内視鏡用注射針であって、内部グリップと外部グリップの中心軸と同一軸上に配置され、該軸上で回転可能な突出長調整グリップと、該突出長調整グリップと連動して作動する内部グリップのストロークを調整し得るストローク調整機構を有することを特徴とする内視鏡用注射針、
(2)ストローク調整機構は、略円筒形状で、該円筒面上に切欠き状のスライダ突き当て部を有する(1)記載の内視鏡用注射針、
(3)部グリップの外周上の一部に突状のスライダを有する(1)又は(2)記載の内視鏡用注射針、
(4)該外筒カテーテルの先端から該穿刺針が突出しているか否かを示す表示部を該内部グリップの外周上の一部に設け、更に該外部グリップの外周の一部に窓を設けたことを特徴とする内視鏡用注射針該外部グリップの内側に配置され、突出長調整グリップに連動して作動する突出長レベル表示部を有する(1)〜(3)いずれか記載の内視鏡用注射針、
(5)該外筒カテーテルの先端から該穿刺針の突出状態を示す表示部を内部グリップの外周上の一部に有し、更に外部グリップの外周の一部に窓を有する(1)〜(4)いずれか記載の内視鏡用注射針、
である。
本発明による内視鏡用注射針は、穿刺針の突出長さを容易に調節でき、穿刺針の突出長さを容易に確認することができ、更に穿刺針が外筒カテーテルから突出した状態にあるのか外筒カテーテル内腔内に収納された状態にあるのかを容易に確認でき、極めて有用である。
内視鏡用注射針において、穿刺針の突出長さを容易に調節し、穿刺針の突出長さを容易に確認可能とし、更に穿刺針が外筒カテーテルから突出した状態にあるのか外筒カテーテル内腔内に収納された状態にあるのかを容易に確認可能とするという目的を、以下の実施例で示す。
図1は、本発明の実施例となる内視鏡用注射針で、穿刺針(1)が外筒カテーテル(12)の内腔から突出された状態を示した図であり、図2は、穿刺針(1)が外筒カテーテル(12)の内腔内に収納された状態を示している。図3は、突出長調整グリップ(7)並びに内部グリップ(2)の操作結果を表示する窓(6)内の突出状態表示部(4)、突出長レベル表示部(8)の例を示した図である。図4は、ストローク調整機構(9)を示すために本実施例のグリップ部分を分解した図である。
本発明の内視鏡用注射針は、薬液の流路となる内筒カテーテル(11)、内筒カテーテル(11)先端に取り付けられ、患部に穿刺し、薬液を注入するための穿刺針(1)、内筒カテーテル(11)の末端に取り付けられ、薬液を注入するためのシリンジが取り付けられる内部グリップ(2)、内筒カテーテル(11)及び穿刺針(1)をその内腔に保持した外筒カテーテル(12)、外筒カテーテル(12)の末端に取り付けられ、内部グリップ(2)を内腔に保持した外部グリップ(5)、外部グリップ(5)の先端に位置し外部グリップ(5)先端部から出た内筒カテーテル(11)と外筒カテーテル(12)の折れ曲がりを防止するキンク防止チューブ(13)、外筒カテーテル(12)先端から突出する穿刺針(1)の長さを設定する突出長調整グリップ(7)、及び穿刺針(1)が外筒カテーテル(12)先端から突出していることを表示し、且つ、突出長さのレベルを表示する外部グリップ(5)の外周上に配置された窓(6)から構成されている。本実施例での窓(6)は、内部グリップ(2)に付随するスライダ(3)と組まれ、スライダ機構としても働く。また内部グリップ(2)の外周上には、窓(6)にて穿刺針(1)の突出状態を示すために穿刺針(1)の突出時と非突出時とで見え隠れする突出状態表示部(4)が設置されている。
突出レベルの調整は、突出長調整グリップ(7)に連動して作動するストローク調整機構(9)によってなされる。すなわち図3(a)〜図3(d)に示すように、スライダ(3)の往復運動の可動距離であるスライダ(3)とスライダ突き当て部(10)の距離をストローク調整機構(9)上のスライダ突き当て部(10)により調整せしめ、内部グリップ(2)を外部グリップ(5)側へ押込める距離を調整し、穿刺針(1)が外筒カテーテル(12)先端から突出する長さを調整し得るものである。
ストローク調整機構(9)は、突出長調整グリップ(7)の操作に連動し、内部グリップ(2)長手方向の軸と同一軸を中心とした回転運動により、内部グリップ(2)との回転位置関係を変更できることが重要なポイントであり、内部グリップ(2)との回転位置により、スライダ(3)とスライダ突き当て部(10)の直線距離が変化することで内部グリップ(2)の押込み距離を調整し、穿刺針(1)の突出長さを調整するものである。従って、必ずしも図4の分解図のような部品構成である必要はなく、例えば、外部ハンドルの内面にストローク調整機構(9)を一体に設け、内部グリップ(2)にスライダ(3)と突出長調整グリップ(7)を一体または接着やその他の方法で固定し、突出長調整グリップ(7)の操作で内部グリップ(2)を長手方向軸に回転させ、内部グリップ(2)とストローク調整機構(9)との回転位置を変化させることにより、スライダ(3)とスライダ突き当て部(10)の直線距離を調整し得る構成であっても同様の効果を得ることが可能であり、使い勝手や組立工程等を考慮し決定すればよい。
また、スライダ突き当て部(10)は、図4に示すような滑らかな曲線形状に限定するものではなく、複数段の段差形状やより複雑な曲線形状等でもよく、調整したい穿刺針(1)の突出長レベルの数を考慮して決定すればよいが、曲線形状であることにより、連続的な突出長さの調整が可能でありより好ましい。
突出長レベル及び突出状態を示す窓(6)は、外部グリップ(5)外周上の一部に設けられるが、位置としては、外部グリップ(5)を握った際に隠れることがなく見やすい位置であれば特に規定しない。また本実施例では、スライダ(3)の軌道としても使用しているが、必ずしも機能を集約する必要は無く、機能毎に分離しても問題はない。しかし、スライダ(3)の動きや位置も穿刺針(1)の突出状態を示すために有効に活用することが出来るものであり、本実施例のような形態がより好ましい。
内部グリップ(2)の外周上の突出状態表示部(4)としては、ひと目で判断できるように、突出状態にある時と収納状態にある時とで対照的な色にすることが好ましく、本実施例においては、内部グリップ(2)の色と対照色にすることにより、突出状態と収納状態を明確に表示することが出来るため好ましい。また、窓(6)内の突出状態表示部(4)は、はっきりと視認できなければならないため、外部グリップ(5)の外周上の色と対照色にすることでコントラストがはっきりして視認性が向上するため好ましい。突出状態表示部(4)と外部グリップ(5)及び内部グリップ(2)の色は、シルクスクリーン印刷やホットスタンプ印刷またはシール等の貼り付けや部品自体の着色等で行えばよく、特に方法は限定されない。
外部グリップ(5)の形状としては、穿刺針(1)を突出させる際に外部グリップ(5)外形部分を手で保持して内部グリップ(2)を押し込むため、円筒形状や多角柱形状などが好ましいが、握りやすい形状であれば限定はされない。また材質としては、加工性に優れ、安価で軽量なプラスチックが好ましく、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、硬質ポリ塩化ビニル樹脂が更に好ましい。
内部グリップ(2)の形状としては、末端には薬液を注入するためのシリンジが接続され、高粘度の薬液が注入されるため、ルアーテーパー形状のシリンジが接続できる形状とすることが必要である。また外部グリップ(5)の内腔に挿入されて外部グリップ(5)と一体で使用されるため、材質としては、外部グリップ(5)と同様であるが、使用される薬液に対する耐性のある材質が必要とされる。
内筒カテーテル(11)、外筒カテーテル(12)の材質としては、外筒カテーテル(12)内腔を内筒カテーテル(11)が長手方向に前後し、そして内視鏡の鉗子口より外筒カテーテル(12)が挿入されるため、共に表面の滑り性がよく、また穿刺後にカテーテルを透かして針の根元部分において血液の逆流を視認できることが好ましいので透明性のあるものが望ましい。さらに、内視鏡先端から突出したカテーテルを患部に穿刺するため、穿刺の際にカテーテルが曲がることなく、また湾曲した内視鏡の鉗子口内腔を前後に移動させる際には、適度に曲がる弾性のある材質が好ましく、ポリテトラフルオロエチレン樹脂(PTFE)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体樹脂(FEP)、ポリアミド系樹脂などの合成樹脂を用いることが好ましい。
カテーテルの寸法としては、内筒カテーテル(11)は高粘度の薬液が流れるため細すぎると薬液注入抵抗が高くなり、太すぎると薬液注入抵抗が低くなりすぎ共に操作性がよくないため、内径としては0.4〜1.2mmが好ましく、外径としては、薬液注入の際の圧力に耐えることができる厚みをもった外径であれば特に規定されないが、外筒カテーテル(12)の寸法を考慮することが必要である。
外筒カテーテル(12)の内径は、内筒カテーテル(11)外径と外筒カテーテル(12)内径の間隙が狭いと穿刺針(1)を突出あるいは収納する際に摩擦抵抗が大きくなり、また広すぎると内視鏡を曲げた湾曲部においては、湾曲した外筒カテーテル(12)内径に沿うように内筒カテーテル(11)外径部が湾曲側に密着するため、内筒カテーテル(11)の長さが短くなり、設定した突出長より短くなるため、内筒カテーテル(11)の外径より0.1〜0.3mm大きくした内径とすることが好ましい。外径としては、内視鏡の鉗子口にスムーズに挿入でき、送気、吸引の妨げとならなければ寸法は規定しない。さらに、長さとしては内筒カテーテル(11)、外筒カテーテル(12)共に穿刺する部位により違いはあるが、1.5〜2.5mが好ましい。
外部グリップ(5)から飛び出した内筒カテーテル(11)と外筒カテーテル(12)の折れ曲がりを防止するため、キンク防止チューブ(13)を外筒カテーテル(12)の外径部を覆うように外部グリップ(5)に接着や圧着などで取り付けることが望ましい。キンク防止チューブ(13)は、内筒カテーテル(11)と外筒カテーテル(12)の折れ曲がりを防止するチューブのため、弾性のある材質が好ましく、ポリアミド系樹脂、軟質塩化ビニル樹脂(PVC)などの合成樹脂で適度な弾性のある樹脂が好ましい。外部グリップ(5)からの長さとしては、30〜60mmが好ましい。また、適当な曲げ剛性が得られ、折れ曲がりの防止になるのであれば熱収縮チューブを用いるのも好ましい一例である。
内筒カテーテル(11)の先端に取り付けられている穿刺針(1)のサイズとしては、20G〜25Gが好ましく、使用する部位や薬液により選択すればよく、また外筒カテーテル(12)先端から突出する穿刺針(1)の長さとしては、2〜8mmが好ましく、この場合も使用する部位により選択すればよい。
以下、本発明を使用例に沿って説明をする。
本発明の内視鏡注射針の穿刺針(1)は、安全のため及び穿刺性能の保護のため、使用前には外筒カテーテル(12)先端の内腔内に保持されており、図3(a)に示すようにスライダ(3)と窓(6)によって位置を固定され、誤って穿刺針(1)が突出することがないようになっている。穿刺針(1)を外筒カテーテル(12)の内腔に保持した状態のまま、外筒カテーテル(12)の先端部より内視鏡の鉗子口に通し、外筒カテーテル(12)先端を患部へと誘導する。ここで穿刺針(1)の突出準備として突出長調整グリップ(7)を回転し、ストローク調整機構(9)を作動させると共に窓(6)内に表示される突出レベル表示部(8)の表示を望みの突出長レベルに設定する。この状態では、穿刺針(1)は突出されないが、窓(6)内には、内部グリップ(2)自身の色とは異なる色に着色された突出状態表示部(4)が見え、針が突出可能な状態にあることを表示する。次に、内部グリップ(2)を外部グリップ(5)側へ押し込み、スライダ(3)が窓(6)内に見えるスライダ突き当て部(10)に突き当て、固定する。内部グリップ(2)が押込まれた長さだけ内筒カテーテル(11)が押込まれ、穿刺針(1)が外筒カテーテル(12)内腔内を前方に進み、外筒カテーテル(12)先端から穿刺針(1)が設定した突出長レベル分だけ突出する。ここで、窓(6)の突出状態表示部(4)は、見えなくなり、内部グリップ(2)の色が見えるようになり、穿刺針(1)が突出状態であることを表示する。そして、突出した穿刺針(1)を患部に穿刺し、図示はしていないが内部グリップ(2)の末端に取り付けられたシリンジにより薬剤等を患部に注入する。薬液の注入が終了したら、内部グリップ(2)を外部グリップ(5)から引き抜く方向に操作して、穿刺針(1)を外筒カテーテル(12)内腔内に収納し、本発明品を内視鏡から引き抜き、手技の終了となる。
本発明の内視鏡用注射針は、穿刺針の突出長さを突出長調整グリップの操作にて容易に調整でき、且つ外部グリップ上の窓内の表示にて調整結果を容易に確認することができ、更に穿刺針の突出状態をも容易に確認できるので、操作性の向上及び操作ミスによる不具合を未然に防ぐことができ、内視鏡治療における薬液注入において幅広く適用できる。
本発明の実施例となる内視鏡用注射針で、穿刺針が外筒カテーテルの先端から突出している状態の一例を示す。 本発明の実施例となる内視鏡用注射針で、穿刺針が外筒カテーテルの内腔内に収納された状態を示す。 本発明の実施例となる内視鏡用注射針で、突出レベル調整グリップ並びに内部グリップの操作結果を表示する窓内の突出状態表示部、突出レベル表示部の例を示した図である。 本発明の実施例となる内視鏡用注射針のグリップ部の分解図であり、外部グリップの内腔に収納されて見えない部品であるストローク調整機構を示した図である。
符号の説明
1 穿刺針
2 内部グリップ
3 スライダ
4 突出状態表示部
5 外部グリップ
6 窓
7 突出長調整グリップ
8 突出長レベル表示部
9 ストローク調整機構
10 スライダ突き当て部
11 内筒カテーテル
12 外筒カテーテル
13 キンク防止チューブ

Claims (5)

  1. 先端に穿刺針が取り付けられ、末端にシリンジが接続される内部グリップが取り付けられた内筒カテーテル、該内筒カテーテルの長手方向に前後進できる内腔を有した外筒カテーテル、及び該外筒カテーテル末端に取り付けられ、該内部グリップが長手方向に前後進できる内腔を有した外部グリップとから構成される内視鏡用注射針であって、内部グリップと外部グリップの中心軸と同一軸上に配置され、該軸上で回転可能な突出長調整グリップと、該突出長調整グリップと連動して作動する内部グリップのストロークを調整し得るストローク調整機構を有することを特徴とする内視鏡用注射針。
  2. 該ストローク調整機構は、略円筒形状で、該円筒面上に切欠き状のスライダ突き当て部を有する請求項1記載の内視鏡用注射針。
  3. 内部グリップの外周上の一部に突状のスライダを有する請求項1、又は2記載の内視鏡用注射針。
  4. 該外部グリップの内側に配置され、突出長調整グリップに連動して作動する突出長レベル表示部を有する請求項1〜3いずれか記載の内視鏡用注射針。
  5. 該外筒カテーテルの先端から該穿刺針の突出状態を示す表示部を内部グリップの外周上の一部に有し、更に外部グリップの外周の一部に窓を有する請求項1〜及び4いずれか記載の内視鏡用注射針。




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