JP2001299909A - 内視鏡用注射針 - Google Patents

内視鏡用注射針

Info

Publication number
JP2001299909A
JP2001299909A JP2000126046A JP2000126046A JP2001299909A JP 2001299909 A JP2001299909 A JP 2001299909A JP 2000126046 A JP2000126046 A JP 2000126046A JP 2000126046 A JP2000126046 A JP 2000126046A JP 2001299909 A JP2001299909 A JP 2001299909A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
main body
base unit
needle
injection needle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000126046A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4334736B2 (ja
Inventor
Kiyotaka Matsuno
清孝 松野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2000126046A priority Critical patent/JP4334736B2/ja
Publication of JP2001299909A publication Critical patent/JP2001299909A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4334736B2 publication Critical patent/JP4334736B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Endoscopes (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明では、針の突出量を所定量づつ簡便に調
整できる内視鏡用注射針を提供することを目的とする。 【解決手段】本発明は、外チューブ1と、先端に針体3
を取り付けた内チューブ2とを相対的に進退移動させる
操作機構を有し、前記操作機構は外チューブの基端に取
り付けられた本体5と、内チューブ2の基端に取り付け
られた口金ユニット8との相対移動距離を可変するよう
にした内視鏡用注射針である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外チューブに対し
て、先端に針を取り付けた内チューブを含む口金ユニッ
トを相対的に進退移動させて外チューブの先端から針を
突没させるようにした内視鏡用注射針に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に内視鏡用注射針は体腔内組織の穿
刺に使われるが、実際に使用する際には穿刺部位や穿刺
する部位の状況(例えば静脈瘤の大きさ等)によって必
要な針の突出長さを適宜変更することが求められる。
【0003】ところで、針の突出長さは内外チューブの
相対的な長さによって決まる。しかし、滅菌処理等を行
うことにより、内視鏡用注射針を構成する内外チューブ
の長さが変ってしまう。このことに対応するために、針
の突出長さを個々に調節する必要があった。
【0004】この問題点を解消するために、特許第2,
695,123号公報や実公平3−15081号公報の
ものにあっては、外チューブの基端に取り付けた操作部
にねじ込み式の調節部材を設け、この調節部材をねじ込
むことで、外チューブを短く、つまり外チューブからの
針の突出長さを長くできるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この調節方法では、ね
じ込み部材を何回も回転させ、針の突出長さを微調整す
る必要があり、これは非常に面倒な作業である。更に、
内視鏡治療では術者もしくは介助者は様々な作業を遂行
しなければならず、それらの作業の他にねじ込み調整作
業が加わることは好ましくない。
【0006】また、ねじ込み部材をねじ込むことにより
外チューブの先端から突き出す針の突出長さを調整する
場合、どの程度針の長さが変ったかが非常にわかりにく
く、ねじ込み部材を回転させるたびに針の突出長さをい
ちいち確認しながら調節作業を進めなければならず、非
常に煩雑で手間のかかる作業であった。
【0007】本発明では前記問題点を解消し、針の突出
量を的確かつ簡便に調整できる内視鏡用注射針を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】前記問題点を
解消するために、請求項1に係る発明は、第1のチュー
ブと、この第1のチューブ内に配置され、該第1のチュ
ーブに対して軸方向に進退可能な第2のチューブと、前
記第2のチューブの先端に取り付けられた針体と、前記
第1のチューブと第2のチューブとを相対的に進退移動
させる操作機構とを有しており、前記操作機構は、前記
第1のチューブの基端に取り付けられた本体と、前記第
2のチューブの基端に取り付けられ、前記本体に対して
軸方向に相対的に移動自在に構成された口金ユニットと
を含んでなり、前記本体と口金ユニットとの相対移動距
離が可変可能なものであることを特徴とする内視鏡用注
射針である。
【0009】請求項2に係る発明では、前記操作機構
が、前記第1のチューブの基端に取り付けられた本体
と、前記第2のチューブの基端に取り付けられ、前記本
体に対して軸方向に相対的に移動自在に構成された口金
ユニットと、前記本体と口金ユニットとの相対移動距離
を可変にする移動距離調整機構とからなることを特徴と
する請求項1に記載の内視鏡用注射針である。
【0010】請求項3に係る発明せは、前記移動距離調
整機構が、前記本体と口金ユニットのいずれか一方に配
置された、軸方向に延びる長さの異なる複数の縦溝と、
前記本体と口金ユニットの他方に配置され、前記縦溝に
選択的に係合する突起とを有しており、前記突起が前記
縦溝内を軸方向に進退することにより、前記本体と口金
ユニットの相対移動距離を変更することを特徴とする請
求項1に記載の内視鏡用注射針である。
【0011】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1乃至図5を
参照して本発明の第1実施形態に係る内視鏡用注射針に
ついて説明する。
【0012】図1は本実施形態に係る内視鏡用注射針の
全体を示す説明図である。この内視鏡用注射針はナイロ
ンチューブ等で作られた内/外径が約φ1.7mm/φ
2.4mmの寸法の外チューブ1と、外チューブ1に進退
自在で同じくナイロンチューブ等で作られた内/外径が
約φ0.85mm/φ1.55mmの内チューブ2と、この
内チューブ2の先端に取り付けられた針先が30度の角
度の穿刺用カット端面を持った針体3と、内/外チュー
ブ1,2の基端に取り付けられた操作部4とを主な部材
として構成されている。
【0013】図2は前記操作部4の縦断面図であり、図
3は図2中のA−A線に沿う前記操作部4の部分の横断
面図であり、図4は図2中のB矢視方向から見た操作部
4の一部分の平面図である。
【0014】操作部4は外チューブ1の基端に溶融接合
された、前記外チューブ1と同材質で作られている略円
筒状の形状を呈した本体5と、前記内チューブ2の基端
に、ステンレス製パイプ6の接続部を介して取り付けら
れ、かつ基端にシリンジ(図示せず)が着脱自在な口金
7を持つABS製口金ユニット(本体)8とを備え、本
体5と口金ユニット8は相対的に縦軸方向へ進退自在で
あり、本体5に対して口金ユニット8を押し込むと、前
記針体3が外チューブ1の先端より突き出し、口金ユニ
ット8を引き込むと、前記針体3が外チューブ1の先端
部内に収容される。外チューブ1と内チューブ2とは以
上の操作機構によって相対的に進退移動させられる。図
1及び図2は口金ユニット8を引き込んだ状態を示す。
【0015】口金ユニット8の本体部材外壁には複数、
例えば上下左右に夫々位置した4本の縦溝9が縦軸方向
に沿って設けられている。操作部4の本体5は口金ユニ
ット8の口金7の部分を除く円筒状部分に外設され、そ
の縦軸方向へ摺動可能としている。また、本体5の円筒
状に形成された部分の内壁12における基端には丸棒状
もしくは角棒状の1本の突起13が内方へ向けて設けら
れ、この突起13は選ばれた前記縦溝9をガイドとして
縦軸方向への摺動ができるようになっている。
【0016】また、突起13は縦溝9の長さ分のみ、そ
れに沿ってスライドが可能であり、その範囲で口金ユニ
ット8と本体5との相対的な縦軸方向の移動を許容し、
内チューブ2の移動距離を調整する機構を構成し、かつ
突起13が縦溝9に係合した状態で口金ユニット8と本
体5との相対的な回転移動を規制する機構を構成する。
【0017】また、4本の縦溝9はその基端側で延長す
る長さが異なっており、4本の縦溝9は口金ユニット8
を基端側から測った場合において、一番長い縦溝9aに
対して、反時計方向に順に1mm,1mm,2mmづつ短く構
成されている。一番長い縦溝9aに前記突起13を係合
させて本体5に口金ユニット8を押込んだとき、針体3
は図5で示すように外チューブ1の先端から突き出し、
そのときの針体3の突出し長さLは8mmとなるように設
定している。
【0018】つまり、長さの一番長い縦溝9aに対し
て、1mm,1mm,2mmづつ短い縦溝9b,9c,9dと
突起13を係合して押し込むと、各場合の針突出し長さ
は6mm,5mm,4mmとなる。これらは、通常、内視鏡用
注射針に用いられている針突出長さの4mm,5mm,6m
m,8mmに対応しており、この長さを包括できるように
構成される。
【0019】また、各縦溝9間の長さの違いを3mmと
し、滅菌によるチューブ長さの増減に対応できるように
しても良い。縦溝9を4本から、6本や8本にし、針突
出長さの可変量を緻密にしても良い。
【0020】また、4本の縦溝9の先端には隣接する縦
溝9同士をつなぐ横溝10がそれぞれ設けられている。
横溝10の中央部には横溝山状部11が設けられてい
る。これは本体5に対して口金ユニット8を最後まで引
いた状態で、本体5に対して口金ユニット8を回転させ
たとき、突起13が横溝10を通り、横溝山状部11を
乗り越えながら隣の溝9に切り替わるとき、クリック様
の抵抗を与え、突起13が隣の縦溝9に移動した後は元
の縦溝9に戻らないようにするためのものである。
【0021】さらに、4本の縦溝9の基端付近の底面に
は縦溝山状部14が設けられ、本体5に対して、口金ユ
ニット8を押し込んだとき、突起13がこの縦溝山状部
14を乗り越えて、針体3が突き出した状態を保持する
係止手段を構成している。
【0022】本体5の突起13が位置する場所の基端外
周には一つのマーク15(例えば黒三角や●等)が印刷
もしくは本体5と一体的に描かれている。また、口金ユ
ニット8の縦溝9内には区別されたマーク16〔数字
(例えば1、2、3、4、)、文字もしくは他のマー
ク〕が同様に描かれ、これらのマーク16は本体5で覆
われることがない限り、外から覗き見できるようになっ
ている。
【0023】そして、本体5のマーク(指標)15に、
口金ユニット8のマーク16のいずれかを合わせること
で、4本のうちでどの縦溝9に突起13が嵌っている
か、つまり針体3の突出長さがどの長さになっているか
がマーク16から分かるようになっている。
【0024】また、マーク15に対応位置した本体5の
上壁部分には縦軸方向に沿ってスリット17が切り欠か
れている。このスリット17を通じて例えば本体5の内
部の状態を観察することができる。
【0025】次に、本実施形態に係る内視鏡用注射針を
使用する場合の作用について説明する。まず、使用する
前準備として、本体5に対して、口金ユニット8を引き
切った状態で、本体5に対して、口金ユニット8を回転
させ、所望の突出長さに対応した縦溝9を選択し、その
縦溝9に突起13を嵌め込む。選択された縦溝9の長さ
により所望の突出長さが得られる。
【0026】この調整がなされた内視鏡用注射針を、外
チューブ1内に針体3を収容した図1で示す状態で、予
め体腔内に挿入した図示しない内視鏡の鉗子チャンネル
に外チューブ1を挿入し、外チューブ1の先端を内視鏡
の先端から突出させる。
【0027】本体5に対して口金ユニット8を突起13
が縦溝山状部14を乗り越えるまで押し込み、外チュー
ブ1の先端から針体3が突き出た図5で示す状態で保持
固定する。
【0028】この状態で、内視鏡鉗子チャンネルの手元
から出ている外チューブ1を押し込み、目的組織に針体
3を穿刺させ、口金7に予め取り付けておいたシリンジ
で薬液等を組織内に注入し、治療を行う。
【0029】また、本内視鏡用注射針を内視鏡に挿入し
た後でも、針体3の突出長さLの変更は簡単に行なうこ
とが可能である。つまり本体5に対して口金ユニット8
を一旦引き、この状態で、本体5と口金ユニット8を回
転して所望の突出長さに対応した縦溝9を選択し、その
縦溝9に突起13を嵌め込むことにより所望の突出長さ
が得られるようになる。従って、病変部の状況毎に針体
3の突出長さLの変更を内視鏡に挿入したままでも迅速
かつ簡便に行うことが可能である。
【0030】以上の如く、本実施形態に係る内視鏡用注
射針によれば、針突出長さLを変更する場合、本体5に
対して口金ユニット8を回転させるのみで行うことがで
き、非常に簡便かつ容易な操作で針体3の突出長さを変
更することが可能である。このように外チューブ1と内
チューブ2とを相対的に進退移動させる操作機構を利用
した移動距離調整機構によって簡便かつ容易な操作で針
体3の突出長さLを変更することができる。この結果、
内視鏡内に内視鏡用注射針を挿入した手技中の状態で
も、病変の状態に応じて、針体3の突出長さLを容易に
変更することが可能である。また、一定量毎に針突出長
さLを長くしたり、短くしたりすることができることか
ら、容易に所望の突出長さLが選べるという利点も有し
ている。
【0031】(第2実施形態)図6乃至図8を参照して
本発明の第2実施形態に係る内視鏡用注射針について説
明する。
【0032】図6は本実施形態に係る内視鏡用注射針の
操作部の縦断面図であり、図7は図6中のC−C線に沿
う操作部の部分の横断面図であり、図8は図6中のD矢
視方向から見た操作部の一部分の平面図である。
【0033】本実施形態では口金ユニット8を規制する
複数のガイド用縦溝109(縦溝山状部114含む)が
操作部4の本体5における内腔壁面に上下左右に夫々位
置して設けられている。各縦溝109は先端側で延長す
る長さが異なり、縦溝109の基端側にはそれらの縦溝
109をつなぐ横溝110(横溝山状部111含む)が
設けられている。縦溝109に係合する突起113は口
金ユニット8の先端外周部分に設けられている。
【0034】また、口金ユニット8の突起113が位置
する先端部分には一つのマーク115が印刷もしくは口
金ユニット8と一体的に描かれ、また、本体5の基端外
周部には複数の縦溝109と円周方向で各々一致する複
数のマーク116〔数字(例えば1、2、3、4)、文
字もしくはマーク〕が同様に描かれ、口金ユニット8の
マーク115の位置に本体5のいずれかのマーク116
を合わせることで、4本のうちのどの縦溝9に突起11
3が入っているか、つまりは針体3の突出長さがどの長
さになっているかが分かるようになっている。
【0035】以上の事項が前述した第1実施形態と異な
る構成であり、他の構成は前述した第1実施形態と同一
である。また、本実施形態に係る内視鏡用注射針の作用
・効果は前述した第1実施形態のものと同様である。
【0036】本発明は前記各実施形態に限定されるもの
ではない。前記説明によれば以下に挙げる各付記項およ
びそれらの項を任意に組み合わせたものが得られる。
【0037】(付記1) 第1のチューブと、この第1
のチューブ内に配置され、該第1のチューブに対して軸
方向に進退可能な第2のチューブと、前記第2のチュー
ブの先端に取り付けられた針体と、前記第1のチューブ
と第2のチューブとを相対的に進退移動させる操作機構
と、を有しており、前記操作機構は、前記第1のチュー
ブの基端に取り付けられた本体と、前記第2のチューブ
の基端に取り付けられ、前記本体に対して軸方向に相対
的に移動自在に構成された口金ユニットとを含んでな
り、前記本体と口金ユニットとの相対移動距離を可変に
することを特徴とする内視鏡用注射針。
【0038】(付記2) 前記操作機構は、前記第1の
チューブの基端に取り付けられた本体と、前記第2のチ
ューブの基端に取り付けられ、前記本体に対して軸方向
に相対的に移動自在に構成された口金ユニットと、前記
本体と口金ユニットとの相対移動距離を可変にする移動
距離調整機構とからなることを特徴とする付記1に記載
の内視鏡用注射針。
【0039】(付記3) 前記移動距離調整機構は、前
記本体と口金ユニットのいずれか一方に配置された、軸
方向に延びる長さの異なる複数の縦溝と、前記本体と口
金ユニットの他方に配置され、前記縦溝に選択的に係合
する突起とを有しており、前記突起が前記縦溝内を軸方
向に進退することにより、前記本体と口金ユニットの相
対移動距離を変更することを特徴とする付記1に記載の
内視鏡用注射針。
【0040】(付記4) 前記付記3において、前記複
数の縦溝は、基端部または先端部の位置が異なることに
より、長さが異なっている。
【0041】(付記5) 前記付記3において、前記複
数の縦溝は、前記突起が係合する縦溝を選択するため
に、隣接する縦溝同士の間に突起が移動できる手段を有
している。
【0042】(付記6) 前記付記5において、前記突
起が移動できる手段は、隣接する縦溝同士を連結する横
溝である。
【0043】(付記7) 前記付記6において、前記横
溝は複数の縦溝よりも浅く形成されている。
【0044】(付記8) 前記付記7において、前記横
溝は一部に段差が設けられている。
【0045】(付記9) 前記付記7、付記8のいずれ
かにおいて、前記本体と口金ユニットを相対的に回転さ
せることで、前記突起が隣接する縦溝間を移動し、該移
動の際に突起が縦溝よりも浅く形成された横溝を乗り越
える。
【0046】(付記10) 前記付記5乃至付記9のい
ずれかにおいて、前記複数の縦溝は前記口金ユニット
に、そして前記突起は前記本体に設けられており、前記
横溝の先端部側に設けられている。
【0047】(付記11) 前記付記5乃至付記9のい
ずれかにおいて、前記複数の縦溝は前記本体に、そして
前記突起は前記口金ユニットに設けられており、前記横
溝は縦溝の基端部側に設けられている。
【0048】(付記12) 前記付記3乃至付記11の
いずれかにおいて、前記本体に対して前記口金ユニット
を押し込んだ状態で、両者を固定する固定手段を設け
た。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明の内視鏡用注
射針によれば、針突出長さを簡便な作業で容易かつ迅速
に調整できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る内視鏡用注射針の
全体を示す説明図である。
【図2】前記内視鏡用注射針の操作部の縦断面図であ
る。
【図3】図2中のA−A線に沿う前記操作部の部分の横
断面図である。
【図4】図2中のB矢視方向から操作部を見た平面図で
ある。
【図5】前記内視鏡用注射針の操作部の縦断面図であ
る。
【図6】本発明の第2実施形態に係る内視鏡用注射針の
操作部の縦断面図である。
【図7】図6中のC−C線に沿う前記操作部の部分の横
断面図である。
【図8】図6中のD矢視方向から操作部を見た平面図で
ある。
【符号の説明】
1…外チューブ、2…内チューブ、3…針体、4…操作
部、5…本体、8…口金ユニット(本体)、9…縦溝、
10…横溝、11…横溝山状部、13…突起、14…縦
溝山状部、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のチューブと、 この第1のチューブ内に配置され、該第1のチューブに
    対して軸方向に進退可能な第2のチューブと、 前記第2のチューブの先端に取り付けられた針体と、 前記第1のチューブと第2のチューブとを相対的に進退
    移動させる操作機構と、を有しており、 前記操作機構は、前記第1のチューブの基端に取り付け
    られた本体と、前記第2のチューブの基端に取り付けら
    れ、前記本体に対して軸方向に相対的に移動自在に構成
    された口金ユニットとを含んでなり、前記本体と口金ユ
    ニットとの相対移動距離が可変可能なものであることを
    特徴とする内視鏡用注射針。
  2. 【請求項2】 前記操作機構は、前記第1のチューブの
    基端に取り付けられた本体と、前記第2のチューブの基
    端に取り付けられ、前記本体に対して軸方向に相対的に
    移動自在に構成された口金ユニットと、前記本体と口金
    ユニットとの相対移動距離を可変にする移動距離調整機
    構とからなることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡
    用注射針。
  3. 【請求項3】 前記移動距離調整機構は、前記本体と口
    金ユニットのいずれか一方に配置された、軸方向に延び
    る長さの異なる複数の縦溝と、前記本体と口金ユニット
    の他方に配置され、前記縦溝に選択的に係合する突起と
    を有しており、前記突起が前記縦溝内を軸方向に進退す
    ることにより、前記本体と口金ユニットの相対移動距離
    を変更することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用
    注射針。
JP2000126046A 2000-04-26 2000-04-26 内視鏡用注射針 Expired - Fee Related JP4334736B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000126046A JP4334736B2 (ja) 2000-04-26 2000-04-26 内視鏡用注射針

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000126046A JP4334736B2 (ja) 2000-04-26 2000-04-26 内視鏡用注射針

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001299909A true JP2001299909A (ja) 2001-10-30
JP4334736B2 JP4334736B2 (ja) 2009-09-30

Family

ID=18635897

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000126046A Expired - Fee Related JP4334736B2 (ja) 2000-04-26 2000-04-26 内視鏡用注射針

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4334736B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005506101A (ja) * 2001-02-28 2005-03-03 レックス メディカル リミテッド パートナーシップ 新生物を治療するアブレーション液を供給するための装置
JP2005065865A (ja) * 2003-08-21 2005-03-17 Sumitomo Bakelite Co Ltd 内視鏡用注射針
JP2006271571A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Sumitomo Bakelite Co Ltd 内視鏡用注射針
WO2011040263A1 (ja) * 2009-09-30 2011-04-07 テルモ株式会社 注射針組立体及び薬剤注射装置
CN109173027A (zh) * 2018-09-27 2019-01-11 苏州朗特斯医疗科技有限公司 一种内窥镜下的一次性远程注射针
WO2020105315A1 (ja) * 2018-11-22 2020-05-28 株式会社カネカ 内視鏡処置具およびその作動方法
JP2020185037A (ja) * 2019-05-10 2020-11-19 株式会社Lake・E2 内視鏡用注射具
WO2022071080A1 (ja) * 2020-09-30 2022-04-07 テルモ株式会社 医療器具

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005506101A (ja) * 2001-02-28 2005-03-03 レックス メディカル リミテッド パートナーシップ 新生物を治療するアブレーション液を供給するための装置
JP2005065865A (ja) * 2003-08-21 2005-03-17 Sumitomo Bakelite Co Ltd 内視鏡用注射針
JP2006271571A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Sumitomo Bakelite Co Ltd 内視鏡用注射針
KR101690356B1 (ko) * 2009-09-30 2016-12-27 테루모 가부시키가이샤 주사 바늘 조립체 및 약제 주사 장치
JPWO2011040263A1 (ja) * 2009-09-30 2013-02-28 テルモ株式会社 注射針組立体及び薬剤注射装置
US8636705B2 (en) 2009-09-30 2014-01-28 Terumo Kabushiki Kaihsa Injection needle assembly and medicine injection apparatus
JP5667571B2 (ja) * 2009-09-30 2015-02-12 テルモ株式会社 注射針組立体及び薬剤注射装置
WO2011040263A1 (ja) * 2009-09-30 2011-04-07 テルモ株式会社 注射針組立体及び薬剤注射装置
KR20120091032A (ko) * 2009-09-30 2012-08-17 테루모 가부시키가이샤 주사 바늘 조립체 및 약제 주사 장치
CN109173027B (zh) * 2018-09-27 2024-01-23 苏州朗特斯医疗科技有限公司 一种内窥镜下的一次性远程注射针
CN109173027A (zh) * 2018-09-27 2019-01-11 苏州朗特斯医疗科技有限公司 一种内窥镜下的一次性远程注射针
WO2020105315A1 (ja) * 2018-11-22 2020-05-28 株式会社カネカ 内視鏡処置具およびその作動方法
JPWO2020105315A1 (ja) * 2018-11-22 2021-10-21 株式会社カネカ 内視鏡処置具およびその作動方法
JP7445604B2 (ja) 2018-11-22 2024-03-07 株式会社カネカ 内視鏡処置具
WO2020230415A1 (ja) * 2019-05-10 2020-11-19 株式会社Lake・E2 内視鏡用注射具
JP2020185037A (ja) * 2019-05-10 2020-11-19 株式会社Lake・E2 内視鏡用注射具
WO2022071080A1 (ja) * 2020-09-30 2022-04-07 テルモ株式会社 医療器具

Also Published As

Publication number Publication date
JP4334736B2 (ja) 2009-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0659447B1 (en) Needle mechanism for gastrointestinal use
CA2610736C (en) Injection appliance and method
KR101398516B1 (ko) 노출길이 조정이 용이한 멀티니들 조립체
EP0699449B1 (en) Injector and use of the same
US7967789B2 (en) Indexing cell delivery catheter
US6258064B1 (en) Helically advanceable endoscopic needle device
US5938635A (en) Biopsy needle with flared tip
JP2021532845A (ja) 経皮ターゲティングデバイス
JP2014514055A (ja) シース引込式可撓性注射針
US8394063B2 (en) Medical instrument
JP3345317B2 (ja) 内視鏡用注射具
US10779807B2 (en) Steerable sheath tube and method for occluding atrial septal defect
JP2001299909A (ja) 内視鏡用注射針
US7824376B2 (en) Injection needle apparatus for making injection in tissue in body cavity
JP2001275947A (ja) 内視鏡用穿刺針操作器具
JP2006180939A (ja) 内視鏡用注射針
SE516673C2 (sv) Arrangemang och förfarande för samverkan med ett inre kroppsorgan
JPH05253178A (ja) 内視鏡用注射具
KR101267440B1 (ko) 의료용 니들장치
WO2022071080A1 (ja) 医療器具
US20220168510A1 (en) Injection Device
EP3056134B1 (en) Endoscope needle guide for injections at an angle into the walls of tubular organs to the predetermined depth
WO2006008034A1 (en) An arrangement and a method for injection of a substance into a body organ
CA2144450C (en) Injection tool and method of its use
JP2006180938A (ja) 内視鏡用注射針

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060428

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080722

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080922

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090310

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090511

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090602

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090624

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130703

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees