JP4334736B2 - 内視鏡用注射針 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、外チューブに対して、先端に針を取り付けた内チューブを含む口金ユニットを相対的に進退移動させて外チューブの先端から針を突没させるようにした内視鏡用注射針に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に内視鏡用注射針は体腔内組織の穿刺に使われるが、実際に使用する際には穿刺部位や穿刺する部位の状況(例えば静脈瘤の大きさ等)によって必要な針の突出長さを適宜変更することが求められる。
【0003】
ところで、針の突出長さは内外チューブの相対的な長さによって決まる。しかし、滅菌処理等を行うことにより、内視鏡用注射針を構成する内外チューブの長さが変ってしまう。このことに対応するために、針の突出長さを個々に調節する必要があった。
【0004】
この問題点を解消するために、特許第2,695,123号公報や実公平3−15081号公報のものにあっては、外チューブの基端に取り付けた操作部にねじ込み式の調節部材を設け、この調節部材をねじ込むことで、外チューブを短く、つまり外チューブからの針の突出長さを長くできるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この調節方法では、ねじ込み部材を何回も回転させ、針の突出長さを微調整する必要があり、これは非常に面倒な作業である。更に、内視鏡治療では術者もしくは介助者は様々な作業を遂行しなければならず、それらの作業の他にねじ込み調整作業が加わることは好ましくない。
【0006】
また、ねじ込み部材をねじ込むことにより外チューブの先端から突き出す針の突出長さを調整する場合、どの程度針の長さが変ったかが非常にわかりにくく、ねじ込み部材を回転させるたびに針の突出長さをいちいち確認しながら調節作業を進めなければならず、非常に煩雑で手間のかかる作業であった。
【0007】
本発明では前記問題点を解消し、針の突出量を的確かつ簡便に調整できる内視鏡用注射針を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、第1のチューブと、この第1のチューブ内に配置され、該第1のチューブに対して軸方向に進退可能な第2のチューブと、前記第2のチューブの先端に取り付けられた針体と、前記第1のチューブの基端に取り付けられた本体と、前記第2のチューブの基端に取り付けられた口金ユニットとを含み、前記本体と口金ユニットとを前記軸方向へ相対的に移動自在に構成し、前記第1のチューブと前記第2のチューブとを前記軸方向へ相対的に進退移動させる操作機構と、前記本体と口金ユニットのいずれか一方に前記軸方向に沿って延びて配置されかつ基端または先端の位置が前記軸方向において異なることにより前記軸方向へ延びる長さが異なる複数の縦溝と、前記本体と口金ユニットの他方に配置されかつ前記複数の縦溝に対し選択的に係合可能な突起と、前記縦溝同士をつなぎ、前記突起を係合させる縦溝に前記突起を案内する横溝と、を有し、前記横溝を通じて前記突起が係合する縦溝に該突起を案内して前記突起が係合する縦溝を選択し、この選択した縦溝内を前記突起が軸方向に進退することにより選択した縦溝の軸方向長さに応じて前記本体と口金ユニットの相対移動距離を変更可能な移動距離調整機構と、を具備したことを特徴とする内視鏡用注射針である。
【0009】
請求項2に係る発明は、前記移動距離調整機構は、前記本体と口金ユニットを前記軸周りに相対的に回転することで前記縦溝同士をつなぐ横溝を通り、前記突起を係合する縦溝を選択可能であることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用注射針である。
【0011】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1乃至図5を参照して本発明の第1実施形態に係る内視鏡用注射針について説明する。
【0012】
図1は本実施形態に係る内視鏡用注射針の全体を示す説明図である。この内視鏡用注射針はナイロンチューブ等で作られた内/外径が約φ1.7mm/φ2.4mmの寸法の外チューブ1と、外チューブ1に進退自在で同じくナイロンチューブ等で作られた内/外径が約φ0.85mm/φ1.55mmの内チューブ2と、この内チューブ2の先端に取り付けられた針先が30度の角度の穿刺用カット端面を持った針体3と、内/外チューブ1,2の基端に取り付けられた操作部4とを主な部材として構成されている。
【0013】
図2は前記操作部4の縦断面図であり、図3は図2中のA−A線に沿う前記操作部4の部分の横断面図であり、図4は図2中のB矢視方向から見た操作部4の一部分の平面図である。
【0014】
操作部4は外チューブ1の基端に溶融接合された、前記外チューブ1と同材質で作られている略円筒状の形状を呈した本体5と、前記内チューブ2の基端に、ステンレス製パイプ6の接続部を介して取り付けられ、かつ基端にシリンジ(図示せず)が着脱自在な口金7を持つABS製口金ユニット(本体)8とを備え、本体5と口金ユニット8は相対的に縦軸方向へ進退自在であり、本体5に対して口金ユニット8を押し込むと、前記針体3が外チューブ1の先端より突き出し、口金ユニット8を引き込むと、前記針体3が外チューブ1の先端部内に収容される。外チューブ1と内チューブ2とは以上の操作機構によって相対的に進退移動させられる。図1及び図2は口金ユニット8を引き込んだ状態を示す。
【0015】
口金ユニット8の本体部材外壁には複数、例えば上下左右に夫々位置した4本の縦溝9が縦軸方向に沿って設けられている。操作部4の本体5は口金ユニット8の口金7の部分を除く円筒状部分に外設され、その縦軸方向へ摺動可能としている。また、本体5の円筒状に形成された部分の内壁12における基端には丸棒状もしくは角棒状の1本の突起13が内方へ向けて設けられ、この突起13は選ばれた前記縦溝9をガイドとして縦軸方向への摺動ができるようになっている。
【0016】
また、突起13は縦溝9の長さ分のみ、それに沿ってスライドが可能であり、その範囲で口金ユニット8と本体5との相対的な縦軸方向の移動を許容し、内チューブ2の移動距離を調整する機構を構成し、かつ突起13が縦溝9に係合した状態で口金ユニット8と本体5との相対的な回転移動を規制する機構を構成する。
【0017】
また、4本の縦溝9はその基端側で延長する長さが異なっており、4本の縦溝9は口金ユニット8を基端側から測った場合において、一番長い縦溝9aに対して、反時計方向に順に1mm,1mm,2mmづつ短く構成されている。一番長い縦溝9aに前記突起13を係合させて本体5に口金ユニット8を押込んだとき、針体3は図5で示すように外チューブ1の先端から突き出し、そのときの針体3の突出し長さLは8mmとなるように設定している。
【0018】
つまり、長さの一番長い縦溝9aに対して、1mm,1mm,2mmづつ短い縦溝9b,9c,9dと突起13を係合して押し込むと、各場合の針突出し長さは6mm,5mm,4mmとなる。これらは、通常、内視鏡用注射針に用いられている針突出長さの4mm,5mm,6mm,8mmに対応しており、この長さを包括できるように構成される。
【0019】
また、各縦溝9間の長さの違いを3mmとし、滅菌によるチューブ長さの増減に対応できるようにしても良い。縦溝9を4本から、6本や8本にし、針突出長さの可変量を緻密にしても良い。
【0020】
また、4本の縦溝9の先端には隣接する縦溝9同士をつなぐ横溝10がそれぞれ設けられている。横溝10の中央部には横溝山状部11が設けられている。これは本体5に対して口金ユニット8を最後まで引いた状態で、本体5に対して口金ユニット8を回転させたとき、突起13が横溝10を通り、横溝山状部11を乗り越えながら隣の溝9に切り替わるとき、クリック様の抵抗を与え、突起13が隣の縦溝9に移動した後は元の縦溝9に戻らないようにするためのものである。
【0021】
さらに、4本の縦溝9の基端付近の底面には縦溝山状部14が設けられ、本体5に対して、口金ユニット8を押し込んだとき、突起13がこの縦溝山状部14を乗り越えて、針体3が突き出した状態を保持する係止手段を構成している。
【0022】
本体5の突起13が位置する場所の基端外周には一つのマーク15(例えば黒三角や●等)が印刷もしくは本体5と一体的に描かれている。また、口金ユニット8の縦溝9内には区別されたマーク16〔数字(例えば1、2、3、4、)、文字もしくは他のマーク〕が同様に描かれ、これらのマーク16は本体5で覆われることがない限り、外から覗き見できるようになっている。
【0023】
そして、本体5のマーク(指標)15に、口金ユニット8のマーク16のいずれかを合わせることで、4本のうちでどの縦溝9に突起13が嵌っているか、つまり針体3の突出長さがどの長さになっているかがマーク16から分かるようになっている。
【0024】
また、マーク15に対応位置した本体5の上壁部分には縦軸方向に沿ってスリット17が切り欠かれている。このスリット17を通じて例えば本体5の内部の状態を観察することができる。
【0025】
次に、本実施形態に係る内視鏡用注射針を使用する場合の作用について説明する。まず、使用する前準備として、本体5に対して、口金ユニット8を引き切った状態で、本体5に対して、口金ユニット8を回転させ、所望の突出長さに対応した縦溝9を選択し、その縦溝9に突起13を嵌め込む。選択された縦溝9の長さにより所望の突出長さが得られる。
【0026】
この調整がなされた内視鏡用注射針を、外チューブ1内に針体3を収容した図1で示す状態で、予め体腔内に挿入した図示しない内視鏡の鉗子チャンネルに外チューブ1を挿入し、外チューブ1の先端を内視鏡の先端から突出させる。
【0027】
本体5に対して口金ユニット8を突起13が縦溝山状部14を乗り越えるまで押し込み、外チューブ1の先端から針体3が突き出た図5で示す状態で保持固定する。
【0028】
この状態で、内視鏡鉗子チャンネルの手元から出ている外チューブ1を押し込み、目的組織に針体3を穿刺させ、口金7に予め取り付けておいたシリンジで薬液等を組織内に注入し、治療を行う。
【0029】
また、本内視鏡用注射針を内視鏡に挿入した後でも、針体3の突出長さLの変更は簡単に行なうことが可能である。つまり本体5に対して口金ユニット8を一旦引き、この状態で、本体5と口金ユニット8を回転して所望の突出長さに対応した縦溝9を選択し、その縦溝9に突起13を嵌め込むことにより所望の突出長さが得られるようになる。従って、病変部の状況毎に針体3の突出長さLの変更を内視鏡に挿入したままでも迅速かつ簡便に行うことが可能である。
【0030】
以上の如く、本実施形態に係る内視鏡用注射針によれば、針突出長さLを変更する場合、本体5に対して口金ユニット8を回転させるのみで行うことができ、非常に簡便かつ容易な操作で針体3の突出長さを変更することが可能である。このように外チューブ1と内チューブ2とを相対的に進退移動させる操作機構を利用した移動距離調整機構によって簡便かつ容易な操作で針体3の突出長さLを変更することができる。この結果、内視鏡内に内視鏡用注射針を挿入した手技中の状態でも、病変の状態に応じて、針体3の突出長さLを容易に変更することが可能である。また、一定量毎に針突出長さLを長くしたり、短くしたりすることができることから、容易に所望の突出長さLが選べるという利点も有している。
【0031】
(第2実施形態)
図6乃至図8を参照して本発明の第2実施形態に係る内視鏡用注射針について説明する。
【0032】
図6は本実施形態に係る内視鏡用注射針の操作部の縦断面図であり、図7は図6中のC−C線に沿う操作部の部分の横断面図であり、図8は図6中のD矢視方向から見た操作部の一部分の平面図である。
【0033】
本実施形態では口金ユニット8を規制する複数のガイド用縦溝109(縦溝山状部114含む)が操作部4の本体5における内腔壁面に上下左右に夫々位置して設けられている。各縦溝109は先端側で延長する長さが異なり、縦溝109の基端側にはそれらの縦溝109をつなぐ横溝110(横溝山状部111含む)が設けられている。縦溝109に係合する突起113は口金ユニット8の先端外周部分に設けられている。
【0034】
また、口金ユニット8の突起113が位置する先端部分には一つのマーク115が印刷もしくは口金ユニット8と一体的に描かれ、また、本体5の基端外周部には複数の縦溝109と円周方向で各々一致する複数のマーク116〔数字(例えば1、2、3、4)、文字もしくはマーク〕が同様に描かれ、口金ユニット8のマーク115の位置に本体5のいずれかのマーク116を合わせることで、4本のうちのどの縦溝9に突起113が入っているか、つまりは針体3の突出長さがどの長さになっているかが分かるようになっている。
【0035】
以上の事項が前述した第1実施形態と異なる構成であり、他の構成は前述した第1実施形態と同一である。また、本実施形態に係る内視鏡用注射針の作用・効果は前述した第1実施形態のものと同様である。
【0036】
本発明は前記各実施形態に限定されるものではない。前記説明によれば以下に挙げる各付記項およびそれらの項を任意に組み合わせたものが得られる。
【0037】
(付記1) 第1のチューブと、
この第1のチューブ内に配置され、該第1のチューブに対して軸方向に進退可能な第2のチューブと、
前記第2のチューブの先端に取り付けられた針体と、
前記第1のチューブと第2のチューブとを相対的に進退移動させる操作機構と、
を有しており、
前記操作機構は、前記第1のチューブの基端に取り付けられた本体と、前記第2のチューブの基端に取り付けられ、前記本体に対して軸方向に相対的に移動自在に構成された口金ユニットとを含んでなり、前記本体と口金ユニットとの相対移動距離を可変にすることを特徴とする内視鏡用注射針。
【0038】
(付記2) 前記操作機構は、前記第1のチューブの基端に取り付けられた本体と、前記第2のチューブの基端に取り付けられ、前記本体に対して軸方向に相対的に移動自在に構成された口金ユニットと、前記本体と口金ユニットとの相対移動距離を可変にする移動距離調整機構とからなることを特徴とする付記1に記載の内視鏡用注射針。
【0039】
(付記3) 前記移動距離調整機構は、前記本体と口金ユニットのいずれか一方に配置された、軸方向に延びる長さの異なる複数の縦溝と、前記本体と口金ユニットの他方に配置され、前記縦溝に選択的に係合する突起とを有しており、前記突起が前記縦溝内を軸方向に進退することにより、前記本体と口金ユニットの相対移動距離を変更することを特徴とする付記1に記載の内視鏡用注射針。
【0040】
(付記4) 前記付記3において、前記複数の縦溝は、基端部または先端部の位置が異なることにより、長さが異なっている。
【0041】
(付記5) 前記付記3において、前記複数の縦溝は、前記突起が係合する縦溝を選択するために、隣接する縦溝同士の間に突起が移動できる手段を有している。
【0042】
(付記6) 前記付記5において、前記突起が移動できる手段は、隣接する縦溝同士を連結する横溝である。
【0043】
(付記7) 前記付記6において、前記横溝は複数の縦溝よりも浅く形成されている。
【0044】
(付記8) 前記付記7において、前記横溝は一部に段差が設けられている。
【0045】
(付記9) 前記付記7、付記8のいずれかにおいて、前記本体と口金ユニットを相対的に回転させることで、前記突起が隣接する縦溝間を移動し、該移動の際に突起が縦溝よりも浅く形成された横溝を乗り越える。
【0046】
(付記10) 前記付記5乃至付記9のいずれかにおいて、前記複数の縦溝は前記口金ユニットに、そして前記突起は前記本体に設けられており、前記横溝の先端部側に設けられている。
【0047】
(付記11) 前記付記5乃至付記9のいずれかにおいて、前記複数の縦溝は前記本体に、そして前記突起は前記口金ユニットに設けられており、前記横溝は縦溝の基端部側に設けられている。
【0048】
(付記12) 前記付記3乃至付記11のいずれかにおいて、前記本体に対して前記口金ユニットを押し込んだ状態で、両者を固定する固定手段を設けた。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の内視鏡用注射針によれば、針突出長さを簡便な作業で容易かつ迅速に調整できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る内視鏡用注射針の全体を示す説明図である。
【図2】前記内視鏡用注射針の操作部の縦断面図である。
【図3】図2中のA−A線に沿う前記操作部の部分の横断面図である。
【図4】図2中のB矢視方向から操作部を見た平面図である。
【図5】前記内視鏡用注射針の操作部の縦断面図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る内視鏡用注射針の操作部の縦断面図である。
【図7】図6中のC−C線に沿う前記操作部の部分の横断面図である。
【図8】図6中のD矢視方向から操作部を見た平面図である。
【符号の説明】
1…外チューブ、2…内チューブ、3…針体、4…操作部、
5…本体、8…口金ユニット(本体)、9…縦溝、10…横溝、
11…横溝山状部、13…突起、14…縦溝山状部、

Claims (2)

  1. 第1のチューブと、
    この第1のチューブ内に配置され、該第1のチューブに対して軸方向に進退可能な第2のチューブと、
    前記第2のチューブの先端に取り付けられた針体と、
    前記第1のチューブの基端に取り付けられた本体と、前記第2のチューブの基端に取り付けられた口金ユニットとを含み、前記本体と口金ユニットとを前記軸方向へ相対的に移動自在に構成し、前記第1のチューブと前記第2のチューブとを前記軸方向へ相対的に進退移動させる操作機構と、
    前記本体と口金ユニットのいずれか一方に前記軸方向に沿って延びて配置されかつ基端または先端の位置が前記軸方向において異なることにより前記軸方向へ延びる長さが異なる複数の縦溝と、前記本体と口金ユニットの他方に配置されかつ前記複数の縦溝に対し選択的に係合可能な突起と、前記縦溝同士をつなぎ、前記突起を係合させる縦溝に前記突起を案内する横溝と、を有し、前記横溝を通じて前記突起が係合する縦溝に該突起を案内して前記突起が係合する縦溝を選択し、この選択した縦溝内を前記突起が軸方向に進退することにより選択した縦溝の軸方向長さに応じて前記本体と口金ユニットの相対移動距離を変更可能な移動距離調整機構と、
    を具備したことを特徴とする内視鏡用注射針。
  2. 前記移動距離調整機構は、前記本体と口金ユニットを前記軸周りに相対的に回転することで前記縦溝同士をつなぐ横溝を通り、前記突起を係合する縦溝を選択可能であることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用注射針。
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