JP2005065529A - 植栽用人工地盤 - Google Patents
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- Y02B80/00—Architectural or constructional elements improving the thermal performance of buildings
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Abstract
【解決手段】 多数の開口部7を備えてベース基盤1の下面には多数の下部支柱5と垂設すると共に、上面には上部支柱6を立設する。ベース基盤1の上面に無機繊維質からなる培地20を上部支柱6の突き刺して配置する。土や従来の人工培土を用いていないので、降雨時や灌水時の場合でも濁り水が排水されず、単なる水が排水されるだけなので、防水用のシートが不要となる。また、下部支柱5により施工面との間に空間部31が形成され、培地20からの根が伸びてきても根が空気に接触して根の成長が止まり、そのため、防根用のシートが不要となる。
【選択図】 図10
Description
さらに、重量を軽くするために、土の容積を少なくすると植物の生育に問題も生じてくる。そのため特許文献1では、地上での植栽は有効であるものの、ビルの屋上では問題が有り過ぎて有効に用いることが出来ない。
特許文献2では、下層に排水層が設けてあるものの、この排水層の下面と合成樹脂製シートが密着しているために、特許文献1と同様に雨が大量に降った場合には水はけが悪く根腐れを起こす可能性がある。
(1)建物の屋上に防水用や防根用のシートを敷設する必要がなく施工出来ること。
(2)培地に繊維質を使用した場合の繊維質の欠点である踏み圧によるヘタリを防止すること。
(3)大雨は勿論、通常の降雨時や灌水時の余分な水を効率良く排水させて、根腐れを防止すること。
(4)培地の下方には空間を持たせて、培地の下部から根に酸素の供給もできるようにすること。
さらには、上部支柱6の上端の開口面に平板状の安全蓋14を設けていることで、万一、素足で培地20に乗った場合でも怪我をしないように安全対策を施しているものである。
ここで、図1(a)及び図2で、上部支柱6、下部支柱5、縦桟3及び横桟4からなる枠体2を示している実線部分以外の部分は所謂穴あき部分の上下に貫通した開口部7としている。
複数のベース基盤1をビルなどの建築物の屋上に敷設する場合、隣接するベース基盤1の係止部12の係止孔13にフック11を挿入係止することで、互いに隣接するベース基盤1が連結固定されることになる。
また、図5は上部支柱6の下部を先端に至るほど細くして、その細くした先端を下部支柱5の上部の開口部に圧入、あるいは圧入接着して上部支柱6を固定するようにしても良い。さらに、図6に示すように、上部支柱6をベース基盤1と一体に成形して形成するようにしても良い。
この培地20の材料として、上述したように無機繊維を使用しているので(土を使用していないので)、降雨時や灌水時における濁り水(土汁)が流れ出ることはなく、また、そのためのビルなどの建築物の屋上の排水口のメンテナンスが不要である。
また、下層培地マット22は、上層培地マット21で伸びてきた天然芝生23の根を浸透させて、該天然芝生23の根を成育させるようにしている。
なお、本発明では、特に、80kg/m3 〜120kg/m3 が好適例である。
また、上層培地マット21及び下層培地マット22は無機繊維つまり繊維質なので、繊維の筋方向を横方向にした場合に上から踏んだ場合にはクッション性に富んでいる。しかし、人が植栽用人工地盤の天然芝生23を踏んだ場合に、クッション性が有り過ぎると天然芝生23を用いているにも関わらず違和感を与えてしまうことになる。
このように、下層培地マット22の繊維の方向を縦方向とし、この下層培地マット22の上に配置される上層培地マット21の繊維の方向を横方向とすることで、繊維質マットの踏み圧に弱いのを補い、繊維質マットの利点であるクッション性を活かすことができる一石二鳥の特徴を備えている。
また、このように余分な水を培地20に溜めることなく排水を良くしているので、従来、水はけが悪くて根腐れを起こし易いこの種の繊維質を培地20として本発明では使用することが可能となったものである。
また、ベース基盤1を上述の約30cm角で成形した場合、上部支柱6は縦方向に4本、横方向に4本の計16本としている。勿論、上部支柱6はこれに限られるものではなく、任意に設定できるものである。
その後、根詰まりをしている下層培地マット22を取り去り、新しい下層培地マット22をベース基盤1の上部支柱6に突き刺して元の位置に戻し、上層培地マット21を下層培地マット22の上に被せることで、また、上層培地マット21の植栽の根が下層培地マット22に新しく根が生えてくるので、簡単に新旧交代を行なうことができる。
また、培地20が無機繊維であるので、土などに混ざっている雑草の種が含まれておらず、そのため、特に培地20の初期管理の手間を省くことができる。さらに、培地20の材料に無機繊維を使用しているので、火災の時、他の有機材(例えば、ヤシの実繊維、発泡スチロール、繊維屑等)を使用した人工培土のように燃えることがない。そのため、炎の勢いを増すこともない。
また、培地20を上層培地マット21と下層培地マット22とに層分けしているので、現場で下層培地マット22のみを先に施工することができ、肥料もこの時に下層培地マット22に蒔いておくことができる。
また、ベース基盤1の材料をステンレス板、あるいはアルミ板を用いているので、長年使用しても錆びたり、腐食することもなく、長年にわたって使用することができる。
5 下部支柱
6 上部支柱
7 開口部
10 穴
14 安全蓋
20 培地
31 空間部
Claims (5)
- 平面部に多数の開口部(7)を有するベース基盤(1)の下面より多数の下部支柱(5)を垂設すると共に、該ベース基盤(1)の上面には上部支柱(6)を複数立設し、無機繊維質からなり植栽成育用の培地(20)を前記上部支柱(6)に突き刺してベース基盤(1)の上面に該培地(20)を設けていることを特徴とする植栽用人工地盤。
- 前記上部支柱(6)は上下に貫通した筒状であって、該上部支柱(6)の周面に複数の穴(10)を穿孔していることを特徴とする請求項1記載の植栽用人工地盤。
- 前記上部支柱(6)は上部から下部に至るほど太径としていることを特徴とする請求項2記載の植栽用人工地盤。
- 前記上部支柱(6)の上端の開口面に平板状の安全蓋(14)を設けていることを特徴とする請求項3記載の植栽用人工地盤。
- 前記ベース基盤(1)の材料に廃ペットボトルの再生樹脂を用いていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の植栽用人工地盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003296945A JP2005065529A (ja) | 2003-08-21 | 2003-08-21 | 植栽用人工地盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003296945A JP2005065529A (ja) | 2003-08-21 | 2003-08-21 | 植栽用人工地盤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005065529A true JP2005065529A (ja) | 2005-03-17 |
Family
ID=34402943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003296945A Pending JP2005065529A (ja) | 2003-08-21 | 2003-08-21 | 植栽用人工地盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005065529A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008000093A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-01-10 | Takenaka Komuten Co Ltd | 緑陰緑化構造及び緑陰緑化工法 |
CN101793079A (zh) * | 2010-03-26 | 2010-08-04 | 田建军 | 一种新型根系阻拦材料和绿色屋面种植技术 |
JP2016202138A (ja) * | 2015-04-28 | 2016-12-08 | 株式会社タカショー | プランター用すのこ状部材、プランターおよび植物栽培装置 |
-
2003
- 2003-08-21 JP JP2003296945A patent/JP2005065529A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN101793079A (zh) * | 2010-03-26 | 2010-08-04 | 田建军 | 一种新型根系阻拦材料和绿色屋面种植技术 |
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