JP2005064780A - 高周波スイッチ回路 - Google Patents

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【課題】複数の周波数帯域を切り替えて使用しうる携帯電話などに用いられる高周波スイッチ回路において、静電気による破壊を避けて安全性と信頼性を容易に高める。
【解決手段】アンテナ端子ANTと接地との間にインダクタL1を設け、アンテナ端子ANTとスイッチユニット1との間に、通信使用周波数帯域のみを通過させるハイパスフィルタHPFを設ける。これにより、人体など静電気が帯電した物体にアンテナが接触してアンテナ端子ANTに静電気が印加された場合、その静電気がインダクタL1を通じて放電されるとともに、その放電波形によって発生する高周波電圧がハイパスフィルタHPFによって抑圧された状態でスイッチユニット1に印加される。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の周波数帯域を切り替えて使用しうる移動体通信装置、携帯電話などの無線通信機器に用いられる高周波スイッチ回路に関するものである。
従来この種の高周波スイッチ回路としては、GaAs半導体からなるスイッチを用い、信号の送信時と受信時とで別個のダイプレクサに接続することにより、スイッチの必要個数を減らして小型化、低消費電力化を実現しようとするものがある(例えば、特許文献1参照)。
ところが、これでは、人体など静電気が帯電した物体にアンテナが接触した場合、高電圧(例えば、8〜10kV)の静電気がアンテナを通じて高周波スイッチ回路に印加されるため、この静電気によって高周波スイッチ回路が破壊される事態を惹起し、高周波スイッチ回路の安全性や信頼性を損なう危険性があった。
そこで、こうした静電気による破壊を防ぐための対策が種々提示されている。例えば、特許文献2に開示されているように、アンテナ端子とグラウンド端子との間にインダクタを設け、その直流的短絡によって静電気を放電したり、特許文献3に開示されているとおり、複数の送信周波数帯域を分離するダイプレクサに所定のフィルタを組み込み、高周波成分を阻止したり、或いは、特許文献4に開示されているように、印加電圧をリミッタとして制限短絡するバリスタを用いたりするものがある。
特開2001−185902号公報 特開2001−44883号公報 特開2001−186047号公報 特開2003−87150号公報
しかし、これらの対策では、破壊防止効果が不十分となったり、他に重大な弊害を伴ったりする恐れがあるため、これを実行するのは困難であった。すなわち、第1の方法では、入力回路のリアクタンスにより、放電電流の立ち上がり波形から、無視できないほど過大な高周波電圧が発生し、必ずしも十分な破壊防止効果が得られない。また、第2の方法では、フィルタの回路構成がダイプレクサに性能的劣化を与えない範囲内に限られるため、必ずしも十分な破壊防止効果が得られない。さらに、第3の方法では、バリスタの部品価格が高価であることに加えて、バリスタを構成する専用の誘電体を用いなければならないことから、経済性に優れない。
本発明は、このような事情に鑑み、小型化、低消費電力化を実現しうるのは勿論のこと、静電気による破壊を避けて安全性および信頼性を容易に高めることが可能な高周波スイッチ回路を提供することを目的とする。
まず、本発明のうち請求項1に係る発明は、複数個の送信用スイッチング素子と複数個の受信用スイッチング素子とからなるスイッチユニットをアンテナ端子に接続し、前記各送信用スイッチング素子に1つ以上の送信回路部をそれぞれバンドパスフィルタを介して所定の送信周波数帯域に対応する形で接続し、前記各受信用スイッチング素子に1つ以上の受信回路部をそれぞれバンドパスフィルタを介して所定の受信周波数帯域に対応する形で接続し、送信時に前記各送信用スイッチング素子をオンするとともに、受信時に前記各受信用スイッチング素子をオンするように制御するスイッチ制御回路を設けた高周波スイッチ回路において、前記アンテナ端子と接地との間にインダクタを設け、前記アンテナ端子と前記スイッチユニットとの間に、前記各送信回路部の送信周波数帯域および前記各受信回路部の受信周波数帯域のみを通過させるハイパスフィルタを設けて構成される。
また、本発明のうち請求項2に係る発明は、上記ハイパスフィルタが、アンテナ端子とスイッチユニットとの間に介装された直流阻止用のキャパシタを含むようにして構成される。
また、本発明のうち請求項3に係る発明は、複数個の送信用スイッチング素子と複数個の受信用スイッチング素子とからなるスイッチユニットをアンテナ端子に接続し、前記各送信用スイッチング素子に1つ以上の送信回路部をそれぞれバンドパスフィルタを介して所定の送信周波数帯域に対応する形で接続し、前記各受信用スイッチング素子に1つ以上の受信回路部をそれぞれバンドパスフィルタを介して所定の受信周波数帯域に対応する形で接続し、送信時に前記各送信用スイッチング素子をオンするとともに、受信時に前記各受信用スイッチング素子をオンするように制御するスイッチ制御回路を設けた高周波スイッチ回路において、前記アンテナ端子と前記スイッチユニットとの間に、前記各送信回路部の送信周波数帯域および前記各受信回路部の受信周波数帯域において共振する共振手段を設けて、これらの送信周波数帯域および受信周波数帯域に対しては当該共振手段のインピーダンスを高くしてアンテナインピーダンスの整合を維持するとともに、それ以外の周波数帯域に対しては当該共振手段のインピーダンスを低くして静電気を放電するようにして構成される。
さらに、本発明のうち請求項4に係る発明は、上記共振手段として、ストリップラインで構成したインダクタにキャパシタが組み合わされた共振回路群を採用して構成される。
本発明のうち請求項1に係る発明によれば、スイッチユニットが周波数帯域ではなく送受信の別によって回路を分離するため、送受信で使う周波数帯域の数が増えても、異なる周波数の回路を共用する構成でスイッチの個数の増加を抑制しうると同時に、回路構成を単純化することが可能となるので、高周波スイッチ回路の小型化、低消費電力化を実現することができる。しかも、人体など静電気が帯電した物体にアンテナが接触してアンテナ端子に静電気が印加された場合、その静電気がインダクタを通じて放電されるとともに、その放電波形によって発生する高周波電圧がハイパスフィルタによって抑圧された状態でスイッチユニットに印加されることから、静電気による高周波スイッチ回路の破壊を避けて安全性および信頼性を容易に高めることができる。
また、本発明のうち請求項2に係る発明によれば、静電気の直流成分がスイッチユニット側に印加されるのを抑制する回路を簡易に構成できるため、上述した効果が顕著なものとなる。
また、本発明のうち請求項3に係る発明によれば、スイッチユニットが周波数帯域ではなく送受信の別によって回路を分離するため、送受信で使う周波数帯域の数が増えてもスイッチの必要個数の増加を抑制しうると同時に、回路構成を単純化することが可能となるので、高周波スイッチ回路の小型化、低消費電力化を実現することができる。しかも、人体など静電気が帯電した物体にアンテナが接触してアンテナ端子に静電気が印加された場合、その静電気が放電されることから、静電気による高周波スイッチ回路の破壊を避けて安全性および信頼性を容易に高めることができる。
さらに、本発明のうち請求項4に係る発明によれば、共振手段を簡易な構造で構成することができるので、高周波スイッチ回路の小型化をさらに進めることが可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る高周波スイッチ回路の第1の実施形態を示す回路図である。
この高周波スイッチ回路では、図1に示すように、アンテナ端子ANTに静電気放電回路6を介してスイッチユニット1が接続されており、スイッチユニット1は2組(4個)の送信用スイッチング素子S1〜S4と2組(4個)の受信用スイッチング素子S5〜S8とから構成されている。なお、これらの送信用スイッチング素子S1〜S4、受信用スイッチング素子S5〜S8はいずれもGaAs半導体から構成されている。
ここで、送信用スイッチング素子S1の後段にはバンドパスフィルタ21を介してGSM800MHz用の送信回路部41が接続されており、送信用スイッチング素子S1とバンドパスフィルタ21とを結ぶ信号ラインは送信用スイッチング素子S2を介して接地している。また、送信用スイッチング素子S3の後段にはバンドパスフィルタ22を介してDCS1.8GHzおよびPCS1.9GHz用の送信回路部42が接続されており、送信用スイッチング素子S3とバンドパスフィルタ22とを結ぶ信号ラインは送信用スイッチング素子S4を介して接地している。一方、受信用スイッチング素子S5の後段にはSAWバンドパスフィルタ31を介してDCS1.8GHz用の受信回路部51が接続されており、受信用スイッチング素子S5とSAWバンドパスフィルタ31とを結ぶ信号ラインは受信用スイッチング素子S6を介して接地している。また、受信用スイッチング素子S7の後段には整合回路34が接続されており、受信用スイッチング素子S7と整合回路34とを結ぶ信号ラインは受信用スイッチング素子S8を介して接地している。さらに、整合回路34には、SAWバンドパスフィルタ32を介してGSM800MHz用の受信回路部52が接続されているとともに、SAWバンドパスフィルタ33を介してPCS1.9GHz用の受信回路部53が接続されている。
また、この高周波スイッチ回路にはスイッチ制御回路7が組み込まれており、GSM800MHz送信時には、送信用スイッチング素子S1をオンするとともに、送信用スイッチング素子S2をオフし、DCS1.8GHzまたはPCS1.9GHz送信時には、送信用スイッチング素子S3をオンするとともに、送信用スイッチング素子S4をオフする。一方、DCS1.8GHz受信時には、受信用スイッチング素子S5をオンするとともに、受信用スイッチング素子S6をオフし、GSM800MHzまたはPCS1.9GHz受信時には、受信用スイッチング素子S7をオンするとともに、受信用スイッチング素子S8をオフする。
そして、静電気放電回路6は、図2に示すように、インダクタL1およびハイパスフィルタHPFから構成されており、インダクタL1はアンテナ端子ANTと接地との間に介装されている。このインダクタL1のリアクタンス分は、アンテナ回路インピーダンスに並列接続されることによっても機能的影響を与えない範囲であり、発生周波数を低下させ、かつハイパスフィルタHPFのフィルタ効果を増すため、アンテナ回路公称インピーダンスに対して約3倍以上のものである。例えば、通信使用周波数のうち最も低いのを800MHzとし、アンテナ回路インピーダンスを50Ωとすると、その3倍のリアクタンスとなるインダクタンスは30nHとなるので、インダクタL1のインダクタンスを30nH以上とする。
また、図4に示すスイッチ閉時のハイパスフィルタ部のインピーダンス整合図で、ハイパスフィルタHPFは、アンテナ端子ANTとスイッチユニット1との間に直列接続された2個の直流阻止用のキャパシタ(コンデンサ)C1、C2にインダクタL2を組み合わせて構成されており、その通過帯域は送信回路部41、42の送信周波数帯域および受信回路部51、52、53の受信周波数帯域となっている。ここで、2個のキャパシタC1、C2は、静電気の直流成分がスイッチユニット1に印加されない機能を共用することができる。
したがって、この高周波スイッチ回路においては、スイッチユニット1が周波数帯域ではなく送受信の別によって回路を分離するため、図1に示すように、整合回路34によって2つのSAWバンドパスフィルタ32、33の共通回路化が容易になり、スイッチの個数の増加を抑制しうると同時に、回路構成を単純化することが可能となる。その結果、高周波スイッチ回路の小型化、低消費電力化を実現することができる。
また、図3のスイッチ開時動作図に示すように、アンテナ端子ANTとスイッチユニット1との間には静電気放電回路6が介装されているので、人体など静電気が帯電した物体にアンテナが接触してアンテナ端子ANTに静電気が印加された場合、その静電気がインダクタL1を通じて放電されるとともに、その放電波形によって発生する高周波電圧がハイパスフィルタHPFによって抑圧された状態でスイッチユニット1に印加される。
なお、上述の実施形態においては、GSM800MHz、DCS1.8GHzおよびPCS1.9GHzのトリプルバンド対応型の高周波スイッチ回路について説明したが、例えばGSM800MHzとDCS1.8GHzのデュアルバンドの場合、SAWバンドパスフィルタ33、整合回路34および受信回路部53を省くことにより、高周波スイッチ回路の小型化、低消費電力化をさらに進めることができる。
また、上述の実施形態では、図2に示すように、定K、T形のハイパスフィルタHPFを備えた静電気放電回路6を採用した高周波スイッチ回路について説明したが、定K、T形以外のハイパスフィルタHPFを採用してもよい。
また、上述の実施形態では、インダクタL1およびハイパスフィルタHPFからなる静電気放電回路6を採用した高周波スイッチ回路について説明したが、図5に示すように、これとは別の回路構成からなる静電気放電回路6を代用することも可能である。
すなわち、この高周波スイッチ回路は、静電気放電回路6の回路構成を除き、上述の実施形態(図2参照)と同じ構成を有しており、静電気放電回路6は、図5に示すように、共振回路群および直流阻止用のキャパシタC5から構成されている。この共振回路群は、インダクタL3およびキャパシタC3を並列接続した並列共振回路と、インダクタL4およびキャパシタC4を並列接続した並列共振回路とが直列接続された構造を有しており、送信回路部41、42の送信周波数帯域および受信回路部51、52、53の受信周波数帯域において共振するように設定されている。また、キャパシタC5はアンテナ端子ANTとスイッチユニット1との間に介装されている。
したがって、図6に示すように、通信使用周波数帯域に対しては、共振回路群のインピーダンスが高くなり、アンテナインピーダンスの整合が維持される(アンテナインピーダンスの整合に影響しない)とともに、それ以外の周波数帯域に対しては、共振回路群のインピーダンスが低くなり、静電気などのノイズが放電されることになる。さらに、アンテナ端子ANTとスイッチユニット1との間にキャパシタC5が介装されているので、静電気の直流成分がスイッチユニット1側に印加される事態は発生しない。その結果、人体など静電気が帯電した物体にアンテナが接触してアンテナ端子ANTに静電気が印加された場合、その静電気が共振回路群を介して放電されることから、静電気による高周波スイッチ回路の破壊を避けて安全性および信頼性を容易に高めることができる。
また、上述の実施形態では、インダクタL3、L4とキャパシタC3、C4とを並列接続した2個の並列共振回路が直列接続された共振回路群を共振手段として用いた場合について説明したが、この共振回路群においては、その並列共振回路の接続方法を必ずしも直列とする必要はなく、通信使用周波数帯域に対してインピーダンスを上げてアンテナインピーダンスの整合を維持するとともに、それ以外の周波数帯域に対してインピーダンスを下げて静電気を放電することができる限り、いかなる接続方法で並列共振回路を接続しても構わない。
例えば、図7に示すように、インダクタL4とキャパシタC6とを並列接続した並列共振回路にインダクタL3を直列接続し、これにキャパシタC7を並列接続することも可能である。このとき、2個のインダクタL3、L4を1つのストリップラインで構成し、このストリップラインの途中(所要の配分位置)でキャパシタC6を接続するようにしてもよい。このようにすれば、共振手段を簡易な構造で構成することができる。
本発明に係る高周波スイッチ回路の第1の実施形態を示す回路図である。 図1に示す高周波スイッチ回路の具体例を示す回路図である。 図1に示す高周波スイッチ回路のスイッチ開状態のときの等価回路示す回路図である。 図1に示す高周波スイッチ回路のスイッチ閉状態のときの等価回路示す回路図である。 本発明に係る高周波スイッチ回路の第2の実施形態を示す回路図である。 図5に示す高周波スイッチ回路のスイッチ閉状態のときの等価回路示す回路図である。 本発明に係る高周波スイッチ回路の第3の実施形態を示す回路図である。
符号の説明
1……スイッチユニット
7……スイッチ制御回路
21、22……バンドパスフィルタ
31、32、33……SAWバンドパスフィルタ(バンドパスフィルタ)
41、42……送信回路部
51、52、53……受信回路部
ANT……アンテナ端子
C1、C2、C5……キャパシタ
HPF……ハイパスフィルタ
L1……インダクタ
S1〜S4……送信用スイッチング素子
S5〜S8……受信用スイッチング素子

Claims (4)

  1. 複数個の送信用スイッチング素子と複数個の受信用スイッチング素子とからなるスイッチユニットをアンテナ端子に接続し、
    前記各送信用スイッチング素子に1つ以上の送信回路部をそれぞれバンドパスフィルタを介して所定の送信周波数帯域に対応する形で接続し、
    前記各受信用スイッチング素子に1つ以上の受信回路部をそれぞれバンドパスフィルタを介して所定の受信周波数帯域に対応する形で接続し、
    送信時に前記各送信用スイッチング素子をオンするとともに、受信時に前記各受信用スイッチング素子をオンするように制御するスイッチ制御回路を設けた高周波スイッチ回路において、
    前記アンテナ端子と接地との間にインダクタを設け、
    前記アンテナ端子と前記スイッチユニットとの間に、前記各送信回路部の送信周波数帯域および前記各受信回路部の受信周波数帯域のみを通過させるハイパスフィルタを設けたことを特徴とする高周波スイッチ回路。
  2. ハイパスフィルタが、アンテナ端子とスイッチユニットとの間に介装された直流阻止用のキャパシタを含むことを特徴とする請求項1に記載の高周波スイッチ回路。
  3. 複数個の送信用スイッチング素子と複数個の受信用スイッチング素子とからなるスイッチユニットをアンテナ端子に接続し、
    前記各送信用スイッチング素子に1つ以上の送信回路部をそれぞれバンドパスフィルタを介して所定の送信周波数帯域に対応する形で接続し、
    前記各受信用スイッチング素子に1つ以上の受信回路部をそれぞれバンドパスフィルタを介して所定の受信周波数帯域に対応する形で接続し、
    送信時に前記各送信用スイッチング素子をオンするとともに、受信時に前記各受信用スイッチング素子をオンするように制御するスイッチ制御回路を設けた高周波スイッチ回路において、
    前記アンテナ端子と前記スイッチユニットとの間に、前記各送信回路部の送信周波数帯域および前記各受信回路部の受信周波数帯域において共振する共振手段を設けて、これらの送信周波数帯域および受信周波数帯域に対しては当該共振手段のインピーダンスを高くしてアンテナインピーダンスの整合を維持するとともに、それ以外の周波数帯域に対しては当該共振手段のインピーダンスを低くして静電気を放電するようにしたことを特徴とする高周波スイッチ回路。
  4. 共振手段として、ストリップラインで構成したインダクタにキャパシタが組み合わされた共振回路群を採用したことを特徴とする請求項3に記載の高周波スイッチ回路。
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