JP2005064714A - 音声回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 この発明は、ホーンジャックを音声モニター出力端子として有する機器において、簡単な回路構成で、機器内部の音声信号のS/N比が低下したり、外部からのプラグの抜き差し時にボツ音やゴソゴソ音等の接触ノイズが発生するといったことを回避できる音声回路を提供することを目的とする。
【解決手段】
音声モニター出力端子としてステレオ・ホーンジャックが用いられている機器における音声回路において、ステレオ・ホーンジャックの各接片が、常に、抵抗を介して接地されている。
【選択図】 図3

Description

この発明は、ステレオ・ホーンジャックをモニター出力端子として有している機器における音声回路に関する。
従来のTV、ラジオ、オーディオ機器に設けられているステレオ・ホーンジャックは、イヤホーンまたはヘッドホーンを接続するためのものである。このようなステレオ・ホーンジャックには、内部スピーカ用の音声信号が供給されており、ステレオ・ホーンジャックに外部からプラグが挿入されていない場合には、ステレオ・ホーンジャックを介して内部スピーカに音声信号が与えられる。ステレオ・ホーンジャックに外部からプラグが挿入されると、ホーンジャックの外側接片と内側接片との接触が解除されるため、内部スピーカに音声信号が供給されなくなる。
図1は、ホーンジャックをモニター出力端子として有している機器における従来の音声回路の全体的な構成を示している。
ステレオの入力音声は、入力信号選択および音量コントロール回路1を介してホーンジャック2に供給される。ホーンジャック2に外部機器に接続されたプラグ3が挿入されていない場合には、ホーンジャック2に供給されたステレオ音声信号は、ステレオ/モノラル変換回路4に送られ、モノラル音声信号に変換される。ステレオ/モノラル変換回路4から出力されるモノラル音声信号は、音声出力IC(音声出力回路)5を介して内部スピーカ6に供給される。
ホーンジャック2にプラグ3が挿入された場合には、ホーンジャック2の外側接片21L、21Rと内側接片22L、22Rとの接触状態が解除されるため、ホーンジャック2に供給されたステレオ音声信号は、ステレオ/モノラル変換回路4には送られず、プラグ3を介して外部機器に供給される。
図2は、従来の音声回路の具体的な構成を示している。
複数の入力音声信号は、入力信号選択および音量コントロール回路1に入力する。入力信号選択および音量コントロール回路1は、複数の入力音声信号から1つの入力音声信号を選択し、そのゲインを制御する。
入力信号選択および音量コントロール回路1から出力されたステレオ音声信号の左チャンネル信号は抵抗R1、トランジスタTr1および抵抗R3からなるエミッタホロワ回路、DC成分カット用のコンデンサC1ならびに出力抵抗R5を介してホーンジャック2の外側接片21Lに送られる。
入力信号選択および音量コントロール回路1から出力されたステレオ音声信号の右チャンネル信号は抵抗R2、トランジスタTr2および抵抗R4からなるエミッタホロワ回路、DC成分カット用のコンデンサC2ならびに出力抵抗R6を介してホーンジャック2の外側接片21Rに送られる。
コンデンサC1、C2および抵抗R5、R6は、機器外部に出た出力信号がGNDや外部の電源とショートした時などに、機器内部の回路を保護するために設けられているものである。また、抵抗R5とホーンジャック2との中間点とGNDとの間に設けられた抵抗R7および抵抗R6とホーンジャック2との中間点とGNDとの間に設けられた抵抗R8は、それぞれコンデンサC1、C2の放電抵抗であり、出力電位を安定させるために設けられたものである。
ホーンジャック2の外側接片21Lに送られた左チャンネル信号およびホーンジャック2の外側接片21Rに送られた右チャンネル信号は、ステレオ/モノラル変換回路に送られて、モノラルの音声信号に変換される。
つまり、ホーンジャック2の外側接片21Lに送られた左チャンネル信号は、ホーンジャック2の内側接片22Lを介して、抵抗R9、トランジスタTr3および抵抗R11からなるエミッタホロワ回路に送られる。同様に、ホーンジャック2の外側接片21Rに送られた右チャンネル信号は、ホーンジャック2の内側接片22Rを介して、抵抗R10、トランジスタTr4および抵抗R12からなるエミッタホロワ回路に送られる。
一方のエミッタホロワ回路の出力と、他方のエミッタホロワ回路の出力とは、それぞれ抵抗R13、R14を介して足し合わされて、モノラル化された後、抵抗R15、トランジスタTr5および抵抗R16からなるエミッタホロワ回路、コンデンサC3ならびに音声出力IC5を介して内部スピーカ6に供給される。抵抗15は、音声出力IC5が一般的に+20〜+40dBの大きな定利得を持つので、機器の定格に合わすために、音声信号の振幅を下げて調整するために設けられている。
プレゼンテーションなどに使用される小型の液晶プロジェクタは、機器を軽量化、小型化するために、内部スピーカとしてはモノラルで小型のものが使用され、その音量も大きくない。これに対して、液晶プロジェクタに入力される音声信号はステレオの音声信号であり、内部スピーカへはステレオの音声信号がモノラル化された後の音声信号が供給される。
ただし、オーディオアンプなどの外部オーディオ機器への外部音声出力としては、モノラル化されたスピーカ出力ではなく、ステレオで音量コントロールされた音声モニタ信号が用いられる。
また、小型の液晶プロジェクタでは、機器自体が小さいので、入出力端子の占める面積を小さくするため、音声出力端子としては、RCAジャックではなく、ステレオ・ホーンジャックを用いることが多い。そして、スピーカ出力信号等の低インピーダンス信号と異なり、ステレオで音量コントロールされた音声モニタ信号をホーンジャックに供給しているため、機器内部の音声信号のS/N比が低下したり、外部からのプラグの抜き差し時には、ボツ音やゴソゴソ音等の接触ノイズが発生しやすい。
この発明は、ホーンジャックを音声モニター出力端子として有する機器において、簡単な回路構成で、機器内部の音声信号のS/N比が低下したり、外部からのプラグの抜き差し時にボツ音やゴソゴソ音等の接触ノイズが発生するといったことを回避できる音声回路を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、音声モニター出力端子としてステレオ・ホーンジャックが用いられている機器における音声回路であって、入力音声信号をステレオ・ホーンジャックに供給するための第1回路、およびステレオ・ホーンジャックにプラグが挿入されていないときに、ステレオ・ホーンジャックに供給された音声信号を、スピーカ用音声信号を生成するための音声出力回路に供給するための第2回路を備え、ステレオ・ホーンジャックにプラグが挿入されたときには、第2回路への音声信号の供給が遮断され、ステレオ・ホーンジャックに供給された音声信号が当該プラグを介して外部機器に供給される音声回路において、ステレオ・ホーンジャックの各接片が、常に、抵抗を介して接地されていることを特徴とする音声回路。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の音声回路において、ステレオ・ホーンジャックの接片としては、左チャンネル用外側接片、右チャンネル用外側接片、左チャンネル用内側接片および右チャンネル用内側接片があり、これらの各接片がそれぞれ別々の抵抗を介して接地されていることを特徴とする。
この発明によれば、ホーンジャックを音声モニター出力端子として有する機器において、簡単な回路構成で、機器内部の音声信号のS/N比が低下したり、外部からのプラグの抜き差し時にボツ音やゴソゴソ音等の接触ノイズが発生するといったことを回避できるようになる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。
図3は、この発明の実施の形態での音声回路の構成を示している。図3において、図2と同じものには、同じ符号を付してその説明を省略する。
入力信号選択および音量コントロール回路1からホーンジャック2に音声信号を供給するための回路は、図2と同じである。この実施の形態では、ホーンジャック2の内側接片22Lが抵抗R31を介して接地されているとともに、ホーンジャック2の内側接片22Rが抵抗R32を介して接地されている。より具体的には、内側接片22Lと抵抗R9との接続点が抵抗R31を介して接地されている。また、内側接片22Rと抵抗R10との接続点が抵抗R32を介して接地されている。抵抗R31、R32は、図2の従来では設けられていなかった抵抗である。
一般に、出力抵抗R5、R6を1KΩとすると、放電抵抗R7、R8としては、その抵抗値が出力抵抗R5、R6より非常に大きい100KΩ以上のものが用いられる。図2においてもこの点においては同じである。
本実施の形態において、追加された抵抗R31、R32としては、その抵抗値が放電抵抗R7、R8より小さい10KΩ程度のものが用いられる。これらの抵抗R31、R32により、ホーンジャック2を介してトランジタTr3、Tr4に送られる信号は、従来に比べて10%程度小さくなるが、モノラル化する時の振幅合わせのための抵抗R15の抵抗値を大きくすることによって補償することが可能である。
一般に、音声のボツ音の原因は、音声信号のDC電位が乱れることによるものである。DC電位の乱れは、回路の電源の立ち上がり/立ち下がりでも発生するが、ホーンジャック2に対するプラグの抜き差し時での負荷変動等のインピーダンス変化によって発生することも多い。
この実施の形態では、ホーンジャック2の外側接片21L、21Rは、それぞれ抵抗R7、R8を介して接地されているとともに、内側接片22L、22Rも、それぞれ抵抗R31、R32を介して接地されている。つまり、この実施の形態では、ホーンジャック2の各接片21L、21R、22L、22Rに常にGNDの電位を与えているので、DC電位が安定し、プラグの抜き差しによる接片の接触ノイズが抑えられ、回路動作が安定し、信号のS/N比も安定する。
また、一般に、音声入力抵抗は10KΩ以上なので、外部機器と接続された状態となるプラグ挿入時と、プラグ未挿入時とで、ほぼ同等の抵抗がホーンジャック2に存在していることになる。このことは、プラグの抜き差し時のモニタ出力側の接片の負荷変化が少ないことになる。したがって、モニター出力を受ける外部機器側もボツ音が抑えられるようになる。
上記実施の形態によれば、ホーンジャック2に信号を通すことによる機械的な接触ノイズや、外部からのプラグの接続の有無による負荷変化を抑えられるので、外部機器側も本体側も相互にS/N比の低下やプラグ抜き差しによる過渡的なDC電位の暴れによるボツ音を抑えることができる。
ホーンジャックをモニター出力端子として有している機器における従来の音声回路の全体的な構成を示すブロック図である。 従来の音声回路の具体的な構成を示す電気回路図である。 本発明の実施の形態である音声回路の具体的な構成を示す電気回路図である。
符号の説明
1 入力信号選択および音量コントロール回路
2 ホーンジャック
3 プラグ
5 音声出力IC
6 内部スピーカ
21L、21R 外側接片
22L、22R 内側接片
Tr1、Tr2、Tr3、Tr4、Tr5 トランジスタ
R7、R8、R31、R32 抵抗

Claims (2)

  1. 音声モニター出力端子としてステレオ・ホーンジャックが用いられている機器における音声回路であって、入力音声信号をステレオ・ホーンジャックに供給するための第1回路、およびステレオ・ホーンジャックにプラグが挿入されていないときに、ステレオ・ホーンジャックに供給された音声信号を、スピーカ用音声信号を生成するための音声出力回路に供給するための第2回路を備え、ステレオ・ホーンジャックにプラグが挿入されたときには、第2回路への音声信号の供給が遮断され、ステレオ・ホーンジャックに供給された音声信号が当該プラグを介して外部機器に供給される音声回路において、ステレオ・ホーンジャックの各接片が、常に、抵抗を介して接地されていることを特徴とする音声回路。
  2. ステレオ・ホーンジャックの接片としては、左チャンネル用外側接片、右チャンネル用外側接片、左チャンネル用内側接片および右チャンネル用内側接片があり、これらの各接片がそれぞれ別々の抵抗を介して接地されていることを特徴とする請求項1に記載の音声回路。
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