JP2005064403A - 半導体装置の製造方法および半導体装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法および半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】MOSトランジスタの低濃度拡散層形成のためのサイドウォール状のオフセットスペーサーを形成する際の半導体基板表面の後退を抑え、かつオフセットスペーサーの形成ばらつきを抑えることにより、トランジスタ特性の劣化を抑制することが可能な半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】半導体基板1上にゲート絶縁膜3を介してゲート電極5を形成し、ゲート電極5を覆う状態で半導体基板1上に第1絶縁膜7を形成する。第1絶縁膜7の表面を処理することにより第1絶縁膜7の表面層に第2絶縁膜9を成長させる。第2絶縁膜9上に第3絶縁膜11を形成した後、第2絶縁膜9をストッパーとして第3絶縁膜11を異方性エッチングし、さらに第2絶縁膜9と第1絶縁膜7とを異方性エッチングすることにより、ゲート電極5の側壁に第1絶縁膜7、第2絶縁膜9、および第3絶縁膜11からなるサイドウォール13を形成する。ゲート電極5およびサイドウォール13をマスクにして半導体基板1の表面層に低濃度拡散層15形成のための不純物を導入する。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体装置の製造方法および半導体装置に関し、特にはエクステンション領域を備えたMOSトランジスタ構造の半導体装置の製造方法およびこの製造方法によって得られる半導体装置に関する。
半導体デバイスの高性能化の要求に伴い、MOS型シリコン半導体装置においては、トランジスタ構造の微細化が進んでいる。ゲート電極のデザインルールが90nm以下の世代では、チャネル長が60nm以下になりショートチャネル効果によるトランジスタ特性の劣化が顕著になる。また、低濃度のエクステンション形成で注入したイオンの拡散により、ゲート電極−ゲート絶縁膜−エクステンションからなるキャパシタが形成され、トランジスタ動作速度の劣化をもたらす。
このようなトランジスタ特性の劣化を防ぐため、エクステンション形成のイオン注入前に、ゲート電極を覆う状態でCVD法によって酸化シリコンまたは窒化シリコンからなる絶縁膜を形成し、この絶縁膜を異方性エッチングすることによりゲート電極の側壁にサイドウォール状のオフセットスペーサーを形成する方法が提唱されている。このような方法によれば、オフセットスペーサーを設けた後にエクステンション形成のためのイオン注入を行うことにより、エクステンションがゲート電極の直下に達して上述したキャパシタが形成されることを防止している(下記特許文献1参照)。
特開2000−216373号公報(図3および0025〜0027)
しかしながら、上述した製造方法では、オフセットスペーサーを形成するための絶縁膜の異方性エッチングにおいて、下地となる半導体基板がオーバーエッチングされ、半導体基板の表面が後退する。この結果、エクステンションとゲート電極との間隔が必要以上に大きくなり、オン電流(Ion)の劣化やしきい電圧(Vth)の低下といったトランジスタ特性の劣化が懸念される。
また、オフセットスペーサーの形成は、CVD法などによって成膜された絶縁膜を異方性エッチングすることによって行われているが、このような堆積成膜によって形成される絶縁膜は膜厚がばらつき易く、上述したオーバーエッチングによる半導体基板表面の後退量にもばらつきが生じることになる。この結果、上述したオン電流(Ion)の劣化やしきい電圧(Vth)の低下のばらつきに起因して、トランジスタ特性のばらつきも生じることになる。
そこで本発明は、MOSトランジスタの低濃度拡散層(エクステンション)形成のためのサイドウォール状のオフセットスペーサーを形成する際の半導体基板の後退を抑え、かつオフセットスペーサーの形成ばらつきを抑えることにより、トランジスタ特性の劣化を抑制することが可能な半導体装置の製造方法、さらにはこれによって形成される半導体装置を提供することを目的としている。
このような目的を達成するための本発明の半導体装置の製造方法は、次の手順で行うことを特徴としている。先ず工程(a)では、半導体基板上にゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成し、次の工程(b)では、ゲート電極を覆う状態で半導体基板上に第1絶縁膜を形成する。その後、工程(c)では、第1絶縁膜の表面を処理することにより当該第1絶縁膜の表面層に第2絶縁膜を成長させ、次の工程(d)では、第2絶縁膜上に第3絶縁膜を形成する。以上の後、工程(e)では、第2絶縁膜をストッパーとして第3絶縁膜を異方性エッチングし、さらに当該第2絶縁膜と第1絶縁膜とを異方性エッチングすることにより、第1絶縁膜、第2絶縁膜、および第3絶縁膜からなるサイドウォールを形成する。そして、工程(f)では、ゲート電極およびサイドウォールをマスクにして半導体基板の表面層に不純物を導入する。この不純物導入により、ソース・ドレイン拡散層よりも低濃度の拡散層(エクステンション領域)を形成する。
このような製造方法では、第2絶縁膜をエッチングストッパとして第3絶縁膜をエッチングすることにより、第3絶縁膜の膜厚ばらつきに起因するエッチング量のばらつきは、エッチングが第2絶縁膜に達したところで一旦取り消される。このため、その後に行われる薄膜状の第2絶縁膜と第1絶縁膜とのエッチングは、第3絶縁膜の膜厚ばらつきに影響されることなく進められる。しかも、この第2絶縁膜は、第1絶縁膜の表面処理によって成長させた膜であるため膜厚ばらつきが小さい。このため、この第2絶縁膜を堆積成膜した場合と比較して、第2絶縁膜自体のエッチングばらつきが小さく抑えられる。したがって、半導体基板の削れ量と削れ量のばらつきを最小限に抑えてサイドウォールが形成される。
また本発明は、上述した製造方法によって形成された半導体装置でもあり、ソース・ドレイン拡散層と共に、低濃度拡散層(エクステンション領域)を備えたMOS型の半導体装置において、低濃度拡散層が、ゲート電極および第1のサイドウォールをマスクにした不純物導入によって形成されたものであり、特に、第1のサイドウォールが、第1絶縁膜と、当該第1絶縁膜の表面を処理することによって当該第1絶縁膜の表面層に成長させた第2絶縁膜と、第2絶縁膜上に形成され当該第2絶縁膜に対して選択的にエッチングが可能な材料からなる第3絶縁膜とで構成されていることを特徴としている。
以上説明したように本発明の製造方法によれば、ゲート電極の側壁にサイドウォール状のオフセットスペーサーを形成する際の半導体基板表面の後退を抑え、かつオフセットスペーサーの形成ばらつきを抑えることができるため、ゲート電極とサイドウォールとをマスクにした不純物導入によって形成される拡散層領域を位置精度良好に形成することが可能になる。この結果、特性の良好なMOSトランジスタを有する半導体装置を得ることが可能になる。さらに、本発明の半導体装置は、上述した製造方法によって製造された構成を有し、低濃度拡散層を備えつつも特性の良好なMOSトランジスタを有するものとなる。
以下、本発明の実施形態を、図1および図2の断面工程図に基づいて製造方法から順に説明する。
先ず、図1(1)に示すように、例えば単結晶シリコンからなる半導体基板1上に、ゲート絶縁膜3を介してゲート電極5を形成する。ここでは、先ず、チャネル形成のためイオン注入および活性化アニールを施した半導体基板1の上部に、酸化シリコンや窒化シリコンからなるゲート絶縁膜3、およびポリシリコンやシリサイドからなるゲート電極材料膜を成膜し、次いでゲート電極材料およびゲート絶縁膜3のパターニングを行う。
次に、図1(2)に示すように、ゲート電極5を覆う状態で、ゲート絶縁膜3におけるエッジ近傍でのパターニングによる劣化を緩和するための第1絶縁膜7を半導体基板1上に形成する。ここでは、一例として、先ずゲート電極5や半導体基板1表面の自然酸化膜およびケミカル酸化膜を除去するための前洗浄を行い、その後、酸素ガス(O2)を含有するガス中にて熱処理を行うことで、熱酸化膜からなる第1絶縁膜7を成長させる。尚、このような熱酸化処理により、トランジスタのオン電流(Ion)劣化の原因となる半導体基板1表面の後退が起こる。このため、このような半導体基板1表面の後退を抑えるため、熱酸化膜からなる第1絶縁膜7は、4nm以下の薄膜として形成することが好ましい。
次いで、図1(3)に示すように、熱酸化膜からなる第1絶縁膜7の表面を窒化処理することにより、第1絶縁膜7の表面層に窒化シリコンからなる第2絶縁膜9を成長させる。この際の窒化処理としては、例えばプラズマ処理が行われる。
以下に、プラズマ窒化処理による第2絶縁膜9の形成の一例を記す。先ず、プラズマ源および窒素ガス(N2)ラインを有するチャンバーに、第1絶縁膜7の形成までを行った半導体基板1を収納し、チャンバー内の圧力を2.67×102Paに保つと共に、半導体基板1の温度を400℃に保つ。この状態で、チャンバー内にN2を100sccmの流量で導入し、プラズマ源に500Wの電力を印加する。これによりチャンバー内に窒素プラズマを生成し、半導体基板1上の第1絶縁膜7表面をプラズマ窒化処理して窒化シリコンからなる第2絶縁膜9を成長させる。
尚、このような第2絶縁膜9の形成は窒化処理に限定されることはない。すなわち、第2絶縁膜9は、堆積膜ではなく処理によって第1絶縁膜7の表面層に成長させた処理膜として形成されれば良い。したがって、第1絶縁膜7の膜質にもよるが、当該第1絶縁膜7が熱酸化膜である場合には、窒化処理の他に炭化処理であってもよく、さらには窒化炭化処理であっても良く、これに対して第1絶縁膜7が窒化膜であれば酸化処理や炭化処理、さらには酸化炭化処理であっても良い。またさらに、これらの成膜処理は、プラズマ処理に限定されることはない。
以上の後、図1(4)に示すように、第2絶縁膜9上に、当該第2絶縁膜9に対して選択的にエッチングが可能な材料からなる第3絶縁膜11を形成する。そこで、第2絶縁膜9が窒化シリコンからなる場合には、酸化シリコンからなる第3絶縁膜11を形成することとする。この第3絶縁膜11は、第1絶縁膜7および第2絶縁膜9と共に、以降の工程で形成する低濃度拡散層形成のためのオフセットスペーサー用のサイドウォールを構成するものとなる。このため、サイドウォールが設定膜厚となるように、この第1絶縁膜11の膜厚が設定される。このような第1絶縁膜11の膜厚は、ここで作製するMOSトランジスタの特性にもよるが、一例として15nm以下の範囲であり、第1絶縁膜7および第2絶縁膜9よりも厚い膜厚で形成されることとする。
そして、このような第1絶縁膜7および第2絶縁膜9よりも厚い膜厚の第3絶縁膜11の形成は、例えば、LP−CVD(low pressure-chemical vapor deposition)法のような堆積成膜法によって行って良い。
次に、図2(5)に示すように、窒化シリコンからなる第2絶縁膜9をストッパーにして、酸化シリコンからなる第3絶縁膜11を異方性エッチングし、ゲート電極5の側壁のみに第3絶縁膜11を残す。次に、第2絶縁膜9上の第3絶縁膜11が除去されたところで、窒化シリコンからなる第2絶縁膜9および熱酸化膜からなる第1絶縁膜7を異方性エッチングし、ゲート電極5の側壁のみに第2絶縁膜9および第1絶縁膜7を残す。これにより、ゲート電極5の側壁に、第1絶縁膜7、第2絶縁膜9、および第3絶縁膜11からなる第1のサイドウォール13を形成する。
以上の第3絶縁膜11、第2絶縁膜9、および第1絶縁膜7の異方性エッチングにおいては、例えば、単結晶シリコンからなる半導体基板1との選択比の高い8フッ化シクロブタン(C48)や3フッ化メタン(CHF3)を含むエッチングガスを用いた反応性イオンエッチング(RIE:reactive ion etching)が行われる。
次いで、図2(6)に示すように、ゲート電極5および第1のサイドウォール13をマスクにして、半導体基板1の表面層に、いわゆるソース・ドレインエクステンション領域となる低濃度拡散層15を形成するための不純物導入を行う。この不純物導入は、例えばイオン注入によって行う。この際、ゲート電極5脇における半導体基板1の表面層部分に、第1のサイドウォール13をオフセットスペーサーとした間隔を設けて不純物が導入される。
その後、図2(7)に示すように、ゲート電極5の側壁に、第1のサイドウォール13を介して第2のサイドウォール17を形成する。第2のサイドウォール17は、例えば酸化シリコン膜の成膜と、当該酸化シリコン膜の異方性エッチングによって形成される。尚、第2のサイドウォール17は、酸化シリコンからなるものに限定されることはなく、また、酸化シリコンと窒化シリコンの二層構造であるなど、一層からなるものに限定されることはない。
次に、図2(8)に示すように、ゲート電極5、第1のサイドウォール13、および第2のサイドウォール17をマスクにして、半導体基板1の表面層に、ソース・ドレイン拡散層(ソース・ドレイン)19を形成するための不純物導入を行う。この不純物導入は、例えばイオン注入によって行う。
以上の後、半導体基板1の表面層に導入した不純物を活性化させるための熱処理を行い、MOS型トランジスタ構造の半導体装置20を完成させる。
このようにして得られた半導体装置20は、低濃度拡散層15を形成する際のオフセットスペーサーとして用いられた第1のサイドウォール13が、第1絶縁膜7と、この第1絶縁膜7の表面を処理することによって第1絶縁膜7の表面層に成長させた第2絶縁膜9と、第2絶縁膜9上に形成されこの第2絶縁膜9に対して選択的にエッチングが可能な材料からなる第3絶縁膜11とで構成されたものとなる。
そして、以上説明した製造方法によれば、図2(5)を用いて説明したように、第1のサイドウォール13を形成する際には、第2絶縁膜9をエッチングストッパとして第3絶縁膜11がエッチングされる。これにより、堆積膜からなる第3絶縁膜11の膜厚ばらつきに起因するエッチング量のばらつきを、エッチングが第2絶縁膜9に達したところで一旦取り消すことができる。このため、その後に行われる第2絶縁膜9と第1絶縁膜7とのエッチングは、第3絶縁膜11の膜厚ばらつきに影響されることなく進められる。しかも、この第2絶縁膜9は、第1絶縁膜7の表面処理によって成長させた膜であるため膜厚ばらつきが小さい。このため、この第2絶縁膜9が堆積成膜された膜である場合と比較して、第2絶縁膜9自体のエッチングばらつきも小さく抑えられる。したがって、半導体基板1の削れ量および削れ量のばらつきを最小限に抑えて第1のサイドウォール13を形成することができる。
この結果、図2(6)を用いて説明したように、第1のサイドウォール13をオフセットスペーサとして低濃度拡散層15を形成した場合、低濃度拡散層15とゲート電極5との間隔が離れすぎることを防止でき、形成された半導体装置20におけるオン電流(Ion)の劣化やしきい電圧(Vth)の低下を抑えることができる。これにより、特性の良好な半導体装置20を得ることが可能になる。
また、図1(2)を用いて説明した工程において、ゲート絶縁膜3におけるエッジ近傍でのパターニングによる劣化を緩和するための熱酸化膜として第1絶縁膜7を形成した場合、次の図1(3)を用いて説明した第2絶縁膜9の形成工程においては、ゲート絶縁膜3に接触している個所の熱酸化膜(第1絶縁膜7)は窒化されない。このため、本来の目的であるゲート絶縁膜3の劣化緩和機能を損なうことがない。また、第2絶縁膜9の形成は、第1絶縁膜7の極表面を窒化処理することによって行われるため、第1絶縁膜7(熱酸化膜)を厚く形成する必要がない。したがって、熱酸化膜からなる第1絶縁膜7の形成による、半導体基板1表面の後退も最小限にすることができる。これによっても、上述したオン電流(Ion)の劣化やしきい電圧(Vth)の低下が抑えられる。
尚、以上の実施形態においては、図1(2)を用いて説明したように、熱酸化処理によって第1絶縁膜7を形成する構成とした。しかしながら、第1絶縁膜7は、必ずしも処理膜である必要はなく、堆積成膜された膜であっても良い。このような構成であっても、第3絶縁膜11のエッチングストッパとなる第2絶縁膜9が処理膜であるため、第1のサイドウォール13を形成する場合の半導体基板1の削れを抑えることができ、同様の効果を得ることが可能である。
本発明の活用例として、基板表面の後退を最小限にかつ均一に抑えつつ、基板上に形成した膜をエッチングすることが不可欠な用途に広く適用できる。
本発明の製造方法を示す断面工程図(その1)である。 本発明の製造方法を示す断面工程図(その2)である。
符号の説明
1…半導体基板、3…ゲート絶縁膜、5…ゲート電極、7…第1絶縁膜、9…第2絶縁膜、11…第3絶縁膜、13…第1のサイドウォール、15…低濃度拡散層、17…第2のサイドウォール、19…ソース・ドレイン、20…半導体装置

Claims (4)

  1. 半導体基板上にゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成する工程(a)と、
    前記ゲート電極を覆う状態で前記半導体基板上に第1絶縁膜を形成する工程(b)と、
    前記第1絶縁膜の表面を処理することにより当該第1絶縁膜の表面層に第2絶縁膜を成長させる工程(c)と、
    前記第2絶縁膜上に第3絶縁膜を形成する工程(d)と、
    前記第2絶縁膜をストッパーとして前記第3絶縁膜を異方性エッチングし、さらに当該第2絶縁膜と前記第1絶縁膜とを異方性エッチングすることにより、前記ゲート電極の側壁に当該第1絶縁膜、第2絶縁膜、および第3絶縁膜からなるサイドウォールを形成する工程(e)と、
    前記ゲート電極および前記サイドウォールをマスクにして前記半導体基板の表面層に不純物を導入する工程(f)とを行う
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記工程(c)では、窒化、酸化、炭化いずれか一つ以上の処理を行う
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記工程(c)では、プラズマ処理を行う
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 半導体基板上にゲート絶縁膜を介して設けられたゲート電極と、
    前記ゲート電極及びゲート絶縁膜の側壁に設けられた第1のサイドウォールと、
    前記ゲート電極および前記第1のサイドウォールをマスクにした不純物導入によって前記半導体基板の表面層に形成された低濃度拡散層と
    前記第1のサイドウォールを介して前記ゲート電極およびゲート絶縁膜の側壁に設けられた第2のサイドウォールと、
    前記ゲート電極、第1のサイドウォール、および第2のサイドウォールをマスクにした不純物導入によって前記半導体基板の表面層に形成されたソース・ドレイン拡散層を備えた半導体装置において、
    前記第1のサイドウォールは、第1絶縁膜と、当該第1絶縁膜の表面を処理することによって当該第1絶縁膜の表面層に成長させた第2絶縁膜と、前記第2絶縁膜上に形成され当該第2絶縁膜に対して選択的にエッチングが可能な材料からなる第3絶縁膜とで構成されている
    ことを特徴とする半導体装置。
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