JP2005064127A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 半導体装置を構成する素子および配線、コンタクトのレイアウトの自由度が高く、装置の高集積化に寄与できる半導体装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 トランジスタのゲート電極4は、上面に形成されたハードマスク5および側面に形成されたサイドウォール6から成る絶縁スペーサを有する。トランジスタ上は層間絶縁膜7によって覆われており、層間絶縁膜7には活性領域3に達する埋め込み配線8が埋め込まれている。ゲート電極4上のハードマスク5には開口5aが形成されており、当該開口5aには埋め込み配線8の一部が埋め込まれている。即ち、埋め込み配線8は、ゲート電極4と活性領域3とに直接に接続している。
【選択図】 図1

Description

本発明は半導体装置およびその製造方法に関するものであり、特に配線およびコンタクトの形成技術に関するものである。
半導体装置における電極間あるいは素子間の接続は、メタル配線層(アルミ、銅、タングステン等)で行われるのが通例である。半導体装置の微細化に伴い、それを構成する素子および配線のレイアウトが制限を受けるようになってきた。つまり、素子および配線のレイアウトの自由度が小さくなり、そのことは半導体装置の高集積化を妨げる原因となっている。
例えば、配線の上面および側面をシリコン窒化膜のオフセット及びサイドウォールで覆い、これらのサイドウォール及びオフセットをエッチングストッパにして、その上の層間絶縁膜をエッチングして配線トレンチ及びコンタクトホールを同時に形成する技術がある(例えば特許文献1)。それにより、配線とコンタクトとの位置合わせが不要になるとともに、当該コンタクトは自己整合的に所定の位置に形成されるので、半導体装置の高集積化が可能になる。
特開平11−317450号公報(第3−6頁、第1図)
上記特許文献1では、配線と共に基板へのコンタクトが形成されるが、例えば電極と半導体基板間や、複数の電極間の接続は成されない。しかし実際は、半導体装置における素子のレイアウトによっては、限られた領域内で電極と基板間、複数の電極間、また互いに分離された複数の活性領域間を配線およびコンタクトにより接続する必要が生じる。
また上述のように、半導体装置の高集積化を図る上で、素子や配線、コンタクトのレイアウトは重要である。しかし、例えば微細な配線を無理にレイアウトしようとすると、当該配線に断線が生じやすくなり、半導体装置の製造における歩留まりの低下を招いてしまう。よって、素子および配線、コンタクトのレイアウトの自由度が高い半導体装置の構造が望まれている。
本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、半導体装置を構成する素子、配線およびコンタクトのレイアウトの自由度が高く、装置の高集積化に寄与できる半導体装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の局面である半導体装置は、第1活性領域および第1電極を含む第1半導体素子と、前記第1半導体素子を覆う層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜内に埋め込まれ、前記第1電極と前記第1活性領域とに直接に接続する埋め込み配線とを備える。
また第2の局面である半導体装置は、第1電極および第2電極を有する半導体素子と、前記半導体素子を覆う層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜内に埋め込まれ、前記第1電極と前記第2電極とに直接に接続する埋め込み配線とを備える。
さらに第3の局面である半導体装置は、第1活性領域を含む第1半導体素子と、第2活性領域を含む第2半導体素子と、前記第1半導体素子および前記第2半導体素子を覆う層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜内に埋め込まれ、前記第1活性領域および前記第2活性領域に直接に接続する埋め込み配線とを備える。
第4の局面である半導体装置の製造方法は、(a)半導体基板に、第1活性領域および第1電極を含む第1半導体素子を形成する工程と、(b)前記第1半導体素子を覆うように層間絶縁膜を形成する工程と、(c)前記層間絶縁膜をエッチングして、前記第1電極および前記第1活性領域に達するトレンチを形成する工程と、(d)前記トレンチを所定の配線材料で埋め込むことにより、前記層間絶縁膜内に埋め込み配線を形成する工程とを備える。
また第5の局面である半導体装置の製造方法は、(a)半導体基板に、第1電極および第2電極を含む半導体素子を形成する工程と、(b)前記半導体素子を覆うように層間絶縁膜を形成する工程と、(c)前記層間絶縁膜をエッチングして、前記第1電極および前記第2電極に達するトレンチを形成する工程と、(d)前記トレンチを所定の配線材料で埋め込むことにより、前記層間絶縁膜内に埋め込み配線を形成する工程とを備える。
さらに第6の局面である半導体装置の製造方法は、(a)半導体基板に、第1活性領域を含む第1半導体素子および第2活性領域を含む第2半導体素子を形成する工程と、(b)前記第1半導体素子および前記第2半導体素子を覆うように層間絶縁膜を形成する工程と、(c)前記層間絶縁膜に、前記第1活性領域および前記第2活性領域に達するトレンチを形成する工程と、(d)前記トレンチを所定の配線材料で埋め込むことにより、前記層間絶縁膜内に埋め込み配線を形成する工程とを備える。
本発明に係る半導体装置において、半導体素子上に形成される埋め込み配線は、層間絶縁膜に埋め込まれて形成され、層間絶縁膜上の配線は存在しない。よって、例えば当該半導体素子トの上方に別の配線を形成しようとする場合でも、そのレイアウトの自由度が高く、半導体装置の縮小化に寄与できる。また、その形成工程も容易である。例えば、フラッシュメモリ装置の周辺トランジスタや、ポリシリコンダイオードに本発明を適用した場合でも、従来のフラッシュメモリ装置の製造工程に対して工程数の増加は伴わない。
<実施の形態1>
図1は本発明の実施の形態1に係る半導体装置の構成を示す図である。ここでは、本発明を適用する半導体素子の例として、トランジスタを示す。図1(a)は当該トランジスタの上面図であり、図1(b)は、図1(a)におけるA1−A2線に沿った断面図である。なお、図1(a)においては、図示の簡単のため図1(b)のハードマスク5、サイドウォール6、層間絶縁膜7の図示は省略している。
当該トランジスタは、シリコン基板1の素子分離領域2によって規定された活性領域3に形成される。トランジスタのゲート電極4は、ポリシリコン層4aと例えばWSi等のシリサイド層4bとから成る2層構造を有している。ゲート電極4は、その上面に形成されたハードマスク5および側面に形成されたサイドウォール6から成る絶縁スペーサを有する。ハードマスク5およびサイドウォール6はシリコン窒化膜により形成される。
トランジスタ上はシリコン酸化膜の層間絶縁膜7によって覆われている。層間絶縁膜7の下の層71は、層間絶縁膜7のエッチングのストッパとして使用されるシリコン窒化膜(以下「エッチングストッパ71」と称す)である。層間絶縁膜7には図1(b)の如く埋め込み配線8が埋め込まれている。埋め込み配線8の底は、活性領域3内のドレイン領域にまで達している。また、ゲート電極4上のハードマスク5には開口5aが形成されており、当該開口5aには埋め込み配線8の一部が埋め込まれている。即ち、埋め込み配線8は、ゲート電極4と活性領域3とに直接に接続している。また、活性領域3内のソース領域上には、上層の配線に接続するコンタクト9(図1(b)では不図示)が形成されている。
図2〜図5は、実施の形態1に係る半導体装置の製造工程を示す図である。以下、これらの図に基づいて、本実施の形態に係る半導体装置の製造方法について説明する。
まず、シリコン基板1上に活性領域3を規定する素子分離領域2を形成する。活性領域3の上面を熱酸化してシリコン酸化膜のゲート電極(不図示)を形成し、その上にポリシリコン膜を形成する。その後ポリシリコン膜の上部をシリサイド化し、その上にシリコン窒化膜を形成する。そして、それらの膜をフォトリソグラフィ技術を用いてパターニングすることで、上面にハードマスク5を有し、ポリシリコン層4aおよびシリサイド層4bの2層構造から成るゲート電極4を形成する(図2)。
そして、ゲート電極4上に、シリコン窒化膜を形成してエッチバックすることにより、ゲート電極4の側面にサイドウォール6を形成する(図3)。なお、サイドウォール6形成の前および後には、ゲート電極4をマスクとして活性領域3にドーパントの注入を行い、活性領域3内にトランジスタのソース/ドレインを形成する。以上で、活性領域3におけるトランジスタの形成が完了する。
その後、エッチングストッパ71となるシリコン窒化膜を10nm程度堆積し、その上にシリコン酸化膜を堆積して層間絶縁膜7を形成する。層間絶縁膜7の上にゲート電極4の上方を開口したレジストマスク11を形成し、当該レジストマスク11をマスクとして、層間絶縁膜7、エッチングストッパ71およびハードマスク5をエッチングする。それにより、層間絶縁膜7およびハードマスク5に、ゲート電極4に達する開口5aを形成する(図4)。本工程におけるエッチングは、ハードマスク5およびエッチングストッパ71の材料であるシリコン窒化膜と、層間絶縁膜7の材料であるシリコン酸化膜との両方をエッチングするので、両者間でのエッチング選択性は必要ない。以下、説明の簡単のため、シリコン酸化膜とシリコン窒化膜との間でエッチング選択性を要しないエッチングを「非選択性エッチング」と称する。
次いで、埋め込み配線8を形成する領域を開口したレジストマスク12を形成する。本実施の形態では、埋め込み配線8を形成する領域は、先に開口5aを形成した領域を含んでいる。そしてレジストマスク12をマスクとするエッチングにより、埋め込み配線8を形成するためのトレンチ13を活性領域3に達するように形成する(図5)。本工程では、まずエッチングストッパ71をストッパとするエッチングにより層間絶縁膜7にトレンチ13を形成し、その後その中に露出したエッチングストッパ71をエッチングにより除去する。それにより、素子分離領域2への不要なエッチングが防止される。トレンチ13の内部には開口5aが存在するため、結果としてトレンチ13はゲート電極4と活性領域3とに達することとなる。本工程における層間絶縁膜7のエッチングは、エッチングストッパ71の材料であるシリコン窒化膜と、層間絶縁膜7の材料であるシリコン酸化膜との間でエッチング選択性を有するものである。即ち、当該エッチングは、シリコン窒化膜がストッパとなる選択的なエッチングである。以下、説明の簡単のため、シリコン窒化膜がストッパとなる選択的なエッチングを「選択性エッチング」と称する。
以上3回のエッチング工程により、層間絶縁膜7およびハードマスク5に、ゲート電極4および活性領域3に達するトレンチ13が形成される。
そして層間絶縁膜7上に、配線材料としてのタングステン(W)等の金属を堆積することでトレンチ13およびその中の開口5aを埋め込み、続いて層間絶縁膜7の上面に堆積した余剰な金属を除去する。それにより、層間絶縁膜7内に埋め込み配線8が形成される。以上の工程により、図1に示した半導体装置が形成される。
図6および図7は、本実施の形態に係る半導体装置の効果を説明するための図である。従来のトランジスタにおいてゲート電極4と活性領域3(ドレイン領域)とを配線で接続する場合、図6のように層間絶縁膜7内におけるゲート電極4上と活性領域3上に、コンタクト91aおよびコンタクト91bをそれぞれ形成し、その上の層間絶縁膜93内に例えばダマシンプロセスを用いて配線92を形成していた。よって、例えば当該トランジスタの上方に上部配線95を形成しようとする場合、配線92と上部配線95とを絶縁するための層間絶縁膜94を形成する必要があり、上部配線95と層間絶縁膜7との間には、層間絶縁膜93および94の2層が必要となる。このように従来の配線構造では、上部配線のレイアウトの自由度に制限が加わると共に、半導体装置の縮小化の妨げとなっていた。
それに対し、本実施の形態に係るトランジスタでは、ゲート電極4と活性領域3とを接続する埋め込み配線8は、層間絶縁膜7に埋め込まれて形成され、層間絶縁膜7上の配線は存在しない。よって、例えば当該トランジスタの上方に上部配線15を形成しようとする場合でも、図7のように層間絶縁膜7上には単層の層間絶縁膜14のみを形成すればよい。よって、図6に比較して、他の配線のレイアウトの自由度が高くなり、半導体装置の縮小化に寄与できる。
上述の通り、本実施の形態では、埋め込み配線8を形成するために2回の非選択性エッチングと、1回の選択性エッチングを行うこととなる。通常、これら3つのエッチング工程は、例えばフラッシュメモリ装置のメモリセルアレイの製造工程などにも含まれるものである。よって本実施の形態を例えばフラッシュメモリ装置の周辺回路におけるトランジスタ(周辺トランジスタ)に適用した場合、従来のフラッシュメモリ装置の製造工程に対して工程数の増加は伴わない(その詳細は、後の実施の形態で説明する)。
図8、は実施の形態1の変形例を示す図である。図8(a)はトランジスタの上面図であり、図8(b)は、図8(a)におけるB1−B2線に沿った断面図である。これらの図において、図1に示したものと同様の機能を有する要素に対しては同一符号を付してある。同図に示すように、この例においては埋め込み配線8は活性領域3の上方のみに形成される。図1に示した構成に比べて、トランジスタの形成面積を小さくできるため、半導体素子の配置の高密度化に寄与できる。また、埋め込み配線8は素子分離領域2の上には形成されないので、埋め込み配線8を形成するためのエッチング工程により、素子分離領域2が不要にエッチングされる恐れは無い。よって、上記の製造工程で示したエッチングストッパ71を省略できるという利点もある。
<実施の形態2>
実施の形態1では、埋め込み配線8を形成するためのトレンチ13(開口5aを含む)を形成する際に、2回の非選択性エッチングと1回の選択性エッチングとを行った。本実施の形態では、当該トレンチ13の形成を1回の非選択性エッチングと1回の選択性エッチングにより行う。
以下、実施の形態2に係る半導体装置の製造方法について説明する。まず、実施の形態1で図2および図3で示した工程と同様にして、シリコン基板1上に活性領域3を規定する素子分離領域2を形成し、上面にハードマスク5、側面にサイドウォール6を有するゲート電極4を形成する。
その後、シリコン窒化膜のエッチングストッパ71およびシリコン酸化膜の層間絶縁膜7を形成する。層間絶縁膜7の上に埋め込み配線8を形成する領域を開口したレジストマスク16を形成し、当該レジストマスク16をマスクとして、層間絶縁膜7を選択性エッチングによりエッチングする。その後、非選択性エッチングによりエッチングストッパ71およびハードマスク5をエッチングする。それにより、素子分離領域2の上面が不要にエッチングされるのを防止できる。層間絶縁膜7およびハードマスク5に、活性領域3およびゲート電極4に達するトレンチ13が形成される(図9)。
層間絶縁膜7上に、配線材料としてのタングステン(W)等の金属を堆積することでトレンチ13を埋め込み、層間絶縁膜7の上面に堆積した余剰な金属を除去することで、層間絶縁膜7内に埋め込み配線8を形成する。その結果、実施の形態1と同様に、ゲート電極4と活性領域3とに直接に接続する埋め込み配線8が、層間絶縁膜7内に形成される。但し、トレンチ13を形成した際の非選択性エッチングにより、層間絶縁膜7と共にハードマスク5およびサイドウォール6もエッチングされるため、本実施の形態に係る半導体装置の図1(b)に対応する断面図(図1(a)におけるA1−A2線に沿った断面図)は、図10のようになる。即ち、埋め込み配線8の下方では、ハードマスク5は完全に除去される。
本実施の形態によれば、実施の形態1と比較して、埋め込み配線8を形成するためのエッチング回数を減らすことができ、製造工程を簡略化することができる利点がある。
本実施の形態は、図8で示した実施の形態1の変形例に対しても適用可能であることは明らかである。その場合、半導体装置の図8(b)に対応する断面図(図8(a)におけるB1−B2線に沿った断面図)は、図11のようになる。この場合も、埋め込み配線8の下方では、ハードマスク5は完全に除去される。
<実施の形態3>
実施の形態3では、本発明をフラッシュメモリ装置の周辺回路におけるトランジスタ(周辺トランジスタ)に適用した例を示す。
図12は、実施の形態3に係る半導体装置の構成を示す図である。当該半導体装置は、第1半導体素子としての周辺トランジスタ21およびメモリセルアレイ22を有するフラッシュメモリ装置である。メモリセルアレイ22は、複数個の第2半導体素子としてのメモリトランジスタ22a(フローティングゲートトランジスタ)により構成される。周辺トランジスタ21は実施の形態1において図1で示したトランジスタと構成と同じである。周辺トランジスタ21は、第1活性領域としての活性領域3を含んでおり、その上に埋め込み配線8が形成されている。当該周辺トランジスタ21および埋め込み配線8は、実施の形態1で説明したものと同じであるので、ここでの詳細な説明は省略する。
一方、それぞれのメモリトランジスタ22aは第2活性領域としての活性領域30、トンネル酸化膜31、フローティングゲート電極32、ONO(Oxide Nitride Oxide)膜33、コントロールゲート電極34、ハードマスク35、サイドウォール36を有する。フローティングゲート電極32はポリシリコンであり、コントロールゲート電極34は、周辺トランジスタのゲート電極4と同様に、ポリシリコン層34aおよびシリサイド層34bとから成っている。ハードマスク35およびサイドウォール36は、ハードマスク5およびサイドウォール6と同じくシリコン窒化膜により形成されている。周辺トランジスタ21およびメモリトランジスタ22aは共にシリコン酸化膜の層間絶縁膜7により覆われている。メモリセルアレイ22上の層間絶縁膜7には、メモリトランジスタ22aのソース/ドレイン(活性領域30)に接続する自己整合コンタクト38が形成されている。
自己整合コンタクト38は層間絶縁膜14内のスタックトビア39を介してビット線として機能する上部配線15に接続する。また、それぞれのコントロールゲート電極34上のハードマスク35および層間絶縁膜7にはワード線として機能する上層の配線に接続するためのコンタクト(不図示)が形成される。
以下、本実施の形態に係るフラッシュメモリ装置における周辺トランジスタ21の製造方法について説明する。通常、フラッシュメモリ装置の周辺トランジスタの形成は、メモリトランジスタの形成と並行して行われる。図12のフラッシュメモリ装置を例にすると、周辺トランジスタ21のゲート絶縁膜(不図示)の形成は、ONO膜33のシリコン酸化膜の形成と並行して行われる。同様に、ゲート電極4(ポリシリコン層4aおよびシリサイド層4b)およびハードマスク5の形成(図2で示した工程)は、コントロールゲート電極34(ポリシリコン層34aおよびシリサイド層34b)およびハードマスク35の形成に並行して行われる。同様に、サイドウォール6の形成(図3で示した工程)はサイドウォール36の形成に並行して行われる。また、メモリトランジスタ22aのソース/ドレインと周辺トランジスタ21のソース/ドレインの形成も同じ工程で形成可能である。
メモリトランジスタ22a並びに周辺トランジスタ21を形成した後、シリコン窒化膜のエッチングストッパ71を形成し、その上にシリコン酸化膜を堆積して層間絶縁膜7を形成する。層間絶縁膜7上にゲート電極4並びにコントロールゲート電極34の上方を開口したレジストマスクを形成し、当該レジストマスクをマスクにし、エッチングストッパ71をストッパにして層間絶縁膜7を選択性エッチングにてエッチングする。そしてエッチングストッパ71、ハードマスク5,35を非選択エッチングによりエッチングする。それにより、開口5a並びにコントロールゲート電極34上に第1コンタクトホール(不図示)が形成される。即ち、開口5aを形成する工程(図4に示した工程)は、コントロールゲート電極34上の第1コンタクトホールを形成する工程と並行して行われる。
次いで、埋め込み配線8を形成する領域並びに自己整合コンタクト38を形成する領域を開口したレジストマスクを形成する。実施の形態1と同様に、埋め込み配線8を形成する領域は、開口5aを形成した領域を含んでいる。当該レジストマスクをマスクとする選択性エッチングにより、活性領域3に達するトレンチ13および自己整合コンタクト38を形成するための第2コンタクトホールを形成する。即ち、トレンチ13を形成する工程(図5に示した工程)は、自己整合コンタクト38を形成するための第2コンタクトホールを形成する工程と並行して行われる。当該エッチングは選択性エッチングであるので、第2コンタクトホールは各メモリトランジスタ22aの絶縁スペーサ間に自己整合的に形成される。
そして、層間絶縁膜7上に、配線材料としてのタングステン(W)等の金属を堆積することでトレンチ13およびその中の開口5a、第1コンタクトホール、第2コンタクトホールを埋め込み、層間絶縁膜7の上面に堆積した余剰な金属を除去する。それにより層間絶縁膜7内に、埋め込み配線8、コントロールゲート電極34上のコンタクト(不図示)、自己整合コンタクト38を形成する。その後、層間絶縁膜14を形成し、コントロールゲート電極34上のコンタクトおよび自己整合コンタクト38のそれぞれの上にスタックトビア39を形成し、上部配線15を形成する。以上の工程により、図12に示したフラッシュメモリ装置が形成される。
以上説明したように、本実施の形態によれば周辺トランジスタ21を、メモリセルアレイ22のメモリトランジスタ22aと並行して形成することができる。言い換えれば、本発明の実施の形態1は、従来のフラッシュメモリ装置の製造工程に対して工程数の増加を招くことなく、フラッシュメモリ装置の周辺回路に適用することができる。
本実施の形態では、実施の形態1をフラッシュメモリ装置に適用した例を示したが、これに限られるものではない。上面および側面に絶縁スペーサを有する電極の形成工程、非選択エッチング工程および選択エッチング工程を有する製造方法により形成される半導体装置であれば、従来の製造工程からの工程数の増加を招くことなく適用することが可能である。
<実施の形態4>
フラッシュメモリ装置では、メモリセルに対する書き込みおよび消去を行うために、高い電圧を必要とするので、例えばチャージポンプ回路のような昇圧回路を備える。実施の形態4では、本発明をフラッシュメモリ装置のチャージポンプ回路におけるポリシリコンダイオードに適用した例を示す。
図13は、実施の形態4に係る半導体装置の構成を示す図であり、フラッシュメモリ装置のチャージポンプ回路におけるポリシリコンダイオード40を示している。図13では省略しているが、当該フラッシュメモリ装置は、図12に示したメモリセルアレイ22を有している。通常、フラッシュメモリ装置において、チャージポンプ回路におけるポリシリコンダイオードの形成は、メモリトランジスタの形成と並行して行われる。即ち、当該ポリシリコンダイオード40は、メモリセルアレイ22のトンネル酸化膜31と共に形成されたシリコン酸化膜41、フローティングゲート電極32と同時に形成されたポリシリコン層42、ONO膜33と同時に形成されたONO膜43、コントロールゲート電極34(ポリシリコン層34aおよびシリサイド層34b)と同時に形成されたゲート電極44(ポリシリコン層44aおよびシリサイド層44b)、ハードマスク35と同時に形成されたシリコン窒化膜のハードマスク45、サイドウォール36と同時に形成されたシリコン窒化膜のサイドウォール46を有している。
なお、図13において、ポリシリコン層42の中央上部のゲート電極44と、図13内の左側のゲート電極44とは図示されていない部分で繋がっており、一体のものである。また、ポリシリコン層42の両端部上にも中央部上と同様のONO膜、ポリシリコン層、シリサイド層が形成されているが、これらはポリシリコンダイオード40をメモリセルアレイ22のメモリトランジスタ22aと並行して形成するために必然的に形成されてしまうものであり、特に電極として機能するものではない。
ポリシリコン層42には、イオン注入により、N+領域、N-領域、P+領域が形成される。即ち、ポリシリコン層42のN+領域はポリシリコンダイオード40のカソード電極として機能し、P+領域はアノード電極として機能する。またN-領域はゲート電極44の下に位置している。
このように、ポリシリコンダイオード40は、ポリシリコン層42に形成されたアノード電極(P+領域)並びにカソード電極(N+領域)、およびゲート電極44という3つの電極を有する構造である。
ポリシリコンダイオード40上の層間絶縁膜7には、埋め込み配線48a,48bおよび自己整合コンタクト49が形成され、ゲート電極44上面のハードマスク45には、埋め込み配線48aの一部が埋め込まれた開口45aが形成されている。埋め込み配線48aは、活性領域60に直接に接続すると共に、開口45aを介してゲート電極44上面にも直接に接続する。埋め込み配線48bは、ポリシリコン層42のN+領域(カソード電極)および活性領域60に直接に接続している。埋め込み配線48bがカソード電極と接続する部分は自己整合コンタクト構造となっている(以下、当該部分を「自己整合コンタクト48c」と称する)。自己整合コンタクト49は、ポリシリコン層42のP+領域(アノード電極)に接続している。
ポリシリコンダイオード40において、ポリシリコン層42のN-領域上のゲート電極44とカソード電極(ポリシリコン層42のN+領域)との間は、埋め込み配線48a、活性領域60および埋め込み配線48bを介して電気的に接続している。本構造によれば、ポリシリコンダイオード40に逆バイアスの電圧が印加された場合の、リーク電流の発生を低減することができる。
上述したように、ポリシリコンダイオード40の形成はメモリセルアレイ22の形成と並行して行われる。その製造工程は従来のものと同様でよいので、ここでの説明は省略する。
ポリシリコンダイオード40を形成した後は、その上にエッチングストッパ71および層間絶縁膜7を形成する。そして、実施の形態3で説明したコントロールゲート電極34上に第1コンタクトホールを形成する工程に並行して、非選択性エッチングによりゲート電極44上のハードマスク45に開口45aを形成する。続いて、実施の形態3で説明した自己整合コンタクト38のための第2コンタクトホールを形成する工程に並行して、選択性エッチングおよびエッチングストッパ71を除去するための非選択性エッチングにより埋め込み配線48aおよび埋め込み配線48b(自己整合コンタクト48cを含む)のためのトレンチ、並びに自己整合コンタクト49のためのコンタクトホールを形成する。
そして、実施の形態3で説明した第1コンタクトホール、第2コンタクトホールへの配線材料の埋め込み工程と並行して、埋め込み配線48a,48bおよび自己整合コンタクト49を形成する。以上の工程により、図13に示したフラッシュメモリ装置のポリシリコンダイオード40が形成される。
以上説明したように、本実施の形態によればポリシリコンダイオード40を、メモリセルアレイ22のメモリトランジスタ22aと並行して形成することができる。言い換えれば、本発明は、従来のフラッシュメモリ装置の製造工程に対して工程数の増加を招くことなく、フラッシュメモリ装置のポリシリコンダイオードに適用することができる。
<実施の形態5>
図14は、実施の形態5に係る半導体装置の構成を示す図であり、実施の形態4のポリシリコンダイオード40の変形である。図14(a)は当該ポリシリコンダイオード40の上面図であり、図14(b)は、図14(a)におけるC1−C2線に沿った断面図である。なお、図14(a)においては、図示の簡単のため図14(b)の素子分離領域2、ポリシリコン層42、ゲート電極44、ハードマスク45の開口45a、埋め込み配線48(自己整合コンタクト48c含む)、自己整合コンタクト49以外の要素は省略している。これらの図に示すように、実施の形態5に係る半導体装置は、実施の形態4に係るポリシリコンダイオード40における2つの埋め込み配線48aと埋め込み配線48bとを単一の埋め込み配線48としたものである。
つまり、本実施の形態に係る半導体装置は、ポリシリコンダイオード40上の層間絶縁膜7に埋め込まれ、2つの電極、即ちゲート電極44およびカソード電極(ポリシリコン層42のN+領域)に直接に接続する埋め込み配線48を備えている。その他の構成については、実施の形態4と同様であるのでここでの説明は省略する。
本実施の形態に係るポリシリコンダイオード40の製造方法は、実施の形態4において埋め込み配線48aおよび埋め込み配線48bのためのトレンチを形成する工程に代えて、選択性エッチングおよびエッチングストッパ71を除去するための非選択性エッチングによりゲート電極44とカソード電極(ポリシリコン層42のN+領域)に達する、埋め込み配線48のためのトレンチを形成すればよい。
本実施の形態によれば、ポリシリコンダイオード40において、ゲート電極44とカソード電極は、共に単一の埋め込み配線48に直接的に接続している。よって、ポリシリコンダイオード40に逆バイアスの電圧が印加された場合の、リーク電流の発生を低減する効果は、実施の形態4よりも向上する。また、ポリシリコンダイオード40の形成面積を縮小できる効果もあることは言うまでもない。なお、本実施の形態は、ポリシリコンダイオードに限らず、互いに接続する必要のある複数個の電極を有する半導体装置に広く適用可能である。
<実施の形態6>
実施の形態1では、図1のように、層間絶縁膜7内に形成される埋め込み配線8は、単一の半導体素子(トランジスタ)のゲート電極4と活性領域3(ドレイン領域)との間を接続するものであった。本実施の形態では、本発明に係る埋め込み配線を、複数個の半導体素子の活性領域間を接続するように形成する。
図15は、実施の形態6に係る半導体装置の構成を示す図である。図15(a)は当該半導体装置の上面図であり、図15(b)は、図15(a)におけるD1−D2線に沿った断面図である。これらの図の如く、当該半導体装置は、第1トランジスタ100および第2トランジスタ200を有する。なお、図15(a)においては、図示の簡単のため図15(b)のハードマスク105,205、サイドウォール106,206、層間絶縁膜7の図示は省略している。
第1トランジスタ100および第2トランジスタ200は、それぞれシリコン基板1の素子分離領域2によって規定された第1活性領域103および第2活性領域203に形成される。第1トランジスタ100のゲート電極104はポリシリコン層104aとシリサイド層104bとの2層構造であり、第2トランジスタ200のゲート電極204はポリシリコン層204aおよびシリサイド層204bの2層構造である。ゲート電極104は、その上面に形成されたハードマスク105および側面に形成されたサイドウォール106から成る絶縁スペーサを有し、ゲート電極204も同じく、その上面に形成されたハードマスク205および側面に形成されたサイドウォール206から成る絶縁スペーサを有する。ハードマスク105,205およびサイドウォール106,206はシリコン窒化膜により形成される。
図15(b)の如く、第1トランジスタ100および第2トランジスタ200上はシリコン酸化膜の層間絶縁膜7によって覆われており、層間絶縁膜7には埋め込み配線80が埋め込まれている。埋め込み配線80は、第1活性領域103および第2活性領域203それぞれのドレイン領域に直接に接続している。また、第1活性領域103および第2活性領域203それぞれのソース領域上には、コンタクト109,209コンタクト9(図15(b)では不図示)が形成されている。さらに、第1トランジスタ100のゲート電極104および第2トランジスタ200のゲート電極204それぞれの上には、コンタクト119,219(図15(b)では不図示)が形成されている。
本実施の形態に係る半導体装置の製造方法を説明する。半導体基板上に、実施の形態1で図2および図3に示した工程と同様にして、第1トランジスタ100および第2トランジスタ200を形成する。そして、図4に示した開口5aを形成する工程と同様にして、非選択性エッチングによりコンタクト119およびコンタクト219を形成するためのコンタクトホールを形成する。そして、図5に示した埋め込み配線8のためのトレンチ13を形成する工程と同様にして、選択性エッチングにより埋め込み配線80のためのトレンチ並びにコンタクト109およびコンタクト209を形成するためのコンタクトホールを形成する。埋め込み配線80のためのトレンチは、第1活性領域103および第2活性領域203に達するように形成する。そして、これらのコンタクトホールおよびトレンチを、所定の配線材料で埋め込むことにより、層間絶縁膜7内に、埋め込み配線80およびコンタクト109,119,209,119が形成され、図15で示した本実施の形態に係る半導体装置が形成される。
本実施の形態によれば、第1活性領域103と第2活性領域203とを接続する埋め込み配線80は、層間絶縁膜7に埋め込まれて形成される。よって、例えば当該第1トランジスタ100および第2トランジスタ200の上方における、他の配線のレイアウトの自由度が高くなり、半導体装置の縮小化に寄与できる。また、実施の形態1と同様に、本実施の形態を例えばフラッシュメモリ装置の周辺回路におけるトランジスタ(周辺トランジスタ)に適用した場合、従来のフラッシュメモリ装置の製造工程に対して工程数の増加は伴わない。
図16は、実施の形態6の変形例を示す図である。図16(a)は当該半導体装置の上面図であり、図16(b)は、図16(a)におけるE1−E2線に沿った断面図である。これらの図に示している各要素は、図15で示したものと同様のものである。但し、この変形例においては、埋め込み配線80は、ゲート電極104およびゲート電極204の上方を跨ぐようにレイアウトされる。埋め込み配線80は、ゲート電極104とはハードマスク105およびサイドウォール106によって絶縁され、ゲート電極204とはハードマスク205およびゲート電極204によって絶縁される。
埋め込み配線80のためのトレンチは選択性エッチングおよびエッチングストッパ71を除去するための非選択性エッチングにより形成される。つまり、これらのエッチングによりハードマスク105,205およびサイドウォール106,206は除去されない。よって、埋め込み配線80をゲート電極104およびゲート電極204の上方を跨ぐようにレイアウトしても、埋め込み配線80とゲート電極104およびゲート電極204との絶縁は保たれる。つまり埋め込み配線80のレイアウトの自由度は高い。
<実施の形態7>
図17は、実施の形態7に係る半導体装置の構成を示す図であり、図17(a)は当該半導体装置の上面図であり、図17(b)は、図17(a)におけるF1−F2線に沿った断面図である。これらの図において、図15で示したものと同様の要素には同一符号を付してある。但し、本実施の形態においては、埋め込み配線80は、第1活性領域103および第2活性領域203だけでなく、第1トランジスタ100のゲート電極104にも直接に接続する。つまり、ゲート電極104上面のハードマスク105には開口105aが形成され、当該開口105aには埋め込み配線80の一部が埋め込まれている。即ち、本実施の形態において、第1トランジスタ100上の埋め込み配線80は実施の形態1で図1に示した埋め込み配線8と同様の構造を有している。
本実施の形態に係る半導体装置の製造方法を説明する。半導体基板上に、実施の形態1で図2および図3に示した工程と同様にして、第1トランジスタ100および第2トランジスタ200を形成する。その上にエッチングストッパ71および層間絶縁膜7を形成し、図4に示した開口5aを形成する工程と同様にして、非選択性エッチングによりハードマスク105に開口105aを形成すると共にハードマスク205にコンタクト219のためのコンタクトホールを形成する。そして、図5に示した埋め込み配線8のためのトレンチ13を形成する工程と同様にして、選択性エッチングおよびエッチングストッパ71を除去するための非選択性エッチングにより埋め込み配線80のためのトレンチ並びにコンタクト109およびコンタクト209を形成するためのコンタクトホールを形成する。
このとき、先に形成した開口105aを埋め込み配線80のためのトレンチの領域内に含ませる。それにより、当該トレンチは、ゲート電極104、第1活性領域103および第2活性領域203に達する構造となる。そして、これらのコンタクトホールおよびトレンチを、所定の配線材料で埋め込むことにより、層間絶縁膜7内に、埋め込み配線80およびコンタクト109,119,209,119が形成され、図15で示した本実施の形態に係る半導体装置が形成される。
本実施の形態によれば、実施の形態1と実施の形態6とを同時に実施することができ、実施の形態1および実施の形態6の両方の効果を得ることができる。
実施の形態1に係る半導体装置の構成を示す図である。 実施の形態1に係る半導体装置の製造工程を示す図である。 実施の形態1に係る半導体装置の製造工程を示す図である。 実施の形態1に係る半導体装置の製造工程を示す図である。 実施の形態1に係る半導体装置の製造工程を示す図である。 実施の形態1に係る半導体装置の効果を説明するための図である。 従来の半導体装置の構成を示す図である。 実施の形態1の変形例を示す図である。 実施の形態2に係る半導体装置の製造工程を説明するための図である。 実施の形態2に係る半導体装置の構成を示す図である。 実施の形態2の変形例を示す図である。 実施の形態3に係る半導体装置の構成を示す図である。 実施の形態4に係る半導体装置の構成を示す図である。 実施の形態5に係る半導体装置の構成を示す図である。 実施の形態6に係る半導体装置の構成を示す図である。 実施の形態6の変形例を示す図である。 実施の形態7に係る半導体装置の構成を示す図である。
符号の説明
1 シリコン基板、2 素子分離領域、3,30,60 活性領域、4,44 ゲート電極、5,45 ハードマスク、5a,45a 開口、6,46 サイドウォール、7 層間絶縁膜、8,48,48a,48b,80 埋め込み配線、9 コンタクト、10 ゲート絶縁膜、13 トレンチ、21 周辺トランジスタ、22 メモリセルアレイ、22a メモリトランジスタ、32 フローティングゲート電極、34 コントロールゲート電極、38,48c 自己整合コンタクト、40 ポリシリコンダイオード。

Claims (14)

  1. 第1活性領域および第1電極を含む第1半導体素子と、
    前記第1半導体素子を覆う層間絶縁膜と、
    前記層間絶縁膜内に埋め込まれ、前記第1電極と前記第1活性領域とに直接に接続する埋め込み配線とを備える
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置であって、
    前記第1電極は、上面および側面に所定の絶縁材料による第1絶縁スペーサを有し、
    前記絶縁スペーサは、前記第1電極上面に、前記埋め込み配線の一部が埋め込まれた開口を備える
    ことを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項2に記載の半導体装置であって、
    上面および側面に前記所定の絶縁材料による第2絶縁スペーサが形成された第2電極を含む第2半導体素子と、
    前記第2半導体素子上に形成され、前記第2絶縁スペーサにより前記第2電極と絶縁された自己整合コンタクトをさらに備える
    ことを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の半導体装置であって、
    第2活性領域を含む第2半導体素子をさらに有し、
    前記埋め込み配線は前記第2活性領域にも直接に接続する
    ことを特徴とする半導体装置。
  5. 第1電極および第2電極を有する半導体素子と、
    前記半導体素子を覆う層間絶縁膜と、
    前記層間絶縁膜内に埋め込まれ、前記第1電極と前記第2電極とに直接に接続する埋め込み配線とを備える
    ことを特徴とする半導体装置。
  6. 第1活性領域を含む第1半導体素子と、
    第2活性領域を含む第2半導体素子と、
    前記第1半導体素子および前記第2半導体素子を覆う層間絶縁膜と、
    前記層間絶縁膜内に埋め込まれ、前記第1活性領域および前記第2活性領域に直接に接続する埋め込み配線とを備える
    ことを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項6に記載の半導体装置であって、
    前記第1半導体素子および前記第2半導体素子の少なくとも片方は、上面および側面に絶縁スペーサが形成された電極を有し、
    前記埋め込み配線は、前記電極上方を跨いで形成され、前記電極とは前記絶縁スペーサにより絶縁されている
    ことを特徴とする半導体装置。
  8. (a)半導体基板に、第1活性領域および第1電極を含む第1半導体素子を形成する工程と、
    (b)前記第1半導体素子を覆うように層間絶縁膜を形成する工程と、
    (c)前記層間絶縁膜をエッチングして、前記第1電極および前記第1活性領域に達するトレンチを形成する工程と、
    (d)前記トレンチを所定の配線材料で埋め込むことにより、前記層間絶縁膜内に埋め込み配線を形成する工程とを備える
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 請求項8記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記工程(a)は、
    (e)前記第1電極の上面および側面に所定の絶縁材料による第1絶縁スペーサを形成する工程を含み、
    前記工程(c)は、
    (f)前記層間絶縁膜および前記第1絶縁スペーサをエッチングして、前記第1電極に達する開口を形成する工程と、
    (g)前記層間絶縁膜をエッチングして、前記層間絶縁膜の前記開口を含む領域に前記第1活性領域に達するトレンチを形成する工程とを含む
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 請求項9に記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記工程(a)は、
    (h)前記半導体基板に、第2活性領域並びに上面および側面に前記所定の絶縁材料による第2絶縁スペーサを有する第2電極を含む第2半導体素子を形成する工程を含み、
    前記工程(b)で形成する前記層間絶縁膜は、前記第2半導体素子も覆い、
    前記工程(f)は、
    (i)前記層間絶縁膜および前記第2絶縁スペーサをエッチングして、前記第2電極に達する第1コンタクトホールを形成する工程を含み、
    前記工程(g)は、
    (j)前記層間絶縁膜をエッチングして、前記第2活性領域に達する第2コンタクトホールを形成する工程を含み、
    前記工程(d)において、前記所定の配線材料は、前記第1コンタクトホールおよび前記第2コンタクトホールにも埋め込まれる
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  11. 請求項9に記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記工程(a)は、
    (k)前記半導体基板に、第2活性領域を含む第2半導体素子を形成する工程を含み、
    前記工程(b)で形成する前記層間絶縁膜は、前記第2半導体素子も覆い、
    前記工程(c)で形成する前記トレンチは、前記第2活性領域にまで達する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  12. (a)半導体基板に、第1電極および第2電極を含む半導体素子を形成する工程と、
    (b)前記半導体素子を覆うように層間絶縁膜を形成する工程と、
    (c)前記層間絶縁膜をエッチングして、前記第1電極および前記第2電極に達するトレンチを形成する工程と、
    (d)前記トレンチを所定の配線材料で埋め込むことにより、前記層間絶縁膜内に埋め込み配線を形成する工程とを備える
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  13. (a)半導体基板に、第1活性領域を含む第1半導体素子および第2活性領域を含む第2半導体素子を形成する工程と、
    (b)前記第1半導体素子および前記第2半導体素子を覆うように層間絶縁膜を形成する工程と、
    (c)前記層間絶縁膜に、前記第1活性領域および前記第2活性領域に達するトレンチを形成する工程と、
    (d)前記トレンチを所定の配線材料で埋め込むことにより、前記層間絶縁膜内に埋め込み配線を形成する工程とを備える
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  14. 請求項13に記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記工程(a)で形成される前記第1半導体素子および前記第2半導体素子の少なくとも片方は、上面および側面に所定の絶縁材料による絶縁スペーサを有する電極を含んでいる
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。


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