JP2005061485A - 動力伝達用プレート、ハウジングおよび動力伝達装置 - Google Patents

動力伝達用プレート、ハウジングおよび動力伝達装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 回転数が上がっても均一に動力を伝達することのできる動力伝達用プレート、ハウジングおよび動力伝達装置を提供する。
【解決手段】 動力伝達用プレート21の外周が、動力伝達装置10のハウジング20の内周と固定可能な凸部21bと、前記ハウジング20の内周と固定しない凹部21aとにより形成されている。このように、動力伝達用プレート21の外周に、ハウジング20の内周に固定されない凹部21aを形成するので、作動油51が凹部21aを通ることができ作動油51の剪断力を減少させる。これにより、回転数が上がって作動油51が動力伝達用プレート21の外周に集まると、作動油51は凹部21aを通り抜けるため、トルク伝達が過大に増加するのを防止して、均一化することができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、動力伝達用プレート、ハウジングおよび動力伝達装置に関するものである。
従来の流体を介して動力を伝達する動力伝達用プレートとして粘性流体継手用のクラッチディスクが開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
図12(A)、(B)に示すように、この2種類の薄板状のクラッチディスク100A、100Bは粘性流体継手に用いられるものであり、クラッチのケーシング内において両クラッチディスク100A、100Bは交互に複数枚配置されている。一方のクラッチディスク100Aはケーシングとともに回転し、他方のクラッチディスク100Bは駆動軸とともに回転する。両クラッチディスク100A、100Bは軸方向にわずかな間隔をおいて配置されており、ケーシング内に充填された高粘性の作業液体が間に入り込む。このため、作業液体の剪断力により両クラッチディスク100A、100B間で回転の伝達が行われ、ケーシングと駆動軸との間でトルクの伝達を行うものである。
図12(A)に示すように、クラッチディスク100Aは、その外周部に歯101を有しており、この歯101はケーシングの内周面に設けられている内歯と噛み合ってケーシングと一体で回転する。さらに、クラッチディスク100Aには、多数の貫通孔102が全周にわたってほぼ均等に設けられている。
一方、図12(B)に示すように、クラッチディスク100Bは、内周部に歯103を有しており、この歯103は中央の駆動軸の外周面に設けられている歯と噛み合っている。さらに、このクラッチディスク100Bの外周部には、半径方向に伸びたスリット104が設けられている。
特開昭61−236932号公報(第3,4頁、第1図)
しかしながら、前述したような従来の技術においては、車体速度が上昇してクラッチの全体回転速度が上昇すると、遠心力により粘性流体が外周側へ移動するため、剪断力の発生する半径が増加して伝達トルクが増大する。その結果、車両の燃費の低下を招く可能性がある。
この発明の目的は、回転数が上がっても均一に動力を伝達することのできる動力伝達用プレート、ハウジングおよび動力伝達装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明にかかる動力伝達用プレートは、流体を介して動力を伝達する動力伝達用プレートであって、前記動力伝達用プレートの外周が、動力伝達装置のハウジングの内周と固定可能な凸部と、前記ハウジングの内周と固定しない凹部とにより形成されているものである。
このように、動力伝達用プレートの外周に、ハウジングの内周に固定されない凹部を形成するので、作動油が凹部を通ることができる。これにより、回転数が上がって作動油が動力伝達用プレートの外周に集まると、作動油は凹部を通り抜けるため、従って、この凹部ではトルク伝達が行われず、トルク伝達が過大に増加するのを防止して、均一化することができる。また、凹部の大きさを変えることにより、回転数が上がったときに伝達されるトルクの大きさを変えることができる。
また、本発明にかかる動力伝達用プレートは、前記外周の凸部と凹部とが連続した曲線により構成されていることが望ましい。
また、本発明にかかる動力伝達用プレートは、前記凹部の面積が前記凸部の面積よりも大きいものであることが望ましい。
また、本発明にかかる動力伝達用プレートは、複数の孔が形成されたものであることが望ましい。
また、本発明にかかる動力伝達用プレートは、複数のスリットが形成されたものであることが望ましい。
また、本発明にかかる動力伝達用プレートは、前記複数のスリットが傾いて形成されているものであることが望ましい。
また、本発明にかかる動力伝達用プレートは、前記複数のスリットが複数段に傾いて形成されているものであることが望ましい。
また、上記の目的を達成するために、本発明にかかる動力伝達用プレートは、流体を介して動力を伝達する動力伝達用プレートであって、前記動力伝達用プレートの内周が動力伝達装置のハブと固定可能、且つ、複数のスリットが傾いて形成されているものである。
このように、動力伝達用プレートの内周が動力伝達装置のハブと固定可能であるので、動力伝達用プレートはハブと一体で回転する。このとき、動力伝達用プレートの内周側には複数のスリットが傾いて形成されているので、作動油を外周側に寄せることができ、伝達トルクの低下を防止することができる。
また、本発明にかかる動力伝達用プレートは、前記複数のスリットが複数段に傾いて形成されているものであることが望ましい。
上記の目的を達成するために、本発明にかかる動力伝達用ハウジングは、流体を介して動力を伝達する動力伝達用ハウジングであって、ハウジングの内周には、動力伝達装置のプレートと固定可能な凹部と、前記プレートと固定しない凸部とが形成されているものである。
このように、ハウジングの内周に設けられていて、プレートを固定しない凸部はプレートとの間に空間を形成している。このため、作動油が空間を通って剪断力を減少させる。これにより、回転数が上がって作動油が動力伝達用プレートの外周に集まると、作動油は空間を通り抜けるため、トルク伝達が過大に増加するのを防止して、均一化することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明にかかる動力伝達装置は、相対回転可能、且つ、交互に配置された第1プレートと第2プレートと、ハウジングとハブとにより形成され、且つ、内部に流体が封入された作動室とを備えた動力伝達装置であって、前記ハウジングの内周には凸部と凹部が形成され、前記第1プレートの外周には凸部と凹部が形成され、前記ハウジングの凹部と前記第1プレートの凸部が固定しているとともに、前記ハウジングの凸部と前記第1プレートの凹部が固定しないで空間を形成しているものである。
このように、第1プレートの外周に設けられている凸部がハウジングの凹部とが互いに固定され、第1プレートの外周に設けられている凹部とハウジングの凸部との間には空間が形成されて固定されていない。このため、作動油は空間を通ることができ作動油の剪断力を減少させるので、回転数が上がって作動油が動力伝達用プレートの外周に集まると、作動油は凹部を通り抜け、トルク伝達が過大に増加するのを防止して、均一化することができる。
本発明にかかる動力伝達用プレートでは、動力伝達用プレートの外周に、ハウジングの内周に固定されない凹部を形成するので、作動油が凹部を通ることができ作動油の剪断力を減少させる。これにより、回転数が上がって作動油が動力伝達用プレートの外周に集まると、作動油は凹部を通り抜けるため、トルク伝達が過大に増加するのを防止して、均一化することができる。また、凹部の大きさを変えることにより、回転数が上がったときに伝達されるトルクの大きさを変えることができる。
また、本発明にかかる動力伝達用プレートでは、動力伝達用プレートの内周が動力伝達装置のハブと固定可能であるので、動力伝達用プレートはハブと一体で回転する。このとき、動力伝達用プレートの内周側には複数のスリットが傾いて形成されているので、作動油を外周側に寄せることができ、伝達トルクの低下を防止することができる。
また、本発明にかかる動力伝達用ハウジングでは、ハウジングの内周に設けられていて、プレートを固定しない凸部はプレートとの間に空間を形成している。このため、作動油が空間を通って剪断力を減少させる。これにより、回転数が上がって作動油が動力伝達用プレートの外周に集まると、作動油は空間を通り抜けるため、トルク伝達が過大に増加するのを防止して、均一化することができる。
また、本発明にかかる動力伝達装置では、第1プレートの外周に設けられている凸部がハウジングの凹部とが互いに固定され、第1プレートの外周に設けられている凹部とハウジングの凸部との間には空間が形成されて固定されていない。このため、作動油は空間を通ることができ作動油の剪断力を減少させるので、回転数が上がって作動油が動力伝達用プレートの外周に集まると、作動油は凹部を通り抜け、トルク伝達が過大に増加するのを防止して、均一化することができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明にかかる動力伝達装置の断面図、図2(A)はハウジングの軸直角方向の断面図、(B)は軸方向の断面図である。
図1に示すように、本発明に係る動力伝達装置の実施形態である動力伝達装置10は、例えば前輪側である前軸に一体的に接続される本発明にかかるハウジング20と、後輪側の後軸に一定的に接続されるハブ30が、相対的に回転自在に設けられている。そして、ハウジング20とハブ30との間には、内部に粘性流体が封入された作動室50が形成されており、この作動室50内において、第1プレートであるアウタープレート21と第2プレートであるインナープレート32とが、相対回転可能、且つ、交互に配置されている。
図2に示すように、本発明にかかる動力伝達用ハウジング20では、内周に凹部20aと凸部20bを有しており、凹部20aおよび凸部21bは、例えば中心角30度間隔で均等に設けられている。図3に示すように、凹部20aにはアウタープレート21が係合し、凸部20bはアウタープレート21に係合されていないで、空間22が形成されている。
再び図1に戻って、ハブ30は、スプライン31により後軸と連結されていて、回転力が伝達されるようになっている。ハウジング20とハブ30との間には、前後一対のベアリング40a、40bが設けられており、両ベアリング40a、40bの内側には前後一対のシール41a、41bが設けられている。
前述した作動室50は、前後一対のシール41a、41bにより密封されている。この作動室50には、高粘度のシリコンオイル等の粘性流体51が封入されている。なお、作動室50の外周端に近い位置のハウジング20には、粘性流体51を作動室50内部に供給するための供給路52が貫通して設けられている。従って、粘性流体51を供給路52を介して作動室50内部に供給した後、供給路52に球体53を圧入して供給路52を密閉することにより、作動室50を密封している。
次に、本発明にかかる動力伝達用プレートについて説明する。図3には、動力伝達用プレートおよび第1プレートとしてのアウタープレート21がハウジング20に装着されている状態が示されている。また、図4〜図7には種々のアウタープレート21が例示されている。
図3に示すように、アウタープレート21では、その外周が、ハウジング20の内周に設けられている凹部20aに固定可能な凸部21bと、ハウジング20の内周と固定しない凹部21aとにより形成されている。アウタープレート21の凹部21aは、ハウジング20の凸部20bを完全に内包する大きさおよび形状であるため、アウタープレート21の凹部21aとハウジング20の凸部20bは完全に分離されている。
凹部21aの面積は、凸部21bの面積よりも大きくなっており、アウタープレート21の外周においては、アウタープレート21の面積よりも空間22を形成する凹部21aの面積の方が大きくなっている。これにより、回転数が大きくなると、遠心力により外周部に移動した粘性流体51は空間22をすり抜けるため、粘性流体51の剪断力が低下して、トルク伝達を低減させることができ、高速回転時における過大なトルク伝達を防止して、均一なトルク伝達を図ることができる。
アウタープレート21の凹部21aと凸部21bは、連続した曲線により構成されている。ここで、連続した曲線とは、隣り合う凹部21aと凸部21bとが形成されていることを意味し、曲線の一次導関数が連続していることを意味するものではなく、いろいろな曲線形状が可能である。また、アウタープレート21の中央には、ハブ30が貫通する穴23が設けられており、この穴23から外周部に向かって多数のスリット24が設けられている。これにより、粘性流体51がアウタープレート21をすり抜けるため、作動室50へ粘性流体51を充填する際に容易に充填することができる。
なお、図4に示すように、スリット24は半径方向に設けることもできるが、図6に示すように、半径方向に対して傾いているのが望ましい。これにより、粘性流体51が外周側へ流れやすくなるため、外周部の空間22から粘性流体が流れることによる伝達トルクの低下を抑えることができる。
また、図5に示すように、スリット24の間等に複数の孔25を設けることもできる。これにより、粘性流体51がアウタープレート21をすり抜けるため、作動室50へ粘性流体51を充填する際に容易に充填することができる。
また、凹部21aや凸部21bの大きさおよび形状は、種々に変化させることができる。さらに、スリット24の幅や長さ、傾斜角度等も種々に変化させることができる。さらにまた、図7に示すように、スリット24を複数段24a、24b(ここでは2段)に傾き角度を変えて例えば「く」字状に形成することもできる。さらに、3段以上に変化させることもできる。
従って、高速回転時における伝達トルクの特性に応じて、凹部21a、凸部21b等の大きさ、スリット24の大きさ折り曲げ位置、折り曲げ角度、個数、形状等を変化させることにより、高速回転時における過大なトルク伝達を防止して、トルク伝達の均一化を図ることができる。
図8には、本発明にかかる動力伝達用プレートおよび第2プレートとしてのインナープレートがハブに取付けられている状態が示されている。また、図9および図10には種々のインナープレート32が例示されている。
図8または図9に示すように、インナープレート32は、中心部にハブ30が貫通する軸穴33が設けられており、その軸穴33の外周すなわちインナープレート32の内周には歯34が形成されていて、ハブ30の歯に噛合している。従って、インナープレート32はハブ30に対して軸方向へは移動可能であるが、一体で回転するようになっている。なお、歯34は、図8および図9に示すようにいくつかのブロックに分けて設けても良いし、連続して全周に設けるようにしても良い。
インナープレート32の外周部には、複数個のスリット35が半径方向に対して傾いて設けられている。これにより、粘性流体51が外周側へ流れやすくなるため、粘性流体51を外周部に移動させて、伝達トルクの低下を抑えることができる。
また、図10に示すように、スリット35を複数段35a、35b(ここでは2段)に傾き角度を変化させて例えば「く」字状に形成するようにしても良い。さらに、3段以上に変化させることもできる。これにより、一層効果的に伝達トルクの低下を抑えることができる。
図11には、本発明にかかる動力伝達用プレート、ハウジングおよび動力伝達装置と従来の動力伝達装置について、全体回転なしで相対回転が50rpmの場合と、全体回転3000rpmで相対回転が50rpmの場合におけるトルク伝達の測定結果が示されている。グラフの縦軸に示したカップリングトルクの比率とは、全体回転なしのカップリングトルク値を1とした場合、全体回転が3000rpmのときのそれぞれのカップリングトルク値の割合を示している。
グラフより明らかなように、従来例および本発明に係る実施例1、2とも動力伝達装置の全体回転無しで相対回転50rpmの場合は、カップリングトルクの比率は同じ結果となった。全体回転が3000rpmの場合は、従来例では1.07であるのに対し、実施例1では0.97となり、実施例2では0.99となった。従来例、実施例1、2ともに全体回転無しで相対回転が50rpm低速回転の場合は、ほぼ所望のカップリングトルク値を引き出すことができたが、全体回転が3000rpmの高速回転では、従来例ではカップリングトルクの比率が1.0を越えていた。一方、実施例1や実施例2では、全体回転が3000rpmの場合でも、カップリングトルクの上昇が比率の1を超えることはなかった。これは、本発明にかかる動力伝達装置の場合には、高速回転時における伝達トルクを抑えることにより、伝達トルクを均一化していることがわかる。
以上の結果から、回転数が上がって粘性流体51がアウタープレート21およびインナープレート32の外周に集まると、アウタープレート21の外周に設けられている空間22から粘性流体51が通り抜けるため、トルク伝達が過大に増加するのを防止して、均一化することができる。また、アウタープレート21およびインナープレート32に設けるスリット24、35を半径方向に対して傾けて設けることにより、粘性流体51を外周側へ導くことができ、効果的に伝達トルクの均一化を図ることができる。さらに、スリット24、35を多段で傾けることにより一層効果的に伝達トルクの均一化を図ることができる。
尚、本発明の動力伝達用プレート、ハウジングおよび動力伝達装置成は、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の形態を採りうることは云うまでもない。例えば、前述したアウタープレート21やインナープレート32に設けられているスリット24、35の幅や長さ、設置間隔等は変化可能であり、希望する伝達トルク特性に応じて自由に変化させることができる。また、スリット24、35の傾きも変化可能であり、2段のみならず、3段以上の構成とすることもできる。
本発明にかかる動力伝達装置の断面図である。 (A)は本発明にかかる動力伝達用ハウジングの軸直角方向断面図であり、(B)は軸方向断面図である。 アウタープレートとハウジングとの関係を示す断面図である。 アウタープレートの一例を示す平面図である。 アウタープレートの一例を示す平面図である。 アウタープレートの一例を示す平面図である。 アウタープレートの一例を示す平面図である。 インナープレートとハブとの関係を示す断面図である。 インナープレートの一例を示す平面図である。 インナープレートの一例を示す平面図である。 本発明にかかる動力伝達装置と従来の動力伝達装置との比較を示すグラフである。 (A)は従来の動力伝達装置で用いられているアウタープレートの平面図であり、(B)はインナープレートの平面図である。
符号の説明
10 動力伝達装置
20 ハウジング
20a 凹部
20b 凸部
21 アウタープレート(動力伝達用プレート、第1プレート)
21a 凹部
21b 凸部
22 空間
24、35 スリット
25 孔
30 ハブ
32 インナープレート(動力伝達用プレート、第2プレート)
50 作動室
51 粘性流体(流体)

Claims (11)

  1. 流体を介して動力を伝達する動力伝達用プレートであって、前記動力伝達用プレートの外周が、動力伝達装置のハウジングの内周と固定可能な凸部と、前記ハウジングの内周と固定しない凹部とにより形成されている動力伝達用プレート。
  2. 請求項1に記載した動力伝達用プレートであって、前記外周の凸部と凹部とが連続した曲線により構成されている動力伝達用プレート。
  3. 請求項1または2に記載した動力伝達用プレートであって、前記凹部の面積が前記凸部の面積よりも大きい動力伝達用プレート。
  4. 請求項1〜3のいずれ1項に記載した動力伝達用プレートであって、複数の孔が形成された動力伝達用プレート。
  5. 請求項1〜4のいずれ1項に記載した動力伝達用プレートであって、複数のスリットが形成された動力伝達用プレート。
  6. 請求項5に記載した動力伝達用プレートであって、前記複数のスリットが傾いて形成されている動力伝達用プレート。
  7. 請求項6に記載した動力伝達用プレートであって、前記複数のスリットが複数段に傾いて形成されている動力伝達用プレート。
  8. 流体を介して動力を伝達する動力伝達用プレートであって、前記動力伝達用プレートの内周が動力伝達装置のハブと固定可能、且つ、複数のスリットが傾いて形成されている動力伝達用プレート。
  9. 請求項8に記載した動力伝達用プレートであって、前記複数のスリットが複数段に傾いて形成されている動力伝達用プレート。
  10. 流体を介して動力を伝達する動力伝達用ハウジングであって、ハウジングの内周には、動力伝達装置のプレートと固定可能な凹部と、前記プレートと固定しない凸部とが形成されている動力伝達用ハウジング。
  11. 相対回転可能、且つ、交互に配置された第1プレートと第2プレートと、ハウジングとハブとにより形成され、且つ、内部に流体が封入された作動室とを備えた動力伝達装置であって、前記ハウジングの内周には凸部と凹部が形成され、前記第1プレートの外周には凸部と凹部が形成され、前記ハウジングの凹部と前記第1プレートの凸部が固定しているとともに、前記ハウジングの凸部と前記第1プレートの凹部が固定しないで空間を形成している動力伝達装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102006043599B4 (de) * 2005-09-21 2016-10-13 Smc K.K. Elektrischer Zylinder

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