JP5321986B2 - カップリングアセンブリ - Google Patents

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Description

本発明は、クラッチおよび/またはブレーキに採用される新しい且つ改良されたカップリングアセンブリに関する。
特許文献1には、ブレーキに利用される周知のカップリングアセンブリが開示されている。この周知のカップリングアセンブリは、冷却流体(水)の流れを利用して、ロータとハウジングとの間の相対回転を遅延させるためにロータに結合する銅摩擦板を冷却する。特許文献2および特許文献3には、他の周知のカップリングアセンブリが開示されている。
これら周知のカップリングアセンブリの使用中、非結合状態から結合状態へのカップリングアセンブリの作動時に熱が発生する。それは、カップリングアセンブリの部品から冷却流体(水)へ熱を伝達させるために、カップリングアセンブリの部品を冷却流体の流れに接触させることを示唆している。これら周知のカップリングアセンブリの部品が冷却流体の流れに接触されているにもかかわらず、カップリングアセンブリの部品における熱は上昇する傾向にある。非常に過酷な作動状態下では、カップリングアセンブリの部品におけるホットスポットで熱の上昇が過度になる傾向がある。
米国特許第4,262,789号 米国特許第3,530,965号 米国特許第5,577,581号
本発明は、カップリングアセンブリの部品からの熱の伝達を促進するための冷却流体の改善された流れを有する新しい且つ改良されたカップリングアセンブリを提供する。カップリングアセンブリの部品から冷却流体の流れへの伝達性熱伝達は、冷却流体を流す溝に沿って間隔があけられた領域での冷却流体の速度の増加により促進される。カップリングアセンブリの結合下では、回転ディスクの半径方向内側部分よりも、ディスクの半径方向外側でより多くの熱が発生する傾向にある。この熱を取り除くには、回転ディスクの半径方向外側部分に近接する冷却流体の流量を、回転ディスクの半径方向内側部分に近接する冷却流体の流量よりも大きくすればよい。
カップリングアセンブリは、ハウジングによって少なくとも部分的に囲まれた回転ディスクを含むことができる。ハウジングは、ハウジングとディスクとの間の相対回転を遅延させるために回転ディスク上で側面領域と結合する力伝達面を備えるプレート部を有していてもよい。また、ハウジングは、力伝達面の反対のプレート部の側面によって少なくとも部分的に画定される冷却流体溝を有することができる。
熱伝達を向上させるとともにホットスポットの発生を最小限にするために、冷却流体溝を通過する冷却流体の流れの通路内に、多数の突起を設けることができる。冷却流体溝内へ突出するリブを有することにより、冷却流体の流れに乱流を引き起こすことができる。
冷却流体溝への流体導入口は、冷却流体溝の半径方向外側部分に流体連結により接続される比較的大きい断面領域を有することができる。導入口は、冷却流体溝の半径方向内側部分に流体連結により接続された比較的小さい断面領域を有することができる。
本発明に係るカップリングアセンブリは、ここで開示されるとともに有利に利用するすることが可能な様々な特徴を有する。しかしながら、これら特徴は、従来技術と切り離してあるいは様々な特徴を組み合わせて利用することができる。例えば、冷却流体溝の半径方向内側および半径方向外側部分のサイズが異なる冷却流体導入口は、冷却流体溝内に突起を設けずに利用することができる。他に、突起はリブを含んでも含まなくてもよい。
ここで開示されるカップリングアセンブリがブレーキに利用されたとしても、カップリングアセンブリがクラッチに利用されることは、理解されるべきである。カップリングアセンブリは、クラッチおよびブレーキアセンブリの組み合わせとすることができるように熟慮されている。
本発明に関連して構成されたカップリングアセンブリの正面斜視図である。 図1の線分2−2における拡大された断面視であって、さらにカップリングアセンブリの構造を図解するものである。 図2の線分3−3における絵図の一部を切り取って示す図であって、カップリングアセンブリのハウジングのもう一方の部分に対する摩耗プレートの相対関係を図解するものである。 図3の線分4−4における断面視であって、図1および図2のカップリングアセンブリのハウジングの部分に対する冷却流体導入口および冷却流体排出口の相対関係を図解するものである。 図4の線分5−5における平面視であって、図1および図2のカップリングアセンブリのハウジング内に形成された冷却流体溝の一側面の構造を図解するものである。 図5の一部の拡大された断片的な絵図である。 図5の線分7−7における拡大された断片的な断面視であって、さらに冷却流体溝内へ延びる突起の構造を図解するものである。 図7の突起の1つの概略的な絵図である。
カップリングアセンブリ10(図1および図2)は、回転入力メンバ12と固定メンバ14(図2)との間の力の伝達に利用される。本発明の図解された実施形態において、カップリングアセンブリ10はブレーキに使用されて、回転に対して入力メンバを保持するために、カップリングアセンブリ10によって固定メンバ14と入力メンバ12との間で力が伝達される。カップリングアセンブリ10がクラッチに利用される場合、メンバ14は、入力メンバ12からカップリングアセンブリ10を介してメンバ14へ伝達される力の作用により回転するであろう。カップリングアセンブリ10をブレーキおよびクラッチアセンブリの組合せとすることができることは、理解されるべきである。
カップリングアセンブリ10(図2)は、入力メンバ12が接続される回転環状ディスク18を含む。本発明の図解された実施形態において、入力メンバ12は、回転入力軸(図示省略)に接続される歯車である。歯車12の外周上に円形に配列された歯は、ディスク18の半径方向内側部分20に形成された対応する歯に噛み合わされている。環状の摩擦パッドあるいはメンバ24および26は、ディスクおよび入力メンバ12に対して同軸上に位置するディスク18の軸方向反対側に設けられる。
ディスク18は、ハウジングアセンブリ32によって少なくとも部分的に囲われるている。ハウジングアセンブリ32は、メンバ14に固定的に接続されている。前述したように、カップリングアセンブリ10がブレーキに利用される場合、メンバ14は固定である。しかしながら、カップリングアセンブリ10がクラッチに利用される場合、ハウジングアセンブリ32およびメンバ14は回転可能である。
ハウジングアセンブリ32は、カバーあるいはシリンダ38、可動圧力プレート40(図2−図6)、および取付フランジあるいは固定圧力プレート42(図2)を含む。環状ピストン46(図2)は、カバーあるいはシリンダ38内に形成された環状チャンバ48内に設けられる。カバーあるいはシリンダ38および取付フランジ42は、軸方向あるいは回転方向への相対移動ができないように、固定的に相互接続されている。しかしながら、圧力プレート40は、ピストン46から圧力プレート40へ伝達される力の作用下で、軸方向へ延びる支持ポスト52に沿って移動可能である。
チャンバ48が例えばエア等の適当な流体で加圧されている場合、ピストン46は、圧力プレート40をディスク18の左側(図2における左側)に配列された摩擦パッド24に当接させてしっかりと加圧する。この力は、ディスク18を入力メンバ12上の歯に沿って軸方向へ移動させて、右(図2における右)摩擦パッド26を取付フランジあるいは圧力プレート42に当接させて加圧する。取付フランジあるいは圧力プレート42が固定メンバ14に固定的に接続されると、これは、ディスク18が圧力プレート40と取付フランジあるいは圧力プレート42との間でしっかりと噛み合い、ハウジングアセンブリ32に対するディスクの回転を遅延させることになる。
環状の回転圧力プレート40は、ベース56(図3および図4)およびプレート部60を含む。環状のプレート部60は、環状のベース56に対して固定的に接続されるとともに同軸上に位置する。プレート部60は、ベース56と協同して環状の冷却流体溝64を形成する。
環状の冷却流体溝64は、圧力プレート40のベース56内に形成された導入口68(図2、図3および図4)を有する。導入口68を通過する流体流れは、ベース56内の導入路70(図4)に沿って送られる。導入路70は、冷却流体溝64(図2および図3)に流体連結により接続されている。本発明の図解された実施形態において、冷却流体溝64内に送られる冷却流体は水である。しかしながら、望ましければ、異なる冷却流体を使用することができる。
流体は、環状の冷却流体溝64から、排出路76(図2および図4)を通って、冷却流体溝64に流体連結により接続される排出口74(図4)へ送られる。流体は、冷却流体溝64から排出路76および排出口74を通って流れる。排出路76は、導入路70に対して正反対に配置される。
カップリングアセンブリ10が非結合状態(図2)にある時、入力メンバ12およびディスク18は、入力メンバに接続された駆動軸(図示省略)により回転駆動される。この時、摩擦パッド24は、圧力プレート40の摩耗プレート部60から間隔をあけて配置されている。同様に、摩擦パッド26は、固定取付フランジあるいは圧力プレート42から間隔をあけて配置される。
カップリングアセンブリ10が非結合状態から結合状態へ作動される場合、ピストン64(図2)は、圧力プレート40を回転ディスク18へ向けて軸方向へ移動させる。これは、回転ディスク18上の摩擦パッド24と圧力プレート40の摩耗プレート部60との滑り結合をもたらす。摩擦パッド24と圧力プレート40の摩耗プレート部60との結合は、摩擦パッドが摩耗プレート部の表面に沿って滑る時に熱の発生をもたらす。この熱は、摩耗プレート部60を介して冷却流体溝64内の冷却流体(水)に伝達される。
摩耗プレート部60は、多くの異なる材料で形成することができるが、本発明の図解された実施形態においては、摩耗プレート部60は、銅あるいは銅合金により形成される。摩耗プレート部60の銅材料は、熱を環状の冷却流体溝64内の冷却流体へ効果的に伝達する。冷却流体溝64内の冷却流体へ伝達される熱は、冷却流体(水)の流れ中のカップリングアセンブリ10から排出口74へ伝達される。これは、摩耗プレート部60およびカップリングアセンブリ10の他の部品の過熱を防止する。
冷却流体溝64は、摩耗プレート部60から冷却流体溝内の冷却流体の流れへの熱伝達を促進するように構成されている。冷却流体溝64内の流体への熱伝達は、環状の冷却流体溝64の深さ、すなわち、軸方向長さを減少させることにより促進される。冷却流体溝内の流体の流れの容積率は一定を維持しているので、冷却流体溝の深さの減少は、熱伝達率を増大させるために冷却流体の速度を増加させる。加えて、熱伝達の向上は、冷却流体溝64の半径方向外側部分における冷却流体の流量を冷却流体溝の半径方向内側部分よりも大きくすることにより促進される。
冷却流体溝64の深さの減少により熱伝達の向上を促進することに加えて、熱伝達は、増加された乱流の領域を有することにより向上される。乱流の増加は、プレート部60の内側に沿った冷却流体移動と圧力プレート40のベース56の内側に沿った冷却流体移動との混合を促進する。冷却流体溝64の断面領域は減少されるが、冷却流体溝内の冷却流体の流れの容積率は減少されない。もちろん、これは、冷却流体溝64内の流体流れに速度の増加をもたらす。
冷却流体溝64は、圧力プレート40のプレート部60の環形状に対応する環形状を有する。冷却流体は、導入口68(図2、図3、図4、図5および図6)から排出口74(図2および図4)へ反対方向、すなわち、時計回り方向および反時計回り方向へ流れる。冷却流体溝は、導入路70(図4)から冷却流体溝64(図5)内への冷却流体流れの直後で、一方向の流体流れと反対方向の流体流れとに分割される。
冷却流体溝64は、軸方向へ突出する環状の壁部あるいはリブ86により、環状の半径方向外側冷却流体溝セクション82(図5−図7)と環状の半径方向内側冷却流体溝セクション84とに分割される。半径方向外側および半径方向内側溝セクション82および84は、同じ半径方向への広がりを有する。したがって、環状の壁部あるいはリブ86の半径方向外側面90(図7)から半径方向外側溝セクション82の半径方向内方へ向けられた環状の側面92までの距離は、壁セクションあるいはリブ86の環状の半径方向内側面94から冷却流体溝64の半径方向外方へ向けられた環状の側面96までの距離に等しい。
環状の壁セクションあるいはリブ86は、圧力プレート40の摩耗プレート部60(図3)および圧力プレートのベース56と協同して、半径方向外側および半径方向内側の冷却流体溝セクション82および84(図5)を画定する。平面、すなわち、摩耗プレート部60の軸方向内側の主側面は、流体流れが壁セクションあるいはリブ86を横切るのを阻止するため、軸方向へ突出する壁セクションあるいはリブ86に結合する。
半径方向外側の溝セクション82(図7)は、環状の底面100を有する。底面100は、環状の壁部あるいはリブ86の外側面90からベース56の内方へ向けられた側面92まで広がる。同様に、半径方向内側の溝セクション84は、ベース56上に形成された環状の底面102を有する。環状の底面102は、環状の壁セクションあるいはリブ86の半径方向内側面94からベース56の半径方向外方へ向けられた側面96まで広がる。
半径方向外側の溝セクション82上の底面100は、摩耗プレート60の内方へ向けられた平坦な主側面からの距離が、半径方向内側の溝セクション84上の底面102と同じ距離だけあけられている。半径方向外側の溝セクション82上の底面100は、半径方向内側の溝セクション84上の底面102に対して同一平面上に配列されている。これにより、半径方向外側および内側の溝セクション82および84は、全体的に同一の一定深さを有する。しかしながら、一方の溝セクション82あるいは84は、望むのであれば、他方の溝セクションよりも深くすることができる。
図1−図7中に図解された本発明の実施形態において、半径方向外側および半径方向内側の溝セクション82および84は、約1000分の190インチの深さを有する。冷却流体溝内の流体の同一な体積流量を維持すると同時に冷却流体溝64の深さを減少させることにより、冷却流体溝64内の流体の流速が増加される。半径方向外側および半径方向内側の溝セクション82および84が前述の特定深さに対して異なる深さを有することは理解されるべきである。例えば、半径方向外側溝セクション82の深さを、半径方向内側溝セクション84の深さに対して異なる深さとすることができる。選択的に、半径方向外側および半径方向内側の溝セクション82および84は、ここに示す予め設定された特定深さに対して異なる同一の深さを有することができる。
複数個の突起110は、半径方向外側溝セクション82の底面100から軸方向上方あるいは外方(図7に示されるように)へ延びる。同様に、複数個の突起112は、半径方向内側溝セクション84の底面102から軸方向上方あるいは外方(図7に示されるように)へ延びる。突起110および112は、同一の全体構造を有する。しかしながら、環状の半径方向外側溝セクション82および半径方向内側溝セクション84の同軸の中心軸線に沿って測定された長さは、半径方向の外方の方向へ増加される(図6参照)。
突起110および112は、半径方向外側および半径方向内側の溝セクション82および84の長さに沿った複数のグループに分けられる。このように、半径方向外側の溝セクション82内の突起のグループ118が散在する突起のグループ116(図7)が存在する。同様に、半径方向内側の溝セクション84内の突起のグループ124が散在する突起のグループ122が存在する。半径方向外側の溝セクション82内の突起のグループ116は、半径方向外側の溝セクション内の突起のグループ118から半径方向へオフセットされている。同様に、半径方向内側の溝セクション84内の突起のグループ122は、半径方向内側の溝セクション内の突起のグループ124から半径方向へオフセットされている。
突起の各グループ116,118,122および124には同数の突起110あるいは112が存在するが、突起の異なるグループには、異なる数の突起を設けることができる。例えば、突起のグループ116に設けられる突起110の数をグループ118よりも多くすることができる。同様に、突起のグループ122に設けられる突起112の数をグループ124よりも多くすることができる。
相互から半径方向へオフセットされた突起のグループ116,118,122および124(図7)内に突起を有することにより、半径方向外側および内側の溝セクション82および84を通過する流体流れはいくらか迂回し、これにより、流体の流れの乱流、ならびに、プレート部60(図3および図4)から半径方向外側および内側の溝セクション82および84内の冷却流体流れへの熱伝達が促進される。もちろん、望むのであれば、突起のグループ116内の突起は、グループ118内の突起に対して半径方向へ一列に配列することができる。同様に、突起のグループ122内の突起は、グループ124内の突起に対して半径方向へ一列に配列することができる。
突起110および112は、半径方向外側および内側の溝セクション82および84の円形の縦の中心軸線に沿って延びるそれら突起の縦の中心軸線を有する延長された形状を具備する。突起110および112は、一列に配列された縦の中心軸線を有する。しかしながら、突起110および112は、弓形に配列された縦の中心軸線を有する。望むのであれば、突起110および112の縦の中心軸線は、環状の壁セクションあるいはリブ86の曲率中心と一致する曲率中心を有する弓形形状に配列することができる。
突起110および112は、軸方向へテーパーが付けられた反対端部を有する。突起110(図8)は、概して中心軸線に対して直交する胴体セクションを有する。突起110は、胴体セクション130の反対端で軸方向へテーパーが付けられた端部132および134を有する。胴体セクション130は、突起110の周囲に広がる弓状に面取りされた側面領域136により半径方向外側の溝セクション82の底面100に接続される。
突起110は、半径方向外側の溝セクション82の底面100に対して平行に広がる平坦な上側面138を有する。突起110の平坦な上(図7に見られるように)側面138は、壁セクションあるいはリブ86の平坦な環状の上(図8に見られるように)側面140に対して同一平面上に配置されている。突起112は、突起110と同一形状を有する。突起112は、壁セクションあるいはリブ86の平坦な上(図7に見られるように)側面140に対して同一平面上に配置される平坦な上側面144を有する。
カップリングアセンブリ10(図2)が非結合状態である場合、摩耗プレート部60の平坦な内側面は、ちょうど接触するか、または、突起110における平坦な上側面138、壁セクションあるいはリブ86における平坦な上側面140、および突起112(図7)における平坦な上側面144から、非常に僅かに間隔があけられている。カップリングアセンブリ10が結合状態にある場合、摩耗プレート部60(図3)の平坦な内側面は、突起110における平坦な上側面138、壁セクションあるいはリブ86における平坦な上側面140、および突起112(図7)における平坦な上側面144に接触結合するように構成される。これにより、カップリングアセンブリ10が結合状態である場合、摩耗プレート部60は、壁セクションあるいはリブ86を有する摩耗プレート部の平坦な内側面、突起110、および突起112の結合によって支持される。これは、カップリングアセンブリ10が結合状態へ作動される時に、摩擦パッド24(図2)を有する摩耗プレート部60の外あるいは上(図3および図4に見られるように)側面の一様な滑り結合を促進する。
半径方向外側の溝セクション82に沿った冷却流体の流れの間、突起110は、冷却流体流れに利用される領域を減少させる。これにより、冷却流体流れは、突起110の周囲で加速する。突起110の端部132および134(図8)は、突起110の端部132および134の両方の周囲で円滑な冷却流体流れを促進するようにテーパーが付けられている。この円滑な流体流れを促進することにより、流体流れにおける相対的に停滞した領域は、突起110の両端部132および134に対する近接が最小限にされる。
停滞領域が半径方向外側の溝セクション82(図7)内の流体流れ中に確立される場合、ホットスポットは、停滞領域に近接する摩耗プレート部60の部分内に発生する。したがって、突起110が平滑断端部132および134を有する場合、図解されたテーパーが付けられた端部よりもむしろ、停滞領域に向けて、流体流れ中、特に、突起の下流側端部に近接する部分に発生する傾向がある。突起110の端部132および134にテーパーを付けることにより、これらの相対的な停滞領域は、結果として生じる摩耗プレート部60内のホットスポットの最小化を最小限にする。
図1−図8に図解された本発明の実施形態において、突起110および112(図7)は、圧力プレート40のベース56と一体に形成される。摩耗プレート部60(図3)の内側面は、突起110および112の方へ向けられるとともに突起と独立した平坦な平面を有する。しかしながら、望むのであれば、突起を摩耗プレート部60の内側面に設けることができる。摩耗プレート部60の内側面上の突起は、圧力プレート40のベース56上に散在させることができる。選択的に、圧力プレート40のベース56上の突起110および112ならびに摩耗プレート部60の内側面に設けられた突起だけを省略することができる。
突起110および112がベース56上あるいは摩耗プレート部60上に形成されていてもいなくても、突起は、ベースおよび/または摩耗プレート部60のどちらか一方あるいはその両方に一体に形成することができる。しかしながら、望むのであれば、突起は、ベース56および/または摩耗プレート部60から分離させて形成してベースおよび/または摩耗プレート部に取付けることができる。
図1−図8に図解された本発明の実施形態において、突起110および112の全ては、同一の通常の外形を有する。突起110および112は、相互に長さが異なるだけである。それは、環状の半径方向外側および内側の溝セクション82および84の中心軸線に沿った突起の広がりである。望むのであれば、突起110および112は、同じ長さを有することができる。突起110および112は、相互に異なるとともに図解された外形と異なる外形を有することができるように構成されている。例えば、突起110および/または112は、半径方向外側および半径方向内側の溝セクション82および84の底面100および/または102に対して平行な平面における断面形状を涙滴形とすることができる。いくつかの突起110がある外形を有して他の突起110が異なる外形を有することができるように構成することができる。もちろん、いくつかの突起112がある外形を有して他の突起112が異なる外形を有していてもよい。
突起110および112に加えて、複数個のリブ150(図7)が冷却流体溝64内へ突出する。このように、リブ150は、冷却流体溝64の半径方向内方へ向いた外側面92(図7)とリブ86における壁セクション上の半径方向外方へ向いた内側面90との間を延びる突起である。加えて、リブ150は、壁セクションあるいはリブ86の半径方向内方へ向いた側面94と冷却流体溝64の半径方向外方へ向いた側面96との間を延びる。リブ150は環状の冷却流体溝64の半径に沿って延びるが、望むのであれば、リブ150は、冷却流体溝64の半径に対して斜め方向に延びるように構成することができる。
リブ150の高さは、冷却流体溝64を半径方向外側の溝セクション82と半径方向内側の溝セクション84とに分画する壁セクションあるいはリブ86の高さよりも低い。壁セクションあるいはリブ86は、半径方向外側および半径方向内側の溝セクション82および84間の流体流れを阻止するため、摩耗プレート部60により結合されて摩耗プレート部と協同する。しかしながら、リブ150は摩耗プレート部60から間隔があけられている、すなわち、リブ150の上(図7に見られるように)側面は摩耗プレート60の下側あるいは内側の側面から間隔が空けられている。
半径方向外側の溝セクション82内のリブ150(第1リブ及び第2リブ)は半径方向内側の溝セクション84内のリブ150(第3リブ及び第4リブ)とともに半径方向へ直線状に配列されているが、一方の溝セクション内のリブは、他方の溝セクション内のリブに対してオフセットさせることができる。望むのであれば、リブ150は、複数個の突起110および/または112が、冷却流体溝64の曲率中心から実質的に同一半径の距離で、隣接するリブ間(第1リブ及び第2リブ間および/または第3及び第4リブ間)に位置されるように十分な距離でオフセットさせることができる。
半径方向外側および半径方向内側の溝セクション82および84に沿った冷却流体の流れの間、冷却流体は、摩耗プレート部60の内側の側面とリブ150の上側の側面との間の限られた空間内をリブ150を越えて流れる。リブ150は、冷却流体の速度を増加させるとともに冷却流体に乱流を引き起こす。リブ150によって冷却流体の流れに引き起こされる乱流は、冷却流体が摩耗プレート部60の内側の側面に衝突する原因となる。乱流は、リブの領域内の流体の混入を促進する。
加えて、リブ150は、リブ150における冷却流体溝64の断面領域を減少させる。このように、リブ150における冷却流体流れ領域は、リブ150の上(図7に見られるように)側面と摩耗プレート部60の内側の主側面との間の領域に変わる。冷却流体流れに利用可能な領域の減少により、冷却流体の速度は、リブ150を横切って流れる時に増加される。冷却流体流れの速度の増加は、隣接するリブ150間の流体流れにおける乱流をさらに促進する。
突起110および112との組み合わせでリブ150を使用することは有利であると見られているが、突起110および112を伴ってまたは伴わずにリブ150を使用することができることは、理解されるべきである。選択的に、突起110および112は、リブ150を伴ってまたは伴わずに使用することができる。それはむしろ、冷却流体溝64と半径方向内側および半径方向外側の溝セクション82および84を分割するために壁セクションあるいはリブ86を使用するが、壁セクションあるいはリブ86は省略することができる。
カップリングアセンブリ10が図1の非結合状態から結合状態へ作動される場合、圧力プレート40の摩耗プレート部60は、ディスク18上の回転摩擦パッド24に押し付けられる。ディスク18の半径方向外側部分は、ディスクの半径方向内側部分よりも高い速度で回転する。その結果、カップリングアセンブリ10が非結合状態から結合状態へ作動されると、隣接した摩耗プレート部60の半径方向外側部分に発生する熱は、隣接した摩耗プレート部の半径方向内側部分に発生する熱よりも多くなる。
カップリングの結合状態への作動の間に最も多量の熱が発生する、摩耗プレート部60の半径方向外側部分の冷却を促進するために、導入口68(図4)は、半径方向外側の溝セクション82(図5−図7)へ、半径方向内側の溝セクション84へよりも冷却流体のより大きい流量を効果的に割り当てる。半径方向外側の溝セクション82内により大きい流体流量を提供するために、導入路70の円筒形の半径方向外側の初期部160(第1円筒部、図4)は、導入路70の円筒形の半径方向内側の第2部162(第2円筒部)よりも大きい直径を有する。
導入路70の相対的に直径が大きい初期部160は、複数個の接続路166(図4)によって半径方向外側の溝セクション82に流体連結により接続されている。同様に、導入路の相対的に直径が小さい第2部162は、複数個の接続路168によって半径方向内側の溝セクション84に流体連結により接続されている。冷却流体の流れは、導入口68で導入路70(図4)に入る。流体導入路70の初期部160から半径方向外側の溝セクション82へ比較的多量の冷却流体が送られる。比較的小さい流体導入路70の第2部162から半径方向内側の溝セクション84へより少量の冷却流体が送られる。
導入路70の円筒形の初期部160は、導入路の円筒形の第2部162に対して同軸関係に配列されている。しかしながら、導入路70の第2部162の中心軸線は、導入路の初期部160の中心軸線からオフセットさせることができる。望むのであれば、導入路70の初期部160は、半径方向外側の溝セクション82への一流体流れ経路を有して、第2に、半径方向内側の溝セクション84への流体流れ経路を分離するように、導入路の第2部162の一側面に向けて設けることができる。
半径方向外側の溝セクション82は、接続路166(図4および図6)から排出路76まで反対方向へ延びる。このように、半径方向外側の溝セクション82は、導入路70から排出路74まで時計回り方向および反時計回り方向の両方向へ延びる。同様に、半径方向内側の溝セクション84は、導入路70から排出路76まで反対方向へ延びる。このように、半径方向内側の溝セクション84は、導入口68から排出口64(図4)まで時計回り方向および反時計回り方向の両方向(図3に見られるように)へ延びる。流体流れは、半径方向外側溝セクション82において、半径方向外側の溝セクションの時計回り方向および反時計回り方向の流れセクション間で等しく分割される。同様に、流体流れは、半径方向内側溝セクション84において、半径方向内側の溝セクションの時計回り方向および反時計回り方向の流れセクション間で等しく分割される。
排出路76(図4)は、導入路70と同一構造を有する。このように、円筒形の排出路76は、半径方向内側あるいは入口部176よりも大きい直径を有する半径方向外側あるいは出口部174を具備する。半径方向内側の溝セクション84における流体流れは、接続路180を通して入口部176へ送られる。同様に、流体は、接続路182を通して半径方向外側の溝セクション82から排出路76の出口部174へ送られる。
排出路76の円筒形の出口部174は、排出路の円筒形の入口部176に対して同軸関係に配列されている。しかしながら、排出路76の入口部176の中心軸線は、排出路の出口部174の中心軸線からオフセットさせもよい。望むのであれば、排出路76の入口部176は、半径方向内側の溝セクション894からの一流体流れ経路と、半径方向外側の溝セクション82からの第2の独立した流体流れ経路を有するように、排出路の出口部174の一側面に向けることができる。
半径方向内側の溝セクション84よりも半径方向外側の溝セクション82へより大きい流体流量を提供する導入および排出口70および76は、冷却流体溝64の構造とは異なる構造を有する冷却流体溝に関連して利用することができる。このように、導入および排出口70および76は、突起110および112および/またはリブ150を持たない半径方向外側および半径方向内側の溝セクション82および84に関連して利用することができる。
カップリングアセンブリ10が図2の非結合状態である場合、ディスク18上の摩擦パッド24および26は、軸方向へ移動可能な圧力プレート40および固定的に取り付けられたフランジあるいは圧力プレート42から僅かに間隔があけられている。これは、ディスク18を固定部材14およびハウジングアセンブリ32に対して回転自在とする。
カップリング10が非結合状態から結合状態へ作動されると、ディスク18を圧力プレート40と取付フランジあるいは圧力プレート42との間で強固に把持するために、ピストン46が圧力プレート40を取付フランジあるいは圧力プレート42に向けて軸方向へ移動する。
取付フランジあるいは圧力プレート42は、圧力プレート40の構造に対して同様の構造を有する。取付フランジあるいは圧力プレート42の部品は圧力プレート40の部品と同じであるので、同様の数字は同様の部品を示すために利用され、混乱を避けるため、取付フランジあるいは圧力プレート42に関連する符号の末尾にはaを付与することにする。
取付フランジあるいは圧力プレート42は、ベース56aおよび摩耗プレート部60aを含む。摩耗プレート部60aおよびベース56aは、強固に相互連結されるとともに図3−図7の冷却流体溝64と同一構造を有する冷却流体溝を協同して画定する。取付フランジあるいは圧力プレート42における冷却流体溝は、図5−図7の壁セクションあるいはリブ86に対応する環状の壁セクションあるいはリブにより、図2−図7の冷却流体溝セクション82および84に対応する半径方向内側および半径方向外側の冷却流体溝セクションに分けられる。図5−図7の突起110および112に対応する突起は、冷却流体溝セクション内に設けられる。加えて、図5−図7のリブ150に対応するリブは、取付フランジあるいは圧力プレート42における冷却流体溝セクション内に設けられる。
取付フランジあるいは圧力プレート42は、冷却流体導入口68aおよび冷却流体排出口74aを有する。図4の通路70および76に対応する導入および排出路は、取付フランジあるいは圧力プレート42における冷却流体導入口68aおよび冷却流体排出口74aに関連して設けられる。
先の記述を考慮すると、本発明が、カップリングアセンブリの部品からの熱の伝達を促進するために冷却流体の改善された流れを有する新しい且つ改良されたカップリングアセンブリ10を提供することは、明白である。カップリングアセンブリ10の部品から冷却流体の流れへの対流伝達熱は、冷却流体が流れる溝64に沿って間隔をあけた領域で冷却流体の速度を増加させることにより促進される。カップリングアセンブリ10の結合時には、ディスクの半径方向内側部分よりも回転ディスク18の半径方向外側部分でより多くの熱が発生する傾向がある。この熱を取り除くために、回転ディスク18の半径方向外側部分に近接する冷却流体の流量は、回転ディスクの半径方向内側部分に近接する冷却流体の流量よりも大きい。
カップリングアセンブリ10は、ハウジング32によって少なくとも部分的に囲まれる回転可能なディスク18を含む。ハウジング32は、ハウジングとディスクとの間の相対回転を遅延させるために、回転可能なディスク18の側面領域に結合可能な力伝達面を有するプレート部60を備える。ハウジング32はまた、力伝達面の反対のプレート部60の側面によって少なくとも部分的に画定される冷却流体溝64を有する。
熱伝達を向上させるとともにホットスポットの発生を最小限にするため、複数個の突起110および112は、冷却流体溝64を通る冷却流体の流れの経路内に広がる。乱流は、冷却流体溝64内へ突出するリブ150を有することにより冷却流体の流れ中に発生させることができる。
冷却流体溝64への流体導入口68は、冷却流体溝の半径方向外側部分82に流体連結により接続される相対的に大きい断面領域部分160を有していてもよい。導入口68は、冷却流体溝64の半径方向内側部分84に流体連結により接続された相対的に小さい断面領域部分162を有することができる。
本発明に関連して構成されたカップリングアセンブリ10は、ここで説明されたように、有利に相互利用することが可能な多くの特徴を有する。しかしながら、これらの特徴は、切り離してあるいは従来技術から様々な特徴を組み合わせて利用することができる。例えば、冷却流体溝64の半径方向外側および半径方向内側部分82および84のサイズが異なる冷却流体導入口68は、冷却流体溝内に突起110および112なしに利用することができる。もうひとつの例では、突起は、リブ150を含めても含めなくてもよい。
ここで説明されたカップリングアセンブリ10はブレーキとして利用されるが、カップリングアセンブリはクラッチとして利用することができることは、理解されるべきである。カップリングアセンブリがクラッチおよびブレーキアセンブリの組み合わせとすることができることも考えられる。

Claims (4)

  1. 力の伝達に使用するカップリングアセンブリであって、前記カップリングアセンブリは、回転可能なディスクおよび前記回転可能なディスクを少なくとも部分的に囲うハウジングを含み、前記ハウジングは、前記ハウジングと前記ディスクとの間の相対回転を遅延させるために前記回転可能なディスクの円形の側面領域結合可能な円形の力伝達面を有するプレート部、円形状を有するとともに前記力伝達面と反対の前記プレート部の側面によって少なくとも部分的に画定される冷却流体溝、冷却流体が前記冷却流体溝内へ送られる導入口、冷却流体が前記冷却流体溝から送られる排出口、および円形状を有するとともに前記冷却流体溝の半径方向内側部分から前記冷却流体溝の半径方向外側部分を分割する壁部を有し、前記壁部は、前記力伝達面と反対の前記プレート部の側面に結合され、第1及び第2リブは、前記壁部から前記冷却流体溝の前記半径方向外側部分を横切って延び、第3及び第4リブは、前記壁部から前記冷却流体溝の前記半径方向内側部分を横切って延び、前記リブは、各々、冷却流体が前記第1及び第2リブを横切って前記冷却流体溝の前記半径方向外側部分に沿って流れるとともに、冷却流体が前記第3及び第4リブを横切って前記冷却流体溝の前記半径方向内側部分に沿って流れるように、前記力伝達面と反対の前記プレート部の側面から間隔があけられ、第1の複数個の突起は、前記第1及び第2リブとの間に前記第1及び第2リブから間隔をあけて配置されるとともに、第2の複数個の突起は、前記第3及び第4リブとの間に前記第3リブ及び第4リブから間隔をあけて配置され、前記第1及び第2の複数個の突起は、前記力伝達面と反対の前記プレート部の側面に結合され、前記第1の複数個の突起は、前記壁部の半径方向外側に配置される配列で配置され、前記第1の複数個の突起は、各々、前記壁部から異なる半径方向距離で配置され、前記第2の複数個の突起は、各々、前記壁部の半径方向内側に配置される配列で配置され、前記第2の複数個の突起は、各々、前記壁部から異なる半径方向距離で配置される、ことを特徴とするカップリングアセンブリ。
  2. 前記第1の複数個の突起の第1突起は、前記第1突起の縦の中心軸線に沿う第1長さを有し、前記第1長さは、前記第1及び第2リブ間の距離よりも短く、前記第2の複数個の突起の第2突起は、前記第2突起の縦の中心軸線に沿う第2長さを有し、前記第2長さは、前記第3及び第4リブ間の距離よりも短く、前記第1長さは、前記第2長さよりも大きい、ことを特徴とする請求項1に記載のカップリングアセンブリ。
  3. 冷却流体が前記冷却流体溝内へ送られる前記導入口は、前記冷却流体溝の前記半径方向外側部分に流体連通接続される第1円筒部と前記冷却流体溝の前記半径方向内側部分に流体連通接続される第2円筒部とを有する導入通路を含み、前記導入通路の前記第1円筒部は第1直径を有し、前記導入通路の前記第2円筒部は第2直径を有し、前記第1直径は前記第2直径よりも大きく、前記導入通路は、前記導入通路の前記第1円筒部から前記導入通路の前記第2円筒部へ冷却流体の流れを導く、ことを特徴とする請求項に記載のカップリングアセンブリ。
  4. 前記複数個の突起のうち少なくともいくつかの前記突起は、テーパーが付けられた反対端部を有する、ことを特徴とする請求項1に記載のカップリングアセンブリ。
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