JP2005059854A - 収容容器 - Google Patents

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JP2005059854A JP2003207323A JP2003207323A JP2005059854A JP 2005059854 A JP2005059854 A JP 2005059854A JP 2003207323 A JP2003207323 A JP 2003207323A JP 2003207323 A JP2003207323 A JP 2003207323A JP 2005059854 A JP2005059854 A JP 2005059854A
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fluid
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Mitsuo Nagata
光雄 永田
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Abstract

【課題】ブロー成形により箱状に形成されたプラスチック製の収容容器を小さく折り畳んだり、このように折り畳んだ状態の収容容器を元の箱状に戻すことが短時間で簡単に行えるようにする。
【解決手段】ブロー成形により形成された流体を収容させるプラスチック製の収容容器において、その容器本体10を中空の略立方体状に形成すると共に、容器本体の少なくとも対向する2つの面に、それぞれ対角線に沿って内方に突出した折り曲げ用凹状16を対称になるように設け、また容器本体の上面部11に流体の注入及び取出しを行う口部16を設けると共に、その側壁15を構成する4つの面15a〜15dに、それぞれ対角線に沿って内方に突出した折り曲げ用凹状を各面において同じ状態になるように設けた。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、液体や粉体等の流体を収容させるブロー成形により形成されたプラスチック製の収容容器に係り、中空の略立方体状に形成された収容容器を、空の状態において折り畳んで小さくしたり、またこのように折り畳んで小さくした収容容器を元の略立方体状に復帰させることが簡単に行えるようにした点に特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、液体や粉体等の流体を輸送したり、保管したりするのに、液体や粉体等の流体をプラスチック製の収容容器内に収容させるようにしていた。
【0003】
ここで、このような収容容器としては、一般にブロー成形により、図1(A),(B)に示すように、中空の箱状になったプラスチック製の容器本体1を形成し、この容器本体1の上面部1aにおいて一段低くなった角部1bに流体の注入及び取出しを行う口部2を設け、この口部2に密封用のキャップ3を取り付けるようにすると共に、液体や粉体等の流体を収容させた収容容器を持ち運ぶための取手4を設けるようにしていた。
【0004】
そして、このような収容容器を用いて液体や粉体等の流体を輸送したり、保管したりするにあたっては、容器本体1を箱状にした状態で、上記の口部2から液体や粉体等の流体をこの容器本体1内に充填させ、その後、上記の口部2にキャップ3を取り付けて、密封させるようにしている。
【0005】
そして、このように流体を充填させた収容容器を剛性のあるダンボールやプラスチック等で構成された収容容器(図示せず)内に収容させて、流体を輸送したり保管したりするようにしている。
【0006】
一方、収容容器内に流体を充填させない状態では、この収容容器が嵩張らないようにするため、容器本体1内の空気を抜いて、容器本体1を小さく折り畳むようにし、またこの容器本体1内に流体を充填させる場合には、このように折り畳んだ容器本体1を引っ張って元の箱状に戻すようにしていた。
【0007】
しかし、上記のようにブロー成形により形成されたプラスチック製の収容容器はある程度の強度があるため、その容器本体1内の空気を抜いて、容器本体1を小さく折り畳むことは面倒で時間がかかると共に、一定した状態にうまく折り畳むことも困難であり、さらにこのように折り畳んだ容器本体1を引っ張って元の箱状に戻すことも面倒で時間がかかるという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、液体や粉体等の流体を収容させるブロー成形により形成されたプラスチック製の収容容器における上記のような問題を解決することを課題とするものであり、収容容器内に流体を充填させない状態において、この収容容器を小さく折り畳んで嵩張らないようにしたり、またこのように小さく折り畳んだ収容容器を元の箱状に戻すことが短時間で簡単に行えるようにすることを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明においては、上記のような課題を解決するため、ブロー成形により形成された流体を収容させるプラスチック製の収容容器において、容器本体を中空の略立方体状に形成すると共に、この容器本体の少なくとも対向する2つの面に、それぞれ対角線に沿って内方に突出した折り曲げ用凹状を対称になるように設けたのである。
【0010】
そして、この発明における収容容器のように、中空の略立方体状に形成された容器本体の少なくとも対向する2つの面に、それぞれ対角線に沿って内方に突出した折り曲げ用凹状を対称になるように設けると、この対向する2つの面に設けられた上記の各折り曲げ用凹状によりそれぞれの面が対角線に沿って内側に折り曲げられるようになり、これに伴って、この対向する2つ面の間における対向する2つの面も、折り曲げ用凹状が設けられた対向する2つの面と同様に、対角線に沿って内側に折り曲げられるようになり、折り曲げられていない残りの対向する2つの面が90度回転した状態で重なり合うようになり、略立方体状になった収容容器が簡単に折り畳まれるようになる。
【0011】
また、このように折り畳まれた収容容器において、上記のように重なった2つの面を引き離すように引っ張ると、この2つの面が相対的に徐々に回転しながら引き離されると共に、上記のように対角線に沿って内側に折り曲げられた各面が引っ張られて立ち上がり、元の略立方体状に簡単に復帰するようになる。
【0012】
また、上記の収容容器において、上記の中空の略立方体状に形成された容器本体の上面部に流体の注入及び取出しを行う口部を設けると共に、その側壁を構成する4つの面に、それぞれ対角線に沿って内方に突出した折り曲げ用凹状を各面において同じ状態になるように設けると、口部が設けられた容器本体の上面部を底面部側に押し付けるだけで、側壁を構成する4つの面に設けられた上記の各折り曲げ用凹状によりそれぞれの面が対角線に沿って内側に簡単に折り曲げられると共に、これに伴って上記の上面部が徐々に回転しながら押し下げられ、この上面部が90度回転した状態で対向する底面部の上に重なるようになり、略立方体状になった収容容器が簡単に折り畳まれるようになる。
【0013】
また、このように折り畳まれた収容容器において、上記のように重なった上面部と底面部とを引き離すように引っ張ると、上面部と底面部とが相対的に徐々に回転しながら引き離されると共に、上記のように各折り曲げ用凹状により対角線に沿って折り曲げられた側壁の各面が引っ張られて立ち上がり、元の略立方体状に簡単に復帰するようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施形態に係る収容容器を添付図面に基づいて具体的に説明する。なお、この発明に係る収容容器は下記の実施形態に示したものに限定されず、発明の要旨を変更しない範囲において、適宜変更して実施できるものである。
【0015】
この実施形態における収容容器においては、ブロー成形により、図2及び図3に示すように、中空の略立方体状になったプラスチック製の容器本体10を形成する。ここで、上記のプラスチックとしては、一般にポリエチレンが使用され、容器本体10の厚みは約0.2〜0.5mm程度になるようにしている。
【0016】
そして、この容器本体10の上面部11において一段低くなった角部11aに流体の注入及び取出しを行う口部12を設け、この口部12に密封用のキャップ13を取り付けるようにすると共に、この上面部11に液体や粉体等の流体を収容させた収容容器を持ち運ぶための取手14を設けている。
【0017】
また、この実施形態における収容容器においては、上記のようにブロー成形によりプラスチック製の容器本体10を中空の略立方体状に形成すると共に、図2〜図4に示すように、この容器本体10の側壁15となる4つの面15a,15b,15c,15dにおいて、それぞれ対角線に沿って内方に突出した折り曲げ用凹状16を各面15a〜15dにおいて同じ状態、すなわち同じ対角線の方向になるように設けている。
【0018】
そして、この実施形態における収容容器を用いて液体や粉体等の流体を輸送したり、保管したりするにあたっては、従来の収容容器の場合と同様に、上記の容器本体10を略立方体状にした状態で、上記の口部12から液体や粉体等の流体をこの容器本体10内に充填させ、その後、上記の口部12にキャップ13を取り付けて、密封させるようにする。
【0019】
そして、このように流体を充填させた収容容器を剛性のあるダンボールやプラスチック等で構成された収容容器(図示せず)内に収容させて、流体を輸送したり保管したりする。
【0020】
一方、この収容容器内に流体を充填させない場合において、この収容容器を小さく折り畳んで嵩張らないようにするにあたっては、容器本体10の口部12からキャップ13を取り外した状態で、この容器本体10の上面部11を上から底面部17側に押し付けるようにする。
【0021】
このように容器本体10の上面部11を底面部17側に押し付けると、側壁15となる4つの面15a〜15dに設けられた上記の各折り曲げ用凹状16によって、各面15a〜15dがそれぞれ対角線に沿って内側に簡単に折り曲げられるようになる。
【0022】
そして、このように側壁15を構成する4つの面15a〜15dがそれぞれ対角線に沿って折り曲げられるようになり、これに伴って上記の上面部11が徐々に回転しながら押し下げられると共に、この容器本体10内における空気が上記の口部12から排出され、図5に示すように、この容器本体10の上面部11が90度回転した状態で対向する底面部17の上に重なり、略立方体状になった収容容器が簡単に折り畳まれるようになる。
【0023】
また、このように折り畳まれた収容容器において、上記のように重なった上面部11と底面部17とを引き離すように引っ張ると、上面部11と底面部17とが相対的に徐々に回転しながら引き離されると共に、上記のように各折り曲げ用凹状16により対角線に沿って折り曲げられた側壁15の各面15a〜15dが引っ張られて立ち上がり、上記の口部12を通して空気が容器本体10内に吸引されて、容器本体10が元の略立方体状に簡単に復帰するようになる。
【0024】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明における収容容器においては、ブロー成形によりプラスチック製の容器本体を中空の略立方体状に形成すると共に、この容器本体の少なくとも対向する2つの面に、それぞれ対角線に沿って内方に突出した折り曲げ用凹状を対称になるように設けたため、この対向する2つの面に設けられた各折り曲げ用凹状によりそれぞれの面が対角線に沿って内側に簡単に折り曲げられるようになり、この収容容器を簡単に折り畳むことができるようになると共に、このように折り畳んだ収容容器を元の略立方体状に復帰させることも簡単に行えるようになった。
【0025】
特に、上記の容器本体の上面部に流体の注入及び取出しを行う口部が設けると共に、その側壁を構成する4つの面に、それぞれ対角線に沿って内方に突出した折り曲げ用凹状を各面において同じ状態になるように設けた場合には、口部が設けられた容器本体の上面部を底面部側に押し付けるだけで、側壁を構成する4つの面が各折り曲げ用凹状によりそれぞれ対角線に沿って内側に簡単に折り曲げられ、収容容器をさらに簡単に折り畳むことができるようになると共に、このように折り畳んだ収容容器を元の略立方体状に復帰させることもより簡単に行えるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の収容容器を示した概略側面図及び概略平面図である。
【図2】この発明の一実施形態に係る収容容器を示した概略側面図である。
【図3】同実施形態に係る収容容器を示した概略斜視図である。
【図4】同実施形態に係る収容容器の展開図である。
【図5】同実施形態に係る収容容器を折り畳んだ状態を示した概略側面図である。
【符号の説明】
10 容器本体
11 上面部
12 口部
13 キャップ
14 取手
15 側壁
15a,15b,15c,15d 側壁の各面
16 折り曲げ用凹状
17 底面部

Claims (2)

  1. ブロー成形により形成された流体を収容させるプラスチック製の収容容器において、容器本体が中空の略立方体状に形成されると共に、この容器本体の少なくとも対向する2つの面に、それぞれ対角線に沿って内方に突出した折り曲げ用凹状が対称になるように設けられてなることを特徴とする収容容器。
  2. 請求項1に記載の収容容器において、上記の容器本体の上面部に流体の注入及び取出しを行う口部が設けられると共に、その側壁を構成する4つの面に、それぞれ対角線に沿って内方に突出した折り曲げ用凹状が各面において同じ状態で設けられてなることを特徴とする収容容器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2006216070B1 (en) * 2006-09-15 2008-02-14 Ascent Building Solutions Pty Ltd Liquid Storage Tank and Method for Manufacturing Liquid Storage Tank

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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