JP2005058405A - 凝固切開処置具 - Google Patents

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Abstract

【課題】生体組織が的確に把持されているどうか容易に判断することが可能な凝固切開処置具を提供する。
【解決手段】開閉して生体組織を把持する把持部8と、この把持部8を開閉させる操作部と、把持部8に設けられ、把持された生体組織に凝固切開処置を行う処置部とを有する凝固切開処置具。この凝固切開処置具の把持部8の先端部の少なくとも一箇所に、先端部の視認を容易にする明示手段24a,24bを設けた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、生体組織を把持して把持された生体組織に凝固切開処置を行う外科手術用の凝固切開処置具に関する。
従来、生体組織を把持して把持された生体組織に凝固切開処置を行う外科手術用の凝固切開処置具が使用されている。この凝固切開処置具は、生体組織に外科手術を行う作用部を有する。この作用部は、例えば、生体組織を把持する一対のジョーを有する。この一対のジョーには、超音波振動や高周波電流を利用して、あるいは、発熱する発熱体を使用して、一対のジョーに把持された生体組織に凝固切開処置を行う処置部が配設されている。
特許文献1には、このような凝固切開処置具としての外科手術器具が開示されている。この外科手術器具は、体腔内に挿入される細長い挿入部を有する。この挿入部の先端部には、作用部としての術具部が配設されている。この術具部の基端部には、発光する光照射部が配設されている。
手術操作を行う際には、外科手術器具の挿入部を体腔内に挿入する。そして、光照射部を作動させて術具部やその前方を照らし、体腔鏡下、術具部によって生体組織に処置を行う。光照射部による光の照射により、体腔内の奥行き、術具部の体腔内における位置、術野の位置、術具部から術野までの距離、又は、術具部の進行方向等を容易に把握できる。
ところで、凝固切開処置具では、凝固切開処置を的確に行う前提として、凝固切開処置の目標となる生体組織を一対のジョーによって的確に把持する必要がある。ここで、一対のジョーによって生体組織を把持した際に、両方のジョーが目標生体組織を横断して、これらジョーの先端部が目標生体組織の奥に配置されていれば、生体組織がー対のジョーによって的確に把持されていると判断できる。
特開平7−351号公報
しかしながら、特許文献1の外科手術器具では、術具部の基部部に光照射部が配設されているため、一対のジョーによって目標生体組織を把持した場合、生体組織の奥にあるジョーの先端部を照光することができない。このため、特許文献1の外科手術器具では、ジョーの先端部を視認することが困難である。従って、この外科手術器具は、一対のジョーが目標生体組織を的確に把持しているかどうかを判断するという目的に対しては、十分な機能を有していない。
本発明は、上記課題に着目してなされたもので、その目的とするところは、生体組織が的確に把持されているどうか容易に判断することが可能な凝固切開処置具を提供することである。
請求項1の発明は、開閉して生体組織を把持する把持部と、
前記把持部を開閉させる操作部と、
前記把持部に設けられ、把持された生体組織に凝固切開処置を行う処置部とを具備する凝固切開処置具において、
前記把持部の先端部の少なくとも一箇所に、前記先端部の視認を容易にする明示手段を設けたことを特徴とする凝固切開処置具である。
そして、本請求項1の発明では、生体組織を把持する把持部の先端部の少なくとも一箇所に明示手段を設けて、把持部の先端部を容易に視認できるようにしたものである。
請求項2の発明は、前記明示手段は、発光する発光手段であることを特徴とする請求項1の凝固切開処置具である。
そして、本請求項2の発明では、明示手段として発光する発光手段を設けたものである。
本発明では、生体組織が的確に把持されているどうか容易に判断することが可能となっている。
以下、本発明の第1実施形態を図1及び2を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態の凝固切開処置具2の概略構成を示す。この凝固切開処置具2は、バイポーラ高周波処置鉗子として形成されている。凝固切開処置具2は、患者の体腔内に挿入される細長い挿入部4を有する。この挿入部4は円筒状のシース6を有する。
挿入部4の先端部には、生体組織を把持して把持された生体組織に処置を行う把持部8が配設されている。この把持部8は、互いに開閉する第1及び第2のジョー10,12を有する。この第1及び第2のジョー10,12は、以下のように挿入部4に接続されている。
図2に示されるように、挿入部4のシース6の先端部には、挿入部4の軸方向に突出する突出部16が挿入部4の径方向に対向する位置に夫々配設されている。これら突出部16の先端部と、第1のジョー10の基端部と、第2のジョー12の基端部とは、挿入部4の直径方向に延びている第1の枢支軸18によって枢支されている。
第1のジョー10の基端部には、延長部20が配設されている。この延長部20は、第1のジョー10側から第2のジョー12側へと挿入部4の中心軸を横切って斜め後方に延びている。また、延長部20の先端部は、挿入部4に挿通されているロッド22(図1参照)の先端部にリンク板21を介して接続されている。第2のジョー12も同様にしてロッド22の先端部に接続されている。このようにしてリンク機構14が形成されている。
また、第1及び第2のジョー10,12には、第1及び第2のジョー10,12に把持された生体組織に高周波電流を流すための図示しない電極が夫々配設されている。これら電極には、図示しない第1及び第2のケーブルの先端部が夫々接続されている。これらケーブルは、第1及び第2のジョー10,12内で基端部へと延設され、把持部8の基端部で一体的に纏められている。これをケーブル40(図1参照)と称する。このケーブル40は、挿入部4へと導入されている。
さらに、第1及び第2のジョー10,12の先端部には、発光する発光部(発光手段)24a,24bが配設されている。これら発光部24a,24bには、図示しない集光レンズが配設されている。これら集光レンズには、第1及び第2の光ファイバー26a,26bの先端部が夫々接続されている。これら第1及び第2の光ファイバー26a,26bは、第1及び第2のジョー10,12内で先端部から基端部へと延設され、把持部8の基端部で一体的に纏められている。これを光ファイバー26と称する。この光ファイバー26は、挿入部4へと導入されている。
再び図1を参照すると、挿入部4の基端部には、把持部8を操作する操作部28が配設されている。操作部28の先端部には、挿入部4のシース6を保持している回転ノブ30が挿入部4の軸回り方向に回転可能に配設されている。この回転ノブ30を回転させることによりシース6が軸回り方向に回転される構成となっている。
操作部28は、挿入部4の軸方向に突出している第1のハンドル32を有する。この第1のハンドル32の基端部に、第2のハンドル34の基端部が第2の枢支軸36を介して枢支されている。第2のハンドル34は第1のハンドル32に並設され、第1のハンドル32に対して開閉自在となっている。第1及び第2のハンドル32,34の末端部には、操作者が指を入れて操作する指掛けリング38a,38bが配設されている。
第1のジョー10の延長部20に先端部が接続されている上述したロッド22は、挿入部4内で先端部から後端部へと挿通され、さらに操作部28内に導入されている。このロッド22の後端部は第2のハンドル34の基端に接続されている。ロッド22は、挿入部4及び操作部28内で進退自在に配置されている。
また、第1及び第2のジョー10,12に高周波電流を伝送するための上述したケーブル40は、挿入部4及び操作部28内を挿通され、操作部28の後端部から延出されている。このケーブル40の末端部は、出力装置42の電源部44に接続されている。この電源部44には、電源部44の出力を操作するフットスイッチ46が接続されている。
さらに、発光部24a,24bに光を導光するための上述した光ファイバー26は、挿入部4及び操作部28内を挿通され、操作部28の後端部から延出されている。この光ファイバー26の末端部は、出力装置42の光源部48に接続されている。この光源部48には、光源部48の出力を操作する図示しないスイッチが配設されている。
次に、上記構成の第1実施形態の凝固切開処置具2の作用について説明する。手術操作を行う際には、第1及び第2のハンドル32,34を操作して挿入部4を体腔内に挿入する。そして、出力装置42の光源部48のスイッチを操作して光源部48を作動させる。光源部48で発光された光は、光ファイバー26内を導光され集光レンズに達する。このようにして、発光部24a,24bが発光される。
この状態で、第1及び第2のハンドル32,34を操作して把持部8を術野に配置する。そして、第1及び第2のハンドル32,34を開く。すると、ロッド22の後端部は第2のハンドル34の基端と共に先端側へと移動される。この際、第1のジョー10の延長部20の先端部はロッド22の先端部と共に前方に移動され、延長部20は第1の枢支軸18を中心として前方へと回動される。このとき、第1のジョー10は、第1の枢支軸18を中心として第2のジョー12から離間する方向に回動する。第2のジョー12も同様に回動して、第1及び第2のジョー10,12が開かれる。
この後、第1及び第2のジョー10,12の間に凝固切開処置の目標となる生体組織を配置する。そして、第1及び第2のハンドル32,34を閉操作する。この結果、上述した開操作と逆の作用により第1及び第2のジョー10,12が閉じられ、目標生体組織が把持される。
第1及び第2のジョー10,12によって目標生体組織を把持した後、発光している発光部24a,24bの位置を視認することにより、第1及び第2のジョー10,12が目標生体組織を横断し、第1及び第2のジョー10,12の先端部が目標生体組織の奥側に配置されているかどうか判断する。このようにして、第1及び第2のジョー10,12により目標生体組織が的確に把持されているかどうか判断する。
ここで、第1及び第2のジョー10,12により目標生体組織が的確に把持されていなければ、把持作動をやり直す。
第1及び第2のジョー10,12により目標生体組織が的確に把持されていることを確認した後、フットスイッチ46を操作して電源部44を作動する。そして、ケーブル40、第1及び第2のケーブル並びに第1及び第2のジョー10,12の電極を介して、第1及び第2のジョー10,12によって把持された目標生体組織に高周波電流を流す。このようにして、目標生体組織に凝固切開処置を行う。
そこで、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。第1及び第2のジョー10,12の先端部に発光する発光部24a,24bが配設されており、発光部24a,24bを発光させた状態で第1及び第2のジョー10,12によって凝固切開処置の目標となる生体組織を把持する。このため、第1及び第2のジョー10,12が目標生体組織を横断し、第1及び第2のジョー10,12の先端部が生体組織の奥側に配置されているかどうか、即ち、第1及び第2のジョー10,12によって目標生体組織が的確に把持されているかどうか容易に判断することが可能となっている。従って、目標生体組織に的確に凝固切開処置を行うことが可能となっており、また、術者の判断に費やす負担が軽減され、手術時間を短縮することが可能となっている。
図3に本発明の第2実施形態の凝固切開処置具52の先端部を示す。この凝固切開処置具52は、超音波振動を利用して凝固切開処置を行う超音波凝固切開処置具として形成されている。凝固切開処置具52は、第1実施形態と同様な挿入部4及びシース6を有する。
挿入部4の先端部には、生体組織を把持して把持された生体組織に処置を行う把持部54が配設されている。この把持部54は、挿入部4の先端部から挿入部4の軸方向に沿って前方に突出する棒状のプローブ56を有する。このプローブ56の先端部に超音波振動が伝達される構成となっている。
また、把持部54はプローブ56に並設されているジョー58を有する。このジョー58は、挿入部4の先端部に枢支軸59を介して枢支されている。ジョー58の後端部には、ジョー58をプローブ56に対して開閉作動させる図示しないロッドの先端部が接続されている。
ジョー58の先端部には、発光する発光部60が配設されている。この発光部60には、発光LEDが配設されている。また、発光LEDには集光手段が配設されている。発光LEDには、発光LEDに電力を供給するための第1のケーブル62の先端部が接続されている。この第1のケーブル62はジョー58内を先端部から基端部へと延設されている。
図示しないが、挿入部4の基端部には、第1実施形態と同様な操作部28が配設されている。ジョー58の後端部に先端部が接続されているロッドは、挿入部4内を先端部から後端部へと挿通されて操作部28に導入され、操作部28内で第2のハンドル34の基端に接続されている。
発光LEDに電力を供給するための第1のケーブル62は、挿入部4内を先端部から後端部へと延設されて操作部28に導入され、操作部28の後端部から延出されている。この第1のケーブル62の末端部は、出力装置の第1の電源部に接続されている。この第1の電源部には、第1の電源部を操作するためのスイッチが配設されている。
プローブ56は挿入部4を先端部から後端部へと挿通されて操作部28に導入されている。プローブ56の基端部は、操作部28内に配設されている超音波振動子に接続されている。超音波振動子で発生された超音波振動は、プローブ56を基端部から先端部へと伝達される。
超音波振動子に電力を供給するための第2のケーブルの先端部が、超音波振動子に接続されている。この第2のケーブルは、操作部28の後端部から延出され、出力装置の第2の電源部に接続されている。この第2の電源部には、第2の電源部を操作するためのフットスイッチが接続されている。
次に、上記構成の第2実施形態の凝固切開処置具52の作用について説明する。この凝固切開処置具52の作用は、第1実施形態の凝固切開処置具2の作用と基本的に同様である。スイッチを操作して第1の電源部を作動させ、発光部60を発光させる。この状態で、ジョー58とプローブ56とによって凝固切開処置の目標となる生体組織を把持する。
この後、第1実施形態と同様に、ジョー58とプローブ56とにより目標生体組織が的確に把持されているかどうか判断する。ここで、ジョー58とプローブ56とにより目標生体組織が的確に把持されていなければ、把持作動をやり直す。
ジョー58とプローブ56とにより目標生体組織が的確に把持されていることを確認した後、フットスイッチを操作して第2の電源部を作動する。そして、ジョー58とプローブ56とにより把持された目標生体組織に、プローブ56の先端部に伝達された超音波振動を利用して凝固切開処置を行う。
本実施形態では、ジョー58の先端部に発光する発光部60が配設されており、発光部60を発光させた状態でジョー58とプローブ56とによって凝固切開処置の目標となる生体組織を把持する。従って、本実施形態は第1実施形態と同様の効果を奏する。
図4に本発明の第3実施形態の凝固切開処置具72の先端部を示す。この凝固切開処置具72は、発熱体を利用して凝固切開処置を行う凝固切開熱処置具として形成されている。凝固切開処置具72は、第1実施形態と同様な挿入部4及びシース6を有する。
挿入部4の先端部には、生体組織を把持して把持された生体組織に処置を行う把持部74が配設されている。この把持部74は、互いに開閉する第1及び第2のジョー76,78を有する。これら第1及び第2のジョー76,78は、枢支軸80を介して互いに枢支されている。第1及び第2のジョー76,78の後端部には、第1及び第2のジョー76,78を開閉作動させる図示しないロッドの先端部が接続されている。
第1のジョー76の先端部には、発光する発光部82が配設されている。この発光部82には、面発光体が配設されている。このような面発光体として、例えば面発光半導体レーザーが使用される。この面発光体には、面発光体に電力を供給するための第1のケーブル84の先端部が接続されている。この第1のケーブル84は、第1のジョー76内を先端部から基端部へと延設されている。
第1のジョー76の内面(生体組織と接触する側の面)には、加熱される発熱板86が配設されている。この発熱板86は、ほぼ板状であり、第1のジョー76の長手方向に延設され、第2のジョー78に向かって突出している。発熱板86には、図示しない発熱する発熱体が配設されている。発熱体は、モリブデン薄膜抵抗加熱素子等であり、発熱体には、発熱体に電力を供給する第2のケーブル88の先端部が接続されている。また、第2のジョー78の内面の両縁には、生体組織の滑り止めとして機能する鋸歯状の滑り止め90が配設されている。
図示しないが、挿入部4の基端部には、第1実施形態と同様な操作部28が配設されている。第2のジョー78の後端部に接続されているロッドは、挿入部4を先端部から後端部へと挿通されて操作部28に導入され、操作部28内で第2のハンドル34の基端に接続されている。
面発光体に電力を供給するための第1のケーブル84及び発熱体に電力を供給するための第2のケーブル88は、挿入部4を先端部から後端部へと挿通されて操作部28に導入され、操作部28の後端部から延出されている。これら第1及び第2のケーブル84,88の末端部は、夫々、出力装置の第1及び第2の電源部に接続されている。第1の電源部には、第1の電源部を操作するためのスイッチが配設され、第2の電源部には、第2の電源部を操作するためのフットスイッチが接続されている。
次に、上記構成の第3実施形態の凝固切開処置具72の作用について説明する。この凝固切開処置具72の作用は、第1実施形態の凝固切開処置具2の作用と基本的に同様である。スイッチを操作して第1の電源部を作動させ、発光部82を発光させる。この状態で、第1及び第2のジョー76,78によって凝固切開処置の目標となる生体組織を把持する。
この後、第1実施形態と同様に、第1及び第2のジョー76,78により目標生体組織が的確に把持されているかどうか判断する。ここで、第1及び第2のジョー76,78により目標生体組織が的確に把持されていなければ把持作動をやり直す。
第1及び第2のジョー76,78により目標生体組織が的確に把持されていることを確認した後、フットスイッチを操作して第2の電源部を作動する。発熱体に電力を供給して発熱体を発熱させて発熱板86を過熱する。そして、第1及び第2のジョー76,78により把持された目標生体組織に、加熱された発熱板86によって凝固切開処置を行う。
本実施形態では、第1のジョー76の先端部に発光する発光部82が配設されており、発光部82を発光させた状態で第1及び第2のジョー76,78によって凝固切開処置の目標となる生体組織を把持する。従って、本実施形態は第1実施形態と同様の効果を奏する。
また、上記した本発明の凝固切開処置具は、先端部に挟み形状の把持部を有する様々な凝固切開処置具として形成され得る。
次に、本出願の他の特徴的な技術事項を下記の通り付記する。

(付記項1) 開閉して生体組織を把持する把持部と、
前記把持部を開閉させる操作部と、
前記把持部に設けられ、把持された生体組織に凝固切開処置を行う処置部とを具備する凝固切開処置具において、
前記把持部の先端部の少なくとも一箇所に、発光する発光手段を設けたことを特徴とする凝固切開処置具。
(付記項2) 前記発光手段は、集光レンズを有し、この集光レンズには、手元端部が光源に接続される光ファイバーの先端部が接続されていることを特徴とする付記項2の凝固切開処置具。
(付記項3) 前記発光手段は、発光LEDを有することを特徴とする付記項2の凝固切開処置具。
(付記項4) 前記発光手段は、面発光体を有することを特徴とする付記項2の凝固切開処置具。
(付記項5) 生体の所望部位を凝固切開する処置具であって、処置具の作用部は開閉する複数のジョーを有し、これらのジョーの1つ若しくは複数の先端部に、その先端部を認識しやすくする為の明示手段を有する凝固切開処置具。
(付記項6) 付記項5において
上記明示手段が発光手段である凝固切開処置具。
本発明は、生体組織が的確に把持されているどうか容易に判断することが可能な、生体組織を把持して把持された生体組織に凝固切開処置を行う外科手術用の凝固切開処置具を提供する。
図1は、本発明の第1実施形態の凝固切開処置具の概略構成を示す説明図。 図2は、本発明の第1実施形態の凝固切開処置具の先端部を示す斜視図。 図3は、本発明の第2実施形態の凝固切開処置具の先端部を示す側面図。 図4は、本発明の第3実施形態の凝固切開処置具の先端部を示す斜視図。
符号の説明
8…把持部、24a,24b…発光部、28…操作部。

Claims (2)

  1. 開閉して生体組織を把持する把持部と、
    前記把持部を開閉させる操作部と、
    前記把持部に設けられ、把持された生体組織に凝固切開処置を行う処置部とを具備する凝固切開処置具において、
    前記把持部の先端部の少なくとも一箇所に、前記先端部の視認を容易にする明示手段を設けたことを特徴とする凝固切開処置具。
  2. 前記明示手段は、発光する発光手段であることを特徴とする請求項1の凝固切開処置具。
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